JP2002152386A - 通信システム、通信方法及び通信端末 - Google Patents

通信システム、通信方法及び通信端末

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JP2002152386A
JP2002152386A JP2000342450A JP2000342450A JP2002152386A JP 2002152386 A JP2002152386 A JP 2002152386A JP 2000342450 A JP2000342450 A JP 2000342450A JP 2000342450 A JP2000342450 A JP 2000342450A JP 2002152386 A JP2002152386 A JP 2002152386A
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Kiyokimi Yamanoi
清公 山野井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話にでなくても予め通話内容の重要性を知
ることができる。 【解決手段】 発信側端末20aは、送受信手段を介し
て、通話内容の重要性を示す重要性識別情報とされるS
OS発信識別ビットを付加して、発信要求する制御部2
5を備える。中継センタ10は、発信側端末20aから
の発信要求に付加されているSOS発信識別ビットに応
じて、通話内容が重要である旨の情報を付加して、受信
要求を受信側端末20bに発信する。受信側端末20b
は、送受信手段を介して受信された中継センタ10から
の、通話内容が重要である旨の情報を付加された受信要
求に応じて、スピーカ29、LED26及び表示部27
等における所定の着信動作を起動させる制御部を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム、通
信方法及び通信端末に関し、詳しくは、携帯型の電話装
置を利用した電話システムへの適用に好適な通信システ
ム、通信方法及び通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能とされている電話装置で
あるいわゆる携帯電話の普及がめざましいものとなって
おり、携帯電話は日常生活における必需品と化してい
る。そののような携帯電話の機能には、特定の電話番号
による発信者からの着信があった場合に、表示部の表示
を通常とは別の態様で表示したり、着信音を通常とは別
の態様で出力したりする機能がある。このような機能に
よって、電話にでなくても、発信者を特定することが可
能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、受信
者は、内容に如何にかかわらず電話に出る行動をとる。
しかし、電話に出てみると、たいした用件ではなかった
りすることが多々ある。また、そのようにたいした用件
でもないのに、電話を受けたがために、大事な用件の打
合せが中断されてしまう場合がある。
【0004】このように、基本的には、発信者からの内
容がそれほど重要でもないのにも拘わらず、物事に優先
して電話を受けることが優先されるのが実情である。
【0005】その反面、例えば緊急事態が発生して、ど
うしても相手に出て欲しいときに、相手が出ないことも
ある。例えば、重要な用件の打合せを行っているような
その打合せが優先されてしまうこと等が挙げられる。
【0006】上述したような各問題は、そのかけてきた
電話の内容が、どの程度の重要性をもっているかが相手
が予め知ることができないからである。
【0007】ここで、上述したように、携帯電話には、
特定の電話番号からの着信があった場合に、表示部の表
示を通常とは別の態様で表示したり、着信音を通常とは
別の態様で出力したりする機能がある。しかし、いずれ
も、着信側の携帯電話で設定されるものであり、設定さ
れている場合には予め発信者を知るようなことは可能で
あるが、電話に出る前にその電話の内容を予め知ること
できることまでには至っていない。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、電話にでなくても予め通話内容の重
要性を知ることができる通信システム、通信方法及び通
信端末を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信システ
ムは、上述の課題を解決するために、送受信手段を介し
て、通話内容の重要性を示す重要性識別情報を付加し
て、発信要求する制御手段を備えた発信側通信端末を備
える。また、通信システムは、発信側通信端末からの発
信要求により、重要性識別情報に基づいて通話内容が重
要である旨の情報を付加して、受信要求を発信する中継
センタを備える。また、通信システムは、送受信手段を
介して受信された中継センタからの、通話内容が重要で
ある旨の情報を付加された受信要求に応じて、外部出力
手段に所定の動作を起動させる制御をする制御手段を備
えた受信側通信端末を備える。
【0010】このような構成を備えた通信システムにお
いて、中継センタでは、発信側通信端末からの通話内容
の重要性を示す重要性識別情報が付加された発信要求に
より、重要性識別情報に基づいて通話内容が重要である
旨の情報を付加して、受信要求を発信し、受信側通信端
末では、中継センタによりなされた通話内容が重要であ
