JP2537139Y2 - 給紙カセットケース - Google Patents

給紙カセットケース

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JP2537139Y2
JP2537139Y2 JP7993491U JP7993491U JP2537139Y2 JP 2537139 Y2 JP2537139 Y2 JP 2537139Y2 JP 7993491 U JP7993491 U JP 7993491U JP 7993491 U JP7993491 U JP 7993491U JP 2537139 Y2 JP2537139 Y2 JP 2537139Y2
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JP
Japan
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cassette case
paper
recording paper
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regulating plate
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JP7993491U
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English (en)
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JPH0523662U (ja
Inventor
浩紀 北
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カットシートタイプの
記録紙等の用紙を収容させて、ファクシミリ装置や複写
機等への給紙に適用される給紙カセットケースの改良に
関する。
【0002】
【従来技術】近時のファクシミリ装置では、従来のロー
ル記録紙に代わって、カットシートタイプの普通紙を使
用するものが出現するに至っている。このようなファク
シミリ装置では、その本体適所に記録紙を収容した給紙
カセットケースを挿脱自在に装着しており、かかる給紙
カセットケース内には、収容すべき記録紙のサイズに応
じて固定位置を移動設定する規制板が備えられ、この規
制板を適当な位置に調節することによって各サイズの記
録紙の後端及び両側端を規制する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
タイプのものは、ファクシミリ装置に給紙カセットケー
スを装着した状態では収納された記録紙を外部から目視
することが困難であり、その用紙サイズを確認するには
給紙カセットケースをファクシミリ装置から逐一引き出
す必要があり、面倒である。このために多くのファクシ
ミリ装置では、内部にセンサーを設けるなどして、ファ
クシミリ装置の本体側に図3に示すLCDディスプレイ
20や、図4に示すLED表示部20aに記録紙サイズ
を表示できるようにしている。しかしながら、かかる手
段だけでは、センサーなどが記録紙の紙埃を被って適正
に作動しなくなった場合、或いは電源を切った場合や停
電時には、記録紙サイズが分からなくなるという問題が
あった。また、記録紙サイズを表示するための札を給紙
カセットケースに取付けて、手動によって当該札を適当
なサイズの表示位置へ移動させるタイプのものも開発さ
れているが、かかるものでは記録紙を変更した場合に札
を移動させる操作を忘れたり、或いは誤った設定をして
しまう虞れがあり、確実性に難点があった。
【0004】本考案はかかる事情に鑑みて提案されたも
のであり、給紙カセットケースを取り外すことなく、ま
た電源が切れているような場合であっても何ら不都合を
生じることなく、カセットケース本体内に収容された記
録紙等の用紙のサイズを正確かつ簡易に判別し得る給紙
カセットケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに提案される本考案に係る給紙カセットケースは、カ
セットケースの本体内部に積層状態で収容された複数枚
の記録紙の後端を、移動可能な用紙規制板で規制する構
造とした給紙カセットケースにおいて、外面に記録紙の
種別文字をズラせて記した枠片を有したカセットケース
本体には、更にその枠片の外方に十分に長い大切欠窓を
形成した外片を溝部を介在させて延設するとともに、上
記用紙規制板には、上記カセットケース本体に収容され
る記録紙の種別文字を記した枠片に、その外方より重合
する小切欠窓を形成したスライド板を上記溝部に嵌入す
るように一体的に延設し、上記カセットケース本体内に
収容される記録紙のサイズに応じて、上記用紙規制板を
