JP2001232875A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001232875A
JP2001232875A JP2000377698A JP2000377698A JP2001232875A JP 2001232875 A JP2001232875 A JP 2001232875A JP 2000377698 A JP2000377698 A JP 2000377698A JP 2000377698 A JP2000377698 A JP 2000377698A JP 2001232875 A JP2001232875 A JP 2001232875A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル紙が剥離紙から剥離可能な状態となる
ように記録紙ロールを装填する作業を簡単に行なうこと
のできるプリンタを提案すること。 【解決手段】 プリンタ1における記録紙ロール3の収
容部4の開口部6は、両開き方式の第1および第2のス
イングカバー11、12で覆われている。第1のスイン
グカバー11には用紙曲げローラ31が取付けられ、第
2のスイングカバー12には用紙押付けローラ32が取
付けられている。記録紙ロール3を収容部4に収容した
後に、第1のスイングカバー11を閉じ、次に第2のス
イングカバー12を閉じると、用紙曲げローラ31、用
紙押付けローラ32を経由して曲がった状態で記録紙2
が配置された状態が自動的に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離紙付きラベル
用記録紙がロール状に巻き取られた構成の記録紙ロール
から巻きだされる記録紙に印字を行なうと共に印字後の
ラベル用記録紙を剥離紙から剥離する機構を備えたプリ
ンタに関し、特に、記録紙ロールの装填を簡単な操作に
より行なうことのできるプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、店舗や物流センタ等において
は、配送物品等にその配送先等を印刷したラベルが貼り
付けられる。ラベルは一般に剥離紙に貼り付けられた状
態でプリンタによって印字された後に、印字後に剥離紙
から一枚づつ剥がされて、対象の物品等に貼り付けられ
る。
【0003】このようなラベルの印刷に用いるプリンタ
としては、印字後にラベルを剥離紙から自動的に剥ぎ取
る剥離機構を備えたものが知られている。例えば、特開
平8−295323号公報、特許第2633726号公
報等にこのようなラベルプリンタが開示されている。
【0004】これらの公報に開示されているように、ラ
ベルプリンタは、プリンタ本体内に記録紙ロール収容部
が備え、ここに記録紙ロールを収納して、そこから繰り
出される記録紙を印刷位置を経由させた後に、大きな角
度に曲がった搬送経路を介して搬送することにより、印
字後のラベルを剥離紙から剥がしとって、記録紙ロール
収容部の開閉カバーに形成されている排出用の開口から
排出できるように構成されている。このようなラベルプ
リンタにおいては、記録紙ロールの装填時に、開閉カバ
ーの開閉操作を簡単にでき、また、収容した記録紙ロー
ルから繰り出された記録紙が剥離機構を構成している屈
曲した搬送経路に沿ってプリンタ本体の外側に引き出さ
れた状態を簡単な操作により形成できることが望まし
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このように構
成されたラベルプリンタにおいては、記録紙ロール収容
部の開閉カバーを開けるためのスペースがプリンタの周
囲に必要である。開閉カバーを両開き式(観音開き式)
のスイングカバーにすれば、一対のスイングカバーの開
閉に必要なスペースが、1枚の開閉カバーを開閉する場
合より少なくて済むので好ましい。
【0006】しかし、両開き式のスイングカバーを用い
た場合には、各スイングカバーの開閉操作が必要にな
り、また、開閉の順序が決っている場合には、開閉操作
のミスが発生しやすくなる。
【0007】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
プリンタ本体に形成した記録紙ロール収容部の開口部を
両開き式のスイングカバーにより開閉する構成のプリン
タにおいて、記録紙ロール収容部に収容された記録紙ロ
ールから繰り出された記録紙が、剥離機構を構成してい
る屈曲した搬送経路に沿ってプリンタ本体の外側に引き
出された状態を、一対のスイングカバーを閉じることに
より自動的に形成可能にすることにある。
【0008】また、本発明の課題は、このような一対の
スイングカバーを備えたプリンタにおいて、一対のスイ
ングカバーの開閉操作を簡単に行ない得るようにするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のプリンタは:記録紙ロールを収容するた
めの収容部が形成されているプリンタ本体と;前記収容
部に記録紙ロールを装填するための開口部と;この開口
部を開閉するための両開き方式の第1および第2のスイ
ングカバーと;前記収容部に収容された記録紙ロールか
ら繰り出された記録紙に印字を行なう印字ヘッド部と;
前記第1のスイングカバーに取り付けられ、当該第1の
スイングカバーを閉じた状態において前記印字ヘッド部
に対峙するプラテン部材と;前記第1のスイングカバー
に取り付けられ、当該第1のスイングカバーを閉じた状
態において、前記印字ヘッド部および前記プラテン部材
に対して記録紙送り出し側に位置する用紙曲げ部材と;
前記第2のスイングカバーに取り付けられ、当該第2の
スイングカバーを閉じた状態において、前記用紙曲げ部
材記録紙を前記用紙曲げ部材に巻き付ける方向に押付け
可能な用紙押付け部材と;を有することを特徴としてい
る。
【0010】本発明のプリンタによれば、用紙曲げ部材
と用紙押付け部材とによって記録紙を屈曲した搬送経路
に沿って搬送する剥離機構が構成され、かかる剥離機構
を経由した状態に記録紙が引き出された状態を、第1お
よび第2のスイングカバーを閉じることにより自動的に
形成できる。
【0011】ここで、前記第1および第2のスイングカ
バーを閉じた状態において、前記用紙曲げ部材は前記印
