JPH11260090A - 記録/再生装置 - Google Patents

記録/再生装置

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Publication number
JPH11260090A
JPH11260090A JP10059737A JP5973798A JPH11260090A JP H11260090 A JPH11260090 A JP H11260090A JP 10059737 A JP10059737 A JP 10059737A JP 5973798 A JP5973798 A JP 5973798A JP H11260090 A JPH11260090 A JP H11260090A
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JP
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predetermined
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JP10059737A
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English (en)
Inventor
Kazumitsu Maekata
一満 前潟
Shinjiro Akiba
愼二郎 秋葉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重要な用件を簡単な操作で直ぐに再生するこ
とができると共に、かかる重要な用件を誤って消去する
のを防止する。 【解決手段】 ユーザがスペシャル・キー52を押す
と、CPU32は、フラッシュメモリ9にスペシャルフ
ァイルがあるか判定する。CPU32は、スペシャルフ
ァイルがあるときはフラッシュメモリ9から当該スペシ
ャルファイルを読み出して音声の再生を行い、スペシャ
ルファイルがないときは録音を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易にファイルの
記録/再生を行う記録/再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フラッシュメモリに音声デー
タを記憶するICレコーダが提供されている。かかるI
Cレコーダは、例えばユーザが所定の操作キーを押して
いるときにマイクに入力される音声を1つの用件として
録音し、録音された複数の用件をファイル番号で管理し
ている。例えば、ある用件を再生するときは、ユーザは
再生の対象となる用件のファイル番号を指定し、この指
定された用件の音声が再生される。また、ある用件を消
去するときは、ユーザは消去の対象となる用件のファイ
ル番号を指定し、この指定された用件の音声がフラッシ
ュメモリから消去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなフ
ァイル管理では、ある用件を直ぐに聞きたい場合であっ
ても、その用件を指定するために複数回キー操作してそ
のファイル番号を指定しなければその用件を再生するこ
とができない。したがって、多くの用件を録音すればす
る程、重要な用件を探し出すのが困難になる。このた
め、従来から重要な用件を探し出すときの操作性の向上
が求められていた。
【0004】また、ユーザは、上記ICレコーダに重要
な用件だけでなく、単に頭に思い浮かんだことや些細な
用事の内容もメモ代わりとして録音することがある。そ
して、ユーザは、用事が済んだ用件を順次消去し、次々
に他の用件を録音する。しかし、あまりに多くの用件が
録音されると、用事の済んだ用件を消去するつもりが、
誤って重要な用件を消去してしまうという問題もあっ
た。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、重要な用件を簡単な操作で直ぐに再生
することができると共に、かかる重要な用件を誤って消
去するのを防止することができる記録/再生装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録/再生装置は、複数の通常ファ
イルと所定ファイルとを格納するファイル格納領域を有
する記録媒体と、記録媒体のファイル格納領域にファイ
ルを記録する記録手段と、所定ファイルに対応する所定
の操作が行われる操作手段と、データが入力される入力
手段と、操作手段に所定の操作が行われるとファイル格
