JPH11260764A - 半導体ウエハーの劈開方法およびその装置 - Google Patents
半導体ウエハーの劈開方法およびその装置Info
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Abstract
る。 【解決手段】 表面にスクライブ条痕2を刻んだ半導体
ウエハー1を支点部材6a,6b上にセットする。支点
部材6a,6bはスクライブ条痕2を中心にして左右対
称、かつ、平行とする。半導体ウエハー1の上側に同様
に支点部材4a,4bをスクライブ条痕2に対し左右対
称、かつ、平行に配する。支点部材4a,4bは、支点
部材6a,6bよりも外側にする。支点部材4a,4b
側から荷重を加え、各支点部材4a,4b,6a,6b
から半導体ウエハー1に支点力P2,P1,F2,F1を作
用する。支点部材6a,6b間の半導体ウエハー1の領
域は剪断力が零となり、スクライブ条痕2の垂直面に直
交する方向に曲げ引っ張りの最大主応力を作用させて半
導体ウエハー1をスクライブ条痕2に沿った理想的な垂
直劈開面を持たせて劈開する。
Description
スクライブ条痕に沿って劈開する半導体ウエハーの劈開
方法およびその装置に関するものである。
上に複数配列形成された素子領域をその境界位置で切断
することにより得られている。最近においては、この半
導体ウエハーの切断は、例えば、半導体ウエハーの表面
の片端縁の素子形成領域の境界位置にスクライブ条痕を
設け、このスクライブ条痕に沿って劈開することによっ
て行われている。
ウエハーの劈開の方法が示されている。この劈開方法
は、3点曲げ法といわれるもので、半導体ウエハー1の
表面の片端縁にスクライブ条痕2を複数配列形成し(こ
のスクライブ条痕2は前記した如く、半導体ウエハー1
の素子形成領域の境界位置に設けられる)、このスクラ
イブ条痕形成面3側にスクライブ条痕2を挟んで一対の
支点部材4a,4bをスクライブ条痕2に対し平行にな
るように配置し、スクライブ条痕形成面3と反対側の背
面5には、前記スクライブ条痕2の対向位置に同じくス
クライブ条痕2に対し平行になるように支点部材6を配
置し、これら支点部材4a,4b,6から支点力P2,
P1,F1を作用させることによりスクライブ条痕2に劈
開応力を集中し、半導体ウエハー1をスクライブ条痕2
の位置からZOY面で劈開するものである。
劈開時の剪断力と曲げモーメントの関係は図13のよう
に表され、下側の支点部材6を境として剪断力の正負が
反転する。実際に支点部材6から半導体ウエハー1に作
用する支点力F1の作用点は微小ではあるが有限幅を持
つため支点力F1の作用全領域で剪断応力は零とはなら
ない。図12に示す如くスクライブ条痕の片側半分の微
小体積dvaの部分を抜き出して考えると、劈開すべき
ZOY面に平行する剪断応力τと劈開すべきZOY面に
垂直する曲げ引っ張り応力σaxが生じている。
うになる。即ち、スクライブ条痕の劈開面に生じる劈開
の支配的な最大主応力σa1の作用方向は、半導体ウエハ
ー1の理想的な垂直劈開面(ZOY面)に垂直なσaxの
方向でなくσaxの方向とα1の角度(この角度はモール
の応力円により容易に計算できる)をもつため図15に
示す劈開状態の劈開面のように、半導体ウエハー1の劈
開面7のスクライブ条痕2の下側にあたる部分に斜め方
向の劈開部分7aが生じてしまい、期待する劈開面が安
定に得られないという問題がある。
6に示すように、支点部材6がスクライブ条痕2と平行
にならず、スクライブ条痕2の延長線と交差する状態に
配置される場合があり、このような場合には、図17に
示すように曲がった劈開面7が生じてしまうという問題
があった。
たものであり、その目的は、スクライブ条痕部分の剪断
応力を零にし、スクライブ条痕に生じる最大主応力の方
向を理想的な垂直劈開面に対し垂直となる方向にして、
すなわち、曲げ引っ張り応力のみをスクライブ条痕に作
用させて理想的な鏡面の垂直劈開面を得ることが可能な
半導体ウエハーの劈開方法およびその装置を提供するこ
とにある。
するために次のような手段を講じている。すなわち、第
1の発明は、表面にスクライブ条痕が刻まれている半導
体ウエハーの下面側を前記スクライブ条痕を間に挟んだ
少くとも2点以上の位置で前記スクライブ条痕に対して
平行状に支点部材で支持し、同じく半導体ウエハーの上
面側を前記スクライブ条痕を間に挟み前記下側でスクラ
イブ条痕を最も内側に挟んで支持する位置とは支持位置
を異にして少くとも2点以上の位置で前記スクライブ条
痕に対して平行状に支点部材で支持し、上下両側の各支
点部材から半導体ウエハーに、スクライブ条痕を挟んで
