JP3016723B2 - 通信システム、移動通信システム、自動着信方法および移動機 - Google Patents

通信システム、移動通信システム、自動着信方法および移動機

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JP3016723B2
JP3016723B2 JP32931795A JP32931795A JP3016723B2 JP 3016723 B2 JP3016723 B2 JP 3016723B2 JP 32931795 A JP32931795 A JP 32931795A JP 32931795 A JP32931795 A JP 32931795A JP 3016723 B2 JP3016723 B2 JP 3016723B2
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浩一 澤井
郷生 吉川
敬也 宮下
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エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動通信システ
ムに係り、特にデジタル自動車電話、デジタル携帯電話
等を利用して音声通話、モデム通信、ファクシミリ通信
等、複数種類の通信を行う場合の着信制御に好適な移動
通信システムの自動着信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル移動通信においては、有線区間
での通信速度と無線区間での通信速度との関係により、
有線区間から供給される信号をそのまま変調して無線区
間に供給したり、逆に無線区間からの信号を復調してそ
のまま有線区間に供給したりすることができない場合が
ある。このような場合に対処するため、電話網の各端末
装置に使用されているものと同一規格の変復調装置を移
動通信交換局内に各々設置し、ある移動局が電話網の端
末装置と通信を行う際には、移動通信交換局が電話網側
の端末装置の変復調装置と同一規格の変復調装置を選択
する移動通信システムが特願平1−39246号により
提案されている。
【0003】図3および図4は、この特願平1−392
46号により提案された移動通信システムの構成を示す
ブロック図である。図3において、100は移動機であ
り、切換えスイッチ操作部103、音声信号変換回路1
04、データ信号変換回路105、制御装置106、通
信用無線送受信回路107、制御用無線送受信回路10
8および切換え回路109を有している。移動機100
には、端末装置として、電話機101、データ端末10
2が接続されている。この場合、移動機100とデータ
端末102とは、V.24インタフェースを介して接続
されている。
【0004】また、図4において、200は無線基地局
であり、通信用無線送受信回路201、制御用無線送受
信回路202、信号変換回路203および基地局制御装
置204を有している。205は制御回線である。
【0005】次に、300は移動通信交換局であり、ス
イッチ回路301aおよび301b、信号変換回路A〜
C(符号302〜304)、音声信号変換回路305、
変復調回路B,C(符号306,307)、PCM符復
号化回路308および制御装置309を有している。こ
こで、信号変換回路BおよびCと変復調回路BおよびC
はV.24インタフェースを介して接続されている。
【0006】400は電話網(網)であり、交換局や通
信装置などが適宜接続される。ここで、500は通信装
置の一種である電話網複合端末であり、電話機501、
データ端末502、変復調装置503および網制御装置
504を有する。
【0007】以上の構成においては、移動機100にお
ける電話機101と電話網400側の電話網複合端末5
00の電話機501との間で音声通信を行うことが可能
であり、また、移動機100におけるデータ端末102
と電話網複合端末500のデータ端末502との間でデ
ータ通信を行うことも可能である。これらの音声通信お
よびデータ通信は、移動機100、無線基地局200、
移動通信交換局300および電話網400を経由して行
われる。また、音声通信からデータ通信へ、あるいは、
データ通信から音声通信へ、という具合に通信中の通信
の種別の切換えが必要に応じて行われる。以下、この移
動通信システムの動作について説明する。
【0008】(1)移動機100のデータ端末101か
ら電話網複合端末500のデータ端末502へデータ情
報を送信する場合 この場合、移動機100においては、切換えスイッチ操
作部103から制御装置106に対し、通信相手たるデ
ータ端末502が使用する変復調装置503の通信種別
と同一の通信種別を表す情報が与えられる。また、切換
え回路109により、送信すべきデータ情報を有するデ
ータ端末101が選択される。そして、以上の処理の完
了後、移動機100から発呼が行われる。
【0009】移動機100と移動通信交換局300との
間の発呼制御は、例えば自動車電話交換の接続制御と同
様な態様で行われるが、この移動通信システムにおいて
は、相手端末の変復調装置(この例では変復調装置50
3)の通信種別を示す情報を含んだ発呼信号が移動機1
