JPH10193733A - リボンカセット並びにそれを用いた印字装置及びファクシミリ装置 - Google Patents

リボンカセット並びにそれを用いた印字装置及びファクシミリ装置

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JPH10193733A
JPH10193733A JP9000951A JP95197A JPH10193733A JP H10193733 A JPH10193733 A JP H10193733A JP 9000951 A JP9000951 A JP 9000951A JP 95197 A JP95197 A JP 95197A JP H10193733 A JPH10193733 A JP H10193733A
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ribbon
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locking
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JP9000951A
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Yoshikatsu Kameyama
宜克 亀山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセット取付時に、蓋部材が不用意に開放し
ないリボンカセット並びにそれを用いた印字装置及びフ
ァクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 リボンカセット26のリボン供給部27
における供給部本体27aの両側面部に被係止部31を
設け、蓋体27bの側面部に前記被係止部31,31に
係脱可能に係合して前記供給部本体27aに蓋部材27
bを係止する係止部32,32を設ける。被係止部31
は、側方に突出する突起である一方、前記係止部32
は、蓋部材27bの側面部にヒンジ部33を介して設け
られ前記突起が係脱可能に係合する係合孔32aを有す
る。リボン供給部27は、被係止部31の近傍に設けら
れた被係合部34と、係止部32の近傍に設けられ前記
被係合部34に係脱可能に係合して、被係止部31と係
止部32との係止関係を解除する方向に作用する力に抗
する係合関係を構成する係合凸部35とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リボンカセット並
びにそれを用いた印字装置及びファクシミリ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等に用いられる
印字装置においては、印字のためのインクリボンの交換
を容易にするために、インクリボンをカセットケース内
に収納したリボンカセットを用いることが知られている
(例えば特開平7−283919号公報参照)。
【0003】かかるリボンカセットは、インクリボンを
供給する筒状のリボン供給部と、インクリボンを巻き取
る筒状のリボン巻き取り部と、前記両部を連接する連接
アーム部とを備え、前記リボン供給部からリボン巻き取
り部に移動する途中で、プリントヘッドによる印字が行
われるようになっている。
【0004】また、そのようなリボンカセット100の
ケース100Aは、再利用することができるようにする
ために、図11及び図12に示すように、前記リボン供
給部101やリボン巻き取り部102を、連接アーム部
103,103に連接された本体部101a,102a
と、該本体部101a,102aに開閉可能に連接され
た蓋部材101b,102bとから構成されており、リ
ボン供給部101には、インクリボン116が巻回され
た供給ロール117が収納されており、リボン巻き取り
部102には、供給ロール117から供給されるインク
リボン116を巻き取る巻き取りロール118が収納さ
れている。
【0005】さらに、使用時においては、蓋部材101
b,102bが勝手に開くのを防止するために、蓋部材
101b,102bに被係合部104,104,10
4,104を設け、本体部101a,102aに該被係
合部104,104,104,104に係脱可能に係合
する係合部105,105,105,105を設けてい
る。
【0006】また、インクリボン116は、図11に示
すように、係合部105,105,105,105の内
側を通過するように配置されており、リボンカセット1
00の軸線方向の長さh1はインクリボン116の幅h
2よりも長くなっている。
【0007】そして、リボンカセット100をファクシ
ミリ装置に装着するには次のようにして行われる。ま
ず、図13(a)に示すように、蓋体111を開き、本
体ケース112側の2つのレバー113,113を持ち
上げ、プリントヘッド114を起立させる。それから、
図13(b)に示すように、インクリボンが張った状態
となるように、リボンロール(図示せず)を回転する等
してインクリボンを締める。図13(c)に示すよう
に、リボンカセット100を把持して、矢符115を目
印として、挿入し、図13(d)に示すように、本体ケ
ース112内の所定の位置に装着する。それから、図1
3(e)に示すように、プリントヘッド114を倒伏し
