JP2020157602A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020157602A
JP2020157602A JP2019059685A JP2019059685A JP2020157602A JP 2020157602 A JP2020157602 A JP 2020157602A JP 2019059685 A JP2019059685 A JP 2019059685A JP 2019059685 A JP2019059685 A JP 2019059685A JP 2020157602 A JP2020157602 A JP 2020157602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating elements
printing apparatus
cpu
resistance value
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019059685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7263877B2 (ja
Inventor
明 南
Akira Minami
明 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2019059685A priority Critical patent/JP7263877B2/ja
Priority to US16/823,100 priority patent/US11279160B2/en
Publication of JP2020157602A publication Critical patent/JP2020157602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7263877B2 publication Critical patent/JP7263877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】ヘッドの交換を検知するために必要な時間を短縮できる印刷装置を提供する。【解決手段】CPUはM個の加熱素子のうち、N個の加熱素子の第一抵抗値を測定する(S3)。CPUは測定されたN個の加熱素子の各々の第一抵抗値をフラッシュメモリに記憶する(S7)。CPUは、第一抵抗値が測定されたN個の加熱素子について、第一抵抗値の測定タイミングと異なるタイミングで、第二抵抗値を測定する(S3)。CPUは測定されたN個の加熱素子の各々の第二抵抗値をフラッシュメモリに記憶する(S9)。CPUはN個の加熱素子の各々の第一抵抗値と第二抵抗値とに基づき、対応する加熱素子毎に差分値を演算する(S21)。CPUは差分値に基づき標準偏差を演算する(S25)。CPUは演算された標準偏差が所定の閾値を超えたと判断した場合(S27:YES)、サーマルヘッドが交換されたと検知する。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置に関する。
特許文献1は、サーマルヘッドの断線を検出する断線検出手段を備えたサーマルプリンタを開示する。断線検出手段は、サーマルヘッドの複数の加熱素子の全ての加熱素子に対して1素子ずつ通電し、通電した際の電流値に基づき加熱素子の断線があるか検出する。サーマルプリンタは、ヘッド交換検知を、専用のセンサを設けることなく、加熱素子の断線がある状態から加熱素子の断線が無い状態を検知した場合に、サーマルヘッドが交換されたと判断する。
特開2008−201017号公報
上記サーマルプリンタは、断線検出手段により全ての加熱素子に対して1素子ずつ電流値を測定した後に、ヘッドが交換されたかを判断するので、サーマルヘッドの交換を検知するための時間が長くなるという問題点がある。
本発明の目的は、ヘッドの交換を検知するために必要な時間を短縮できる印刷装置を提供することである。
本発明に係る印刷装置は、主走査方向に並ぶM個の加熱素子を備え、印刷対象に対して相対移動しながら前記M個の加熱素子を加熱して印刷イメージの印刷を行うヘッドを備える印刷装置において、前記M個の加熱素子のうち、N個の加熱素子の各々の特性を示す第一固有値を測定する第一測定手段と、前記第一測定手段により測定された前記N個の加熱素子の各々の前記第一固有値を記憶部に記憶する第一記憶手段と、前記第一測定手段により前記第一固有値が測定された前記N個の加熱素子について、前記第一測定手段による測定タイミングと異なるタイミングで、各々の特性を示す第二固有値を測定する第二測定手段と、前記第二測定手段により測定された前記N個の加熱素子の各々の前記第二固有値を前記記憶部に記憶する第二記憶手段と、前記記憶部に記憶された前記N個の加熱素子の各々の前記第一固有値と前記第二固有値とに基づき、対応する加熱素子毎に差分値を演算する差分演算手段と、前記差分演算手段により演算された前記差分値に基づき、特性値を演算する特性値演算手段と、前記特性値演算手段により演算された前記特性値が、所定の閾値を超えたと判断した場合、前記ヘッドが交換されたと検知する検知手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置は、N個の加熱素子の各々の第一固有値と第二固有値を測定し、対応する加熱素子毎に第一固有値と第二固有値との差分値を演算する。印刷装置は、演算された差分値に基づき特性値を演算する。印刷装置は、特性値が所定の閾値を超えたと判断した場合、ヘッドが交換されたと判断する。故に、印刷装置は、ヘッド交換検知を、専用のセンサを設けることなく、行うことができる。また、印刷装置は、特性値の演算に必要となるN個の加熱素子に対して第一固有値と第二固有値を測定すればよいので、ヘッドの交換を検知するために必要な時間を短縮できる。また、印刷装置は、加熱素子が断線していない場合のヘッド交換も検出可能である。
