JP2005197915A - 通話機器および通話機器の呼出方法 - Google Patents

通話機器および通話機器の呼出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受信側通話機器で通話接続応答要求を受信した後、受信者が応答動作を行うまでの発信側の応答待ち時間を有効利用する方法を提供する。
【解決手段】発信側通話機器10では、予め定めた呼掛けモードを適用するか否かの指示を受付けたときに(S200)、当該モードを適用することを示すモード情報を通話接続要求に付加して送信する。受信側通話機器20では、モード情報が通話接続要求に付加されていることを検出したときに(S201)、通話接続応答を送信し、発信側から送信された音声情報を出力する(S202)。
【選択図】図3

Description

本発明は、固定電話、携帯電話等の通話機器を用いた通話システムにおいて、発信者が受信者の呼出方法を指定するための技術に関する。
従来、発信者が使用する通話機器から、受信者が使用する通話機器に対して通話接続要求を行う場合、発信側の通話機器が受信側の電話番号を送信し、受信側の電話番号を受信した回線交換網が、発信側通話機器と受信側通話機器との回線交換を行い、通話接続要求信号を受信側通話機器に送信する。通話接続要求信号を受信した受信側通話機器は、予め指定されている着信音の出力、もしくは、振動等の動作によって受信者の応答動作を促す。
ところで近年では、通話機器から出力される発信者番号、もしくは、予め発信者番号毎に割り当てた着信音等によって通話接続要求信号を受信した通話機器を使用する受信者に、発信者を特定させるサービスが開始されている。また、発信者が予め発信側通話機器で指定した着信音を、受信者の通話機器に指定させるサービスも開示されている。これらのサービスに関連する技術として特許文献1、2がある。
特許文献1に記載の技術では、発信側携帯電話機が、発着信管理センタの加入者端末着信メロディ管理テーブルに登録されている着信先の着信メロディ情報を選択指示して着信側携帯電話機に発信する。そして、着信側携帯電話機が、受信した発呼情報から着信メロディ情報を抽出し、指示された着信メロディにより呼出を行う。この着信メロディは、予め発着信管理センタより着信携帯電話機にダウンロードされている。
また、特許文献2に記載の技術では、着信側の第2端末装置とデータ通信を行うことが可能な中央装置に音声情報を記録しておく。第1端末装置及び第2端末装置間で電話通信を行うべく接続を確立する場合に、発信側の第1端末装置にて音声情報を指定した指定情報を含む呼出信号を第2端末装置へ送信する。第2端末装置では、受信した呼出信号に含まれている指定情報を検出したときに、設定している着信音を出力せずに指定情報にて指定された音声情報を中央装置から受信し、受信した音声情報を着信音として出力する。
特開2002−135420号公報
特開2002−290558号公報
上記特許文献1、2は、着信音を発信側で指示することができる。しかし、受信側通話機器で通話接続応答要求を受信した後、受信者が応答動作を行うまでの着信音出力中に、発信者は応答待ち状態となる。例えば、受信側で手が離せずなかなか応答できないときなど、発信者は応答待ちの間、要件を伝えることができず、時間の無駄となることがある。
本発明は、上記課題を解決するため、受信側通話機器で通話接続応答要求を受信した後、受信者が応答動作を行うまでの発信側の応答待ち時間を有効利用するための技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、通話接続要求の発信あるいは着信により相手装置との間に通話路を確立する通話機器であって、前記通話接続要求を発信する場合に、所定のモードを適用する旨の指示を受付るモード受付手段と、前記モード受付手段で前記所定のモードを適用する旨の指示を受付けたときに、当該モードを適用することを示すモード情報を前記発信する通話接続要求に付加する付加手段と、前記通話接続要求が着信した場合に、当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されているか否かを検出するモード検出手段と、前記着信した通話接続要求に対する着信応答を、前記モード検出手段により当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されていることが検出された場合は自動で行い、検出されなかった場合は操作者の応答操作を待って行う着信手段と、前記着信した通話接続要求に対する着信応答が自動で行われた場合に、操作者により応答操作が行われるまでの間、当該応答により確立された通話路を介して前記相手装置より送られてくる音声情報の出力を、通話用の音声出力から呼出用の音声出力に切替える出力切替手段と、を有する。
