JP2002281160A - 電話転送装置 - Google Patents

電話転送装置

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JP2002281160A
JP2002281160A JP2001076925A JP2001076925A JP2002281160A JP 2002281160 A JP2002281160 A JP 2002281160A JP 2001076925 A JP2001076925 A JP 2001076925A JP 2001076925 A JP2001076925 A JP 2001076925A JP 2002281160 A JP2002281160 A JP 2002281160A
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Japan
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call
telephone
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audio signal
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JP2001076925A
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English (en)
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Junichi Kida
純一 喜田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆回線の極性反転が起こらない場合におい
ても、インターホンの音声信号を転送することができる
電話転送装置を提供する。 【解決手段】 電話をかけてすぐに音声メッセージを送
出し、あらかじめ決められた数字釦を押下した際に転送
先から出力されるDTMF信号を検出したときに、転送
先が電話に出たと判断してインターホンの音声信号を転
送先に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホン等の
玄関子機と接続され、玄関子機からの呼び出しに応じて
電話を転送する電話転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話の急速な普及に伴い、電
話転送装置により自宅電話にかかってきた電話を外出先
でも転送により受信することが可能となった。これを利
用して、留守中の玄関子機に話しかける来訪者に外出先
から応答する機能を備えた電話転送装置が開発されてい
る。従来のこの種電話転送装置について図4のブロック
図を参照して説明する。図4において、電話転送機能を
有する親機1は、玄関子機であるインターホン2と伝送
線路3により接続されている。インターホン2は、呼出
釦4、音声信号を伝送線路3を通じて入出力できるよう
変換する2線−4線変換回路5、2線−4線変換回路5
に音声信号を入力するマイク6、及び2線−4線変換回
路5から得られた音声信号を出力するスピーカ7を有し
ている。
【0003】親機1は、インターホン2の呼出釦4が押
下されたことを検出する呼出検出回路8、2線−4線変
換回路9、2線−4線変換回路9から得られた音声信号
を送受信するためのハンドセット10、及び呼出検出回
路8にてインターホン2の呼出釦4が押下されたことを
検出すると、呼び出しがあったことを家人に知らせるた
めのチャイムを発生させるためのチャイム出力回路11
を有している。また、親機1は電話転送機能としてトラ
ンス13、トランス13と公衆回線12とを接続するス
イッチ14、スピーチネットワーク回路15、及び公衆
回線12の極性を検出する極性検出回路16を有してい
る。さらに、親機1は、トーン検出回路17、電話番号
に対応したDTMF信号を発生させるDTMF出力回路
18、スピーチネットワーク回路15から出力された音
声信号に含まれているDTMF信号を検出するDTMF
検出回路19、電話転送機能を制御するマイコン20、
及び転送先電話番号や各種設定情報等を記憶するための
EEPROM21を有している。
【0004】このような従来の装置において、図示しな
い設定スイッチにより、親機1の電話転送機能が転送
(留守)モードになっているときの電話転送装置の動作