印刷装置1の斜視図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理のフローチャートである。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。図示されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。以下の説明において、図1の右下側、左上側、右上側、左下側、上側、下側を、夫々、印刷装置1の右側、左側、後側、前側、上側、下側と定義する。
<印刷装置1の概要>
図1及び図2に示すように、印刷装置1は、サーマルヘッド31(図2参照)のM個の加熱素子32(図2参照)によって印刷対象3を加熱することによって、印刷対象3をドット単位で発色させる。印刷対象3は、基材上にラベルが貼付されることによって形成される。印刷装置1は、印刷対象3をロール状に巻回して、筐体2内に収容し、印刷対象3を引き出して印刷する。印刷対象3は、例えば、ダイカットテープである。
印刷装置1は、上部が開放する箱形態の筐体2を備える。筐体2は、正面視及び平面視略矩形状である。筐体2上部の開放部分は、カバー5で覆われる。カバー5は、筐体2の後端部に回動可能に支持され、筐体2を開閉する。筐体2の前端部の上面には、電源スイッチを含む入力キー7が設けられる。入力キー7の後側には、透明樹脂製で板状のトレー6が立設される。トレー6の後側には、左右方向に長い排出口(図示略)が設けられる。排出口は、カバー5の前端部と筐体2とによって形成される。トレー6は、排出口から排出される印刷後の印刷対象3を受ける。筐体2の背面下部には、外部端末13(図2参照)等と接続するUSB(Universal Serial Bus)ケーブル(図示略)を接続するコネクタ(図示略)が設けられる。
筐体2内の後部には、シート収納部4が設けられる。シート収納部4には印刷対象3が収納される。印刷対象3は、印刷が行われる面を内側にして巻回され、テープスプール42に保持される。テープスプール42は、シート収納部4の左右に立設された支持部41(図1参照)に係合し、シート収納部4内で印刷対象3を回転可能に支持する。シート収納部4の下方には、制御基板12(図2参照)が配置される。制御基板12は、印刷装置1の全体を制御するCPU52等(図2参照)を実装する。
シート収納部4の左前方には、レバー11(図1参照)が設けられる。レバー11の右側には、左右方向に延びるローラホルダ25が設けられる。ローラホルダ25は、プラテンローラ26を回転可能に保持する。カバー5が閉じられると、レバー11は、カバー5によって下方に押圧される。レバー11は、ローラホルダ25に接続する。ローラホルダ25は、レバー11の上下方向への回動に連動し、後端の支点を中心に上下方向に移動する。レバー11が下方に回動すると、ローラホルダ25は下方に移動する。プラテンローラ26は、印刷対象3を、サーマルヘッド31に向けて押圧する。この場合、印刷装置1は印刷可能な状態になる。カバー5が開かれると、レバー11は上方に回動し、ローラホルダ25を上方に移動させる。ローラホルダ25に保持されたプラテンローラ26は、サーマルヘッド31及び印刷対象3から離間する。この場合、印刷装置1は、サーマルヘッド31の交換作業が可能な状態となる。
サーマルヘッド31は、印刷対象3を加熱することによって色素を発色させ、ドットを形成することができる。サーマルヘッド31は板形状であり、上側の表面に、印刷対象3の搬送方向に直交する主走査方向(左右方向)に一列に並ぶM個の加熱素子32(図2参照)を備える。サーマルヘッド31は、M個の加熱素子32を一列に配列する。サーマルヘッド31が設けられた位置において、M個の加熱素子32が配列された主走査方向に直交する方向を、副走査方向という。副走査方向は、M個の加熱素子32付近において搬送方向と一致する。サーマルヘッド31は、印刷装置1のヘッド装着部(図示略)に対して、交換可能に設けられる。
プラテンローラ26は、ローラホルダ25に回転可能に軸支され、サーマルヘッド31の上方に配置される。プラテンローラ26は、M個の加熱素子32の配列方向と平行な主走査方向に軸方向を揃えて配置され、M個の加熱素子32と対向する。プラテンローラ26は、ローラホルダ25によってサーマルヘッド31へ向けて付勢される。プラテンローラ26は、ギア(図示略)を介して搬送モータ60(図2参照)に接続され、搬送モータ60によって回転する。プラテンローラ26は、サーマルヘッド31との間に印刷対象3を挟み、回転駆動する。これによって、印刷対象3は、所定の搬送方向に沿って搬送される。
印刷装置1は、USBケーブルを介して外部端末13に接続可能である。外部端末13は、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末、タブレット端末等である。外部端末13のCPU(図示略)は、インストールされたドライバソフト(図示略)を実行し、画像データから印刷データを作成する。
<印刷装置1の電気的構成>
