JPH04335296A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

Info

Publication number
JPH04335296A
JPH04335296A JP3135618A JP13561891A JPH04335296A JP H04335296 A JPH04335296 A JP H04335296A JP 3135618 A JP3135618 A JP 3135618A JP 13561891 A JP13561891 A JP 13561891A JP H04335296 A JPH04335296 A JP H04335296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cells
bit lines
bit line
memory device
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3135618A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Sasaki
佐々木 正義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3135618A priority Critical patent/JPH04335296A/ja
Publication of JPH04335296A publication Critical patent/JPH04335296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は行列状にメモリセルを配
列させてなる半導体メモリ装置に関するものであり、特
にスタチックRAMの如きビット線とワード線によりデ
ータの読出し等がなされる半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スタチックRAM(SRAM)は、1対
のインバーターからなるフリップフロップ回路と、一対
のアクセストランジスタによって各メモリセルが構成さ
れ、そのメモリセルをマトリクス状に配列させてなるメ
モリ装置である。一般に、SRAMでは、1つのメモリ
セルに1本のワード線と、2本のビット線が接続され、
2本のビット線間の電位差によってメモリセルへのデー
タの書き込みやデータの読み出しがなされるように構成
されている。
【0003】図6は従来の典型的なSRAMのメモリセ
ルアレイ部分のブロック図である。複数のメモリセルが
マトリクス状に配列されており、図中一部省略している
が512×8個のメモリセルM1,1 〜M512,8
 が図示されている。各メモリセルは、それぞれX方向
(行方向)に延在されたワード線WL1 〜WL512
 によって行毎に選択され、メモリセルの各列は、Y方
向(列方向)に延在されたそれぞれ一対のビット線BL
1,BL1 〜BL8,BL8 によってアクセスされ
る。各ワード線WL1 〜WL512 は行デコーダR
Dに接続される。この行デコーダRDではアドレス信号
a0 〜a8 により、512本のワード線WL1 〜
WL512 を択一的に選択する。各ビット線対BL1
,BL1 〜BL8,BL8 は、各ビット線対ごとに
カラムゲートCG1 〜CG8 を介してセンスアンプ
SA1 〜SA8 に接続されており、これらセンスア
ンプSA1 〜SA8で増幅されたデータはI/O線I
O1 〜IO4 に読み出される。各カラムゲートCG
1 〜CG8 は、行デコーダCDからの信号により制
御される。この行デコーダCDには、アドレス信号b0
 〜b6 が供給されている。
【0004】通常、ワード線WL1 〜WL512 は
そのままメモリセルM1,1 〜M512,8 のアク
セストランジスタ(ワードトランジスタ)のゲートとし
て用いられ、第1層目のポリシリコン層を用いて形成さ
れる。ビット線BL1,BL1 〜BL8,BL8 は
、通常アルミニューム系配線層などの金属配線が用いら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】メモリ装置のデータ読
み出し速度を決める要因は、いくつか挙げられるが、ビ
ット線の充放電に要する時間も大きな要因の1つである
。このビット線を充放電する時間を短くするためには、
ビット線の容量を小さくし、且つビット線の低抵抗化が
望まれる。
【0006】ところが、メモリセルの縮小化を図った場
合では、ビット線のライン間の距離が短くされる。例え
ば、4MビットSRAMでは、1.6μm程度(配線幅
0.8μm,配線スペース0.8μm)のピッチとなり
、16MビットSRAMでは、ピッチは1.1μm程度
にまで短くなる。
【0007】このように配線間の距離が短くなった場合
では、従来では余り問題とならなかった配線同士の間に
生ずる容量が無視できなくなる。図7は、ビット線付近
の断面図である。図7に示すように、ポリシリコン層か
らなる配線層71上には、層間絶縁膜72を介して並行
