JPH11255045A - 車両のステアリングとシートの位置調整装置 - Google Patents

車両のステアリングとシートの位置調整装置

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JPH11255045A
JPH11255045A JP5837098A JP5837098A JPH11255045A JP H11255045 A JPH11255045 A JP H11255045A JP 5837098 A JP5837098 A JP 5837098A JP 5837098 A JP5837098 A JP 5837098A JP H11255045 A JPH11255045 A JP H11255045A
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JP
Japan
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steering
seat
switch
driver
vehicle
Prior art date
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JP5837098A
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English (en)
Inventor
Kenji Kumamoto
健司 隈本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のアイドル中またはキーオフ時に、ドラ
イバーの作業目的及び体格に合わせて、ステアリング及
びフロントシートを適切な、必要最小限の位置へ移動さ
せることによって安全且つ最短時間で作業に必要なスペ
ースを提供すること。 【解決手段】 車両のステアリング及びフロントシート
位置調整装置において、車両が停車中即ちアイドル中又
はキーオフ時のドライバー8の作業内容を示す作業スイ
ッチ12を備え、制御手段11は、作業スイッチ12に
連動し、作業スイッチ12で選択された作業内容を達成
するためのスペースとドライバー8の姿勢を確保するべ
く、ステアリング1及びフロントシート2を所定の位置
・角度に設定する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は停車中のドライバー
の居住スペースを拡大向上させるための、車両のステア
リングとシートの位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、乗降性向上を狙い降車する際
にはステアリング及びフロントシートを所定待避位置に
移動させ、乗車した際にはステアリング及びフロントシ
ートをドライビングポジション位置に移動させるいわゆ
るオートドライビングポジションシステムに対する制御
が種々提案されている。降車時に関しては、特開昭63
−251341号公報に記載されたように、運転姿勢に
対して予め定めた一定の変位量だけステアリングを退避
させるようにしたものが考案されている。該従来例にお
いては、変位量は任意に設定することもできる。乗車時
に関していえば、現在市販されているオートドライビン
グポジションシステムは、メモリー機能を有しており、
任意のドライビングポジションを幾つか設定できるよう
になっている。また、特開平1−44356号公報に記
載されたように、座席に複数の乗員センサーを設置し、
乗員の体形に合わせてドライビングポジション位置即ち
フロントシート位置を一度もマニュアル操作することな
く自動的に調整するものが考案されている。以上のよう
に、ドライバーの乗降性を向上し、また、良好なドライ
ビングポジションを得るためにステアリングやフロント
シートを任意または、ある基準に基づいた位置へ移動さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それら
は乗降性を向上するためのもので、乗降時のステアリン
グやフロントシート退避位置は乗降性の観点からしか決
められていない。車両が停車している状態でドライバー
が行う作業は、乗降以外にも多々ありエンジンをかけた
