JPH11262735A - 果菜物の搬送装置 - Google Patents
果菜物の搬送装置Info
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- JPH11262735A JPH11262735A JP37318898A JP37318898A JPH11262735A JP H11262735 A JPH11262735 A JP H11262735A JP 37318898 A JP37318898 A JP 37318898A JP 37318898 A JP37318898 A JP 37318898A JP H11262735 A JPH11262735 A JP H11262735A
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- vegetable
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Abstract
る作業が正確に行なえる果菜物の搬送装置を提供する。 【解決手段】等階級判定装置による判定と対応する仕分
け位置に果菜物が移動されたとき、回転体を放出姿勢に
回動して、回転体の間に載置された果菜物を、放出姿勢
に回動規制された持上げ部材に当接し、果菜物を下方か
ら突上げると共に、その持上げ部材の斜面に沿って、仕
分け位置に配設したコンベアに対して放出するので、果
菜物を、任意の位置及び方向に対して放出する作業が正
確に行える。放出時の落差及び衝撃が小さく、果菜物の
向き及び姿勢が変位したり、商品価値が損なわれたりす
るのを防止することができる。果菜物を傷付けることな
く、所定の姿勢を維持した状態のまま容易に放出するこ
とができる。
Description
ン、リンゴ、キウイ、梨、柿、桃、或いは、胡瓜、茄
子、人参、長芋等の果菜物を等階級別に仕分けする作業
に用いられる果菜物の搬送装置に関する。
仕分けする装置としては、例えば搬送路両側部に架設し
たチェーンを回転して、チェーンの間に架設した受皿本
体を送り方向に移動する。
品を表裏反転すると共に、果菜物を撮像する撮像用カメ
ラからの画像データに基づいて、果菜物の等階級を信号
処理装置で判定する。判定と対応する位置に搬送された
とき、ソレノイドを作動して、フック部材による係止を
解除し、バネの弾性により、傾動腕を排出方向に傾動し
て、ローラに載置された物品を、搬送路側部に配設した
コンベアに放出する選別装置(特開平10−90189
号公報)がある。
は、果菜物の重量に加えて、傾動腕及び遮光部材を回動
するのに必要な弾性を有するバネを用いるので、傾動腕
を回動しようとする力が大きく、搬送時に生じる振動に
より、フック部材による係止が解除され、判定と異なる
位置に果菜物が排出されてしまうことがある。
させて放出するので、所定の位置及び方向に対して果菜
物を放出することが難しく、不安定であるため、仕分け
作業が適確に行えない。且つ、遮光部材とコンベアの落
差が大きく、放出時に於いて、大きな衝撃が果菜物に付
与されるため、果菜物の表皮が柔らかいと、周面に傷が
付きやすく、商品価値が損なわれる。
で、所定の姿勢に揃えて放出することが困難であり、箱
詰時に於いて、果菜物の向きを揃えてなければならず、
作業に手間が掛かるという問題点を有している。
姿勢に回動して、該回転体の間に載置された果菜物を放
出手段により搬送路側部に向けて放出するので、果菜物
を、任意の位置及び方向に対して放出する作業が正確に
行える果菜物の搬送装置の提供を目的とする。
搬送路側部に架設した無端帯に対して回転体を送り方向
に直交する水平姿勢と放出姿勢とに上下回動可能に架設
し、該回転体を果菜物が載置される間隔に隔てて複数配
列した果菜物の搬送装置であって、上記搬送路下部に、
上記回転体を放出姿勢に回動したとき、該回転体の間に
載置された果菜物を搬送路側部に放出する放出手段を設
けた果菜物の搬送装置であることを特徴とする。
の構成と併せて、上記放出手段を、上記回転体の間に、
該回転体の間に載置された果菜物の下部周面と対向する
部材を設けて構成した果菜物の搬送装置であることを特
徴とする。
