JP2871541B2 - 外づけ用電話機を収容するファクシミリ機能付きパーソナルコンピュータ - Google Patents

外づけ用電話機を収容するファクシミリ機能付きパーソナルコンピュータ

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JP2871541B2
JP2871541B2 JP7192242A JP19224295A JP2871541B2 JP 2871541 B2 JP2871541 B2 JP 2871541B2 JP 7192242 A JP7192242 A JP 7192242A JP 19224295 A JP19224295 A JP 19224295A JP 2871541 B2 JP2871541 B2 JP 2871541B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外づけ用電話機を収
容するファクシミリ機能付きパーソナルコンピュータに
関し、特に外づけ用電話機への切替えを簡単化した外づ
け用電話機を収容するファクシミリ機能付きパーソナル
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】外づけ用電話機を収容するファクシミリ
機能付きパーソナルコンピュータは、電話機とファクシ
ミリ(以下FAXと記す)機能とが複合しているため、
利便性やスペースの有効利用等で利点があり、デスクト
ップ型のパーソナルコンピュータ(以下パソコンと記
す)を中心に近年広く活用されてきている。そのため外
づけ用電話機(以下TELと記す)とFAXとを効率良
く切替えることが要求されている。
【0003】従来のTELを収容するFAX機能付きパ
ソコンは、電話モードの場合、初期状態でTELが回線
に接続されており、着信でTELのベルが鳴動し、利用
者が付近にいれば、受話器をとって応答する。また、F
AXモードの場合、所定回数のTELのベルが鳴動した
後、モデムに回線を接続し、FAX手順で自動応答す
る。TEL/FAX自動切替えモードの場合、パソコン
の応答メッセージ回路から応答メッセージを送出し、相
手発呼側に応じて応答する。
【0004】図2は従来のTEL/FAX切替え機能の
基本的な構成を表示するブロック図である。
【0005】この図2に示す従来のTEL/FAX切替
え機能の構成は、FAX機能を含むパソコン本体である
制御部1と、電話の着信時に発信加入者への応答メッセ
ージを送出する応答メッセージ回路2と、外づけ用電話
機であるTEL9と、FAX信号を送受信するモデム3
と、FAX信号および応答メッセージの送受信時に2線
―4線の変換を行うハイブリッド回路4と、FAX機能
を含む制御部1とTEL9との接続を切替えるCMLリ
レー5と、ハイブリッド回路4とCMLリレー5とを接
続すると共に回線をループするライントランス21と、
交換機からの呼出信号を検出する呼出信号検出回路6
と、交換機からの着信がTEL9への着信である場合に
動作し疑似呼出信号を送出するTELリレー7と、TE
L9への疑似呼出信号を聞取り、利用者が受話器をとっ
たことを検出するオフフック検出回路8と、疑似呼出信
号10他からなる。
【0006】この中で、CMLリレー5と呼出信号検出
回路6とTELリレー7とオフフック検出回路8とライ
ントランス21とで網制御装置(以下NCUと記す)2
2を構成し、応答メッセージ回路2、モデム3、ハイブ
リッド回路4とでモデム部23を構成している。
【0007】なお、CMLリレー5は、回線11と、応
答メッセージ回路2およびモデム3との間、あるいはT
EL9との間の接続を排他的に切替える。また、TEL
リレー7は、TEL/FAX切替えの応答メッセージを
回線に送出している間、DC+214V 14から疑似
リンガー駆動信号15で生成した疑似呼出信号10で、
TELリレー制御信号17で回線から切放した状態で、
TEL9のベルを鳴らす側に切替える。DC+24V
12およびDC−24V 13は、利用者が制御部1の
付近にいることを前提として、ベルが鳴っているTEL
9の受話器をオフフックしたことを検出するために印加
する。オフフック検出回路8は、利用者が受話器をとっ
たことを検出すると、TELオフフック信号16で制御
部1に通知する。制御部1は、利用者のオフフックを認
識するとTELリレー7を回線側aに切替え、発呼加入
者との通話を可能にする。
【0008】たとえば、TEL/FAX切替えモードに
制御部1が設定されていた場合、回線11からの着信に