について図4及び図5のフローチャートを参照しつつ説
明する。まず、ステップaにおいて、インターホン2の
呼出釦4が押下されると親機1の呼出検出回路8によっ
てその呼び出しが検出されマイコン20に入力される。
ステップbにおいて、呼び出しが入力されると、マイコ
ン20はチャイム出力回路11を動作させ、家人に来訪
者の存在を知らせる。これは転送(留守)モードになっ
ている場合でも住居に家人がいる場合を考慮してのこと
である。
【0005】ステップcにおいては、装置が既に転送
(留守)モードになっているので、マイコン20は転送
先に電話をかけるためスイッチ14をONしてトランス
13と公衆回線12とを接続するとともに、極性検出回
路16によって現在の公衆回線12の極性を記憶する。
ステップdにおいて、トーン検出回路17で転送先の発
信するトーン信号を検出した後、もしくはトランス13
と公衆回線12とを接続してから3秒経過した後、マイ
コン20はEEPROM21より転送先電話番号を読み
出し、DTMF出力回路18において転送先電話番号に
対応したDTMF信号を発生させる。ステップeにおい
て、マイコン20は、発生させたDTMF信号をスピー
チネットワーク回路15に入力して電話をかける。この
場合DTMF信号によらずスイッチ14を定められたタ
イミングでON−OFFすることでダイヤルパルスを発
生させて電話をかけることも可能である。この電話をか
ける方法の選択は電話回線の種別によって決定する。
【0006】ステップfにおいて、転送先にいる人が電
話に出ると公衆回線12の極性が反転するため、公衆回
線12の極性を極性検出回路16にて検出する。極性検
出回路16で極性反転が検出されない場合、ステップg
において、タイマーを内蔵しているマイコン20は、電
話をかけてからある一定時間T1としての30秒が経過
しても公衆回線12の極性が反転しないときは、転送先
の人が電話に出ないと判断してスイッチ14をOFFに
して電話を切断する。ステップfにおいて極性反転が検
出されると、ステップkにおいて、マイコン20は、ス
ピーチネットワーク回路15と2線−4線変換回路9と
を接続し、インターホン2との通話を可能にする。
【0007】この瞬間からマイコン20のタイマが起動
し、ステップmにおいて、一定時間T2としての3分が
経過した場合にはスイッチ14をOFFにして電話を切
断する。これにより、長時間の転送通話を抑制し、電話
代を節約することができる。転送先が電話を切断した場
合、公衆回線12の極性が反転するため、ステップlに
おいて、極性検出回路16が極性反転を検出した場合に
は通話終了とみなしてスイッチ14をOFFにする。以
上のような動作により、外出先においても携帯電話等を
用いてインターホンを通じて来訪者との通話が可能とな
る。
【0008】しかし、このような動作の場合、転送先の
携帯電話等が留守番電話の設定になっている場合には、
インターホン2に留守番電話のメッセージが出力される
ことになる。それが都合の悪い場合には、図5に点線で
囲んで示すように、ステップhにおいて、マイコン20
は転送先が電話に出たときに、あらかじめ記憶しておい
た音声メッセージを転送先に出力する。この音声メッセ
ージは、この電話が来客転送である旨を伝えるものであ
る。この音声メッセージとしては、例えば応答する場合
にはあらかじめ決められた数字釦を押下することを要求
するメッセージ、もしくは単純にピンポン音等の来客転
送時に出力されるメロディなどがある。
【0009】ステップiにおいて、この音声メッセージ
に対してあらかじめ決められた数字釦に対応するDTM
F信号が転送先から送信され、DTMF検出回路19で
検出される。ステップkにおいて、マイコン20は、D
TMF信号が検出されるとスピーチネットワーク回路1
5と2線−4線変換回路9とを接続し、インターホン2
との通話を可能とする。また、転送先が電話に出てから
一定時間T3として30秒が経過してもDTMF信号が
検出されない場合には、マイコン20は、ステップjに
おいて電話を切断する。これにより、転送先が留守番電
話の設定になっている場合はDTMF信号が送信されな
いため、転送先の音声メッセージがインターホン2に出
力されることはない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電話転
送装置において、転送先の人がが電話に出た場合、ある
いは転送先の人が電話を切断した場合の状態の判定は、
極性検出回路による公衆回線の極性反転を検出して行わ