の構成と併せて、上記部材を、上記果菜物が搬送路側部
の斜め下方に向けて放出される角度に斜設した果菜物の
搬送装置であることを特徴とする。
載置された回転体を放出姿勢に回動して、回転体の間に
載置された果菜物を搬送路下部に設けた放出手段により
搬送路側部に向けて放出するので、果菜物を、任意の位
置及び方向に対して放出する作業が正確に行える。
請求項1記載の作用と併せて、回転体を放出姿勢に回動
したとき、その回動時の勢いにより、回転体の間に載置
された果菜物の下部周面に対して部材を下方から当接す
るので、果菜物が回転体の間に挟まったり、嵌り込んで
いても、その間から確実に排出することができる。
請求項2記載の作用と併せて、果菜物を、任意角度に斜
設した部材の斜面に沿って、搬送路側部の斜め下方に向
けて放出するので、放出時の落差が小さく、果菜物の向
き及び姿勢が変位するのを防止することができる。ま
た、放出時に付与される衝撃が軽減されるため、果菜物
の商品価値が損なわれるのを防止することができる。
れた果菜物を、搬送路下部に設けた放出手段により搬送
路側部に向けて放出するので、果菜物を、任意の位置及
び方向に対して放出する作業が正確に行える。
下部周面に対して部材を下方から当接するので、果菜物
が回転体の間に挟まったり、嵌り込んでいても、その間
から確実に排出することができる。
た部材に沿って放出するので、果菜物を傷付けることな
く、所定の姿勢を維持した状態のまま容易に放出するこ
とができる。且つ、放出時の落差及び衝撃が小さく、果
菜物の向き及び姿勢が変位したり、商品価値が損なわれ
たりするのを防止することができる。
述する。図1及び図2は、多数の果菜物A…を搬送しな
がら等階級別に仕分けする果菜物仕分け装置1を示し、
運搬ケースCから放出される果菜物A…を、分散コンベ
ア2により均等に分散して整列用コンベア3…に振分
け、整列用コンベア3に振分けられた果菜物A…を1列
に整列して供給用コンベア4に移載する。果菜物Aを、
供給用コンベア4から仕分け用コンベア5に対して1個
ずつ移載し、仕分け用コンベア5上の検査位置aに配設
した等階級判定装置6で等階級を判定すると共に、その
判定に基づいて、仕分け用コンベア5上の仕分け位置c
〜fに配設した分配用コンベア7に対して等階級別に放
出する。規格外の果菜物Aは、仕分け位置gに配設した
回収用コンベア8に放出する。
4に示すように、無端帯18,18(例えばチェーン、
ベルト等)を送り方向に平行して搬送路側部に架設する
と共に、その無端帯18を、始端部及び終端部に軸支し
たスプロケット19,19の間に張架し、スプロケット
19の軸端部に復帰板20を固定している。
1は、スプロケット22,23及び駆動チェーン24を
介して、供給用コンベア4よりも速い速度で無端帯18
及び復帰板20を送り方向に回転する。
材26を送り方向に対して等間隔に隔てて固定し、取付
け部材26の搬送側下端部には、軸支部材27の下端部
を送り方向に対して直交する方向に枢着している。
側軸部を送り方向に対して直交する方向に固定し、支軸
28の遊端側軸部に、中空又は中実に形成した回転体2
5を自由回転可能に軸受して、回転体25を、送り方向
に対して果菜物Aが載置される前後間隔に隔てて配列す
ると共に、送り方向に対して直交する方向に上下揺動可
能に枢着している。
部外周面から両端部外周面に向けて大径となる形状して
いる。また、回転体25の外周面を、例えば一端側外周
面から他端側外周面に向けて同一外径となる形状に形成
してもよい。
係止レバー29の中央部を前後回動可能に枢着し、取付
け部材26と係止レバー29との対向面間に装填したバ
ネ部材30は、係止レバー29の先端部に形成した係止
爪32を、軸支部材27の上端部に固定した係止軸31
に対して係止される方向に回動付勢している。
け部材26の上端部に固定した規制軸33に当接され、
係止軸31と係止爪32とが係止される位置に回動規制
される。その係止軸31と係止爪32とを係止固定し
て、回転体25を、果菜物Aが載置される水平姿勢に規
制し、相互を係止解除して、果菜物Aが放出される放出
姿勢とに揺動する。
34は、取付け部材26の搬送側前端部に固定した合成