より、リンガー検出信号19を受けた制御部1は、CM
Lリレー5をCMLリレー制御信号20によってM側に
切替えてライントランス21でループ閉結して応答を表
示する。続いて、応答メッセージ18として「おつなぎ
いたしますのでしばらくお待ちください。」という音声
信号を回線11を経て、図2に図示しない相手側に送出
する。
【0009】この時、相手側がFAXで自動発呼の場合
であれば、ループ閉結して応答を表示した直後から11
00HzのCNG信号が到来するのでこれをまず検出
し、応答メッセージを停止し、FAX手順を実行しFA
X受信を行う。さらに、TELリレー7は、回線11か
ら分離されているため、TEL9のベルは鳴動せず、自
動的にFAX受信に移行する。
【0010】また、相手側が通常の電話機であれば、応
答メッセージ18の終了後は、利用者の応答までは相手
側に聞かせるための音が無く、不必要に不安感を抱かせ
ることになるため、応答メッセージ18の一つとして、
400Hzの単一トーンを16HzでAM変調したリン
グバックトーン18’を送出する。
【0011】また、相手側がFAXで手動発呼の場合に
は、すぐにはCNG信号を送出して来ないので、4秒間
はFAXの受信体制をとり、1100HzのCNG信号
を送出しているかをモデム3で検出し、CNG信号が検
出されれば、そのままFAXの受信を行う。4秒経過し
てもCNG信号が検出されなければ、制御部1は、相手
側がFAXではないと判断し、疑似リンガー駆動信号1
5を駆動し、DC+214V 14を疑似呼出信号10
としてDC+24V 12に重畳してDC−24V 1
3とともに、TELリレー7をTELリレー制御信号1
7でb側にした状態で、回線側から切り放したTELの
ベルを鳴動させて、利用者が受話器を取り上げるのを待
つ。
【0012】利用者がTEL9の受話器をオフフックし
た場合、DC+24V 12とDC−24V 13で重
畳されたDC48Vでオフフック検出回路8でオフフッ
クを検出し、TELオフフック信号16を制御部1に通
知し、制御部1は疑似リンガー駆動信号15を停止し、
TEL9のベルの鳴動を止め、通話可能とする。
【0013】疑似呼出信号10によりTEL9のベルを
規定回数鳴動させても、TEL9がオフフックされない
場合には利用者が不在であるとみなして、リングバック
トーンの送出を停止し、応答メッセージ18の一つとし
て「どなたもお出になりません。ファクシミリの方はピ
ーと言う音のあとに送信してください。電話の方は恐れ
いりますが、後ほどおかけ直しください」とのメッセー
ジを送出する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のTEL
を収容するFAX機能付きパソコンは、TELへの着信
である場合、利用者が受話器を取り上げるとこれを検出
して回線をTEL側に自動的に切替えるため、まず、利
用者への送出信号として最初に応答メッセージを送出
し、続いてリングバックトーンを送出し、同時に疑似呼
出信号でTELのベルを鳴動させている。そして、これ
らの機能を実現するため、装置内に、信号源としてDC
+214Vと疑似リンガー駆動信号、直流電源としてD
C+24VとDC−24V、回線側と分離するためのT
ELリレーおよびTELリレー制御信号とを設けてい
る。さらに利用者が受話器を取り上げたことを検出する
ために、オフフック検出回路を設けている。以上述べた
ように、TELを収容するためには、本来パソコンとし
て必要なもの以外に、信号源や直流電源と、リレーや検
出回路を必要とするので、このように、電源の種類が増
えることが、パソコン本体の物理的な大きさを要求する
ことはもとより、価格に及ぼす影響も大であり、さら
に、外づけ用電話機を回線側と分離するためのリレーや
オフフック検出回路、これらを動作させたり、動作を検
出するための制御信号も必要となり、設計開発のための
経済的な負担が大きくなるという問題点がある。
【0015】本発明の目的は、特に外づけ用電話機のベ
ルを鳴動させるための電源、信号、リレー回路を用い
ず、効果的かつ簡易的に、外づけ用電話機での通話を促
す機能を備えた外づけ用電話機を収容するファクシミリ
機能付きパーソナルコンピュータを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の外づけ用電話機
を収容するファクシミリ機能付きパーソナルコンピュー
タは、一般公衆回線に接続するための網制御装置とメッ
セージを出力する応答メッセージ回路とデータを入力す
るキーボードと警報音を発生するブザー回路とを含み、