なパターンでアルミニューム系配線層73,73が形成
されており、これらアルミニューム系配線層73,73
がビット線として機能する。アルミニューム系配線層7
3,73は層間絶縁膜74に被覆され、層間絶縁膜74
上に第2層目のアルミニューム系配線層75が形成され
ている。
【0008】このような構造の場合では、アルミニュー
ム系配線層73と配線層71の間の容量C3 やアルミ
ニューム系配線層73と第2層目のアルミニューム系配
線層75の間の容量C1 は、各層間絶縁膜72,74
の膜厚を厚くすることで、その容量値を小さく抑えるこ
とができるが、アルミニューム系配線層73同士の間の
寄生容量C2 は、ピッチを狭くした場合に増大する。 配線層73の膜厚を薄くすることも容量低減に通じるが
、ビット線が逆に高抵抗化して、ビット線の充放電の時
間を短くすることができない。
【0009】加えて、図8に示すように、各ビット線の
配線80には、コンタクトホール81を形成する必要が
ある。この図8において、最小設計ルールのサイズをF
とし、加工の余裕をfとすると、1つのメモリセルでは
、一対のビット線と一対のアクセストランジスタのソー
ス・ドレイン領域が接続する必要があるために、2つの
コンタクトホール81で2F分、セル内のスペースで1
F分、セル外のスペースで1F分と、これらの加工余裕
が4f分だけ必要となり、合計4F+4fの距離が最低
限必要となる。従って、そのサイズ以下には、メモリセ
ルのサイズを縮小することができず、さらに高集積度の
半導体メモリ装置を製造する上での障害となっている。
【0010】そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑
み、高集積化が実現できると共に高速な読みだし等がな
される半導体メモリ装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の半導体メモリ装置は、行方向と列方向に
行列状に配された複数のメモリセルからなるメモリセル
アレイを有しており、前記列方向に延在されるビット線
は、それぞれ行方向で互いに隣接する一対の前記メモリ
セルで共通とされ、該互いに隣接した一対の前記メモリ
セル間では異なるワード線によりメモリセルの選択がな
されることを特徴とする。また、例えば、半導体メモリ
装置をSRAMとする場合では、一つのフリップフロッ
プと一対のアクセストランジスタから構成され、該一対
のアクセストランジスタがワード線に接続される。
【0012】本発明の一実施例においては、前記ビット
線を共通とする一対のメモリセルを、該ビット線とのコ
ンタクト部を中心に略対称に配することもでき、1つの
ビット線に対し、隣接する他のビット線との間で差動増
幅するセンスアンプが2つ接続され、列デコーダからの
信号に応じて何れのセンスアンプが動作するかが選択さ
れるようにすることもできる。また、行デコーダと各ワ
ード線との間に、列デコーダからの信号に応じて操作さ
れるスイッチを設ける構造とすることも可能である。
【0013】
【作用】本発明の半導体メモリ装置は、行方向で互いに
隣接する一対のメモリセルで共通に使用されるビット線
を有している。従って、メモリセルの一列当たり1本の
ビット線で信号の書き込み及び読みだしが可能となり、
その結果、行方向で隣接するビット線間の距離を大きく
とることができ、寄生容量を低く抑えてビット線の充放
電を高速化できる。また、メモリセルの一列当たり1本
のビット線となることから、メモリセルのサイズを縮小
化しても十分に加工が可能となり、メモリ装置を高集積
なものにできる。
【0014】
【実施例】本発明の好適な実施例を図面を参照しながら
説明する。本実施例は、スタチックRAM(SRAM)
の例であり、図1〜図5に示す構造を有している。
【0015】図1は本実施例のSRAMの要部である。 メモリセルアレイを構成するようにマトリクス状にメモ
リセルM1,1 〜M3,4 ,…が配列されており、
各メモリセルM1,1 〜M3,4 は、後述するよう
に、それぞれ一対のアクセストランジスタ(ワードトラ
ンジスタ)と、1つのフリップフロップ回路を有してい
る。ビット線BL1 〜BL5 ,…は、行方向である
図中X方向に隣接するメモリセル同士で共通とされてお
り、例えばメモリセルM1,2 ,M1,3 はこれら
に共通のビット線BL3 を使用し、メモリセルM1,
3 ,M1,4 はこれらに共通のビット線BL4 を
使用してデータの読みだしや書き込みを行う。このよう
に各ビット線BL1 〜BL5 ,…は、一列のメモリ
セル列で専用ではなく、それぞれ2列分のメモリセルで
共用されるため、ビット線一本当たりの或るセル列への
寄与は半分であり、全体としてメモリセル列数とビット
線の本数が1対1に対応する。これは従来の一般的なS
RAMのビット線の本数の半分である。
【0016】このようにX方向に隣接するメモリセルで
ビット線を共通とすることで、これらの隣接するメモリ
セル同士が同時にアクセスされる場合には、データの書
き込みや読みだしができなくなる。そこで、本実施例の
SRAMでは、一行のメモリセル当たり、2本のワード