ゴム製の当接部材35に当接され、回転体25を斜め下
方の放出姿勢に揺動規制する。規制突起34の角度、当
接部材35の厚さを変えるだけで、回転体25の回動角
度が変更される。
長尺及び短尺に形成した持上げ部材36…の基端部を上
下揺動可能に枢着している。持上げ部材36は、回転体
25…の間に対して出没許容される間隔であって、果菜
物Aが水平姿勢に支持される間隔に隔てて一体的に形成
又は連結している。
り側始端部の下部と、検査位置aの前後検査領域下部と
に架設したガイド部材39に係合され、持上げ部材36
をガイド部材39に係合したとき、水平姿勢の回転体2
5…よりも持上げ部材36の上縁部が上方に突出される
と共に、回転体25…の間に載置された果菜物Aを突き
上げる高さであって、回転体25の外周面から果菜物A
の少なくとも一部又は全部を非接触状態に浮上がらせる
突出姿勢にガイドされる。
したとき、図6に示すように、持上げ部材36の基端側
上縁部が係止レバー29を軸支する支軸29aに当接
し、水平姿勢の回転体25よりも下方であって、放出姿
勢の回転体25よりも持上げ部材36の上縁部が上方に
突出されると共に、放出姿勢の回転体25よりも傾斜が
小さく、回転体25…の間に載置された果菜物Aが突き
上げられる高さであって、果菜物Aが放出方向に向けて
排出される放出姿勢に回動規制される。
る中間部分を送り方向に向けて水平となる高さに架設
し、始端側は送り方向に向けて徐々に高くなるように斜
設し、後端側は送り方向に向けて徐々に低くなるように
斜設している。
例えば合成樹脂、金属、木材、セラミックス等の材質で
形成され、その外面又は果菜物Aと接触する部分を、例
えば合成ゴム、軟質樹脂、皮革、布等の接触抵抗の大き
い部材で形成又は被覆してもよい。また、回転体25の
外周面に、例えば縞状、格子状、網目状等の突条部を複
数形成してもよい。
に示すように、仕分け用コンベア5上に設定した検査位
置a全体を遮光ボックス40で囲繞すると共に、遮光ボ
ックス40内部の前側検査領域には遮光カバー41,4
2を配設し、後側検査領域には遮光カバー43,44を
配設している。
面と対向して撮像用カメラ45を配設し、その左側周面
と対向して撮像用カメラ46を配設し、遮光カバー42
内には、果菜物Aの上部周面と対向して撮像用カメラ4
7を配設している。遮光カバー43内には、果菜物Aの
上部周面と対向して撮像用カメラ48を配設し、その右
側周面と対向して撮像用カメラ49を配設している。遮
光カバー44内には、果菜物Aの上部周面と対向して撮
像用カメラ50を配設している。
ばCCDカメラ、画素子(CCD)等の撮像手段で構成
され、果菜物Aの等階級を判定するための装置本体51
と、果菜物Aの映像を写し出すためのモニタ52とに接
続すると共に、検査位置aに配設した物品検出センサS
1 、先頭検出センサS2 、移動検出センサS3 と、仕分
け位置b〜fに配設した先頭検出センサS2 、移動検出
センサS3 と、係止解除器55とを装置本体51に接続
している。
物Aは、例えばハロゲンランプ等で構成される照光器5
3により照光され、遮光カバー42,44内に移動され
る果菜物Aは、例えば紫外線ランプ等で構成される照光
器54により照光される。
カメラ48,49,50との撮像位置には、図3に示す
ように、物品検出センサS1 と、先頭検出センサS2
と、移動検出センサS3 とを配設し、仕分け位置b〜f
には、図6に示すように、先頭検出センサS2 と、移動
検出センサS3 とを配設している。
反射型センサ等の光学的検知手段で構成され、物品検出
センサS1 は、回転体25…の間に載置された果菜物A
を検知し、先頭検出センサS2 は、先頭となる回転体2
5と対応して取付け部材26の後縁部に固定された先頭
検出体26aを検知し、移動検出センサS3 は、回転体
25と対応して取付け部材26の下面側に突設された移
動検出体26bを検知する。
ク図を示し、CPU61は、ROM62に格納されたプ
ログラムに沿ってカメラ45〜50と、センサS1,S2,
S3と、係止解除器55とを制御する。
検出センサS1 が出力する検知信号に基づいて、回転体
25…の間に載置された果菜物Aの外周面をカメラ45