れる。ところが、例えばホテルなどの内線電話で外線へ
発信する場合に[0]を先頭につけなければならないシ
ステムや、ISDN回線で一般電話機を使用するためタ
ーミナルアダプタを介して通話を行うシステムでターミ
ナルアダプタに極性反転機能が無いシステムなどでは公
衆回線の極性反転が起こらない。したがって、極性反転
が起こらないこのようなシステムでは、転送先が電話に
出たことが検出されず、インターホンとの通話を行うこ
とができないという問題があった。
【0011】また、このようなシステムでは、転送先で
電話を切断した場合には極性反転が起こらないため電話
を切断したことが検出されない。したがって、ビジート
ーン(話中音)のトーン信号がインターホンに出力さ
れ、来訪者に不快感又はとまどいを与えるという問題も
あった。
【0012】本発明は、電話転送装置に接続される公衆
回線の極性反転が起こらないシステムであっても、転送
先とインターホンとの通話を可能とする電話転送装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電話転送装置
は、送受話手段を有する玄関子機、及び留守(転送)設
定にしてあるときは、前記玄関子機からの呼び出しがあ
った場合にあらかじめ入力してある転送先のダイヤル番
号に宛てて前記玄関子機からの呼び出しであることを示
す音声信号を公衆回線を通じて転送先へ送信し、かつ、
前記転送先から受信する音声信号中にあらかじめ設定さ
れたDTMF信号を検出したときに前記玄関子機と前記
転送先との間で音声信号を送受信させるよう接続する転
送元の親機を有している。
【0014】この構成により、公衆回線の極性検出を行
わなくても転送先から送出されるあらかじめ設定された
DTMF信号により転送先が電話に出たかどうかを正し
く判断できる。その結果、公衆回線の極性反転が行われ
ないシステムにおいても、転送先からの音声信号にあら
かじめ設定されたDTMF信号が検出された時に玄関子
機と転送先との通話を接続することができる。
【0015】上記構成の電話転送装置において、前記親
機は前記公衆回線を通じて転送先に音声信号を送信した
後、あらかじめ設定した所定の時間が経過しても、前記
転送先から受信する音声信号中に前記DTMF信号が検
出されない場合には、前記転送先との通話を切断する。
これにより、転送先が電話に出ない場合に極性反転回路
にて判断する必要がなく、極性が反転しないようなシス
テムにおいてもインターホンとの通話を転送しなくでき
る。また、前記DTMF信号は複数箇設定されているの
が望ましい。こうすることにより、転送先の電話に他人
が出た場合において、転送先の受信者は正しい複数の数
字釦を押下しない限り通話できず、その番号は他人には
容易に察知できないため、インターホンと他人との通話
ができないことになり、プライバシーの保護が高まる。
【0016】本発明の他の観点による電話転送装置は、
送受話手段を有する玄関子機、及び留守設定にしてある
ときは、前記玄関子機から呼び出しがあった場合に、あ
らかじめ入力してある転送先のダイヤル番号に宛てて公
衆回線を通じて音声信号を送信し、かつ、前記転送先が
あらかじめ設定したDTMF信号で応答したときに前記
玄関子機と前記転送先との間で音声信号を送受信させる
よう接続する親機を有し、前記親機は前記転送先と前記
玄関子機との間での音声信号を送受信中に、前記転送先
の発信する音声信号中に話中音であるトーン信号を検出
したときに直ちに前記転送先との通話を切断することを
特徴とする。
【0017】この構成によれば、音声信号を転送先から
送受信している際、転送先の音声信号中に話中音(ビジ
ートーン)であるトーン信号が検出されたときに直ちに
転送先との通話を切断できる。このことにより、公衆回
線の極性検出ができない状況であっても話中音により転
送先が電話を切断したかどうかを正しく判断できる。そ
の結果、公衆回線の極性反転が行われないシステムにお
いても、転送先からの音声信号からトーン信号の検出に
より玄関子機と転送先との通話を切断できる。
【0018】上記構成の電話転送装置において、玄関子
機と転送先とが通話中において転送先が発信する音声信
号からある一定時間以上連続してトーン信号が検出され
た時には通話が終了したと判断して転送元の親機が電話
を切断する構成とするのが望ましい。この構成により、
転送先が電話を切断したことを確実に検出できる。ま
た、玄関子機と転送先とが通話中において、転送先が発
