JPH1126607A - マスクrom - Google Patents

マスクrom

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JPH1126607A
JPH1126607A JP17616597A JP17616597A JPH1126607A JP H1126607 A JPH1126607 A JP H1126607A JP 17616597 A JP17616597 A JP 17616597A JP 17616597 A JP17616597 A JP 17616597A JP H1126607 A JPH1126607 A JP H1126607A
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mask rom
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memory cell
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/30ROM only having the source region and the drain region on the same level, e.g. lateral transistors
    • H10B20/34Source electrode or drain electrode programmed

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面積の増加を最小限に抑制でき、製造サイク
ルタイムを短縮できるマスクROMを実現する。 【解決手段】 異なる金属配線層の間にビアコンタクト
の有無に応じて記憶データがコーディングされる複数の
ROMメモリセルを行列状に配置してメモリセルアレイ
を形成し、同じ行のメモリセルを同じワード線に接続
し、同じ列のメモリセルを同じビット線に接続し、さら
に各メモリセル行においてゲートがその行に対応するワ
ード線に接続され、拡散層が互いに隣接するものの拡散
層に接続されたトランジスタを配置する。読み出し時
に、選択ビット線を所定の電位にプリチャージし、選択
ワード線をアクティブ状態に設定することにより、選択
行にある各トランジスタを導通状態に設定し、選択メモ
リセルのビアコンタクトの有無に応じて選択ビット線電
位を設定し、選択メモリセルの記憶データを読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクROM、具
体的には製造工程のサイクルタイムを短縮可能なコンタ
クトまたはビア(Via)コンタクト型マスクROMに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】マスクROMは、その製造工程において
記憶データが各メモリセルに書き込まれる。このデータ
の書き込み工程を、プログラミングまたはコーディング
という。通常、ユーザからマスクROMにコーディング
すべきデータを入手してから、製品を出荷するまでの時
間をサイクルタイムといい、TAT(Turn Around Tim
e)で表記する。ROM製品において、このTATをい
かに短縮できるかは、その製品の商品力および生産効率
の面から見て重要である。
【0003】マスクROMは、データコーディングの方
式によって、拡散方式、コンタクト方式およびビアコン
タクト方式などに大別できる。それぞれの方式は、サイ
クルタイムと集積度との間にトレードオフ関係を有して
おり、実際のROM製品を製造する場合には、それぞれ
の製品の特徴および要求に応じて、適切な方式を選択し
て製造を行う必要がある。
【0004】図7は、拡散方式により形成されたマスク
ROMの概念を示す簡略断面図である。図7において、
1はp- 基板またはp- ウェル、2_1,2_2,2_
3,2_4,2_5,2_6はn+ 拡散層、3_1,3
_2a,3_3,3_4a,3_5は絶縁膜、4_1,
4_2,4_3,4_4,4_5はポリシリコン膜、5
_1,5_2,5_3,5_4,5_5,5_6は金属
配線層をそれぞれ示している。
【0005】絶縁膜3_1,3_2a,3_3,3_4
a,3_5は、例えば、シリコン酸化膜(SiO2 )に
より構成されている。n+ 拡散層2_1,2_2,2_
3,2_4,2_5および2_6はそれぞれコンタクト
を介して、金属配線層5_1,5_2,5_3,5_
4,5_5および5_6に接続されている。さらに、n
+ 拡散層2_1,2 3および2_5はそれぞれに接続
されている金属配線層5_1,5 3および5_5を介
して接地されている。
【0006】ポリシリコン膜4_1,4_2,4_3,
4_4および4_5は、図示しない配線に共通に接続さ
れ、この配線によりワード線が構成されている。また、
金属配線層5_2,5_4および5_6はそれぞれビッ
ト線に接続されている。
【0007】本例の拡散型マスクROMでは、データの
コーディングは、例えば、ポリシリコン膜の下にある酸
化膜の周辺において、さらに酸化処理を行うことによ
り、ゲート酸化膜の膜厚を大きく設定し、トランジスタ
としてほぼ機能しない程度に設定することにより行われ
る。
【0008】図7に示すように、例えば、ポリシリコン
膜4_1がゲートと、ゲート酸化膜3_1の両側の下に
あるn+ 拡散層2_1と2_2とによりトランジスタが
形成される。ゲートとしてのポリシリコン膜4_1にハ
イレベルの電圧が印加されているとき、ゲート酸化膜3
_1の下部基板領域にチャネルが形成されるので、ゲー
ト4_1に印加される電圧に応じてトランジスタのオン
/オフ状態が制御される。
【0009】一方、ポリシリコン膜4_2の下にある酸
化膜3_2aは、上述のように酸化処理によりその膜厚
が大きく設定されるので、ポリシリコン膜4_2に高電
圧が印加された場合でも、酸化膜3_2a下部の基板領