る旨の情報を付加された受信要求に応じて、外部出力手
段に所定の動作を起動させる。
【0011】これにより、受信側通信端末は、送信側通
信端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に応
じて所定の動作を起動する。
【0012】また、本発明に係る通信方法は、上述の課
題を解決するために、通話内容の重要性を示す重要性識
別情報を付加して、発信側通信端末による発信要求をす
る発信工程と、発信工程にてなされた発信側通信端末か
らの発信要求により、重要性識別情報に基づいて通話内
容が重要である旨の情報を付加して、中継センタからの
受信要求を発信する受信要求工程と、受信要求工程にて
なされた中継センタからの、通話内容が重要である旨の
情報を付加された受信要求に応じて、受信側端末手段の
外部出力手段に所定の動作を起動させる受信工程とを有
する。
【0013】このような通信方法により、中継センタで
は、発信側通信端末からの通話内容の重要性を示す重要
性識別情報が付加された発信要求により、重要性識別情
報に基づいて通話内容が重要である旨の情報を付加し
て、受信要求を発信し、受信側通信端末では、中継セン
タによりなされた通話内容が重要である旨の情報を付加
された受信要求に応じて、外部出力手段に所定の動作を
起動させる。
【0014】これにより、受信側通信端末は、送信側通
信端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に応
じて所定の動作を起動する。
【0015】また、本発明に係る通信端末は、上述の課
題を解決するために、発信側通信端末からの通話内容の
重要性を示す重要性識別情報が付加された発信要求が中
継センタになされ、中継センタから重要性識別情報に基
づいて通話内容が重要である旨の情報を付加された受信
要求が発信される通信端末である。この通信端末は、送
受信手段を介して受信された中継センタからの、通話内
容が重要である旨の情報を付加された受信要求に応じ
て、外部出力手段に所定の動作を起動させる制御をする
制御手段を備える。
【0016】このような構成を備えた通信端末は、中継
センタによりなされた通話内容が重要である旨の情報を
付加された受信要求に応じて、外部出力手段に所定の動
作を起動させる。これにより、通信端末は、送信側通信
端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に応じ
て所定の動作を起動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。この実施の形態は、図
1に示すように、本発明を、通信端末として携帯端末を
有する電話通信システムに適用したものである。
【0018】電話通信システムは、図1に示すように、
大別して、携帯電話である複数の携帯端末20a,20
bと、中継センタ10とによって構成されている。
【0019】第1の携帯端末20aは、無線部21、ベ
ースバンド信号処理部22、音声コーデック部23、操
作部24、制御部25、LED26、表示部27、マイ
ク28、スピーカ29及びアンテナ30を備えている。
また、第2の携帯端末20bについても、図示しない
が、第1の携帯端末20aと同様な構成を有している。
また、中継センタ10は、携帯端末との間でデータの送
受信を直接行う基地局11,13と、所望の各基地局1
1,13をつなぐ交換制御局12とを備えている。
【0020】このような電話通信システムにおいて、第
1の携帯端末20aと第2の携帯端末20bとの間で通
話可能とされることは当然であるが、携帯端末20a,
20bは、一般公衆回線に接続されている端末、例え
ば、家庭内に設置されている電話装置との接続も可能と
されている。以下の説明では、第1の携帯端末20aを
発信側の端末とし、第2の携帯端末20bを受信側の端
末として説明する。
【0021】このような構成とされて電話通信システム
において、第1の携帯端末(以下、発信側端末とい
う。)20aにおけるアンテナ30、無線部21及びベ
ースバンドは、送受信手段として機能し、制御部25
は、このような送受信手段を介して、通話内容の重要性
を示す重要性識別情報とされるSOS発信識別ビットを
付加して、発信要求する制御手段として機能する。
【0022】また、基地局11,13及び交換制御局1
2は、上述したように、中継センタ10を構成してお
り、この中継センタ10を経由される際に、発信側端末
20aからの発信要求に付加されているSOS発信識別
ビットに応じて、通話内容が重要である旨が付加され
て、受信要求が第2の携帯端末(以下、受信側端末とい
う。)20bに発信される。
【0023】そして、送信側端末20aと同様な構成を
有する受信側端末20bにおいて、無線部21、ベース
バンド信号処理部22は、送受信手段として機能し、ス
ピーカ29、LED26及び表示部27は、外部出力手
段として機能し、制御部25は、上述したような送受信
手段を介して受信された中継センタ10からの、通話内
容が重要である旨の情報を付加された受信要求に応じ
て、スピーカ29、LED26及び表示部27等に所定
の動作を起動させる制御をする制御手段として機能す
る。
【0024】以下、各構成部について詳細に説明する。
先ず、一般的な動作を採り上げて、各構成部について説
明する。発信側端末20aによる発信要求により、受信
側端末20bと当該発信側端末20aとの間で通話が開
始されるまでの処理において説明する。