かつ、ファクシミリ通信機能を持つパーソナルコンピュ
ータと、前記一般公衆回線と接続して通話を行うため前
記網制御装置に外づけされる外づけ用電話機とでシステ
ムを構成し、前記網制御装置内に前記外づけ用電話機に
疑似呼出信号を送出する疑似呼出信号送出機能および前
記外づけ用電話機のオフフックを検出するオフフック検
出機能を設けた外づけ用電話機を収容するファクシミリ
機能付きパーソナルコンピュータにおいて、前記網制御
装置内の疑似呼出信号送出機能およびオフフック検出機
能を削除し、前記外づけ用電話機の受話器をとることを
利用者に促すため前記パーソナルコンピュータが前記ブ
ザー回路を制御し鳴動させる着信表示機能と、利用者が
前記外づけ用電話機の受話器をとったことを前記パーソ
ナルコンピュータに通知するための押しボタンとを設け
る構成である。
【0017】本発明の外づけ用電話機を収容するファク
シミリ機能付きパーソナルコンピュータは、利用者が前
記外づけ用電話機の受話器をとったことを前記パーソナ
ルコンピュータに通知するための前記押しボタンを、前
記キーボード内の任意のキーに置換してもよい。
【0018】本発明の外づけ用電話機を収容するファク
シミリ機能付きパーソナルコンピュータは、前記外づけ
用電話機の受話器をとることを利用者に促すため前記着
信表示機能の制御で鳴動する前記ブザー回路の動作に合
せて、前記利用者が使用中の前記パーソナルコンピュー
タの表示画面に外づけ用電話機の受話器をとることを利
用者に促す着信表示を行ってもよい。
【0019】[作用]通信の相手が、自動発呼のFA
X、手動発呼のFAX、電話による通話の何れの場合で
も的確に切替えることができる。すなわち、自動送信の
FAXの場合は、回線閉結後CNG信号の検出でFAX
受信に移行する。手動送信のFAXの場合は、応答メッ
セージに応じて送信側で通信ボタンを押下し、FAX受
信に移行する。電話による通話の場合は、パソコン本体
の制御部のブザーで利用者を呼び出し、受話器をとった
のち、キーボードを押下することで通話に移行する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0022】図1において図2で説明したものと同一の
ものは名称および符号を同一としてある。これらについ
ては説明を省略する。新規に追加されたものとしては、
制御部1からのブザー信号26で動作するブザー回路2
8および制御部1へのキー入力信号27を出力するキー
ボード29と、NCU31に設けられたTEL9のベル
の鳴動を阻止するための無鳴動リレー30であり、TE
Lリレー7とオフフック検出回路8とは削除されてい
る。
【0023】なお、応答メッセージ回路2は、本実施の
形態では別個に設けてあるが、これを制御部1(パソコ
ン本体)のサウンド回路に組込むことも可能である。ま
た、ブザー回路28およびキーボード29は、本実施の
形態では制御部1に付属した入出力デバイスとしてい
る。
【0024】次に動作について説明する。説明には図1
の名称と符号とを使用する。
【0025】図3なし図5はそれぞれ本発明のTEL/
FAX切替えの手順を示すシーケンス図であり、図3は
相手端末がFAXを自動送信してきた場合の手順を示す
シーケンス図である。
【0026】まず、図1上での各部の状態を説明する
と、TEL/FAX切替えの初期状態としてCMLリレ
ー5は、B側に接続され、無鳴動リレー30は、OFF
状態であるとする。
【0027】最初に、相手端末のFAXが自動発呼し、
呼出信号が自端末に到来すると、呼出信号検出回路6で
呼出信号を検出し、リンガー検出信号19で制御部1に
通知する。この時、TEL9のベルは無鳴動リレー30
によって回線11から切離されているので鳴動しない。
制御部1は、規定回数のたとえば2回のリンガー検出信
号で着信を確認し、CMLリレー制御信号20によって
CMLリレー5をM側に倒し回線11をループとする。
なお、この時、CMLリレー5のB側は回線11から分
離される。また、制御部1からの無鳴動リレー制御信号
32により無鳴動リレー30を、以後の通話接続の可能
性に備えてONにしておく。
【0028】ここで、相手FAXが自動発呼の場合に
は、直ちにCNG信号を送出してくるので、モデム3で
1100Hzを検出し、FAX手順への移行識別し、以
下初期識別信号を交換し、FAX手順を実行し、受信を
行う。
【0029】図4は相手端末がFAXを手動送信してき
た場合の手順を示すシーケンス図である。
【0030】初期状態は、図3で説明した場合と同様と
し、相手端末のFAXが手動送信してきた場合は、ま
