JP2010006163A - ドライビングポジション推奨システム - Google Patents
ドライビングポジション推奨システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010006163A JP2010006163A JP2008165814A JP2008165814A JP2010006163A JP 2010006163 A JP2010006163 A JP 2010006163A JP 2008165814 A JP2008165814 A JP 2008165814A JP 2008165814 A JP2008165814 A JP 2008165814A JP 2010006163 A JP2010006163 A JP 2010006163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- driver
- posture
- driving
- driving posture
- recommendation system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 ドライビングポジション推奨システムにおいて、運転者が不快感を覚えることを緩和する。
【解決手段】 算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨の表示を運転者に報知する。これにより、運転姿勢が、いきなり推奨運転姿勢に自動設定されてしまうことはないので、運転者が不快感を覚えることを緩和することが可能となる。
【選択図】図4
【解決手段】 算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨の表示を運転者に報知する。これにより、運転姿勢が、いきなり推奨運転姿勢に自動設定されてしまうことはないので、運転者が不快感を覚えることを緩和することが可能となる。
【選択図】図4
Description
本発明は、ドライビングポジション推奨システムに関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明では、カメラ及びセンサからの情報に基づいて運転者の体型を推定し、その推定した体型に適した位置にシートを自動的に設定している。
特開2006−219009号公報
しかし、運転者が快いと感じる運転姿勢(ドライビングポジション)は、体型のみで決定されるものではなく、運転者の好みにも大きく依存する。そのため、いきなり、運転者の体型のみに基づいて決定された運転姿勢に自動的にシートが設定されると、却って、運転者は運転し難く不快に感じるおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、上記のような不快感を緩和することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両を運転操作する運転者の運転姿勢を保持するとともに、その運転姿勢を変更するための姿勢調整手段(3)を備える車両に適用されるドライビングポジション推奨システムであって、姿勢調整手段(3)の状態を検出する状態検出手段(5)と、運転者の体型情報を読み取る体型読取手段(7)と、推奨運転姿勢を決定するためのパラメータが記憶された記憶手段(4B)と、体型読取手段(7)によって読み取られた体型情報及び記憶手段(4B)に記憶されているパラメータに基づいて、推奨運転姿勢を決定する決定手段(S5)と、決定手段(S5)により決定された推奨運転姿勢と、状態検出手段(5)の検出値に基づいて推定される現在の運転姿勢とが相違しているか否かを判定する相違判定手段(S11)と、相違判定手段(S11)により現在の運転姿勢と推奨運転姿勢とが相違していると判定された場合に、その旨を運転者に報知する報知手段(S13)とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、いきなり推奨運転姿勢に自動設定されてしまうことはないので、運転者が不快感を覚えることを緩和することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、報知手段(S13)は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を報知することを特徴とするので、運転者は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を知ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、報知手段(S13)は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を報知することを特徴とするので、運転者は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を知ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、状態検出手段(5)は、少なくとも運転者用のシート及び操舵用ハンドルの状態を検出することを特徴とし、請求項4に記載の発明では、状態検出手段(5)は、少なくともサイドミラー及びルームミラーの状態を検出することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明では、記憶手段は、少なくとも、運転者が操作するペダルの位置及び可動範囲、操舵用ハンドルの位置及び調整可能範囲、運転者用のシートの位置及び調整可能範囲、及び天井の位置をパラメータとして記憶していることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明では、体型読取手段(7)は、無線通信を介して運転者が携帯している記憶装置から体型情報を読み取ることを特徴とするので、その車に初めて乗車する運転者や様々な体型の運転者に対して容易に対応することが可能となる。
また、請求項7に記載の発明では、運転者からの指示があったときに、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整手段(3)を作動させる自動設定手段(S17)を備えることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明では、運転者からの指示があったときに、初めて姿勢調整手段(3)が作動するので、運転者が不快感を覚えることを確実に緩和することが可能となる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は、普通乗用車の運転者(ドライバー)用のシートに、本発明に係るドライビングポジション推奨システムを適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は本実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の構成を示すブロック図であり、図2はドライビングポジション推奨システム1の特徴的作動を示すフローチャートであり、図3はドライビングポジション推奨システム1により報知(表示)される報知例(表示例)を示す図である。
