JPH09162974A - 交換機システム - Google Patents

交換機システム

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JPH09162974A
JPH09162974A JP32340895A JP32340895A JPH09162974A JP H09162974 A JPH09162974 A JP H09162974A JP 32340895 A JP32340895 A JP 32340895A JP 32340895 A JP32340895 A JP 32340895A JP H09162974 A JPH09162974 A JP H09162974A
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JP
Japan
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telephone
fixed
fixed telephone
mobile
control circuit
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JP32340895A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kitada
良一 北田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別の電話番号が付与された固定電話機にデー
タ等を転送することなく、FAX機能等を場所を選ばず
にそのサービスが受けられ、利用者の要望すべてに関し
て細かいサービスを提供可能とする。 【解決手段】 固定電話機2及び携帯電話機4に対して
着信があると、中央制御回路11はデータベース15を
参照し、その着信が同一の電話番号に対するものである
と判定すると、スイッチパス制御回路13及びスイッチ
12によって固定電話機2及び携帯電話機4の両方にパ
スを設定し、同時呼出しを行う。中央制御回路11は固
定電話機2と携帯電話機4とのうち先にオフフック状態
となった方と発呼者との接続を行うよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換機システムに関
し、特に固定電話機と携帯電話機とが接続可能な交換機
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機においては、場所を選
ばずに通話することができるという利点があるが、その
反面、小型化されているために通話以外のファクシミリ
(以下、FAXとする)機能や留守番電話機能等を備え
ることは困難である。
【0003】一方、コードレス電話の場合、親機に通話
以外のFAX機能や留守番電話機能等を備えることが可
能であるが、コードレス電話の子機は親機を中心とした
狭い範囲での通話しかできない。
【0004】パーソナルハンディホンシステムの場合、
子機が個別親機のサービスエリア圏外に出た時に、個別
親機とは別に公衆網に接続された公衆親機を介して子機
の通話を可能としている。このパーソナルハンディホン
システムにおいては、子機がメッセージ検索モードにあ
る時に発呼者からのメッセージをセンタ装置に蓄積し、
メッセージの蓄積を子機に表示するようにした技術もあ
る。この技術については、特開平5−304497号公
報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話機では、FAX機能や留守番電話機能等を備えた固定
電話機に設定された電話番号と異なる電話番号が付され
ており、交換機は電話番号によって携帯電話機と固定電
話機とを夫々認識しているため、電話を受けたくない時
やFAX通信のデータを着呼した時には別の電話番号の
固定電話機にその通話を転送しなければならない。
【0006】また、コードレス電話の場合には子機が親
機の受話器の延長であり、親機からの移動可能範囲が狭
いため、携帯電話機のように場所を選ばずにそのサービ
スを受けることができない。
【0007】さらに、パーソナルハンディホンシステム
では、子機がメッセージ検索モードにある時に公衆網に
接続されたセンタ装置に発呼者からのメッセージを蓄積
しており、そのメッセージを検索する時には公衆親機を
介してセンタ装置を検索しなければならない。
【0008】したがって、このシステムにおいては公衆
親機及びセンタ装置が共通利用システムとなるので、公
衆親機及びセンタ装置に依存したサービスしか提供でき
ず、サービスを拡大する毎に公衆親機及びセンタ装置に
拡大したサービスの機能を追加しなければならず、利用
