JPH11267321A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11267321A
JPH11267321A JP9260198A JP9260198A JPH11267321A JP H11267321 A JPH11267321 A JP H11267321A JP 9260198 A JP9260198 A JP 9260198A JP 9260198 A JP9260198 A JP 9260198A JP H11267321 A JPH11267321 A JP H11267321A
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mechanism plate
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lock device
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Seiichiro Fukushima
征一郎 福島
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のロック装置は、球タンクなどと同じよ
うに機構板の部品設置面に取り付けられていたが、その
存在が他の部品の設置スペースを圧迫し、機構板を設計
する上で邪魔になる可能性があった。 【解決手段】 前枠2と、遊技板を固定するために前記
前枠2の裏面に設けた桟枠2aと、その桟枠2aにロッ
ク装置NLを介して装着される機構板3とを有する遊技
機において、前記ロック装置NLを桟枠2aの外側面に
配置したことを特徴とする。このようにロック装置NL
を桟枠2aの外側面に配置することにより、機構板3の
部品設置面をすっきりさせることができ、その結果、部
品設置スペースに余裕ができて機構板3の設計が行いや
すい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前枠の裏側に機構
板を装着してなる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機について図7に示したパチ
ンコ機を例に説明する。パチンコ機Pは、四角く枠組み
した木又は合成樹脂製の外枠1と、その外枠1の前面に
開閉自在に蝶着した前枠2と、前枠2の裏側に装着した
機構板3と、から概略構成される。前記機構板3は、球
タンク4、景品球排出装置5、入賞球処理装置6等の部
品をセット化したものであり、四個のロック装置L,L
…により前枠2と一体(ビス止め)の桟枠2aに固定さ
れる。また、機構板3は、前記桟枠2a(前枠2)に対
して、図7の右側辺に取り付けたヒンジ金具7で支持さ
れていて、前記ロック装置L,L…のロックを解除する
ことによりヒンジ金具7を中心としてドア状に開閉し得
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ロック装置L
は、球タンク4などと同じように機構板3の部品設置面
に取り付けられていたが、その存在が他の部品の設置ス
ペースを圧迫し、機構板を設計する上で邪魔になる可能
性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、前枠と、遊技板を固定するために前記前枠
の裏面に設けた桟枠と、その桟枠にロック装置を介して
装着される機構板とを有する遊技機において、前記ロッ
ク装置を桟枠の外側面に配置してなる遊技機を提供す
る。
【0005】本発明の遊技機は、ロック装置を桟枠の外
側面に配置することにより機構板の部品設置面をすっき
りさせることができ、その結果、部品設置スペースに余
裕ができ、機構板の設計が行いやすい。
【0006】
【発明の実施形態1】以下に本発明の実施形態1を図1
〜図3を参照しつつ説明する。なお、図1は機構板を閉
じる直前の状態を示す斜視図、図2は機構板を閉じた状
態を示す要部の側面図、図3は要部の横断平面図であ
る。これらの図面(以下図4〜図6も同じ。)に対し、
前記図7と同一又は同機能部品に同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0007】ロック装置NLは、図1に示したように、
機構板3に突設したロック片8と、桟枠2aに軸着した
ロック手段9と、ロック手段9をロック位置に停止させ
るストッパー手段10と、ロック手段9をアンロック位
置に停止させる振れ止め手段11とで構成される。前記
ロック片8は、機構板3の側面から遊技板12と平行な
向きに突設したリブ8a,8a付きの連設片8bと、そ
の連設片8bの先端から直角に曲がって桟枠2aの外側
面に沿うロック主片8cとで構成される。また、ロック
主片8cには、円孔13aに割口13bを設けた鍵穴形
態のロック孔が形成されている。
【0008】前記ロック手段9は、前記ロック孔の円孔
13aに嵌合する嵌合胴部14と、その嵌合胴部14の
中心を貫いて桟枠2aの外側面に回転自在に軸着する中
心ねじ15と、嵌合胴部14の上面に一体に突設した操
作レバー16と、その操作レバー16の反対側に突設し
た振れ止め用の小突片17と、から構成される。前記嵌
合胴部14は、ロック孔の円孔13aにほぼ嵌合する寸
法の円盤を基本形とし、その円盤の両横をロック孔の割
口13bより若干小さい幅となるように切断した形態に
なっている。
【0009】前記ストッパー手段10は、桟枠2aの外
