JPH0416448A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、プリンタ装置、特に自動給紙及び手差し兼
用の給紙カセットが着脱可能に取り付けられるプリンタ
装置に関するものである。

［従来の技術］ 第９図は従来のプリンタ装置の一例を示す斜視図である
。

図において、符号（１）はプリンタ本体、（２）はプリ
ンタ本体（１）のカセット装着部（１ａ）に着脱可能に
取り付けられている給紙カセットである。

次に、第１０図は第９図の給紙カセット（２）を示す斜
視図、第１１図は第１０図の横断面図、第１２図は第１
０図の縦断面図である。

図において、（３）は自動給紙用の用紙（９ａ）を多数
枚収容するカセット本体、（４）は用紙幅方向（第１０
図矢印Ａ）に互いに間隔をおいて対向するようにカセッ
ト本体（３）内に設けられ、用紙（９ａ）の幅を規制す
る一対の幅規制板であり、この幅規制板（４）は、それ
ぞれを用紙幅方向にスライドさせることにより、その間
隔が調整可能になっており、種々の用紙サイズに対応で
きるようになっている。（５）はカセット本体（３）内
に設けられ用紙（９ａ）を載せる紙受板、（６）は基端
部が幅規制板（４）にそれぞれ回転自在に取り付けられ
ており、先端部が用紙（９ａ）の挿入側端部両側を軽く
押さえる一対の爪片である。

（７）はカセット本体（３）上に設けられ手差し用の用
紙（９ｂ）を載せる手差台であり、この手差台（７）に
は、それぞれ用紙幅方向に延びる第１及び第２のガイド
孔（７ａ）　、（７ｂ）が設けられている。（８）はそ
れぞれ手差台（７）上にガイド孔（７ａ）　、（７ｂ）
に沿って摺動可能に設けられ互いに対向する一対のガイ
ドであり、このガイド（８）は、幅規制板（４）と同じ
間隔にセットされ、手差し用の用紙（９ｂ）を案内する
。

上記のように構成された従来のプリンタ装置においては
、カセット本体（３）内に収容された用紙（９ａ）が上
から順にプリンタ本体（１）に自動給紙される。一方、
自動給紙に適さない硬い用紙などの用紙（９ｂ）は、手
差台（７）上の一対のガイド（８）の間に載せ、先端部
をプリンタ本体（１）に手差しで挿入する。これにより
、用紙（９ｂ）は、その先端部からプリンタ本体（１）
内に給紙される。

また、手、差し用の用紙（９ｂ）のサイズと自動給紙用
の用紙（９ａ）のサイズとが異なると、手差し用の用紙
（９ｂ）が爪片（６）に係合されないことなどにより、
スムーズに給紙されなくなり、紙詰まりの原因になる。

このため、上記のプリンタ装置では、各用紙（９ａ　）
　、　（９ｂ　）のサイズを同じにする必要がある。

［発明が解決しようとする課Ｈ］ 上記のように構成された従来のプリンタ装置においては
、幅規制板（４）の間隔とガイド（８）の間隔とを別々
に調整するようになっているため、ガイド（８）の間隔
を誤って幅規制板（４）の間隔と違う寸法にセットして
しまい、自動給紙用の用紙（９ａ）と異なるサイズの手
差し用の用紙（９ｂ）を手差し給紙してしまうことがあ
り、これにより手差し用の用紙（９ｂ）がスｌ＼−ズに
給紙されず、紙ジヤムを起こすことがあるという問題点
があった。

第１及び第２の発明は、上記のような問題点を解決する
ことを課題としてなされたものであり、自動給紙用の用
紙の幅規制板の間隔と、手差し用の用紙のガイドの間隔
とを常に同じにすることができ、これにより安定した手
差し給紙を行うことができ、紙ジヤムの発生を防止する
ことができるプリンタ装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 第１の発明に係るプリンタ装置は、幅規制板の上端部を
手差台上に突出させることにより、幅規制板に手差し用
の用紙のガイドを兼ねさせたものである。