域にチャネルが形成されず、ポリシリコン膜4_2、酸
化膜3_2aおよびその両側の下部基板に形成されてい
るn+ 拡散層2_2および2_3により、トランジスタ
を形成することができない。
【0010】トランジスタが形成されるか否かによっ
て、読み出し時に、それに応じて所定のビット線の電位
が決定される。ビット線電位がセンスアンプにより検出
されることによって、マスクROMのメモリセルの記憶
データが読み出される。
【0011】このような拡散型マスクROMでは、ポリ
シリコンの下層にある酸化膜の周辺に対して、さらに酸
化処理を行うか否によってデータのコーディングを行う
ので、形成したマスクROMのメモリセルの寸法を小さ
くでき、メモリの高集積化を実現しやすい利点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の拡散方式によりマスクROMを形成する場合、デー
タのコーディングはポリシリコン層を成層した工程で行
うので、コーディング後マスクROMを形成されるまで
にさらに多くの工程を要し、製造工程のサイクルタイム
が長いという不利益がある。
【0013】これに対して、コンタクト方式またはビア
コンタクト方式によりマスクROMを形成する場合、デ
ータのコーディングは、金属配線層を形成する工程の前
に行うので、コーディングデータを入手するまでに、ポ
リシリコン層およびそのさらに上の層、例えば、三層金
属配線プロセスであれば第1または第2の金属層まで製
造工程を済ますことができ、製造工程のサイクルタイム
が拡散方式に較べて、大幅に短縮できる利点がある。実
際に、コンタクトまたはビアコンタクト方式によるマス
クROMの製造サイクルタイムは、拡散方式による製造
サイクルタイムの、例えば、1/10〜1/5である。
【0014】しかし、コンタクトまたはビアコンタクト
方式では、サイクルタイムを短縮できる反面、拡散方式
に較べて、メモリセルあたりのチップ占有面積が大き
く、即ち、集積度が低く、同じ容量のマスクROMでは
チップ面積が大きいという不利益がある。
【0015】このため、一般的には、例えば、高集積度
が要求された場合に、拡散方式を採用すると、製造サイ
クルタイムが長く、生産効率の面では不利になる。逆
に、製造サイクルタイムの短縮が要求され、集積度に対
してある程度の許容がある場合に、コンタクトまたはビ
アコンタクト方式が採用される。上記を踏まえて、拡散
型とコンタクトおよびビアコンタクト型マスクROMの
双方の利点を持ち合わせた高性能なマスクROM、即
ち、製造サイクルタイムを短縮でき、且つ高集積度を実
現できるマスクROMが望まれている。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、メモリセル面積の増加を最小限
に抑制でき、製造サイクルタイムを短縮できるマスクR
OMを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマスクROMは、第1と第2のノード間に
コンタクトを形成するか否かによって所定のデータを記
憶し、読み出し時に上記コンタクトの有無に応じてビッ
ト線電位を設定し、当該ビット線電位に応じた記憶デー
タが読み出されるメモリセルを有するマスクROMであ
って、複数の上記メモリセルを行列状に配置してなるメ
モリセルアレイと、上記メモリセルアレイの各列ごとに
配線されている複数本のビット線と、上記メモリセルア
レイの各行ごとに配線されている複数本のワード線と、
制御電極が上記ワード線に接続され、上記各ワード線ご
とに所定の電位間に直列に接続され、上記ワード線電位
に応じてオン/オフ状態が制御される複数のトランジス
タとを有し、隣り合う上記トランジスタの拡散層が共通
の接続ノードに接続され、当該接続ノードが上記各メモ
リセルの上記第1のノードに接続され、上記メモリセル
の上記第2のノードが上記メモリセルアレイの各列ごと
に配線されている上記ビット線に接続して構成されてい
る。
【0018】また、本発明では、好適には上記ワード線
は、ポリシリコン層によって形成され、上記ビット線
は、上記ポリシリコン層の上に形成されている金属配線
層によって形成され、上記金属配線層と上記各トランジ
スタ間の上記接続ノード間に、上記各メモリセルの記憶
データに応じて、コンタクトが形成されている。
【0019】また、本発明では、好適には読み出し時
に、選択ビット線は所定のプリチャージ電位に保持さ
れ、非選択ビット線は上記プリチャージ電位より低い電
位、例えば、接地電位に保持されている。選択ワード線
は制御電極が当該選択ワード線に接続されているトラン
ジスタが導通しうる読み出し電位に保持され、非選択ワ
ード線は上記読み出し電位より低い電位、例えば、接地
電位に保持されている。
【0020】さらに、本発明のマスクROMは、第1と
第2のノード間にコンタクトを形成するか否かによって
所定のデータを記憶し、読み出し時に上記コンタクトの
有無に応じてビット線電位を設定し、当該ビット線電位
に応じた記憶データが読み出されるメモリセルを有する
マスクROMであって、第1と第2の電位設定ノードと
の間にN(Nは0以外の整数)個のノードが2列に配置
され、同一列または2列間の隣り合うノード間にそれぞ
れ形成されている複数のトランジスタと、上記各トラン
ジスタの制御電極に共通に接続されているワード線とか
らなるメモリセル行を有し、上記第1と第2の電位設定
ノードが共通電位に接続され、上記N個のノードがN個
の上記メモリセルの上記第1のノードにそれぞれ接続さ
れ、各メモリセルの上記第2のノードがそれぞれN本の
ビット線に接続して構成されている。さらにまた、上記
メモリセル行が複数配置され、各メモリセル行のi(i
=1,2,…,N)番目のメモリセルの上記第1のノー
ドがそれぞれi本目のビット線に接続されている。
【0021】本発明によれば、接地電位間に配置されて
いる複数のノードにおいて、隣り合うノード間に接続さ