ず、相手端末のFAXから手動発呼し、呼出信号が自端
末に到来すると、呼出信号検出回路6で呼出信号を検出
し、リンガー検出信号19で制御部1に通知する。この
時、TEL9のベルは無鳴動リレー30の不動作によっ
て鳴動しない。制御部1は、規定回数のたとえば2回の
リンガー検出信号で着信を確認し、CMLリレー制御信
号20によってCMLリレー5をM側に倒し回線11を
ループとする。なお、この時、CMLリレー5のB側
は、回線11から分離される。また、制御部1からの無
鳴動リレー制御信号32により無鳴動リレー30を、以
後の通話接続の可能性に備えてONにしておく。
【0031】この状態で制御部1は、応答メッセージ制
御信号24により応答メッセージ回路2から応答メッセ
ージ18のAとして「おつなぎしますのでしばらくお待
ちください。」とのメッセージを回線11へ送出する。
その後、呼出音を相手に聞かせるために同様に応答メッ
セージ回路2からリングバックトーン(以下RBTと記
す)18’を送出する。このRBT18’送出から4秒
後に制御部1は、ブザー回路28をブザー信号26を駆
動して受信側の利用者が付近にいる場合に受話器をとっ
て通話することを促す。
【0032】ここで、利用者がパソコンの付近にいない
とすると、RBTを規定回数のたとえば10回送出後、
ブザー回路28の駆動を停止し、応答メッセージ18の
Bとして「どなたもおでになりません。ファクシミリの
方はピーという音の後に送信してください。電話の方は
恐れ入りますが後ほどおかけ直しください。」のメッセ
ージを送出する。
【0033】また、利用者がパソコンの付近にいたとす
ると、通常TEL9は、制御部1の近辺に設置されてい
るので、利用者はこのブザー音で受話器をとり、すぐに
キーボード29からのキー入力信号27を出力し、これ
により、制御部1は、利用者が受話器をとったことで通
話の意志がありと認識し、CMLリレー制御信号20で
CMLリレー5を動作させ、接点をB側に倒し回線11
とTEL9とを接続し通話を行わさせる。また、ブザー
回路28の動作に合せてパソコンの表示画面上に「着信
がありました。電話に出ますか。」等の着信表示を行う
ことも可能である。この場合はこの後、利用者が受話器
をとり、キーボード29からのキー入力信号27で表示
画面上の表示を消して電話での通信に移行する。再度F
AX通信を行う場合は、キーボード29からキー入力信
号27で制御部1に通知し、これを受けて制御部1は、
CMLリレー制御信号20でCMLリレー5を再びM側
に切替え、以後、利用者の通信スイッチ押下でFAX受
信が開始される。応答メッセージ送出後は、初期識別信
号を交換し、FAX手順を実行して受信を行う。
【0034】図5は相手が電話をかけて来て利用者が電
話で応答する場合の手順を示すシーケンス図である。
【0035】相手が電話をかけて来て利用者が電話で応
答する場合は、初期状態は、図3で説明した場合と同様
とし、まず、相手端末のFAXから手動発呼し、呼出信
号が自端末に到来すると、呼出信号検出回路6で呼出信
号を検出し、リンガー検出信号19で制御部1に通知す
る。この時、TEL9のベルは無鳴動リレー30の不動
作によって、鳴動しない。制御部1は、規定回数のたと
えば2回のリンガー検出信号で着信を確認し、CMLリ
レー制御信号20によってCMLリレー5をM側に倒し
回線11をループとする。なお、この時、CMLリレー
5のB側は、回線11から分離される。また、制御部1
からの無鳴動リレー制御信号32により無鳴動リレー3
0を、以後の通話接続の可能性に備えてONにしてお
く。
【0036】この状態で制御部1は、応答メッセージ制
御信号24により応答メッセージ回路2から応答メッセ
ージ18のAとして「おつなぎしますのでしばらくお待
ちください。」とのメッセージを回線11へ送出する。
その後、呼出音を相手に聞かせるため、同様に応答メッ
セージ回路2からRBT18’を送出する。このRBT
18’送出から4秒後に制御部1はブザー回路28をブ
ザー信号26を駆動して受信側の利用者が付近にいる場
合に受話器をとって通話することを促す。
【0037】また、利用者がパソコンの付近にいたとす
ると、通常TEL9は、制御部1の近辺に設置されてい
るので、利用者はこのブザー音で受話器をとり、すぐに
キーボード29からのキー入力信号27を出力し、これ
により、制御部1は、利用者が受話器をとったことで通
話の意志がありと認識し、CMLリレー制御信号20で
CMLリレー5を動作させ、接点をB側に倒し回線11
とTEL9とを接続し通話を行わさせる。また、ブザー