て、蓋体111を閉じるという手順で行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように構造であると、被係合部104,104と係合
部105,105を軸線方向に沿って設けているため、
リボンカセット100の軸線方向の長さh1が長くなる
こととなり、近年要求されつつあるコンパクト化の要請
に反する。
【0009】そこで、発明者は、かかるコンパクト化の
要請に対応できるように、リボン供給部の供給部本体・
リボン巻き取り部の巻き取り部本体又はそれらの蓋部材
の一方の側面部に被係止部を設け、他方の側面部に前記
被係止部に係脱可能に係合して前記供給部本体・巻き取
り部本体に蓋部材を係止する係止部を設けたインクリボ
ンカセットを発明した。
【0010】ところで、そのようなリボンカセットで
は、前述したように、リボン供給部101とリボン巻き
取り部102とが細長い連接アーム部103,103で
連接され、ねじり変形しやすい形状であるため、リボン
カセット100を本体ケース112内に装着する際に、
該リボンカセット100の持ち方によってはリボンカセ
ット100にねじり力が作用して、ねじり変形して、前
記被係合部104,104と係合部105,105との
係合が解除され、蓋部材111が開放してまい、インク
リボン116が露出するおそれがある。そのため、その
ような蓋部材111の開放を確実に防止する必要があ
る。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、コンパクトなリボンカセット並びにそれを用いた印
字装置及びファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、インクリボンを供給するリボン
供給部と、インクリボンを巻き取るリボン巻き取り部
と、前記両部を連接する連接部とを有するリボンカセッ
トを前提とするものであって、前記リボン供給部は、前
記連接部に連接された供給部本体と、該供給部本体に開
閉可能に連接された蓋部材とを有し、前記供給部本体又
は蓋部材の一方の側面部に被係止部が設けられ、他方の
側面部に前記被係止部に係脱可能に係合して前記供給部
本体に蓋部材を係止する係止部が設けられている。
【0013】よって、リボン供給部の供給部本体又は蓋
部材の一方の側面部に設けられた被係止部に、他方の側
面部に設けられた係止部を係脱可能に係止すれば、前記
供給部本体に蓋部材が係止される。また、リボン供給部
の供給部本体や蓋部材の側面部に被係止部や係止部を設
けているので、被係止部と係止部との形状にかかわら
ず、リボン供給部の軸線方向長さをインクリボンの幅に
ほぼ等しい長さとすることが可能とされ、コンパクト化
を図る上で有利とされる。
【0014】請求項2の発明は、前記被係止部が、側方
に突出する突起である一方、前記係止部が、供給部本体
又は蓋部材の他方の側面部にヒンジ部を介して設けられ
前記突起が係脱可能に係合する係合孔を有するものであ
る。
【0015】よって、被係止部である突起に、係止部の
係合孔を係脱可能に係合させることで、供給部本体に蓋
部材が確実に係止される。
【0016】請求項3の発明は、前記被係止部又は係止
部の一方の近傍に設けられた被係合部と、前記被係止部
又は係止部の他方の近傍に設けられ前記被係合部に係脱
可能に係合して、前記被係止部と係止部との係止関係を
解除する方向に作用する力に抗する係合関係を構成する
係合凸部とを有する。
【0017】よって、被係合部と係合凸部との係合関係
で、被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
用する力に抗するように構成されているので、リボン供
給部において、被係止部と係止部との係止関係は、リボ
ンカセットの装着時等において作用するねじり力等の無
理な力によって解除されにくくなる。
【0018】請求項4の発明は、インクリボンを供給す
るリボン供給部と、インクリボンを巻き取るリボン巻き
取り部と、前記両部を連接する連接部とを有するリボン
カセットにおいて、前記リボン巻き取り部は、前記連接
部に連接された巻き取り部本体と、該巻き取り部本体に
開閉可能に連接された蓋部材とを有し、前記巻き取り部
本体又は蓋部材の一方の側面部に被係止部が設けられ、
他方の側面部に前記被係止部に係脱可能に係合して前記
供給部本体に蓋部材を係止する係止部が設けられてい
る。
【0019】よって、リボン巻き取り部の巻き取り部本
体又は蓋部材の一方の側面部に設けられた被係止部に、
他方の側面部に設けられた係止部を係脱可能に係止させ
れば、前記巻き取り部本体に蓋部材が係止される。リボ
ン巻き取り部の巻き取り部本体や蓋部材の側面部に被係
止部や係止部が設けられているので、被係止部と係止部
との形状にかかわらず、リボン巻き取り部の軸線方向長
さをインクリボンの幅にほぼ等しい長さとすることが可
能となり、コンパクト化の点で有利とされる。
【0020】請求項5の発明は、前記被係止部が、側方
に突出する突起である一方、前記係止部が、巻き取り部
本体又は蓋部材の他方の側面部にヒンジ部を介して設け
られ前記突起が係脱可能に係合する係合孔を有するもの
である。
【0021】よって、被係止部である突起に、係止部の
係合孔を係脱可能に係合させることで、巻き取り部本体
にそれの蓋部材が確実に係止される。
【0022】請求項6の発明は、前記被係止部又は係止
部の一方の近傍に設けられた被係合部と、前記被係止部
又は係止部の他方の近傍に設けられ前記被係合部に係脱