図2を参照し、印刷装置1の電気的構成について説明する。印刷装置1は、印刷装置1の制御を司るCPU52を備える。CPU52には、ROM53、RAM54、及びフラッシュメモリ58が接続される。ROM53には、CPU52が実行するプログラムが記憶される。RAM54には、種々の一時データが記憶される。フラッシュメモリ58には、外部端末13から送信された印刷データが記憶される。また、フラッシュメモリ58には、後述する第一抵抗値、第二抵抗値が夫々記憶される。
CPU52には、入出力インタフェイス56を介し、入力キー7、開閉センサ17、駆動回路28、29、通信インタフェイス59、及び抵抗値計測回路33等が接続される。印刷装置1の上面に設けられた入力キー7は、ユーザによる操作の入力を受け付ける。開閉センサ17は、カバー5の開状態、閉状態を検知する。駆動回路28は、サーマルヘッド31に設けられたM個の加熱素子32の夫々に通電することによって、M個の加熱素子32を発熱させる。CPU52は、M個の加熱素子32に対する通電を、駆動回路28を介して制御する。駆動回路29は、搬送モータ60を駆動する。搬送モータ60はパルスモータである。CPU52は、駆動回路29を介して搬送モータ60にパルス信号を出力し、プラテンローラ26(図1参照)を回転させる。これによって、プラテンローラ26は、印刷対象3を所定の速度で1ライン分ずつ副走査方向に搬送する。CPU52は、駆動回路28、29を制御することにより、印刷対象3に印刷像を形成する。
通信インタフェイス59は、USBケーブル(図示略)を介して外部端末13と通信するインタフェイス素子である。印刷装置1はUSBケーブルを介して外部端末13等から印刷データを受信する。なお、通信インタフェイス59は、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)等の無線接続によって外部端末13と通信するインタフェイスであってもよい。抵抗値計測回路33は、サーマルヘッド31のM個の加熱素子32の抵抗値を選択的に計測可能である。抵抗値の検出は公知の方法を利用して行うため、詳細な説明は省略する。
<第一抵抗値、第二抵抗値の計測概要>
ヘッド交換検知のための第一抵抗値及び第二抵抗値の計測について説明する。まず、印刷装置1は、サーマルヘッド31の交換を検知するために、N個の加熱素子32について、第一抵抗値を夫々計測する。ここで、Nは、Mよりも小さい自然数である。
抵抗値の計測の対象となるN個の加熱素子32の位置は、予め定められている。一例として、抵抗値計測回路33は、加熱素子32の総数が800個(M=800)の場合、主走査方向に並ぶ加熱素子32に対して、47個おきに抵抗値を検出する。この場合、抵抗値計測の対象となる加熱素子32の総数は17個(N=17)となる。
抵抗値計測回路33は、サーマルヘッド31のN個の加熱素子32の抵抗値を、夫々計測する。この場合、抵抗値計測回路33は、計測の対象となるN個の加熱素子32の抵抗値を1ずつ計測する。計測されたN個の抵抗値は、第一抵抗値としてフラッシュメモリ58に順次記憶される。
N個の第一抵抗値の計測を行うタイミングは、例えば、カバー5を開状態から閉状態にした場合等が想定される。サーマルヘッド31が交換された場合には、カバー5を開状態から閉状態とするためである。従って、印刷装置1は、開閉センサ17がカバー5の開状態から閉状態を検知した際に第一抵抗値の計測を行う。
次いで、抵抗値計測回路33は、N個の第二抵抗値を計測する。抵抗値計測回路33は、計測の対象となるN個の加熱素子32の抵抗値を計測する。第二抵抗値の計測対象となる加熱素子32の位置と、第一抵抗値が計測された加熱素子32の位置は夫々同じである。N個の抵抗値は、第一抵抗値が計測された順番と同じ順番で1ずつ計測される。計測されたN個の抵抗値は、第二抵抗値としてフラッシュメモリ58に順次記憶される。
第二抵抗値の計測を行うタイミングは、例えば、カバー5を、開状態から閉状態とした場合が想定される。サーマルヘッド31が交換された場合には、カバー5を閉じるためである。従って、印刷装置1は、開閉センサ17がカバー5の開状態から閉状態を検知した際に、第二抵抗値の計測を行う。
<標準偏差演算の概要>
ROM53は、演算式記憶エリア(図示略)を含む。演算式記憶エリアには、ヘッド交換検知のための演算式が記憶される。以下に示す演算式は、標準偏差σを演算するために用いられる公知の式である。以下、演算式の概要を説明する。なお、公知の演算式等を使用するものについての詳細な説明は省略する。
標準偏差σの演算では、抵抗値計測回路33により計測されたN個の第一抵抗値、及びN個の第二抵抗値が使用される。フラッシュメモリ58に記憶されたN個の第一抵抗値を、Rold[i]により示す。フラッシュメモリ58に記憶されたN個の第二抵抗値を、Rnew[i]により示す。iは、1〜Nの自然数である。本例では、N=17である。また、iが共通するRold[i]、Rnew[i]の組みを、組[i]のように示す。
演算対象となる第一抵抗値及び第二抵抗値の選別について説明する。第一抵抗値、第二抵抗値は、計測時のエラー等の影響により、演算の対象とできない抵抗値である場合がある。また、加熱素子32が断線している場合は、第一抵抗値、第二抵抗値は無限大の値となる。さらに、加熱素子32が短絡している場合は、抵抗値は0となる。これらの抵抗値が後述の式(C)、(D)に代入された場合、ヘッド交換検知の精度が低下する可能性がある。CPU52は、下記の不等式(A)、(B)を満たさないRold[i]、Rnew[i]について、演算の対象としない。なお、所定範囲であるRmin〜Rmaxの値は適宜設定されればよい。