字ヘッド部に対して前記プラテン部材と同一の側に位置
し、前記用紙押付け部材は前記前記印字ヘッド部に対し
て前記用紙曲げ部材と同一の側であって、当該用紙曲げ
部材よりも離れた位置となるようにすれば、記録紙を屈
曲した搬送経路に沿って搬送する剥離機構を簡単に構成
できる。
【0012】また、前記用紙押付け部材は、前記第2の
スイングカバーに対して記録紙押付け方向にスライド可
能な状態で取り付けられた用紙押付けローラと、この用
紙押付けローラを記録紙押付け方向に押し付けている弾
性部材とを備えた構成とすることができる。
【0013】この構成によれば、弾性部材の弾性力によ
って付勢されている用紙押付けローラによって剥離紙は
所定の張力で用紙曲げ部材に巻き付けられる。よって、
ラベルを剥離紙から確実に剥がすことができる。
【0014】次に、本発明のプリンタは、前記第1およ
び第2のスイングカバーを閉じた状態にロックするロッ
ク機構を有している。
【0015】このロック機構としては、前記第1および
第2のスイングカバーの一方のスイングカバーに取り付
けられたロックレバーと、他方のスイングカバーに取り
付けられたカバー側レバー係合部と、プリンタ本体側に
形成されている本体側レバー係合部とを備えており;前
記ロックレバーは、前記第1および第2のスイングカバ
ーを閉じた状態において、前記カバー側レバー係合部に
係合するカバー側係合部および前記本体側レバー係合部
に係合する本体側係合部を備えている構成を採用するこ
とができる。
【0016】この構成によれば、ロックレバーが取付け
られていないスイングカバーを最初に閉じたとしても当
該カバーがロックされない。よって、定められた順番で
一対のスイングカバーを閉じるという操作を確実に操作
者に行なわせることができるので、用紙押付け部材がラ
ベルを剥離紙から剥がすことのできる状態を確実に形成
できる。
【0017】また、単一のロックレバーを用いて双方の
スイングカバーをロックできるので、双方のスイングカ
バーの開閉操作が簡単になる。
【0018】ここで、前記ロックレバーを、前記カバー
側係合部および前記本体側係合部をそれぞれ前記カバー
側レバー係合部および前記本体側レバー係合部に対して
係合したロック位置および係合が解除されたアンロック
位置の間を回動可能とし、前記ロック機構を、更に、前
記ロックレバーを前記ロック位置に向けて付勢している
弾性部材と、前記ロックレバーを前記弾性部材による付
勢力に逆らって前記アンロック位置に回動させるための
手動操作部材と、前記ロックレバーが取り付けられてい
ない側のスイングカバーを常に開く方向に付勢している
付勢部材とを備えた構成とすることができる。
【0019】ロック機構としては、上記構成の代わり
に、前記第2のスイングカバーに取り付けられたロック
レバーと、当該第2のスイングカバーに形成された第1
のスイングカバー押付け部と、プリンタ本体側に形成さ
れた本体側係合部とを備え;前記ロックレバーが、前記
第2のスイングカバーを閉じた状態において、前記本体
側係合部に係合する本体側係合部を備え;前記第2のス
イングカバーに形成された前記第1のスイングカバー押
付け部が、当該第2のスイングカバーを閉じた状態にお
いて、前記第1のスイングカバーを、その閉じ方向に押
付け可能となっている構成のものを採用することができ
る。
【0020】このロック機構を用いた場合においても、
一方のスイングカバーによって他方のスイングカバーが
閉じ状態に保持される。よって、ロックレバーが取付け
られていない側のスイングカバーを先に閉じても、当該
スイングカバーが閉じ状態に固定されない。
【0021】この場合、前記第1のスイングカバー押付
け部を、前記第2のスイングカバーに取り付けられてい
る前記用紙押付け部材とし、当該用紙押付け部材は、前
記第2のスイングカバーを閉じた状態において、前記第
1のスイングカバーに取り付けられている前記プラテン
部材を当該第1のスイングカバーの閉じ方向に押付け可
能とすることが望ましい。
【0022】また、前記ロック機構は更に、前記第2の
スイングカバーを常に開く方向に付勢している付勢部材
を備えていることが望ましい。この構成によれば、第1
のスイングカバーを開くと、それによって閉じ状態に保
持されていた第2のスイングカバーが自動的に開くので
操作が簡単になる。
【0023】一方、本発明のプリンタは、印字後の記録
紙を切断するための切断刃を有しており、当該切断刃
は、前記印字ヘッド部に対して、当該印字ヘッド部およ
び前記プラテン部材から送り出される記録紙の送り出し
方向の側に配置されていることを特徴としている。
【0024】この場合、前記第1および第2のスイング
カバーには、閉じた状態において前記印字ヘッド部およ
び前記プラテン部材に対峙する部位に、記録紙排出用の
開口部を形成し、前記切断刃を当該記録紙排出用の開口
部の近傍に位置させておくことができる。この構成によ
れば、第1および第2のスイングカバーを閉じたままの
状態においても、剥離紙等を切断することができるので
便利である。
【0025】ここで、切断刃を前記用紙曲げ部材に形成
しておくことも可能である。
【0026】次に、本発明のプリンタにおいて、前記印
字ヘッド部をサーマルヘッドとし、前記プラテン部材を
プラテンローラとすることができる。この場合には、第
1のスイングカバーを閉じると、前記ウラテンローラが
前記サーマルヘッドに接触した状態が形成されるように
すればよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したラベルプリンタの実施例を説明する。
【0028】図1は本例のラベルプリンタの主要構成部
分を示す概略断面図であり、図2はその一部を拡大して
示す拡大部分断面図である。本例のラベルプリンタ1
は、一定幅のテープ状剥離紙2aの表面に一定長さのラ
ベル紙2bが貼り付けられた構成の記録紙2がロール状
に巻き取られた構成の記録紙ロール3の収容部4を備
え、ここに収容された記録紙ロール3から繰り出される
記録紙2のラベル紙2bに対してサーマルヘッド5によ
って印字を行い、印字後のラベル紙2bを剥離紙2aか
ら剥がしてプリンタ本体外側に排出可能となっている。
勿論、通常のテープ状記録紙がロール状に巻き取られた
構成の記録紙ロールを収容部4に装填した場合には、当