可能に係合して、前記被係止部と係止部との係止関係を
解除する方向に作用する力に抗する係合関係を構成する
係合凸部とを有する。
【0023】よって、被係合部と係合凸部との係合関係
で、被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
用する力に抗するように構成されているので、リボン巻
き取り部において、被係止部と係止部との係止関係は、
リボンカセットの装着時等において作用するねじり力等
によって解除されにくくなる。
【0024】請求項7の発明は、前記リボン巻き取り部
に加えて、前記リボン供給部も、前記連接部に連接され
た供給部本体と、該供給部本体に開閉可能に連接された
蓋部材とを有し、前記供給部本体又は蓋部材の一方の側
面部に被係止部が設けられ、他方の側面部に前記被係止
部に係脱可能に係合して前記供給部本体に蓋部材を係止
する係止部が設けられている。
【0025】よって、リボン巻き取り部だけでなく、リ
ボン供給部においても、被係止部に係止部を係脱可能に
係止させれば、供給部本体に蓋部材が係止され、被係止
部と係止部との形状にかかわらず、リボン供給部の軸線
方向長さをインクリボンの幅にほぼ等しい長さとするこ
とが可能となり、コンパクト化の点で有利とされる。
【0026】請求項8の発明は、前記被係止部が、側方
に突出する突起である一方、前記係止部が、供給部本体
又は蓋部材の他方の側面部にヒンジ部を介して設けられ
前記突起が係脱可能に係合する係合孔を有するものであ
る。
【0027】よって、被係止部である突起に、係止部の
係合孔を係脱可能に係合させることで、リボン巻き取り
部だけでなく、インク供給部においても、供給部本体に
それの蓋部材が確実に係止される。
【0028】請求項9の発明は、前記被係止部又は係止
部の一方の近傍に設けられた被係合部と、前記被係止部
又は係止部の他方の近傍に設けられ前記被係合部に係脱
可能に係合して、前記被係止部と係止部との係止関係を
解除する方向に作用する力に抗する係合関係を構成する
係合凸部とを有する。
【0029】よって、被係合部と係合凸部との係合関係
で、被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
用する力に抗するように構成されているので、被係止部
と係止部との係止関係は、リボン供給部において、リボ
ン巻き取り部と同様に、リボンカセットの装着時等にお
いて作用するねじり力によって解除されにくくなる。
【0030】請求項10の発明は、開口部を有し該開口
部内に記録ヘッドが設けられている本体ケースと、該本
体ケースの開口部を開閉可能に閉塞する蓋体とを備える
印字装置であって、前記本体ケース内に、請求項1〜9
のいずれかに記載のリボンカセットが、前記開口部を通
じて前記記録ヘッドに対応して着脱可能に取り付けられ
ている。
【0031】よって、リボンカセットのコンパクト化に
より、印字装置のコンパクト化が図られる。
【0032】請求項11の発明は、受信した受信画像情
報を格納する受信バッファと、ライン状に配列した複数
の発熱素子を含む記録ヘッドを有し、該記録ヘッドの記
録領域幅とほぼ同幅のインクリボンを介して、受信画像
情報を所定ラインずつ記録媒体に記録する記録手段とを
備えたファクシミリ装置において、前記記録手段とし
て、請求項10に記載の印字装置が用いられている。
【0033】よって、リボンカセットのコンパクト化に
より、ファクシミリ装置のコンパクト化が図られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。
【0035】図1は本発明に係るファクシミリ装置の内
部構造を示す。ファクシミリ装置1は、開口部2a(図
3参照)を有し該開口部2a内に印字ヘッド3が配設さ
れている本体ケース2と、該本体ケース2の開口部2a
を開閉可能に閉塞する蓋体4とを備える。
【0036】そして、蓋体4には、多数の記録紙5,・
・(記録媒体)を積層された状態で収納する記録媒体収
納部6と、該記録媒体収納部6から記録紙5を取り出
し、印字ヘッド3を経て、印字後の記録紙5を排出する
蓋体4上の空間部である排出部7まで搬送する記録媒体
搬送部8が一体的に形成されている。
【0037】前記蓋体3の記録媒体搬送部8は、前記記
録媒体収納部6より記録紙5を1枚ずつ給紙する給紙ロ
ーラ11、本体ケース2側の印字ヘッド3に対向する位
置に設けられたプラテンローラ12及び、記録紙5を前
記蓋体4上の排出部7に排出する排出ローラ13を有
し、これらのローラ11,12,13が搬送方向上流側
からこの順に配設されている。また、記録媒体搬送部8
は、記録紙5の円滑な搬送のために、プラテンローラ1
2と排出ローラ13との間に配設されたU字形状のペー
パーガイド14や、排出ローラ13に対応して設けられ
たピンチローラ15も備えている。尚、前記ローラ1
1,12,13は、具体的に図示していないが、LF用
モータによってギヤ機構を介して回転駆動される。
【0038】よって、記録媒体収納部6に積層されてい
る記録紙5は、記録媒体収納部6から給紙ローラ11に
より1枚ずつプラテンローラ12側へ送り出され、プラ
テンローラ12の部位で印字ヘッド3により後述のイン
クリボン26aを介して文字、図形等の画像の記録が行
われる。それから、印字された記録紙5は、ペーパーガ
イド14によって案内され、ピンチローラ15と排出ロ
ーラ13との間を通過して、記録媒体収納部6の上側に