【0025】発信側端末20aの操作部24による発信
操作により、基地局11への発信要求がなされる。すな
わち例えば操作部24のテンキー24aによる電話番号
の入力と、図示しない発信キーの操作により、図2に示
すように、発信側端末20aから基地局11への発信要
求がなされる。
【0026】基地局11は、この発信要求により、図2
に示すように、発信側端末20aの認証処理を行い、基
地局11と発信側端末20aとの間の通信チャネルを確
立する。一方、交換制御局12では、図3に示すような
発信要求dとともに付加されてきた受信相手の電話番
号等からなるユーザー情報dに基づいて、対応される
基地局13を介して、その電話番号に該当する受信側端
末20bに受信要求を出す。
【0027】受信要求により、受信側端末20bでは、
着信動作(或いは呼び出し動作)として、ユーザー等に
よって予め設定されている着信音を図示しないいわゆる
リンガー或いはスピーカ29により出力する。さらに、
当該発信者の電話番号や名前で登録されている場合に
は、相手の電話番号や発信者の名前が表示部27に表示
される。ここで、表示部27は、例えば液晶表示部であ
る。そして、受信側端末20bにおける受信キーの操作
がなされて、基地局13と受信側端末20bとの間の通
信チャネルが確立された後、基地局11,13を介し
て、発信側端末20aと受信側端末20bとの間の通話
が可能になる。
【0028】通話データを発信する際の端末20a,2
0bの処理については次のようになる。端末20a,2
0bでは、マイク28により入力された音声信号が音声
コーデック部23に入力される。音声コーデック部23
では、音声信号の符号化等を行う。この音声コーデック
部23において符号化等された信号は、ベースバンド信
号処理部22に入力される。ベースバンド信号処理部2
2は、各種信号処理をする部分であり、ここで、例え
ば、音声コーデック部23から出力された信号による搬
送波の変調等を行う。ベースバンド信号処理部22にお
いて信号処理された信号は、無線部21に入力される。
無線部21では、ベースバンド信号処理部22から出力
された信号であるベースバンド信号を、無線周波数へ変
調する処理や送信信号の増幅等を行う。この無線部21
により変調された信号が、通話データとされてアンテナ
30を介して、基地局11,13に送信される。
【0029】一方、通話データを受信する際の端末20
a,20bにおける処理は次のようになる。端末20
a,20bでは、基地局11,13から送信されたきた
通話データがアンテナ30を介して無線部21に入力さ
れる。無線部21では、通話データについてベースバン
ド信号への復調や受信信号の増幅等を行う。この無線部
21により処理された信号は、ベースバンド信号処理部
22において、音声信号の復調処理等がなされ、音声コ
ーデック部23に入力される。音声コーデック部23で
は、音声信号を復号して、スピーカ29による音声出力
がなされる。
【0030】なお、上述したような発信時及び受信時に
おける端末20a,20bの処理については、特に言及
しない限り、本発明の要旨に影響しない範囲において、
一般的な携帯端末における処理に置き換えることができ
ることはいうまでもない。
【0031】以上が、電話通信システムにおいてなされ
る一般的な動作である。次に、本発明が適用された電話
通信システムにおいて実現される機能等について説明す
る。本発明の適用により、発信側端末20aを操作する
発信者は、受信者に対して、この電話の内容が重要であ
り、緊急度が高いということを送信することができ、受
信側端末20bの受信者は、電話に出る前に、発信者か
らの内容の重要性を予め知ることができるというもので
ある。以下、具体的に説明する。
【0032】発信側端末20aには、操作部24に、緊
急呼び出しキー24bが備えられている。緊急呼び出し
キー24bが押圧されると、制御部25は、発信処理を
開始するとともに、電話の内容が緊急性があることを示
すための処理を行う。以下、緊急呼び出しキー24bが
押圧されて開始される発信モードをSOS発信モードと
いう。
【0033】例えば、発信側端末20aは、通常の発信
処理としては一般的な携帯端末と同様に、図3に示すよ
うに、発信要求dや受信相手の電話番号等を示すユー
ザー情報d等を基地局10に送信するが、このSOS
発信モードでは、このような送信されるデータに通話内
容の緊急性を示すSOS発信認識ビットを付加する。
【0034】例えば、SOS発信認識ビットは、通信パ
ケット内においてユーザーによる使用が認められている
ユーザー領域に割り当てた1ビットを利用する。すなわ
ち例えば、SOS発信認識ビットが”1”であれば、通
話内容が緊急性があることを示し、”0”であれば、通
常の通話内容であることを示す、といったようにであ
る。
【0035】例えば、このようなSOS信号認識ビット
の付加は、例えば、制御部25により、ベースバンド信
号処理部22等においてなされるが、これに限定される
ものではない。
【0036】基地局11(或いは交換制御局12)で
は、このように発信要求d等のデータに付加されてい
るSOS発信認識ビットを、図2に示すように、認証処
理工程において確認する。基地局11は、このような確
認を行うとともに、当該発信側端末20aとの間の通信
チャネルを確立させる。
【0037】このように発信側端末20aと基地局11
との間の通信が確立される一方、基地局13からは受信
側端末20bに受信要求がなされる。このとき、基地局