Rmin≦Rold[i]≦Rmax・・・・・・(A)
Rmin≦Rnew[i]≦Rmax・・・・・・(B)
一例として、3つ目(i=3)の組[3]の第一抵抗値(Rold[3])、第二抵抗値(Rnew[3])の何れかが、Rmin〜Rmaxの範囲に入らない場合、組[3]の抵抗値は、標準偏差σの演算対象から除外される。CPU52は、組[1]〜組[N]に対して夫々選別を行う。
次に、演算対象としたRold[i]、Rnew[i]の組[i]、即ち、不等式(A)、(B)を満たす第一抵抗値、第二抵抗値の組[i]は、以下に示す式(C)に代入される。つまり、同じ位置にある加熱素子32について、抵抗値計測回路33により検出された抵抗値の差分値が演算され、差分値の平均値μがさらに演算される。
Figure 2020157602
次に、式(C)により演算された差分値に基づく平均値μと、計測された第一抵抗値(Rold[i])、第二抵抗値(Rnew[i])を、以下に示す式(D)に代入することにより、標準偏差σが演算される。
Figure 2020157602
式(D)より演算された標準偏差σは、所定の閾値σthと比較される。式(E)が成立する場合に、サーマルヘッド31が交換されたとみなされる。例えば、閾値σthは、69と設定される。
σth<σ・・・・・・(E)
ヘッド交換検知の基準となる閾値σthは、以下の不等式(F)〜(I)を満たすように設定される。ここで、不偏分散σ は、サーマルヘッド31の加熱素子32の抵抗値の不偏分散であり、より詳細には、加熱素子32の第一抵抗値と第二抵抗値の差分値の不偏分散である。不偏分散σ は、抵抗値計測回路33において加熱素子32を計測する際の計測誤差の不偏分散である。pは、信頼性区間の確率である。χは、周知のカイ2乗分布である。[N-1]は、自由度である。
Figure 2020157602
式(F)から、σ は、抵抗値計測回路33において加熱素子32の抵抗値を計測する際の計測誤差の不偏分散σ を示す。従って、σ の項を含む式(I)の左辺は、抵抗値計測回路33の計測誤差の不偏分散σ に関するパラメータを示す。ここで、閾値σthの分散σth は、左辺よりも大きく設定される。この理由は、左辺よりも低い値に分散σth が設定されると、抵抗値計測回路33の計測誤差の不偏分散σ 関するパラメータよりも低い値に閾値σthの分散σth 2が設定されることになる。これにより、常にサーマルヘッド31が交換されたと検知されてしまう可能性が高くなるためである。
また、式(G)から、σ は、抵抗値計測回路33において加熱素子32を計測する際の計測誤差の不偏分散σ と、加熱素子32の第一抵抗値と第二抵抗値との差分値との不偏分散σ との和を示す。従って、σ の項を含む式(I)の右辺は、抵抗値計測回路33の計測誤差の不偏分散σ と、加熱素子32の第一抵抗値と第二抵抗値の差分値の不偏分散σ に関するパラメータを示す。ここで、閾値σthの分散σth 2は、右辺よりも低く設定される。この理由は、右辺よりも高い値に閾値σthの分散σth 2が設定されると、抵抗値計測回路33の不偏分散σ と加熱素子32の不偏分散σ との和のパラメータよりも高い値にσthが設定されることになる。これにより、常にサーマルヘッド31が交換されていないと検知される可能性が高くなるためである。故に、閾値σthの分散σth は、式(I)の左辺と右辺の間の値に基づいて設定される。
Nの値は、次の方法により求められる。例えば、サーマルヘッド31が未交換の場合では、第一抵抗値と第二抵抗値の差分値により演算される不偏分散σ は、無視できるほど小さい値となる。即ち、サーマルヘッド31が未交換の場合では、式(G)は、σ ≒σ が成立する。この場合、式(I)は、左辺≒右辺≒閾値σth が成立する。
ここで例えば、実際の印刷装置1の構成に基づき、標準偏差σ=30、不偏分散σ =900、標準偏差σ=120、不偏分散σ =14400、信頼性区間P=0.015%のように設定されたとする。これらの値を、式(I)に代入した場合に、左辺≒右辺が成立するのは、N=17とした場合になる。つまり、第一抵抗値又は第二抵抗値を17回ずつ計測した場合、上記の信頼性を維持しつつ、サーマルヘッド31の交換時期を精度良く判定できることとなる。
閾値σthの値は、次の方法により求められる。上記で求めたN、及び上記の条件は、式(I)の左辺と右辺に代入される。結果、左辺の分散は、4749.324、右辺の分散は、4761.905、左辺の標準偏差σは、68.91534、右辺の標準偏差σは、69.00656と算出される。このため、左辺の標準偏差σと右辺の標準偏差σとの平均値は約69と算出される。この場合には、左辺≒右辺≒閾値σth が成り立つため、閾値σthの値として69が求められる。これにより、印刷装置1は、97%の確率でヘッド交換を検知できる。
<フローチャート>
図3を参照して、メイン処理について説明する。入力キー7が操作され、印刷装置1の電源が投入されると、CPU52は、ROM53からプログラムを読み出して実行する。CPU52は、プログラムを実行することにより、メイン処理を開始する。メイン処理が開始されると、CPU52は、カバー5が閉じられているか否かを判断する(S1)。カバー5が閉じられていないと判断した場合(S1:NO)、CPU52は、処理をS1に戻して、カバー5が閉じられるのを待つ。カバー5が閉じられていると判断した場合(S1:YES)、CPU52は、抵抗値計測回路33によりサーマルヘッド31のN個の加熱素子32の抵抗値の計測を行う(S3)。CPU52は、N個の第一抵抗値がフラッシュメモリ58に記憶されているか判定する(S5)。CPU52は、N個の第一抵抗値がフラッシュメモリ58に記憶されていないと判定した場合(S5:NO)、計測されたN個の抵抗値を、第一抵抗値として、フラッシュメモリ58に記憶する(S7)。CPU52は、処理を終了する。例えば、ユーザは、所定の印刷処理を実行させた後に電源をオフする。