納領域に所定ファイルが格納されているか判定し、格納
されていないと判定したときは入力手段からのデータを
所定ファイルとして記録媒体に記録するように記録手段
を制御する制御手段とを備える。
【0007】そして、上記記録/再生装置では、上記記
録媒体のファイル格納領域に所定ファイルが記録されて
いないときに限って、入力手段からのデータを所定ファ
イルとして記録媒体に記録する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0009】本発明は、例えば図1に示すような構成の
ICレコーダ1に適用される。
【0010】上記ICレコーダ1は、記録部10によっ
て電気的にデータの消去/再書込みが可能な不揮発性メ
モリであるEEPROM(Electrical Erasable/Progra
mmable Read-Only Memory )すなわちフラッシュメモリ
9に音声データを記憶させ、フラッシュメモリ9の音声
データを再生部20によって再生する制御を行う制御部
30を有し、表示部40に操作部50からの操作内容や
フラッシュメモリ9の音声データの内容を表示させるも
のである。
【0011】上記記録部10は、音声を電気信号に変換
して音声信号を出力するマイクロホーン11と、マイク
ロホーン11からの音声信号を増幅する増幅器12と、
増幅器12で増幅された音声信号の利得制御を行う自動
利得制御回路(以下、「AGC」:Automatic Gain Con
trollerという。)13と、AGC13からの音声信号
を音声データに変換するエンコーダ14と、エンコーダ
14からの音声データを一時記憶するバッファメモリ1
5とを備える。
【0012】マイクロホーン11は、入力される音を音
声信号に変換して増幅器12に供給し、増幅器12は、
音声信号を増幅してAGC13に供給する。AGC13
は、増幅器12で増幅された音声信号を、その利得が所
定値になるように利得制御を行ってエンコーダ14に供
給する。
【0013】エンコーダ14は、音声信号が時間的に相
関が強いことから、例えば適応型差分パルスコードモジ
ュレーション(以下、「ADPCM」:Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation という。)方式によ
り、音声信号を符号化して音声データを生成し、この音
声データをバッファメモリ15を介してフラッシュメモ
リ9に供給する。
【0014】また、エンコーダ14は、2つのモードに
応じて音声データの符号化量を調整することができ、例
えばSPモードのとき8kHzでサンプリングを行い、
LPモードのときは4kHzでサンプリングを行って、
時間軸方向に対して音声信号の符号化量を調整する。
【0015】一方、再生部20は、フラッシュメモリ9
から読み出された音声データを元の音声信号に変換する
デコーダ21と、高域成分を除去するフィルタ22と、
フィルタ22からの音声信号を増幅してスピーカ24に
供給する増幅器23とを備える。
【0016】デコーダ21は、記録部10のエンコーダ
14に対応したものであり、上述のSPモード又はLP
モードに応じてフラッシュメモリ9から読み出された音
声データ、すなわちADPCM方式で符号化された音声
データを復号していわゆるPAM信号を生成する。フィ
ルタ22は、このPAM信号から音声帯域以上の高周波
成分を除去して、音声信号を出力する。増幅器23は、
デコーダ21から供給される音声信号を増幅してスピー
カ24を駆動する。かくして、録音された音がスピーカ
24から出力される。
【0017】制御部30は、このICレコーダ1の動作
を制御するためのプログラムが記憶されているROM3
1と、ROM31に記憶されているプログラムを実行し
て、フラッシュメモリ9や記録部10,再生部20,表
示部40を制御するマイクロコンピュータ(以下、「C
PU」という。)32と、時刻情報を生成するタイマ3
3と、時刻やプログラムの実行結果等を一時的に記憶す
るランダム・アクセス・メモリ(以下、「RAM」:Ra
ndom Access Memoryという。)34とを備え、操作部5
0の操作設定に基づいて各回路を制御する。
【0018】また、CPU32は、例えばタイマ33が
所定時刻になると、フラッシュメモリ9に記録されてい
る音声データを読み出す制御を行う。
【0019】表示部40は、低消費電力の液晶表示パネ
ル41と、この液晶表示パネル41を照明するためのバ
ックライト42とを備え、ICレコーダ1の動作状態や
操作手順を表示する。液晶表示パネル41は、例えばフ