該記録紙への印字も可能である。
【0029】図1および図2に示すように、本例のラベ
ルプリンタ1は、一面が開口部6となっている直方体形
状の本体ケース7を有し、この本体ケース7の内部に
は、プリンタ幅方向に一定間隔で平行に配置した(図に
おける奥行き方向に一定間隔で平行に配置した)左右一
対の側板部分を備えた金属製等の本体フレーム8が配置
されている。本体ケース7はこの本体フレーム8に取付
られている。本体フレーム8の左右の側板部分の間に
は、本体ケースの開口部6から記録紙ロール3を装填可
能な収容部4が区画形成されている。また、本体フレー
ム8の前方側の部分には、サーマルヘッド5が取付けら
れている。
【0030】本体ケースの開口部6は、両開き方式の第
1及び第2のスイングカバー11、12によって塞がれ
ている。第1のスイングカバー11は、第1のカバーフ
レーム13と、ここに取り付けられた第1のカバーケー
ス14を備えている。同様に、第2のスイングカバー1
2は第2のカバーフレーム16と第2のカバーケース1
7を備えている。
【0031】ここで、図3は第1のスイングカバー11
の第1のカバーフレーム13を示す平面図およびその先
端部分の部分側面図であり、図4は第2のスイングカバ
ー12の第2のカバーフレーム16を示す平面図および
側面図である。これらの図も参照して、第1および第2
のスイングカバー11、12の構成を説明する。
【0032】第1のカバーフレーム13は矩形枠形状を
しており、その基端部分が、本体フレーム8に対して幅
方向に架け渡した第1の支軸15によって回転自在に支
持されている。
【0033】第2のカバーフレーム16も矩形枠形状を
しており、その基端部分が、本体フレーム8に対してプ
リンタ幅方向に架け渡した第2の支軸18によって回転
自在に支持されている。また、この第2のスイングカバ
ー12は、第2の支軸18に取付けたねじりコイルばね
19によって、常に開く方向に付勢されている。第1の
カバーフレーム13に取付けた第1のカバーケース14
と、第2のカバーフレーム6に取付けた第2のカバーケ
ース17によって、本体ケース7の開口部6を封鎖して
いるケースカバーが構成されている。
【0034】第1のカバーフレーム13の先端部分に
は、プリンタ幅方向にプラテンローラ21が配置され、
そのプラテン軸22の両端が回転自在の状態で支持され
ている。第1のスイングカバー11を閉じた状態におい
ては、プラテンローラ21がサーマルヘッド5に押し付
けられた状態が形成される。サーマルヘッド5はその下
端を中心として圧縮コイルばね23によってプラテンロ
ーラ21の側に付勢された状態になっている。
【0035】閉じた状態において相互に対峙する第1の
カバーケース14および第2のカバーケース17の先端
部分には、それぞれ矩形の切り欠きが形成されており、
これらによって記録紙排出用の開口部24が区画形成さ
れる。この開口部24における第1のカバーケース14
の側におけるプリンタ幅方向に延びる縁には、第1の排
紙案内部25aが形成されており、第2のカバーケース
17の側におけるプリンタ幅方向に延びる縁にも、第2
の排紙案内部25bが形成されている。さらに、プリン
タ本体内部には、第1の排紙案内部25aに向けて剥離
紙2aを案内する排紙案内部25c、25dが形成され
ている。これらの排紙案内部25c、25dは、図3か
ら分かるように、第1のカバーフレーム13の先端部分
においてプリンタ幅方向に架け渡されたものである。
【0036】(ラベル紙の剥離機構)次に、図5ないし
図9は、第1および第2のスイングカバー11、12を
開けた状態から完全に閉じる直前の状態になるまでの各
状態を示す動作説明図である。これらの図も参照して、
本例のラベルプリンタ1における記録紙2の剥離紙2a
から印刷後のラベル紙2bを剥がすための剥離機構を説
明する。
【0037】本例の剥離機構は、第1のスイングカバー
11のカバーフレーム13の先端部分においてプリンタ
幅方向に架け渡した用紙曲げローラ31と、第2のスイ
ングカバー12のカバーフレーム16の先端部分おいて
プリンタ幅方向に架け渡した用紙押付けローラ32を備
えている。
【0038】用紙曲げローラ31は回転自在の状態で支
持され、プラテンローラ21の上側近傍に位置してい
る。すなわち、第1のスイングカバー11を閉じた状態
において、サーマルヘッド5およびプラテンローラ21
の間を通る記録紙2の送り出し方向の側に当該用紙曲げ
ローラ31が位置するようになっている。これに対し
て、用紙押付けローラ32は、サーマルヘッド5に対し
て、用紙曲げローラ31と同一の側であって、当該ロー
ラ31よりも離れた位置となるように、第2のカバーフ
レーム16に対する取付位置が決定されている。さら
に、本例の用紙押付けローラ32は用紙曲げローラ31
とほぼ同一の高さ位置となるように第2のカバーフレー
ム16に対する取付位置が定められている。また、本例
の用紙押付けローラ32は、第2のカバーフレーム16
に形成したほぼ上下方向に延びる長孔33にそってスラ
イド可能であり、常に、圧縮コイルばね34によって下
方向に付勢されている。
【0039】この構成の剥離機構のラベル紙剥離動作を
説明する。収容部4の記録紙ロール3から繰り出された
記録紙2は、サーマルヘッド5およびプラテンローラ2
1の間を通って上方に搬送され、サーマルヘッド5の側
に面しているラベル紙2bには所定の印字が行われる。
印字後は、剥離紙2aのみが、用紙曲げローラ31を経
由して用紙押付けローラ32の下側を通って、第1およ
び第2のカバーケース14、17の先端部分に形成され
ている用紙排出用の開口部24から外部に引き出され
る。剥離紙2aは用紙押付けローラ32によって用紙曲
げ用ローラ31に対して例えば90度以上の角度で巻き
付けられるので、この位置において、腰の強いラベル紙
2bの方はそのまま記録紙送り出し方向(図においては
上方)に進み、剥離紙2aの表面から剥がされる。
【0040】ここで、本例では、用紙押付けローラ32
が圧縮コイルばね34によって付勢されているので、剥
離紙2aは所定の張力が作用した状態で用紙曲げローラ
31に巻き付けられる。このために、当該位置で確実に
ラベル紙2bが剥離紙2aから剥がされる。
【0041】(スイングカバーのロック機構)次に、図