第２の発明に係るプリンタ装置は、幅規制板の上端部を
手差台上に突出させることにより、幅規制板に手差し用
の用紙のガイドを兼ねさせるとともに、手差台に対して
所定の間隔をおいて対向する突出部をプリンタ本体に設
けたものである。

［作用］ 第１の発明においては、幅規制板に手差し用の用紙のガ
イドを兼ねさせることにより、自動給紙用の用紙の幅規
制板の間隔と、手差し用の用紙のガイドの間隔とを常に
同じにする。

第２の発明においては、幅規制板に手差し用の用紙のガ
イドを兼ねさせることにより、自動給紙用の用紙の幅規
制板の間隔と、手差し用の用紙のガイドの間隔とを常に
同じにするとともに、プリンタ本体に突出部を設けるこ
とにより、手差台と突出部とに、手差し用の用紙の上下
方向への案内をさせる。

［実施例コ 以下、第１の発明をその一実施例を示す図に基づいて説
明する。

第１図は第１の発明の一実施例によるプリンタ装置を示
す斜視図である。

図において、符号（１１）はプリンタ本体（１）の装着
部（１ａ）に着脱可能に取り付けられている給紙カセッ
トである。

第２図は第１図の給紙カセット（１１）を示す斜視図、
第３図は第２図の横断面図、第４図は第２図の縦断面図
、第５図は第２図の平面図であり、第１０図ないし第１
２図と同−又は相当部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。

図において、符号（１２）はカセット本体（３）の上部
に設けられ、手差し用の用紙（９ｂ）が載せられる手差
し台であり、この手差し台（１２）には、長方形状の孔
（１２ａ）が２カ所に設けられている。

（１３）は用紙幅方向に互いに間隔をおいて対向するよ
うにカセット本体（３）内に設けられ、自動給紙用の用
紙（９ａ）を幅方向に規制する一対の幅規制板であり、
この幅規制板（１３）は、図中矢印のように互いの間隔
を調整できるようになっており、種々の用紙サイズに対
応できるようになっている。また、この一対の幅規制板
（１３）は、従来の幅規制板（４）より上方へ延長され
ており、その延長された上端部が、孔（１２ａ）から手
差台（１２）を貫通して手差台（１２）上に突出してお
り、手差し用の用紙（９ｂ）のガイドを兼ねている。

上Ｊ己のように構成されたプリンタ装置においては、自
動給紙用の用紙（９ａ）のサイズに応じて一対の幅規制
板（１３）の間隔が調整される。一方、この幅規制板（
１３）は、上端部が手差し用の用紙（９ｂ）のガイドと
なっているため、自動給紙用の用紙（９ａ）の幅規制板
（１３）の間隔と、手差し用の用紙（９ｂ）のガイドの
間隔とは常に同じになる。

従って、自動給紙用の用紙（９ａ）とサイズの異なる用
紙（９ｂ）を給紙するようなことはなく、これにより安
定した手差し給紙を行うことができ、紙ジヤムの発生は
防止される。

また、従来例のものに比べ、部品点数を削減できるので
、コストを低下させることができる。なお、給紙の動作
は、従来例と同様である。

次に、第２の発明をその一実施例を示す図に基づいて説
明する。

第６図は第２の発明の一実施例によるプリンタ装置を示
す斜視図、第７図は第６図の要部を示す横断面図、第８
図は第６図の要部を示す縦断面図であり、第１図ないし
第５図と同−又は相当部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。

図において、符号（２１）は装着部（１ａ）の手差台（
１２）に対向する面に設けられている突出部であり、こ
の突出部（２１）は、用紙送り方向（第８図左右方向）
に延びる平行な２本の直線状になっているとともに、手
差台（１２）の幅規制板（１３）の間の部分に対して所
定の間隔をおいて対向している。

上記のようなプリンタ装置では、第１の発明の実施例と
同様に、幅規制板（１３）に手差し用の用紙（９ｂ）の
ガイドを兼ねさせることにより、自動給紙用の用紙（９
ａ）の幅規制板（１３）の間隔と、手差し用の用紙（９
ｂ〉のガイドの間隔とを常に同じにすることができ、こ
れにより安定した手差し給紙を行うことができ、紙ジヤ
ムの発生を防止することができる。