最も内側を支持する支点部材間の半導体ウエハーの剪断
力を零とする支点力を付与し、スクライブ条痕に純曲げ
引っ張り応力を作用させて半導体ウエハーを前記スクラ
イブ条痕から劈開する構成をもって課題を解決する手段
としている。
成を備えたものにおいて、半導体ウエハーの上下両側の
支点部材はスクライブ条痕を中心にして左右対称に配
し、スクライブ条痕の形成側の面を最も内側で支持する
左右対称組の支点部材は反対側の背面側を最も内側で支
持する対応する左右対称組の支持部材よりも外側に配し
た構成をもって課題を解決する手段としている。
導体ウエハーに支点力を付与する際に半導体ウエハーの
上側の支点部材と下側の支点部材の一方側を支点力付与
方向に移動させる構成とし、この移動側の支点部材は該
移動側の各支点部材の支点先端を結ぶ仮想面を半導体ウ
エハーの支点力付与面に平行に自律調整する浮動機構を
介して支持し、この浮動機構により移動側の支点部材の
前記仮想面を半導体ウエハーの支点力付与面に平行に保
ちながら移動側の支点部材を移動して半導体ウエハーに
支点力を付与する構成をもって課題を解決する手段とし
ている。
又は第3の発明の構成を備えた上で、半導体ウエハーの
上側の支点部材と下側の支点部材からは一定荷重の支点
力を付与する構成をもって課題を解決する手段としてい
る。
又は第3の発明の構成を備えた上で、前記支点部材から
半導体ウエハーに加える支点力はスクライブ条痕に沿っ
て発生するクラックの進展方向に向かうに連れ力を大き
くした分布荷重とした構成をもって課題を解決する手段
としている。
のいずれか1つの発明の構成を備えたものにおいて、半
導体ウエハーの上下両面と上下の各支点部材間に緩衡材
を介在させて半導体ウエハーの劈開を行う構成をもって
課題を解決する手段としている。
条痕が刻まれている半導体ウエハーを載置セットするウ
エハーセット面と、このウエハーセット面にセットされ
た半導体ウエハーを平面2軸の直交X,Y方向とXY平
面に垂直なZ軸回りの回転方向に移動可能な移動ステー
ジ手段と、前記ウエハーセット面にセットされる半導体
ウエハーの下面側を前記スクライブ条痕を間に挟んで少
くとも2点以上の位置で前記スクライブ条痕に対して平
行状に支持する下側の支点部材と、前記ウエハーセット
面にセットされる半導体ウエハーの上面側を前記スクラ
イブ条痕を間に挟んで前記下側でスクライブ条痕を最も
内側に挟んで支持する位置とは支持位置を異にして少く
とも2点以上の位置で前記スクライブ条痕に対して平行
状に支持する上側の支点部材と、前記上下両側の少くと
も一方側の支点部材から半導体ウエハーへ支点力付与の
移動荷重を印加する動荷重印加手段と、前記上下両側の
支点部材で支持された半導体ウエハーの支持状況を観察
するカメラを用いた観察手段とを有し、前記上下両側の
各支点部材から半導体ウエハーに、スクライブ条痕を挟
んで最も内側を支持する支点部材間の半導体ウエハーの
剪断力を零とする支点力を付与し、スクライブ条痕に純
曲げ引っ張り応力を作用させて前記半導体ウエハーを前
記スクライブ条痕から劈開する構成をもって課題を解決
する手段としている。
成を備えたものにおいて、動荷重印加手段から移動荷重
が加えられる各支点部材は該各支点部材の半導体ウエハ
ー支点先端を結ぶ仮想面を半導体ウエハーの支点力付与
面に平行に自律調整する浮動機構を介して前記動荷重印
加手段に連結されている構成をもって課題を解決する手
段としている。
ライブ条痕の形成面側にスクライブ条痕を挟んだ2点以
上の位置に支点部材が配され、スクライブ条痕の形成面
と反対側の面には同様に前記スクライブ条痕を挟んだ2
点以上の位置に支点部材が配され、これら各支点部材か
ら支点力が付与されることで、前記スクライブ条痕を最
も内側に挟む支点部材間の半導体ウエハーの領域は剪断
応力が零となる。したがって、スクライブ条痕には理想
的な垂直劈開面に対し垂直方向に曲げ引っ張りの最大主
応力が作用し、このことにより、半導体ウエハーは、ス
クライブ条痕の位置で、理想的な垂直劈開面に沿って劈
開され、スクライブ条痕の両端或いは片端側で斜めにな
ったり、曲がりが生じたりすることのない理想的な鏡面
の垂直劈開面が得られるものとなる。
面に基づき説明する。なお、以下の実施形態例の説明に
おいて、従来例と同一の構成部分には同一の符号を付し
てその詳細説明は省略する。図1は本発明に係る半導体
ウエハー劈開装置の一実施形態例を示す。
支持台11が設けられ、支持台11の上側には円形ロッ
ド状(丸棒状)の支点部材が間隔を介して1対設けられ
ている。図2に示されているように、この1対の支点部
材6a,6bは、その上にセットされる半導体ウエハー
1の片端縁の表面に設けられているスクライブ条痕2を