1ないし図9を参照して、第1および第2のスイングカ
バー11、12を図1、2に示す閉じ状態にロックする
ためのロック機構を説明する。本例のロック機構は、第
1のスイングカバー11の第1のカバーフレーム13に
おける先端部分の側面に取付けたロックレバー41を有
している。このロックレバー41は、その上下方向の中
程の位置の所で支軸42を中心として回転可能な状態で
第1のカバーフレーム13に取付けられている。
【0042】このロックレバー41は、図3から分かる
ように、プリンタ幅方向に架け渡された連結部分41a
と、この連結部分41aの両端から直角に折れ曲がって
プリンタ前後方向に伸びているレバー本体部分41bを
備えている。各レバー本体部分41bの上端部分には、
第2のスイングカバー12の側に係合可能なカバー係合
面43が形成されており、その下端部分にはプリンタ本
体フレーム8の側に係合可能な本体係合面44が形成さ
れている。
【0043】第2のスイングカバー12の第2のカバー
フレーム17における先端部分の両側面には、図4から
分かるように、上記の各カバー係合面43に対して下側
から係合可能なレバー係合突起45が形成されている。
また、本体フレーム8の側板部分の表面には、上記の本
体係合面44に対して上側から係合可能なレバー係合突
起46が形成されている。さらに、ロックレバー41
は、引張りコイルばね47によって、常に、時計回りの
方向に付勢されている。しかしながら、図5に示す状態
を超えて時計回りに回転することの無いように回り止め
(図示せず)が設けられている。
【0044】この構成のロック機構では、図5に示すよ
うに第1および第2のスイングカバー11、12を開け
た状態から第1のスイングカバー11のみを閉めると、
ロックレバー41の下端部分の本体係合面44が形成さ
れている部分が、本体側のレバー係合突起46に当た
り、この後は、ロックレバー41はばね力に逆らって反
時計回りに僅かに回転しながら、当該突起46を乗り越
える。この結果、図6に示すように、プリンタ本体側の
係合突起46に、下側からロックレバー41の本体係合
面44が係合した第1のスイングカバーのロック状態が
形成される。
【0045】次に、第2のスイングカバー12を閉じる
と、図8に示すように、そこに形成されているレバー係
合突起45がロックレバー41の上端部分に当たる。第
2のスイングカバー12を更に押し込むと、図9に示す
ように、ロックレバー41がばね力に逆らって反時計回
りに僅かに回転するので、当該第2のスイングカバー1
2を完全に閉めることができる。完全に閉めた状態で
は、係合突起45がロックレバー41側のカバー係合面
43の下側に入り込む。この結果、ばね力によってロッ
クレバー41が時計回りに回転して、係合突起45がカ
バー係合面43に対して下側から係合した第2のスイン
グカバー12のロック状態が形成される。
【0046】ロック状態を解除するには、ロックレバー
41を支軸42を中心として反時計回り、すなわち、図
3(b)に示す矢印Aの方向に回転させればよい。例え
ば、プリンタ本体の外側面に、ロックレバー41を回転
可能な手動操作レバーを配置しておき、これを反時計回
りに回転させればよい。ロックレバー41がばね力に逆
らって矢印A方向に回転すると、当該ロックレバー41
がレバー掛合突起46から外れると共に、ロックレバー
41に形成されている当接面41cが、プリンタ本体フ
レーム側に形成されている支持面41dに突き当たり、
カバーフレーム13が上方に持ち上げられる。この結
果、手動操作レバーを離してロックレバー41がばね力
によって元の位置に戻っても再びロック状態に戻ること
はない。
【0047】(記録紙ロールの装填操作)このように構
成されている本例のラベルプリンタ1における記録紙ロ
ールの装填操作を以下に纏めて説明する。
【0048】まず、図1、2の状態のプリンタ1におい
て、ロックレバー41を不図示の手動操作レバーによっ
て反時計方向に僅かに回動させる。この結果、ロックレ
バー41によるロックが外れて、第1および第2のスイ
ングカバー11、12を開けることが可能になる。本例
では、第2のスイングカバー12は、その支軸回りに開
く方向にねじりばね19によって常に付勢されているの
で、ロックが外れると、まず第2のスイングカバー12
がばね力によって図5に示す全開状態になる。
【0049】次に、第1のスイングカバー11を開け
る。図5には第1のスイングカバー11を半開きにした
状態を示してある。第1のスイングカバー11を全開に
した後に、記録紙ロール3を収容部4に収容する。次
に、収容した記録紙ロール3から記録紙2を繰り出し
て、開口部6から上方に引き出す。この状態で、第1の
スイングカバー11を閉じる。
【0050】第1のスイングカバー11をある程度まで
閉じると、ロックレバー41の下端部分が、本体フレー
ム8の側のレバー係合突起46に当る。この後は、前述
したように、第1のスイングカバー11の移動に伴っ
て、ロックレバー41がコイルばね81の引っ張り力に
抗して反時計回り方向に若干回転しながら係合突起46
を乗り越え、しかる後に係合突起46の下側にロックレ
バー41の側の係合面43が下側から係合して、第1の
スイングカバー11が完全に閉じた状態でロックされ
る。
【0051】図6に示すように、第1のスイングカバー
11が完全に閉じられると、プラテンローラ21とサー
マルヘッド5の間に記録紙2が挟まれた状態になる。こ
のとき、これらの間から上方に引き出されている記録紙
3の部分は、用紙曲げローラ31に対してはサーマルヘ
ッド5の側を通って、巻き癖等により第1のスイングカ
バー11の側に反り返り、開いた状態にある第2のスイ
ングカバー12の先端部分に対峙した状態になる。
【0052】次に、第2のスイングカバー12を閉じて
いくと、図7に示すように、その先端部分に支持されて
いる用紙押付けローラ32によって、上方に引き出され
ている記録紙2の部分が下方に押される。第2のスイン
グカバー12を更に閉めると、図8に示すように、第2
のスイングカバー12の回転に伴い、その先端に支持さ
れている用紙押付けローラ32はプラテンローラ53に
向かって接近しながら記録紙2をプラテンローラ53の
側に押し下げる。この結果、記録紙2は、用紙曲げロー