側面であってロック片8に接触しない場所に突設されて
おり、ロック手段9の操作レバー16が当たるように高
さと場所が設定されている。一方、振れ止め手段11
は、同じく桟枠2aの外側面であってロック片8の割口
13bに対応する場所に突設されており、ロック手段9
の小突片17が当たる高さに設定されている。
【0010】次ぎに本発明のロック装置NLの操作方法
について説明する。先ず、機構板3が開いているときに
は、図1のようにロック手段9が水平に倒れたアンロッ
ク位置にある。このアンロック位置はロック手段9の小
突片17が桟枠2aの振れ止め手段11に当たって保た
れている。
【0011】この状態で機構板3を閉じると、ロック手
段9の嵌合胴部14がロック片8の割口13bを通って
円孔13aに入る。次ぎに操作レバー16を回すと、嵌
合胴部14の弧状の両端面が円孔13aの内周に摺接し
つつ回転し、操作レバー16がストッパー手段10に当
たって止まる。このように操作レバー16がストッパー
手段10に当たって停止した位置がロック手段9のロッ
ク位置であり、この状態で嵌合胴部14が円孔13aに
嵌ってロック片8を拘束するから機構板3が開かない。
【0012】次ぎに閉じた機構板3を開く場合は、操作
レバー16を使ってロック手段9をロック位置からアン
ロック位置に回転させ、ロック孔の割口13bと嵌合胴
部14の向きを一致させてから機構板3を開方向に引っ
張ればよい。
【0013】
【発明の実施形態2】図4は実施形態2を示すもので、
機構板を閉じた状態を示す要部の側面図である。実施形
態2のロック装置NLは、ロック孔の形状を半円形状に
形成するとともに嵌合胴部14を円形にして専ら両者の
嵌め合いで位置決めを行わせるようになし、そのかわ
り、ロック片8とロック手段9にロック位置で係合し合
う係合片18と係合アーム19を夫々に形成するように
したものである。本実施形態2では、ロック片8の係合
片18がロック手段9をロック位置に停止させるストッ
パー手段10をも兼ねている。
【0014】
【発明の実施形態3】図5,図6は発明の実施形態3を
示すもので、図5は機構板を閉じた状態を示す要部の側
面図、図6は要部の横断平面図である。実施形態3のロ
ック装置NLは、ロック片8にロック手段9を取り付
け、桟枠2aにロック孔(円孔13aと割口13b)を
形成した点に特徴がある。
【0015】なお、実施形態3のロック手段9は、嵌合
胴部14と操作レバー16を分離させるとともにその間
にロック片8を介在させ、そのロック片8の軸孔20を
貫く中心軸21を介して前記嵌合胴部14と操作レバー
16を一体に連結してなる。また、桟枠2aに形成した
ロック孔とロック手段9の嵌合胴部14との相互関係
は、実施形態1と同じである。また、振れ止め手段11
は、ロック片8に突設した半球状突起11aと、その半
球状突起11aに嵌合可能なように操作レバー16に形
成した半球状凹部11bとの組み合わせである。
【0016】以上本発明を実施形態1〜3について説明
したが、もちろん本発明は上記各実施形態に限定される
ものではない。例えば、各実施形態ではロック装置NL
を桟枠2aの横の外側面に配置したが、桟枠2aの上の
外側面にロック装置NLを配置するようにしてもよい。
そうすることによりヒンジ金具7側のロック装置Lを本
発明のロック装置NLに置き換えることができる。ま
た、実施形態1〜3においてストッパー手段10は、嵌
合胴部14をカム形状となし、ロック位置で前記嵌合胴
部14をロック孔の内周に圧接させて緩ませないような
形態であってもよい。また、図5に示したようにロック
孔の割口13bに嵌合胴部14の進入を容易にするテー
パ部13cを形成するようにすれば、機構板3の自由端
側が重みで下がってロック孔とロック手段9の位置に狂
いが生じた場合でも、嵌合胴部14とロック孔のドッキ
ングが支障無く円滑に行える。もちろん実施形態1,2
でも同様である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の遊技機は、ロック
装置を桟枠の外側面に配置するようにしたため、機構板
の部品設置面をすっきりさせることができ、その結果、
部品設置スペースに余裕ができるから機構板の設計が行
いやすくなる効果がある。なお、一台の遊技機に複数個
のロック装置が使われている場合、そのうちの一個を本
発明のロック装置にするだけでも前記効果は十分得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 機構板を閉じる直前の状態を示す斜視図であ
る。
【図2】 機構板を閉じた状態を示す要部の側面図であ
る。
【図3】 要部の横断平面図である。
【図4】 機構板を閉じた状態を示す要部の側面図であ
る。
【図5】 機構板を閉じた状態を示す要部の側面図であ
る。
【図6】 要部の横断平面図である。
【図7】 従来技術を示すパチンコ機の裏面図である。
【符号の説明】
NL…ロック装置 P …パチンコ機(遊技機) 2 …前枠 2a…桟枠 3 …機構板 12…遊技板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前枠と、遊技板を固定するために前記前
    枠の裏面に設けた桟枠と、その桟枠にロック装置を介し
    て装着される機構板とを有する遊技機において、 前記ロック装置を桟枠の外側面に配置してなることを特
    徴とする遊技機。
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