間に挟む間隔を介して配置固定されている。
セット部12が設けられている。このウエハーセット部
12はウエハーセット板13を有し、このウエハーセッ
ト板13には、前記支点部材6a,6bの上側に配され
る半導体ウエハー1が遊嵌する開口が形成されており、
この開口を覆う形態でウエハーセット板13の上にビニ
ールシート等の緩衝材39が載せられ、この緩衝材39
の上に半導体ウエハー1が配されて半導体ウエハー1は
前記ウエハーセット板13の開口に嵌まり、緩衝材39
を介して支点部材6a,6bの上に載置されている。ま
た、半導体ウエハー1上面も緩衝材39でカバーするこ
とができるようになっているが、この上面側の緩衝材3
9は図示を省略している。なお、半導体ウエハー1の材
料(種類)は限定されず、ガラスウエハーはもちろん、
その他各種材料の汎用ウエハーの適用が可能である。
1の隣側に移動ステージ手段14が配設されている。こ
の移動ステージ手段14は、テーブル基台15と、Xテ
ーブル16と、Yテーブル17と、θテーブル18とを
有して構成されている。テーブル基台15はベース台1
0上に固定され、Yテーブル17は蟻溝を利用してテー
ブル基台15の凸部に嵌合して平面2軸のY方向の移動
が自在に設けられている。同様にXテーブル16は蟻溝
を利用してYテーブル17の凸部に嵌合して平面2軸の
X方向の移動が自在に設けられている。また、θテーブ
ル18は、Xテーブル16に対しX,Y平面に沿って正
逆回転(θ回転)が自在に設けられている。
と、Xテーブル16のX方向の移動と、θテーブル18
の回転移動は図示されていない制御装置によって行われ
ている。θテーブル18には係合ピン20が設けられて
おり、この係合ピン20は前記ウエハーセット板13に
設けた係合孔21に係合され、前記移動ステージ手段1
4のX,Y,θの移動に応じてウエハーセット板13上
にセットされた半導体ウエハー1がX,Y,θ方向に移
動するようになっている。つまり、制御装置によって移
動ステージ手段14を制御することにより、半導体ウエ
ハー1のX,Y,θ方向の位置合わせが可能となってい
る。
ている半導体ウエハー1の上方側には動荷重印加手段2
2が設けられている。この動荷重印加手段22は、支点
部材保持部23と、荷重印加駆動体24と、ストローク
設定手段25と、荷重解除ばね26とを有して構成され
ている。支点部材保持部23の下面には1対の支点部材
4a,4bが図2、図3に示すように下側にセットされ
る半導体ウエハー1のスクライブ条痕2を挟んで該スク
ライブ条痕2に平行になる形態で固定配設されている。
部材4a,4bは下側の支点部材6a,6bと同様に円
形ロッド状を呈し、支点部材4a,4bは下側の支点部
材6a,6bよりも外側位置でスクライブ条痕2を挟む
ように配設位置が規定されている。支点部材保持部23
は荷重印加駆動体24の下側に直接固定してもよいが、
本実施形態例では、荷重印加駆動体24に浮動機構を介
して連接している。
その一構成例を図7〜図10に示す。これらの図におい
て、(a)は側面側から見た図であり、(b)は正面側
から見た図である。図7に示す浮動機構27は、ボール
プランジャ28と引っ張りばね30とを有して構成され
ている。ボールプランジャ28はホルダ32の先端側に
ボール31を回転自在に設け、このボール31を圧縮状
のボール押し下げばね29によってホルダ32の下端の
ボール受け面から下方へ突き出して成るもので(ボール
31はホルダ32から落下しないように保持されてい
る)、ホルダ32は螺合締結により荷重印加駆動体24
の下面に固定されている。
23の上面には円錐穴33が設けられ、この円錐穴33
にボール31が嵌まり込み支点部材保持部23に当接し
ている。引っ張りばね30は一端側を荷重印加駆動体2
4に、他端側を支点部材保持部23にそれぞれ固定され
て支点部材保持部23と荷重印加駆動体24間に介設さ
れている。この引っ張りばね30の引っ張り力により支
点部材保持部23は上方へ引き寄せられてボール31に
圧接されており、図7(b)の矢印方向の回転が可能と
なっている。
機構の構成にさらに一対のボールプランジャ28a,2
8bを付加したものであり、それ以外の構成は図7に示
すものと同様である。このボールプランジャ28a,2
8bは支点部材4a,4bに沿う一対のボールプランジ
ャ28を結ぶ直線方向に対して直交する方向に間隔を介
して設けられており、これらボールプランジャ28,2
8,28a,28bの4点支持により支点部材保持部2
3をより正確に水平支持することが可能となるものであ
る。
23の上面に円錐穴を設ける代わりにV溝34を設け、
このV溝34にボールプランジャ28のボール31を嵌