位置する排出部7に排出されるようになっている。
【0039】尚、前記記録媒体収納部6より送り出され
た記録紙5の先端は、本体ケース2内の用紙搬送経路に
対応して設けられた記録紙先端検出センサ(図示せず)
によって検出され、その検出信号に基づいて印字ヘッド
3による印字タイミングが決定される。また、前記排出
部7には、記録紙5の排出を検出する記録紙排出センサ
(図示せず)が設けられ、記録(印字)が複数枚連続し
て行われるとき、画像を記録された記録紙5が完全に排
出されたことが記録紙排出センサによって検出される
と、次の記録紙5が記録媒体収納部6から給紙ローラ1
1によって送り出されるように制御されるようになって
おり、紙詰まりが回避されるようになっている。
【0040】また、図2及び図3に示すように、前記蓋
体4は、前記本体ケース2に、回転軸21を回転中心と
して回転可能に支持されており、さらに、前記蓋体4の
前記本体ケース2に対する回転角度が、規制手段22に
よって、前記記録媒体収納部4より記録紙5が落下しな
い範囲に規制されるようになっている。尚、前記蓋体4
はヒンジ部材23を有し、該ヒンジ部材23が回転軸2
1によって本体ケース2に回転可能に支持されている。
【0041】前記蓋体4の回転角度を一定の角度範囲に
規制する規制手段22は、具体的には、前記蓋体4のヒ
ンジ部材23に設けられた円弧状の長孔であるガイド孔
部23aと、前記本体ケース2側に設けられ前記ガイド
孔部23aに移動可能に係合する係合ピン部材24とを
有する。
【0042】そして、前記蓋体4が閉じられた状態で
は、図2に示すように、記録紙5は、水平面に対し略6
0゜の角度αをなし、記録紙5の供給がスムーズに行わ
れるようになっているが、蓋体4を開放すると、図3に
示すように、規制手段22を構成するヒンジ部材23の
ガイド孔部23aと係合ピン部材24との係合関係によ
って、蓋体4の開放動作が案内されつつ該蓋体4が回転
軸21について略40゜の角度βだけ回転され、それに
よって記録紙5が、水平面に対して略20゜の角度γを
なすようになるが、それ以上の蓋体4の回転は規制さ
れ、それ以上蓋体4は開かなくなる。
【0043】即ち、ヒンジ部材23のガイド孔部23a
と係合ピン部材24とからなる規制手段22によって、
蓋体4の前記本体ケース2に対する回転角度を水平面に
対し0゜〜略40゜の範囲に規制し、その規制の結果、
記録紙5を収納する記録媒体収納部6の、水平面に対す
る角度の変化範囲を略60゜〜略20゜とし、水平状態
にもっとも近い状態でも、記録紙5が水平面に対し略2
0゜の角度をなし、記録媒体収納部6より記録紙5が落
下しないようになっている。尚、前記ガイド孔部23a
は係合孔部23bを備え、該係合孔部23bに係合ピン
部材24を係合させることで、前記蓋体4の前記本体ケ
ース2に対する回転角度が水平面に対し略40゜の角度
(記録媒体収納部6より記録紙5が落下しない最大角
度)を維持するようになっており、それによって蓋体4
を最も開いた状態を保持して、本体ケース2の内部に対
する各種の作業を行うことが可能となり、そのような作
業を行う際に、蓋体4が不用意に閉じて、前記作業を円
滑に行うことを妨げるのを防止することができる。
【0044】また、前記本体ケース2には、前記印字ヘ
ッド3のほか、通信回線を通じて受信した受信画像情報
を一時格納する受信バッファ(図示せず)を備え前記印
字ヘッド3による印字を前記受信画像情報に基づき制御
する制御手段25と、印字ヘッド3による印字のために
該印字ヘッド3の記録領域幅とほぼ同幅のインクリボン
26aを収納し開口部2a内の所定の位置にセットされ
るリボンカセット26が設けられている。尚、前記制御
手段25は、具体的に図示していないが、CPUと、R
OMと、RAMとを含むマイクロコンピュータからな
り、RAMが前述した受信バッファを備えている。
【0045】前記印字ヘッド3は、記録紙5の送り方向
と直交する方向に一列に並ぶ多数の発熱素子を有するサ
ーマルヘッドで構成され、制御手段25に供給された信
号(受信画像情報)に基づいて多数の発熱素子が選択的
に加熱されるようになっており、記録紙5に対し、リボ
ンカセット26のインクリボン26aを介して印字を行
い、文字、図形等の画像を記録するようになっている。
【0046】また、前記本体ケース2には、具体的には
図示していないが、液晶ディスプレイ、キーボード等を
有し各種の操作を行う操作盤が設けられている。
【0047】前記リボンカセット26は、ポリプロピレ
ンを用いて一体的に成形されたケース26A内にインク
リボン26aが収納されてなり、図4〜図8に詳細を示
すように、インクリボン26aを供給するリボン供給部
27と、該リボン供給部27から繰り出され印字ヘッド
3とプラテンローラ12との間を経たインクリボン26
aを巻き取るリボン巻き取り部28と、前記両部27,
28を連接する連接部29,30とを有する。
【0048】前記リボン供給部27は、前記連接部2
9,30に連接された供給部本体27aと、該供給部本
体27aにヒンジ部27c(いわゆるP.Pヒンジ)を
介して開閉可能に連接された蓋部材27bとを有し、前
記供給部本体27aの左右両側面部に被係止部31,3
1が設けられる一方、蓋部材27bの左右両側面部に前
記被係止部31,31に係脱可能に係合して前記供給部
本体27aに蓋部材27bを係止する係止部32,32
が設けられている。
【0049】前記被係止部31,31は、側方に突出す