者の要望すべてに関して細かいサービスを提供すること
ができない。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、別の電話番号が付与された固定電話機に転送する
ことなく、FAX機能等を場所を選ばずにそのサービス
を受けることができ、利用者の要望すべてに関して細か
いサービスを提供することが可能な交換機システムを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による交換機シス
テムは、予め設定された電話番号が付与された固定電話
機と、前記固定電話機と同一の電話番号が付与された携
帯電話機と、当該電話番号に対する着呼動作及び発呼動
作を制御する制御手段とを備えている。
【0011】本発明による他の交換機システムは、上記
の構成において、前記制御手段が、前記同一の電話番号
に対して着呼が検出された時に前記固定電話機及び携帯
電話機の同時呼出しを行う手段と、前記同時呼出しの実
行時に前記固定電話機及び前記携帯電話機各々のオフフ
ック状態を検出する手段と、前記固定電話機及び前記携
帯電話機のうち前記オフフック状態が先に検出された方
に対して呼接続を行う手段とを具備している。
【0012】本発明による別の交換機システムは、上記
の構成のほかに、発呼先が前記固定電話機及び前記携帯
電話機のうちの一方に呼接続されている時に前記固定電
話機及び前記携帯電話機のうちの一方から送られてくる
予め定められた所定信号に応答して前記発呼先を前記固
定電話機及び前記携帯電話機のうちの他方に呼接続する
よう制御する手段を具備している。
【0013】本発明によるさらに別の交換機システム
は、上記の構成のほかに、前記固定電話機及び前記携帯
電話機のうちの一方が前記同一の電話番号で発呼を行っ
た時に前記固定電話機及び前記携帯電話機のうちの一方
と前記固定電話機及び前記携帯電話機のうちの他方との
呼接続を行う手段を具備している。
【0014】本発明によるさらにまた別の交換機システ
ムは、上記の構成のほかに、前記電話番号と当該電話番
号が前記固定電話機及び前記携帯電話機の双方に付与さ
れているか否かを示す情報とを対応付けて記憶する記憶
手段を具備している。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0016】固定電話機に予め設定された電話番号を付
与しかつ携帯電話機に固定電話機と同一の電話番号を付
与しておき、この同一の電話番号に対する着呼動作及び
発呼動作を中央制御回路で制御する。
【0017】これによって、別の電話番号が付与された
固定電話機にデータ等を転送することなく、FAX機能
等を場所を選ばずにそのサービスを受けることができ、
利用者の要望すべてに関して細かいサービスを提供する
ことが可能となる。
【0018】すなわち、同一の電話番号で携帯電話機と
固定電話機とが認識されているので、携帯電話機を利用
できない場合や、携帯電話機では処理できないデータ等
の固定電話機への転送または固定電話機での自動受信が
容易となる。
【0019】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、交換機1は中央制御回
路11と、スイッチ12と、スイッチパス制御回路13
と、音源発生器14と、データベース15とから構成さ
れている。
【0020】固定電話機2は交換機1のスイッチ12に
接続され、携帯電話機4は公衆基地局3を通して交換機
1のスイッチ12に接続されている。これら固定電話機
2及び携帯電話機4の電話番号は同一の電話番号でデー
タベース15に登録されている。
【0021】ここで、データベース15には電話番号
と、その電話番号に対応する携帯電話機4の現在の位
置、つまり携帯電話機4が接続可能な公衆基地局3の識
別情報と、その公衆基地局3以外の接続先とが互いに対
応付けられて記憶されている。
【0022】この公衆基地局3以外の接続先に、携帯電
話機4の電話番号と同じ電話番号を登録しておくこと
で、同一の電話番号が付された固定電話機2及び携帯電
話機4の同時呼出しが可能となる。但し、固定電話機2
及び携帯電話機4に予め設定された特殊な電話番号を付
与することによっても、中央制御回路11による固定電
話機2及び携帯電話機4の同時呼出しは可能である。
【0023】同一の電話番号が付された固定電話機2及
び携帯電話機4の利用者に対して、自局内の加入者また
は局間信号100を介して他局からの着信があると、中
央制御回路11はデータベース15を参照し、その着信
が同一の電話番号が付された固定電話機2及び携帯電話
機4に対するものであると判定すると、スイッチパス制