ラ31に対して90度以上の角度で巻き付けられ、この
位置で下方に曲げられた状態になる。
【0053】ここで、図8に示すように、第2のスイン
グカバー12のレバー係合突起45が、第1のスイング
カバー11の側のロックレバー41の上端部分に当たっ
た後は、当該第2のスイングカバー12の閉じ動作に連
動して、ロックレバー41がばね力に逆らって反時計回
りに僅かに回転する。この結果、図9に示すように、一
時的にロックレバー41による第1のスイングカバー1
1のロックが解除され、レバー係合突起46がロックレ
バー41の上端部分を通り過ぎた後は、再びばね力によ
って時計回りに回転する。
【0054】この結果、図1、2に示すように、ロック
レバー41の下側の本体係合面45にレバー係合突起4
6が係合すると共に、ロックレバー41の上側のカバー
係合面43にレバー係合突起45が係合した状態が形成
され、第1および第2のスイングカバー11、12のロ
ック状態が形成される。
【0055】これと同時に、サーマルヘッド5とプラテ
ンローラ21の間から上方に引き出されている記録紙2
の部分は、自動的に、用紙曲げローラ31および用紙押
付けローラ32を経由した屈曲した搬送経路に沿って用
紙排出用の開口部24に引き出された状態となる。
【0056】このようにして記録紙ロール3の装填作業
を終了した後に、サーマルヘッド5を駆動してプラテン
ローラ31を回転させ、ラベル紙2bに所定の印字を行
なうことができる。
【0057】その際、剥離紙2aは、用紙曲げローラ3
1から90度以上の角度で曲げられた状態で搬送される
ので、この剥離紙2aにおける曲げ方向とは反対側の表
面に貼り付けられている印字後のラベル紙2bは、その
剛性により、剥離紙2aから剥がれ、そのまま上方に送
り出される。
【0058】なお、記録紙ロールとして普通紙からなる
ものを収容部4に装填した場合には、印字後の記録紙
を、例えば、上記の剥離紙2aと同じ搬送経路を経て排
出するように配置することができる。この代わりに、剥
離機構を経ることなく、上記のラベル紙2bと同様に印
字後、直接に用紙排出用の開口部24から排出するよう
に配置することもできる。
【0059】(実施例の効果)以上述べたように本例の
プリンタ1によれば、第1のスイングカバー11および
第2のスイングカバー12を閉じるだけで、装填した記
録紙ロール3から繰り出されている記録紙2が用紙曲げ
ローラ31および用紙押付けローラ32からなる剥離機
構にそって引き回されて用紙排出用の開口部24から引
き出された状態が自動的に形成される。従って、操作者
は、記録紙ロール3を収容部4に収容してから第1およ
び第2のスイングカバー11、12を閉じるという通常
の作業を行うだけでよい。よって、手間がかからず、簡
単な操作により、記録紙ロールを装填することができ
る。
【0060】また、普通紙からなる記録紙ロールの装填
も同様に行なうことができるので、操作者は、ラベル紙
と普通紙とを区別せずにプリンタ1を使用できる。従っ
て、プリンタ1の操作性をさらに向上させることができ
る。
【0061】次に、本例のプリンタ1では、第2のスイ
ングカバー12を第1のスイングカバー11より先に閉
じたとしても、それが閉じ位置にロックされないので、
ねじりコイルばね19のばね力によって再び開くことに
なる。従って、第1のスイングレバー11を最初に閉じ
るという操作を確実に操作者に行わせることができる。
この結果、剥離紙からラベル紙を剥離できない状態で記
録紙が配置されてしまうことを確実に防止できる。
【0062】また、本例のプリンタ1では、単一のロッ
クレバー41を用いて第1および第2のスイングカバー
11、12の双方をロックできるようにしている。従っ
て、このロックレバー41を一度操作すれば、双方のス
イングカバー11、12をアンロックできる。よって、
第1および第2のスイングカバー11、12を開く操作
が簡単になる。
【0063】さらには、本例のプリンタ1では、記録紙
ロール3の収容部4の開口部6を覆う機構を両開き方式
(観音開き)の第1および第2のスイングカバー11、
12から構成している。従って、1枚のスイングカバー
を用いて開口部6を覆う場合に比べて、各スイングカバ
ー11、12を小寸法にできるので、当該スイングカバ
ー開閉のための所要スペースを少なくできる。
【0064】なお、本例のプリンタ1の剥離機構は用紙
曲げローラ31および用紙押付けローラ32から構成さ
れているが、用紙押付けローラ32のみを用いて剥離機
構を形成することも可能である。この場合には、用紙押
付けローラ32によって剥離紙2aをプラテンローラ3
1の外周面に部分的に密着させて、当該剥離紙2aを湾
曲させるようにすればよい。
【0065】また、本例のロックレバー41は支軸42
を中心として回動して、第1および第2のスイングカバ
ー11、12をロック状態、アンロック状態にしている
が、ロックレバー41を直線運動させることにより、あ
るいは直線運動と回転運動の組み合わせからなる複合運
動をさせることにより、双方のスイングカバー11、1
2のロック、アンロック状態を形成できるようにするこ
とも可能である。
【0066】なお、本例のロックレバー41は第1のス
イングカバー11の側に取付けられているが、第2のス
イングカバー12の側に取り付ける構成とすることも可
能である。
【0067】(第2の実施例)図10は、上記のプリン
タ1の変形例の主要部分を示す部分断面図である。本例
のプリンタ1Aの基本的な構成はプリンタ1と同一であ
るので、対応する部分には同一の符号を付して示してあ
り、以下においては相違する部分のみを説明する。
【0068】本例のプリンタ1Aは、印字後の記録紙2
を切断するための切断刃51を備えたことを特徴として
いる。切断刃51は、サーマルヘッド5およびプラテン
ローラ31に対して記録紙送り出し側に配置されてい
る。また、第1のスイングカバー11を閉じた状態にお
いて、そこに取付けられている用紙曲げローラ31に対
して僅かの間隔で対峙する位置に配置されている。
【0069】この構成のプリンタ1は、剥離機構を使用
せずに、多数枚のラベル紙2aが貼り付けられたままの
状態で印字を行なう場合に適している。すなわち、記録
紙ロール3を収容部4に装填した後に第1のスイングカ