る突起である一方、前記係止部32,32は、蓋部材2
7bの他方の側面部にヒンジ部33,33(いわゆる
P.Pヒンジ)を介して設けられ前記突起(被係止部3
1,31)が係脱可能に係合する係合孔32a,32a
を有する。
【0050】また、リボン供給部27は、前記被係止部
31,31の近傍に設けられた被係合部34A,34B
と、前記係止部32,32の近傍に設けられ前記被係合
部34A,34Bに係脱可能に係合して、前記被係止部
31,31と係止部32,32との係止関係を解除する
方向に作用する力に抗する係合関係を構成する係合凸部
35,35とを有する。尚、前記被係合部34A,34
Bは、一方の被係合部34Aが供給部本体27aの内壁
面で、他方の被係合部34Bが凹部の内壁面でそれぞれ
形成しているが、それらを同一の形状とすることもでき
る。
【0051】さらに、前記リボン供給部27と同様に、
前記リボン巻き取り部28も、前記連接部29,30に
連接された巻き取り部本体28aと、該巻き取り部本体
28aにヒンジ部28c(いわゆるP,Pヒンジ)を介
して開閉可能に連接された蓋部材28bとを有し、前記
巻き取り部本体28aの左右両側面部に被係止部36,
36が設けられる一方、蓋部材28bの左右両側面部に
前記被係止部36,36に係脱可能に係合して前記巻き
取り部本体28aに蓋部材28bを係止する係止部3
7,37が設けられている。
【0052】そして、前記被係止部36,36は、側方
に突出する突起である一方、前記係止部37,37が、
蓋部材28bの側面部にヒンジ部材38,38を介して
設けられ前記突起が係脱可能に係合する係合孔37a,
37aを有する。それと共に、リボン巻き取り部28
は、一方の被係止部36の近傍に設けられた被係合部で
ある係合凹部41と、一方の係止部37の近傍に設けら
れ前記係合凹部41に係脱可能に係合して、前記被係止
部36と係止部37との係止関係を解除する方向に作用
する力に抗する係合関係を構成する係合凸部42とを有
する。尚、本例においては、被係合部が係合凹部41で
あり、係合凸部42との間に強固な係合関係が構成され
ることから、前記被係合部と係合凸部との係合関係はリ
ボン巻き取り部28の一方の側面部においてのみ形成し
ているが、同様な係合構造を左右両側面部に設けるよう
にしてもよい。その場合は、前記リボン供給部27と同
様に、左右異なる係合構造が構成されるようにしてもよ
い。
【0053】また、前記連接部29,30には、把持部
43,43が突出して設けられ、該把持部43,43
は、ヒンジ部材23より離れた側に位置するリボン巻き
取り部28付近に位置している。
【0054】尚、前記リボン供給部27及びリボン巻き
取り部28においては、インクリボン26aを供給する
供給ロール44及びインクリボン26aが巻き取られる
巻き取りロール45がそれぞれ回転可能に支持される軸
受け部27d,27d,28d,28dが左右側面部に
形成されている。そして、前記巻き取りロール45は、
図示しないモータによってギヤ機構を介して巻き取り方
向に回転駆動される。インクリボン26aは、記録紙5
と同期してラインフィードされるが、インクリボン26
aと記録紙5の送りと、印字ヘッド3によるインクリボ
ン26aの記録紙5への圧接とにより記録紙5に画像が
記録される。
【0055】さらに、前記本体ケース2の、リボン供給
部27の供給ロール44のロール受け部付近には、図1
0(a)に示すように、第1及び第2の被係合面71
a,71bを有する被係合部71が設けられる一方、前
記ヒンジ部材23に近い側に位置するリボン供給部27
付近に山形形状の係合部72が設けられ、該係合部72
が、リボンカセット26の取り出し時に、前記被係合部
71の第1の被係合面71a,71bに当接して、カセ
ット取り出しのための回転中心を形成する第1の係合面
72aを有する。また、前記係合部72は、リボンカセ
ット26の取り出し時に、第1の係合面72aに続いて
被係合部71の第2の被係合面71bに当接し、カセッ
ト取り出しのための別の回転中心を形成する第2の係合
面72bも有する。被係合部71の第1の被係合面71
aはほぼ水平方向に延び、第2の被係合面71bは第1
の被係合面71bに連続してほぼ鉛直方向に延びてい
る。
【0056】また、ファクシミリ装置1の前部上側部分
には、図1に示すように、原稿51を一定の速度で送る
原稿送り装置52と、該原稿送り装置52によって送ら
れる原稿51に記録されている画像を読み取る原稿読み
取り装置53とが配設され、表面に位置するパネルカバ
ー54には、ファクシミリ送信等についての各種操作を
行うための操作盤(図示せず)が設けられている。尚、
前記操作盤は、液晶ディスプレイ、キーボード等を含
む。
【0057】前記原稿送り装置52は、原稿51を取り
込む送りローラ55と、該送りローラ55に当接し送ら
れる原稿51を1枚ずつに分離する分離片56と、該分
離片56を送りローラ55との接触方向に付勢するAD
F板バネ57と、コロローラ58とにより原稿51を送
り出す排紙ローラ59とを有する。一方、原稿読み取り
装置53は、ホルダ60を介して本体ケース2に保持さ
れる小型読み取りセンサ61(CIS)と、該読み取り
センサ61に対向して設けられたシロプラテンローラ6
2とを有する。
【0058】そして、送信のための原稿51が、覆われ
る原稿受け部63に載せられると、そのことが、図示し
ない原稿検出センサによって検出され、原稿51は、分