れているトランジスタを複数形成し、これらのトランジ
スタの制御電極が同一のワード線、例えば、ポリシリコ
ン層からなるワード線に共通に接続し、上記各ノードが
ROMのメモリセルを介して、例えば、ポリシリコン層
の上に形成されている金属配線層からなるビット線に接
続されている。
【0022】各メモリセルにおいて、書き込みデータに
応じたコーディング工程により、コンタクトを形成する
かしないかが決定されるので、読み出し時に、選択ビッ
ト線が所定のプリチャージ電位に保持してから、上記ワ
ード線に読み出し電圧を印加することにより、上記複数
のノードがともに接地電位に保持され、選択メモリセル
の記憶データ、即ちコンタクトの有無に応じて、ビット
線電位がプリチャージ電位に保持されたり、接地電位に
ディスチャージされたりして、ビット線電位がそれに接
続されているセンスアンプによって検出され、検出結果
に応じて選択メモリセルの記憶データが読み出される。
この結果、マスクROMの製造サイクルタイムを短縮で
き、且つ高集積度化を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係るマスクROMの第1の実施形態を示
す回路図であり、本発明のマスクROMの等価回路図で
ある。図示のように、本実施形態のマスクROMは、平
行して配置されているワード線WL0,WL1,WL
2,WL3および上記ワード線と交差して配置されてい
るビット線BL0,BL1,BL2,BL3を有し、こ
れらのワード線とビット線との交差点にビアコンタクト
の有無により格納データ(コードともいう)が設定され
るメモリセルM00,M01,…,M03,…,M30,M31
…,M33がマトリクス状に配置されて構成されている。
さらに、ゲートが各ワード線に接続され、ソースとドレ
イン拡散層がそれぞれ隣接して配線されている各ビット
線に接続されている複数のトランジスタQ00,Q01
…,Q04,…,Q30,Q31,…,Q34が形成されてい
る。
【0024】また、4本のビット線おきに一本の接地線
が配線されている。例えば、ビット線BL0に隣接して
接地線GL0が配線され、ビット線BL3に隣接して接
地線GL1が配線されている。これに応じて、例えば、
トランジスタQ00,Q10,Q 20およびQ30の一方の拡散
層は、接地線GL0に接続され、他方の拡散層は、ビッ
ト線BL0に接続されている。同様に、トランジスタQ
04,Q14,Q24およびQ34の一方の拡散層はビット線B
L3に接続され、他方の拡散層は接地線GL1に接続さ
れている。
【0025】なお、図1に示すマスクROMの例では、
それぞれ4本のワード線と4本のビット線が設けられて
いるが、実際のマスクROMではこれに限定されず、一
つのROMブロックとして、例えば、256本のワード
線と16本のビット線からなる4kb(キロビット)の
メモリブロックを構成することもできる。
【0026】上述のように、本例のマスクROMにおい
ては、ビアコンタクト(以下、単にビアという)の有無
により格納データが決定されるメモリセルM00,M01
…,M03,…,M30,M31,…,M33が設けられてい
る。例えば、図示のように、ビット線BL0とトランジ
スタQ00,Q01の拡散層の接続点(ノードND00と表記
する)との間にビアが接続されている。これに応じて、
ビット線BL0とノードND00に電気経路が形成され、
バイアス状態に応じて、ビット線BL0とノードND00
間に電流が流れることが可能である。一方、トランジス
タQ01とQ02の拡散層間の接続点をノードND01とする
と、ビット線BL1とノードND01間にビアが形成され
ておらず、バイアス条件に関わらずビット線BL1とノ
ードND01間に電流が流れることができない。
【0027】図示のように、その他に、例えば、ビット
線BL0とノードND10間に、ビット線BL1とノード
ND31間に、ビット線BL2とノードND22間に、さら
にビット線BL3とノードND03間にそれぞれビアが形
成されている。
【0028】このように、本実施形態のマスクROMで
は、ビアコンタクト方式によりマスクROMを形成する
ので、製造サイクルタイムの短縮を図ることができる。
例えば、ポリシリコン層またはその上にある第1或いは
第2の金属配線層を成層するまでの工程を予め行ってお
いて、メモリセルの書き込みデータを入手してから残り
の工程を行い、データコーディングした上、マスクRO
Mを形成するので、従来の拡散型マスクROMに較べ
て、製造サイクルタイムを大幅に短縮できる。
【0029】以下、図1を参照しつつ、本実施形態のマ
スクROMの読み出し動作について説明する。読み出し
時に、まず、図示していないカラムデコーダ(Colu
mn decoder)により、カラムアドレスで指定
したメモリ列(Column)が選択され、それに応じ
てビット線がイコライズされ、例えば、所定の電位にプ
リチャージされる。さらに、例えば、ローデコーダ(R
ow decoder)により、ローアドレスで指定し
たメモリ行(Row)が選択され、それに応じたワード
線に読み出し電圧、例えば、ハイレベルの電圧が印加さ
れる。なお、選択されていないワード線およびビット線
はローレベル、例えば、接地電位GNDに保持される。
【0030】ここで、例えば、カラムデコーダによりビ
ット線BL0がイコライズされ、プリチャージされてい
る。その後、ローデコーダによりワード線WL0が選択
され、ハイレベルの読み出し電位が印加される。ここ
で、読み出し電位は、例えば、マスクROMを構成した
トランジスタQ00,Q01,…,Q04,…,Q30,Q31
…,Q34を十分導通させうるレベルの電位に設定されて
いる。
【0031】これに応じてワード線WL0に接続されて
いるトランジスタQ00,Q01,…,Q04がすべて導通状
態に保持され、その結果、ノードND00,ND01,ND
02およびND03が接地電位GNDに保持される。上記の