00の制御用無線送受信回路108から無線基地局20
0へ送信される。
【0010】この通信種別の指定を含んだ発呼信号は、
無線基地局200の制御用無線送受信回路202、基地
局制御回路204および制御回線205を経由し、移動
通信交換局300の制御装置309によって受信され
る。この結果、制御装置309による制御の下、相手端
末の変復調装置の通信種別に対応した信号変換回路・変
復調装置を経由して通信が行われるように通信経路の切
換えが行われる。
【0011】例えば、変復調装置B(符号306)が相
手端末の変復調装置の通信種別と同一種別である場合、
スイッチ回路301aにより、無線基地局200からの
通信回線と変復調装置B(符号306)の前段の信号変
換回路B(符号303)とが接続される。また、スイッ
チ回路301bにより、変復調回路B(符号306)の
後段のPCM符復号化回路308の出回線と電話網40
0への出回線とが接続される。
【0012】また、必要な場合には、この変復調装置の
種別を表す情報が制御回路309から制御回線205を
経由して無線基地局200へ送信される。なお、変復調
装置の通信種別を示す情報については、移動通信交換局
から無線基地局へ通知する代りに、無線基地局が中継時
に検出してもよい。
【0013】以上の処理により、移動機100のデータ
端末102と電話網400側のデータ端末502とを結
ぶ通信経路に、データ端末502が使用する変復調装置
503と同一種別の変復調装置B(符号306)が介挿
され、データ端末102および502間でエンドツーエ
ンド通信が可能となる。
【0014】(2)移動機100が発呼時に電話機10
1による通信を指定し、その後、データ情報の通信への
切換えを行う場合 まず、音声通信が行われている期間、移動通信交換局3
09においては、スイッチ回路301aにより、無線基
地局200からの通信回線と音声信号変換回路305の
前段の信号変換回路A(符号302)とが接続され、ス
イッチ回路301bにより、音声信号変換回路A(符号
305)の後段のPCM符復号化回路308の出回線と
電話網400への出回線とが接続されている。
【0015】そして、データ通信への切換えを行う場合
には、データ通信の相手端末の変復調装置の通信種別と
同一種別に対応した信号変換回路・変復調回路が通信経
路に含まれるように通信経路の切換えが行われる。例え
ば変復調装置B(符号306)がデータ通信の相手端末
の変復調装置の種別と同一種別であったとすると、スイ
ッチ回路301aにより、変復調装置B(符号306)
の前段の信号変換回路B(符号303)が選択され、ス
イッチ回路301bにより、変復調回路B(符号30
6)の後段のPCM符復号化回路308の出回線が選択
される。
【0016】(3)電話網複合端末500から移動機1
00に着信があった場合 移動機100が発信者である場合と同様、移動機100
が着信者である場合においても、移動機100が通信種
別を移動通信交換局300へ送信することにより通信が
開始される。より詳しくは次の通りである。
【0017】a.手動着信の場合 この場合、移動機100に着信があると、移動機100
の使用者は、電話機101を使用することにより、相手
端末から送出される可聴音等に基づいて通信種別を判別
し、手動操作により目的の通信種別への切換えを行う。
この結果、通信種別を示す情報が移動通信交換局300
へ送信される。そして、移動通信交換局300において
は、制御装置309による制御の下、移動機100から
受信した通信種別に対応した信号変換回路・変復調装置
を経由して通信が行われるように通信経路の切換えが行
われる。
【0018】b.自動着信の場合 この場合、切換えスイッチ部103によって予め設定さ
れた相手端末の電話機または変復調装置の種別が着信制
御に使用される。すなわち、例えばデータ端末502の
変復調装置503の種別を表す情報が予め設定されてい
る場合には、着信制御においてこの相手端末の変復調装
置の通信種別を示す情報が移動通信交換局300へ送信
される。この結果、制御装置309による制御の下、相
手端末の変復調装置の種別に対応した信号変換回路・変
復調装置を経由して通信が行われるように通信経路の切
換えが行われる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の移動通信システムにおいては、移動機において電
話網側の端末装置からの着信があった場合、移動機側に
おいて通信の種別を判断することができないため、手動
着信を利用し、使用者が通信種別を判断することにより
適切な通信経路への切換えを行うか、あるいは予め特定
の通信種別を設定し、この通信種別に対応した通信のみ
を自動着信により受け付けるかの二者択一しかすること
ができず、移動機の自動着信機能を有効に利用すること
ができないという問題があった。
【0020】この発明は、このような背景のもとになさ
れたものであり、相手端末から要求された通信種別に対
応した適切な通信経路への切換えを良好に行うことがで
きる移動通信システム、自動着信方法および移動機を提
供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明によれば、網に接続されると
