JPH11268386A - ラベルプリンタ - Google Patents
ラベルプリンタInfo
- Publication number
- JPH11268386A JPH11268386A JP10069756A JP6975698A JPH11268386A JP H11268386 A JPH11268386 A JP H11268386A JP 10069756 A JP10069756 A JP 10069756A JP 6975698 A JP6975698 A JP 6975698A JP H11268386 A JPH11268386 A JP H11268386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- thermal head
- check
- disconnection
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホスト側の要求なしにサーマルヘッドの断線
チェックを行うようにし、且つ、円滑なラベル発行に悪
影響を及ぼさないようにする。 【解決手段】 サーマルヘッドを用いてラベルに所定事
項を印字するラベルプリンタに、紙詰まりが認識された
ときとラベルエンドが認識されたときとにサーマルヘッ
ドの断線チェックを行うチェック手段を設ける。これに
より、紙詰まりが認識されたときとラベルエンドが認識
されたときとのラベル発行ができない時間にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われる。よって、円滑なラベル
発行を妨げることがない。また、紙詰まりかラベルエン
ドが認識されることによりサーマルヘッドの断線チェッ
クが行われるため、ホスト側でサーマルヘッドの断線チ
ェックを要求する必要がない。
チェックを行うようにし、且つ、円滑なラベル発行に悪
影響を及ぼさないようにする。 【解決手段】 サーマルヘッドを用いてラベルに所定事
項を印字するラベルプリンタに、紙詰まりが認識された
ときとラベルエンドが認識されたときとにサーマルヘッ
ドの断線チェックを行うチェック手段を設ける。これに
より、紙詰まりが認識されたときとラベルエンドが認識
されたときとのラベル発行ができない時間にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われる。よって、円滑なラベル
発行を妨げることがない。また、紙詰まりかラベルエン
ドが認識されることによりサーマルヘッドの断線チェッ
クが行われるため、ホスト側でサーマルヘッドの断線チ
ェックを要求する必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルに商品の情
報等を印字して発行するラベルプリンタに関する。
報等を印字して発行するラベルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルプリンタには、サーマルヘ
ッドによってラベルに印字を行うものがある。サーマル
ヘッドは発熱抵抗体が断線することがあり、断線した場
合には印字が適正に行われない。文字を印字する場合に
は、発熱抵抗体に多少の断線があっても、人が文字を読
み取ることができる。しかし、バーコード等の機械で読
み取るものを印字する場合には、発熱抵抗体に断線があ
ると、バーコード等が正確に認識できないばかりでな
く、誤ったデータとして認識されることがある。特にラ
ベルプリンタでは、ラベルを大量に発行する場合が多い
ので、断線に気付かずに発行を続けると何枚ものラベル
を無駄にすることになる。そこで、ラベルプリンタにお
いてはサーマルヘッドの断線チェックを行う必要性が高
い。
ッドによってラベルに印字を行うものがある。サーマル
ヘッドは発熱抵抗体が断線することがあり、断線した場
合には印字が適正に行われない。文字を印字する場合に
は、発熱抵抗体に多少の断線があっても、人が文字を読
み取ることができる。しかし、バーコード等の機械で読
み取るものを印字する場合には、発熱抵抗体に断線があ
ると、バーコード等が正確に認識できないばかりでな
く、誤ったデータとして認識されることがある。特にラ
ベルプリンタでは、ラベルを大量に発行する場合が多い
ので、断線に気付かずに発行を続けると何枚ものラベル
を無駄にすることになる。そこで、ラベルプリンタにお
いてはサーマルヘッドの断線チェックを行う必要性が高