状態で車両から降りずにシートに座った状態で何かの作
業をして時間を過ごすことも少なくない。例えば、食事
をしたり、休憩をしたり、近年普及してきたモバイルコ
ンピュータを使用したりすることが考えられる。そうい
った作業をする場合、乗降性を向上させるためのスペー
スとは違う大きさのスペースが最小限必要となり、ま
た、それぞれの作業内容ごとに、必要最小限のスペース
は異なる。加えて、ドライバーの体格によってもそのス
ペースは変わってくる。作業内容及びドライバーの体格
によって必要最小限のスペースが違うときに、余計な位
置までステアリング又はシートを作動させるのは、時間
の無駄である。また、従来の乗降性向上のためのステア
リングやシートの移動はエンジンを停止させた場合での
作業であるのに対し、エンジンをかけた状態での作業
は、種々の安全対策が必要になる。本発明は、車両のア
イドル中又はキーオフ時に、ドライバーの作業目的及び
体形に合わせて、ステアリング及びフロントシートを適
切な、必要最小限の位置へ移動させることによって安全
且つ最短時間で作業に必要なスペースを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、位置・角度変更可能なス
テアリング及びフロントシートと、該ステアリングとフ
ロントシートの位置・角度を変更させる駆動手段と、該
駆動手段によって変更されたステアリングとフロントシ
ートの位置・角度を検出する検出手段と、ドライバー及
びドライバー後席の乗員体形を検出する乗員体形検出手
段と、該ステアリングとフロントシートの位置・角度を
制御する制御手段とを備えた車両のステアリングとシー
トの位置調整装置において、車両が停車中即ちアイドル
中又はキーオフ時のドライバーの作業内容を示すスイッ
チを備え、前記制御手段は、該スイッチに連動し、該ス
イッチで選択された作業内容を達成するためのスペース
とドライバー姿勢を確保するべく、ステアリング及びフ
ロントシートを所定の位置・角度に設定するものとし
た。請求項2記載の発明は、前記ドライバーの作業内容
を示すスイッチは、食事スイッチ、パソコンスイッチ、
休憩スイッチ、シート回転スイッチ、前方視界確保スイ
ッチであることとした。請求項3記載の発明は、前記制
御手段は、ステアリングとフロントシートが移動目的場
所からドライビングポジションに戻るまでの時間が最短
になるように、ステアリングとフロントシートの移動目
的場所を決めることとした。請求項4記載の発明では、
前記シート回転スイッチを押すと、ステアリングが跳ね
上がると共にドライバー側のシートが90°又は180
°回転し、90°回転時には、シートバック角度がステ
アリングを避けれる位置までしかステアリングを跳ね上
げず、180°回転時には、後席乗員の足とドライバー
の足が不自然に当たらないように回転位置を決め、該シ
ート回転位置においてシートバックがステアリングに当
たらない位置までステアリングを跳ね上げることとし
た。請求項5記載の発明では、前記前方視界確保スイッ
チを押したときは、フロントシートはドライビングポジ
ション固定とし、ステアリング上端が視界下方角よりも
上に出ない位置までしかステアリングを跳ね上げないこ
ととした。請求項6記載の発明では、前記ドライバーの
作業内容をスイッチは、車両のアイドリング時及びイグ
ニッションON時に有効であり、アイドリング時は、前
記制御装置が、シフト位置がパーキングで、且つ、パー
キングブレーキが引かれた状態かを確認し、該項目確認
後にアクセルとスロットルの連動を遮断し、遮断確認後
にステアリング及びシートを作動させることとした。請
求項7記載の発明では、ステアリングまたはフロントシ
ートが移動を開始する直前には警報音が鳴り出し、移動
直後は移動スピードが遅く、途中移動スピードが早くな
り、停止直前は再び移動スピードが遅くなることとし
た。
【0005】
【作用】上記手段の請求項1及び2記載の発明では、位
置・角度変更可能なステアリング及びフロントシート
と、該ステアリングとフロントシートの位置・角度を変
更させる駆動手段と、該駆動手段によって変更されたス
テアリングとフロントシートの位置・角度を検出する検
出手段と、ドライバー及びドライバー後席の乗員体形を
検出する乗員体形検出手段と、該ステアリングとフロン