回路28の動作に合せてパソコンの表示画面上に「着信
がありました。電話に出ますか。」等の着信表示を行っ
てもよい。この場合はこの後、利用者が受話器をとり、
キーボード29からのキー入力信号27で表示画面上の
表示を消して電話での通信に移行する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、網制御
装置内の疑似呼出信号送出機能およびオフフック検出機
能を削除し、外づけ用電話機の受話器をとることを利用
者に促すため前記パーソナルコンピュータが制御し鳴動
させるブザー回路と、利用者が前記外づけ用電話機の受
話器をとったことを前記パーソナルコンピュータに通知
するための押しボタンとを設けることにより、効果的か
つ経済的に通話を促す機能を備えることができるという
効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】従来のTEL/FAX切替え機能の基本的な構
成を表示するブロック図である。
【図3】相手端末がFAXを自動送信してきた場合の手
順を示すシーケンス図である。
【図4】相手端末がFAXを手動送信してきた場合の手
順を示すシーケンス図である。
【図5】相手が電話をかけて来て利用者が電話で応答す
る場合の手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 応答メッセージ回路 3 モデム 4 ハイブリッド回路 5 CMLリレー 6 呼出信号検出回路 9 外づけ用電話機(TEL) 11 回線 18 応答メッセージ 18’ リングバックトーン(RBT) 19 リンガー検出信号 20 CMLリレー制御信号 21 ライントランス 23 モデム部 26 ブザー信号 27 キー入力信号 28 ブザー回路 29 キーボード 30 無鳴動リレー 31 網制御装置(NCU) 32 無鳴動リレー制御信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般公衆回線に接続するための網制御装
    置とメッセージを出力する応答メッセージ回路とデータ
    を入力するキーボードと警報音を発生するブザー回路と
    を含み、かつ、ファクシミリ通信機能を持つパーソナル
    コンピュータと、前記一般公衆回線と接続して通話を行
    うため前記網制御装置に外づけされる外づけ用電話機と
    でシステムを構成し、前記網制御装置内に前記外づけ用
    電話機に疑似呼出信号を送出する疑似呼出信号送出機能
    および前記外づけ用電話機のオフフックを検出するオフ
    フック検出機能を設けた外づけ用電話機を収容するファ
    クシミリ機能付きパーソナルコンピュータにおいて、前
    記網制御装置内の疑似呼出信号送出機能およびオフフッ
    ク検出機能を削除し、前記外づけ用電話機の受話器をと
    ることを利用者に促すため前記パーソナルコンピュータ
    が前記ブザー回路を制御し鳴動させる着信表示機能と、
    利用者が前記外づけ用電話機の受話器をとったことを前
    記パーソナルコンピュータに通知するための押しボタン
    とを設けることを特徴とする外づけ用電話機を収容する
    ファクシミリ機能付きパーソナルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 利用者が前記外づけ用電話機の受話器を
    とったことを前記パーソナルコンピュータに通知するた
    めの前記押しボタンを、前記キーボード内の任意のキー
    に置換することを特徴とする請求項1記載の外づけ用電
    話機を収容するファクシミリ機能付きパーソナルコンピ
    ュータ。
  3. 【請求項3】 前記外づけ用電話機の受話器をとること
    を利用者に促すため前記着信表示機能の制御で鳴動する
    前記ブザー回路の動作に合せて、前記利用者が使用中の
    前記パーソナルコンピュータの表示画面に外づけ用電話
    機の受話器をとることを利用者に促す着信表示を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の外づけ用電話機を収容す
    るファクシミリ機能付きパーソナルコンピュータ。
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JPH0946446A (ja) 1997-02-14

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