め込んだものであり、それ以外の構成は図7に示す機構
と同様である。
持部23の上面に設けたV溝34にボールプランジャ2
8のボール31を嵌め込んで図9の場合と同様に支点部
材保持部23の上面を前後方向(一対のボールプランジ
ャ28、28のボール31、31を結ぶ方向)に水平に
バランスをとって支持している。そして、荷重印加駆動
体24側にはさらに支点部材保持部23の左右両側を下
側から支えるボールプランジャ98を設け、このボール
プランジャ98内に設けられる圧縮ばねの付勢力によっ
てボール99により支点部材保持部23を左右の水平バ
ランスをとって上側に付勢して支持している。この図1
0に示す浮動機構を用いた実際の劈開作業に際しては、
半導体ウエハー1側から支点部材4a,4bが押し上げ
られることから、ボールプランジャ28のボール31は
内部の圧縮ばねに抗してさらに縮むことになる。この図
10の機構においても、支点部材保持部23はその前後
左右の水平バランスを自律的に保って支点部材4a,4
bから動荷重を半導体ウエハー1に作用させることが可
能となるものである。
手段(図示せず)にガイドされて上下移動自在に設けら
れている。図1において、荷重印加手段24の上部側に
はアーム35が横方向に伸長する形態で取り付け固定さ
れており、このアーム35の直下側には間隔を介してス
トッパブロック36がベース台10に固定されて配置さ
れている。そして、アーム35とストッパブロック36
との間には圧縮状の荷重解除ばね26が介設され、この
荷重解除ばね26の付勢力によって荷重印加手段24は
常時上方へ付勢されている。
24の上端に操作部37が設けられており、この操作部
37を手動により荷重解除ばね26の付勢力に抗して押
し下げることにより支点部材4a,4b,6a,6bか
ら半導体ウエハー1に支点力を付与して半導体ウエハー
1をスクライブ条痕2に沿って劈開し、押し下げ力を解
除することにより、荷重印加手段24は荷重解除ばね2
6の付勢力によって押し下げ前の定位置に復帰するよう
になっている。
5と、ストッパブロック36と、ストッパねじ38によ
って構成されている。ストッパねじ38はアーム35に
進退自在に螺合されており、ストッパねじ38の進退螺
合位置を調整することにより、ストッパねじ38の下端
とストッパブロック36との間隔が可変し、荷重印加手
段24の上下移動のストローク(移動範囲)を調整可能
としている。
位置にはカメラ40を用いた観察手段が装備されてい
る。カメラ40は基端側が前記ベース台10に固定され
ている支持アーム41に搭載されている。本実施形態例
においては、カメラ40の取り込み画像に基づき対応す
る支点部材と半導体ウエハー1との相対位置合わせ、つ
まり、移動ステージ手段14の移動制御が行われるが、
この制御の手法としては、カメラ40の取り込み画像を
解析して対応する支点部材と半導体ウエハー1との相対
位置ずれを求め、このずれ量が零となるように移動ステ
ージ手段14の移動量を自動制御するようにしてもよ
く、或いはずれ量が零となるように手動によって移動ス
テージ手段14の各移動量を制御してもよいものであ
る。
れており、次にこの装置を用いた半導体ウエハー1の劈
開方法を説明する。まず、ウエハーセット板13の上に
該ウエハーセット板13に設けた開口を覆って緩衝材3
9を載せ、次にスクライブ条痕2を刻んだ半導体ウエハ
ー1を緩衝材39の上側からウエハーセット板13の前
記開口に嵌めこみ、半導体ウエハー1を支点部材6a,
6bに対し位置合わせセットする。より詳細には、図
2、図3に示すようにウエハーセット板13上の支点部
材6a,6bがスクライブ条痕2に対し平行で、かつ、
左右対称となるようにセットする。この半導体ウエハー
1のセットはカメラ40の画像を観察し、自動的に又は
手動で移動ステージ手段14を制御移動して行う。
2、図3に示す如く支点部材保持部23側の支点部材4
a,4bがスクライブ条痕2に対し平行で、かつ、左右
対称となるように移動ステージ手段14のX,Y,θの
移動を制御して半導体ウエハー1と支点部材4a,4b
の位置合わせを行う。そして、この位置合わせの完了
後、半導体ウエハー1の上にさらに緩衝材39を被せて
から操作部37を下方へ押し下げる。
39を介して半導体ウエハー1の上面に接触する。この
とき、ボール31はボール押し下げばね29の付勢力に
よってホルダ32から下方へ突き出し状態にある。操作
部37をさらに押し下げるとボール31は図7〜図10
に示されるようにホルダ32の受け止め位置まで引っ込
み、押し下げ力が直接半導体ウエハー1に加わる。この
とき、図2、図3に示すように、支点部材4a,4b,
