JPH11261709A - インターホン装置 - Google Patents
インターホン装置Info
- Publication number
- JPH11261709A JPH11261709A JP6132998A JP6132998A JPH11261709A JP H11261709 A JPH11261709 A JP H11261709A JP 6132998 A JP6132998 A JP 6132998A JP 6132998 A JP6132998 A JP 6132998A JP H11261709 A JPH11261709 A JP H11261709A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency characteristic
- intercom
- frequency
- selecting
- handset
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者に聞きやすい音質を選ぶことができる
インターホン装置を提供する。 【解決手段】 玄関子機１と、玄関子機に接続され、レ
シーバ１０とマイク１１を有するハンドセット９を備え
たインターホン親機２からなるインターホン装置におい
て、インターホン親機は、複数の周波数特性を有する周
波数特性調整回路４と、複数の周波数特性を選択する周
波数特性選択スイッチ４ａとを備えたものである。
インターホン装置を提供する。 【解決手段】 玄関子機１と、玄関子機に接続され、レ
シーバ１０とマイク１１を有するハンドセット９を備え
たインターホン親機２からなるインターホン装置におい
て、インターホン親機は、複数の周波数特性を有する周
波数特性調整回路４と、複数の周波数特性を選択する周
波数特性選択スイッチ４ａとを備えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はインターホン装置に係
り、特に高齢者向けのインターホン装置に関するもので
ある。
り、特に高齢者向けのインターホン装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来から図２に示すインターホン装置が
知られていた。図２において、玄関子機５１とそれに接
続されるインターホン親機５２はハイブリッド回路５３
及び受話側のバンドパスフィルター５４と音量切替スイ
ッチ５６を有する増幅器５５と送話側のバンドパスフィ
ルター５８と増幅器５７から構成され、レシーバ６０と
マイク６１を有するハンドセット５９を有している。
知られていた。図２において、玄関子機５１とそれに接
続されるインターホン親機５２はハイブリッド回路５３
及び受話側のバンドパスフィルター５４と音量切替スイ
ッチ５６を有する増幅器５５と送話側のバンドパスフィ
ルター５８と増幅器５７から構成され、レシーバ６０と
マイク６１を有するハンドセット５９を有している。
【０００３】玄関子機５１とインターホン親機５２が通
話中、玄関子機５１からの音声信号はインターホン親機
５２のハイブリッド回路５３を介してバンドパスフィル
ター５４を通過し、増幅器５５により増幅され、インタ
ーホン親機５２のハンドセット５９のレシーバ６０から
音声信号を出力する。また、レシーバ６０からの音声信
号の音量を可変する音量切替スイッチ５６を有してお
り、音量が小さくて聞き取りにくい場合は音量切替スイ
ッチ５６を切替えることにより、音量を大きくすること
ができる。インターホン親機５２からの音声信号は、ハ
ンドセット５９のマイク６１から入力され、バンドパス
フィルター５８を通って、増幅器５７によって増幅さ
れ、ハイブリッド回路５３を介して、玄関子機５１から
音声信号を出力する。
話中、玄関子機５１からの音声信号はインターホン親機
５２のハイブリッド回路５３を介してバンドパスフィル
ター５４を通過し、増幅器５５により増幅され、インタ
ーホン親機５２のハンドセット５９のレシーバ６０から
音声信号を出力する。また、レシーバ６０からの音声信
号の音量を可変する音量切替スイッチ５６を有してお
り、音量が小さくて聞き取りにくい場合は音量切替スイ
ッチ５６を切替えることにより、音量を大きくすること
ができる。インターホン親機５２からの音声信号は、ハ
ンドセット５９のマイク６１から入力され、バンドパス
フィルター５８を通って、増幅器５７によって増幅さ
れ、ハイブリッド回路５３を介して、玄関子機５１から
音声信号を出力する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターホン装
置は以上のように構成されているので、音量の大小は調
整できるものの、周波数特性は常に同じであるため、
１．５ｋＨｚ以上の周波数帯域の聴力が劣化する、高齢
者にとって聞きづらいという難点がある。
置は以上のように構成されているので、音量の大小は調
整できるものの、周波数特性は常に同じであるため、
１．５ｋＨｚ以上の周波数帯域の聴力が劣化する、高齢
者にとって聞きづらいという難点がある。
【０００５】本発明は、このような難点を解決するため
になされたもので、高齢者に適した複数の周波数特性を
有する周波数特性調整回路と複数の周波数特性を選択で
きる周波数特性選択スイッチを備え、高齢者に聞きやす