線を通過させ、X方向に隣接するメモリセル同士が同時
にアクセスされない様な構成となっている。すなわち、
行方向に延在されるワード線は、ワード線WL1aとワ
ード線WL1bが対となって第1行目のメモリセルM1
,1 〜M1,4 ,…を選択し、ワード線WL2aと
ワード線WL2bが対となって第2行目のメモリセルM
2,1 〜M2,4 ,…を選択し、ワード線WL3a
とワード線WL3bが対となって第3行目のメモリセル
M3,1 〜M3,4 ,…を選択する。対となるワー
ド線の中、ワード線WL1a,WL2a,WL3a(添
字にaが付く方)は、奇数列のメモリセル列を選択する
ようにされ、偶数列のメモリセルの領域内では単に通過
するのみである。また、対となくワード線の中、ワード
線WL1b,WL2b,WL3b(添字にbが付く方)
は、偶数列のメモリセル列を選択するようにされ、奇数
列のメモリセルの領域内では単に通過するのみである。 このため、行方向に隣接するメモリセル間では、同一の
ワード線WLによって選択されないことになり、同時に
同じビット線に2つのデータが読み出され或いは書き込
まれるようなことが防止される。
【0017】図3はメモリセルの部分を拡大したブロッ
ク図である。各メモリセルM1,1 〜M1,3,M2
,1 〜M2,3,…は、それぞれX方向に隣接するメ
モリセル同士で共通のビット線BL2 〜BL4 ,…
を有しており、ワード線WL1a,WL1b,WL2a
,WL2bによりそれぞれアクセスされるようにされて
いる。図中、一点鎖線で囲む領域が1つのメモリセルに
相当する領域である。ここでメモリセルのレイアウトに
ついて説明すると、同一行のメモリセルで2つのワード
線が使用されるため、奇数列のメモリセルM1,1,M
2,1,M1,3,M2,3 と、偶数列のメモリセル
M2,1,M2,2 とでは、ビット線のコンタクト部
BCを中心として、およそ180度回転した位置関係に
ある。具体的には、レイアウトの列方向の端部に配され
るアクセストランジスタの位置が、奇数列のメモリセル
M1,1,M2,1,M1,3,M2,3 では図中Y
方向の端部とされ、偶数列のメモリセルM2,1,M2
,2 では図中−Y方向の端部とされる。このようなビ
ット線のコンタクト部BCを中心に一対のメモリセルが
点対称となるレイアウトによって、ワード線WL1a,
WL2aとワード線WL1b,WL2bをメモリセルの
Y側及び−Y側の端部にそれぞれ配することができ、任
意の行で異なるワード線をX方向に垂直な方向に離間し
て配置することができる。このためワード線の数が従来
に比べて倍増しても、余裕をもって各ワード線を配する
ことができ、高集積化が実現される。
【0018】図5はメモリセルの回路構成を示す図であ
る。入出力相互に接続された一対のインバーター51,
52によりフリップフロップ回路が構成され、そのフリ
ップフロップ回路の入出力端子とビット線BLの間に、
アクセストランジスタ53,53が配されている。これ
らアクセストランジスタ53,53のゲート電極がワー
ド線WLとされる。フリップフロップ回路に保持される
又は保持すべきデータは、ビット線BL及びアクセスト
ランジスタ53を介して伝送される。
【0019】図4はメモリセル部分のビット線の配線関
係を示す図である。図4について前記図8と比較すれば
、そのメモリセルの縮小化がなされていることが明確と
なる。すなわち、Y方向を長手方向として延在され、ビ
ット線となるアルミニューム系配線層41,41が形成
される。このアルミニューム系配線層41,41には、
それぞれビット線のコンタクトをとるためのコンタクト
部42,42が形成され、このコンタクト部42,42
を介してアルミニューム系配線層41,41が図示しな
いメモリセルのアクセストランジスタのソース・ドレイ
ンに接続される。本実施例のSRAMでは、1つのメモ
リセルについて一対のビット線が接続するが、その各ビ
ット線とも隣接するセルと共通に使用されることから、
面積的にはそれぞれ半分が1つのメモリセルの相当分と
される。このため図4に示すように、1つのメモリセル
当たりでは、最小設計ルール幅が2Fと加工余裕が2f
の合計2F+2fで済むことになり、従来のレイアウト
(図8)のものに比べて、およそ半分のサイズで良いこ
とが判る。従って、ビット線のピッチが従来に比べて大
きく余裕を持つことになり、配線幅を大きく取って低抵
抗化を図ることができ、加工精度や再現性の向上、或い
は歩留りの改善を図ることができる。また、レイアウト
自体もビット線のピッチに応じて縮小化することができ
、メモリ装置の高集積化に有利である。
【0020】上述の如きメモリセルアレイを有する本実
施例のSRAMは、図1に示すように、各ビット線対の
間に配されたセンスアンプSA1 〜SA4 ,…を有
しており、これらセンスアンプSA1 〜SA4 ,…
によってデータの差動増幅が行われる。ここで各ビット
線BL1 〜BL5 ,…とセンスアンプSA1 〜S
A4 ,…の接続関係について説明すると、各ビット線
BL1 〜BL5 ,…とセンスアンプSA1 〜SA