御回路13に対して固定電話機2及び携帯電話機4各々
へのパス設定命令を出力する。
【0024】スイッチパス制御回路13は中央制御回路
11からパス設定命令が入力されると、スイッチ12を
制御して固定電話機2及び携帯電話機4の両方にパスを
設定する。これによって、交換機1は固定電話機2及び
携帯電話機4の両方に対して同時呼出しを行う。
【0025】利用者が呼出し音に応じて固定電話機2を
オフフックすると、中央制御回路11は固定電話機2の
オフフック状態を検出し、発呼者と固定電話機2とを接
続する。中央制御回路11は発呼者と固定電話機2とを
接続すると、固定電話機2が通話中の間、携帯電話機4
に対して音源発生器14からビジートーン(BusyT
one)を送出する。
【0026】一方、利用者が呼出し音に応じて携帯電話
機4をオフフックすると、中央制御回路11は携帯電話
機4のオフフック状態を検出し、公衆基地局3を通して
発呼者と携帯電話機4とを接続する。中央制御回路11
は発呼者と携帯電話機4とを接続すると、携帯電話機4
が通話中の間、固定電話機2に対して音源発生器14か
らビジートーンを送出する。
【0027】すなわち、中央制御回路11は発呼者から
着信があると、固定電話機2と携帯電話機4とのうち先
にオフフック状態となった方と発呼者との接続を行うよ
う制御する。
【0028】また、同一の電話番号が付された固定電話
機2及び携帯電話機4の利用者が、例えば携帯電話機4
から固定電話機2への転送サービスを行う場合、通話中
の携帯電話機4からフッキングを連続2回行うと予め設
定しておく。
【0029】これによって、中央制御回路11は通話中
に携帯電話機4からの連続2回のフッキングを検出する
と、携帯電話機4から固定電話機2への転送命令と判断
し、スイッチパス制御回路13に対して固定電話機2へ
のパス設定命令を出力する。
【0030】スイッチパス制御回路13は中央制御回路
11からパス設定命令が入力されると、スイッチ12を
制御して固定電話機2にパスを設定し、固定電話機2に
対して呼出しを行う。
【0031】この呼出しを行っている間、中央制御回路
11は音源発生器14からスイッチ12を介して携帯電
話機4に対してウェイト(Wait)音を送出し、固定
電話機2がオフフック状態になると、発呼者との通話が
携帯電話機4から固定電話機2に移り、音源発生器14
からスイッチ12を介して携帯電話機4に対してビジー
トーンを送出する。以上の動作によって、固定電話機2
から携帯電話機4への転送、または携帯電話機4から固
定電話機2への転送が行われる。
【0032】上記の転送機能を利用すれば、例えば固定
電話機2をFAX機能搭載の電話機とした場合、利用者
が携帯電話機4で着信した発呼者からの通話がFAX通
信のデータの発信音であれば、携帯電話機4から固定電
話機2への転送を行うことで、FAX通信のデータを固
定電話機2で受信することができる。
【0033】さらに、同一の電話番号が付された固定電
話機2及び携帯電話機4の利用者が、利用端末の電話番
号で発呼を行った場合、例えば携帯電話機4から携帯電
話機4の電話番号で発呼を行った場合、中央制御回路1
1は携帯電話機4からの発呼であることを識別し、デー
タベース15を参照してその電話番号に対応する公衆基
地局3以外の接続先、つまり固定電話機2への発呼命令
と判断し、スイッチパス制御回路13に対して固定電話
機2へのパス設定命令を出力する。
【0034】スイッチパス制御回路13は中央制御回路
11からパス設定命令が入力されると、スイッチ12を
制御して固定電話機2にパスを設定し、固定電話機2に
対して呼出しを行う。
【0035】中央制御回路11は固定電話機2のオフフ
ック状態を検出すると、固定電話機2との通話を可能と
判断し、携帯電話機4を固定電話機2に接続する。以上
の動作によって、固定電話機2と携帯電話機4との間で
通話が行われる。
【0036】上記の通話機能を利用すれば、例えば固定
電話機2を留守番電話機能搭載の電話機とし、10コー
ル待って自動的に発呼者からのメッセージを受信するよ
うにしておけば、携帯電話機4の電源が切断されている
場合や利用者が携帯電話機4を利用することができない
場所にいる場合等において、発呼者からのメッセージを
固定電話機2で自動的に受信することができる。
【0037】この場合、利用者が携帯電話機4の電源を
投入した時や利用者が携帯電話機4を利用することがで
きる場所にきた時において、携帯電話機4から固定電話
機2に対して発呼することで、固定電話機2で受信した
発呼者からのメッセージを確認することができる。
【0038】図2〜図6は本発明の一実施例の動作を示
すフローチャートである。これら図1〜図6を用いて本