6a,6bから支点力P2,P1,F2,F1が半導体ウエ
ハー1に作用する。これらの支点力の関係は、P1=P2
=F1=F2である。操作部37をさらに押し下げると半
導体ウエハー1の破断点に達し半導体ウエハー1はスク
ライブ条痕2に沿って劈開する。
ー1の劈開時の剪断力と曲げモーメントの関係を示す。
本実施形態例においては、上側の1対の支点部材4a,
4bと下側の1対の支点部材6a,6bが共にスクライ
ブ条痕2を中心にして左右対称に配置された4点曲げ法
によって半導体ウエハー1の劈開を行う構成としたの
で、図4(a)に示すように、剪断力はスクライブ条痕
2を最も内側で挟む支点部材6a,6b間で、零とな
り、また、図4(b)に示すようにその剪断力が零とな
る区間で、曲げモーメントは一定の最大値となる。
痕2の片半分側の微小体積dvbを抜き出して示すとス
クライブ条痕2の垂直劈開面には剪断応力は作用せず曲
げ引っ張り応力σxのみが作用している。スクライブ条
痕2の領域の剪断応力と曲げ引っ張り応力との関係をモ
ールの応力円で示すと図5のようになる。すなわち、支
点部材6a,6b間は剪断応力τは零となり、スクライ
ブ条痕2の理想的な垂直劈開面に対し垂直方向(X方
向)に曲げ引っ張りの最大主応力σbxが生じる。
ライブ条痕2を挟んで比較的広幅区間に亙って剪断応力
が零でX方向を最大主応力の方向とする領域を作り出す
ことができるので、半導体ウエハー1をスクライブ条痕
2に沿った理想的な垂直劈開面を持たせて劈開すること
ができるという優れた効果を奏することが可能となる。
挟んで比較的広幅区間に亙って剪断応力が零となる区間
を確保できるので、支点部材とスクライブ条痕2との平
行度が多少ずれたとしてもスクライブ条痕2は剪断応力
が零となる支点部材間に収まるので、X方向の曲げ引っ
張り応力のみ(純曲げ引っ張り応力)によって劈開され
る結果となり、劈開面が斜めになったり、曲がったりす
ることなく、良質で真直な垂直劈開面を得ることができ
ることから、支点部材と半導体ウエハー1(スクライブ
条痕2)との位置合わせも容易となり、劈開の作業効率
を十分に高めることができる。
1の上下両面と上下の支点部材との間に緩衝材39を介
しているので、例え半導体ウエハー1が損傷し易いガラ
スウエハーであっても、各支点部材から半導体ウエハー
1に作用する支点力を和らげることができるので半導体
ウエハー1の損傷等のダメージ発生を防止可能となるも
のである。また、半導体ウエハー1は緩衝材39によっ
て挟まれた状態で劈開されるので、劈開時にその劈開さ
れた半導体ウエハーが飛散するのを防止することができ
る。
ウエハー1の上側を支持する支点部材4a,4bを持っ
た支点部材保持部23を図7〜図10に示すような浮動
機構27を介して荷重印加手段24に連接しているの
で、支点部材保持部23を水平に保って、つまり、支点
部材4a,4bの下端を結ぶ仮想平面を水平に保って、
かつ、荷重変動のない一定の均一荷重による支点力を半
導体ウエハー1に作用させることができる。
面と引っ張りばね30に吊り下げ保持されている支点部
材保持部23の対向面との平行度が多少ずれていて支点
部材4a,4bが最初に半導体ウエハー1(より詳しく
は半導体ウエハー1の上側の緩衝材39)の上面に片当
たり状態で接触したとしても、ボール31はボール押し
下げばね29によってホルダ32から下側に突きだして
いるので、荷重印加手段24がさらに下方に押し下げら
れることによって支点部材保持部23はボール押し下げ
ばね29に抗してボール31をホルダ32側へ押し込め
ながら半導体ウエハー1の面に平行になるように、つま
り、支点部材4a,4bの全長が半導体ウエハー1の面
に接触する方向に回転する。そして、支点部材保持部2
3の押し付け面が半導体ウエハー1の上面に平行になっ
た状態を保って押し下げられることとなるので、支点部
材4a,4bから一定荷重の支点力を半導体ウエハー1
に付与して半導体ウエハー1を劈開することができるの
である。
支点部材保持部23は多少余分にさらに下方へ押し下げ
られるが、その劈開完了の瞬間にボール押し下げばね2
9が伸び、ボール31がホルダ32のボール受け面から
離れて下方へ突き出すので、ボール押し下げばね29に
変動荷重を緩和する機能がはたらき、この事によりウエ
ハー劈開後にさらに支点部材保持部23が下方に押し下
げられても半導体ウエハー1に過荷重がかかるのを防止
することが可能となる。
示すものである。この実施形態例の特徴的なことは、支
点部材4a,4bから半導体ウエハー1に加える支点力
P2,P1を分布荷重によって与えるようにしたことであ
り、それ以外の構成は前述した実施形態例の構成と同様
である。