トシートの位置・角度を制御する制御手段とを備えた車
両のステアリングとシートの位置調整装置において、車
両が停車中即ちアイドル中又はキーオフ時のドライバー
の作業内容を示すスイッチを備え、前記制御手段は、該
スイッチに連動し、該スイッチで選択された作業内容を
達成するためのスペースとドライバー姿勢を確保するべ
く、ステアリング及びフロントシートを所定の位置・角
度に設定するものとし、前記ドライバーの作業内容を示
すスイッチは、食事スイッチ、パソコンスイッチ、休憩
スイッチ、シート回転スイッチ、前方視界確保スイッチ
であることとしたため、車両のアイドル中またはキーオ
フ時に、ドライバーの作業目的に合わせて、ステアリン
グ及びフロントシートを適切な必要最小限の位置へ移動
させることができ、容易に必要なスペースを得ることが
できる。
【0006】請求項3記載の発明では、前記制御手段
は、ステアリングとフロントシートが移動目的場所から
ドライビングポジションに戻るまでの時間が最短になる
ように、ステアリングとフロントシートの移動目的場所
を決めることとしたため、いざ運転するときになって、
ドライビングポジションヘステアリングとシートを戻す
ときに、いらいらすることがなくなる。
【0007】請求項4記載の発明では、前記シート回転
スイッチを押すと、ステアリングが跳ね上がると共にド
ライバー側のシートが90°又は180°回転し、90
°回転時には、シートバック角度がステアリングを避け
れる位置までしかステアリングを跳ね上げず、180°
回転時には、後席乗員の足とドライバーの足が不自然に
当たらないようにシート回転位置を決め、該シート回転
位置においてシートバックがステアリングに当たらない
位置までステアリングを跳ね上げることとしたため、9
0°回転時は、いざ運転するときにステアリングがドラ
イビングポジションにもどる時間が最短となり、また1
80°回転時は、乗員が不快感を感じることなくシート
を回転させることができる。
【0008】請求項5に記載の発明では、前記前方視界
確保スイッチを押したときは、フロントシートはドライ
ビングポジション固定とし、ステアリングパッド上端が
視界下方角よりも上に出ない位置までしかステアリング
を跳ね上げないこととしたため、ステアリング跳ね上げ
時の視界の蹴られはホイールによるところのみとなり、
前方の景色及び交通状況が分からず不安になることがな
く、且つ大きなスペースを提供することができる。
【0009】請求項6に記載の発明では、前記ドライバ
ーの作業内容を示すスイッチは、車両のアイドリング時
及びイグニッションON時に有効であり、アイドリング
時は、前記制御装置が、シフト位置がパーキングで、且
⊃、パーキングブレーキが引かれた状態かを確認し、該
項目確認後にアクセルとスロットルの連動を遮断し、遮
断確認後にステアリング及びシートを作動させることと
したため、アイドル中、車両が動き出すことがなく、運
転不可能な位置にステアリング及びシートが配置されて
いたとしても安全である。
【0010】請求項7に記載の発明では、ステアリング
またはフロントシートが移動を開始する直前には警報音
が鳴り出し、移動直後は移動スピードが遅く、途中移動
スピードが早くなり、停止直前は再び移動スピードが遅
くなることとしたため、ステアリング及びシートが動き
出すときの合図を乗員に知らせることで安心感を与え、
また、動き始めのスピードが遅いことで作動を安全に認
知させることができ、ステアリングやシートに挟まれた
りすることがなくなる。また、途中はスピードが増すた
め、トータル移動時間がかかりすぎることもない。停止
する直前はスピードを遅くするため、停止を乗員に予想
させ、不安がらせることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1に本発明の概略装置構成を示す。図
2の13(移動後のステアリング),14(移動後のフ
ロントシート)に示す如く位置・角度変更可能なステア
リング1とフロントシート2がステアリング駆動手段
3、フロントシート駆動手段4によって駆動される。ス
テアリング1とフロントシート2の変位量はステアリン
グ・フロントシート位置検出手段5で常時確認され、ス
テアリング・フロントシート位置制御手段11にフィー