1.図面の説明
図1は本実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の構成を示すブロック図であり、図2はドライビングポジション推奨システム1の特徴的作動を示すフローチャートであり、図3はドライビングポジション推奨システム1により報知(表示)される報知例(表示例)を示す図である。
2.ドライビングポジション推奨システムの構成(図1参照)
車両を運転操作する運転者が着座するドライバー用のシート2には、図1に示すように、運転者の運転姿勢を保持するとともに、その運転姿勢を変更するための姿勢調整装置3が設けられており、この姿勢調整装置3は、前後位置調整部3A、シート角度(リクライニング)調整部3B、リフター調整部3C、及びフロントバーチカル調整部3D等から構成されている。
車両を運転操作する運転者が着座するドライバー用のシート2には、図1に示すように、運転者の運転姿勢を保持するとともに、その運転姿勢を変更するための姿勢調整装置3が設けられており、この姿勢調整装置3は、前後位置調整部3A、シート角度(リクライニング)調整部3B、リフター調整部3C、及びフロントバーチカル調整部3D等から構成されている。
なお、前後位置調整部3Aは、シート2全体を車両前後方向にスライド(平行移動)させるものであり、シート角度調整部5Bは、シート2のシートバック(背もたれ)の傾斜角度を変更するためのものであり、リフター調整部3Cは、シート2全体を上下動させるためのものであり、フロントバーチカル調整部3Dは、シート2の座部前方側のみを上下動させるためのものである。
そして、各調整部3A〜3Dは、電動モータ(図示せず。)等のアクチュエータにより駆動可能となっており、これら電動モータの駆動は、電子制御装置(ECU)4により制御されている。
なお、電子制御装置4は、CPU、RAM及びROM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成された演算部4A、並びに後述する推奨運転姿勢を決定するためのパラメータが記憶された記憶部4B等から構成されている。
また、位置検出装置5は、姿勢調整装置3(各調整部3A〜3D)の状態を検出する状態検出手段であり、位置検出装置5により検出された各調整部3A〜3Dの状態は、電子制御装置4に入力される。
なお、位置検出装置5は、シート2の前後方向位置(前後位置調整部3Aの状態)を検出する前後位置検出部5A、シートバックの傾斜角度(シート角度調整部5Bの状態)を検出するシート角度検出部5B、シート2の上下方向位置(リフター調整部3Cの状態)を検出するリフター位置検出部5C、及びシート2の座部前方側の位置(フロントバーチカル調整部3Dの状態)を検出するフロントバーチカル位置検出部5D等から構成されている。
また、報知装置6は、映像及び音声のうち少なくとも一方の媒体を介して各種情報を運転者に報知する手段であり、本実施形態では、カーナビゲーションシステム用の表示装置及び音声出力装置を利用して報知装置6を構成している。
体型情報読取装置7は、運転者の体型情報を読み取るための体型読取手段であり、本実施形態に係る体型情報読取装置7は、無線通信を介して運転者が携帯している記憶装置7Aに記憶されている体型情報を読み取る。
ここで、運転者の体型情報とは、運転者(記憶装置7Aを携帯する者)の身長、座高、腕の長さ等の運転姿勢を決定する際に大きな影響を与える身体寸法をいい、本実施形態に係る記憶装置7Aには、少なくとも身長が予め記憶されている。
因みに、運転者が携帯している記憶装置7Aとは、例えば、車両のドア等を施錠・解除を無線通信にて実行する機能、又は車両エンジンの始動・イグニッションスイッチの投入等を無線通信にて実行する機能を有する遠隔操作装置に内蔵された記憶装置や、携帯電話、ICカードに内蔵された記憶装置等をいう。
また、ハンドル調整部8は、操舵用ハンドル(ステアリングホイール)の位置を調整するものであり、このハンドル調整部8の状態(操舵用ハンドルの位置)は、ハンドル位置検出部9により検出される。
サイドミラー調整部10は、車両後方側を視認するために車両の側面側に設けられた鏡(サイドミラー)の位置(角度)を調整するためのものであり、このサイドミラー調整部10の状態(サイドミラーの位置)は、サイドミラー位置検出部11によって検出される。
ルームミラー調整部12は、車両後方側を視認するために車室内に設けられた鏡(ルームミラー)の位置(角度)を調整するためのものであり、このルームミラー調整部12の状態(ルームミラーの位置)は、ルームミラー位置検出部13によって検出される。
そして、ハンドル調整部8、サイドミラー調整部10及びサイドミラー調整部12は、電子制御装置4を介して電動モータ(図示せず。)等のアクチュエータにより制御され、各位置検出部9、11、13より検出された各調整部8、10、12の状態は、電子制御装置4に入力される。
3.ドライビングポジション推奨システムの作動(図2及び図3参照)
図2はドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャートであり、この制御は、車載バッテリ(図示せず。)等の電源からドライビングポジション推奨システム1に電力が供給された時に起動し、電力の供給が停止した時に終了する。
図2はドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャートであり、この制御は、車載バッテリ(図示せず。)等の電源からドライビングポジション推奨システム1に電力が供給された時に起動し、電力の供給が停止した時に終了する。
そして、図2に示す制御が起動されると、先ず、イグニッションスイッチやアクセサリスイッチ等の車両を始動可能状態とする始動可能スイッチ(図示せず。)が投入されているか否かが判定され(S1)、始動可能スイッチが投入されていないと判定された場合には(S1:NO)、待機状態となる。
一方、始動可能スイッチが投入されたと判定された場合には(S1:YES)、体型情報読取装置7を介して運転者の体型情報が読み取られるとともに(S3)、この読み取られた体型情報及び記憶部4Bに記憶されている推奨運転姿勢を決定するためのパラメータに基づいて推奨運転姿勢が算出される(S5)。
ここで、推奨運転姿勢とは、車両を運転操作するに適していると推定される運転姿勢であり、この推奨運転姿勢は、通常、運転者の体型、運転者が操作するアクセルペダルやブレーキペダル等のペダル類の位置、天井の位置、ハンドルの位置及びシート2の位置等によって相違する。
そこで、本実施形態では、シート2に対するペダル類の位置及び可動範囲、ハンドルの位置及び調整可能範囲、シート2の位置及び調整可能範囲、シート2に対するルームミラーの位置、シート2に対するサイドミラーの位置、及びシート2に対する天井の位置等をパラメータとして記憶部4Bに予め記憶させ、これらパラメータ及び体型情報に基づいて推奨運転姿勢を算出している。
