JPH11252644A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH11252644A
JPH11252644A JP10051780A JP5178098A JPH11252644A JP H11252644 A JPH11252644 A JP H11252644A JP 10051780 A JP10051780 A JP 10051780A JP 5178098 A JP5178098 A JP 5178098A JP H11252644 A JPH11252644 A JP H11252644A
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JP
Japan
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priority
call
calling
incoming call
transmission
Prior art date
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Application number
JP10051780A
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English (en)
Inventor
Noriko Irie
典子 入江
Koji Suzuki
幸治 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、発信者が発信内容の緊急の度合いを
示す優先度を選択し着側に通知し、着側は優先度に応じ
て着信呼出の方法を変えることにより、着信者の状況に
応じた応答方法を着信者自身が選択することができる。 【解決手段】携帯電話装置において、選択された優先度
を付加して送信する優先度付加手段と、受信信号から優
先度を検出する優先度検出手段と、複数の着信呼出方法
を切り替えて呼出を行う着信呼出切り替え手段を備え、
発信者は発信内容の優先度を着信者を知らせることがで
き、優先度に応じた応答方法を着信者が選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置やコ
ードレス電話装置などの携帯型の移動無線通信装置に関
する。
【従来の技術】従来の携帯電話装置の構成と処理を図2
を用いて説明する。図2は従来例における携帯電話装置
の構成図である。図2において、1は携帯電話装置、2
は分波器、3はアンテナ、4は送信回路、5はディジタ
ル変調回路、6はチャネルコーデック回路、7は音声符
号回路、9はマイク、10は制御回路、12は記憶回
路、13は入力器、14は表示器、15はリンガ、24
は受信回路、25はディジタル復調回路、26はチャネ
ルコーデック回路、27は音声復号回路、29はスピー
カである。図2で示すように、携帯電話装置1におい
て、基地局(図示せず)から送られた無線通信信号は、
アンテナ3を介して分波器を経て、無線受信回路24に
入力される。ここで中間周波信号に変換される。そし
て、この受信中間周波信号はディジタル復調回路25に
よりディジタル復調され、ディジタル復調された受信信
号は、チャネルコーデック回路26で復号化される。こ
こで、チャネルコーデック回路26で復号化され出力さ
れる信号には、ディジタル通話信号とディジタル制御信
号とがあり、このうちディジタル制御信号は制御回路1
0に供給され識別される。一方、ディジタル通話信号は
音声復号回路27で復号化処理されてアナログ通話信号
に戻された後、スピーカ29から出力される。これに対
し、送話音声は、マイク9で送話信号に変換された後、
音声符号回路7で符号化によりディジタル送話信号に変
換される。このディジタル送話信号は制御回路10で生
成されるディジタル制御信号と共にチャネルコーデック
回路6で符号化された後に、ディジタル変調回路5に入
力され直交変調信号に変調される。変調信号は、無線送
信回路4で所定の無線チャネルの高周波信号に変換され
た後に分波器を経て、アンテナ3から基地局に送信され
る。ところで、上記の制御回路10はマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、各部の制御を行う
機能に加えて、通信制御のためのレイヤ3における制御
メッセージ(ディジタル制御信号)の生成、分解を行
い、通信規約(プロトコル)に従った処理を行う手段も
有している。また、通信相手への応答音声メッセージの
生成、その応答音声メッセージのメモリへの記憶、およ
び、その応答音声メッセージを通信相手に送出する手
段、さらに、通信相手からの音声を記憶する(いわゆる
音声メモ)手段など音声系を制御する手段も有してい
る。さて、携帯電話装置の普及が進み、電話する相手
(着信者)がどのような場所でどのような状況にあるの