形成面上に金属メッキ等の複合材の層が形成されるもの
があり、このように金属メッキ層等が形成された半導体
ウエハー1をスクライブ条痕2に沿って劈開する場合に
は、片端縁側に設けられたスクライブ条痕2の延長線方
向にクラックが進展する際、図18に示すように、金属
メッキ層等の形成面側が劈開しにくいためにクラックの
進展が反対側の面(金属メッキ等の層が形成されていな
い面)よりも遅くなり、劈開不良部分が発生し易くなる
という問題が生じる。
に示す構成においては、スクライブ条痕2からその延長
線に向かってクラックが進展する方向に徐々に支点力P
2,P1の大きさを大きくした分布荷重の形態で支点部材
4a,4bを介して半導体ウエハー1に支点力P2,P1
を付加するようにしている。このように分布荷重の形態
で支点力を付与するには、例えば、図10の(b)に示
す2つのボールプランジャ28a,28bのうち、スク
ライブ条痕2の形成側のボール31の押し下げばね力よ
りも反対側のボールプランジャ28bのボール31の押
し下げばね力を大きくすることにより達成できる。
に連れ、支点力を徐々に大にすることにより、金属メッ
キ層等の形成面側の劈開の曲げ引っ曲げ力がクラックの
進行方向に向かうに連れ徐々に大きくなるので、金属メ
ッキ層等の形成面側のクラック進展の遅れを解消し、こ
れにより、スクライブ条痕2の形成面側にメッキ等の複
合材の層が形成された半導体ウエハー1においても、良
質の劈開面を安定に得することが可能となるものであ
る。
記図1に示す装置を用い、図2、図3に示す半導体ウエ
ハー1と支点部材4a,4b,6a,6bとの関係を示
す条件パラメーターを次のように設定して半導体ウエハ
ー1の劈開実験を行った。
さは500μmとし、このスクライブ条痕2を半導体ウ
エハー1の表面の片端縁に0.8mmのピッチ間隔で平
行に配列形成した。半導体ウエハー1の幅Sは6mmで
あり、高さ(厚み)hは0.12mmである。上側の支
点部材4a,4bはスクライブ条痕2を中心に挟んでス
クライブ条痕2に対称、かつ、平行に配置し、支点部材
4a,4bの間隔bを1.4mmにした。
イブ条痕2を中心に挟んで、スクライブ条痕2に対称、
かつ、平行に配置し、その支点部材6a,6bの間隔a
を0.14mmにした。これら上側と下側の支点部材4
a,4b,6a,6bは共に円形ロッド(円柱棒)の形
態とし、支点部材4a,4bの直径は0.5mmであ
り、支点部材6a,6bの直径は0.125mmであ
る。
ハー1の上面と支点部材4a,4bとの間および半導体
ウエハー1の下面と支点部材6a,6bとの間にそれぞ
れ緩衝材として厚み60μm程度のビニールシートを介
在させ、各支点部材にP1=P2=F1=F2=50gfの
支点力を作用させる一定の荷重を印加して行った。
体ウエハー1の上下両面に垂直であって鏡面を持つ理想
的な垂直劈開面を得た。また、緩衝材39を設けて支点
部材から半導体ウエハー1に直接支点力がかかるのを防
止したことにより、半導体ウエハー1に損傷等のダメー
ジは見られなかった。
材4a,4bの間隔bを1mmに変更し、各支点部材の
支点力を100gfに変更して同様に半導体ウエハー1
の劈開実験を行ったところ同様に良好な結果を得ること
ができた。なお、スクライブ条痕2の長さや深さ等のパ
ラメータも劈開実験を通して最適条件となるように適宜
設定されるものである。
限定されることなく様々な実施の形態を採り得るもので
ある。例えば、上記例ではスクライブ条痕2を半導体ウ
エハー1の片端縁に設けたが、これを半導体ウエハー1
の表面の一端側から他端側に連続して設けてもよい。
例えば図10に示すような断面が三角形状の部材でもよ
く、断面形状は特に問わない。
体ウエハー1の上側に2個、下側に2個の合計4個用い
たが、上側に2個以上(好ましくは1対以上の遇数
個)、下側に2個以上(好ましくは1対以上の遇数個)
の合計4個以上の支点部材を用いてもよい。この場合
も、スクライブ条痕2を最も内側に挟む支点部材間の半
導体ウエハー1の領域には剪断応力が零となるように各
支点部材に荷重を加えるようにすることが必要である。
7を介して荷重印加手段24に連接する場合、浮動機構
27を図6に示すように、引っ張りばね30のみによっ
て構成し、図7等に示されるボールプランジャ28を省
略してもよい。この図6では、操作部37に対向する荷
重印加手段24の下端をストッパ42とし、荷重印加手
段24が押し下げ操作される前の定位置にある状態時
で、半導体ウエハー1の上面と支点部材4a,4bの下
端との距離l1よりもストッパ42とストッパブロック
36の上面との距離(荷重印加手段24の押し下げスト
ローク)l0を大きく設定している。
23は引っ張りばね30に支持されて回転(傾動)自在