信する音声信号から一定時間以上トーン信号(ビジート
ーン)が検出されなかった場合には通話を再開するのが
望ましい。こうしておくと、誤検出した場合においても
再び通話を再開することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電話転送装置の好
適な実施例について添付の図面を参照しつつ説明する。
ここで、本発明の電話転送装置は従来のものの構成とは
極性検出回路が不要となる点が異なる。従来例の図4と
本発明の実施例の図1とにおいて、同様の部分には同一
符号を付して説明する。
【0020】《実施例1》図1は本発明の実施例1の電
話転送装置のブロック図、図2は実施例1における来訪
者がインターホンの呼出釦を押下してから転送先との通
話開始までの流れを示すフローチャートである。図1に
おいて、電話転送機能を有する親機1は、玄関子機であ
るインターホン2と伝送線路3により接続されている。
インターホン2は、呼出釦4、2線−4線変換回路5、
2線−4線変換回路5に音声信号を入力するマイク6、
及び2線−4線変換回路5から得られた音声信号を出力
するスピーカ7を有している。
【0021】親機1は、インターホン2の呼出釦4が押
下されたことを検出する呼出検出回路8、2線−4線変
換回路9、2線−4線変換回路9から得られた音声信号
を送受信するためのハンドセット10、及び呼出検出回
路8にてインターホン2の呼出釦4が押下されたことを
検出すると、呼び出しがあったことを家人に知らせるた
めのチャイムを発生させるためのチャイム出力回路11
を有している。また、親機1は電話転送機能として、ト
ランス13、トランス13と公衆回線12とを接続する
スイッチ14、及びスピーチネットワーク回路15を有
している。さらに、親機1は、トーン検出回路17、電
話番号に対応したDTMF信号を発生させるDTMF出
力回路18、スピーチネットワーク回路15から出力さ
れた音声信号に含まれているDTMF信号を検出するD
TMF検出回路19、電話転送機能を制御するマイコン
20、及び転送先電話番号や各種設定情報等を記憶する
ためのEEPROM21を有している。
【0022】このように構成した図1の実施例装置にお
いて、既知のため図示していない設定スイッチにより、
親機1の電話転送機能が転送(留守)モードの設定にし
てあるときの電話転送装置の動作について図1のブロッ
ク図及び図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
図1及び図2において、ステップaにおいてインターホ
ン2の呼出釦4が押下されると親機1の呼出検出回路8
によってその呼び出しが検出され、その検出結果がマイ
コン20に入力される。呼び出しが検出されたときに、
ステップbにおいて、マイコン20はチャイム出力回路
11を動作させ、家人に来訪者の存在を知らせる。
【0023】家人が不在でインターホンを通じての通信
を転送先に転送するときは、マイコン20は電話をかけ
るためスイッチ14をONしてトランス13と公衆回線
12を接続し、トーン検出回路17で転送先の発信する
音声信号からトーン信号が検出されるのを待つ。ステッ
プdにおいては、転送先の発信する音声信号からトーン
信号が検出され、もしくはトランス13と公衆回線12
とを接続してから3秒経過した後に、マイコン20がE
EPROM21より転送先電話番号を読み出し、DTM
F信号発生回路18にて電話番号に対応したDTMF信
号を発生させる。ステップeにおいて、そのDTMF信
号をスピーチネットワーク回路15に入力して転送先へ
の呼び出しをして電話をかける。
【0024】その後直ちに、ステップhにおいて、マイ
コン20はあらかじめ記憶してある音声メッセージを転
送先に出力する。これにより、転送先が電話に出ると自
動的に音声メッセージが聞こえ、その音声メッセージに
したがって転送先の受信者はあらかじめ好ましくは暗証
番号として決められた、DTMF信号に対応した数字釦
を押下する。ステップiにおいて、転送元のマイコン2
0は、転送先の発信する音声信号からあらかじめ決めら
れた暗証番号に対応するDTMF信号が検出された時
に、スピーチネットワーク15と2線−4線変換回路9
を接続し、インターホン2との通話を可能とする。ステ
ップjにおいて、転送先が電話に出てから一定時間T3
として定めた30秒が経過してもDTMF信号が検出さ
れない場合には転送先が電話に出ないと判断し、電話を
切断する。それまでは転送先に音声メッセージを繰り返
し送出する。