かがわからないまま、発信者は電話をかけることが多
い。現在の携帯電話装置では、着信があるとその端末の
使用者は、電話にでなければならないわけであるが、必
ずしも直ちに電話にでられるというわけではない。特
に、使用者が車両などを運転中であるような場合または
会議中であるような場合は、直ちに電話にでることはで
きない。また何かの作業中であるような場合は緊急の電
話以外は直ちに電話にでたくない場合もある。しかし、
呼び出し中の電話が急を要するものであるか、そうでな
いものかは着信者はわからない。そのため、着信者が何
かの作業中などで、電話にでにくいときやあまり電話に
でたくない場合に、着信前にあらかじめ電話の電源を切
っておいて急を要する内容の電話にでることができない
場合や、逆に電話の電源を切らずにおいて、緊急ではな
くて作業後にでもすむような内容の電話に無理をしてで
なくてはいけない場合がある。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に着目してなされたもので、その目的とするところは、
発信時に、発信者が発信内容の緊急の度合いを示す優先
度を選択し、着信者に知らせることにより、着信者は状
況に応じて直ちに電話に出るか、出ないか、保留にして
おくか、録音状態にするかなどを着信者自身が選択する
ことができる携帯電話装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明において、携帯電話装置は、発信者により選
択された発信内容の優先度を制御メッセージに付加して
送信する優先度付加手段を備える。また、数段階の優先
度のそれぞれに対応づけされた着信呼出方法を記憶する
記憶回路と、複数の着信呼出方法を切り替えて呼出を行
う着信呼出切り替え手段と、発信側からの制御メッセー
ジに含まれる発信内容の優先度を検出する優先度検出手
段を備え、着信時に発信内容の優先度に対応した呼出方
法で着信呼出を行うことができるようにしたものであ
る。さらに、着信時に、優先度検出手段で検出した発信
内容の優先度を表示する表示器を備え、着信者に発信者
が設定した発信内容の優先度を知らせることができるよ
うにしたものである。
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一実
施例について説明する。図1は本発明の実施例における
携帯電話装置の構成図である。図1において、1は携帯
電話装置、2は分波器、3はアンテナ、4は送信回路、
5はディジタル変調回路、6はチャネルコーデック回
路、7は音声符号回路、9はマイク、10は制御回路、
12は記憶回路、13は入力器、14は表示器、15は
リンガ、24は受信回路、25はディジタル復調回路、
26はチャネルコーデック回路、27は音声復号回路、
29はスピーカ、61は優先度選択スイッチ、62は優
先度付加手段、63は優先度検出手段、64は着信呼出
切り替え手段である。例では発信者、受信者とも携帯電
話装置を使用する場合とする。本発明の第1の実施例に
おける発信者側の処理を図1および図3を用いて説明す
る。図3は本発明の第1の実施例における発信処理手順
を示すフローチャートである。まず、携帯電話の使用者
が優先度選択スイッチ61を用いて、数段階の優先度種
別の中から、発信内容の優先度を選択、設定し、入力器
13を用いて相手番号をダイヤルするなどして発信の要
求をだす。発信内容の優先度はあらかじめ定められた数
段階に設定可能である。例えば高、中、低の3段階など
である。優先度設定方法は例えば優先度選択スイッチ6
1を独立した機能として設けそれを切り替えて設定する
方法のほかに、キーパッドを用いた入力器13の個々の
キーに優先度の種別を割り当て、対応するキーを押して
設定する方法など入力器13を併用してもよい。なお、
ダイヤルと発信内容の優先度の設定は順序が前後しても
よい。発信の要求があった場合の携帯電話装置1の処理
を説明する。まず、優先度付加手段62では、優先度選
択スイッチ61によって発信内容の優先度が設定されて
いるかどうかを判別する(ステップ101)。ところ
で、制御回路10は、マイクロコンピュータを主制御部
として備えたもので、各部の制御を行う機能に加えて、
通信制御のためのレイヤ3メッセージ(ディジタル制御
信号)を送信時は生成し、受信時には分解し、通信規約
(プロトコル)に従った処理を行う手段も有している。
その制御回路10で、発信時は最初に呼設定のためのデ
ィジタル制御信号いわゆる呼設定メッセージを生成する
処理を行う。そのとき優先度選択スイッチ61で発信内
容の優先度が設定されている場合は、通常の処理に加え
て、優先度付加手段62で、発信内容の優先度をコード
化したもの(以下、優先度情報と呼ぶ)を付加して呼設
定メッセージを生成し、その後、相手番号に発信する。
(ステップ102、ステップ103)。一方、優先度選
択スイッチ61で発信内容の優先度が設定されていない