〜50で撮像し、その撮像した画像データに基づいて等
階級と腐り具合とを検査すると共に、ROM62に格納
された等階級データと画像データとを比較して、等階級
(例えば、色、糖度、傷、腐り、外径、形状、高さ、
幅、体積、偏平度、成熟度、等階級に該当しない規格
外)を判定する。
6aを検知したときに出力する検知信号に基づいて、内
蔵カウンタを更新又は初期設定する。移動検出センサS
3 が移動検出体26bを検知したときに出力する検知信
号に基づいて、回転体25の移動数をカウンタで計数
し、その回転体25の移動数データと、カメラ45〜5
0で撮像した画像データとを対応させてRAM63に記
憶する。
サS2 が出力する検知信号に基づいてカウンタを更新又
は初期設定し、移動検出センサS3 が出力する検知信号
に基づいて回転体25の移動数をカウンタで計数する。
移動数データと、RAM63に記憶した移動数データと
をCPU61で比較して、仕分け位置b〜fに移動した
回転体25と、RAM63に記憶した移動数データとが
同一であるとCPU61が判定したとき、仕分け位置b
〜fに配設した係止解除器55を作動して、果菜物Aが
載置された回転体25…のみを放出姿勢に揺動する。一
方、移動数データが異なるとき、係止解除器55を作動
せず、回転体25を水平姿勢のまま移動する。
イド、エアシリンダ等で構成され、等階級判定装置6に
よる判定に基づいて独立作動される。その判定に基づい
て、係止レバー29の後端部を解除部材55aで連続押
下し、軸支部材27の係止軸31と係止レバー29の係
止爪32とを係止解除して、果菜物Aが載置された回転
体25…を放出姿勢に揺動する。
復帰板20の外周縁部に係合しながら周回移動し、係止
軸31と係止爪32との係止により、回転体25が水平
姿勢に回動復帰される。持上げ部材36は、ガイド部材
39に係合しながら略水平姿勢に回動復帰される。な
お、回転体25を、自重又はバネ等の復帰手段により回
動復帰させてもよい。
に、検査位置aの前段下部と、前後検査領域の中間下部
とに配設され、回転付与ベルト57を、送り方向に平行
して回転体25の遊端側下部周面に対して圧接される高
さ及び位置に張架している。
軟質樹脂、皮革等の接触抵抗の大きい弾性部材で形成さ
れ、始端部及び終端部に軸支したドラムロール58,5
8の間に張架して、減速機付きモータ59の駆動力によ
り、回転体25の周回方向と一致する方向に高速回転
(送り速度以上)させ、或いは、周回方向と対向する方
向に低速回転又は回転停止する。
5を矢印方向に回転しながら周回移動して、回転体25
の小径側周面部及び大径側周面部に生じる周速差によ
り、回転体25…の間に載置された大小の果菜物Aを同
一領域で前後方向に表裏反転(例えば、180度)す
る。この時、回転体25の遊端側が持上げられ、一方に
傾斜した状態のまま回転して、斜め又は起立する果菜物
Aを水平姿勢に傾倒する。
回転付与ベルト57と同一部材で形成した回転付与パッ
ド60に、回転体25…を圧接しながら周回移動して、
回転体25…の間に載置された果菜物Aを前後方向に回
転してもよい。
て、以下、果菜物仕分け装置1により果菜物A…を等階
級別に仕分けするときの動作を説明する。先ず、図1に
示すように、運搬ケースCから放出された果菜物A…
を、分散用コンベア2により均等に分散して整列用コン
ベア3…に振分け、整列用コンベア3に振分けられた果
菜物A…を1列に整列して供給用コンベア4に移載し、
供給用コンベア4により搬送される果菜物A…を、仕分
け用コンベア5を構成する回転体25…の間に対して1
個ずつ移載する。
回転機56により回転して、回転体25…の間に載置し
た果菜物Aを前後方向に回転する。同時に、回転体25
を傾斜して斜め又は起立する果菜物Aを横転させ、向き
及び姿勢を揃えて搬送する。
6…をガイド部材39に係合して、、回転体25…より
も上方に突出させ、回転体25の外周面から果菜物Aの
一部又は全部を浮上がらせ、回転体25…の間に挾まっ
ていたり、斜め又は起立した状態のまま搬送される大小
の果菜物Aを水平姿勢に向き修正して搬送する。
Aが移動されたとき、図3に示すように、物品検出セン