発明の一実施例の動作について説明する。
【0039】同一の電話番号が付された固定電話機2及
び携帯電話機4の利用者に対して、自局内の加入者また
は局間信号100を介して他局からの着信があると(図
2ステップS1)、中央制御回路11はデータベース1
5を参照し、その着信が同一の電話番号が付された固定
電話機2及び携帯電話機4に対するものであるかどうか
を判定する。
【0040】中央制御回路11はその着信がこれら固定
電話機2及び携帯電話機4に対するものであると判定す
ると、スイッチパス制御回路13に対して固定電話機2
及び携帯電話機4各々へのパス設定命令を出力する(図
2ステップS2)。
【0041】スイッチパス制御回路13は中央制御回路
11からパス設定命令が入力されると、スイッチ12を
制御して固定電話機2及び携帯電話機4の両方にパスを
設定する。
【0042】中央制御回路11はスイッチ12による固
定電話機2及び携帯電話機4の両方のパス設定が終了し
たと判断すると(図2ステップS3)、固定電話機2及
び携帯電話機4に対して音源発生器14から呼出し音を
送出する(図2ステップS4)。
【0043】このとき、中央制御回路11はスイッチ1
2による固定電話機2及び携帯電話機4の両方のパス設
定が終了しないと判断し(図2ステップS3)、固定電
話機2のパスのみ設定が終了したと判断すると(図3ス
テップS16)、固定電話機2に対して音源発生器14
から呼出し音を送出する(図3ステップS17)。
【0044】この呼出し音によって固定電話機2がオフ
フック状態となったことを検出すると(図3ステップS
18)、中央制御回路11はスイッチパス制御回路13
に対して固定電話機2と発呼者との接続命令を出力する
(図3ステップS19)。スイッチパス制御回路13は
中央制御回路11から接続命令が入力されると、スイッ
チ12を制御して固定電話機2と発呼者とを接続する。
【0045】固定電話機2がオフフック状態となったこ
とを検出せずに(図3ステップS18)、発呼者のオン
フック状態を検出すると(図3ステップS20)、中央
制御回路11は上記の接続処理を終了する。上記の処理
は固定電話機2のオフフック状態または発呼者のオンフ
ック状態とのうちいずれかが検出されるまで続行され
る。
【0046】また、中央制御回路11は固定電話機2の
パスのみの設定が終了しないと判断し(図3ステップS
16)、携帯電話機4のパスのみの設定が終了したと判
断すると(図4ステップS21)、携帯電話機4に対し
て音源発生器14から呼出し音を送出する(図4ステッ
プS22)。
【0047】この呼出し音によって携帯電話機4がオフ
フック状態となったことを検出すると(図4ステップS
23)、中央制御回路11はスイッチパス制御回路13
に対して携帯電話機4と発呼者との接続命令を出力する
(図4ステップS24)。スイッチパス制御回路13は
中央制御回路11から接続命令が入力されると、スイッ
チ12を制御して携帯電話機4と発呼者とを接続する。
【0048】携帯電話機4がオフフック状態となったこ
とを検出せずに(図4ステップS23)、発呼者のオン
フック状態を検出すると(図4ステップS25)、中央
制御回路11は上記の接続処理を終了する。上記の処理
は携帯電話機4のオフフック状態または発呼者のオンフ
ック状態とのうちいずれかが検出されるまで続行され
る。
【0049】さらに、中央制御回路11は携帯電話機4
のパスのみの設定も終了しないと判断すると(図4ステ
ップS21)、固定電話機2及び携帯電話機4ともにビ
ジー状態であると判断し(図5ステップS26)、発呼
者に音源発生器14からビジートーンを送出する(図5
ステップS27)。その後に、発呼者のオンフック状態
を検出すると(図5ステップS28)、中央制御回路1
1は上記の接続処理を終了する。
【0050】一方、中央制御回路11はスイッチ12に
よる固定電話機2及び携帯電話機4の両方のパス設定が
終了したと判断すると(図2ステップS3)、固定電話
機2及び携帯電話機4に対して音源発生器14から呼出
し音を送出する(図2ステップS4)。
【0051】この呼出し音によって携帯電話機4がオフ
フック状態となったことを検出すると(図2ステップS
5,S6)、中央制御回路11はスイッチパス制御回路
13に対して携帯電話機4と発呼者との接続命令を出力
し(図2ステップS7)、その後に固定電話機2に音源
発生器14からビジートーンを送出する(図2ステップ
S8)。
【0052】また、この呼出し音によって固定電話機2
がオフフック状態となったことを検出すると(図2ステ
ップS5,S6)、中央制御回路11はスイッチパス制
御回路13に対して固定電話機2と発呼者との接続命令
を出力し(図2ステップS14)、その後に携帯電話機