4 ,…の間には、列選択スイッチとして機能するMO
SトランジスタCG1 〜CG4 ,…が設けられてい
る。具体的には、センスアンプSA1 は第1列のメモ
リセルM1,1,M2,1,M3,1,…のための差動
増幅器であり、MOSトランジスタCG1,CG1 を
介してビット線BL1,BL2 に接続される。センス
アンプSA2 は第2列のメモリセルM1,2,M2,
2,M3,2,…のための差動増幅器であり、MOSト
ランジスタCG2,CG2 を介してビット線BL2,
BL3 に接続される。 センスアンプSA3 は第3列のメモリセルM1,3,
M2,3,M3,3,…のための差動増幅器であり、M
OSトランジスタCG3,CG3 を介してビット線B
L3,BL4 に接続される。同様に、センスアンプS
A4 は第4列のメモリセルM1,4,M2,4,M3
,4,…のための差動増幅器であり、MOSトランジス
タCG4,CG4 を介してビット線BL4,BL5 
に接続される。各ビット線BL1 〜BL5 ,…から
みた場合、結局、各ビット線当たり2つのセンスアンプ
に接続される。このため隣接するMOSトランジスタC
G1 〜CG4 ,…同士では、誤動作を防止するため
に共に同時にオン状態となることがなく、例えば、MO
SトランジスタCG2 がオン状態となり、センスアン
プSA2 が第2列のメモリセルの増幅をする時では、
MOSトランジスタCG1 やMOSトランジスタCG
3 はオフ状態にされ、この際ではビット線とセンスア
ンプの電気的な接続関係は1対1に対応する。
【0021】隣接する列同士を同時にアクセスさせない
ため、本実施例では、2本の列選択用信号線Yi,Yi
+1 が設けられ、偶数列選択用の信号線Yi+1 と
、奇数数列選択用の信号線Yi が設けられる。偶数列
選択用の信号線Yi+1 は、MOSトランジスタCG
2,CG4 のゲートに接続され、奇数列選択用の信号
線Yi は、MOSトランジスタCG1,CG3 のゲ
ートに接続される。
【0022】次に、本実施例のSRAMの読みだし動作
について説明すると、例えばメモリセルM2,1,M2
,3 についてアクセスする場合では、ワード線WL2
aのみが高レベルにされ、他のワード線は低レベルのま
まとされる。その結果、メモリセルM2,1 のデータ
がビット線BL1,BL2 に現れ、メモリセルM2,
3 のデータがビット線BL3,BL4 に現れる。こ
の時、隣接したメモリセルM2,2,M2,4 では、
そのワード線WL2bが低レベルのままであるため、デ
ータがビット線に現れることはない。 このようなワード線の選択とほぼ同時に列選択がなされ
る。アクセスするメモリセルが奇数列であるため、奇数
列選択用の信号線Yi が高レベルになり、偶数列選択
用の信号線Yi+1 は低レベルのままとされる。その
結果、MOSトランジスタCG1,CG3 はオン状態
となり、センスアンプSA1 がビット線BL1,BL
2 に電気的に接続され、センスアンプSA3 がビッ
ト線BL3,BL4 に電気的に接続される。そして、
センスアンプSA1,SA3 が作動して、データの読
みだしがなされる。この時、MOSトランジスタCG2
,CG4 はオフ状態とされるため、センスアンプSA
2 ,SA4 でデータの増幅がなされることはなく、
ビット線の数に従来の半分とした場合でも、ビット線を
切り換えて使用することで確実なデータの読みだし等が
実現される。
【0023】図2は本実施例のSRAMに用いて好適な
デコーダ部分の構造を示す図であり、行デコーダを従来
と同様の構造にさせ、各メモリセル行当たりそれぞれ2
本のワード線を列デコーダからの信号に応じて振り分け
て選択する例を示す。この図2の例では、各メモリセル
の各行に1対1に対応したワード線WL1,WL2,W
L3,…が、それぞれメモリセルアレイの手前で2つに
分けられ、それぞれスイッチとして機能するMOSトラ
ンジスタWS1a, WS1b,…を介してワード線W
L1a, WL1b,…に接続される。このうちワード
線WL1a,WL2a, WL3a,…は奇数列のメモ
リセルを選択するためのワード線であり、ワード線WL
1b,WL2b, WL3b,…は偶数列のメモリセル
を選択するためのワード線である。ワード線WL1a,
WL2a, WL3a,…はそれぞれ奇数列選択信号線
Yi の信号により制御されるMOSトランジスタWS
1a,WS2a, WS3a,…をスイッチとして有し
、ワード線WL1b,WL2b, WL3b,…はそれ
ぞれ偶数列選択信号線Yi+1 の信号により制御され
るMOSトランジスタWS1b,WS2b, WS3b
,…をスイッチとして有する。なお、各MOSトランジ
スタWS1a, WS1b,…とワード線WL1a, 
WL1b,…の間には、インバーターI1a, I1b
,…が配されている。
【0024】このような回路構成によって、奇数列と偶
数列で切り換えられる列選択信号線Yi,Yi+1 の
信号の一部が1つのメモリセル当たり2本の奇数列と偶
数列で異なるワード線の切り換えにも使用される。この
ため行デコーダの構造は、メモリセルの行に1対1に対