サS1 による検知に基づいて、持上げ部材36…により
支持された果菜物Aの周面(表側及び左側)を撮像用カ
メラ45,46,47で撮像し、先頭の回転体25と対
応する先頭検出体26aを先頭検出センサS2 で検知
し、その検知信号に基づいて、CPU61のカウンタを
初期設定する。
移動検出センサS3 で検知し、その検知信号に基づい
て、回転体25の移動数をカウンタで計数すると共に、
撮像用カメラ45,46,47で撮像した画像データ
と、回転体25の移動数データとを対応させて装置本体
51のRAM63に記憶する。
の間に架設したガイド部材39に係合して、水平姿勢の
回転体25…よりも下方に一旦没入させ、果菜物Aを回
転体25…の間に載置して搬送する。前側検査領域の直
後に於いて、回転体25…を回転機56により回転し
て、回転体25…の間に載置した果菜物Aを前後方向に
回転して表裏反転する。反転後、持上げ部材36…を突
出して、回転体25…の間に載置された果菜物Aを持上
げて水平姿勢に向き修正する。
ンサS1 による検知に基づいて、果菜物Aの周面(裏側
及び右側)を撮像用カメラ48,49,50で撮像し、
先頭検出センサS2 ,S3 による検知に基づいて、回転
体25…の移動数をカウンタで計数する。同時に、撮像
用カメラ48,49で撮像した画像データと、回転体2
5…の移動数データとを対応させてRAM63に記憶す
る。
から脱落して、水平姿勢の回転体25…よりも下方に没
入させ、果菜物Aを回転体25…の間に載置して、その
姿勢を保持した状態のまま搬送する。撮像用カメラ45
〜50で撮像した画像データと、装置本体51のROM
62に格納された等階級データとを比較して、例えば、
色、糖度、傷、腐り、外径、形状、高さ、幅、体積、偏
平度、成熟度等を総合判定する。
動されたとき、図6に示すように、先頭の回転体25と
対応する先頭検出体26aを先頭検出センサS2 で検知
し、その検知信号に基づいて、CPU61のカウンタを
初期設定する。続いて、回転体25の移動検出体26b
を移動検出センサS3 で検知し、その検知信号に基づい
て、回転体25の移動数をカウンタで計数する。
された回転体25の移動数データと、RAM63に記憶
された移動数データとが同一であるとCPU61により
判定されたとき、その判定と対応する位置に配設した係
止解除器55を作動して、果菜物Aが載置された回転体
25…のみを放出姿勢に揺動して放出する。
その揺動時の勢いにより、回転体25…の間に載置され
た果菜物Aは、放出姿勢に回動規制した持上げ部材36
…により下方から突上げられ、回転体25…の間から強
制的に排出される。
沿って斜め下方に放出され、仕分け位置c〜fに配設し
た分配用コンベア7…に対して放出される。この時、持
上げ部材36…は、回転体25…よりも傾斜が緩やかで
あるため、果菜物Aの向き及び姿勢が変位するのを防止
できる。
いて、果菜物A…を、仕分け位置c〜fに配設した分配
用コンベア7…に放出して人為的作業又は機械的作業に
より箱詰め処理する。規格外の果菜物A…は、仕分け位
置gに配設した回収用コンベア8に放出して回収処理す
る。
定に基づいて、回転体25…の間に載置された果菜物A
を等階級別に放出するとき、その果菜物Aを、放出姿勢
に回動規制した持上げ部材36に当接して、その当接時
の反力により果菜物Aを、仕分け位置c〜gに配設した
コンベア7,8に対して放出するので、果菜物Aを、任
意の位置及び方向に対して放出する作業が正確に行え
る。
菜物Aの下部周面に対して持上げ部材36を下方から当
接するので、果菜物Aが回転体25…の間に挟まった
り、嵌り込んでいても、その間から確実に排出すること
ができる。
又は任意角度に斜設した持上げ部材36の上縁部に沿っ
て放出するので、果菜物Aを傷付けることなく、所定の
姿勢を維持した状態のまま容易に放出することができ
る。且つ、放出時の落差及び衝撃が小さく、果菜物Aの
向き及び姿勢が変位したり、商品価値が損なわれたりす
るのを防止することができる。
において、この発明の果菜物の搬送装置は、実施例の果
菜物仕分け装置1に対応し、以下同様に、放出手段及び