入力キー7が操作され、再び、印刷装置1の電源が投入されると、CPU52は、ROM53からプログラムを読み出して実行する。CPU52は、プログラムを実行することにより、メイン処理を開始する。メイン処理が開始されると、CPU52は、S1〜S3の処理を行う。CPU52は、抵抗値計測回路33によりサーマルヘッド31のN個の加熱素子32の抵抗値の計測を行う(S3)。CPU52は、フラッシュメモリ58に、N個の第一抵抗値がすでに記憶されていると判断する(S5:YES)。この場合、CPU52は、S3の処理で計測されたN個の抵抗値を、第二抵抗値として、フラッシュメモリ58に記憶する(S9)。この時点で、フラッシュメモリ58には、第一抵抗値と第二抵抗値がN個ずつ記憶されている。
CPU52は、RAM54に記憶された変数iに「0」を設定する(S11)。CPU52は、iをインクリメントする(S13)。CPU52は、フラッシュメモリ58に記憶された第一抵抗値(Rold[i])と第二抵抗値(Rnew[i])の組[i]に関して、Rmin〜Rmaxの範囲内かの判断(式(A)(B)参照)を行う(S15)。第一抵抗値とN個の第二抵抗値の組[i]について、Rmin〜Rmaxの範囲内であると判断された場合(S15:YES)、CPU52は、組[i]を標準偏差σの演算の対象とする(S17)。CPU52は、処理をS19へ進める。一方、第一抵抗値と第二抵抗値の組[i]について、Rmin〜Rmaxの範囲外であると判断された場合(S15:NO)、CPU52は、標準偏差σの演算の対象から、組[i]を除外する。CPU52は、処理をS19に進める。
CPU52は、i=Nか否か判断する(S19)。i=Nでないと判断した場合、即ち、N組の全ての組[i]に対して、所定範囲との比較を行っていない場合(S19:NO)、CPU52は、処理をS13に戻す。CPU52は、iをインクリメントし(S13)、S15、S17、S19の処理を繰り返す。
一方、i=Nと判断した場合、即ち、N組の全ての組[i]について、所定範囲との比較を行ったと判断した場合(S19:YES)、CPU52は、処理をS21に進める。CPU52は、計測した第一抵抗値(Rold[i])と第二抵抗値(Rnew[i])の差分値(Rold[i]−Rnew[i])を算出する(S21)。CPU52は、演算した差分値に基づき、式(C)を用いて平均値μを演算する(S23)。CPU52は、S17の処理で演算した平均値μに基づき、式(D)を用いて標準偏差σを演算する(S25)。
CPU52は、演算した標準偏差σが閾値σthを超えたか否か判断する(S27)。演算した標準偏差σが閾値σthを超えたと判断した場合(S27:YES)、CPU52は、サーマルヘッド31が交換されたと判断する。この場合、CPU52は、サーマルヘッド31が交換されたことを示すフラグ情報を、フラッシュメモリ58に記憶する(S29)。CPU52は処理をS33へ進める。一方、演算した標準偏差σが閾値σthを超えていないと判断した場合(S27:NO)、CPU52は、サーマルヘッド31が未交換であると判断する。この場合、CPU52は、サーマルヘッド31が交換されていないことを示すフラグ情報を、フラッシュメモリ58に記憶する(S31)。CPU52は、S9の処理で記憶したN個の第二抵抗値を、N個の第一抵抗値として、フラッシュメモリ58に記憶する(S33)。CPU52は処理を終了する。
なお、次にメイン処理が実行される場合、CPU52は、最初のS5の処理で、フラッシュメモリ58にN個の抵抗値が記憶されていると判断する(S5)。この場合、CPU52は、S3の処理によって計測されたN個の抵抗値を、第二抵抗値としてフラッシュメモリ58に記憶する(S9)。即ち、前回のメイン処理の最後にフラッシュメモリ58に記憶されたN個の抵抗値が、そのまま第一抵抗値として用いられる。
<作用、効果>
以上のように、CPU52は、N個の加熱素子32の各々の第一抵抗値と第二抵抗値を記憶し(S7、S9)、対応する加熱素子毎に第一抵抗値と第二抵抗値との差分値を演算する(S21)。CPU52は、演算された差分値に基づき標準偏差σを演算する(S25)。CPU52は、標準偏差σが所定の閾値σthを超えたと判断した場合(S27:YES)、サーマルヘッド31が交換されたと判断する。この場合、印刷装置1は、ヘッド交換検知を、専用のセンサを設けることなく、行うことができる。また、印刷装置1は、標準偏差σの演算に必要となるN個の加熱素子32に対して第一抵抗値と第二抵抗値を測定すればよいので、M個の加熱素子32の全てについて抵抗値を測定せずに済む。従って、印刷装置1は、サーマルヘッド31の交換を検知するために必要な時間を短縮できる。
また、印刷装置1は、例えば、加熱素子32の断線を検出した状態から、加熱素子32の断線を検出しない状態を検知した時に、ヘッド交換を検知したと判断する場合には、加熱素子32が断線していない場合のヘッド交換は検知できない。しかしながら、印刷装置1は、標準偏差σに基づき交換検知を行うので、交換前のサーマルヘッド31が断線していない場合においても交換を検知できる。故に、印刷装置1は、加熱素子32が断線していない場合のヘッド交換も検出可能である。