ラッシュメモリ9に後述するスペシャルファイルが記憶
されているときは「S」を表示し、スペシャルファイル
が記憶済みであることをユーザに喚起する。
【0020】このような構成のICレコーダ1は、例え
ば図2に示すように、片手で把持できる程度の大きさの
筐体60に覆われて構成される。筐体60は立体的な楕
円形状からなり、その外周に凸部61が形成されてい
る。筐体60の正面中央部には、液晶表示パネル41が
設けられている。液晶表示パネル41の側にはマイク穴
62が形成され、このマイク穴62の奥に上述したマイ
クロホーン11が備え付けられている。また、液晶表示
パネル41の側にはLED63が設けられ、このLED
63は録音中又は再生中のときに発光する。
【0021】また、筐体60には、操作部50で所定の
操作を行うための各種のキーが設けられている。具体的
には筐体60の中央部付近であって液晶表示パネル41
の下側に、左からRECキー51,スペシャル・キー5
2,イレーズ・キー53が設けられている。これらのキ
ーは、ユーザが筐体60を左手で保持したときに左手の
親指で操作しやすいような位置に設けられている。そし
て、RECキー51が1回押されると録音が開始され、
もう1回押されると録音が終了する。スペシャル・キー
52が押されると、後述するスペシャルファイルの音声
が再生される。イレーズ・キー53が押されると、指定
されたファイルが消去される。
【0022】また、筐体60の外周には、ホールド・キ
ー54,ボリューム・ダイヤル55が設けられている。
ホールド・キー54は、筐体60の外周に沿って例えば
X方向にスライドされたときは各種のキーの操作状態を
ホールドし、Y方向にスライドされたときはホールドを
解除する。ボリューム・ダイヤル55は、回動自在に設
けられ、左手の人差し指で再生音の調整ができるように
なっている。
【0023】筐体60の外周側であって液晶表示パネル
41の左上側には、ジョグレバー56が設けられてい
る。ジョグレバー56は、X方向及びY方向にスライド
すると共に、Z方向に押圧可能に構成されている。
【0024】筐体60の裏側は、図3に示すように、ス
ピーカ24の音声を外部に出力するためのスピーカ穴6
4が形成され、また、装着された電池を隠すための電池
蓋65が装着されている。スピーカ穴64と電池蓋65
の間には、選択ボタン66が設けられている。選択ボタ
ン66は、短い時間押されるとビープ音のオン/オフの
切り換えが行われ、長い時間押されるとシャッフルファ
イル/通常ファイルの切換が行われる。
【0025】ここで、上述したフラッシュメモリ9は、
例えばNAND型のものであり、バッファメモリ15か
ら供給される音声データをファイル毎に記憶すると共
に、ファイル毎の音声データ(以下、「音声ファイル」
という。)を管理するための管理データを記憶する。
【0026】フラッシュメモリ9では、データは所定単
位(以下、「ブロック」という。)毎に分割して管理さ
れ、このブロック毎にデータが消去される。具体的に
は、フラッシュメモリ9は、図4に示すように、512
ブロックで構成される。各ブロックは、16ページから
なる。なお、1ページは、通常のデータ256バイトに
冗長データ8バイトを付加した264バイトからなる。
【0027】512ブロックのうち、4つのブロックに
管理データが記憶され、残りのブロックに音声ファイル
が記憶される。管理データは、それぞれ「ディレクト
リ」,「ブロックマップ」,「バッドブロックマッ
プ」,「シャッフル・ワーク」の4つのブロックに記憶
される。
【0028】「ディレクトリ」のブロック(以下、単に
「ディレクトリ」という。)は、最大で120個の音声
ファイルを管理するものである。具体的には、「ディレ
クトリ」は、99個の通常ファイル,1個のスペシャル
ファイル,20個のシャッフルファイルの合計120個
の音声ファイルの先頭ブロックのブロック番号を示すも
のである。なお、ブロック番号でなく、アドレスであっ
てもよい。先頭ファイルのブロック番号は、インデック
ス0からインデックス119までの120個のインデッ
クスに記述される。例えば、インデックス0から98ま
では通常の音声ファイル、インデックス99はスペシャ
ルファイル、インデックス100から119はシャッフ
ルファイルに割り当てられる。例えば、スペシャルファ
イルの再生が指示されると、インデックス99に記述さ
れているブロック番号のデータが読み出されると共に、
その他スペシャルファイルを構成するブロックのデータ
も読み出される。
【0029】ここで、インデックスと音声ファイルとの