ドバックされる。ステアリング・フロントシート位置制
御手段11では現在のステアリングとフロントシートの
位置と、移動の目的位置との差を計算し、差が0になっ
た時点でステアリング1とフロントシート2を停止させ
る。ステアリング1とフロントシート2の作動は、ドラ
イバー8の作業内容を示した作業スイッチ12を押すこ
とにより行われる。前記ステアリング・フロントシート
位置制御手段11は作業スイッチ12で選択された作業
内容に対する作業スペースを、CCDカメラ6、7で認
識したドライバー8、後席乗員9の体格データから計算
し、前記作業スペースを確保するべく、ステアリング1
とフロントシート2を移動させる。
【0012】以降、詳細に説明する。停車中にドライバ
ー8が行う作業としては、食事、休憩、パソコン操作等
が考えられそれらの作業はアイドル中、且つ後席に乗員
が乗っている場合に行われることが少なくない。そのよ
うな状況において、ドライバー8のスペースを確保する
必要がある。
【0013】ドライバー8が作業を行うためのスペース
は必要最低限という制限を設けて見た場合、作業内容に
よって異なる。例えば図3に食事をするときに必要なス
ペース、図4にパソコンを操作するときに必要なスペー
スを、図5に休憩をするときに必要なスペースを示す。
食事においては、膝の上に置いたトレイからドライバー
8の口までほぼ直線的に引いた線(食事時の手の軌跡)
15とドライバーの体16とで仕切られるスペースがあ
れば概略問題無い。パソコン操作においてはパソコン画
面を見やすい所に配置することを考えると、17に示す
ようなエリア(パソコン操作時必要スペース)が必要と
なる。また、休憩においては、シートバックを倒した鋭
角的な領域(休憩時必要スペース)18があれば良い。
これらの作業に必要なスペースの絶対値はもちろんドラ
イバー8の体格によって違うが、体格との比率を考える
とそう大差はないと考えられる。
【0014】そこで、ドライバー8の体格を検知すれ
ば、前記比率でもって必要スペースが割り出せる。ドラ
イバー8の体格検知手段としては、例えば図1に示すよ
うに、CCDカメラ6、7を使用する乗員体格検知手段
10が考えられる。また、体格に対する比率として、必
要スペースを認識しているため、ドライバー8が変更し
ても、作業内容を示す作業スイッチ12を押せば、その
ドライバー8に合ったステアリング1とフロントシート
2位置を設定することができる。
【0015】作業内容を示す作業スイッチ12を図6に
示す。スイッチ12は食事スイッチ19、バソコンスイ
ッチ20、休憩スイッチ21、フロントシート回転スイ
ッチ22、23、前方視界確保スイッチ24、ドライビ
ングポジションに戻すスイッチのドライビングスイッチ
25からなる。このスイッチ12は、例えばドアのアー
ムレストに内蔵してもよい。
【0016】該スイッチ12によって、ある作業状態を
選択すれば、図7に示すようなフローのS14からS1
8に従って、移動先位置を決定する。まず、S14でド
ライバー8の大きさを検知し、S15で必要作業スペー
スを計算する。次に、S16でシートの後方移動限界値
を計算し、S17で最短時間で戻れるステアリング及び
シート位置を計算して、S18で所定位置へステアリン
グ及びシートを移動する。必要作業スペースは最低限の
スペースである。不必要なスペースはステアリング1と
フロントシート2の移動量を増やし、ドライビングポジ
ションに回帰するまでの時間をむやみに増やすだけであ
る。
【0017】また、後席乗員9に不快感を与えないこと
も必要であるため、後席乗員9の体格を乗員体格検出手
段10により割り出し、その後席乗員9が苦にならない
フロントシート最大後方移動量を計算し、フロントシー
ト2の移動量に制限をもたせる。以上のことから、作業
スペースの確保、フロントシート最大後方移動量とを条
件とし、再短時間で戻れる位置を計算する・計算は例え
ば図8のようなものをもとに行う。ドライビングポジシ
ョン毎に図8に示す値をデータとして保持しておく。あ
るドライビングポジションのある体格の人が例えば食事
をするときに必要なスペースを確保するのに考えられる
ステアリング移動量と、フロントシート移動量との関係
が26である。移動量とステアリング1あるいはフロン
トシート2の速度との関係27より、移動するまでの時