13は、通話内容が緊急性を示すものであることを前提
とした受信要求をする。例えば、基地局13は、受信要
求にその旨を示す情報を付加して、受信側端末20bに
対する受信要求をする。例えば、その旨を示す情報の付
加は、通信パケットにおけるユーザー領域の1ビットを
割り当てて行う。
【0038】受信側端末20bでは、緊急の際の着信動
作として、予め用意されている動作を起動させる。例え
ば、受信側端末20bは、制御部25が、通信パケット
の所定の位置のビットを見て、そのビットが緊急性を示
している状態になっている場合に、緊急の際の着信動作
を起動させる。緊急の際の着信動作としては、例えば、
スピーカ29から所定の着信音を出力したり、LED2
6を所定の周期で点滅したり、或いは表示部27に緊急
である旨を示す表示をしたりする。このような緊急の際
の着信動作は、発信側端末20aのSOS発信モードに
対応されたものであり、受信側端末20bにおけるいわ
ゆるSOS受信モードの動作になる。
【0039】そして、受信側端末20bの受信キーが操
作されることにより、基地局13との間で確立された通
信チャネルにより、通話データの送受信がなされるよう
になる。これにより、受信者は、受信キーを操作をする
前に通話内容が緊急であることを予め知ることができ、
このような緊急を要する呼び出しを逃すことなく、即座
に対応することができるようになる。
【0040】次に、図4を用いて、受信の際の着信動作
等の具体例について説明する。ここで、受信側の携帯端
末20bが常に受信可能状態であるとも限らないことか
ら、それに応じた処理も示している。なお、受信側端末
20bが受信不可能な状態としては、例えば、受信側の
携帯端末20bが通話エリア外にある場合や電源がOF
Fとなっているような場合が挙げられる。
【0041】ステップS1において、受信側端末20b
が受信可能であるか否かを判別がなされる。このような
判別処理は、基地局においてなされる処理である。ここ
で、受信側端末20bが受信可能である場合には、ステ
ップS2において、受信側端末20bは、SOS受信モ
ードとしての所定の着信動作を起動する。具体的には、
ステップS2に示すように、受信側端末20bは、特定
の着信音により鳴動させ、LED26を所定の周期で点
滅させ、さらに、通話内容が緊急である旨の情報を示す
情報として例えば“緊急メッセージ”等といった表示を
表示部27にする。なお、このような着信動作は、全て
が緊急性を示す動作として起動されるものであるが、受
信要求のあった際にはこれら全ての動作を起動させる必
要はなく、少なくとも1つの動作を起動させることとし
ても良い。
【0042】また、例えば、受信側端末20bの機能と
して、予めユーザーにより着信音の種類やLEDの点滅
周期等が設定可能とされる機能もあるが、このような機
能によりユーザーによって予め着信音の種類やLEDの
点滅周期が設定されているような場合であっても、優先
してある特定の着信音を鳴らしたり、LED26を所定
の周期で点滅させるようにする。例えば、SOS受信モ
ードでは、ユーザーが予め設定しているLED26の設
定点滅周期の2倍の周期でLED26を点滅させるよう
にする。
【0043】また、受信側端末20bに直ぐにユーザー
が出るとは限らないので、このような場合に対応して、
時間の経過とともに着信音を徐々に大きくしたりする。
また、受信側端末20bには、転送電話機能や留守番電
話機能を有している場合がある。このような機能は、通
常、着信時から所定時間経過した後に起動される機能で
ある。例えば、そのような所定時間については、予め設
定可能とされている。
【0044】このようなこと機能を有している場合に
は、受信側端末20bは、SOS受信モードでは、その
ような機能が起動されるまでの時間(設定時間)を長く
するようにして、できるだけ遅い時間に機能が起動する
ようにする。
【0045】このようなSOS受信モードにおける受信
側端末20bの動作により、ユーザーは、発信者からの
電話の内容が緊急であることを通話を開始する前(例え
ば着信キーによる応答操作をする前)に予め認識できる
ようになる。
【0046】そして、ステップS3において応答操作が
あった場合には、ステップS4において着信音による鳴
動、LEDの点滅或いは緊急を示す表示が終了される。
さらに、この応答操作により、受信側端末20bのユー
ザーは、ステップS5において、SOS発信モードによ
る発信がなされた発信側端末20aの発信者との通話が
できるようになる。そして、ステップS6において通話
の終了の有無が判別される。
【0047】一方、ステップS3において応答操作がな
い場合において、発信側の携帯端末20aから入力され
た発信者からのメッセージがあるときには、ステップS
7において、基地局等においてその保管がなされる。
【0048】なお、メッセージの保管は、受信側端末2
0bにおいてすることもできる。例えば、一般的な携帯
端末の留守番電話機能は、受信可能状態であればそのメ
ッセージを携帯端末自体に保管することができるように
なされており、受信側端末20bは、このような留守番
電話機能により、発信者からのメッセージを記憶手段に
保管する。
【0049】また、受信側端末20bは、このようなS
OS受信モードにおいてメッセージを保管する場合の特
別の領域を記憶手段に確保しておくこともできる。これ
により、留守番電話機能による他の通常のメッセージ
(緊急でないメッセージ)の保管により記憶領域が全て