ようにビット線BL0とノードND00間にビアが形成さ
れているので、ビット線BL0がディスチャージされ、
その電位が低下し接地電位GNDに達していく。
【0032】ビット線BL0の電位は、当ビット線に接
続されているセンスアンプにより検出され、検出結果に
応じたデータが出力される。ここで、例えば、ビット線
BL0のローレベルの電位に応じて、読み出しデータ
“0”が出力される。即ち、ビット線BL0とノードN
00間にビアを形成することにより、メモリセルM00
格納データは“0”に設定される。
【0033】次に、カラムデコーダにより、例えば、ビ
ット線BL1がイコライズされ、プリチャージされる。
その後、ローデコーダによりワード線WL0が選択さ
れ、ハイレベルの読み出し電位が印加される。これに応
じてワード線WL0に接続されているトランジスタ
00,Q01,…,Q04がすべて導通状態に保持され、ノ
ードND00,ND01,ND02およびND03が接地され
る。ビット線BL1とノードND01間にビアが形成され
ていないので、ビット線BL1のプリチャージ電位がほ
ぼそのまま保持される。センスアンプによりビット線B
L1の電位が検出され、検出結果に応じたデータが出力
される。ここで、例えば、ビット線BL1のプリチャー
ジレベルの電位に応じて、読み出しデータ“1”が出力
される。即ち、ビット線BL1とノードND01間にビア
を形成しないことにより、メモリセルM01の格納データ
は“1”に設定される。
【0034】上記同様に、ビット線とワード線を選択す
ることにより、任意のメモリセルの格納データを読み出
すことができる。
【0035】なお、ビアの形成はマスクROMの製造工
程において、例えば、フォトレジスト膜のパターンに応
じて決定される。即ち、マスクROMに記憶すべきデー
タに応じて予めフォトレジスト膜のパターンが設計さ
れ、このフォトレジスト膜を用いた製造工程により、所
定の領域にビアを形成するかしないかが決定される。こ
れによって所望のデータがマスクROMに書き込まれ
る。
【0036】図2は本実施形態のマスクROMの構造を
示す簡略断面図である。図2において、1はp- 基板ま
たはp- ウェル、2_1,2_2,2_3,2_4,2
_5,2_6はn+ 拡散層、3_1,3_2,3_3,
3_4,3_5は絶縁膜、4_1,4_2,4_3,4
_4,4_5はポリシリコン膜、5_1,5_2,5_
3,5_4,5_5,5_6は第1金属配線層、6_
1,6_2,6_3,6_4,6_5,6_6は第2金
属配線層、10 1,10_2,10 5および10_
6はビアをそれぞれ示している。
【0037】絶縁膜3_1,3_2,3_3,3_4,
3_5は、例えば、シリコン酸化膜により構成され、ビ
ア10 1,10_2,10 5および10_6は、例
えば、金属配線層を形成する金属と同じ材料により形成
されている。
【0038】なお、図2は、例えば、図1に示すマスク
ROMの一行分を示している。ポリシリコン膜4_1,
4_2,4_3,4_4および4_5、絶縁膜3_1,
3_2,3_3,3_4および3_5、さらにこれらの
膜の両側の下部基板に形成されているn+ 拡散層によ
り、それぞれnチャネルMOSトランジスタ(以下、n
MOSトランジスタという)が形成されている。ポリシ
リコン膜はnMOSトランジスタのゲートを構成し、絶
縁膜はそのトランジスタのゲート絶縁膜(ゲート酸化膜
ともいう)を構成し、基板1に形成したn+ 拡散層はそ
れぞれnMOSトランジスタのソースおよびドレインを
構成している。
【0039】n+ 拡散層2_1,2_2,2_3,2_
4,2_5および2_6はそれぞれビアを介して、第1
金属配線層5_1,5_2,5_3,5_4,5_5お
よび5_6に接続されている。さらに、n+ 拡散層2_
1および2_6はそれぞれに接続されている第1金属配
線層5_1および5_6を介して接地されている。
【0040】ポリシリコン膜4_1,4_2,4_3,
4_4および4_5は、図示しない配線に共通に接続さ
れ、この配線によりワード線が構成されている。第2金
属配線層6_2,6_3,6_4および6_5は、それ
ぞれビット線BL0,BL1,BL2およびBL3を形
成しており、ビット線BL0,BL3は第1と第2金属
配線層の間に形成されているビア10 2,10 5を
介して、n+ 拡散層2_2,2_5にそれぞれ接続され
ている。
【0041】上述のように、ビアを形成するか否かは、
製造工程に用いられたフォトレジスト膜のパターンによ
り決定される。ビアの有無に応じて、データの“0”ま
はた“1”の何れかがマスクROMのメモリセルに格納
される。読み出し時に、ビアの有無に応じてビット線電
位がプリチャージレベルまたはプリチャージレベルより
低いレベル、例えば、接地電位GNDレベルに保持さ
れ、センスアンプを用いてビット線電位を検出すること
により、マスクROMのメモリセルの記憶データが読み
出される。
【0042】図3は、本実施形態のマスクROMの他の
構成例を示す簡略断面図である。本例のマスクROM
は、図2に示すマスクROMに対して、第3金属配線層
7_2,7_3,7_4,7_5を加えた構造となって
いる。第3金属配線層を除けば、他の構成部分は図2に
示すマスクROMとほぼ同じであるので、図3では、図
2と同じ構成部分を同様な符号を用いて表記する。
【0043】以下、主に本例のマスクROMと図2に示
すマスクROMの異なる点について説明する。図3に示
すように、第1金属配線層5_1,…,5 6と第2金
属配線層6_1,…,6 6との間に、それぞれビア1
0_1,…,10 6が形成されている。さらに、第2
金属配線層6_2と第3金属配線層7_2との間に、ビ
ア11_2が形成されており、第2金属配線層6_5と
第3金属配線層7_5との間に、ビア11_5が形成さ
れている。なお、これらのビアは、例えば、第1、第2
および第3金属配線層を接続し易い材料により形成され
ている。