い。
【0003】従来行われているサーマルヘッドの断線チ
ェックには、ホスト側からの要求を受けて行うものと、
プリンタ側単独で行うものとがある。
ェックには、ホスト側からの要求を受けて行うものと、
プリンタ側単独で行うものとがある。
【0004】また、ホスト側からの要求を受けて行うサ
ーマルヘッドの断線チェックには、リアル系とバッチ系
とがある。
ーマルヘッドの断線チェックには、リアル系とバッチ系
とがある。
【0005】リアル系の場合には、ホストから送信され
たサーマルヘッドの断線チェック要求のコマンドをプリ
ンタが受信した時点ですぐにサーマルヘッドの断線チェ
ックが行われる。
たサーマルヘッドの断線チェック要求のコマンドをプリ
ンタが受信した時点ですぐにサーマルヘッドの断線チェ
ックが行われる。
【0006】バッチ系の場合には、ホストから送信され
たサーマルヘッドの断線チェック要求のコマンドをプリ
ンタが受信したとき、プリンタが他のコマンドの処理中
であった場合には、その処理中のコマンドが終了した
後、サーマルヘッドの断線チェックが行われる。
たサーマルヘッドの断線チェック要求のコマンドをプリ
ンタが受信したとき、プリンタが他のコマンドの処理中
であった場合には、その処理中のコマンドが終了した
後、サーマルヘッドの断線チェックが行われる。
【0007】このようなホストの要求によりサーマルヘ
ッドの断線チェックを行おうとする場合には、ホストの
ラベル発行システムに、サーマルヘッドの断線チェック
を行うタイミングを決定するプログラムを組み込まなけ
ればならない。
ッドの断線チェックを行おうとする場合には、ホストの
ラベル発行システムに、サーマルヘッドの断線チェック
を行うタイミングを決定するプログラムを組み込まなけ
ればならない。
【0008】プリンタ側単独で行われるサーマルヘッド
の断線チェックは、ラベル発行のバッチ間や、或いは、
所定ラベル発行枚数毎に行われる。このようなサーマル
ヘッドの断線チェックは、円滑なラベル発行に影響を与
えるため、サーマルヘッドの断線チェックをするかしな
いかを選択して設定できるようにしてある。
の断線チェックは、ラベル発行のバッチ間や、或いは、
所定ラベル発行枚数毎に行われる。このようなサーマル
ヘッドの断線チェックは、円滑なラベル発行に影響を与
えるため、サーマルヘッドの断線チェックをするかしな
いかを選択して設定できるようにしてある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ホストの要求でサーマ
ルヘッドの断線チェックを行うようにする場合、ホスト
のラベル発行システムにおける断線チェックを行うタイ
ミングを決定し、そのタイミングで断線チェックを行う
ためのプログラムをホストのラベル発行システムに組み
込まなければならない。さらに、断線チェックに適した
タイミングは、各ユーザ毎に異なるが、対応は困難であ
る。
ルヘッドの断線チェックを行うようにする場合、ホスト
のラベル発行システムにおける断線チェックを行うタイ
ミングを決定し、そのタイミングで断線チェックを行う
ためのプログラムをホストのラベル発行システムに組み
込まなければならない。さらに、断線チェックに適した
タイミングは、各ユーザ毎に異なるが、対応は困難であ
る。
【0010】また、リアル系のサーマルヘッドの断線チ
ェックは、プリンタがコマンドを受信したとき、別のコ
マンドの処理中であっても、サーマルヘッドの断線チェ
ックが優先して行われてしまうという不都合がある。さ
らに、リアル系のサーマルヘッドの断線チェックはホス
トのオペレーションなしでは働かないという不都合もあ
る。
ェックは、プリンタがコマンドを受信したとき、別のコ
マンドの処理中であっても、サーマルヘッドの断線チェ
ックが優先して行われてしまうという不都合がある。さ
らに、リアル系のサーマルヘッドの断線チェックはホス
トのオペレーションなしでは働かないという不都合もあ
る。
【0011】ホストの要求によらず、プリンタ単独で行
うサーマルヘッドの断線チェックは、そのときのラベル
の発行状況に拘らず、前述のような所定ラベル発行枚数
など定められたタイミングで行われるため、円滑なラベ
ル発行に悪影響を与える可能性がある。このような悪影
響を嫌って、サーマルヘッドの断線チェックをしないよ
うに設定しておいた場合には、全く断線チェックが行わ
れないことになってしまい、やはりこれも不都合であ
る。