応したものでも良く、スイッチとして機能するMOSト
ランジスタWS1a, WS1b,…を配することで、
従来の行デコーダをそのままメモリセルアレイの周囲に
配設すれば良い。従って、この図2の構造とすることで
、何ら新たな外部アドレス信号等は不要である。また、
ワード線の充放電する数が増加することもない。
【0025】なお、ワード線の偶数列と奇数列を切り換
えるための信号は、列選択信号線Yi,Yi+1 の各
信号の一部から取り出されるものに限定されず、他の方
法によりワード線の偶数列と奇数列を切り換えるように
したものでも良い。また、偶数列と奇数列で切り換える
ための列選択信号線Yi,Yi+1 の信号は、センス
アンプの活性化を選択的に行うための信号に適用するこ
ともできる。 また、本実施例はSRAMであるが、本発明の半導体メ
モリ装置は、上述の例に限定されず、DRAMやその他
のメモリ装置に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の半導体メモリ装置は、上述のよ
うに、行方向で互いに隣接するメモリセル同士では、共
通のビット線が使用されるため、ビット線の本数を半減
させることができ、ビット線の配線ピッチに余裕を与え
て、配線幅を拡げて低抵抗化を図ったり、加工精度を向
上させることができ、さらに高速動作や、メモリセルの
レイアウトを工夫して高集積化が可能となる。また、行
デコーダと各ワード線の間に、列選択信号の一部により
開閉操作されるスイッチを設け、従来と同じ構造の行デ
コーダで倍の数のワード線を選択するようにすることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリ装置の一例の回路の要部
ブロック図
【図2】上記一例の行デコーダとメモリセルアレイ付近
の回路図
【図3】上記一例のメモリセル部分のブロック図
【図4
】上記一例のビット線のサイズを示す模式的な平面図
【図5】本発明の半導体メモリ装置の一例のメモリセル
の回路図
【図6】従来の半導体メモリ装置の一例の構造を示すブ
ロック図
【図7】その従来の一例のビット線部分の構造を示す模
式的な断面図
【図8】その従来の一例のビット線のサイズを示す模式
的な平面図
【符号の説明】
M1,1 〜M3,4 …メモリセル WL1a〜WL3b…ワード線 BL1 〜BL5 …ビット線 SA1 〜SA4 …センスアンプ Yi …奇数列選択信号線 Yi+1 …偶数列選択信号線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  行方向と列方向に行列状に配された複
    数のメモリセルからなるメモリセルアレイを有する半導
    体メモリ装置において、前記列方向に延在されるビット
    線は、それぞれ行方向で互いに隣接する一対の前記メモ
    リセルで共通とされ、該互いに隣接した一対の前記メモ
    リセル間では異なるワード線によりメモリセルの選択が
    なされることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】  前記ビット線を共通とする一対のメモ
    リセルは、該ビット線とのコンタクト部を中心に略対称
    に配されてなることを特徴とする請求項1記載の半導体
    メモリ装置。
  3. 【請求項3】  各メモリセルは、一つのフリップフロ
    ップと一対のアクセストランジスタから構成され、該一
    対のアクセストランジスタがワード線に接続されること
    を特徴とする請求項1記載の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】  1つのビット線に対し、隣接する他の
    ビット線との間で差動増幅するセンスアンプが2つ接続
    され、列デコーダからの信号に応じて何れのセンスアン
    プでデータの増幅がされるかが選択されることを特徴と
    する請求項1記載の半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】  行デコーダと各ワード線との間に、列
    デコーダからの信号に応じて操作されるスイッチが設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の半導体メモ
    リ装置。
JP3135618A 1991-05-10 1991-05-10 半導体メモリ装置 Pending JPH04335296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135618A JPH04335296A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 半導体メモリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3135618A JPH04335296A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 半導体メモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04335296A true JPH04335296A (ja) 1992-11-24