また、始動可能スイッチが投入されたと判定された場合には(S1:YES)、推奨運転姿勢の算出とともに、各位置検出部5A〜5D等の検出結果に基づいて、現在の運転姿勢(運転状態)が検出される(S7)。
次に、S5にて算出された推奨運転姿勢とS7にて検出された現在の運転姿勢とが比較され、それらの差分が算出された後(S9)、差分があるか否か、つまりS5にて算出された推奨運転姿勢とS7にて検出された現在の運転姿勢とが相違しているか否かが判定される(S11)。
そして、推奨運転姿勢と現在の運転姿勢とが相違していないと判定された場合には(S11:NO)、再び、S1が実行され、一方、推奨運転姿勢と現在の運転姿勢とが相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨の表示(図3参照)が報知装置6を介して運転者に報知された後(S13)、再び、S1が実行される。
4.本実施形態に係るドライビングポジション推奨システムの特徴
本実施形態では、算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨の表示が運転者に報知されるので、運転姿勢が、いきなり推奨運転姿勢に自動設定されてしまうことはない。したがって、運転者が不快感を覚えることを緩和することが可能となる。
本実施形態では、算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨の表示が運転者に報知されるので、運転姿勢が、いきなり推奨運転姿勢に自動設定されてしまうことはない。したがって、運転者が不快感を覚えることを緩和することが可能となる。
また、本実施形態では、無線通信を介して運転者が携帯している記憶装置7Aから体型情報を読み取るので、その車に初めて乗車する運転者や様々な体型の運転者に対して容易に対応することが可能となる。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、姿勢調整装置3が特許請求の範囲に記載された姿勢調整手段に相当し、位置検出装置5が特許請求の範囲に記載された状態検出手段に相当し、記憶部4Bが特許請求の範囲に記載された記憶手段に相当し、S5が特許請求の範囲に記載された決定手段に相当する。
本実施形態では、姿勢調整装置3が特許請求の範囲に記載された姿勢調整手段に相当し、位置検出装置5が特許請求の範囲に記載された状態検出手段に相当し、記憶部4Bが特許請求の範囲に記載された記憶手段に相当し、S5が特許請求の範囲に記載された決定手段に相当する。
また、S11が特許請求の範囲に記載された相違判定手段に相当し、S13が特許請求の範囲に記載された報知手段に相当し、体型情報読取装置7が特許請求の範囲に記載された体型読取手段に相当する。
(第2実施形態)
第1実施形態では、算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には、その旨の表示がされるのみであったが、本実施形態は、その旨の表示に加えて、具体的な差分量を表示するとともに、運転者からの指示があったときには、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整装置3を作動させるものである。
第1実施形態では、算出された推奨運転姿勢と現在の運転姿勢と相違していると判定された場合には、その旨の表示がされるのみであったが、本実施形態は、その旨の表示に加えて、具体的な差分量を表示するとともに、運転者からの指示があったときには、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整装置3を作動させるものである。
1.ドライビングポジション推奨システムの作動(図4及び図5参照)
図4は、本実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャートであり、第1実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャート(図2)と同一の制御ステップには、図2と同一の符号を付している。
図4は、本実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャートであり、第1実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の制御を示すフローチャート(図2)と同一の制御ステップには、図2と同一の符号を付している。
以下、本実施形態に係るドライビングポジション推奨システム1の制御を、第1実施形態(図2)との相違点のみ説明する。
すなわち、推奨運転姿勢と現在の運転姿勢とが相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨及び具体的な差分量(図5参照)が報知装置6を介して運転者に報知された後(S13)、図4に示すように、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整装置3を作動させることをドライビングポジション推奨システムに指示する自動再設定ボタン6A(図5参照)が選択されたか否かが判定される(S15)。
すなわち、推奨運転姿勢と現在の運転姿勢とが相違していると判定された場合には(S11:YES)、その旨及び具体的な差分量(図5参照)が報知装置6を介して運転者に報知された後(S13)、図4に示すように、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整装置3を作動させることをドライビングポジション推奨システムに指示する自動再設定ボタン6A(図5参照)が選択されたか否かが判定される(S15)。
そして、自動再設定ボタン6Aが選択されていないと判定された場合には(S15:NO)、再び、S1が実行され、一方、自動再設定ボタン6Aが選択されたと判定された場合には(S15:YES)、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように姿勢調整装置3が作動した後(S17)、再び、S1が実行される。
なお、本実施形態では、S17が特許請求の範囲に記載された自動設定手段に相当する。
2.本実施形態に係るドライビングポジション推奨システムの特徴
本実施形態では、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が報知されるので、運転者は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を知ることができる。
2.本実施形態に係るドライビングポジション推奨システムの特徴
本実施形態では、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が報知されるので、運転者は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を知ることができる。