うサーマルヘッドの断線チェックは、そのときのラベル
の発行状況に拘らず、前述のような所定ラベル発行枚数
など定められたタイミングで行われるため、円滑なラベ
ル発行に悪影響を与える可能性がある。このような悪影
響を嫌って、サーマルヘッドの断線チェックをしないよ
うに設定しておいた場合には、全く断線チェックが行わ
れないことになってしまい、やはりこれも不都合であ
る。
【0012】したがって、従来の技術には、円滑なラベ
ル発行を妨げず、且つ、ホストに特別なプログラムを組
み込むことを必要とせず、さらに、オペレータのオペレ
ーションを必要とせずに、断線チェックできる方策はな
い。
ル発行を妨げず、且つ、ホストに特別なプログラムを組
み込むことを必要とせず、さらに、オペレータのオペレ
ーションを必要とせずに、断線チェックできる方策はな
い。
【0013】本発明は、ホストの要求なしにサーマルヘ
ッドの断線チェックを行うようにし、且つ、円滑なラベ
ル発行に悪影響を及ぼさないようにすることを目的とす
る。
ッドの断線チェックを行うようにし、且つ、円滑なラベ
ル発行に悪影響を及ぼさないようにすることを目的とす
る。
【0014】また、ラベルの発行枚数に対して所定の頻
度でサーマルヘッドの断線チェックが行われるようにす
ることを目的とする。
度でサーマルヘッドの断線チェックが行われるようにす
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のラ
ベルプリンタは、サーマルヘッドを用いてラベルに所定
事項を印字するラベルプリンタにおいて、紙詰まりが認
識されたときとラベルエンドが認識されたときとにサー
マルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設け
た。
ベルプリンタは、サーマルヘッドを用いてラベルに所定
事項を印字するラベルプリンタにおいて、紙詰まりが認
識されたときとラベルエンドが認識されたときとにサー
マルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設け
た。
【0016】したがって、紙詰まりが認識されたときと
ラベルエンドが認識されたときとに、サーマルヘッドの
断線チェックが行われる。ここで、紙詰まりが起こった
場合やラベルがなくなった場合には、それらに対処する
時間がかかり、その時間はラベル発行ができない。よっ
て、紙詰まりが起こった場合やラベルがなくなった場合
にサーマルヘッドの断線チェックを行っても、円滑なラ
ベル発行を妨げることがなく、また、紙詰まりかラベル
エンドが認識されることによりサーマルヘッドの断線チ
ェックが行われるため、ホスト側でサーマルヘッドの断
線チェックを要求する必要がない。
ラベルエンドが認識されたときとに、サーマルヘッドの
断線チェックが行われる。ここで、紙詰まりが起こった
場合やラベルがなくなった場合には、それらに対処する
時間がかかり、その時間はラベル発行ができない。よっ
て、紙詰まりが起こった場合やラベルがなくなった場合
にサーマルヘッドの断線チェックを行っても、円滑なラ
ベル発行を妨げることがなく、また、紙詰まりかラベル
エンドが認識されることによりサーマルヘッドの断線チ
ェックが行われるため、ホスト側でサーマルヘッドの断
線チェックを要求する必要がない。
【0017】請求項2記載の発明は、サーマルヘッドを
用いてラベルに所定事項を印字するラベルプリンタにお
いて、ラベル収納部を開閉するカバーを有し、カバーの
開放が認識されたときにサーマルヘッドの断線チェック
を行うチェック手段を設けた。
用いてラベルに所定事項を印字するラベルプリンタにお
いて、ラベル収納部を開閉するカバーを有し、カバーの
開放が認識されたときにサーマルヘッドの断線チェック
を行うチェック手段を設けた。
【0018】したがって、カバーが開放されたとき、サ
ーマルヘッドの断線チェックが行われる。ここで、カバ
ーが開放されているときはラベル発行ができない。よっ
て、カバーが開放されているときにサーマルヘッドの断
線チェックを行っても、円滑なラベル発行を妨げること
がなく、また、カバーの開放が認識されることによりサ
ーマルヘッドの断線チェックが行われるため、ホスト側
でサーマルヘッドの断線チェックを要求する必要がな
い。
ーマルヘッドの断線チェックが行われる。ここで、カバ
ーが開放されているときはラベル発行ができない。よっ
て、カバーが開放されているときにサーマルヘッドの断