印刷装置1は、演算された差分値の積算値に基づき標準偏差σを演算する。この場合、印刷装置1は、統計的手法を用いることにより、サーマルヘッド31の交換を精度良く検出できる。
印刷装置1は、標準偏差σに基づき、第一抵抗値と第二抵抗値のばらつきを測定して、サーマルヘッド31が交換されたかを検出できる。印刷装置1は、電源電圧に誤差が生じたとしても、標準偏差σの演算により、この誤差を除去できる。また、印刷装置1は、標準偏差σの演算に必要なN個の加熱素子32の第一抵抗値及び第二抵抗値を夫々取得すればよいので、サーマルヘッド31の交換を検知するために必要な時間を短縮できる。
印刷装置1は、カバー5が閉じられたことを検出する開閉センサ17を備える。CPU52は、フラッシュメモリ58に第一抵抗値が記憶された状態で(S5:YES)、且つ開閉センサ17が印刷装置1のカバー5が閉じられたことを検出した場合(S1:YES)、第二抵抗値を測定する(S5:YES→S9)。なお、ユーザは、サーマルヘッド31の交換時にカバー5を開け、サーマルヘッド31の交換後にカバー5を閉じる。従って、印刷装置1は、カバー5が閉じられた後に、N個の加熱素子32の各々の第二抵抗値を測定することで、サーマルヘッド31の交換が行われたかを確実に検出できる。
<変形例>
上記実施形態は種々の変更を加えることができる。印刷装置1は、標準偏差σと閾値σthとを比較してサーマルヘッド31の交換検知を行ったがこれに限らない。例えば、印刷装置1では、差分値に基づき演算される分散σを比較対象として用いてもよい。この場合、CPU52は、分散σと閾値σth との比較を行えばよい。この場合、印刷装置1は、分散σに基づきサーマルヘッド31の交換を検知できる。また、印刷装置1は、分散σの演算に必要なN個の加熱素子32の第一抵抗値及び第二抵抗値を夫々取得すればよいので、サーマルヘッド31の交換を検知するために必要な時間を短縮できる。
印刷装置1は、標準偏差σの演算には、抵抗値計測回路33により計測されたN個の第一抵抗値、第二抵抗値の値を用いたが、これに限らない。印刷装置1は、サーマルヘッド31に関する抵抗値以外の固有値を用いてもよい。例えば、加熱素子32の電流値、又は電圧値を固有値として計測してもよい。この場合、電流値、電圧値から取得される標準偏差に基づき、サーマルヘッド31の交換を検知すればよい。また、抵抗値計測回路33は、N個の加熱素子32に対して1ずつ抵抗値を計測したが、同時に夫々の抵抗値を計測してもよい。第一抵抗値と第二抵抗値は、N個ではなく、M個計測してもよい。この場合、ヘッド交換検知の信頼性はさらに高まる。閾値σth≦標準偏差σとなる場合に、サーマルヘッド31が交換されたと判断してもよい。
印刷装置1では、カバー5の開状態、閉状態を開閉センサ17により検知して、第一抵抗値及び第二抵抗値の計測をしたが、計測のタイミングはこれに限らない。第一抵抗値、第二抵抗値の計測は、所定の周期で行われてもよい。また、印刷装置1では、CPU52は、フラッシュメモリ58に第一抵抗値が記憶された状態で、入力キー7の操作により印刷装置1の電源が投入されたことを検出した場合に、第二抵抗値を測定してもよい。この場合、例えばユーザが、サーマルヘッド31の交換時に電源を落とし、サーマルヘッド31の交換後に電源を投入する場合でも、印刷装置1は、サーマルヘッド31の交換が行われたかを確実に検出できる。
<その他>
サーマルヘッド31は、本発明の「ヘッド」の一例である。フラッシュメモリ58は、本発明の「記憶部」の一例である。第一抵抗値は、本発明の「第一固有値」の一例である。第二抵抗値は、本発明の「第二固有値」の一例である。開閉センサ17は、本発明の「第一検出部」の一例である。入力キー7は、本発明の「第二検出部」の一例である。S3の処理を行うCPU52は、本発明の「第一測定手段」の一例である。S7の処理を行うCPU52は、本発明の「第一記憶手段」の一例である。S3の処理を行うCPU52は、本発明の「第二測定手段」の一例である。S9の処理を行うCPU52は、本発明の「第二記憶手段」の一例である。S21の処理を行うCPU52は、本発明の「差分演算手段」の一例である。S25の処理を行うCPU52は、本発明の「特性値演算手段」の一例である。S27の処理を行うCPU52は、本発明の「検知手段」の一例である。
1 :印刷装置
3 :印刷対象
5 :カバー
7 :入力キー
11 :開閉センサ
31 :サーマルヘッド
32 :加熱素子
33 :抵抗値計測回路
52 :CPU
58 :フラッシュメモリ

Claims (6)

  1. 主走査方向に並ぶM個の加熱素子を備え、印刷対象に対して相対移動しながら前記M個の加熱素子を加熱して印刷イメージの印刷を行うヘッドを備える印刷装置において、
    前記M個の加熱素子のうち、N個の加熱素子の各々の特性を示す第一固有値を測定する第一測定手段と、
    前記第一測定手段により測定された前記N個の加熱素子の各々の前記第一固有値を記憶部に記憶する第一記憶手段と、
    前記第一測定手段により前記第一固有値が測定された前記N個の加熱素子について、前記第一測定手段による測定タイミングと異なるタイミングで、各々の特性を示す第二固有値を測定する第二測定手段と、
    前記第二測定手段により測定された前記N個の加熱素子の各々の前記第二固有値を前記記憶部に記憶する第二記憶手段と、
    前記記憶部に記憶された前記N個の加熱素子の各々の前記第一固有値と前記第二固有値とに基づき、対応する加熱素子毎に差分値を演算する差分演算手段と、
    前記差分演算手段により演算された前記差分値に基づき、特性値を演算する特性値演算手段と、