関係について、インデックス0の場合を例に挙げて説明
する。図5に示すように、インデックス0にはブロック
番号「0003」が記述されており、これはインデック
ス0に対応する音声ファイルの先頭ブロックはブロック
3であることを示す。そして、ブロック3のページ0の
冗長データ(以下、ページ0の冗長データを「リンクデ
ータ」という。)には、図6に示すように、当該ブロッ
クの前のブロック番号,このブロックで有効にデータが
記憶されているページ数,次のファイルのナンバーが記
述されている。
【0030】ブロック3のリンクデータでは、前のブロ
ック番号は「FFFF」であり、これはブロック3は先
頭ブロックであることを示す。有効ページは16であ
り、これは16ページ全部にデータが記憶されているこ
とを示す。次のブロックは「0004」であり、これは
当該ファイルを構成する続きのブロックはブロック4で
あることを示す。
【0031】ブロック4のリンクデータでは、前のブロ
ック番号は「0003」であり、これはブロック4の前
のブロックはブロック3であることを示す。有効ページ
は16であり、これは16ページ全部にデータが記憶さ
れていることを示す。次のブロックは「0005」であ
り、これは当該ファイルを構成する続きのブロックはブ
ロック5であることを示す。
【0032】ブロック5のリンクデータでは、前のブロ
ック番号は「0004」であり、これはブロック5の前
のブロックはブロック4であることを示す。有効ページ
は5であり、これはページ0からページ4までの5ペー
ジ分だけデータが記憶されていることを示す。次のブロ
ックは「FFFF」であり、これは当該ファイルが最終
ファイルであることを示す。したがって、インデックス
0の音声ファイルは、ブロック3からブロック5までの
37ページ分のデータからなる。
【0033】「ブロックマップ」のブロック(以下、単
に「ブロックマップ」という。)は、512ブロックあ
る内のどのブロックが使用中(データが書き込まれてい
る状態)でどのブロックが使用されていないか(データ
が書き込まれていない状態)であるかを管理するもので
ある。具体的には、「ブロックマップ」は、512ブロ
ックに対してそれぞれ対応する512個のフラグを備え
る。上記フラグは、対応するブロックにデータが記憶さ
れているか(使用中か)、対応するブロックにデータが
記憶されていないか(未使用か)を示す。上記フラグ
は、例えば「0」のときは「使用中」を示し、「1」が
立っているときは「未使用」を示す。
【0034】「バッドブロックマップ」のブロックは、
512ブロックの内のいずれのブロックが使用不可能な
ブロックであるかを示すものである。
【0035】「シャッフル・ワーク」のブロックは、未
再生ファイルの配列と再生済みファイルの配列を管理す
るものである。
【0036】ここで、スペシャルファイルについて説明
する。スペシャルファイルとは、ユーザによって指定さ
れた1つの用件(例えば重要な用件)のみの音声ファイ
ルをいう。ユーザは、1つの用件をスペシャルファイル
として録音することができたり、また、スペシャルファ
イルの用件を簡単に再生することができる。
【0037】CPU32は、起動されると、フラッシュ
メモリ9から「ディレクトリ」及び「ブロックマップ」
を読み出して、RAM34に格納する。そして、CPU
32は、RAM34のデータに基づいてフラッシュメモ
リ9の音声ファイルの管理を行いながら、音声ファイル
の記録/再生処理を行う。
【0038】そして、ユーザが例えばスペシャル・キー
52を押すと、CPU32は、図7に示すステップS1
以下の処理を行う。
【0039】ステップS1において、CPU32は、R
AM34上の「ディレクトリ」のインデックス99にブ
ロック番号が記述されているか、すなわちスペシャルフ
ァイルが存在するかを判定し、存在するときはステップ
S4に進み、存在しないときはステップS2に進む。
【0040】ステップS2において、CPU32は、ス
ピーカ24から「ピッ」というビープ音を出力させると
共にLED63を点灯させて、さらに、図8に示すよう
に液晶表示パネル41にスペシャルファイル録音中を示
す「S」の文字を点滅表示させて録音を開始する。
【0041】このとき、具体的には、CPU32は、
「ブロックマップ」のデータに基づいてフラッシュメモ
リ9の各ブロックの使用状況を調べ、未使用ブロック、
すなわち空きブロックを取得する。CPU32は、上記
空きブロックに対応する「ブロックマップ」のフラグを
「使用中」にセットし、更新した「ディレクトリ」のデ