4に音源発生器14からビジートーンを送出する(図2
ステップS15)。
【0053】中央制御回路11は固定電話機2または携
帯電話機4と発呼者との通話中に、連続フッキングが検
出されずに(図2ステップS9)、固定電話機2と携帯
電話機4と発呼者とのうちいずれかのオンフック状態を
検出すると(図2ステップS10)、スイッチパス制御
回路13に対して固定電話機2または携帯電話機4のパ
スの解除命令を出力する(図2ステップS11)。
【0054】スイッチパス制御回路13は中央制御回路
11からパス解除命令が入力されると、スイッチ12を
制御して固定電話機2または携帯電話機4のパスを解除
する。中央制御回路11は上記の接続処理をすべての処
理が終了するまで(図2ステップS12)、繰返し実行
する。
【0055】尚、中央制御回路11は固定電話機2また
は携帯電話機4がオフフック状態となったことを検出す
る前に(図2ステップS5)、発呼者のオンフック状態
を検出すると(図2ステップS13)、処理を終了す
る。
【0056】ここで、固定電話機2または携帯電話機4
の通話中に発呼者に接続された電話機から連続2回のフ
ッキングを行うと、固定電話機2または携帯電話機4か
ら携帯電話機4または固定電話機2に通話を転送するも
のとして予め設定しておく。
【0057】中央制御回路11は携帯電話機4または固
定電話機2の通話中に発呼者に接続された電話機からの
連続フッキングを検出すると(図2ステップS9)、固
定電話機2または携帯電話機4のパスを設定して呼出し
音を送出する(図6ステップS29)。
【0058】その後に、中央制御回路11は携帯電話機
4または固定電話機2に対して音源発生器14からスイ
ッチ12を介してウェイト音を送出する(図6ステップ
S30)。
【0059】固定電話機2または携帯電話機4がオフフ
ック状態になると(図6ステップS31)、中央制御回
路11はスイッチパス制御回路13に対して固定電話機
2または携帯電話機4と発呼者との接続命令を出力し
(図6ステップS32)、その後に携帯電話機4または
固定電話機2に音源発生器14からビジートーンを送出
する(図6ステップS33)。
【0060】上述したように、中央制御回路11は発呼
者から着信があると、固定電話機2と携帯電話機4との
うち先にオフフック状態となった方と発呼者との接続を
行うよう制御する。
【0061】また、上記のステップS9及びステップS
29〜S33の転送機能を利用すれば、例えば固定電話
機2をFAX機能搭載の電話機とした場合、利用者が携
帯電話機4で着信した発呼者からの通話がFAX通信の
データの発信音であれば、携帯電話機4から固定電話機
2への転送を行うことで、FAX通信のデータを受信す
ることができる。
【0062】さらに、上記の固定電話機2と携帯電話機
4との間の通話機能を利用すれば、例えば固定電話機2
を留守番電話機能搭載の電話機とし、自動的に発呼者か
らのメッセージを受信するようにしておけば、携帯電話
機4の電源が切断されている場合や利用者が携帯電話機
4を利用することができない場所にいる場合等におい
て、発呼者からのメッセージを固定電話機2で自動的に
受信することができる。
【0063】その場合、利用者が携帯電話機4の電源を
投入した時や利用者が携帯電話機4を利用することがで
きる場所にきた時に携帯電話機4から固定電話機2に対
して発呼することで、固定電話機2で受信した発呼者か
らのメッセージを確認することができる。
【0064】このように、固定電話機2に予め設定され
た電話番号を付与しかつ携帯電話機4に固定電話機2と
同一の電話番号を付与しておき、この同一の電話番号に
対する着呼動作及び発呼動作を中央制御回路11で制御
することによって、別の電話番号が付与された固定電話
機にデータ等を転送することなく、FAX機能等を場所
を選ばずにそのサービスを受けることができ、利用者の
要望すべてに関して細かいサービスを提供することが可
能となる。
【0065】すなわち、同一の電話番号で携帯電話機4
と固定電話機2とが認識されているので、携帯電話機4
を利用できない場合や、携帯電話機4では処理できない
データ等の固定電話機2への転送または固定電話機2で
の自動受信を容易に行わせることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定電話機に予め設定された電話番号を付与し、携帯電話
機に固定電話機と同一の電話番号を付与しておき、その
電話番号に対する着呼動作及び発呼動作を制御すること
によって、別の電話番号が付与された固定電話機にデー
タ等を転送することなく、FAX機能等を場所を選ばず
にそのサービスを受けることができ、利用者の要望すべ