バー11を閉じると、記録紙2は、図6に示すように、
第1のスイングカバー11の側に反り返るように引き出
された状態になる。この状態のままで第2のスイングカ
バー12を閉じると、記録紙2の引き出されている部分
は前述のように剥離機構による屈曲した搬送経路に沿っ
て配置されてしまう。そのために、引き出されている記
録紙2の部分を図10(b)に示すように、開いている
第2のスイングカバー12の側に通す必要がある。
【0070】しかし、本例のプリンタ1Aではこのよう
な記録紙2の引き回し作業が不要である。すなわち、第
1のスイングカバー11を閉じた後に、引き出されてい
る記録紙2の部分を、切断刃51に沿って切断し、第2
のスイングカバー12を閉じればよい。印字を開始する
と、サーマルヘッド5およびプラテンローラ31から送
り出される記録紙2は、そのまま上方に搬送されて、用
紙排出用の開口部24から排出される。
【0071】ここで、切断刃51を、用紙曲げローラ3
1と同様に機能する用紙曲げ部材として用いることもで
きる。図11は、かかる構成を備えたプリンタ1Bの主
要部分を示す部分断面図である。本例のプリンタ1Bの
基本的な構成は前述のプリンタ1と同一であるので、対
応する部分には同一の符号を付して示してあり、それら
の説明は省略する。
【0072】この図に示すように、本例のプリンタ1B
では、用紙曲げローラ31の配置場所に、L形に折れ曲
がった断面の用紙曲げ部材52が配置されている。この
用紙曲げ部材52の上面における第2のスイングカバー
側の縁は鋭角な切断刃52aとされている。
【0073】本例のプリンタ1Bによれば、上記のプリ
ンタ1Aと同様に、多数枚のラベル紙を剥離紙から剥が
すことなく印字する場合に、記録紙の引き回しが不要に
なるという利点がある。また、剥離機構の構成要素であ
る用紙曲げ部材と切断刃が単一の部材から形成されてい
るので、その分、構成がシンプルになり、また、製造コ
ストを低減できるという利点もある。
【0074】次に、図12に示すプリンタ1Cは、第2
のスイングカバー12を閉じた状態において記録紙2の
切断を容易に行ない得るように構成した切断刃を備えも
のである。切断刃以外の構成は図1のプリンタ1と同一
である。このプリンタ1Cでは、本体フレーム8にL形
に折り曲げた金属板53を取付け、その上方に起立して
いる部分の上端縁を切断刃54としてある。かかる切断
刃54は、第2のスイングカバー12の開閉動作におい
て、当該スイングカバー12の各部分と干渉することの
ない位置に配置されている。
【0075】このプリンタ1Cでは、その切断刃54
が、第1および第2のスイングカバー11、12によっ
て区画形成される用紙排出用の開口部24に接近した位
置にある。従って、第2のスイングカバー12を閉じた
ままの状態での記録紙2の切断作業が容易になる。
【0076】(第3の実施例:ロック機構の変形例)図
13は、上記のプリンタ1とは異なるロック機構を備え
たプリンタの主要部分を示す部分断面図である。本例の
プリンタ1Dの基本構造はプリンタ1と同一であり、第
1および第2のスイングカバー11、12を閉じ位置に
ロックするためのロック機構のみが異なっている。従っ
て、本例のプリンタ1Dのロック機構のみを以下に説明
する。
【0077】本例のプリンタ1Dのロック機構は、第2
のスイングカバー12のカバーフレーム16の先端部分
の側面に取り付けたロックレバー61を備えている。ロ
ックレバー61は、支軸62を中心として回動可能であ
り、常に、ねじりコイルばね(図示せず)によって、反
時計方向に付勢されている。このロックレバー61の先
端には本体係合面63が形成されており、本体フレーム
8の側には、当該本体係合面63に係合可能なレバー係
合突起64が形成されている。
【0078】第2のスイングカバー12を閉じていく
と、そのロックレバー61の先端傾斜面66がレバー係
合突起64に当り、その後はロックレバー61がばね力
に様等って僅かに時計方向に回動しながら移動する。こ
の結果、図13(b)に示すように、本体フレーム側の
レバー係合突起64に対して下側からロックレバー61
の本体係合面63が係合する。
【0079】また、本例では、第2のスイングカバー1
2に取り付けた用紙押付けローラ32が、当該第2のス
イングカバー12を閉じた状態において、プラテンロー
ラ21の外周面に押し付けられた状態が形成されるよう
になっている。
【0080】このように構成されているプリンタ1Dに
おいて、まず第1のスイングカバー11を閉じると、そ
の先端に取り付けられているプラテンローラ21が、本
体フレーム側のサーマルヘッド5に密着し、図13
(a)に示す状態になる。この状態では、サーマルヘッ
ド5を押している圧縮コイルばね23のばね力によっ
て、第1のスイングカバー11はその閉じ位置に保持さ
れる。
【0081】次に、第2のスイングカバー12を閉じる
と、上記のように、その先端に取り付けられているロッ
クレバー61が本体フレーム側の係合突起64に係合し
て、第2のスイングカバー2のロック状態が形成され
る。この状態では、ロックされている第2のスイングカ
バー2に取り付けられている用紙押付けローラ32によ
って、第1のスイングカバー11に取り付けられている
プラテンローラ21がスイングカバー閉じ方向に押し付
けられた状態になる。よって、第2のスイングカバー1
2を閉じ位置にロックすると、第1のスイングカバー1
1も閉じ位置にロックラされた状態が自動的に形成され
る。
【0082】本例のプリンタ1Dにおいても、第2のス
イングカバー12を第1のスイングカバー11より先に
閉じたとしても、それが閉じ位置にロックされないの
で、ねじりコイルばね19のばね力によって再び開くこ
とになる。従って、第1のスイングレバー11を最初に
閉じるという操作を確実に操作者に行わせることができ
る。この結果、剥離紙からラベル紙を剥離できない状態
で記録紙が配置されてしまうことを確実に防止できる。
【0083】また、単一のロックレバー61を用いて第
1および第2のスイングカバー11、12の双方をロッ
クできるようにしている。従って、このロックレバー6
1を一度操作すれば、双方のスイングカバー11、12
をアンロックできる。よって、第1および第2のスイン