【0044】第2金属配線層6_1および6_6は、例
えば、接地電位GNDに保持されている。このため、基
板1にあるn+ 拡散層2_1は、第1金属配線層5_1
および第2金属配線層6_1を介して接地され、同様
に、n+ 拡散層2_6は、第1金属配線層5_6および
第2金属配線層6_6を介して接地されている。
【0045】図3は、図2と同じく、例えば、図1に示
すマスクROMの一行分を示している。ポリシリコン膜
4_1,4_2,4_3,4_4および4_5、絶縁膜
3_1,3_2,3_3,3_4および3_5、さらに
これらの膜の両側の下部基板に形成されているn+ 拡散
層により、それぞれnMOSトランジスタが形成されて
いる。ポリシリコン膜はnMOSトランジスタのゲート
を構成し、絶縁膜はそのトランジスタのゲート絶縁膜を
構成し、基板1に形成されたn+ 拡散層はそれぞれnM
OSトランジスタのソースおよびドレインを構成してい
る。
【0046】n+ 拡散層2_1,2_2,2_3,2_
4,2_5および2_6はそれぞれビアを介して、第1
金属配線層5_1,5_2,5_3,5_4,5_5お
よび5_6に接続されている。さらに、n+ 拡散層2_
1および2_6はそれぞれに接続されている第1金属配
線層5_1および5_6、ビア10_1、10_6およ
び第2金属配線層6_1および6_6を介して接地され
ている。
【0047】ポリシリコン膜4_1,4_2,4_3,
4_4および4_5は、図示しない配線に共通に接続さ
れ、この配線によりワード線が構成されている。第3金
属配線層7_2,7_3,7_4および7_5は、それ
ぞれビット線BL0,BL1,BL2およびBL3を形
成しており、ビット線BL0,BL3は第1、第2およ
び第3金属配線層の間に形成されているビア11_2,
11 5を介して、n+ 拡散層2_2,2_5にそれぞ
れ接続されている。
【0048】また、図2に示すマスクROM例と同じよ
うに、金属配線層間にビアを形成するか否かは、製造工
程に用いられたフォトレジスト膜のパターンにより決定
される。ビアの有無に応じて、データの“0”まはた
“1”の何れかがマスクROMのメモリセルに格納され
る。読み出し時に、ビアの有無に応じてビット線電位が
プリチャージレベルまたはプリチャージレベルより低い
レベル、例えば、接地電位GNDレベルに保持され、セ
ンスアンプを用いてビット線電位を検出することによ
り、マスクROMのメモリセルの記憶データが読み出さ
れる。
【0049】以上説明のように、金属配線層が2層また
は3層を有するマスクROMは、構造上の違いを除け
ば、ほぼ同じ機能および動作を有することが推察でき
る。なお、金属配線層の数は、例えば、マスクROMの
周辺回路を形成するために必要な金属配線層の数などに
よって決定される。実際のマスクROMにおいては、金
属配線層の数は、上述した2層または3層に限定される
ことなく、それ以上複数の金属配線層を設けることも可
能である。
【0050】図4は図1に示すマスクROMの読み出し
時の等価回路を示している。なお、ここで、例えば図1
に示すワード線WL0に接続されている一行のメモリセ
ルM00,M01,M02,M03における読み出し動作を例
に、それぞれのビット線BL0,BL1,BL2,BL
3に対して読み出しを行う時の等価回路を同図(a)〜
(d)で示しているものである。
【0051】図4(a)は、例えば、メモリセルM00
おいてビアが形成されている場合、読み出し時、ビット
線BL0から見た等価回路を示している。図示のよう
に、ビット線BL0と接地電位GNDとの間に、ゲート
がともにワード線WL0に接続されている5つのトラン
ジスタQ00,Q01,Q02,Q03,Q 04が接続されてい
る。
【0052】トランジスタQ00はビット線BL0と接地
電位GNDとの間に接続されており、トランジスタ
01,Q02,Q03,Q04がビット線BL0と接地電位G
ND間に直列に接続されている。トランジスタQ01とQ
02との間にビット線BL1が接続され、トランジスタQ
02とQ03との間にビット線BL2が接続され、さらに、
トランジスタQ03とQ04との間にビット線BL3が接続
されている。なお、読み出し時にこれらの非選択ビット
線は、例えば、接地電位GNDに保持されている。
【0053】図4(b)は、例えば、メモリセルM01
おいてビアが形成されている場合、読み出し時、ビット
線BL1から見た等価回路を示している。図示のよう
に、ビット線BL1と接地電位GNDとの間に、ゲート
がともにワード線WL0に接続されている5つのトラン
ジスタQ00,Q01,Q02,Q03,Q 04が接続されてい
る。
【0054】トランジスタQ01,Q00がビット線BL1
と接地電位GND間に直列に接続されており、また、ト
ランジスタQ02,Q03,Q04はビット線BL1と接地電
位GND間に直列に接続されている。トランジスタQ01
とQ00との間にビット線BL0が接続され、トランジス
タQ 02とトランジスタQ03との間にビット線BL2が接
続され、さらに、トランジスタQ03とQ04との間にビッ
ト線BL3が接続されている。読み出し時に、これらの
非選択ビット線は、接地電位GNDに保持されている。
【0055】図4(c)は、例えば、メモリセルM02
おいてビアが形成されている場合、読み出し時、ビット
線BL2から見た等価回路を示している。図示のよう
に、ビット線BL2と接地電位GNDとの間に、ゲート
がともにワード線WL0に接続されている5つのトラン
ジスタQ00,Q01,Q02,Q03,Q 04が接続されてい
る。
【0056】トランジスタQ02,Q01,Q00がビット線
BL2と接地電位GND間に直列に接続されており、ま
た、トランジスタQ03,Q04はビット線BL2と接地電
位GND間に直列に接続されている。トランジスタQ02
とQ01との間にビット線BL1が接続され、トランジス
タQ 01とQ00との間にビット線BL0が接続され、さら