モード検出手段が、前記通話接続要求が着信した場合に、当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されていることを検出すると、着信手段は、前記着信した通話接続要求に対する着信応答を自動で行い、出力切替手段は、操作者により応答操作が行われるまでの間、当該応答により確立された通話路を介して前記相手装置より送られてくる音声情報の出力を、通話用の音声出力から呼出用の音声出力に切替える。このため、発信側でモード情報を付加すれば、受信側では自動着信を行い、操作者により応答操作が行われるまでの間、出力切替手段で相手装置より送られてくる音声情報の出力を呼出用の音声出力に切替えるので、発信側の応答待ち時間を有効利用することができる。
本発明によれば、受信側通話機器で通話接続応答要求を受信した後、受信者が応答動作を行うまでの発信側の応答待ち時間を有効利用することができる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1を参照して全体構成を説明する。図1は、本発明の実施形態の概念を示すシステム構成図である。図1において、発信側通話機器10は、発信者が使用する通話機器であり、受信側通話機器20は、受信者が使用する通話機器である。通話機器には、固定電話や携帯電話がある。回線交換網30は、発信側通話機器10と受信側通話機器20とを回線接続し、通話情報を伝達する。なお、発信側通話機器10および受信側通話機器20は、それぞれ発信専用、受信専用と機能を限定するものではなく、相互の機能を具備している。
図1において、発信側通話機器10が受信側通話機器20に対して通話接続要求を行う場合、受信側の電話番号と、呼掛けモードであることを示す、予め定めた特番とを送信する。呼掛けモードは、着信したときに、自動応答をして発信側の音声情報を受信側通話機器20で出力することで、発信側が受信側に呼掛けることが可能なモードをいう。この場合、受信側通話機器20は、着信音を出力しないで発信側の音声情報を出力するので、発信側の音声情報が応答を促すような着信音の代わりとなる。
図1において、発信側通話機器10から電話番号と特番とを受信した回線交換網30では、発信側通話機器10と受信側通話機器20との回線交換を行い、通話接続要求信号と呼掛けモードであることを示す呼掛け情報とを受信側通話機器20に送信する。通話接続要求信号を受信した受信側通話機器20では、呼掛け情報を検出すると、呼掛けモードであると判定し、通話状態として、発信側通話機器10から受信側通話機器20に対して送信された音声情報を出力する。受信者が受信側通話機器20で応答動作を行うまでの間、発信側通話機器10から一方的に音声情報を送信することで、発信側通話機器10から呼掛けて受信者の応答動作を促すことから、このモードを呼掛けモードと称するが、名称を限定するものではない。また、音声情報は、人声のほか、音楽、効果音等でもよい。また、この音声情報の出力は、受信者にとっては、着信音の代わりとなり、応答を促す呼掛けとなる。
なお、本実施の形態では、受信側通話機器20において、不在モード、マナーモードなど着信音の出力を抑止している場合、もしくは、着信拒否設定や、呼掛けモードを不可と設定している場合は、受信側通話機器20で設定している設定を優先し、呼掛けモードで着信は行わないようにできる。なお、呼掛けモード不可で着信可に設定されている場合には、通常動作、すなわち、操作者の応答操作により着信応答する。
図2は、本発明の実施形態において使用する発信側通話機器10と受信側通話機器20とのブロック図を示している。通信機器は、通話接続信号の送受信を行うためのアンテナ部101と、送受信の制御を行う送受信部102と、相手先番号や通話時間等を表示するための表示部103と、電話番号指定操作や通話応答操作等を行う操作部104と、通話接続信号の通信制御や入出力情報の変換等を行うための一般制御部105と、通話機器の動作設定情報や固定着信音のデータ等を格納するための記憶部106と、使用者の音声情報を入力するための音声入力部107と、発信側通信機器10から送信された音声情報の出力や着信音の出力等を行うための音声出力部108と、呼掛けモードの制御を行う呼掛けモード制御部109とを具備する。
本実施の形態における呼掛けモードの制御は、呼掛けモード制御部109によって実現するが、固定着信音の制御などと連携して動作することから一般制御部105に含んでも良い。