ータをフラッシュメモリ9に書き込む。CPU32は、
フラッシュメモリ9の選択されたブロックにマイクロホ
ーン11からの音声データをフラッシュメモリ9に書き
込むと共に、RAM34上のブロックマップを更新し
て、ステップS3に進む。
【0042】ステップS3において、CPU32は、ス
ペシャル・キー52が押されたかを判定し、押されてい
ないときはステップS3に待機する。また、押されたと
きは、CPU32は、「ピッ」というビープ音をスピー
カ24から出力させると共にLED63を消灯させ、さ
らに、スペシャルファイルが録音されたことを示すため
に、図9に示すように液晶表示パネル41に「S」の文
字を連続的に点灯させる。そして、CPU32は、RA
M34上の「ブロックマップ」のデータをフラッシュメ
モリ9に書き込んで一連の処理を終了する。
【0043】以上のように、CPU32は、フラッシュ
メモリ9にスペシャルファイルが存在しないときにスペ
シャル・キー52が押されると、直ちにスペシャルファ
イルの再生をすることができる。また、CPU32は、
スペシャルファイルが存在するときにスペシャル・キー
52が押されると、以下に示すステップS4以下の処理
を行う。
【0044】ステップS4において、CPU32は、上
記スペシャルファイルの再生を開始する。具体的には、
CPU32は、RAM34上のインデックス99に記述
されているブロック番号に基づいて、そのブロック番号
に対応するブロックのデータをフラッシュメモリ9から
読み出す。CPU32は、さらに、このブロックのリン
クデータに基づいて他のブロックのデータも順に読み出
して、ステップS5に進む。このようにして読み出され
たスペシャルファイルの音声データは、デコーダ21,
フィルタ22,スピーカ24等を介して音声に変換され
て外部に出力される。
【0045】ステップS5において、CPU32は、ス
ペシャルファイルの再生が終了したかを判定し、終了し
たときは一連の処理を終了し、終了していないときはス
テップS6に進む。
【0046】ステップS6において、CPU32は、再
生中に操作部50が操作されると、その操作内容に応じ
た後述する特殊再生動作を行って、ステップS5に戻
る。
【0047】以上のように、フラッシュメモリ9に1件
のみ録音することができるスペシャルファイルを備える
と共に、そのスペシャルファイルをダイレクトに再生し
又はそのスペシャルファイルがないときにはダイレクト
に録音することができるスペシャル・キー52を設ける
ことによって、スペシャル・キー52を押すという1つ
の簡単操作で重要な用件を再生することができる。ま
た、スペシャルファイルが存在していないときは、スペ
シャル・キー52を押すだけでダイレクトに重要な用件
の録音を開始することができる。さらに、録音ボタンと
再生ボタンとをスペシャル・キー52で共用することに
よって、操作キーを減らすことができる。
【0048】ここで、CPU32は、ステップS6の特
殊再生動作として、例えば再生動作中にスペシャル・キ
ー52が押されると、図10に示すステップS11に進
む。
【0049】ステップS11において、CPU32は、
スペシャル・キー52が押されている時間が所定時間以
上であるか、すなわち長押しであるかを判定し、長押し
であるときはステップS12に進み、長押しでないとき
はステップS13に進む。
【0050】ステップS12において、CPU32は、
「ピッピッ」というビープ音をスピーカ24から出力さ
せると共に、液晶表示パネル41に「REP」の文字を
点灯させて、スペシャルファイルを繰り返し再生するリ
ピート再生を行う。そして、ジョグレバー56又はイレ
ーズ・キー53が操作されると、CPU32は、リピー
ト再生を解除しリターンして、ステップS5に戻る。
【0051】ステップS13において、CPU32は、
各回路の再生動作を一時停止する。CPU32は、再び
スペシャル・キー52が押されると、再び各回路の再生
動作を開始してリターンし、図7に示すステップS5に
戻る。
【0052】以上のように、CPU32は、スペシャル
ファイルの再生動作中にスペシャル・キー52が押され
ると、長押しのときはリピート再生、長押しでないとき
は一時停止を行う。
【0053】また、CPU32は、ステップS6の特殊
再生動作として、例えば再生動作中にイレーズ・キー5
3が押されると、図11に示すステップS21以下の処
理を行う。
【0054】ステップS21において、CPU32は、
消去確認モードに移行する。このとき、CPU32は、
「ピッピッ」というビープ音をスピーカ24から出力さ