移動させたときには、上記カセットケースの外片の大切
欠窓より露見する上記スライド板の小切欠窓の位置を移
動させ、これによって上記小切欠窓より露見させる記録
紙の種別文字を、カセットケース本体に収容された記録
紙サイズに応じて変化させる構造にしている。
【0006】
【作用】本考案に係る給紙カセットケースによれば、給
紙カセットケース内に収容される記録紙のサイズに応じ
て、用紙規制板の固定位置を変動させると、この用紙規
制板に一体的に延設されたスライド板も移動するので、
カセットケースの外片の大切欠窓より露見するスライド
板の小切欠窓の位置が移動し、カセットケース内に収容
させた記録紙の種別文字が小切欠窓から露見し表示され
る。従って、給紙カセットケースがファクシミリ装置等
に装着されたままであっても、記録紙サイズの種別文字
は、上記大切欠窓のなかで、位置を変更する小切欠窓よ
り露見して確認できることとなる。したがって、記録紙
サイズの表示の切換えは、記録紙によって移動させる用
紙規制板の位置変更によって自動的に行われ、サイズ表
示のための特別な操作は一切不要となる。更に、このよ
うに記録紙の種別文字をズラせて記したカセットケース
本体の枠片と、用紙規制板に一体的に延設され、小切欠
窓を形成したスライド板と、大切欠窓を形成したカセッ
トケースの外片との組み合わせによってサイズを表示す
る構成であるので、電源を要せず、電気的な処理によっ
て表示する構成において生じるセンサーの汚れや停電時
等における表示不能もなくなる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本考案に係る給紙カ
セットケースの一実施例を詳述する。図1は全体斜視
図、図2は同じく分解斜視図である。図1及び図2に示
すように、本考案に係る給紙カセットケースAは、カッ
トシートタイプの普通紙からなる記録紙を収容するもの
であり、A3版、B4版、A4版、B5版の各種類のサ
イズにカットシートされて市販されている何れのサイズ
の記録紙をも収容することができ、記録紙を収容させた
後、カセットケース本体1をファクシミリ装置の側方か
ら記録紙挿入部(不図示)に差入れて装着するようにな
っている。従って、カセットケースの差し込み方向と給
紙方向とは交差している。
【0008】給紙カセットケースAは、記録紙を収容す
るカセットケース本体1と、該カセットケース本体1内
へ位置調整自在に取付けられて各種サイズの記録紙の後
端位置を規制するための用紙規制板2と、該用紙規制板
2の一端側に一体的に延設されたスライド板2cと、記
録紙の両側端を規制するための左右一組の他の用紙規制
板3、3と、カセットケース本体1内へ収容された記録
紙の前端側を上方に持ち上げるための押上板4とを備え
ている。
【0009】カセットケース本体1は、最大A3版まで
のサイズの記録紙を収容できる大きさの底板1aと四方
の枠片1b・・とを具備する上面開口の箱形状に形成さ
れ、ファクシミリ装置への挿入用ガイド1f、1fを適
宜有している。カセットケース本体1の底板1aには、
スライド板2cに連設する用紙規制板2及び左右の用紙
規制板3、3の各下面に突設された凸部2a、3b、3
bを各々嵌入させてこれら用紙規制板2、3、3を固定
させるためのスリット1c・・、1d・・が設けられて
いるが、これら各スリット1c・・、1d・・はA3〜
B5版までの各種サイズの記録紙の各々の後端並びに左
右端が位置する箇所に対応して複数箇所ずつ設けられて
いる。これによって、用紙規制板2は給紙方向に沿った
前後方向に位置調整自在であり、他方の用紙規制板3、
3の相互間の幅寸法は増減調整自在である。また、カセ
ットケース本体1の背面側の枠片1bの外面には、A3
〜B5版までの記録紙サイズの文字6が所定間隔でズラ
せて記されており、当該枠片1bの手前には、記録紙サ
イズの種別文字6が外部から目視できるように上部が大
きく切り欠かれた大切欠窓1g’を有する外片1gが溝
部1hを介在させて延設されている。
【0010】スライド板2cは用紙規制板2の後端に直
交する方向に延設されているが、用紙規制板2にはスラ
イド板2cとの近傍位置に枠片1bとの衝突を回避する
ための切欠2bが設けられ、これによってスライド板2
cが枠片1bと外片1gとの相互間の隙間内に配置され
た状態のまま用紙規制板2に伴って枠片1bに沿う方向
に移動可能となっている。スライド板2cには小切欠窓
2dが設けられているが、当該小切欠窓2dは前記複数
の記録紙サイズの種別文字6の何れか一つを露見させて
他の文字を覆い隠す大きさに設定されている。また、そ
の位置は、用紙規制板2が許容最前進位置に配置された
際に種別文字6の「B5」の表示部位に、また最後退位
置に配置された際に「A3」の表示部位に位置する如
く、用紙規制板2の配置に対応した種別文字6の部位に