線チェックを行っても、円滑なラベル発行を妨げること
がなく、また、カバーの開放が認識されることによりサ
ーマルヘッドの断線チェックが行われるため、ホスト側
でサーマルヘッドの断線チェックを要求する必要がな
い。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のラベルプリンタの実施の
一形態について、図1〜図3に基づいて説明する。実施
の形態のラベルプリンタ1は、操作者が腰などに装着し
て携帯できる小型のものである。
一形態について、図1〜図3に基づいて説明する。実施
の形態のラベルプリンタ1は、操作者が腰などに装着し
て携帯できる小型のものである。
【0020】外装ケース2の正面側には、一端を軸に回
動自在であってラベル収納部(図示せず)を開閉するカ
バー3が設けられている。ラベル収納部には、長尺状の
台紙にラベルが貼り付けられたラベルロールが収納さ
れ、カバー3は、ラベルロールの補充や交換、ジャム処
理の際に開放される。
動自在であってラベル収納部(図示せず)を開閉するカ
バー3が設けられている。ラベル収納部には、長尺状の
台紙にラベルが貼り付けられたラベルロールが収納さ
れ、カバー3は、ラベルロールの補充や交換、ジャム処
理の際に開放される。
【0021】カバー3にはラベル発行口4が形成されて
おり、カバー3を閉じた状態ではカバー3と外装ケース
2との間に台紙排紙口5が形成される。ラベル発行口4
は、台紙に貼り付けられたままのラベルや台紙から剥が
されたラベルを排紙するのに用いられる。台紙排紙口5
は、ラベルが剥がされた台紙を排紙するのに用いられ
る。また、外装ケース2の上面には、バッテリーパック
(図示せず)を交換する際に開放するバッテリーパック
出入口6や、電源スイッチ7が設けられている。
おり、カバー3を閉じた状態ではカバー3と外装ケース
2との間に台紙排紙口5が形成される。ラベル発行口4
は、台紙に貼り付けられたままのラベルや台紙から剥が
されたラベルを排紙するのに用いられる。台紙排紙口5
は、ラベルが剥がされた台紙を排紙するのに用いられ
る。また、外装ケース2の上面には、バッテリーパック
(図示せず)を交換する際に開放するバッテリーパック
出入口6や、電源スイッチ7が設けられている。
【0022】図2にラベルプリンタ1が備える制御系を
示す。各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御す
るCPU8には、ROM9及びRAM10がバスライン
11で接続されている。ROM9はラベルプリンタ1の
動作プログラムを格納する媒体であり、CPU8は、こ
の動作プログラムにしたがって制御を行う。RAM10
は、各種の可変情報を一時的に記憶する媒体である。
示す。各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御す
るCPU8には、ROM9及びRAM10がバスライン
11で接続されている。ROM9はラベルプリンタ1の
動作プログラムを格納する媒体であり、CPU8は、こ
の動作プログラムにしたがって制御を行う。RAM10
は、各種の可変情報を一時的に記憶する媒体である。
【0023】また、CPU8には、ラベルに印字するサ
ーマルヘッド12や、ラベルロールを搬送するための駆
動力を発するステッピングモータ13,ラベルの位置を
検出するセンサ14,カバー3の開閉を検知するカバー
オープンスイッチ15が接続されている。
ーマルヘッド12や、ラベルロールを搬送するための駆
動力を発するステッピングモータ13,ラベルの位置を
検出するセンサ14,カバー3の開閉を検知するカバー
オープンスイッチ15が接続されている。
【0024】また、RAM10の一部領域には、PLU
メモリが設けられている。PLUメモリには、ホスト
(図示せず)から送信された各種商品の品名や単価など
の商品データが各商品コード毎に記憶されている。
メモリが設けられている。PLUメモリには、ホスト
(図示せず)から送信された各種商品の品名や単価など
の商品データが各商品コード毎に記憶されている。
【0025】ラベルを発行する際には、ラベルを発行し
ようとする商品の商品コードを指定することによってR
AM10に記憶された商品データを呼び出し、発行キー
(図示せず)を押す。すると、サーマルヘッド12によ
りラベルが印字されて、発行される。
ようとする商品の商品コードを指定することによってR