せると共に、液晶表示パネル41に「ERS」の文字を
点滅点灯させて、最初から5秒間分のスペシャルファイ
ルを10回繰り返し再生するリピート再生を行い、ステ
ップS22に進む。
【0055】ステップS22において、CPU32は、
イレーズ・キー53が押されたかを判定し、イレーズ・
キー53が押されたときはステップS23に進む。一
方、10回リピート再生されている間にイレーズ・キー
53が押されなかったり他のキーが押されたときは、リ
ターンして図7に示すステップS5に戻る。
【0056】ステップS23において、CPU32は、
フラッシュメモリ9から当該スペシャルファイルの削除
を行う。具体的には、CPU32は、「ディレクトリ」
からインデックス99のブロック番号を読み出してお
き、そしてインデックス99から当該ブロック番号を消
去してこの「ディレクトリ」をフラッシュメモリ9に書
き込む。CPU32は、上記ブロック番号に基づいて当
該ブロック番号が示すブロックからリンクデータを読み
出すと共にそのブロックのデータをフラッシュメモリ9
から消去し、さらに、RAM34上における消去された
ブロックに対応するフラグを「未使用」にセットする。
さらに、CPU32は、消去されたブロックのリンクデ
ータに基づいて他のブロックのデータをフラッシュメモ
リ9から消去し、同時に、RAM34上において消去さ
れたブロックに対応するフラグを「未使用」にセットす
る。CPU32は、このような処理を行うことによって
フラッシュメモリ9に記憶されているスペシャルファイ
ルを消去し、最後にRAM34上の「ブロックマップ」
をフラッシュメモリ9に書き込む処理を行う。
【0057】以上のように、CPU32は、スペシャル
ファイルの再生動作中にイレーズ・キー53が押される
と、消去確認モードを経て、フラッシュメモリ9からス
ペシャルファイルの削除を行う。
【0058】また、CPU32は、ステップS6の特殊
再生動作として、例えば再生動作中にジョグレバー56
が操作されると、図12に示すステップS31以下の処
理を行う。
【0059】ステップS31において、CPU32は、
ジョグレバー56が(+)側に押されたか(−)側に押
されたかを判定し、(+)側に押されたときはステップ
S32に進み、(−)側に押されたときはステップS3
3に進む。
【0060】ステップS32において、CPU32は、
「ピッ」というビープ音をスピーカ24から出力させる
と共に、ジョグレバー56が(+)側に押されている間
2倍速再生(CUE再生)を行うように各回路を制御す
る。したがって、ジョグレバー56が(+)側に押され
なくなるとリターンして、図7に示すステップS5に戻
る。
【0061】一方、ステップS33において、CPU3
2は、ジョグレバー56が(−)側に押されている時間
が所定時間以上であるか、すなわち長押しであるかを判
定し、長押しであるときはステップS34に進み、長押
しでないときはステップS35に進む。
【0062】ステップS34において、CPU32は、
「ピッ」というビープ音をスピーカ24から出力させる
と共に、逆方向に再生を行ういわゆるレビュー再生を行
う。そして、ジョグレバー56の(−)方向への押圧が
解除されると、レビュー再生をやめて通常再生に戻るべ
く、図7に示すステップS5に戻る。
【0063】ステップS35において、CPU32は、
「ピッ」というビープ音をスピーカ24から出力させる
と共に、スペシャルファイルを最初から再生すべく「デ
ィレクトリ」のインデックス99が示すブロックのデー
タの読み出しを開始してリターンし、図7に示すステッ
プS5に戻る。
【0064】以上のように、CPU32は、スペシャル
ファイルの再生動作中にジョグレバー56が操作される
と、2倍速再生,レビュー再生,先頭からの再生を行
う。
【0065】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されず、例えば音声ファイルは1つの用件の音声データ
に限らず、複数の用件の音声データであってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録/再生装置によれば、操作手段に所定の操作が行
われるとファイル格納領域に所定ファイルが格納されて
いるか判定し、格納されていないと判定したときは入力
手段からのデータを所定ファイルとして記録媒体に記録
するように記録手段を制御することにより、上記所定フ