であるから、荷重印加手段24が押し下げられて支点部
材を介して最初に半導体ウエハー1に片当たりしても、
さらに荷重印加手段24が押し下げられるのに連れて支
点部材保持部23半導体ウエハー1の上面に平行となる
ように回転し、この平行状態を保って支点部材保持部2
3の押し下げが行われるので、支点部材4a,4bを介
して一定の安定荷重を半導体ウエハー1に印加すること
ができる。
には引っ張りばね30が伸びて半導体ウエハー1側から
の反力を吸収する方向に機能するので、荷重印加手段2
4がストッパブロック36に当たるまでさらに下降して
も半導体ウエハー1に過剰な支点力が加わることが防止
される。
上側の支点部材4a,4b側から半導体ウエハー1に移
動荷重を加えるようにしたが、下側の支点部材6a,6
b側から移動荷重を加えるようにしてもよく、或いは、
上下の両側の支点部材から移動荷重を加えるようにして
もよい。
上下両側に緩衝材39を設けたが、特に、半導体ウエハ
ー1の支点力によるダメージが問題にならない場合は緩
衝材39を省略することが可能である。
荷重印加手段24に操作部37を設けこの操作部37を
手動によって押し下げるようにしたが、この荷重印加手
段24は、自動により押し下げ動作を行うようにしても
よい。この場合は、例えば、モータの回転を進退移動に
変換する変換機を介して荷重印加手段24をモータに連
結し、制御装置によりモータの回転を制御することによ
り荷重印加手段24の押し下げ移動を自動的に制御する
ことが可能となる。
メラ40を備えたが、これとは異なり、倍率の異なる複
数のカメラを備えてもよい。例えば、低倍率のカメラと
高倍率のカメラとを備え、低倍率のカメラで粗の位置合
わせを迅速に行い、次に高倍率のカメラを用いて微細な
位置合わせを行うようにしてもよく、このようにするこ
とにより、半導体ウエハー1と支点部材の位置合わせ作
業を効率的に行うことができる。
る半導体ウエハーの下面側をスクライブ条痕を挟んだ2
点以上の位置で支点部材により支持し、同様に半導体ウ
エハーの上面側を前記スクライブ条痕を挟んだ2点以上
の位置で支点部材で支持し、スクライブ条痕を最も内側
で挟む支点部材間の半導体ウエハーの領域の剪断応力が
零となるように支点部材から支点力を付与して半導体ウ
エハーを劈開するように構成したものであるから、最大
主応力の純曲げ引っ張り応力のみをスクライブ条痕に沿
う半導体ウエハーの垂直面に直交する方向に作用させて
半導体ウエハーを劈開することができる。
真直な、かつ、鏡面の理想的な垂直劈開面を得ることが
でき、劈開の品質を格段に高めることができる。また、
前記の如く最も内側の支点部材間の全区間を剪断応力が
零となる区間にできるので、スクライブ条痕を剪断応力
零の区間内に合わせる作業も容易となり、劈開作業の効
率を十分に高めることができる。
の支点部材を前記スクライブ条痕を中心にして左右対称
に配置することにより、上下の一方又は両方から半導体
ウエハーの上下両面に平行な荷重印加面でもって荷重を
印加することにより、各支点部材から半導体ウエハーに
作用する支点力が等しくなり、最も内側を支持する支点
部材間の剪断力は必然的に零になるので、スクライブ条
痕を挟む支点部材間の剪断応力を零に調整することが非
常に容易となる。
体ウエハーの上下両面を緩衝材で覆うことで、半導体ウ
エハーの損傷等のダメージを防止し、劈開された半導体
ウエハーの飛散を防ぐことが可能となる。
重印加手段に連結する構成とすることにより、各支点部
材の支点力の作用点を結ぶ仮想面を半導体ウエハーの支
点力作用面に平行となるように自律調整されて支点部材
に荷重が加えられるので、動荷重印加手段から各支点部
材に均等配分された荷重を印加することができるという
効果が得られるものである。
れ徐々に力を大きくした分布荷重形態の支点力を半導体
ウエハーに付与する構成とした発明にあっては、スクラ
イブ条痕形成面側のクラック進展スピードを速めること
ができるので、スクライブ条痕形成面に金属メッキ等の
複合材の層を形成した半導体ウエハーを劈開する場合
に、その劈開面の不良発生を防止して、良質の安定した
劈開面を得ることが可能となる。
形態例の構成図である。
4点曲げ法の説明図である。
説明図である。
剪断力と曲げモーメントの関係を示す図である。
剪断力と曲げモーメントの関係を示すモールの応力円の
図である。
す図である。
である。
る。
ある。
ある。
る。
モーメントの関係を示す図である。
モーメントの関係をモールの応力円で示す図である。
である。
に配された不具合例の説明図である。
面の曲がりの例を示す説明図である。
合材の層を形成した半導体ウエハーの劈開進展の様相を