つぎに、本実施の形態における呼掛けモードを使用して発信側通話機器10―受信側通話機器20間で通話接続を行う場合のシーケンスについて図3を参照して説明する。図3は、呼掛けモードを使用して発信側通話機器10―受信側通話機器20間で通話接続を行う場合のシーケンス図を示している。
図3において、発信側通話機器10は、呼掛けモードを適用するための操作と、相手先の電話番号とを操作部104で受付ける(ステップ200)。呼掛けモードを適用するための操作は、例えば、予め定めたファンクションキーの押下や予め定めた番号(特番)のキーを押下することにより行える。発信側通話機器10は、操作部104で呼掛けモードの指定を受付けると、相手先番号と、呼掛けモードであることを示す呼掛けモード情報とを通話接続要求信号に付加して回線交換網30に送信する。
回線交換網30では、発信側通話機器10から通話接続要求信号を受信すると、相手先番号から受信側通話機器20を特定し、通話接続要求信号を送信する。受信側通話機器20では、通話接続要求信号を受信すると、呼掛けモード制御部109において呼掛けモードであるか否かを判定する(ステップ201)。呼掛けモード制御部109は、通話接続要求信号に呼掛け情報が付与されていることを検出し、呼掛けモード情報が付与されていると検出されれば呼掛けモードであるとし、呼掛けモード情報が付与されていることを検出しなければ呼掛けモードでないと判定する。呼掛けモードでない場合には通常モードで受信することができる。
呼掛けモードであると判定した場合は、受信側通話機器20の呼掛けモード制御部109は、回線交換網30を経由して発信側通話機器10に対して通話接続応答信号を送信することで着信動作を行う。これにより通話路を確立する。なお、この確立した通話路を介して呼掛けモードで着信したことを示す通知情報を送信してもよい。通知情報としては、ビープ音等の効果音を出力したり、予め録音している通話開始を知らせるメッセージを出力したりしてもよい。
また、一般制御部105は、発信側通話機器10から送信される音声情報を音声出力部108からスピーカ出力するために、音声出力部108の音量を上げる切り替え処理を行う(ステップ202)。
発信側通話機器10の送受信部102は、通話接続応答信号を受信すると、受信側通話機器20との通話を開始する(ステップ203)。発信側通話機器10は、受信側通話機器20に対して応答動作を促すための音声情報を音声入力部107で受付ける。この音声情報は、通常の話中時の音声入力と同じであり、発信者が発する音声とすることができる。例えば、応答を促すような呼掛けをすることができる。
受信側通話機器20では、発信側通話機器10から送信される音声情報を音声出力部108から出力する。受信者が、音声出力部108から出力される音声情報を聴取し、通話応答のための動作を行うと、受信側通話機器20は、操作部104で通話応答操作を受付ける(ステップ204)。
操作部104で通話応答操作を受付けると、呼掛けモード制御部109は、受信側通話機器20の音声出力部108から出力されている音声情報を通常の通話音量とするために、音量を下げる切り替え処理を行う(ステップ205)。さらに、呼掛けモード制御部109は、通話路を介して応答信号を回線交換網30に送信する。応答信号には、受信者が応答したことを示す通知情報を含めてもよい。
つぎに、発信側通話機器10の処理を説明する。図4に、発信者が使用する発信側通話機器10のフローチャート図を示す。
発信者は、受信側通話機器20を使用する受信者と呼掛けモードで通話を行う場合、相手先番号の入力を含む発信操作を行う。この場合、図4において、発信側通話機器10は、呼掛けモードを適用するための操作と、接続情報として相手先の電話番号とを操作部104で受付ける(ステップ300)。呼掛けモードを適用するための操作は、例えば、発信者番号を非通知とするために「184」を相手先番号の先頭に付与するダイヤル操作と同様に、予め定めた3桁の数値列を相手先番号の先頭に付与する操作とすることができる。この例において、呼掛けモードを適用するための操作として、3桁の数値列を上げているが、入力列は、文字数や使用文字を限定するものではなく、呼掛けモードを使用するために予め取り決めた数値列、文字列、符号列、もしくはそれらの混合文字列等を使用することができる。また、呼掛けモードを適用するための操作は、利用時に入力列を操作するような場合に限らず、呼掛けモードを設定するボタンを予め登録し、登録したボタンの押下だけで呼掛けモードを適用するようにしてもよい。
ステップ300において、操作部104が発信操作を受付けると、発信側通話機器10の一般制御部105は、入力内容の妥当性、呼掛けモード適用操作有無の判定処理を行う(ステップ301)。呼掛けモード制御部109は、呼掛けモードを適用するための操作を受付けたか否かの判定による処理分岐を行う。尚、非通知操作等の他のサービスを利用する場合の判定処理や、入力内容に不備があった場合のエラー処理等、従来から備える基本機能は一般制御部105によって制御される。