離片56と送りローラ55とによって1枚ずつに確実に
分離されて、読み取りセンサ61が配設されている原稿
読み取り位置に送られる。尚、前記原稿検出センサは、
原稿51の有無を検出すると共に,B4サイズの原稿
か,A4サイズの原稿であるか、あるいはレターサイズ
の原稿であるかを検出する2つのセンサで構成されてい
る。
【0059】原稿読み取り位置においては、原稿51に
記録されている画像が読み取りセンサ61にて光学的に
読み取られ、それから、読み取り終了後の原稿51はコ
ロローラ58と排紙ローラ59とによって送られて、最
終的にファクシミリ装置1の前方に排出される。
【0060】従って、上記ファクシミリ装置1におい
て、リボンカセット26を本体ケース2の開口部2a内
に装着する場合には、図9(a)に示すように、まず、
巻き取りロール45を回転させてインクリボンが張った
状態とし、把持部43,43を把持して、図9(b)に
示すように、矢符Aを目印として、本体ケース2内に挿
入する。それから、図9(c)に示すように、把持部4
3,43を把持した状態のまま、リボンカセット26を
下方に変位させ、所定の位置即ちロール受け部2bに供
給ロール44の軸部が係合する位置にセットした後、図
9(d)に示すように、蓋体4を閉じる。
【0061】一方、リボンカセット26を取り出す場合
は、両手でリボンカセット26の把持部43,43をそ
れぞれ把持し、上方に持ち上げるが、この持ち上げによ
って、リボンカセット26側の係合部72と、本体ケー
ス2の軸受け部材50側の被係合部71との係合関係に
より、把持部43,43を把持してリボンカセット26
を取り外す際、回転中心が変化して、本体ケース2の開
口部2aに対する蓋体4の開放角度が小さくても、無理
なく取り外すことができる。
【0062】即ち、リボンカセット26の把持部43,
43を把持して、リボン巻き取り部29側を上方に持ち
上げると、図10(a)に示す状態から図10(b)に
示すように、係合部72が被係合部71の第1の被係合
面71a上に乗り上げるようになり、リボンカセット2
6の回転中心が前記供給ロール44のロール軸から係合
部72の第1の係合面72aと被係合部71の第1の係
合面71aの接触部分へと変化し、蓋体4の開放角度が
小さくても、リボンカセット26の立ち上がりを大きく
なり、取り出しやすくなる。さらに、リボン巻き取り部
29側を持ち上げると、次に、図10(c)に示すよう
に、係合部72の第2の係合面72bが被係合部71の
第2の被係合面71bに接触して、リボンカセット26
の回転中心がそれらの接触部分へと変化し、リボンカセ
ット26の立ち上がりがより大きくなって、より取り出
しやすくなる。
【0063】このように構成すれば、供給部本体27a
の両側面部に設けられた被係止部31,31に、蓋部材
27bの両側面部に設けられた係止部32,32を係脱
可能に係合して、前記供給部本体27aに蓋部材27b
を係止するようにしているので、被係止部31と係止部
32との形状にかかわらず、リボン供給部27の軸線方
向長さがインクリボン26aの幅にほぼ等しい長さとす
ることができ、コンパクト化を図る上で有利である。
【0064】しかも、前記被係止部31を突起とし、係
止部32の係合孔32aを係脱可能に係合することで、
供給部本体27aに蓋部材27bを係止するようにして
いるので、簡単な構造でもって、供給部本体27aへの
蓋部材27bの係止を確実に行うことが可能となる。
【0065】それに加えて、両手で把持部43,43を
それぞれ把持してリボンカセット26の着脱を行えば、
リボンカセット26に無理な力(ねじり力等)が作用せ
ず、被係止部31と係止部32との係止関係が着脱の途
中に解除されるということがないが、さらに、上記リボ
ンカセットににおいては、被係合部34A,34Bと係
合凸部35,35との係合関係で、被係止部31,31
と係止部32,32との係止関係を解除する方向に作用
する力に積極的に抗するようにしているので、被係止部
31,31と係止部32,32との係止関係は、リボン
カセット26の本体ケース2への着脱時に万一ねじり力
等の無理な力が作用しても、解除されず、不用意に蓋部
材27bが開くのを防止できる。
【0066】さらに、前記リボン供給部27に加えて、
前記リボン巻き取り部28も、同様に、被係止部36,
36,係止部37,37及び係合凹部41,係合凸部4
2を設けているので、リボン供給部27に加えて、リボ
ン巻き取り部28においても、軸線方向長さをインクリ
ボン26の幅にほぼ等しい長さとすることが可能とな
り、全体としてコンパクト化を図る上で有利となり、リ
ボンカセット26の装着時等において作用するねじり力
等の無理な力によって解除されず、不用意に蓋部材28
bが開くのを防止できる。
【0067】上記実施の形態においては、ファクシミリ
装置に適用した例について説明しているが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、原稿読み取り機能を備え
ない印字装置においても、記録媒体収納部と、該記録媒
体収納部から記録媒体を取り出し、印字部を経て印字後
の記録媒体を排出する排出部まで搬送する記録媒体搬送
部とを備える印字装置であれば、同様に適用することが
できる。
【0068】また、前記実施の形態においては、リボン
カセットのリボン供給部やリボン巻き取り部において、
供給部本体や巻き取り部本体の側面部に被係止部を、蓋
部材の側面部に前記被係止部に係脱可能に係合して前記