示す説明図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 表面にスクライブ条痕が刻まれている半
導体ウエハーの下面側を前記スクライブ条痕を間に挟ん
だ少くとも2点以上の位置で前記スクライブ条痕に対し
て平行状に支点部材で支持し、同じく半導体ウエハーの
上面側を前記スクライブ条痕を間に挟み前記下側でスク
ライブ条痕を最も内側に挟んで支持する位置とは支持位
置を異にして少くとも2点以上の位置で前記スクライブ
条痕に対して平行状に支点部材で支持し、上下両側の各
支点部材から半導体ウエハーに、スクライブ条痕を挟ん
で最も内側を支持する支点部材間の半導体ウエハーの剪
断力を零とする支点力を付与し、スクライブ条痕に純曲
げ引っ張り応力を作用させて半導体ウエハーを前記スク
ライブ条痕から劈開することを特徴とする半導体ウエハ
ーの劈開方法。 - 【請求項2】 半導体ウエハーの上下両側の支点部材は
スクライブ条痕を中心にして左右対称に配し、スクライ
ブ条痕の形成側の面を最も内側で支持する左右対称組の
支点部材は反対側の背面側を最も内側で支持する対応す
る左右対称組の支持部材よりも外側に配したことを特徴
とする請求項1記載の半導体ウエハーの劈開方法。 - 【請求項3】 各支点部材から半導体ウエハーに支点力
を付与する際に半導体ウエハーの上側の支点部材と下側
の支点部材の一方側を支点力付与方向に移動させる構成
とし、この移動側の支点部材は該移動側の各支点部材の
支点先端を結ぶ仮想面を半導体ウエハーの支点力付与面
に平行に自律調整する浮動機構を介して支持し、この浮
動機構により移動側の支点部材の前記仮想面を半導体ウ
エハーの支点力付与面に平行に保ちながら移動側の支点
部材を移動して半導体ウエハーに支点力を付与すること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の半導体ウエハ
ーの劈開方法。 - 【請求項4】 半導体ウエハーの上側の支点部材と下側
の支点部材からは一定荷重の支点力を付与することを特
徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の半導
体ウエハーの劈開方法。 - 【請求項5】 支点部材から半導体ウエハーに加える支
点力はスクライブ条痕に沿って発生するクラックの進展
方向に向かうに連れ力を大きくした分布荷重としたこと
を特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
半導体ウエハーの劈開方法。 - 【請求項6】 半導体ウエハーの上下両面と上下の各支
点部材間に緩衡材を介在させて半導体ウエハーの劈開を
行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに
記載の半導体ウエハーの方法。 - 【請求項7】 表面にスクライブ条痕が刻まれている半
導体ウエハーを載置セットするウエハーセット面と、こ
のウエハーセット面にセットされた半導体ウエハーを平
面2軸の直交X,Y方向とXY平面に垂直なZ軸回りの
回転方向に移動可能な移動ステージ手段と、前記ウエハ
ーセット面にセットされる半導体ウエハーの下面側を前
記スクライブ条痕を間に挟んで少くとも2点以上の位置
で前記スクライブ条痕に対して平行状に支持する下側の
支点部材と、前記ウエハーセット面にセットされる半導
体ウエハーの上面側を前記スクライブ条痕を間に挟んで
前記下側でスクライブ条痕を最も内側に挟んで支持する
位置とは支持位置を異にして少くとも2点以上の位置で
前記スクライブ条痕に対して平行状に支持する上側の支
点部材と、前記上下両側の少くとも一方側の支点部材か
ら半導体ウエハーへ支点力付与の移動荷重を印加する動
荷重印加手段と、前記上下両側の支点部材で支持された
半導体ウエハーの支持状況を観察するカメラを用いた観
察手段とを有し、前記上下両側の各支点部材から半導体
ウエハーに、スクライブ条痕を挟んで最も内側を支持す
る支点部材間の半導体ウエハーの剪断力を零とする支点
力を付与し、スクライブ条痕に純曲げ引っ張り応力を作
用させて前記半導体ウエハーを前記スクライブ条痕から
劈開することを特徴とする半導体ウエハーの劈開装置。 - 【請求項8】 動荷重印加手段から移動荷重が加えられ
る各支点部材は該各支点部材の半導体ウエハー支点先端
を結ぶ仮想面を半導体ウエハーの支点力付与面に平行に
自律調整する浮動機構を介して前記動荷重印加手段に連
結されていることを特徴とする請求項7記載の半導体ウ
エハーの劈開装置。
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