ともに、複数の通信種別に対応した変復調装置を備えた
交換局と、前記交換局に接続された通信装置とを有する
通信システムにおいて、前記通信装置は、当該通信装置
に接続される複数の端末装置に対応した呼び出し番号の
全てに応答するように構成されるとともに、前記交換局
を経由して当該通信装置に呼び出しがあった場合、その
呼び出し番号を当該通信装置に接続された複数の端末装
置に通知する番号通知手段と、前記番号通知手段による
通知を受けた何れかの端末装置から通信可能を示す信号
が供給されると、その端末装置を選択するとともに、そ
の通信種別を前記交換局へ通知する通信種別通知手段と
を有し、前記交換局は、前記通信種別通知手段から供給
される通知に応じた変復調装置を選択する選択手段を有
していることを特徴とする。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、網
に接続されるとともに、複数の通信種別に対応した変復
調装置を備えた交換局と、前記交換局に接続された通信
装置とを有する通信システムにおいて、前記通信装置
は、当該通信装置に接続される複数の端末装置に対応し
た呼び出し番号の全てに応答するように構成されるとと
もに、前記交換局を経由して当該通信装置に呼び出しが
あった場合、当該通信装置に接続された複数の端末装置
にその呼び出し番号を通知する番号通知手段と、前記番
号通知手段による通知を受けた何れかの端末装置から通
信可能を示す信号が供給されると、その端末装置を選択
する制御手段とを有し、前記交換局は、前記通信装置に
接続される各端末装置の呼び出し番号と通信種別との関
係が予め記憶される通信種別記憶手段と、前記通信装置
に対して読み出しがあったときは、前記通信種別記憶手
段の記憶内容を参照して、当該呼び出し番号に対応する
変復調装置を選択する選択手段とを有することを特徴と
する。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の通信システムにおいて、前記通信可能
を示す信号は、当該端末装置の通信種別を示す信号であ
ることを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、網に接続
されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装置
を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接続
された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介し
て接続される移動機とを有する移動通信システムにおい
て、前記移動機は、当該移動機に接続される複数の端末
装置に対応した呼び出し番号の全てに応答するように構
成されるとともに、前記移動通信交換局および前記無線
基地局を経由して当該移動機に呼び出しがあった場合、
その呼び出し番号を当該移動機に接続された複数の端末
装置に通知する番号通知手段と、前記番号通知手段によ
る通知を受けた何れかの端末装置から通信可能を示す信
号が供給されると、その端末装置を選択するとともに、
その通信種別を前記移動通信交換局へ通知する通信種別
通知手段とを有し、前記移動通信交換局は、前記通信種
別通知手段から供給される通信種別の通知に応じた変復
調装置を選択する選択手段を有していることを特徴とす
る移動通信システム。
【0025】請求項5に記載の発明によれば、網に接続
されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装置
を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接続
された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介し
て接続される移動機とを有する移動通信システムにおい
て、前記移動機は、当該移動機に接続される複数の端末
装置に対応した呼び出し番号の全てに応答するように構
成されるとともに、前記移動通信交換局および前記無線
基地局を経由して当該移動機に呼び出しがあった場合、
当該移動機に接続された複数の端末装置にその呼び出し
番号を通知する番号通知手段と、前記番号通知手段によ
る通知を受けた何れかの端末装置から通信可能を示す信
号が供給されると、その端末装置を選択する制御手段と
を有し、前記移動通信交換局は、前記移動機に接続され
る各端末装置の呼び出し番号と通信種別との関係が予め
記憶される通信種別記憶手段と、前記移動機に対して読
み出しがあったときは、前記通信種別記憶手段の記憶内
容を参照して、当該番号に対応する変復調装置を選択す
る選択手段とを有することを特徴とする。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
または5記載の移動通信システムにおける前記通信可能
を示す信号は、当該端末装置の通信種別を示す信号であ
ることを特徴とする。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、網に接続
されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装置
を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接続
された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介し
て接続される移動機と、前記移動機に接続される構内交
換機とを有する移動通信システムにおいて、前記移動機
は、前記構内交換機に接続される複数の端末装置に対応
した呼び出し番号の全てに応答するように構成されると
ともに、前記移動通信交換局および前記無線基地局を経
由して当該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出
し番号に対応した通信種別を求め、この通信種別に対応
した端末装置を指定する信号パタンを前記構内交換機に
供給する通信種別検出手段を有し、前記構内交換機は、
前記パタン信号を受け取るとこれに対応した端末装置に
リンガ信号を供給するとともに、当該端末装置の着信を
検知すると前記移動機に着信応答信号を送信する着信検
知手段を有し、さらに、前記移動機は、前記着信応答信
号を受信するとその端末装置に対応する通信種別を前記
移動通信交換局へ通知する通信種別通知手段を有し、前
記移動通信交換局は、前記通信種別通知手段から供給さ
れる通知に応じた変復調装置を選択する選択手段を有す
ることを特徴とする。
【0028】請求項8に記載の発明によれば、網に接続
されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装置
を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接続
された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介し
て接続される移動機と、前記移動機に接続される構内交
換機とを有する移動通信システムにおいて、前記移動機
は、前記構内交換機に接続される複数の端末装置に対応
した呼び出し番号の全てに応答するように構成されると
ともに、前記移動通信交換局および前記無線基地局を経
由して当該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出
し番号に対応した通信種別を求め、この通信種別に対応
した端末装置を指定する信号パタンを前記構内交換機に
供給する通信種別検出手段を有し、前記構内交換機は、
前記パタン信号を受け取るとこれに対応した端末装置に
リンガ信号を供給するとともに、当該端末装置の着信を
検知すると前記移動機に着信応答信号を送信する着信検
知手段を有し、前記移動通信交換局は、前記構内交換機
に接続される各端末装置の呼び出し番号と通信種別との
関係が予め記憶される通信種別記憶手段と、前記移動機
に対して呼び出しがあったときは、前記通信種別記憶手
段の記憶内容を参照して、当該番号に対応する変復調装
置を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
【0029】請求項9に記載の発明によれば、網に接続
されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装置
を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接続
された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介し
て接続される移動機とを有する移動通信システムに用い
られる自動着信方法において、前記移動機は、当該移動
機に接続される複数の端末装置に対応した呼び出し番号
の全てに応答するように構成されるとともに、前記移動
通信交換局および前記無線基地局を経由して当該移動機
に呼び出しがあった場合、その呼び出し番号を当該移動
機に接続された複数の端末装置に通知し、呼び出し番号
の通知を受けた各端末装置は、当該呼び出し番号に対応
した通信種別が当該端末装置により対処可能な通信種別
である場合に限り、通信可能であることを示す信号を前
記移動機に通知し、前記移動機は、通信可能を示す信号
が供給されるとその端末装置を選択するとともに、その
通信種別を前記移動通信交換局へ通知し、前記移動通信
交換局は、前記移動機から供給される通信種別に応じた
変復調装置を選択することを特徴とする。
【0030】請求項10に記載の発明によれば、網に接
続されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装
置を備えた移動通信交換局と、前記移動通信交換局に接
続された無線基地局と、前記無線基地局に無線回線を介
して接続される移動機と、前記移動機に接続される構内
交換機とを有する移動通信システムに用いられる自動
信方法において、前記移動機は、前記構内交換機に接続
される複数の端末装置に対応した呼び出し番号の全てに
応答するように構成されるとともに、前記移動通信交換
局および前記無線基地局を経由して当該移動機に呼び出
しがあった場合、その呼び出し番号に対応した通信種別
を求め、この通信種別に対応した端末装置を指定する信