グカバー11、12を開ける操作が簡単になる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
においては、第1のスイングカバーおよび第2のスイン
グカバーを閉じるだけで、自動的に、装填した記録紙ロ
ールから繰り出されている記録紙が剥離機構にそって引
き出された状態が形成される。従って、操作者は、記録
紙ロールを収容部に収容してから第1および第2のスイ
ングカバーを閉じるという通常の操作を行うだけで記録
紙ロールの装填を行なうことができる。よって、手間が
かからず、簡単な操作により、記録紙ロールを装填でき
る。
【0085】また、本発明のプリンタの剥離機構を構成
している用紙押付け部材は、弾性部材によって用紙押付
けローラを記録紙側に押し付けた構成となっているの
で、記録紙に対して所定の張力を与えた状態で曲げるこ
とができるので、ラベル紙を剥離紙から確実に剥離でき
るという効果が得られる。
【0086】さらに、本発明のプリンタのロック機構に
よれば、第2のスイングカバーを第1のスイングカバー
より先に閉じたとしても、それが閉じ位置にロックされ
ない。よって、第1のスイングレバー11を最初に閉じ
るという操作を確実に操作者に行わせることができるる
ので、剥離紙からラベル紙を剥離できない状態で記録紙
が配置されてしまうという弊害を確実に防止できる。
【0087】さらにまた、また、本発明のプリンタのロ
ック機構は、単一のロックレバーを用いて第1および第
2のスイングカバーの双方をロックできるようにしてい
る。従って、このロックレバーを一度操作すれば、双方
のスイングカバーをアンロックできるので、第1および
第2のスイングカバーを開ける操作が簡単になるという
利点がある。
【0088】これに加えて、第2のスイングカバーはば
ね力によって常に開く方向に付勢されているので、当該
第2のスイングカバーを先に閉じた場合や、当該第2の
スイングカバーのロックを解除した場合等において、そ
れが自動的に開く。よって、当該第2のスイングカバー
を開ける操作が簡単になる。
【0089】次に、本発明のプリンタは、記録紙を切断
する切断刃を備えているので、ラベル紙を剥離紙から剥
がすことなく多数枚印刷する場合等において、記録紙の
引き回し作業が簡単になるという利点がある。
【0090】また、切断刃が剥離機構の構成要素である
用紙曲げ部材と兼用されている場合には、部品点数を削
減でき、その分、構造が簡単になると共に、製造コスト
を低減できる。
【0091】一方、本発明のプリンタは、記録紙ロール
の収容部の開口部を覆う機構を両開き方式(観音開き)
の第1および第2のスイングカバーから構成している。
従って、1枚のスイングカバーを用いて開口部を覆う場
合に比べて、各スイングカバー11、12を小寸法にで
きるので、当該スイングカバー開閉のための所要スペー
スを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタの概略断面図であ
る。
【図2】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、双方のスイングカバーが閉じた状態を示す説明
図である。
【図3】図1のプリンタにおける第1のスイングカバー
の第1のカバーフレームを示す平面図および部分側面図
である。
【図4】図1のプリンタにおける第2のスイングカバー
の第2のカバーフレームを示す側面図である。
【図5】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、双方のスイングカバーを開けた状態を示す説明
図である。
【図6】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、第1のスイングカバーを閉じた状態を示す説明
図である。
【図7】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、第2のスイングカバーを途中まで閉じた状態を
示す説明図である。
【図8】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、第2のスイングカバーがロックレバーに当たっ
た状態を示す説明図である。
【図9】図1のプリンタの開閉動作を説明するための図
であり、第2のスイングカバーが完全に閉じる手前の状
態を示す説明図である。
【図10】本発明を適用したプリンタの異なる例を示す
部分断面図である。
【図11】図10のプリンタの変形例を示す部分断面図
である。
【図12】図10のプリンタの変形例を示す部分断面図
である。
【図13】本発明を適用したプリンタの別の例を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 記録紙 2a 剥離紙 2b ラベル紙 3 記録紙ロール 4 収容部 5 サーマルヘッド 6 開口部 7 本体ケース 8 本体フレーム 11 第1のスイングカバー 12 第2のスイングカバー 13 第1のカバーフレーム 14 第1のカバーケース 15 第1の支軸 16 第2のカバーフレーム 17 第2のカバーケース 18 第2の支軸 19 ねじりコイルばね 21 プラテンローラ 22 プラテン軸 23 圧縮コイルばね 24 記録紙排出用の開口部 25a、25b、25c 排紙案内部 31 用紙曲げローラ 32 用紙押付けローラ 33 長孔 34 圧縮コイルばね 41 ロックレバー 42 支軸 43 カバー係合面 44 本体係合面 45 レバー係合突起 46 レバー係合突起 47 引張りコイルばね 1A、1B、1C、1D プリンタ 51 切断刃 52 用紙曲げ部材 52a 切断刃 53 金属板 54 切断刃 61 ロックレバー 62 支軸 63 本体係合面 64 レバー係合突起

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙ロールを収容するための収容部が
    形成されているプリンタ本体と、 前記収容部に記録紙ロールを装填するための開口部と、 この開口部を開閉するための両開き方式の第1および第
    2のスイングカバーと、 前記収容部に収容された記録紙ロールから繰り出された
    記録紙に印字を行なう印字ヘッド部と、 前記第1のスイングカバーに取り付けられ、当該第1の