配置すべく配慮されている。
【0011】押上板4は、その給紙方向後方側がケース
本体1に穿設された小孔1eにビス止め等されて揺動可
能に設けられ、またその前方側はバネ体5、5によって
上方に弾発付勢されて、記録紙の前端側を用紙規制板
3、3に設けられた給紙爪3a、3aに当接係止させる
ものである。当該押上板4には上述した複数のスリット
1d・・に対応して用紙規制板3、3の各凸部3b・・
を挿通させるためのスリット4a・・が貫通状態で複数
箇所設けられている。4bは記録紙の滑り止めパッドで
ある。
【0012】このような構造の給紙カセットケースAで
は、用紙規制板2を凸部2aとスリット1cの挿脱によ
り記録紙の長さサイズに応じた適当な箇所に位置決め固
定でき、同様に他の用紙規制板3、3も凸部3bをスリ
ット4a、1dの適当な箇所に挿脱させて、記録紙の幅
サイズに応じた適当な箇所に位置決め固定できる。従っ
て、これら各用紙規制板2、3、3の位置変更によりA
3〜B5版の何れの記録紙をも適当に位置決め収容でき
る。而して、かかる用紙規制板2に一体的に延設された
スライド板2cは、用紙規制板2の固定位置にともなっ
て用紙規制板2が給紙方向に沿って移動すれば、小切欠
窓2dもこれと同方向に同一寸法だけ移動する。したが
って、小切欠窓2dは記録紙のサイズを示す種別文字
6、すなわち「A3」「B4」「A4」「B5」のう
ち、実際にカセットケース本体1内に収容される記録紙
のサイズに対応する部位のみを自動的に露見表示させる
こととなる。切欠窓2dを介しての記録紙サイズの表示
は、給紙カセットケースAをファクシミリ装置に装着し
たままの状態でも外部から識別でき、当該給紙カセット
ケースAをわざわざ取り外す必要はない。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から理解されるように、本考
案に係る給紙カセットケースによれば、電気的に文字表
示することによって発生するセンサーの検知不良や停電
などによる不都合を生じないことは勿論のこと、用紙規
制板の位置変更によって用紙サイズの表示を自動的に切
り替えて、これを外部から容易に判別できるために、カ
セットケースの取り外しの必要性がなくなるばかりか、
用紙サイズの表示を行うための特別な手間も要らず、確
実性、正確性に優れ、サイズ表示において高い信頼性が
得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る給紙カセットケースの一実施例を
示した全体斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】給紙サイズの表示機構の従来例を示す要部正面
図である。
【図4】給紙サイズの表示機構の他の従来例を示す要部
正面図である。
【符号の説明】
A 給紙カセットケース 1 カセットケース本体 1b 枠片 1c スリット 1g 外片 1g’大切欠窓 1h 溝部 2 用紙規制板 2a 凸部 2c スライド板 2d 小切欠窓 3 用紙規制板 4 押上板 5 バネ体 6 種別文字

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットケースの本体内部に積層状態で収
    容された複数枚の記録紙の後端を、移動可能な用紙規制
    板で規制する構造とした給紙カセットケースにおいて、 外面に記録紙の種別文字をズラせて記した枠片を有した
    カセットケース本体には、更にその枠片の外方に十分に
    長い大切欠窓を形成した外片を溝部を介在させて延設す
    るとともに、 上記用紙規制板には、上記カセットケースの記録紙の種
    別文字を記した枠片に、その外方より重合する小切欠窓
    を形成したスライド板を上記溝部に嵌入するように一体
    的に延設し、 上記カセットケース本体内に収容される記録紙のサイズ
    に応じて、上記用紙規制板を移動させたときには、上記
    カセットケースの外片の大切欠窓より露見する上記スラ
    イド板の小切欠窓の位置を移動させ、これによって上記
    小切欠窓より露見させる記録紙の種別文字を、カセット
    ケース本体に収容された記録紙のサイズに応じて変化さ
    せる構造にした給紙カセットケース。
JP7993491U 1991-09-05 1991-09-05 給紙カセットケース Expired - Lifetime JP2537139Y2 (ja)

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JPH0523662U JPH0523662U (ja) 1993-03-26
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