い音質を選ぶことができるインターホン装置を提供する
ことを目的とする。
になされたもので、高齢者に適した複数の周波数特性を
有する周波数特性調整回路と複数の周波数特性を選択で
きる周波数特性選択スイッチを備え、高齢者に聞きやす
い音質を選ぶことができるインターホン装置を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によるインターホン装置は、玄関子機と、玄
関子機に接続され、レシーバとマイクを有するハンドセ
ットを備えたインターホン親機からなるインターホン装
置において、インターホン親機は、複数の周波数特性を
有する周波数特性調整回路と、複数の周波数特性を選択
する周波数特性選択スイッチとを備えたことを特徴とす
るものである。
め、本発明によるインターホン装置は、玄関子機と、玄
関子機に接続され、レシーバとマイクを有するハンドセ
ットを備えたインターホン親機からなるインターホン装
置において、インターホン親機は、複数の周波数特性を
有する周波数特性調整回路と、複数の周波数特性を選択
する周波数特性選択スイッチとを備えたことを特徴とす
るものである。
【０００７】このインターホン装置によれば、高齢者の
聞きやすい音質を選択することにより、より速やかなコ
ミュニケーションを行なうことができる。
聞きやすい音質を選択することにより、より速やかなコ
ミュニケーションを行なうことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるインターホ
ン装置の一実施例を図面を参照して詳述する。
ン装置の一実施例を図面を参照して詳述する。
【０００９】本発明のインターホン装置は、玄関子機１
とそれに接続されるインターホン親機２から構成され
る。インターホン親機２はハイブリッド回路３及びコイ
ルＬ１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３に接続
される周波数特性選択スイッチ４ａを有する受話側の周
波数特性調整回路４と音量切替スイッチ６を有する増幅
器５と送話側のバンドパスフィルター８と増幅器７から
構成され、レシーバ１０とマイク１１を有するハンドセ
ット９を有している。また、周波数特性選択スイッチ４
ａをＢ側に切替えると抵抗Ｒ３が回路に接続され、通常
の聴力にあわせた周波数特性となり、Ａ側に切替えると
コイルL１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ２側が回路に接続
され、１．５ｋＨｚ付近の音量が強調された周波数特性
となり、高齢者の聴力劣化に合わせた音質となる。
とそれに接続されるインターホン親機２から構成され
る。インターホン親機２はハイブリッド回路３及びコイ
ルＬ１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３に接続
される周波数特性選択スイッチ４ａを有する受話側の周
波数特性調整回路４と音量切替スイッチ６を有する増幅
器５と送話側のバンドパスフィルター８と増幅器７から
構成され、レシーバ１０とマイク１１を有するハンドセ
ット９を有している。また、周波数特性選択スイッチ４
ａをＢ側に切替えると抵抗Ｒ３が回路に接続され、通常
の聴力にあわせた周波数特性となり、Ａ側に切替えると
コイルL１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ２側が回路に接続
され、１．５ｋＨｚ付近の音量が強調された周波数特性
となり、高齢者の聴力劣化に合わせた音質となる。
【００１０】本発明の動作を以下に説明する。図1の周
波数特性選択スイッチ４ａの位置は通常者用のＢ側であ
り、玄関子機１とインターホン親機２が通話中、玄関子
機１からの音声信号はインターホン親機２のハイブリッ
ド回路３を通って抵抗Ｒ１、Ｒ２で決められたレベルで
周波数特性調整回路４に入る。このとき周波数特性調整
回路はレベルを決めるだけなので、周波数におけるレベ
ルの変化はないものとなる。高齢者が対応するため、周
波数特性選択スイッチ４ａをＡ側に切替えると、抵抗Ｒ
１とコイルＬ１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ２で増幅器５
への入力レベルをきめており、高齢者の聴力劣化しやす
い周波数にコイルＬ１とコンデンサＣ１の共振周波数を
合わせてあり抵抗Ｒ２でその変化度合いを決めているた
め、その周波数でのコイルＬ1とコンデンサＣ１のイン
ピーダンスが大きくなり、増幅器５へのその周波数での
入力レベルが大きくなり、ハンドセット９のレシーバ１
０から特定周波数が強調された高齢者の聞きやすい音質
の音を出力することが可能となる。また、音量切替スイ
ッチ６は従来と同様設けてあり、音量の可変も可能なの
で、使用者の音質の選択範囲が広がる。インターホン親
機２からの音声信号は従来と同様に、ハンドセット９の
マイク１１から入力され、バンドパスフィルター８を通
って、増幅器７によって増幅され、ハイブリッド回路３
を介して、玄関子機１から音声信号を出力するため、訪
問者への音質は今までと同じになる。
波数特性選択スイッチ４ａの位置は通常者用のＢ側であ
り、玄関子機１とインターホン親機２が通話中、玄関子
機１からの音声信号はインターホン親機２のハイブリッ