部材は、持上げ部材36に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
に代わる他の検知手段として、例えば、図11に示すよ
うに、先頭検出体26aを近接スイッチ型の先頭検出ス
イッチT2 で検知し、移動検出体26bを近接スイッチ
型の移動検出スイッチT3 で検知してもよく、検出体2
6a,26bの移動を無接触検知するので、高頻度の仕
分け動作が可能となり、能力向上が図れる。また、検出
体26a,26bを、リミットスイッチ等の機械的検知
手段で検知するもよく、実施例と同等の検知動作が実行
できる。
図。
面図。
図。
状態を示す背面図。
図。
動作を示す側面図。
図。
図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】搬送路側部に架設した無端帯に対して回転
体を送り方向に直交する水平姿勢と放出姿勢とに上下回
動可能に架設し、該回転体を果菜物が載置される間隔に
隔てて複数配列した果菜物の搬送装置であって、上記搬
送路下部に、上記回転体を放出姿勢に回動したとき、該
回転体の間に載置された果菜物を搬送路側部に放出する
放出手段を設けた果菜物の搬送装置。 - 【請求項2】上記放出手段を、上記回転体の間に、該回
転体の間に載置された果菜物の下部周面と対向する部材
を設けて構成した請求項1記載の果菜物の搬送装置。 - 【請求項3】上記部材を、上記果菜物が搬送路側部の斜
め下方に向けて放出される角度に斜設した請求項2記載
の果菜物の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37318898A JPH11262735A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 果菜物の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37318898A JPH11262735A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 果菜物の搬送装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30721996A Division JP3901264B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 果菜物仕分け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262735A true JPH11262735A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=18501735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37318898A Pending JPH11262735A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 果菜物の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11262735A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012115504A2 (en) * | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Tt Innovation Centre Sdn Bhd | Solar cell sorting conveyor and methodology thereof |
CN105251703A (zh) * | 2014-07-15 | 2016-01-20 | 沈阳农业大学 | 一种水果传动分级设备 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37318898A patent/JPH11262735A/ja active Pending
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