入力された接続情報に、呼掛けモードを適用するための呼掛けモード情報を含んでいる場合は、呼掛けモード制御部109は、通話接続要求信号に呼掛けモード情報を付与し(ステップ302)、それからステップ303を実行し、呼掛けモード情報を含んでいない場合は直ちにステップ303を実行する。
つぎに、一般制御部105は通話接続要求信号に相手先番号を付与する(ステップ303)。通話接続に必要な情報の入力操作に問題がない場合、発信側通話機器10の一般制御部109は、送受信部102を介して回線交換網30に対して通話接続要求信号を送信する(ステップ304)。
一般制御部109は、通話接続要求信号を送信後、回線交換網30を経由して接続先から応答信号を送受信部102に受信するまでの間、待ち状態とするループ処理を行う(ステップ305)、応答信号を送受信部102で受信した場合にはステップ306へと進む。また、受信側通話機器20が通話可能エリアにない場合等、受信側通話機器20と接続できない場合には、従来通りその旨の音声情報が発信側通話機器10の音声出力部108を介し通知される。また、呼掛けモードの適用を受信側通話機器20で許可していない場合、受信側通話機器20の操作部104で応答動作を受付けるまで応答信号は発信側通話機器10に送信されないため、ステップ305にて待ち状態となる。
発信側通話機器10の送受信部102は、応答信号受信後、受信側通話機器20から通話を許可されたか否かを一般制御部105で判定して処理を分岐する(ステップ306)。受信側通話機器20が通話を許可していない場合、例として受信側通話機器20が不在モードに設定登録している場合には、その旨の音声情報が受信側通話機器20から発信側通話機器10に通知される。
受信側通話機器20から通話許可の応答信号が送信された場合、発信側通話機器10は、音声入力部107から音声情報を受付け(ステップ307)、通話状態とする。受信側通話機器20において呼掛けモードが適用された場合には、受信者の応答動作有無に関わらず、受信側通話機器20から自動的に通話許可の応答信号が送信されるので、受信側通話機器20では通話可能でない状態がありうる。このため、受信側通話機器20の呼掛けモード制御部109では、呼掛けモードの適用時に応答信号を送信する場合、発信者側で呼掛けモード状態であることがわかるように通知を行ってもよい。このような通知があると、発信側通話機器10の呼掛けモード制御部109は、例えば、「ピー」のような効果音を出力したり、「呼掛けモードを開始します」のような音声情報を出力したり、一般制御部105に内蔵するバイブレータを動作させたりしてもよい。呼掛けモード状態の通知後、発信者の音声は、音声入力部107を介して受信側通話機器20に送信され、受信側通話機器20の音声出力部108から出力される。
また、受信者が受信側通話機器20から応答動作をした場合、受信側通話機器20は、通話路経由で応答メッセージを送信する。メッセージを送信する場合、呼掛けモード状態から通常の通話状態になったことが、発信者にわかるようなメッセージを送信する。例えば「ピーピー」のような効果音、「呼掛けモードを終了します」のような音声情報とするとよい。
つぎに、受信側通話機器の処理について説明する。図5に、受信者が使用する受信側通話機器20のフローチャート図を示す。
図5において、受信側通話機器20は、回線交換網30から通話接続要求信号を送受信部102で受信した際に処理が開始される(ステップ400)。受信側通話機器20の送受信部102が通話接続要求信号を受信すると、一般制御部105は通話を許可するか否かを判定する(ステップ401)。受信側通話機器20が通話を許可していない場合、例として、受信側通話機器20が予め不在モードに設定登録している場合や、着信拒否と登録している発信者番号である場合には、処理を終了する。また、受信側通話機器20が留守番電話機能を記憶部106に登録している場合には、従来と同様に、一般制御部105で留守番電話を制御する。
ステップ401において、通話を許可する場合は、受信した通話接続要求信号に呼掛けモードを適用するための呼掛けモード情報が含まれているか否かを呼掛けモード制御部109で判定する。呼掛けモード情報が通話接続要求信号に含まれていた場合に(呼掛け情報有)、受信側通話機器20が、呼掛けモードを許可するための操作を操作部104で予め受付けて記憶部106に登録していれば(呼掛けモード許可)(ステップ402)、受信者の応答動作を待たず受信側通話機器20は回線交換網30に対し接続応答信号を送信する(ステップ403)。この時、発信側通話機器10を使用する発信者に対し呼掛けモードによる着信音出力開始を認識させるために、発信側通話機器10の音声出力部108から効果音、音声情報等を出力しても良い。