間28が算出される。両者の時間が同一になったとき2
9が最も短い時間であり、そのときのステアリング移動
量30とフロントシート移動量31を読めば、その位置
まで移動すればいいということになる。移動する時間が
短いということはドライビングポジションまで戻る時間
が短いということであり、ドライバー8は、いらいらす
ることが減る。但し、後席乗員9の体格が大きくフロン
トシート2をあまり下げられないときは、選択の余地は
なく、スペースを確保する位置までステアリング1は跳
ね上がり続ける。
【0018】図9にフロントシート2を90°回転させ
るときの様子を示す。図6に示すフロントシート回転ス
イッチ22を押せばフロントシート2が回転する。基本
的にドライバー8は乗車した状態である。通常のステア
リング位置33では、シートバックと干渉する状況で
も、ステアリング1を跳ね上げ時ステアリング位置32
まで跳ね上げることによって、シートバックの角度34
分、ステアリング1を回避することができる。かといっ
て、大きく跳ね上げると戻るまでの時間がかかるため、
ステアリング1とシートバックとが干渉しない位置まで
しか跳ね上げない。また、フロントシート2は、後席を
圧迫させない位置までは下げてもよい。また、図10、
11にフロントシート2を180°回転させるときの様
子を示す。フロントシート回転スイッチ23を押せばフ
ロントシート2が回転する。図10に示すのは、回転後
のドライバー8と後席乗員9の足元スペース35が狭い
状態である。そこで、足元スペース35を一定量確保す
るべく、図11に示すようにフロントシート回転位置3
6を決め、そのときのシートバックがステアリング1に
干渉しない位置まで、ステアリング1を跳ね上げステア
リング位置37まで跳ね上げる。必要なドライバー8と
後席乗員9の足元スペースは、やはりそれぞれの体格よ
り算出する。
【0019】次に前方視界確保について説明する。ステ
アリング1を大きく跳ね上げると、前方視界が妨げら
れ、交通状況等が確認しづらくなる。停車中でも、周囲
の状況を確認できれば、人間の心理として安心する。そ
こで、ステアリングホイールによって、前方視界が大き
く蹴られることがないように、ステアリング跳ね上げ上
限を決める。図12が通常のドライビングポジションで
あり、この時にはステアリングによって前方視界が妨げ
られることはない。図13がステアリング1がやや跳ね
上がった状態であり、前方視界はステアリングホイール
38の部分だけ蹴られている(39)。図14は大きく
跳ねあがった状態で、ステアリングホイール38とステ
アリングパッド40両方に前方視界は妨げられ(4
1)、これ以上跳ね上がるとますますステアリングパッ
ド40が上方にせりあがってくるため、見えなくなる範
囲が大きくなる。そこで、ステアリングパッド40上端
が視界下方角42を超えない状態でステアリング跳ね上
げ量を制限し、視界の蹴られはステアリングホイール3
8のみに留める。尚、視界下方角42はドライバー8の
アイポイントによって変わるため、CCDカメラ6によ
ってアイポイントを計測しておく。以上のステアリング
1及びフロントシート2位置調整はアイドル又はキーオ
フ時に行われる。
【0020】概略フローを図7のS1からS13で説明
する。まず、S1からS5で、各モードがONかOFF
かを調べ、ONの場合は、S6へ進み、OFFの場合
は、S17へ進んでスイッチを作動しない。S6で車速
が0ならばS8へ進み、0以外ならS7へ進む。S8で
は、エンジンがONならばS10へ進み、OFFの時は
S9へ進む。S9では、イグニッションスイッチ(IG
SW)がONの時はS10へ進み、OFFの時はS7へ
進む。S10ではシフトがPレンジの場合はS11へ進
み、それ以外の場合はS7へ進む。S11ではパーキン
グブレーキ(PKB)が引かれていればS12へ進み、
引かれていなければS7へ進む。S12でアクセルとス
ロットルの連携を遮断し、S13でアクセルとスロット
ルの連携が遮断されていればS14へ進み、遮断されて
いなければS7へ進む。
【0021】アイドル中においては、作業スイッチ12
の作動はシフトがPレンジに入っていること、及び、P
KBが引かれていることが条件であり、作業スイッチ1
2を押せば、アクセルとスロットルが遮断された状態に