【0025】以上のような動作により、極性反転を検出
しなくても、電話をかけてすぐに音声メッセージを送出
し、転送先から出力されるDTMF信号を検出したとき
に初めて、転送先が電話に出たと判断してインターホン
2との通話を可能とすることができる。さらに、あらか
じめ決められたDTMF信号を複数箇設定しておけば、
携帯電話を権限のない他人により使用された場合などに
おいても、転送先の不正受信者は複数の数字釦を押下し
なければならないから、正しい暗証番号を知らないその
使用者はインターホン2との通話ができないことになり
秘匿性が高まる。
【0026】《実施例2》図3は、本発明の実施例2の
電話転送装置における、玄関子機の来訪者と転送先との
通話終了までの流れを示すフローチャートである。実施
例2の電話転送装置の構成は実施例1のものと同一なの
で図1を用い、重複する説明は省略する。図1及び図3
において、ステップmにおいて、通話開始からある一定
時間T2として、例えば3分が経過した場合には、スイ
ッチ14をOFFにして電話を切断する。これにより、
長時間の転送通話を抑制し、電話代を節約することがで
きる。
【0027】また、転送先が電話を切断した時、転送先
からはトーン信号が音声信号として出力される。この場
合ステップnにおいて、トーン検出回路17が転送先の
音声信号からトーン信号を検出する。トーン信号を検出
したとき、ステップoにおいて、マイコン20は転送先
からインターホン2への音声信号の送出を停止する。ス
テップpにおいて、マイコン20は転送先のトーン信号
の検出時間を計測して、それが一定時間T3として0.
5秒以上検出された場合には転送先が電話を切断したと
判断して通話を終了する。検出されたトーン信号の継続
時間T3が0.5秒未満である場合には、ステップqに
おいて、マイコン20が誤検出と判断し、再び転送先か
ら玄関子機2への音声信号の送出を開始する。
【0028】以上のような動作により、実施例2の電話
転送装置によれば、極性反転を検出しなくても、通話開
始時から転送先の音声信号中にトーン信号が含まれてい
るかどうかを判断する。そしてトーン信号を検出したと
きには転送先が電話を切断したと判断して通話を終了さ
せることができる。なお、以上の説明では親機としてハ
ンドセットを有するものを例にとって説明したが、親機
としてハンズフリータイプを使用し、2線−4線変換回
路をFM変調回路に変えて使用してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
発明の電話転送装置によれば、玄関子機からの呼び出し
であることを示す音声信号を転送先へ送信し、転送先か
ら受信する音声信号にあらかじめ設定されたDTMF信
号が検出されたときに転送先が応答したと認識して玄関
子機の音声信号を転送先との間で送受信することができ
る。これにより、公衆回線の極性反転が行われないシス
テムにおいても、転送先からの音声信号にあらかじめ設
定されたDTMF信号が検出された時に玄関子機と宛先
との通話を接続することができる。また、極性反転の検
出が不要となるため極性検出回路や極性検出工程が不要
となり、転送工程が短縮でき、かつ電話転送装置の構成
が簡略化できる。
【0030】さらに、あらかじめDTMF信号を複数箇
設定することにより、転送先の受信者は複数の数字釦を
押下しならない。それゆえ万一転送先の電話に暗証番号
を知らない他人が出た場合、暗証番号を他人は入力でき
ないためインターホンとの通話ができないことになり、
秘匿性が高まる。さらに、本発明の電話転送装置では、
音声信号を転送先から送受信している際、転送先が発信
する音声信号からトーン信号(ビジートーン)が検出さ
れた時直ちに転送先との通話を切断する。これにより、
転送先が電話を切断したかどうかを極性反転回路にて判
断する必要がなく、極性が反転しないようなシステムに
おいても確実に通話を終了することができる。
【0031】さらに、トーン信号が検出されたときには
まず転送先から玄関子機への音声信号の送出を停止し、
検出されたトーン信号の継続時間を計測してそれが一定
時間以上であれば転送先が電話を切断したと判断して通
話を終了し、一定時間未満であれば誤検出とみなして転
送先から玄関子機への音声信号の送出を再開する。これ
により、転送先が電話を切断したときのトーン信号の検
出を確実に行うことができ、誤検出した場合においても
再び通話を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電話転送装置の構成を示す