てに関して細かいサービスを提供することが可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 交換機 2 固定電話機 3 公衆基地局 4 携帯電話機 11 中央制御回路 12 スイッチ 13 スイッチパス制御回路 14 音源発生器 15 データベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された電話番号が付与された固
    定電話機と、前記固定電話機と同一の電話番号が付与さ
    れた携帯電話機と、当該電話番号に対する着呼動作及び
    発呼動作を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る交換機システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記同一の電話番号に
    対して着呼が検出された時に前記固定電話機及び携帯電
    話機の同時呼出しを行う手段と、前記同時呼出しの実行
    時に前記固定電話機及び前記携帯電話機各々のオフフッ
    ク状態を検出する手段と、前記固定電話機及び前記携帯
    電話機のうち前記オフフック状態が先に検出された方に
    対して呼接続を行う手段とを含むことを特徴とする請求
    項1記載の交換機システム。
  3. 【請求項3】 発呼先が前記固定電話機及び前記携帯電
    話機のうちの一方に呼接続されている時に前記固定電話
    機及び前記携帯電話機のうちの一方から送られてくる予
    め定められた所定信号に応答して前記発呼先を前記固定
    電話機及び前記携帯電話機のうちの他方に呼接続するよ
    う制御する手段を含むことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の交換機システム。
  4. 【請求項4】 前記固定電話機及び前記携帯電話機のう
    ちの一方が前記同一の電話番号で発呼を行った時に前記
    固定電話機及び前記携帯電話機のうちの一方と前記固定
    電話機及び前記携帯電話機のうちの他方との呼接続を行
    う手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれか記載の交換機システム。
  5. 【請求項5】 前記電話番号と当該電話番号が前記固定
    電話機及び前記携帯電話機の双方に付与されているか否
    かを示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の
    交換機システム。
JP32340895A 1995-12-13 1995-12-13 交換機システム Pending JPH09162974A (ja)

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JP32340895A JPH09162974A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 交換機システム

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JP32340895A JPH09162974A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 交換機システム

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ID=18154380

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JP32340895A Pending JPH09162974A (ja) 1995-12-13 1995-12-13 交換機システム

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JP (1) JPH09162974A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011066575A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Toshiba Corp 移動端末装置および移動端末装置用プログラム
JP2017028674A (ja) * 2016-02-12 2017-02-02 Necプラットフォームズ株式会社 管理装置、管理方法及び管理プログラム

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