に、トランジスタQ03とQ04との間にビット線BL3が
接続されている。読み出し時に、これらの非選択ビット
線は、接地電位GNDに保持されている。
【0057】図4(d)は、例えば、メモリセルM03
おいてビアが形成されている場合、読み出し時、ビット
線BL3から見た等価回路を示している。図示のよう
に、ビット線BL3と接地電位GNDとの間に、ゲート
がともにワード線WL0に接続されている5つのトラン
ジスタQ00,Q01,Q02,Q03,Q 04が接続されてい
る。
【0058】トランジスタQ04はビット線BL3と接地
電位GNDとの間に接続されており、トランジスタ
00,Q01,Q02,Q03がビット線BL3と接地電位G
ND間に直列に接続されている。トランジスタQ03とQ
02との間にビット線BL2が接続され、トランジスタQ
02とQ01との間にビット線BL1が接続され、さらにト
ランジスタQ01とQ00との間にビット線BL0が接続さ
れている。読み出し時に、これらの非選択ビット線は接
地電位GNDに保持されている。
【0059】上述した等価回路で示すように、ビット線
BL0,BL1,BL2またはBL3の何れかに対して
読み出しを行う場合には、読み出しビット線の配置に応
じて読み出し時にのディスチャージ電流の等価抵抗のバ
ラツキが低く抑えられている。例えば、図4(a)およ
び(d)に示す等価回路例では、ディスチャージ電流が
流れる経路の等価抵抗は、直列に接続されている4つの
トランジスタと1つのトランジスタが並列に接続されて
いる抵抗に等価する。トランジスタの導通抵抗をすべて
同じくRとすると、この場合の等価抵抗は、0.8Rで
ある。また、同図(b)および(c)に示す等価回路で
は、ディスチャージ電流が流れる経路の等価抵抗は、直
列に接続されている2つのトランジスタと直列に接続さ
れている3つのトランジスタが並列に接続されている抵
抗に等しい。この場合の等価抵抗は、各トランジスタの
導通抵抗をRとすると、1.2Rである。
【0060】即ち、何れかのビット線に対して読み出し
を行う場合のディスチャージ電流が流れる経路の等価抵
抗は、ほぼ同じまたは近い値に保持されており、読み出
しビット線の配置位置に応じてディスチャージ電流が流
れる経路の等価抵抗の変化が抑制され、読み出し動作の
安定性の向上を実現できる。
【0061】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、異なる金属配線層の間にビアコンタクトを形成する
か否かに応じて記憶データがコーディングされる複数の
ROMメモリセルを行列状に配置してメモリセルアレイ
を形成し、同じ行のメモリセルを一本のワード線に接続
し、同じ列のメモリセルを一本のビット線に接続し、さ
らに各メモリセル行においてゲートがその行に対応する
ワード線に接続され、拡散層が隣のものの拡散層に接続
されているトランジスタを配置する。読み出し時に、選
択ビット線を所定の電位にプリチャージし、選択ワード
線をアクティブ状態に設定することにより、選択行にあ
る各トランジスタを導通状態に設定し、選択メモリセル
のビアコンタクトの有無に応じてビット線電位を設定
し、ビット線電位に応じて選択メモリセルの記憶データ
を読み出すので、読み出し時にビット線ディスチャージ
抵抗のバラツキを低減でき、高速で且つ安定した読み出
しが得られ、さらにビアコンタクト方式を採用すること
により製造サイクルタイムの短縮が図れる。
【0062】第2実施形態 図5は本発明に係るマスクROMの第2の実施形態を示
す図であり、マスクROMのレイアウトを示す図であ
る。図5において、2_1,2_2,2_3,2_4,
2_5,2_6,2_7および2_8はn+ 拡散層、1
2はポリシリコン層、13_1,13_2,13_3,
13_4,13_5,13_6,13_7および13_
8はコンタクト孔をそれぞれ示している。
【0063】n+ 拡散層2_1,2_2,2_3,2_
4,2_5,2_6,2_7および2_8は基板の一主
面に形成されている。さらに各n+ 拡散層の上に、コン
タクト孔13_1,13_2,13_3,13_4,1
3_5,13_6,13_7および13_8が形成され
ている。各コンタクト孔13_1,13_2,13_
3,13_4,13_5,13_6,13_7および1
3_8にビアが形成され、それぞれのビアを介して、各
+ 拡散層は、ポリシリコン層12の上に成層された第
1の金属配線層(図示せず)に接続されている。また、
第1金属配線層の上にさらに第2の金属配線層が成層さ
れる。なお、マスクROMの周辺回路の構造および製造
工程などに応じて、第2の金属配線層の上にさらに第3
の金属配線層が成層されることがある。
【0064】ポリシリコン層12により、ワード線が形
成され、さらにその上に形成されている第2または第3
の金属配線層により、ビット線が形成されている。ビッ
ト線を形成する金属配線層と第1の金属配線層間にビア
を形成するか否かによって、データのコーディングが行
われる。
【0065】図6は図5に示すマスクROMの等価回路
を示している。図示のように、図5のマスクROMは接
地ノードNDG0とNDG1との間に配置されている複
数のノードND0〜ND7の間に接続されている複数の
トランジスタQ1〜Q17により構成された回路によっ
て等価的に表示される。
【0066】各ノード間にそれぞれトランジスタが接続
されている。例えば、接地ノードNDG0とノードND
0間にトランジスタQ1が接続され、接地ノードNDG
0とノードND1間にトランジスタQ2が接続され、ノ
ードND0とノードND1間にトランジスタQ3が接続
されている。同様に他の隣り合うノード間に、それぞれ
トランジスタが接続されている。さらに、これらのトラ
ンジスタQ1〜Q17のゲートは、ともにワード線WL
に接続されている。
【0067】このため、ワード線WLの電位に応じて、
これらのすべてのトランジスタのオン/オフ状態が制御
される。これらのトランジスタがオン状態に保持されて