ブロック図
【図2】本発明の実施例1の電話転送装置の動作を説明
するフローチャート
【図3】本発明の実施例2の電話転送装置の動作を説明
するフローチャート
【図4】従来の電話転送装置の構成を示すブロック図
【図5】従来の電話転送装置の動作を説明するフローチ
ャート
【符号の説明】
1 電話転送装置 2 インターホン 3 伝送線路 4 呼出釦 5、9 2線−4線変換回路 6 マイク 7 スピーカ 8 呼出検出回路 10 ハンドセット 11 チャイム出力回路 12 公衆回線 13 トランス 14 スイッチ 15 スピーチネットワーク回路 17 トーン検出回路 18 DTMF出力回路 19 DTMF検出回路 20 マイコン 21 EEPROM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話手段を有する玄関子機、及び留守
    (転送)設定にしてあるときは、前記玄関子機からの呼
    び出しがあった場合にあらかじめ入力してある転送先の
    ダイヤル番号に宛てて前記玄関子機からの呼び出しであ
    ることを示す音声信号を公衆回線を通じて転送先へ送信
    し、かつ、前記転送先から受信する音声信号中にあらか
    じめ設定されたDTMF(DualTone Mult
    iflexed Frequency)信号を検出した
    ときに前記玄関子機と前記転送先との間で音声信号を送
    受信させるよう接続する転送元の親機を有する電話転送
    装置。
  2. 【請求項2】 前記親機が前記公衆回線を通じて転送先
    に音声信号を送信した後、あらかじめ設定した所定の時
    間が経過しても、前記転送先から受信する音声信号中に
    前記DTMF信号が検出されない場合には、前記転送先
    との通話を切断することを特徴とする請求項1に記載の
    電話転送装置。
  3. 【請求項3】 前記DTMF信号が複数箇設定されてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の電話転送
    装置。
  4. 【請求項4】 送受話手段を有する玄関子機、及び留守
    設定にしてあるときは、前記玄関子機から呼び出しがあ
    った場合に、あらかじめ入力してある転送先のダイヤル
    番号に宛てて公衆回線を通じて音声信号を送信し、か
    つ、前記転送先があらかじめ設定したDTMF信号で応
    答したときに前記玄関子機と前記転送先との間で音声信
    号を送受信させるよう接続する親機を有し、 前記親機は前記転送先と前記玄関子機との間での音声信
    号を送受信中に、前記転送先の発信する音声信号中に話
    中音であるトーン信号を検出したときに直ちに前記転送
    先との通話を切断することを特徴とする電話転送装置。
  5. 【請求項5】 送受話手段を有する玄関子機、及び留守
    設定にしてあるときは、前記玄関子機から呼び出しがあ
    った場合に、あらかじめ入力してある転送先のダイヤル
    番号に宛てて公衆回線を通じて音声信号を送信し、前記
    転送先があらかじめ設定したDTMF信号で応答したと
    きに前記玄関子機と前記転送先との間で音声信号を送受
    信させるよう接続する親機を有し、 前記親機は前記転送先と前記玄関子機との間での音声信
    号を送受信中に、前記転送先の発信する音声信号中にト
    ーン信号を検出したときに直ちに前記玄関子機に音声信
    号を送出するのを停止し、 その後所定の時間を超えて前記トーン信号が継続するの
    を検出した場合に、前記転送先との通話を切断すること
    を特徴とする電話転送装置。
  6. 【請求項6】 前記玄関子機に音声信号を送出するのを
    停止してから前記所定の時間を超えて前記トーン信号が
    検出されなかった場合に、 再び前記玄関子機に音声信号を送出することを特徴とす
    る請求項5に記載の電話転送装置。
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JP2011082776A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Nec Engineering Ltd 回線自動切断装置

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