使用されている状態においても、SOS受信モードにお
ける緊急性のあるメッセージを保管できるようになる。
【0050】また、発信者がメッセージを残さない場合
もあるので、このような場合に対応して、例えば、SO
S発信モードによる着信があった旨の履歴を残すことも
できる。SOS発信モードによる着信があった旨の履歴
としては、発信側端末20aの識別情報となる例えば電
話番号が挙げられ、さらに、この場合、この履歴として
残された電話番号に、SOS発信モードの呼び出しであ
ったことがわかるような情報を付加する。これにより、
後で見たユーザーが他の着信履歴として残されている他
の電話番号の中からSOS着信モードによる呼び出しが
あった電話番号を特定することができる。このような電
話番号の保管は、基地局或いは受信側端末20b自体に
おいてなされる。
【0051】このようなメッセージの保管処理等を行っ
た後、ステップS11における処理が実行される。この
ステップS11以降の処理については、ステップS1に
おける判別において受信側端末20bが受信不可能な状
態である場合の処理の途中からの処理と同一になる。ス
テップS1において受信側端末20bが受信不可能であ
った場合の処理について次のようになる。
【0052】ステップS1において、受信側端末20b
が受信不可能である場合、ステップS8において、基地
局等においてメッセージが保管がなされる。なお、発信
者が必ずメッセージを残しているとは限らないので、こ
のような場合に対応して、例えば、基地局等には、メッ
セージのかわりにSOS発信モードによる呼び出しがあ
った旨の履歴が残される。例えば、この場合、発信側端
末20aの電話番号が履歴として残される。
【0053】そして、ステップS9において、受信側端
末20bが受信可能であるか否かの判別が繰り返しなさ
れ、受信側端末20bが受信可能とされたときに、ステ
ップS10において、受信側端末20bは、基地局13
からの受信要求により、上述のステップS2における動
作と同様に、特定の着信音により鳴動させ、LED26
を所定の周期で点滅させ、さらに、通話内容が緊急であ
る旨の情報を示す表示として例えば“緊急メッセージ”
等といった表示をする。
【0054】これにより、受信側端末20bは、受信可
能になった直後にSOS受信モードによる着信動作を起
動するようになり、よって、ユーザーは、受信側端末2
0bの受信可能となった直後からSOS発信モードによ
る呼び出しがなされていることを知ることができる。
【0055】そして、受信側端末20bは、このような
ステップS10におけるSOS受信モードの着信動作を
起動させた後、ステップS11における処理を実行す
る。ステップS11は、上述したように、受信側端末2
0bが受信可能とされていながらもそれに対する応答操
作がなされなかった場合にも実行される処理である。こ
のステップS11では、受信側端末20bの応答操作が
あるか否かの判別をする。すなわち、受信側端末20b
の応答操作の待ち状態に入る。
【0056】受信側端末20bの応答待ち状態では、そ
の応答がない場合、ステップS12において、そのよう
な待ち状態が所定時間経過したか否かを判別する。ここ
で、所定時間経過している場合には、受信側端末20b
は、ステップS13において、着信音による鳴動が終了
する。これにより、応答操作が所定時間なされない場
合、着信音の鳴動が終了される一方で、表示部27に
は、“緊急メッセージ”等の表示が残される。これによ
り、例えば、受信側端末20bのユーザーが気づいて、
受信キーを押すまでこのような表示がなされるようにな
る。所定時間経過していない場合には、そのままステッ
プS11における応答操作がなされたか否かの判別がな
される。
【0057】受信側端末20bにおいて応答操作があっ
た場合、ステップS14において、着信音による鳴動、
LEDの点滅及び緊急である旨の表示が終了される。応
答操作待ち状態が所定時間経過した場合には、ステップ
S13において着信音による鳴動が終了しているので、
この場合には、このステップS14における着信音によ
る鳴動の終了処理は省略される。
【0058】ステップS14に続くステップS15にお
いて、受信側端末20bは、メッセージの再生を自動的
に開始する。例えば、基地局13等にてメッセージが保
管されていた場合には、受信側端末20bは、基地局1
3から送信されてきたメッセージを再生して、当該受信
側端末20bにてメッセージを保管していた場合には、
記憶手段に記憶されているメッセージを再生する。
【0059】このような基地局或いは受信側の携帯端末
20bにおいてメッセージを保管しておき、応答操作が
なされたことにより再生することで、受信者は、受信側
端末20bが通話エリア外や電源をOFFにしていたと
きでも、後でメッセージを聞くことができるようにな
る。
【0060】また、メッセージが残されていない場合に
は、受信側端末20bは、基地局13から着信履歴とし
て送信されてきた電話番号を表示部27に表示し、或い
は自己が履歴として保管している電話番号を表示部27
に表示する。ステップS16において、このようなメッ
セージの再生終了や電話番号の表示処理の終了の有無が
判別される。
【0061】なお、メッセージが基地局13からのもの
である場合には、通話状態等によりメッセージを聞いて
る途中で電波が切れてしまう場合もあり、このような場
合には、受信側端末20bは、再度受信可能状態になっ
たときに、LED26を再度点滅させたりするととも