    前記特性値演算手段により演算された前記特性値が、所定の閾値を超えたと判断した場合、前記ヘッドが交換されたと検知する検知手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記特性値演算手段は、前記差分演算手段により演算された前記差分値の積算値に基づき前記特性値を演算すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記特性値は、前記差分演算手段により演算された前記差分値に基づき演算される標準偏差であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記特性値は、前記差分演算手段により演算された前記差分値に基づき演算される分散であること
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  5. 前記印刷装置のカバーが閉じられたことを検出する第一検出部
    を備え、
    前記第二測定手段は、前記記憶部に前記第一固有値が記憶された状態で、且つ前記第一検出部が前記印刷装置の前記カバーが閉じられたことを検出した場合、前記第二固有値を測定すること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の印刷装置。
  6. 前記印刷装置の電源が投入されたことを検出する第二検出部
    を備え、
    前記第二測定手段は、前記記憶部に前記第一固有値が記憶された状態で、且つ前記第二検出部が前記印刷装置の前記電源が投入されたことを検出した場合、前記第二固有値を測定すること
    を特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の印刷装置。
JP2019059685A 2019-03-27 2019-03-27 印刷装置 Active JP7263877B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019059685A JP7263877B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 印刷装置
US16/823,100 US11279160B2 (en) 2019-03-27 2020-03-18 Printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019059685A JP7263877B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020157602A true JP2020157602A (ja) 2020-10-01
JP7263877B2 JP7263877B2 (ja) 2023-04-25

Family

ID=72606566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019059685A Active JP7263877B2 (ja) 2019-03-27 2019-03-27 印刷装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11279160B2 (ja)
JP (1) JP7263877B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023013545A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 東芝テック株式会社 プリンタ及びプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59224373A (ja) * 1983-05-27 1984-12-17 Hitachi Ltd 印字用感熱ヘツド制御装置
JPH06191079A (ja) * 1993-05-01 1994-07-12 Sato:Kk サーマル印字ヘッドの発熱回路不良検出装置
JPH11268386A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Toshiba Tec Corp ラベルプリンタ
JP2000043307A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Sony Corp ヘッド診断装置及びヘッド診断方法
JP2000141730A (ja) * 1998-11-13 2000-05-23 Nec Corp サーマルヘッドの不良検出方法
JP2000158710A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Seiko Epson Corp ドット記録装置および方法、並びに、そのためのプログラムを記録した記録媒体
JP2008201017A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sato Corp サーマルプリンタ
JP2009143198A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Nec Personal Products Co Ltd サーマルプリンタ、及び、断線情報記憶制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001270143A (ja) 2000-03-24 2001-10-02 Toshiba Tec Corp ラインプリンタ