また、呼掛けモード制御部109は、送受信部102で受信した音声情報を音声出力部108から出力するために、音声情報の出力音量を固定着信音と同程度に切り替える処理を実行する(ステップ404)。この時、音声情報の音量は必ずしも一定である必要はなく、時系列に音量を変化させる、着信音出力と振動を混在させる、着信音の音質を変化させる等複数の音量を併用してもよい。
呼掛けモードによる音声情報は、受信側通話機器20の操作部104で通話応答動作を受付けるまで継続して出力される(ステップ405)。通話応答動作の例としては、通話ボタンを押下する、電話の受話器を取るなどがある。
また、音声情報の出力後、予め定めた時間経過後、音声情報による着信音出力を自動的に停止したい場合が想定されるため、一般制御部105内にタイマを設け、タイマ値が設定値以上となった場合に自動切断する方法を適用しても良い。
受信側通話機器20の操作部104が通話応答動作を受付けると、出力していた音声情報の着信音を通話音量に戻すために、呼掛けモード制御部109は音声出力部108から出力する音量を低下させる処理を実行する(ステップ406)。この時、発信側通話機器10を使用する発信者に対し、呼掛けモードによる着信音出力終了を認識させるために発信側通話機器10で効果音、音声情報等を出力しても良い。音声出力部108から出力する音声情報の音量は、予め受信側通話機器20の操作部104で受付けて記憶部106に登録された通話音量とすることができる。
ステップ402において、受信側通話機器20の記憶部106に呼掛けモードの適用を許可しないと登録されている場合(呼掛けモード不可)、もしくは、呼掛けモード情報が通話接続要求信号に含まれていない場合(呼掛け情報無し)、呼掛けモード制御部109で呼掛けモード適用不可と判定し、受信側通話機器20の記憶部106に予め登録している固定着信音の出力や振動などの鳴動を受信側通話機器20にて行う(ステップ408)。
受信側通話機器20の鳴動は、受信側通話機器20の操作部104で通話応答動作を受付けるまで継続して行われる(ステップ409)。通話応答動作の例としては、通話ボタンを押下する、電話の受話器を取る等の動作がある。
受信側通話機器20の操作部104で通話応答動作を受付ける、受信側通話機器20の一般制御部105は、着信音や振動等の鳴動を停止し、回線交換網30に対し接続応答信号を送信する(ステップ410)。
ステップ406もしくはステップ410の実行後は、発信者の発信側通話機器10と受信者の受信側通話機器20間で相互に通話が可能な状態となる(ステップ407)。
本実施の形態において、受信者が通話機器への応答動作を行う前に、発信者の音声情報が受信者へ伝達可能であるので、受信者の通話機器から通話接続応答信号が送信された時点から課金対象とすることができる。課金の例としては、受信者の通話機器から通話接続応答信号が送信されてから切断を行うまでの間を課金対象として全額負担させてもよいし、通常の通話料金に対して一定の割引率を加味するなどが考えられる。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、着信時に、発信者の音声情報を出力する事によって、通常の発信者の通話応答待ち時間に、通話用件を伝達できる。このため、通話応答待ち時間を有効活用することができ、より付加価値の高いサービスを提供する事ができる。
また、受信側の通話機器で呼掛けモードを許可している場合に限り、呼掛けモードが有効となり、許可していない場合には通常モードにすることができるので、受信側の使用状況を考慮することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、通話応答動作を行わなくても、呼掛内容によって通話対象の受信者を特定できることから、電話取次ぎなどが不要になることがある。また、必ずしも受信者の応答要求を必要としないような場合、例として受信者が睡眠中に起床通知を行うモーニングコール、会議開始前に開始連絡を行うメッセージ通知等、発信者から受信者への情報伝達のみ必要な場合等に対しても応用が可能である。
本発明の実施形態における概念を示すシステム構成図である。 本発明の実施形態において使用する通話機器のブロック図である。 本発明の実施形態における通話端末間のシーケンス図である。 本発明の実施形態における発信者の使用する通話端末のフローチャート図である。 本発明の実施形態における受信者の使用する通話端末のフローチャート図である。