なり、アクセルを踏んでもエンジンンの回転数が上がら
ない状態にする。遮断が確認されて初めて作業スイッチ
12が作動し、ステアリング1及びフロントシート2を
目的地に移動させることができる。このため、ステアリ
ング1が大きく跳ね上がった状態で、急に車両が動き出
すという事態を防ぐことができる。
【0022】また、図15にステアリング1又はフロン
トシート2の移動時間と速度の関係を示す。警報音は移
動する直前に鳴らし、後席乗員及びドライバー本人に注
意を促す。移動開始時はスピードが遅く(43)、移動
開始を認識させて、警戒心を持たせる。途中はスピード
を上げ(44)、目的地までの時間を短縮する。移動終
了前スピードを落とし(45)、ステアリングが跳ね上
げた状態からドライビングポジションに戻るとき等、止
まるかどうか不安な状態に対して、止まることを予想さ
せ安心させる。
【0023】図16には実施の形態2示す。食事やパソ
コン操作の補助台となる作業補助テーブル46がインス
トルメントパネルル中央(クラスターC)或いはセンタ
ーコンソールから引き出され、そのテーブルの位置は上
下に変えることができる。食事スイッチ19を押したと
きは、前記手順でステアリング1及びフロントシート2
位置が決定されるが、その際にテーブルを引き出した場
合は、そのテーブル位置も考慮して、ステアリング1及
びフロントシート2位置を決定する。また、テーブルを
上下させた場合はその移動分、ステアリング1を上下さ
せて、空間の微調整を行なう。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2記
載の発明では、位置・角度変更可能なステアリング及び
フロントシートと、該ステアリングとフロントシートの
位置・角度を変更させる駆動手段と、該駆動手段によっ
て変更されたステアリングとフロントシートの位置・角
度を検出する検出手段と、ドライバー及びドライバー後
席の乗員体形を検出する乗員体形検出手段と、該ステア
リングとフロントシートの位置・角度を制御する制御手
投とを備えた車両のステアリングとシートの位置調整装
置において、車両が停車中即ちアイドル中又はキーオフ
時のドライバーの作業内容を示すスイッチを備え、前記
制御手段は、該スイッチに連動し、該スイッチで選択さ
れた作業内容を達成するためのスペースとドライバー姿
勢を確保するべく、ステアリング及びフロントシートを
所定の位置・角度に設定するものとし、前記ドライバー
の作業内容を示すスイッチは、食事スイッチ、パソコン
スイッチ、休憩スイッチ、シート回転スイッチ、前方視
界確保スイッチであることとしたため、車両のアイドル
中またはキーオフ時に、ドライバーの作業日的に合わせ
て、ステアリング及びフロントシートを適切な必要最小
限の位置へ移動させることができ、容易に必要なスペー
スを得ることができる。
【0025】請求項3記載の発明では、前記制御手段
は、ステアリングとフロントシートが移動目的場所から
ドライビングポジションに戻るまでの時間が最短になる
ように、ステアリングとフロントシートの移動目的場所
を決めることとしたため、いざ運転するときになって、
ドライビングポジションヘステアリングとシートを戻す
ときに、いらいらすることがなくなる。
【0026】請求項4記載の発明では、前記シート回転
スイッチを押すと、ステアリングが跳ね上がると共にド
ライバー側のシートが90°又は180°回転し、90
°回転時には、シートバック角度がステアリングを避け
れる位置までしかステアリングを跳ね上げず、180°
回転時には、後席乗員の足とドライバーの足が不自然に
当たらないようにシート回転位置を決め、該シート回転
位置においてシートバックがステアリングに当たらない
位置までステアリングを跳ね上げることとしたため、9
0°回転時は、いざ運転するときにステアリングがドラ
イビングポジションにもどる時間が最短となり、また1
80°回転時は、乗員が不快感を感じることなくシート
を回転させることができる。
【0027】請求項5記載の発明では‥前記前方視界確
保スイッチを押したときは、フロントシートはドライビ
ングポジション固定とし、ステアリングパッド上端が視
界下方角よりも上に出ない位置までしかステアリングを
跳ね上げないこととしたため、ステアリング跳ね上げ時