また、プリンタ本体（１）に突出部（２１）を設けたの
で、手差し用の用紙（９ｂ）は、幅規制板（１３）の上
端部により左右方向に対して案内され、手差台（１２）
と突出部（２１）とにより上下方向に対して案内される
ことになる。このため、さらにスムーズに手差し給紙が
行われ、紙ジヤムの発生もより確実に防止される。

なお、上記実施例の突出部（２１）の幅、長さ。

及び個数などは特に限定されるものではない。また、突
出部（２１）はプリンタ本体（１）に取り付けても、ま
た一体成形してもよい。

また、上記各実施例では両方の幅規制板（１３）をスラ
イドさせて互いの間隔を調整するものを示したが、一方
のみをスライドさせるものであってもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、第１の発明のプリンタ装置は、輻
・規制板の上端部を手差台上に突出させ、幅規制板に手
差し用の用紙のガイドを兼ねさせたので、自動給紙用の
用紙の幅規制板の間隔と、手差し用の用紙のガイドの間
隔とを常に同じにすることができ、これにより安定した
手差し給紙を行うことができ、紙ジヤムの発生を防止す
ることができるという効果を奏する。また、部品点数を
削減でき、コストを低下させることができるという効果
も得られる。

また、第２の発明のプリンタ装置は、幅規制板の上端部
を手差台上に突出させ、幅規制板に手差し用の用紙のガ
イドを兼ねさせるとともに、プリンタ本体の給紙カセッ
トの装着時に手差台に対向する面に、手差台に向けて突
出している突出部を設けたので、手差台と突出部とによ
り、手差し用の用紙が上下方向に対して案内されること
になり、第１の発明の効果に加えて、さらにスムーズに
手差し給紙を行うことができ、紙ジヤムの発生もより確
実に防止することができるなどの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の発明の一実施例を示す斜視図、第２図は
第１図の給紙カセットを示す斜視図、第３図は第２図の
横断面図、第４図は第２図の縦断面図、第５図は第２図
の平面図、第６図は第２の発明の一実施例を示す斜視図
、第７図は第６図の要部を示す横断面図、第８図は第６
図の縦断面図、第９図は従来例を示す斜視図、第１０図
は第９図の給紙カセットを示す斜視図５第１１図は第１
０図の横断面図、第１２図は第１０図の縦断面図である
。 図において、（１）はプリンタ本体、（３）はカセット
本体、（９ａ）は自動給紙用の用紙、（９ｂ）は手差し
用の用紙、（’１１）は給紙カセット、（１２）は手差
台、（１３）は幅規制板、（２１）は突出部である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 Ｗ−）１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動給紙用の用紙を収容するカセット本体と、用
   紙幅方向に互いに間隔をおいて対向するように前記カセ
   ット本体内に設けられているとともに、前記間隔が調整
   可能になっており、前記用紙の幅を規制する一対の幅規
   制板と、前記カセット本体の上部に設けられ、手差し用
   の用紙が載せられる手差台とを有する給紙カセットが、
   プリンタ本体に着脱可能に取り付けられるプリンタ装置
   において、前記幅規制板は、上端部が前記手差台を貫通
   して手差台上に突出しており、前記手差し用の用紙のガ
   イドを兼ねていることを特徴とするプリンタ装置。
2. （２）自動給紙用の用紙を収容するカセット本体と、用
   紙幅方向に互いに間隔をおいて対向するように前記カセ
   ット本体内に設けられているとともに、前記間隔が調整
   可能になっており、前記用紙の幅を規制する一対の幅規
   制板と、前記カセット本体の上部に設けられ、手差し用
   の用紙が載せられる手差台とを有する給紙カセットが、
   プリンタ本体に着脱可能に取り付けられるプリンタ装置
   において、前記幅規制板は、上端部が前記手差台を貫通
   して手差台上に突出しており、前記手差し用の用紙のガ
   イドを兼ねているとともに、前記プリンタ本体には、前
   記手差台に対して所定の間隔をおいて対向する突出部が
   設けられていることを特徴とするプリンタ装置。