ァイルに誤って他のデータを上書きすることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICレコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記ICレコーダの外観を示した正面図であ
る。
【図3】上記ICレコーダの外観を示した背面図であ
る。
【図4】上記ICレコーダに備えられたフラッシュメモ
リのデータフォーマットの構成を示す図である。
【図5】上記フラッシュメモリのディレクトリブロック
を説明するための図である。
【図6】フラッシュメモリに記録されるファイルを構成
する各ブロックを説明する図で
【図7】ICレコーダに備えられたCPUの動作を説明
するフローチャートである。
【図8】上記ICレコーダに備えられた液晶表示パネル
の表示内容を説明する図である。
【図9】上記ICレコーダに備えられた液晶表示パネル
の表示内容を説明する図である。
【図10】ICレコーダに備えられたCPUの動作を説
明するフローチャートである。
【図11】ICレコーダに備えられたCPUの動作を説
明するフローチャートである。
【図12】ICレコーダに備えられたCPUの動作を説
明するフローチャートである。 1 ICレコーダ、9 フラッシュメモリ、32 CP
U、34 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通常ファイルと所定ファイルとを
    格納するファイル格納領域を有する記録媒体と、 上記記録媒体のファイル格納領域にファイルを記録する
    記録手段と、 上記所定ファイルに対応する所定の操作が行われる操作
    手段と、 データが入力される入力手段と、 上記操作手段に上記所定の操作が行われると上記ファイ
    ル格納領域に上記所定ファイルが格納されているか判定
    し、格納されていないと判定したときは上記入力手段か
    らのデータを上記所定ファイルとして上記記録媒体に記
    録するように上記記録手段を制御する制御手段とを備え
    る記録/再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体に記録されているファイル
    を再生する再生手段を備え、 上記制御手段は、上記操作手段に上記所定の操作が行わ
    れると上記ファイル格納領域に上記所定のファイルが格
    納されているか判定し、格納されていると判定したとき
    は上記所定ファイルの再生を行うように上記再生手段を
    制御することを特徴とする請求項1記載の記録/再生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体に上記所定ファイルが格納
    されているかを示す表示を行う表示手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の記録/再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体に記録されている通常ファ
    イルは複数のデータからなり、上記記録媒体に記録され
    ている定ファイルは単一のデータからなることを特徴と
    する請求項1記載の記録/再生装置。
JP10059737A 1998-03-11 1998-03-11 記録/再生装置 Withdrawn JPH11260090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7755673B2 (en) 2000-11-28 2010-07-13 Fujifilm Corporation Audio file deleting method, apparatus and program and camera with audio reproducing function
JPWO2014069114A1 (ja) * 2012-11-01 2016-09-08 ソニー株式会社 情報処理装置、再生状態制御方法及びプログラム

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US7755673B2 (en) 2000-11-28 2010-07-13 Fujifilm Corporation Audio file deleting method, apparatus and program and camera with audio reproducing function
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