場合は、通常の処理のみを行い、相手番号に発信する
(ステップ103)。その後基地局、携帯電話装置の間
で呼設定のための制御信号のやりとりを行う(ステップ
104)。例としてPHS(Personal Handyphone S
ystem)での網(基地局)とユーザの発信および着信の
制御シーケンスの一例を図5に示す。発信時の制御シー
ケンスによる制御順序を説明する。発ユーザ(発信者)
が呼設定メッセージを網(基地局)に送信することによ
って呼設定を開始する。次に呼設定メッセージを網が受
信して呼の受付が正当であることが確認されたとき、網
は呼を処理していることを表示するために呼設定受付メ
ッセージを発ユーザに送信する。次に認証要求および認
証応答のメッセージにより所定の認証処理を行った結果
がOKの場合、呼接続を継続する。次に着ユーザの呼出
が開始されたことの表示を網が受信した場合、網は呼出
メッセージを、発ユーザに送信する。さらに着ユーザ
(着信者)に呼が受け付けられたことの表示を受信する
と応答メッセージを発ユーザに送信し、発ユーザは通話
中の状態に遷移する。次に、着信時の制御シーケンスに
よる制御順序を説明する。網は着呼メッセージを着ユー
ザに送信することによって呼の着信を示す。着ユーザは
それによりリンクチャネルを確立する。確立後、着ユー
ザは着呼応答メッセージを網に送信する。網は呼設定メ
ッセージを送信し、それを受けて着ユーザは呼設定受付
メッセージにより応答する。次に所定の認証処理を行
い、認証結果がOKであったら、呼接続を継続する。次
に着ユーザは呼出メッセージを送出し、着ユーザがオフ
フックした場合、網に対して応答メッセージを送信する
ことにより着呼の受付を通知する。応答メッセージを受
信した網は応答確認メッセージを着ユーザに送信し回線
交換接続の完了を通知する。それを受信後、着ユーザは
通話中の状態に遷移する。図5のような呼設定のための
制御信号のやりとりを行った後、通話状態に入り、通話
処理を行う(ステップ111)。その後、使用者などか
ら終話要求が出されると(ステップ112)、回線切断
処理を行う(ステップ113)。なお無線送信手段は、
従来例と同じく、送話音声は、送話器9で送話信号に変
換された後、音声符号回路7で符号化によりディジタル
送話信号に変換される。このディジタル送話信号は制御
回路10で生成されるディジタル制御信号と共にチャネ
ルコーデック回路6で符号化された後に、ディジタル変
復調回路5に入力され直交変調信号に変調される。変調
信号は、無線送受信回路4で所定の無線チャネルの高周
波信号に変換された後に分波器2を経て、アンテナ3か
ら基地局に送信される。上記の処理を繰り返し送信フレ
ームごとに行う。さて、次に、第1の実施例における着
信者側の処理を図1および図4を用いて説明する。図4
は本発明の第1の実施例における着信処理手順を示すフ
ローチャートである。第1の実施例では、携帯電話の使
用者はあらかじめ、数段階の優先度種別とそれぞれの優
先度で受信した場合の呼出方法を対応づけて設定してお
き、それは記憶回路12で記憶される。さて受信時にお
ける無線受信手順は、図1で示すように、携帯電話装置
1において、基地局(図示せず)から送られた無線通信
信号は、アンテナ3を介して分波器2を経て、無線受信
回路24に入力される。ここで中間周波信号に変換され
る。そして、この受信中間周波信号はディジタル復調回
路25によりディジタル復調され、ディジタル復調され
た受信信号は、チャネルコーデック回路26で復号化さ
れる。ここで、チャネルコーデック回路26で復号化さ
れ出力される信号には、ディジタル通話信号とディジタ
ル制御信号とがあり、このうちディジタル制御信号は制
御回路10に供給される。通信フレームが受信されるご
とに上記の処理を繰り返し行い、受信信号の処理を行
う。さて、着信から終話までの処理の流れを図4を用い
て順番に説明する。受信信号がチャネルコーデック回路
26に入力され、得られた制御信号が、着信があること
を知らせる制御メッセージ、いわゆる呼設定メッセージ
であると識別されたとき、優先度検出手段63では、呼
設定メッセージに含まれる優先度情報があるかないかを
判別する(ステップ201)。優先度情報がないと判別
された場合は通常の呼出処理を行い、リンガで着信音を
ならす(ステップ202)。そして、着信者が応答する
と通話状態に入り、通話処理を行う(ステップ21
1)。その後、使用者などから終話要求が出されると
(ステップ212)、回線切断処理を行う(ステップ2
13)。一方、優先度検出手段63で優先度情報がある
と判別された場合は、制御メッセージから優先度情報を
取り出し、発信内容の優先度の種別を判別する(ステッ
プ203)。そしてその判別した発信内容の優先度に対
応したあらかじめ設定された呼出方法を記憶回路から読
み出し、着信呼出方法切り替え手段64で、呼出方法を
切り替えて呼び出しを行う。発信内容の優先度が高い場