いるとき、各ノードND0〜ND7は接地ノードNDG
0およびNDG1と同電位、即ち、接地電位GNDに保
持される。
【0068】なお、図6の等価回路においては、ワード
線WLは、図5に示すレイアウト図のポリシリコン12
により構成され、接地ノードNDG0,NDG1を含む
各ノードは、例えば、図5に示すコンタクト孔により構
成されている。即ち、図6の等価回路において、各ノー
ドND0〜ND7はビアを介して、それぞれビット線に
接続されている。
【0069】本実施形態のマスクROMの読み出し動作
は、前述した本発明の第1の実施形態のマスクROMと
ほぼ同様である。以下、それについて簡単に説明する。
読み出し時に、まず、選択ビット線が所定の電位にプリ
チャージされる。非選択ビット線は、当該プリチャージ
電位より低い電位、例えば、接地電位GNDに保持され
る。そして、選択ワード線にハイレベルの電圧、例え
ば、電源電圧VCCレベルの読み出し電圧が印加される。
これに応じて、当該選択ワード線に接続されている複数
のトランジスタがすべてオン状態に保持されるので、選
択メモリセルが接続されているノードが接地電位に保持
される。
【0070】メモリセルにおいては、上述のようにコー
ディング工程において、記憶データに応じてビアコンタ
クトが形成されているので、それに応じてビット線電位
が設定される。例えば、選択メモリセルにビアコンタク
トが形成されている場合に、選択ビット線が形成された
ビアコンタクトを介して接地電位GNDに接続されるの
で、当該選択ビット線がディスチャージされ、例えば、
接地電位GNDに保持される。一方、選択メモリセルに
ビアコンタクトが形成されていない場合に、選択ビット
線がディスチャージされることなく、ビット線電位がほ
ぼプリチャージ電位に保持されている。
【0071】ビット線に接続されているセンスアンプに
よって、ビット線電位が検出され、当該センスアンプの
検出結果に応じて選択メモリセルの記憶データが読み出
される。
【0072】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、接地ノード間に配置されている複数のノードにおい
て、隣り合うノード間にトランジスタを形成し、これら
のトランジスタのゲートを一本のワード線に共通に接続
し、且つ上記接地ノードを除き他の各ノードがそれぞれ
メモリセルを介してビット線に接続されている。各メモ
リセルはそれぞれの記憶データに応じてビアコンタクト
が形成されるので、読み出し時に選択メモリセルにビア
コンタクトの有無に応じて選択ビット線の電位が設定さ
れ、ビット線電位に応じて選択メモリセルの記憶データ
が読み出すことができる。
【0073】本実施形態では、上述した本発明の第1の
実施形態と同様に、コンタクトまたはビアコンタクト方
式によりマスクROMを製造することによって、製造サ
イクルタイムの短縮が図れる。また、本実施形態におい
てはメモリセルのレイアウト上の構成を工夫することに
より、集積度の向上を実現でき、例えば、従来の拡散方
式メモリセルとほぼ同程度の集積度でマスクROMを形
成することが実現できる。
【0074】さらに、図6の等価回路に示すように、本
実施形態のマスクROMにおいて、読み出し時に選択メ
モリセルに接続されているノードと接地ノード間に、複
数のパスが形成されている。このため、選択ビット線が
ディスチャージする場合の等価抵抗が低くなり、ビット
線のディスチャージが高速になる。この結果、読み出し
速度の向上が実現できる。なお、一本のワード線上に複
数のトランジスタが接続されたことによって、読み出し
時、従来のコンタクトまたはビアコンタクト方式のマス
クROMに較べて、ワード線負荷が増大することが考え
られるが、ワード線ドライバーの駆動能力をそれに応じ
て向上させることで対応できる。または、読み出し時に
ワード線ドライバーを同時に駆動するワード線が選択ワ
ード線の一本のみであるので、メモリセルアレイの構造
を工夫することによって、ワード線負荷の増加がわずか
で済む。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスクR
OMによれば、コンタクトまたはビアコンタクト方式で
マスクROMを形成することによって、製造サイクルタ
イムを従来の拡散方式より大幅に短縮できる利点があ
る。さらに、本発明によって、マスクROMの集積度の
向上が図れ、従来の拡散方式のマスクROMとほぼ同等
の面積でマスクROMを形成でき、メモリチップ面積の
縮小とコストの低減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスクROMの第1の実施形態を
示す回路図である。
【図2】2層の金属配線層を有するマスクROMの構造
を示す簡略断面図である。
【図3】3層の金属配線層を有するマスクROMの構造
を示す簡略断面図である。
【図4】マスクROMの第1の実施形態における読み出
し時の等価回路である。
【図5】本発明に係るマスクROMの第2の実施形態を
示す回路図である。
【図6】第2の実施形態のマスクROMの等価回路であ
る。
【図7】従来の拡散方式マスクROMの構造を示す簡略
断面図である。
【符号の説明】
1…基板、2_1,2_2,2_3,2_4,2_5,
2_6,2_7,2_8…n+ 拡散層、3_1,3_
2,3_3,3_4,3_5…絶縁膜、4_1,4_
2,4_3,4_4,4_5…ポリシリコン膜、5_
1,5_2,5_3,5_4,5_5,5_6…第1金
属配線層、6_1,6_2,6_3,6_4,6_5,
6_6…第2金属配線層、7_1,7_2,7_3,7
_4,7_5,7_6…第3金属配線層、10_1,1
0_2,10_6,11_2,11_6…ビア、12…
ポリシリコン層、13_1,13_2,13_3,13
_4,13_5,13_6,13_7,13_8…コン
タクト孔、WL0,WL1,WL2,WL3…ワード