の視界の蹴られはホイールによるところのみとなり、前
方の景色及び交通状況が分からず不安になることがな
く、且つ大きなスペースを提供することができる。
【0028】請求項6に記載の発明では、前記ドライバ
ーの作業内容を示すスイッチは、車両のアイドリング時
及びイグニッションON時に有効であり、アイドリング
時は、前記制御装置が、シフト位置がパーキングで、且
つ、パーキングレーキが引かれた状態かを確認し、該項
目確認後にアクセルとスロットルの連動を遮断し、速断
確認後にステアリング及びシートを作動させることとし
たため、アイドル中、車両が動き出すことがなく、運転
不可能な位置にステアリング及びシートが配置されてい
たとしても安全である。
【0029】請求項7に記載の発明では、ステアリング
またはフロントシートが移動を開始する直前には警報音
が鳴り出し、移動直後は移動スピードが遅く、途中移動
スピードが早くなり、停止直前は再び移動スピードが遅
くなることとしたため、ステアリング及びシートが動き
出すときの合図を乗員に知らせることで安心感を与え、
また、動き始めのスピードが遅いことで作動を安全に認
知させることができ、ステアリングやシートに挟まれた
りすることがなくなる。また、途中はスピードが増すた
め、トータル移動時間がかかりすぎることもない。停止
する直前はスピードを遅くするため、停止を乗員に予想
させ、不安がらせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図を示す。
【図2】ステアリング、フロントシートの移動を示す。
【図3】食事をするときの必要スペースを示す。
【図4】パソコン操作をするときの必要スペースを示
す。
【図5】休憩をするときの必要スペースを示す。
【図6】作業内容スイッチを示す。
【図7】スイッチ作動及びステアリング、フロントシー
ト位置決定までの概略フローを示す。
【図8】ステアリング、フロントシートの移動量決定の
方法を示す。
【図9】フロントシート90°回転時のステアリング跳
ね上げ量を示す。
【図10】フロントシート180°回転時のフロントシ
ート、ステアリングの位置を示す。
【図11】フロントシート180°回転時のフロントシ
ート、ステアリングの位置を示す。
【図12】ドライビングポジションにおける視界を示
す。
【図13】ステアリングがやや跳ね上がった状態の視界
を示す。
【図14】ステアリングが大きく跳ね上がった状態の視
界を示す。
【図15】ステアリング、フロントシートの移動速度を
示す。
【図16】実施の形態2を示す。
【符号の説明】
1 ステアリング 2 フロントシート 3 ステアリング駆動手段 4 フロントシート駆動手段 5 ステアリング・フロントシート位置検出手段 6 CCDカメラ 7 CCDカメラ 8 ドライバー 9 後席乗員 10 乗員体格検出手段 11 ステアリング・フロントシート位置制御手段 12 作業スイッチ 13 移動後ステアリング 14 移動後フロントシート 15 食事時の手の軌跡 16 ドライバーの体 17 パソコン操作時必要スペース 18 休憩時必要スペース 19 食事スイッチ 20 パソコン操作スイッチ 21 休憩スイッチ 22 フロントシート回転スイッチ 23 フロントシート回転スイッチ 24 前方視界確保スイッチ 25 ドライビングスイッチ 26 必要スペース確保時のステアリングとフロントシ
ート移動量の関係 27 ステアリング、フロントシートの移動量と時間の
関係 28 ステアリング、フロントシートの移動時間 29 ステアリング、フロントシートの移動最短時間 30 ステアリング移動量 31 フロントシート移動量 32 跳ね上げ時ステアリング位置 33 通常のステアリング位置 34 シートバックの角度 35 足元スペース 36 フロントシート回転位置 37 跳ね上げステアリング位置 38 ステアリングホイール 39 ステアリングホイールによる蹴られ 40 ステアリングパッド 41 ステアリングホイール、ステアリングパッドによ
る蹴られ 42 視界下方角 43 移動開始直後のステアリング、フロントシート移
動速度 44 途中のステアリング、フロントシート移動速度 45 停止前のステアリング、フロントシート移動速度 46 作業補助テーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置・角度変更可能なステアリング及び