合は呼出方法1による呼出を行い、発信内容の優先度が
中の場合は呼出方法2による呼出を行い、発信内容の優
先度が低い場合は呼出方法3による呼出を行う。そし
て、応答すると通話状態に入り、通話処理を行う(ステ
ップ211)。その後、使用者などから終話要求が出さ
れると(ステップ212)、回線切断処理を行う(ステ
ップ213)。ここで、具体的な優先度に応じた着信呼
出方法の例を説明する。発信内容の優先度を判別する処
理までは、上記と同じ処理である。(ステップ201か
らステップ204)ところで、上記の制御回路10は、
各部の制御や通信制御処理に加えて、通信相手への応答
音声メッセージの生成、その応答音声メッセージのメモ
リへの記憶、および、その応答音声メッセージを通信相
手に送出する手段、また逆に通信相手の音声を記憶する
(いわゆる音声メモ)手段など音声系を制御する手段も
有している。優先度検出手段63で優先度情報があると
判別された場合は、制御メッセージから優先度情報を取
り出し、発信内容の優先度の種別を判別する(ステップ
203)。そしてその判別した発信内容の優先度に対応
したあらかじめ設定された呼出方法を記憶回路から読み
出し、着信呼出方法切り替え手段64で、その呼出方法
に切り替えて呼び出しを行う。呼出方法の切り替えと
は、着信音の音量を変えることや、着信音のメロディー
を変えることや、着信音をならさないことや、振動によ
り着信を知らせるバイブレータによる呼出や、LEDな
どの点滅による呼出や、また自動オフフックして応答メ
ッセージを自動送出する応答や、自動応答して発信者の
音声を規定の時間だけ録音し自動で通話を終了する応答
などで、これらの中の一つまたは複数の組み合わせであ
る。例えば優先度が高、中、低の3段階の場合、その判
別した発信内容の優先度が高の場合は、着信音を通常よ
り大きくしたり通常と違う音やメロディーの着信音にす
るなどの方法で呼び出しを行う。また、発信内容の優先
度が中と判別した場合は通常の呼出方法で呼び出す。発
信内容の優先度が低いと判別し場合は着信音を鳴らさ
ず、電話にでれない旨をあらかじめ記憶している音声メ
ッセージで流し、音声メモとしてメモリに相手のメッセ
ージを記録する。以上のように着信者はあらかじめ発信
内容の優先度に対応した呼出方法を設定しておき、優先
度に応じた着信呼出を行うことができる。第1の実施例
によると、発信者は簡単に発信内容の優先度が設定する
ことができ、着信者に電話の内容の優先度を知らせるこ
とができるという効果がある。また着信者は呼出方法に
より発信内容の優先度が判別でき、着信時にあわてるこ
となく、あらかじめ設定した呼出方法で優先度に応じた
対応することができるという効果がある。次に、第2の
実施例について図を用いて説明する。第2の実施例で
は、あらかじめ呼び出し方法を設定し優先度に応じて呼
出方法を切り替えるのではなく、着信時に優先度を表示
器を用いて表示し着信者に知らせる方法である。発信者
の処理は第1の実施例と同じである。着信から終話まで
の処理の流れを図6を用いて順番に説明する。図6は本
発明の第2の実施例における着信処理手順を示すフロー
チャートである。受信信号がチャネルコーデック回路2
6に入力され、得られた制御信号が、着信があることを
知らせる制御メッセージ、いわゆる呼設定メッセージで
あると識別されたとき、優先度検出手段63では、呼設
定メッセージに含まれる優先度情報があるかないかを判
別する(ステップ301)。優先度情報がないと判別さ
れた場合は通常の呼出処理を行い、リンガで着信音をな
らす(ステップ304)。そして、応答すると通話状態
に入り、通話処理を行う(ステップ311)。その後、
使用者などから終話要求が出されると(ステップ31
2)、回線切断処理を行う(ステップ313)。一方、
優先度検出手段63で優先度情報があると判別された場
合は、制御メッセージから優先度情報を取り出し、優先
度の種別を判別する(ステップ303)。そして表示器
14では、優先度検出手段63で判別した優先度に応じ
た表示を行う。例えば優先度が高、中、低の3段階の場
合は、優先度検出手段63で検出した発信内容の優先度
情報が高を示すものであったときは、「優先度:高」、
優先度情報が中を示すものであったときは「優先度:
中」、優先度情報が低を示すものであったときは「優先
度:低」、と表示器14で表示する。そうすることによ
り、使用者は表示器14の表示をみて発信内容の優先度
を知ることができ、使用者の状況に応じて、すぐ応答す
るか保留にするか留守番電話にするかなどを着信時に選
択し、着信呼出方法切り替え手段64で、選択した呼出
方法に切り替えて呼び出しを行う。そして、応答すると
通話状態に入り、通話処理を行う(ステップ311)。
その後、使用者などから終話要求が出されると(ステッ
プ312)、回線切断処理を行う(ステップ313)。
第2の実施例によると、着信者は発信者から送られてき