AM10に記憶された商品データを呼び出し、発行キー
(図示せず)を押す。すると、サーマルヘッド12によ
りラベルが印字されて、発行される。
【0026】図3は、本実施の形態におけるサーマルヘ
ッド12の断線チェックを行うタイミングを示すフロー
チャートである。まず、ラベルプリンタ1の電源スイッ
チ7がONに切り換えられたとき、CPU8や他のハー
ドウエアの初期設定など、各種イニシャル処理が行われ
(ステップS1)、その次に、サーマルヘッド12の断線
チェックが行われる(ステップS2)。
ッド12の断線チェックを行うタイミングを示すフロー
チャートである。まず、ラベルプリンタ1の電源スイッ
チ7がONに切り換えられたとき、CPU8や他のハー
ドウエアの初期設定など、各種イニシャル処理が行われ
(ステップS1)、その次に、サーマルヘッド12の断線
チェックが行われる(ステップS2)。
【0027】結果が正常であった場合には(ステップS3
のY)、アイドル中(コマンド待ち状態)となる(ステ
ップS4)。
のY)、アイドル中(コマンド待ち状態)となる(ステ
ップS4)。
【0028】アイドル中にコマンドを受信すると(ステ
ップS5のY)、コマンドを処理し(ステップS6)、アイ
ドル中(ステップS4)に戻る。
ップS5のY)、コマンドを処理し(ステップS6)、アイ
ドル中(ステップS4)に戻る。
【0029】ステップS3で、サーマルヘッド12の断線
チェックの結果が正常でなかった場合には(ステップS3
のN)、エラーである旨を通知する(ステップS7)。エ
ラーの通知は、ラベルプリンタ1が備えるエラー通知L
ED(図示せず)を点灯させたり、ラベルプリンタ1に
接続されているホスト側のディスプレイ(図示せず)に
エラーステータスやエラーメッセージを表示したりする
ことによって、エラーを通知する。
チェックの結果が正常でなかった場合には(ステップS3
のN)、エラーである旨を通知する(ステップS7)。エ
ラーの通知は、ラベルプリンタ1が備えるエラー通知L
ED(図示せず)を点灯させたり、ラベルプリンタ1に
接続されているホスト側のディスプレイ(図示せず)に
エラーステータスやエラーメッセージを表示したりする
ことによって、エラーを通知する。
【0030】ステップS5で、アイドル中に受けた信号が
コマンドでなかった場合には(ステップS5のN)、カバ
ークローズの検出であったかどうかを判断し、そうであ
った場合には(ステップS8のY)、サーマルヘッド12
の断線チェックを行う(ステップS9)。
コマンドでなかった場合には(ステップS5のN)、カバ
ークローズの検出であったかどうかを判断し、そうであ
った場合には(ステップS8のY)、サーマルヘッド12
の断線チェックを行う(ステップS9)。
【0031】結果が正常であった場合には(ステップS1
0のY)、アイドル中(ステップS4)に戻る。また、結果
が正常でなかった場合には(ステップS10のN)、エラー
である旨を通知する(ステップS11)。
0のY)、アイドル中(ステップS4)に戻る。また、結果
が正常でなかった場合には(ステップS10のN)、エラー
である旨を通知する(ステップS11)。
【0032】本実施の形態によれば、サーマルヘッド1
2の断線チェックは、イニシャル処理やカバークローズ
の直後に行われ、いずれの場合もホスト側の要求によら
ず、ラベルプリンタ単独で行うことができる。そして、
イニシャル処理の直後ならばラベルの発行処理中という
ことはなく、カバークローズの直後もまた、ラベルの発
行処理中ということはないので、サーマルヘッド12の
断線チェックを行っても、円滑なラベル発行に悪影響を
与えることがない。さらに、ラベルロールの補充や交換
の度にカバー3が開閉されるので、少なくともラベルロ
ール一本分印字する毎にサーマルヘッド12の断線チェ
ックが行われ、またさらに、ジャム処理の際にもカバー
3が開閉されるので、ある程度の頻度でサーマルヘッド
12の断線チェックを行うことができると言える。ここ
で、ラベルプリンタ1は、携帯して使用されるため小型
であるので、使用できるラベルロールの径も比較的小さ
く、このため、ラベルの発行枚数に対するラベルロール
補充の頻度が比較的高くなり、ラベルロール一本毎に断
線チェックを行うのであっても、十分な頻度で断線チェ
ックを行うことができる。
2の断線チェックは、イニシャル処理やカバークローズ
の直後に行われ、いずれの場合もホスト側の要求によら