    フロントシートと、該ステアリングとフロントシートの
    位置・角度を変更させる駆動手段と、該駆動手段によっ
    て変更されたステアリングとフロントシートの位置・角
    度を検出するステアリング及びシート位置・角度検出手
    段と、ドライバー及びドライバー後席の乗員体形を検出
    する乗員体形検出手段と、ステアリングとフロントシー
    トの位置・角度を制御する制御手段とを備えた車両のス
    テアリングとシートの位置調整装置において、車両が停
    車中即ちアイドル中又はキーオフ時のドライバーの作業
    内容を示すスイッチを備え、前記制御手段は、該スイッ
    チに連動し、該スイッチで選択された作業内容を達成す
    るためのスペースとドライバー姿勢を確保するべく、ス
    テアリング及びフロントシートを所定の位置・角度に設
    定するものであることを特徴とする車両のステアリング
    とシートの位置調整装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライバーの作業内容を示すスイッ
    チは、食事スイッチ、パソコンスイッチ、休憩スイッ
    チ、シート回転スイッチ、前方視界確保スイッチである
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のステアリングと
    シートの位置調整装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ステアリングとフロン
    トシートが移動目的場所からドライビングポジションに
    戻るまでの時間が最短になるように、ステアリングとフ
    ロントシートの移動目的場所を決めることを特徴とする
    請求項1又は2記載の車両のステアリングとシートの位
    置調整装置。
  4. 【請求項4】 前記シート回転スイッチを押すと、ステ
    アリングが跳ね上がると共にドライバー側のシートが9
    0°又は180°回転し、90°回転時には、シートバ
    ック角度がステアリングを避けれる位置までしかステア
    リングを跳ね上げず、180°回転時には、後席乗員の
    足とドライバーの足が不自然に当たらないようにシート
    回転位置を決め、該シート回転位置においてシートバッ
    クがステアリングに当たらない位置までステアリングを
    跳ね上げることを特徴とする請求項1又は2記載のステ
    アリングとシートの位置調整装置。
  5. 【請求項5】 前記前方視界確保スイッチを押したとき
    は、フロントシートはドライビングポジション固定と
    し、ステアリングパッド上端が視界下方よりも上に出な
    い位置までしかステアリングを跳ね上げないことを特徴
    とする請求項1又は2記載の車両のステアリングとシー
    トの位置調整装置。
  6. 【請求項6】 前記ドライバーの作業内容を示すスイッ
    チは、車両のアイドリング時及びイグニッションON時
    に有効であり、アイドリング時は、前記制御装置が、シ
    フト位置がパーキングで、且つ、パーキングブレーキが
    引かれた状態かを確認し、該項目確認後にアクセルとス
    ロットルの連動を遮断し、遮断確認後にステアリング及
    びシートを作動させることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかの項に記載の車両のステアリングとシートの
    位置調整装置。
  7. 【請求項7】 ステアリングまたはフロントシートが移
    動を開始する直前には警報音が鳴り出し、移動直後は移
    動スピードが遅く、途中移動スピードが早くなり、停止
    直前は再び移動スピードが遅くなることを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかの項に記載の車両のステアリン
    グとシートの位置調整装置。
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