た発信内容の優先度を視覚的に知ることにより、使用者
の状況にあわせて、優先度に応じた応答方法を使用者が
着信時に選択できるという効果がある。さて、上記第1
および第2の実施例における具体的なメッセージ挿入方
法の一例を示す。ISDN(Integrated S
ervices Digital Network)に
おけるサブアドレスを使用できるディジタル電話装置に
は、呼設定メッセージにサブアドレスフィールドが定義
されている。ISDNには複数の端末がバス接続するこ
とができるので、発信時に相手を特定するサブアドレス
情報をサブアドレスフィールドに挿入することにより端
末の識別を行っている。着信側では送られてきたメッセ
ージからサブアドレスを検出し、そのサブアドレスが端
末自身のサブアドレス番号と一致しているかどうかでそ
の端末に着呼したかどうかを判別するようになってい
る。そのサブアドレスフィールドが使用されない場合
に、このサブアドレスフィールドに発信内容の優先度を
コード化しコード化した優先度情報を付加して送信する
という方法を用いる。なお、この際通常のサブアドレス
と区別するため、通常サブアドレスとして使用されない
キャラクターコードでコード化する必要がある。
【発明の効果】発信時に、発信者が電話内容が緊急であ
るかそうでないかというような発信内容の優先度を選択
し、着信者に知らせることができるという効果がある。
さらに、着信者は送信されてきた発信内容の優先度に応
じて呼出方法を切り替えることができるという効果があ
る。また、発信内容の優先度を表示することにより、着
信者自身が状況に応じて直ちに電話に出るか、出ない
か、保留にしておくか、録音状態にするかなどを着信者
自身が選択することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における携帯電話装置の構成
図。
【図2】従来例における携帯電話装置の構成図。
【図3】本発明の第1の実施例における発信処理手順を
示すフローチャート。
【図4】本発明の第1の実施例における着信処理手順を
示すフローチャート。
【図5】発信および着信の制御シーケンスの説明図。
【図6】本発明の第2の実施例における着信処理手順を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…携帯電話装置、2…分波器、 3…アン
テナ、4…送信回路、 5…ディジタル変調回路、6
…チャネルコーデック回路、7…音声符号回路、9…マ
イク、 10…制御回路、12…記憶回路、
13…入力器、 14…表示器、15…リン
ガ、 24…受信回路、 25…ディジタル復
調回路、26…チャネルコーデック回路、
27…音声復号回路、29…スピーカ、 61…優先度
選択スイッチ、62…優先度付加手段、
63…優先度検出手段、64…着信呼出切り替え
手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信者が発信内容の優先度を選択する優先
    度選択スイッチと、前記優先度選択スイッチで選択され
    た発信内容の優先度を制御メッセージに付加する優先度
    付加手段を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】複数の優先度と複数の呼出方法を対応させ
    て記憶しておく記憶回路と、受信した制御メッセージに
    含まれる発信内容の優先度を検出する優先度検出手段
    と、複数の着信呼出方法から1つまたは複数の着信呼出
    方法を切り替えて着信呼出を行う着信呼出切り替え手段
    を備え、着信時に、前記優先度検出手段で発信者から送
    られてきた制御メッセージに含まれる発信内容の優先度
    を検出し、前記着信呼出切り替え手段で前記記憶回路に
    記憶されている前記優先度検出手段で検出した発信内容
    の優先度に対応した着信呼出方法に切り替えて着信呼出
    を行うことを特徴とする携帯電話装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の携帯電話装置は、発信者か
    ら送られてきた制御メッセージに含まれる発信内容の優
    先度を表示する表示器を備え、着信時に、前記優先度検
    出手段は発信者から送られてきた制御メッセージに含ま
    れる発信内容の優先度を検出し、前記表示器で前記優先
    度検出手段で検出した発信内容の優先度を表示すること
    を特徴とする携帯電話装置。
JP10051780A 1998-03-04 1998-03-04 携帯電話装置 Pending JPH11252644A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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