供給部本体に蓋部材を係止する係止部をそれぞれ設けて
いるが、本発明はそれに限定されるものではなく、逆
に、蓋部材の側面部に被係止部を、供給部本体や巻き取
り部本体の側面部に係止部を設けるようにすることもで
きる。それに加えて、被係止部や係止部の形状も、前記
実施の形態において例示する形状に限定されるものでは
なく、各種の形状を採用することができるのは勿論、左
右側面部において形状を変えるようにすることもでき
る。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0070】請求項1の発明は、供給部本体又は蓋部材
の一方の側面部に設けられた被係止部に、他方の側面部
に設けられた係止部を係脱可能に係合して、前記供給部
本体に蓋部材を係止するようにしているので、被係止部
と係止部との形状にかかわらず、リボン供給部の軸線方
向長さがインクリボンの幅にほぼ等しい長さとすること
ができ、コンパクト化を図る上で有利である。
【0071】請求項2の発明は、被係止部である突起
に、係止部の係合孔を係脱可能に係合することで、供給
部本体に蓋部材を係止するようにしているので、簡単な
構造でもって、供給部本体への蓋部材の係止を確実に行
うことができる。
【0072】請求項3の発明は、被係合部と係合凸部と
の係合関係で、被係止部と係止部との係止関係を解除す
る方向に作用する力に抗するようにしているので、被係
止部と係止部との係止関係は、リボンカセットの装着時
に作用するねじり力等な無理な力によって解除されにく
くなり、不用意に蓋部材が開くのを防止できる。
【0073】請求項4の発明は、巻き取り部本体又は蓋
部材の一方の側面部に設けられた被係止部に、他方の側
面部に設けられた係止部を係脱可能に係合して、前記巻
き取り部本体に蓋部材を係止するようにしているので、
被係止部と係止部との形状にかかわらず、リボン巻き取
り部の軸線方向長さがインクリボンの幅にほぼ等しい長
さとされ、コンパクト化を図る上で有利である。
【0074】請求項5の発明は、被係止部である突起
に、係止部の係合孔を係脱可能に係合させ、巻き取り部
本体に蓋部材を係止するようにしているので、簡単な構
造で、巻き取り部本体への蓋部材の係止を確実にするこ
とができる。
【0075】請求項6の発明は、被係合部と係合凸部と
の係合関係で、被係止部と係止部との係止関係を解除す
る方向に作用する力に抗するようにしているので、被係
止部と係止部との係止関係は、リボンカセットの装着時
に作用するねじり力等によって解除されにくくなり、不
用意に蓋部材が開くのを防止できる。
【0076】請求項7の発明は、前記リボン巻き取り部
に加えて、前記リボン供給部も、前記供給部本体又は蓋
部材の一方の側面部に被係止部を設け、他方の側面部に
前記被係止部に係脱可能に係合して前記供給部本体に蓋
部材を係止する係止部を設けているので、リボン巻き取
り部に加えて、リボン供給部においても、被係止部と係
止部との形状にかかわらず、軸線方向長さをインクリボ
ンの幅にほぼ等しい長さとすることが可能となり、全体
としてコンパクト化を図る上で有利となる。
【0077】請求項8の発明は、被係止部である突起
に、係止部の係合孔を係脱可能に係合させるようにして
いるので、リボン巻き取り部だけでなく、インク供給部
においても、供給部本体にそれの蓋部材を確実に係止す
ることができる。
【0078】請求項9の発明は、インク供給部において
も、被係合部と係合凸部との係合関係で、被係止部と係
止部との係止関係を解除する方向に作用する力に抗する
ようにしているので、被係止部と係止部との係止関係
は、リボン供給部において、リボン巻き取り部と同様
に、リボンカセットの装着時等において作用するねじり
力等によって解除されにくくすることができる。
【0079】請求項10の発明は、印字装置の本体ケー
ス内に、請求項1〜9のいずれかに記載のリボンカセッ
トを、記録ヘッドに対応して着脱可能に取り付けるよう
にしているので、装置全体のコンパクト化を図ることが
できる。
【0080】請求項11の発明は、ファクシミリ装置に
おいて、前記記録手段として、請求項10に記載の印字
装置を用いているので、装置全体のコンパクト化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の内部構造を示
す中央縦断面図である。
【図2】同ファクシミリ装置の本体ケースと蓋体との関
係を示す中央縦断面図である。
【図3】同ファクシミリ装置の蓋体が開放された状態を
示す中央縦断面図である。
【図4】リボンカセットのリボン供給部及びリボン巻き
取り部が開いた状態の平面図である。
【図5】同右側面図である。
【図6】同左側面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】同底面図である。
【図9】本発明に係るリボンカットの装着手順の説明図
である。
【図10】同詳細図である。
【図11】従来の、蓋体が開いた状態のリボンカセット
の平面図である。
【図12】同中央縦断面図である。