    スイングカバーを閉じた状態において前記印字ヘッド部
    に対峙するプラテン部材と、 前記第1のスイングカバーに取り付けられ、当該第1の
    スイングカバーを閉じた状態において、前記印字ヘッド
    部および前記プラテン部材に対して記録紙送り出し側に
    位置する用紙曲げ部材と、 前記第2のスイングカバーに取り付けられ、当該第2の
    スイングカバーを閉じた状態において、記録紙を前記用
    紙曲げ部材に巻き付ける方向に押付け可能な用紙押付け
    部材と、を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1および第2のスイングカバーを閉じた状態にお
    いて、前記用紙曲げ部材は前記印字ヘッド部に対して前
    記プラテン部材と同一の側に位置し、 前記用紙押付け部材は前記前記印字ヘッド部に対して前
    記用紙曲げ部材と同一の側であって、当該用紙曲げ部材
    よりも離れた位置となることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記用紙押付け部材は、前記第2のスイングカバーに対
    して記録紙押付け方向にスライド可能な状態で取り付け
    られた用紙押付けローラと、この用紙押付けローラを記
    録紙押付け方向に押し付けている弾性部材とを備えてい
    ることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、更に、 前記第1および第2のスイングカバーを閉じた状態にロ
    ックするロック機構を有していることを特徴とするプリ
    ンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記ロック機構は、前記第1および第2のスイングカバ
    ーの一方に取り付けられたロックレバーと、他方のスイ
    ングカバーに取り付けられたカバー側レバー係合部と、
    プリンタ本体側に形成されている本体側レバー係合部と
    を備えており、 前記ロックレバーは、前記第1および第2のスイングカ
    バーを閉じた状態において、前記カバー側レバー係合部
    に係合するカバー側係合部および前記本体側レバー係合
    部に係合する本体側係合部を備えていることを特徴とす
    るプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ロックレバーは、前記カバー側係合部および前記本
    体側係合部をそれぞれ前記カバー側レバー係合部および
    前記本体側レバー係合部に対して係合したロック位置お
    よび係合が解除されたアンロック位置の間を移動可能で
    あり、 前記ロック機構は、更に、前記ロックレバーを前記ロッ
    ク位置に向けて付勢している弾性部材と、前記ロックレ
    バーを前記弾性部材による付勢力に逆らって前記アンロ
    ック位置に移動させるための手動操作部材と、前記ロッ
    クレバーが取り付けられていない側のスイングカバーを
    常に開く方向に付勢している付勢部材とを備えているこ
    とを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記ロック機構は、前記第2のスイングカバーに取り付
    けられたロックレバーと、当該第2のスイングカバーに
    形成された第1のスイングカバー押付け部と、プリンタ
    本体側に形成された本体側レバー係合部とを備えてお
    り、 前記ロックレバーは、前記第2のスイングカバーを閉じ
    た状態において、前記本体側レバー係合部に係合する本
    体側係合部を備えており、 前記第2のスイングカバーに形成された前記第1のスイ
    ングカバー押付け部は、当該第2のスイングカバーを閉
    じた状態において、前記第1のスイングカバーを、その
    閉じ方向に押付け可能となっていることを特徴とするプ
    リンタ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記第1のスイングカバー押付け部は、前記第2のスイ
    ングカバーに取り付けられている前記用紙押付け部材で
    あり、 当該用紙押付け部材は、前記第2のスイングカバーを閉
    じた状態において、前記第1のスイングカバーに取り付
    けられている前記プラテン部材を当該第1のスイングカ
    バーの閉じ方向に押付け可能となっていることを特徴と
    するプリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、更に、 前記第2のスイングカバーを常に開く方向に付勢してい
    る付勢部材を備えていることを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】 請求項1において、更に、 印字後の記録紙を切断するための切断刃を有しており、 当該切断刃は、前記印字ヘッド部に対して、当該印字ヘ
    ッド部および前記プラテン部材から送り出される記録紙
    の送り出し方向の側に配置されていることを特徴とする
    プリンタ。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記第1および第2のスイングカバーは、閉じた状態に
    おいて前記印字ヘッド部および前記プラテン部材に対峙
    する部位に、記録紙排出用の開口部を備えており、 前記切断刃は当該記録紙排出用の開口部の近傍に位置し
    ていることを特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記用紙曲げ部材に前記切断刃が形成されていることを
    特徴とするプリンタ。
  13. 【請求項13】 請求項1において、 前記印字ヘッド部はサーマルヘッドであり、 前記プラテン部材はプラテンローラであり、 前記第1のスイングカバーを閉じると、前記ウラテンロ
    ーラが前記サーマルヘッドに接触した状態が形成される
    ことを特徴とするプリンタ。
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