ず、ラベルプリンタ単独で行うことができる。そして、
イニシャル処理の直後ならばラベルの発行処理中という
ことはなく、カバークローズの直後もまた、ラベルの発
行処理中ということはないので、サーマルヘッド12の
断線チェックを行っても、円滑なラベル発行に悪影響を
与えることがない。さらに、ラベルロールの補充や交換
の度にカバー3が開閉されるので、少なくともラベルロ
ール一本分印字する毎にサーマルヘッド12の断線チェ
ックが行われ、またさらに、ジャム処理の際にもカバー
3が開閉されるので、ある程度の頻度でサーマルヘッド
12の断線チェックを行うことができると言える。ここ
で、ラベルプリンタ1は、携帯して使用されるため小型
であるので、使用できるラベルロールの径も比較的小さ
く、このため、ラベルの発行枚数に対するラベルロール
補充の頻度が比較的高くなり、ラベルロール一本毎に断
線チェックを行うのであっても、十分な頻度で断線チェ
ックを行うことができる。
【0033】また、バッテリーで駆動されるこのラベル
プリンタ1では、特に、バッテリーの消費を抑える必要
がある。CPU8等の各部の処理速度を高くするほど消
費電力が多くなるが、本実施の形態では、印字を全く行
わない(行えない)状態でサーマルヘッド12の断線チ
ェックを行うので、従来のような印字中に割り込むサー
マルヘッド12の断線チェックのように、処理速度が遅
くては印字が滞って不都合ということがない。よって、
処理速度の遅いCPU8等を用いても通常の印字処理に
影響を与えないため、CPU8等の各部の処理速度を高
くすることによる消費電力の増大を避けることができ
る。
プリンタ1では、特に、バッテリーの消費を抑える必要
がある。CPU8等の各部の処理速度を高くするほど消
費電力が多くなるが、本実施の形態では、印字を全く行
わない(行えない)状態でサーマルヘッド12の断線チ
ェックを行うので、従来のような印字中に割り込むサー
マルヘッド12の断線チェックのように、処理速度が遅
くては印字が滞って不都合ということがない。よって、
処理速度の遅いCPU8等を用いても通常の印字処理に
影響を与えないため、CPU8等の各部の処理速度を高
くすることによる消費電力の増大を避けることができ
る。
【0034】なお、本実施の形態では、操作者の腰等に
装着されて携帯されるラベルプリンタを例にあげて説明
したが、実施にあたっては、据置き型のラベルプリンタ
で図3に示すようなタイミングでサーマルヘッドの断線
チェックを行うようにしてもよい。
装着されて携帯されるラベルプリンタを例にあげて説明
したが、実施にあたっては、据置き型のラベルプリンタ
で図3に示すようなタイミングでサーマルヘッドの断線
チェックを行うようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、紙詰まりが認
識されたときとラベルエンドが認識されたときとにサー
マルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設けた
ので、紙詰まりが認識されたときとラベルエンドが認識
されたときとのラベル発行ができない時間にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われるため、円滑なラベル発行
を妨げることをなくすことができる。また、紙詰まりか
ラベルエンドが認識されることによりサーマルヘッドの
断線チェックが行われるため、ホスト側でサーマルヘッ
ドの断線チェックを要求する必要をなくすことができ
る。さらに、ラベルがなくなる度にサーマルヘッドの断
線チェックが行われるため、ラベル発行枚数に対してあ
る程度の頻度でサーマルヘッドの断線チェックを行うこ
とができる。
識されたときとラベルエンドが認識されたときとにサー
マルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設けた
ので、紙詰まりが認識されたときとラベルエンドが認識
されたときとのラベル発行ができない時間にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われるため、円滑なラベル発行
を妨げることをなくすことができる。また、紙詰まりか
ラベルエンドが認識されることによりサーマルヘッドの
断線チェックが行われるため、ホスト側でサーマルヘッ
ドの断線チェックを要求する必要をなくすことができ