ド回路３を通って抵抗Ｒ１、Ｒ２で決められたレベルで
周波数特性調整回路４に入る。このとき周波数特性調整
回路はレベルを決めるだけなので、周波数におけるレベ
ルの変化はないものとなる。高齢者が対応するため、周
波数特性選択スイッチ４ａをＡ側に切替えると、抵抗Ｒ
１とコイルＬ１、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ２で増幅器５
への入力レベルをきめており、高齢者の聴力劣化しやす
い周波数にコイルＬ１とコンデンサＣ１の共振周波数を
合わせてあり抵抗Ｒ２でその変化度合いを決めているた
め、その周波数でのコイルＬ1とコンデンサＣ１のイン
ピーダンスが大きくなり、増幅器５へのその周波数での
入力レベルが大きくなり、ハンドセット９のレシーバ１
０から特定周波数が強調された高齢者の聞きやすい音質
の音を出力することが可能となる。また、音量切替スイ
ッチ６は従来と同様設けてあり、音量の可変も可能なの
で、使用者の音質の選択範囲が広がる。インターホン親
機２からの音声信号は従来と同様に、ハンドセット９の
マイク１１から入力され、バンドパスフィルター８を通
って、増幅器７によって増幅され、ハイブリッド回路３
を介して、玄関子機１から音声信号を出力するため、訪
問者への音質は今までと同じになる。
【００１１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、高齢者に聞きやすい音質を選ぶことができるイ
ンターホン装置を提供することができる。
よれば、高齢者に聞きやすい音質を選ぶことができるイ
ンターホン装置を提供することができる。
【図１】本発明のインターホン装置の実施の形態例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図２】従来のインターホン装置を示すブロック図。
１…玄関子機 ２…インターホン親機 ４…周波数特性調整回路 ４ａ…周波数特性選択スイッチ ９…ハンドセット １０…レシーバ １１…マイク
Claims (1)
- 【請求項１】玄関子機（１）と、前記玄関子機に接続さ
れ、レシーバ（１０）とマイク（１１）を有するハンド
セット（９）を備えたインターホン親機（２）からなる
インターホン装置において、前記インターホン親機は、
複数の周波数特性を有する周波数特性調整回路（４）
と、前記複数の周波数特性を選択する周波数特性選択ス
イッチ（４ａ）とを備えたことを特徴とするインターホ
ン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6132998A JPH11261709A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | インターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6132998A JPH11261709A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | インターホン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261709A true JPH11261709A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13168000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6132998A Pending JPH11261709A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | インターホン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11261709A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006033594A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インターホン装置 |
| WO2011077509A1 (ja) | 2009-12-21 | 2011-06-30 | 富士通株式会社 | 音声制御装置、及び音声制御方法 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP6132998A patent/JPH11261709A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006033594A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インターホン装置 |
| JP4595419B2 (ja) * | 2004-07-20 | 2010-12-08 | パナソニック電工株式会社 | インターホン装置 |
| WO2011077509A1 (ja) | 2009-12-21 | 2011-06-30 | 富士通株式会社 | 音声制御装置、及び音声制御方法 |
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