に、再度の応答操作により再びメッセージを再生するよ
うにする。これにより、ユーザーは、メッセージを常に
最後まで聞くことができるようになる。
【0062】以上のように、受信側端末20bにおける
着信動作等がなされる。図5には、電話通信システムに
おける全体の流れを示している。この図5を用いて、電
話通信システムにおける全体の流れについて説明する。
【0063】ステップS21において、発信側端末20
aでは、電話番号を指定して、SOS発信モードでの発
信を行う。一方、ステップS22における受信側端末2
0bの受信状態の判別において、受信側端末20bが受
信可能状態の場合には、ステップS23以降の流れとな
り、受信不可能状態の場合には、ステップS24以降の
流れになる。
【0064】ステップS23では、受信側携帯端末20
bがSOS受信モードによる受信を行う。このとき、受
信側端末20bにおいて応答操作がなされた場合には、
ステップS24の処理がなされ、受信側端末20bにお
いて応答操作がなされない場合には、ステップS25以
降の流れになる。
【0065】ステップS24では、受信側端末20bに
より、SOS受信モードによる着信動作が起動されるこ
とにより、受信者が緊急であることを認識して、発信側
端末20aの発信者との間での通話が開始される。一
方、ステップS25では、受信側端末20bでは、SO
S受信モードにおける応答操作なしの着信動作により、
徐々に着信音が大きくなり、転送機能或いは留守番電話
機能の起動開始時間が長くなる。
【0066】そして、続くステップS26において、受
信側端末20bでは、着信終了後の動作として、LED
26がある一定周期で点滅し続ける。ここで、発信側端
末20aからメッセージがある場合には、ステップS2
7において、受信側端末20bでは、特別に確保されて
いる録音領域へのメッセージが記録される。
【0067】そして、さらに受信側端末20bにおいて
応答操作がなく所定時間経過した後、LED26の点滅
が消え、SOS発信モードによる発信をしてきた発信者
の電話番号やSOS発信の旨の表示が表示部27に残さ
れる。そして、メッセージが残されている場合には、再
生操作等によってメッセージの再生がなされる。
【0068】一方、ステップS22における受信側端末
20bの受信状態の判別において受信が不可能状態であ
った場合には、ステップS29において、基地局等にメ
ッセージが保管される。なお、このメッセージの保管処
理は、発信側端末20aにおいてメッセージが入力され
ている場合であり、メッセージがない場合には、当該発
信側端末20aのSOS発信モードによる発信履歴(例
えば、電話番号等の情報の履歴)のみが残される。
【0069】そして、受信側端末20bが受信可能状態
になったときに、例えば、受信側端末20bが通話エリ
ア内に移動したときや受信側端末20bの電源がONに
されたときに、ステップS30において、受信側端末2
0bでは、LED26がある一定周期で点滅し続ける。
この状態で、受信側端末20bの受信キー等の操作がな
されると、ステップS31において、受信側端末20b
では、LED26の点滅が停止し、SOS発信モードに
よる発信をしてきた発信者の電話番号やSOS発信の旨
が表示部27に表示される。
【0070】そして、発信者がメッセージを残していた
場合には、そのメッセージが自動的に再生されるように
なる。
【0071】以上が電話通信システムにおける全体の流
れになる。このような電話通信システムにより、通話内
容の重要度が電話に出る前にわかり、さらにSOS発信
モードとわかるような着信メッセージ等の着信動作を継
続実行することにより、相手側においてSOS発信モー
ドによる着信があったことを即時に知ることができ、相
手が電話に出ることができない状況にあったとしても、
発信者が重要な用件で電話をかけてきたということが伝
わるようになる。これにより、発信者は、非常事態があ
ったとき等に、即時に相手に知らせることができる。
【0072】また、電話がかかってきたことに相手が気
づかなかったとしても、後でLED26の点滅によって
SOS発信があったことが伝わり、わざわざ表示部27
を覗かなくてもSOS発信があったことを認識できるの
で、相手は、SOS発信があったことを即座に認識でき
るようになる。
【0073】このような電話通信システムの利用用途と
しては、例えば突発性の事故やどうしてもその時に助け
が必要となる場合等の緊急性のある通話をしたいとき、
といった利用用途が挙げられる。
【0074】また、上述の実施の形態では、本発明を携
帯端末に適用した場合について説明しているが、これに
限定されるものではなく、例えば、一般公衆回線に接続
されている固定端末とされる電話装置に本発明を適用す
ることができることはいうまでもない。
【0075】また、上述の実施の形態では、SOS発信
認識ビットを1ビットにより表現する場合について説明
した。しかし、これに限定されるものではなく、例え
ば、複数ビットを使用して表現することもできる。これ
により、通話内容の緊急性を段階に分け、緊急性のある
通話内容をさらに緊急度に応じて把握することができる
ようになる。例えば、これにより、受信側端末20bで
は、そのような緊急度に応じた動作を異ならせることも
できる。ユーザーは、そのような緊急度に応じて変化す
る動作から、電話を受ける前に予め電話の内容の緊急性
の度合いを知ることができるようになる。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る通信システムは、送受信手