【図13】従来のリボンカセットの装着手順の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 本体ケース 2a 開口部 3 印字ヘッド 4 蓋体 5 記録紙(記録媒体) 6 記録媒体収納部 7 排出部 8 記録媒体搬送部 11 給紙ローラ 12 プラテンローラ 13 排出ローラ 22 規制手段 22a ガイド孔部 24 係合ピン部材 26 リボンカセット 27 リボン供給部 28 リボン巻き取り部 29 連接部 31 係止部 32 被係止部 34A 被係合部 34B 被係合部 35 係合凸部 43 把持部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンを供給するリボン供給部
    と、インクリボンを巻き取るリボン巻き取り部と、前記
    両部を連接する連接部とを有するリボンカセットにおい
    て、 前記リボン供給部は、前記連接部に連接された供給部本
    体と、該供給部本体に開閉可能に連接された蓋部材とを
    有し、 前記供給部本体又は蓋部材の一方の側面部に被係止部が
    設けられ、他方の側面部に前記被係止部に係脱可能に係
    合して前記供給部本体に蓋部材を係止する係止部が設け
    られていることを特徴とするリボンカセット。
  2. 【請求項2】 前記被係止部は、側方に突出する突起で
    ある一方、前記係止部が、供給部本体又は蓋部材の他方
    の側面部にヒンジ部を介して設けられ前記突起が係脱可
    能に係合する係合孔を有するものであるところの請求項
    1記載のリボンカセット。
  3. 【請求項3】 前記被係止部又は係止部の一方の近傍に
    設けられた被係合部と、前記被係止部又は係止部の他方
    の近傍に設けられ前記被係合部に係脱可能に係合して、
    前記被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
    用する力に抗する係合関係を構成する係合凸部とを有す
    るところの請求項2記載のリボンカセット。
  4. 【請求項4】 インクリボンを供給するリボン供給部
    と、インクリボンを巻き取るリボン巻き取り部と、前記
    両部を連接する連接部とを有するリボンカセットにおい
    て、 前記リボン巻き取り部は、前記連接部に連接された巻き
    取り部本体と、該巻き取り部本体に開閉可能に連接され
    た蓋部材とを有し、 前記巻き取り部本体又は蓋部材の一方の側面部に被係止
    部が設けられ、他方の側面部に前記被係止部に係脱可能
    に係合して前記供給部本体に蓋部材を係止する係止部が
    設けられていることを特徴とするリボンカセット。
  5. 【請求項5】 前記被係止部は、側方に突出する突起で
    ある一方、前記係止部が、巻き取り部本体又は蓋部材の
    他方の側面部にヒンジ部を介して設けられ前記突起が係
    脱可能に係合する係合孔を有するものであるところの請
    求項4記載のリボンカセット。
  6. 【請求項6】 前記被係止部又は係止部の一方の近傍に
    設けられた被係合部と、前記被係止部又は係止部の他方
    の近傍に設けられ前記被係合部に係脱可能に係合して、
    前記被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
    用する力に抗する係合関係を構成する係合凸部とを有す
    るところの請求項5記載のリボンカセット。
  7. 【請求項7】 前記リボン巻き取り部に加えて、前記リ
    ボン供給部も、前記連接部に連接された供給部本体と、
    該供給部本体に開閉可能に連接された蓋部材とを有し、 前記供給部本体又は蓋部材の一方の側面部に被係止部が
    設けられ、他方の側面部に前記被係止部に係脱可能に係
    合して前記供給部本体に蓋部材を係止する係止部が設け
    られているところの請求項4〜6のいずれかに記載のリ
    ボンカセット。
  8. 【請求項8】 前記被係止部は、側方に突出する突起で
    ある一方、前記係止部が、供給部本体又は蓋部材の他方
    の側面部にヒンジ部を介して設けられ前記突起が係脱可
    能に係合する係合孔を有するものであるところの請求項
    7記載のリボンカセット。
  9. 【請求項9】 前記被係止部又は係止部の一方の近傍に
    設けられた被係合部と、前記被係止部又は係止部の他方
    の近傍に設けられ前記被係合部に係脱可能に係合して、
    前記被係止部と係止部との係止関係を解除する方向に作
    用する力に抗する係合関係を構成する係合凸部とを有す
    るところの請求項8記載のリボンカセット。
  10. 【請求項10】 開口部を有し該開口部内に記録ヘッド
    が設けられている本体ケースと、該本体ケースの開口部
    を開閉可能に閉塞する蓋体とを備える印字装置であっ
    て、 前記本体ケース内に、請求項1〜9のいずれかに記載の
    リボンカセットが、前記開口部を通じて前記記録ヘッド
    に対応して着脱可能に取り付けられていることを特徴と
    する印字装置。
  11. 【請求項11】 受信した受信画像情報を格納する受信
    バッファと、ライン状に配列した複数の発熱素子を含む
    記録ヘッドを有し、該記録ヘッドの記録領域幅とほぼ同
    幅のインクリボンを介して、受信画像情報を所定ライン
    ずつ記録媒体に記録する記録手段とを備えたファクシミ
    リ装置において、 前記記録手段として、請求項10に記載の印字装置が用
    いられていることを特徴とするファクシミリ装置。
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