また、本実施形態では、運転者からの指示があったときに、初めて姿勢調整装置3が作動するので、運転者が不快感を覚えることを確実に緩和することが可能となる。
また、運転姿勢が推奨運転姿勢と相違していることを運転者に認知させつつ、運転者に運転姿勢を推奨運転姿勢とすべきことを促すことができるので、運転時の安全性を高めることができる。
また、運転姿勢が推奨運転姿勢と相違していることを運転者に認知させつつ、運転者に運転姿勢を推奨運転姿勢とすべきことを促すことができるので、運転時の安全性を高めることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、運転者が携帯している記憶装置7Aから無線通信を介して体型情報を読み取ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば記憶部4Bに予め体型情報を記憶させ、この記憶部4Bに記憶されている体型情報を読み取る、又はカメラにて運転者を撮影し、画像解析処理を行うことにより体型情報を読み取る等してもよい。
上述の実施形態では、運転者が携帯している記憶装置7Aから無線通信を介して体型情報を読み取ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば記憶部4Bに予め体型情報を記憶させ、この記憶部4Bに記憶されている体型情報を読み取る、又はカメラにて運転者を撮影し、画像解析処理を行うことにより体型情報を読み取る等してもよい。
また、上述の実施形態では、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢と画像にて報知したが、本発明はこれに限定されるものではなく、音声にて報知してもよい。
また、上述の実施形態では、姿勢調整装置3の状態を位置検出装置5にて検出したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラにて運転者を撮影し、画像解析処理を行うことにより姿勢調整装置3の状態、つまり現在の運転姿勢を検出してもよい。
また、上述の実施形態では、姿勢調整装置3の状態を位置検出装置5にて検出したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラにて運転者を撮影し、画像解析処理を行うことにより姿勢調整装置3の状態、つまり現在の運転姿勢を検出してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…ドライビングポジション推奨システム、2…シート、3…姿勢調整装置、
4…電子制御装置、5…位置検出装置、6…報知装置、7…体型情報読取装置、
7A…記憶装置。
4…電子制御装置、5…位置検出装置、6…報知装置、7…体型情報読取装置、
7A…記憶装置。
Claims (7)
- 車両を運転操作する運転者の運転姿勢を保持するとともに、その運転姿勢を変更するための姿勢調整手段を備える車両に適用されるドライビングポジション推奨システムであって、
前記姿勢調整手段の状態を検出する状態検出手段と、
運転者の体型情報を読み取る体型読取手段と、
推奨運転姿勢を決定するためのパラメータが記憶された記憶手段と、
前記体型読取手段によって読み取られた前記体型情報及び前記記憶手段に記憶されているパラメータに基づいて、前記推奨運転姿勢を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された推奨運転姿勢と、前記状態検出手段の検出値に基づいて推定される現在の運転姿勢とが相違しているか否かを判定する相違判定手段と、
前記相違判定手段により現在の運転姿勢と推奨運転姿勢とが相違していると判定された場合に、その旨を運転者に報知する報知手段と
を備えることを特徴とするドライビングポジション推奨システム。 - 前記報知手段は、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分を報知することを特徴とする請求項1に記載のドライビングポジション推奨システム。
- 前記状態検出手段は、少なくとも運転者用のシート及び操舵用ハンドルの状態を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のドライビングポジション推奨システム。
- 前記状態検出手段は、少なくともサイドミラー及びルームミラーの状態を検出することを特徴とする請求項3に記載のドライビングポジション推奨システム。
- 前記記憶手段は、少なくとも、運転者が操作するペダルの位置及び可動範囲、操舵用ハンドルの位置及び調整可能範囲、運転者用のシートの位置及び調整可能範囲、及び天井の位置を前記パラメータとして記憶していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のドライビングポジション推奨システム。
- 前記体型読取手段は、無線通信を介して運転者が携帯している記憶装置から前記体型情報を読み取ることを特徴とするドライビングポジション推奨システム。
- 運転者からの指示があったときに、現在の運転姿勢と推奨運転姿勢との差分が縮小するように前記姿勢調整手段を作動させる自動設定手段を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のドライビングポジション推奨システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008165814A JP2010006163A (ja) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | ドライビングポジション推奨システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008165814A JP2010006163A (ja) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | ドライビングポジション推奨システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010006163A true JP2010006163A (ja) | 2010-01-14 |
Family
ID=41587152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008165814A Pending JP2010006163A (ja) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | ドライビングポジション推奨システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010006163A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013184623A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Denso Corp | 制御装置 |