段を介して、通話内容の重要性を示す重要性識別情報を
付加して、発信要求する制御手段を備えた発信側通信端
末を備える。また、通信システムは、発信側通信端末か
らの発信要求により、重要性識別情報に基づいて通話内
容が重要である旨の情報を付加して、受信要求を発信す
る中継センタを備える。また、通信システムは、送受信
手段を介して受信された中継センタからの、通話内容が
重要である旨の情報を付加された受信要求に応じて、外
部出力手段に所定の動作を起動させる制御をする制御手
段を備えた受信側通信端末を備える。
【0077】このような構成を備えた通信システムにお
いて、中継センタでは、発信側通信端末からの通話内容
の重要性を示す重要性識別情報が付加された発信要求に
より、重要性識別情報に基づいて通話内容が重要である
旨の情報を付加して、受信要求を発信し、受信側通信端
末では、中継センタによりなされた通話内容が重要であ
る旨の情報を付加された受信要求に応じて、外部出力手
段に所定の動作を起動させることができる。
【0078】これにより、受信側通信端末は、送信側通
信端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に応
じて所定の動作を起動するので、ユーザーは、通話開始
操作前に発信者からのその通話内容の重要性を予め知る
ことができる。
【0079】また、本発明に係る通信方法は、通話内容
の重要性を示す重要性識別情報を付加して、発信側通信
端末による発信要求をする発信工程と、発信工程にてな
された発信側通信端末からの発信要求により、重要性識
別情報に基づいて通話内容が重要である旨の情報を付加
して、中継センタからの受信要求を発信する受信要求工
程と、受信要求工程にてなされた中継センタからの、通
話内容が重要である旨の情報を付加された受信要求に応
じて、受信側端末手段の外部出力手段に所定の動作を起
動させる受信工程とを有することにより、中継センタで
は、発信側通信端末からの通話内容の重要性を示す重要
性識別情報が付加された発信要求により、重要性識別情
報に基づいて通話内容が重要である旨の情報を付加し
て、受信要求を発信し、受信側通信端末では、中継セン
タによりなされた通話内容が重要である旨の情報を付加
された受信要求に応じて、外部出力手段に所定の動作を
起動させることができる。
【0080】これにより、受信側通信端末は、送信側通
信端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に応
じて所定の動作を起動するので、ユーザーは、通話開始
操作前に発信者からのその通話内容の重要性を予め知る
ことができる。
【0081】また、本発明に係る通信端末においては、
送受信手段を介して受信された中継センタからの、通話
内容が重要である旨の情報を付加された受信要求に応じ
て、外部出力手段に所定の動作を起動させる制御をする
制御手段を備えることにより、中継センタによりなされ
た通話内容が重要である旨の情報を付加された受信要求
に応じて、外部出力手段に所定の動作を起動させること
ができる。
【0082】これにより、通信端末においては、送信側
通信端末からの呼び出し時に、その通話内容の重要性に
応じて所定の動作が行われるので、ユーザーは、発信者
からのその通話内容の重要性を、通話開始操作を行う前
に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である携帯電話システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】発信側の携帯端末と基地局との間で通信チャネ
ルが確立されるまでの処理手順を示す図である。
【図3】発信側の携帯端末からなされる発信要求にSO
S信号認識ビットを添付した場合を示す図である。
【図4】SOS発信モードによる発信がなされた場合に
おける、主に受信側の携帯端末の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】上述の携帯電話システムにおける処理手順の概
略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11,13 基地局、12 交換制御局、20a,20
b 携帯端末、21無線部、22 ベースバンド信号処
理部、23 音声コーデック部、24 操作部、24a
テンキー、24b 緊急呼び出しキー、25 制御
部、26 LED、27 表示部、28 マイク、29
スピーカ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信手段と、上記送受信手段を介し
    て、通話内容の重要性を示す重要性識別情報を付加し
    て、発信要求する制御手段とを備えた発信側通信端末
    と、 上記発信側通信端末からの発信要求により、上記重要性
    識別情報に基づいて通話内容が重要である旨の情報を付
    加して、受信要求を発信する中継センタと、 送受信手段と、外部出力手段と、上記送受信手段を介し
    て受信された上記中継センタからの、通話内容が重要で
    ある旨の情報を付加された受信要求に応じて、上記外部
    出力手段に所定の動作を起動させる制御をする制御手段
    とを備えた受信側通信端末とを備えたことを特徴とする
    通信システム。
  2. 【請求項2】 上記中継センタは、上記受信側通信端末