る。さらに、ラベルがなくなる度にサーマルヘッドの断
線チェックが行われるため、ラベル発行枚数に対してあ
る程度の頻度でサーマルヘッドの断線チェックを行うこ
とができる。
【0036】請求項2記載の発明は、ラベル収納部を開
閉するカバーを有し、カバーの開放が認識されたときに
サーマルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設
けたので、カバーが開放されていてラベル発行ができな
いときにサーマルヘッドの断線チェックが行われるた
め、円滑なラベル発行を妨げることをなくすことができ
る。また、カバーの開放が認識されることによりサーマ
ルヘッドの断線チェックが行われるため、ホスト側でサ
ーマルヘッドの断線チェックを要求する必要をなくすこ
とができる。さらに、ラベルがなくなる度にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われるため、ラベル発行枚数に
対してある程度の頻度でサーマルヘッドの断線チェック
を行うことができる。
閉するカバーを有し、カバーの開放が認識されたときに
サーマルヘッドの断線チェックを行うチェック手段を設
けたので、カバーが開放されていてラベル発行ができな
いときにサーマルヘッドの断線チェックが行われるた
め、円滑なラベル発行を妨げることをなくすことができ
る。また、カバーの開放が認識されることによりサーマ
ルヘッドの断線チェックが行われるため、ホスト側でサ
ーマルヘッドの断線チェックを要求する必要をなくすこ
とができる。さらに、ラベルがなくなる度にサーマルヘ
ッドの断線チェックが行われるため、ラベル発行枚数に
対してある程度の頻度でサーマルヘッドの断線チェック
を行うことができる。
【図1】本発明のラベルプリンタの実施の一形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】ラベルプリンタの制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】サーマルヘッドの断線チェックが行われるタイ
ミングを示すフローチャートである。
ミングを示すフローチャートである。
1 ラベルプリンタ 3 カバー 12 サーマルヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 サーマルヘッドを用いてラベルに所定事
項を印字するラベルプリンタにおいて、 紙詰まりが認識されたときとラベルエンドが認識された
ときとにサーマルヘッドの断線チェックを行うチェック
手段を設けたことを特徴とするラベルプリンタ。 - 【請求項2】 サーマルヘッドを用いてラベルに所定事
項を印字するラベルプリンタにおいて、 ラベル収納部を開閉するカバーを有し、カバーの開放が
認識されたときにサーマルヘッドの断線チェックを行う
チェック手段を設けたことを特徴とするラベルプリン
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069756A JPH11268386A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10069756A JPH11268386A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ラベルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268386A true JPH11268386A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13411969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10069756A Pending JPH11268386A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | ラベルプリンタ |
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-
1998
- 1998-03-19 JP JP10069756A patent/JPH11268386A/ja active Pending
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