JP2013193667A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シート装置 |
JP2013538755A (ja) * | 2010-10-07 | 2013-10-17 | フォルシア・オートモーティブ・シーティング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 座席構造および環境構成を向上させるために乗員の身体についての詳細を取得、解析、および使用するシステム、方法、および構成要素 |
JP2014533633A (ja) * | 2011-11-23 | 2014-12-15 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 座席位置を調整するための装置及び方法 |
JP2016078530A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 自動運転システム |
WO2017010115A1 (ja) * | 2015-07-16 | 2017-01-19 | 株式会社タチエス | 座席の位置判定装置 |
JP2017137034A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | 自動運転制御装置 |
US9983781B2 (en) | 2013-10-31 | 2018-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Seat state correction system, seat state correction method, and seat state correction program |
JP2018193063A (ja) * | 2018-08-31 | 2018-12-06 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 自動運転システム |
JP2021107221A (ja) * | 2020-05-13 | 2021-07-29 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッドBeijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd. | 自動車用シートの調整方法、装置、機器及び記憶媒体 |
CN114701457A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-07-05 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种适配自适应巡航和定速巡航的踏板响应系统及方法 |
WO2024009829A1 (ja) * | 2022-07-05 | 2024-01-11 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および車両制御システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101544A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用シ−トの調整装置 |
JPS62184950A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-13 | Toshiba Corp | 運転者用アジヤスト装置 |
JP2006027439A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体内設備制御装置、移動体、個体情報記憶装置、移動体内設備制御方法及び移動体内設備制御システム |
JP2006096220A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Mazda Motor Corp | シート装置を搭載した車両 |
JP2006130970A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Mazda Motor Corp | シート装置を搭載した車両 |
JP2009082611A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Mazda Motor Corp | 運転姿勢調整装置 |
-
2008
- 2008-06-25 JP JP2008165814A patent/JP2010006163A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101544A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両用シ−トの調整装置 |
JPS62184950A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-13 | Toshiba Corp | 運転者用アジヤスト装置 |
JP2006027439A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体内設備制御装置、移動体、個体情報記憶装置、移動体内設備制御方法及び移動体内設備制御システム |
JP2006096220A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Mazda Motor Corp | シート装置を搭載した車両 |
JP2006130970A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Mazda Motor Corp | シート装置を搭載した車両 |
JP2009082611A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Mazda Motor Corp | 運転姿勢調整装置 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013538755A (ja) * | 2010-10-07 | 2013-10-17 | フォルシア・オートモーティブ・シーティング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 座席構造および環境構成を向上させるために乗員の身体についての詳細を取得、解析、および使用するシステム、方法、および構成要素 |