    が受信不可能な状態にあるとき、上記発信側通信端末に
    より入力された伝言を保管して、上記受信側通信端末が
    受信可能な状態になったときに、上記伝言を上記受信要
    求とともに上記受信側通信端末に送信し、 上記受信側通信端末では、受信した上記伝言を再生し、
    出力することを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記中継センタは、上記受信側通信端末
    が受信不可能な状態にあるとき、上記発信側通信端末を
    識別可能にする端末識別情報を保管して、上記受信側通
    信端末が受信可能な状態になったときに、上記端末識別
    情報を上記受信要求とともに上記受信側通信端末に送信
    し、 上記受信側通信端末では、受信した上記端末識別情報を
    外部へ出力することを特徴とする請求項1記載の通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 上記重要性識別情報が、通話内容の緊急
    性を示す緊急識別情報であることを特徴とする請求項1
    記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 上記外部出力手段は、少なくとも着信音
    出力手段、発光手段、画像表示手段の何れか1つによっ
    て構成されていることを特徴とする請求項1記載の通信
    システム。
  6. 【請求項6】 上記外部出力手段は、呼び出し動作をす
    る呼び出し手段であって、 上記呼び出し手段は、呼び出し動作の動作形態が予め設
    定可能とされており、設定値と異なる動作を上記所定の
    動作として出力することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  7. 【請求項7】 上記発信側通信端末は、通話内容の重要
    性を示す重要性識別情報を付加して発信要求する発信要
    求操作部を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    通信システム。
  8. 【請求項8】 上記通話内容の重要性を示す重要性識別
    情報が、上記発信要求に付加されるユーザー使用領域の
    冗長ビットの少なくとも1ビットにより表現されている
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 上記発信側通信端末及び受信側通信端末
    は、携帯型の電話装置であることを特徴とする請求項1
    記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 通話内容の重要性を示す重要性識別情
    報を付加して、発信側通信端末による発信要求をする発
    信工程と、 上記発信工程にてなされた上記発信側通信端末からの発
    信要求により、上記重要性識別情報に基づいて通話内容
    が重要である旨の情報を付加して、中継センタからの受
    信要求を発信する受信要求工程と、 上記受信要求工程にてなされた上記中継センタからの、
    通話内容が重要である旨の情報を付加された受信要求に
    応じて、受信側端末手段の外部出力手段に所定の動作を
    起動させる受信工程とを有することを特徴とする通信方
    法。
  11. 【請求項11】 発信側通信端末からの通話内容の重要
    性を示す重要性識別情報が付加された発信要求が中継セ
    ンタになされ、上記中継センタから上記重要性識別情報
    に基づいて通話内容が重要である旨の情報を付加された
    受信要求が発信される通信端末であって、 外部出力手段と、 上記中継センタとの間での通信を行うための送受信手段
    と、 上記送受信手段を介して受信された上記中継センタから
    の、通話内容が重要である旨の情報を付加された受信要
    求に応じて、上記外部出力手段に所定の動作を起動させ
    る制御をする制御手段とを備えたことを特徴とする通信
    端末。
  12. 【請求項12】 上記外部出力手段は、少なくとも着信
    音出力手段、発光手段、画像表示手段の何れか1つによ
    って構成されていることを特徴とする請求項11記載の
    通信端末。
  13. 【請求項13】 上記外部出力手段は、呼び出し動作を
    する呼び出し手段であって、 上記呼び出し手段は、呼び出し動作の動作形態が予め設
    定可能とされており、設定値と異なる動作を上記所定の
    動作として出力することを特徴とする請求項11記載の
    通信端末。
JP2000342450A 2000-11-09 2000-11-09 通信システム、通信方法及び通信端末 Withdrawn JP2002152386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089009A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sanyo Electric Co Ltd 通信端末
WO2019187593A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム

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