線、BL0,BL1,BL2,BL3…ビット線、
00,M01,…,M03,…,M30,M31,…,M33…メ
モリセル、Q00,Q01,…,Q 04,…,Q30,Q31
…,Q34…トランジスタ、VCC…電源電圧、GND…接
地電位。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2のノード間にコンタクトを形成
    するか否かによって所定のデータを記憶し、読み出し時
    に上記コンタクトの有無に応じてビット線電位を設定
    し、当該ビット線電位に応じた記憶データが読み出され
    るメモリセルを有するマスクROMであって、 複数の上記メモリセルを行列状に配置してなるメモリセ
    ルアレイと、 上記メモリセルアレイの各列ごとに配線されている複数
    本のビット線と、 上記メモリセルアレイの各行ごとに配線されている複数
    本のワード線と、 制御電極が上記ワード線に接続され、上記各ワード線ご
    とに所定の電位間に直列に接続され、上記ワード線電位
    に応じてオン/オフ状態が制御される複数のトランジス
    タとを有し、 隣り合う上記トランジスタの拡散層が共通の接続ノード
    に接続され、当該接続ノードが上記各メモリセルの上記
    第1のノードに接続され、上記メモリセルの上記第2の
    ノードが上記メモリセルアレイの各列ごとに配線されて
    いる上記ビット線に接続して構成されているマスクRO
    M。
  2. 【請求項2】上記ワード線は、ポリシリコン層によって
    形成され、上記ビット線は、上記ポリシリコン層の上に
    形成されている金属配線層によって形成されている請求
    項1記載のマスクROM。
  3. 【請求項3】上記金属配線層と上記各トランジスタ間の
    上記接続ノード間に、上記各メモリセルの記憶データに
    応じて、コンタクトが形成されている請求項2記載のマ
    スクROM。
  4. 【請求項4】上記ワード線は、ポリシリコン層によって
    形成され、上記ポリシリコン層の上に第1と第2の金属
    配線層がそれぞれ形成され、上記第1の金属配線層と上
    記各トランジスタ間の上記接続ノード間にコンタクトが
    形成され、上記ビット線は上記第2の金属配線層により
    形成されている請求項1記載のマスクROM。
  5. 【請求項5】上記第1の金属配線層と上記第2の金属配
    線層間に、上記各メモリセルの記憶データに応じて、コ
    ンタクトが形成されている請求項4記載のマスクRO
    M。
  6. 【請求項6】上記ワード線は、ポリシリコン層によって
    形成され、上記ポリシリコン層の上に第1、第2と第3
    の金属配線層がそれぞれ形成され、上記第1の金属配線
    層と上記各トランジスタ間の上記接続ノード間にコンタ
    クトが形成され、上記ビット線は上記第3の金属配線層
    により形成されている請求項1記載のマスクROM。
  7. 【請求項7】上記第1の金属配線層と上記第2の金属配
    線層間に、さらに、上記第2の金属配線層と上記第3の
    金属配線層間に、上記各メモリセルの記憶データに応じ
    てコンタクトが形成されている請求項6記載のマスクR
    OM。
  8. 【請求項8】上記メモリセルアレイの各行ごとに配置さ
    れ、直列に接続されているトランジスタの両端にあるト
    ランジスタは、共通電位に接続されている請求項1記載
    のマスクROM。
  9. 【請求項9】読み出し時に、選択ビット線は所定のプリ
    チャージ電位に保持され、非選択ビット線は接地電位に
    保持されている請求項1記載のマスクROM。
  10. 【請求項10】読み出し時に、上記非選択ビット線は、
    共通電位に保持されている請求項9記載のマスクRO
    M。
  11. 【請求項11】読み出し時に、選択ワード線は制御電極
    が当該選択ワード線に接続されているトランジスタが導
    通しうる読み出し電位に保持され、非選択ワード線は接
    地電位に保持されている請求項1記載のマスクROM。
  12. 【請求項12】読み出し時に、上記非選択ワード線は、
    共通電位に保持されている請求項11記載のマスクRO
    M。
  13. 【請求項13】第1と第2のノード間にコンタクトを形
    成するか否かによって所定のデータを記憶し、読み出し
    時に上記コンタクトの有無に応じてビット線電位を設定
    し、当該ビット線電位に応じた記憶データが読み出され
    るメモリセルを有するマスクROMであって、 第1と第2の電位設定ノードとの間にN(Nは0以外の
    整数)個のノードが2列に配置され、同一列または2列
    間の隣り合うノード間にそれぞれ形成されている複数の
    トランジスタと、 上記各トランジスタの制御電極に共通に接続されている
    ワード線とからなるメモリセル行を有し、 上記第1と第2の電位設定ノードが共通電位に接続さ
    れ、上記N個のノードがN個の上記メモリセルの上記第
    1のノードにそれぞれ接続され、各メモリセルの上記第
    2のノードがそれぞれN本のビット線に接続して構成さ
    れているマスクROM。
  14. 【請求項14】上記メモリセル行が複数配置され、各メ
    モリセル行のi(i=1,2,…,N)番目のメモリセ
    ルの上記第1のノードがそれぞれi本目のビット線に接
    続されている請求項13記載のマスクROM。
  15. 【請求項15】上記ワード線は、ポリシリコン層によっ
    て形成され、上記ビット線は、上記ポリシリコン層の上
    に形成されている金属配線層によって形成されている請
    求項13記載のマスクROM。
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