JP2011062896A (ja) 2009-09-16 2011-03-31 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタと、サーマルプリンタを用いた印刷方法
US10596827B2 (en) * 2018-04-06 2020-03-24 Datamax-O'neil Corporation Methods and systems for operating a printer apparatus

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59224373A (ja) * 1983-05-27 1984-12-17 Hitachi Ltd 印字用感熱ヘツド制御装置
JPH06191079A (ja) * 1993-05-01 1994-07-12 Sato:Kk サーマル印字ヘッドの発熱回路不良検出装置
JPH11268386A (ja) * 1998-03-19 1999-10-05 Toshiba Tec Corp ラベルプリンタ
JP2000043307A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Sony Corp ヘッド診断装置及びヘッド診断方法
JP2000141730A (ja) * 1998-11-13 2000-05-23 Nec Corp サーマルヘッドの不良検出方法
JP2000158710A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Seiko Epson Corp ドット記録装置および方法、並びに、そのためのプログラムを記録した記録媒体
JP2008201017A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Sato Corp サーマルプリンタ
JP2009143198A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Nec Personal Products Co Ltd サーマルプリンタ、及び、断線情報記憶制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20200307290A1 (en) 2020-10-01
JP7263877B2 (ja) 2023-04-25
US11279160B2 (en) 2022-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10427426B2 (en) Recording apparatus
US10142508B2 (en) Battery-powered printer, POS system, and method for printing with battery-powered printer
JP2016078366A (ja) 印刷装置、方法およびプログラム
JP2020157602A (ja) 印刷装置
JP2023099579A (ja) 情報処理装置、記録装置、情報処理方法、及びプログラム
US10773528B2 (en) Printing apparatus, printing control terminal, printing apparatus controlling method, printing control terminal controlling method, and recording media
CN108340684A (zh) 打印装置及打印方法
JP6166626B2 (ja) プリンター及びその印字方法
US20160089917A1 (en) Printer
JP2015046097A (ja) Rfidプリンタ
CN104210251A (zh) 图像形成装置及图像形成控制方法
US10632767B2 (en) Printer
CN108688337A (zh) 打印设备
EP2894037B1 (en) Method of controlling printer and printer
CN211106434U (zh) 印刷装置
CN103358716B (zh) 打印机
US9096072B1 (en) Thermal printer and method for checking disconnection
CN108241594A (zh) 文字编辑方法、电子设备以及记录介质
JP6020897B2 (ja) 印刷装置及び被印刷部材
JP2018167491A (ja) 印刷装置
JP3988080B2 (ja) 印字装置及びプログラム
EP4119351A1 (en) Printer with printhead replacement detection and method for printhead replacement detection
JP6904003B2 (ja) 印刷装置
JP4442283B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2024065600A (ja) 画像形成システム及びその制御方法とプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7263877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150