符号の説明
10…発信側通信機器
20…受信側通信機器
30…回線交換網
100…通話機器
101…アンテナ部
102…送受信部
103…表示部
104…操作部
105…一般制御部
106…記憶部
107…音声入力部
108…音声出力部
109…呼掛けモード制御部。

Claims (4)

  1. 通話接続要求の発信あるいは着信により相手装置との間に通話路を確立する通話機器であって、
    前記通話接続要求を発信する場合に、所定のモードを適用する旨の指示を受付るモード受付手段と、
    前記モード受付手段で前記所定のモードを適用する旨の指示を受付けたときに、当該モードを適用することを示すモード情報を前記発信する通話接続要求に付加する付加手段と、
    前記通話接続要求が着信した場合に、当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されているか否かを検出するモード検出手段と、
    前記着信した通話接続要求に対する着信応答を、前記モード検出手段により当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されていることが検出された場合は自動で行い、検出されなかった場合は操作者の応答操作を待って行う着信手段と、
    前記着信した通話接続要求に対する着信応答が自動で行われた場合に、操作者により応答操作が行われるまでの間、当該応答により確立された通話路を介して前記相手装置より送られてくる音声情報の出力を、通話用の音声出力から呼出用の音声出力に切替える出力切替手段と、
    を有することを特徴とする通話機器
  2. 請求項1に記載の通話機器であって、
    前記着信手段は、前記着信した通話接続要求に対する着信応答が自動で行われた場合に、操作者により応答操作が行われたならば、当該応答により確立した通話路を介して応答情報を前記相手装置に送信すること
    を特徴とする通話機器。
  3. 請求項1または2に記載の通話機器であって、
    前記着信手段は、前記モード検出手段により当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されていることが検出された場合に、前記所定モードが不適用に設定されているときは、前記着信した通話接続要求に対する着信応答を自動で行わないこと
    を特徴とする通話機器。
  4. 通話接続要求の発信あるいは着信により相手装置との間に通話路を確立する通話機器の呼出し方法であって、
    前記通話接続要求を発信する場合において、
    所定のモードを適用する旨の指示を受付るステップと、
    前記所定のモードを適用する旨の指示を受付けた場合に、当該モードを適用することを示すモード情報を前記発信する通話接続要求に付加するステップと、を行い、
    前記通話接続要求が着信した場合において、
    当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されているか否かを検出するステップと、
    前記着信した通話接続要求に対する着信応答を、当該着信した通話接続要求に前記モード情報が付加されていることが検出された場合は自動で行い、検出されなかった場合は操作者の応答操作を待って行うステップと、
    前記着信した通話接続要求に対する着信応答が自動で行われた場合に、操作者により応答操作が行われるまでの間、当該応答により確立された通話路を介して前記相手装置より送られてくる音声情報の出力を、通話用の音声出力から呼出用の音声出力に切替えるステップと、を行うこと
    を特徴とする通話機器の呼出し方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041308A (ja) * 2010-10-04 2011-02-24 Kyocera Corp 携帯情報端末および緊急時制御プログラム
JP2014072690A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Fujifilm Corp 通話システムおよび通話方法
US8718235B2 (en) 2006-03-03 2014-05-06 Kyocera Corporation Mobile information terminal
JP2016184980A (ja) * 2016-07-26 2016-10-20 カシオ計算機株式会社 通信装置およびプログラム

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