Family

ID=15156022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3135618A Pending JPH04335296A (ja) 1991-05-10 1991-05-10 半導体メモリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04335296A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5946263A (en) * 1997-04-15 1999-08-31 Nec Corporation Memory device having separate driver sections
JP2005196753A (ja) * 2003-12-12 2005-07-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5946263A (en) * 1997-04-15 1999-08-31 Nec Corporation Memory device having separate driver sections
JP2005196753A (ja) * 2003-12-12 2005-07-21 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4992986A (en) Semiconductor memory
KR101156172B1 (ko) 반도체 집적회로 장치
US5058058A (en) Structure for sense amplifier arrangement in semiconductor memory device
US5815428A (en) Semiconductor memory device having hierarchical bit line structure
US5361223A (en) Semiconductor memory device comprising a plurality of memory arrays with improved peripheral circuit location and interconnection arrangement
JP4149969B2 (ja) 半導体装置
US6915251B2 (en) Memories having reduced bitline voltage offsets
JPH1126607A (ja) マスクrom
JP3529534B2 (ja) 半導体記憶装置
US6714434B2 (en) Mid-array isolate circuit layout and method
US6094390A (en) Semiconductor memory device with column gate and equalizer circuitry
US6765833B2 (en) Integrated circuit devices including equalization/precharge circuits for improving signal transmission
US5184321A (en) Semiconductor memory device comprising a plurality of memory arrays with improved peripheral circuit location and interconnection arrangement
JPH04335296A (ja) 半導体メモリ装置
JP2938493B2 (ja) 半導体記憶装置
US6278647B1 (en) Semiconductor memory device having multi-bank and global data bus
KR100621769B1 (ko) 반도체 메모리 장치에서의 비트라인 배치구조
JPH0554634A (ja) 半導体メモリ装置
US7719912B2 (en) Semiconductor memory device for sensing voltages of bit lines in high speed
KR100569565B1 (ko) 분할 비트라인 구동장치
WO2022048238A1 (zh) 半导体装置
JPH10303387A (ja) 半導体記憶装置
KR20020071181A (ko) 계층적 비트 라인 구조를 갖는 반도체 메모리 소자
JP2845526B2 (ja) ダイナミック型半導体記憶装置
JP2002016238A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001024