US9428082B2 (en) | 2010-10-07 | 2016-08-30 | Faurecia Automotive Seating, Llc | System, methodologies, and components acquiring, analyzing, and using occupant body specifications for improved seating structures and environment configuration |
US9688163B2 (en) | 2010-10-07 | 2017-06-27 | Faurecia Automotive Seating, Llc | System, methodologies, and components acquiring, analyzing, and using occupant body specifications for improved seating structures and environment configuration |
US9889770B2 (en) | 2010-10-07 | 2018-02-13 | Faurecia Automotive Seating, Llc | System, methodologies, and components acquiring, analyzing, and using occupant body specifications for improved seating structures and environment configuration |
JP2014533633A (ja) * | 2011-11-23 | 2014-12-15 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 座席位置を調整するための装置及び方法 |
JP2013184623A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Denso Corp | 制御装置 |
JP2013193667A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用シート装置 |
US9983781B2 (en) | 2013-10-31 | 2018-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Seat state correction system, seat state correction method, and seat state correction program |
JP2016078530A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 自動運転システム |
WO2017010115A1 (ja) * | 2015-07-16 | 2017-01-19 | 株式会社タチエス | 座席の位置判定装置 |
JP2017137034A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | 自動運転制御装置 |
JP2018193063A (ja) * | 2018-08-31 | 2018-12-06 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 自動運転システム |
JP2021107221A (ja) * | 2020-05-13 | 2021-07-29 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッドBeijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd. | 自動車用シートの調整方法、装置、機器及び記憶媒体 |
JP7309775B2 (ja) | 2020-05-13 | 2023-07-18 | 阿波▲羅▼智▲聯▼(北京)科技有限公司 | 自動車用シートの調整方法、装置、機器及び記憶媒体 |
CN114701457A (zh) * | 2022-04-28 | 2022-07-05 | 东风汽车集团股份有限公司 | 一种适配自适应巡航和定速巡航的踏板响应系统及方法 |
WO2024009829A1 (ja) * | 2022-07-05 | 2024-01-11 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および車両制御システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010006163A (ja) | ドライビングポジション推奨システム | |
US10800291B2 (en) | Adjustment device for automatic seat position change in a vehicle | |
CN110072731B (zh) | 车辆座椅 | |
JP4891306B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP4893204B2 (ja) | 車両用ミラー位置調整装置 | |
JP5692049B2 (ja) | ステアリング位置制御システム | |
JP6629608B2 (ja) | 車両用シート制御装置 | |
US7437228B2 (en) | Automatic adjusting apparatus for adjustable equipments | |
JP2007152997A (ja) | 座席位置自動調整装置 | |
WO2018179513A1 (ja) | 車両制御システム | |
JP4244826B2 (ja) | 車両機器の制御装置およびセンタ | |
JP2005262927A (ja) | シートベルト装置 | |
JP2019156247A (ja) | シート装置 | |
JP2022069594A (ja) | 車両制御システム | |
WO2019124172A1 (ja) | 車両シート制御装置 | |
JP2006015872A (ja) | ドライビングポジションおよび視界調整システム | |
JP2004099037A (ja) | 車両内の乗員の着座位置を識別する装置 | |
JP2016168933A (ja) | 車両の居眠り防止装置 | |
JP2015212106A (ja) | シート制御装置 | |
JP2008001150A (ja) | ミラー角度調整装置 | |
JP2022105596A (ja) | 乗員保護システム | |
JP6601160B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2005280373A (ja) | 車両のシート装置 | |
JP2006096206A (ja) | 運転姿勢調整装置および運転姿勢調整方法 | |
JP6933824B2 (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121211 |