号パタンを前記構内交換機に供給し、前記構内交換機
は、前記パタン信号を受け取るとこれに対応した端末装
置にリンガ信号を供給するとともに、当該端末装置の着
信を検知すると前記移動機に着信応答信号を送信し、さ
らに、前記移動機は、前記着信応答信号を受信するとそ
の端末装置に対応する通信種別を前記移動通信交換局へ
通知し、前記移動通信交換局は、前記通信種別通知手段
から供給される通知に応じた変復調装置を選択すること
を特徴とする。
【0031】請求項11に記載の発明によれば、網に接
続されるとともに、複数の通信種別に対応した変復調装
置を備えた移動通信交換局と、該移動通信交換局に接続
された無線基地局とを有する移動通信システムに用いら
れる移動機において、当該移動機に接続される複数の端
末装置に対応した呼び出し番号の全てに応答するように
構成されるとともに、前記移動通信交換局および前記無
線基地局を経由して当該移動機に呼び出しがあった場
合、その呼び出し番号を当該移動機に接続された複数の
端末装置に通知する番号通知手段と、前記番号通知手段
による通知を受けた各端末装置から通信種別を示す信号
が供給されると、その通信種別を前記移動通信交換局へ
通知する通知手段とを具備することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態 図1に本実施形態に係る移動機100の構成を示す。な
お、この移動機100は、前掲図3において示したもの
と共通する部分を有しているため、それらの該当部分に
ついては図3において使用したものと同一に符号が付さ
れている。
【0033】A.本実施形態の構成 本実施形態に係る移動機100の主な特徴は以下の点に
ある。 移動機100は、複数の呼び出し番号が付与されてお
り、いずれの呼び出し番号による呼び出しを受けた場合
においても呼び出しに応答するように構成されている。
各呼び出し番号は、移動機100が行い得る通信の各種
別に対応したものが付与される。すなわち、図1の例で
は、移動機100に電話機101およびデータ端末10
2が接続されているため、これらによって行われる通信
の各種別に対応しユニークな呼び出し番号が付与され
る。
【0034】制御装置106は制御線110を介して
音声信号変換104およびデータ信号変換回路105と
接続されている。移動機100が呼び出しを受けた場
合、制御装置106はその呼び出し番号をこの制御線1
10へ出力する。この呼び出し番号は、音声信号変換1
04およびデータ信号変換回路105を各々経由して電
話機101およびデータ端末105へ供給される。ま
た、電話機101またはデータ端末105から呼び出し
番号に対する応答がある場合には、その応答は制御線1
10を経由して制御装置106に送られる。
【0035】移動機100に接続される各端末装置、
すなわち、図1の例では電話機101およびデータ端末
102は、以下の機能を有している。 a.当該端末装置が呼び出しに応答した通信を行うこと
が可能か否かを呼び出し番号に基づいて判定する機能。
この判定は、例えば、呼び出し番号が、当該端末装置に
対して設定されている番号であるか否かを判定すること
によって行う。 b.呼び出しに応答した通信が可能である場合に、その
通信の種別を示す情報を送信する機能。この場合の通信
の種別を示す情報は、当該端末装置が通信可能である旨
を示す機能を有している。
【0036】なお、これらの各機能については、各端末
装置内部において設けても、アダプタ等の外部機に設け
てもよい。アダプタ等に上記機能を設ける場合には、各
端末装置としては、上記機能を有しない汎用タイプを用
いることもできる。また、上記機能については、説明の
重複を避けるため、本実施形態の動作の説明において詳
述する。
【0037】B.本実施形態の動作 以下、前掲図4に示す電話網側の複合端末500が本実
施形態に係る移動機100に対して発信を行い、移動機
100が自動着信により応答する場合を例に、本実施形
態の動作を説明する。まず、複合端末500の使用者
は、移動機100との間で行おうとする通信の通信種別
に対応した呼び出し番号を用いて発信を行う。例えば、
図1の例において、移動機100は音声通信のための電
話機101とデータ通信のためのデータ端末102とを
有しているが、これらに呼び出し番号として「000
1」および「0002」が各々付与されていたとする。
この場合、複合端末500の使用者は、所望の通信種別
が音声通信であるときには「0001」を、データ通信
であるときには「0002」を呼び出し番号として用い
て発信を行うこととなる。
【0038】移動機100が上記呼び出し番号による着
信を受けると、この呼び出し番号は、制御装置106か
ら制御線110へ出力され、音声信号変換104および
データ信号変換回路105を各々経由して電話機101
およびデータ端末105へ供給される。
【0039】電話機101およびデータ端末102にお
いては、上記機能aおよびbに対応した各処理が行われ
る。すなわち、例えば呼び出し番号が「0002」であ
ったとすると、各装置101,102での処理は次のよ
うになる。
【0040】まず、電話機101は、音声通信に対応し
た端末装置であるため、呼び出し番号「0002」に対
応したデータ通信を行うことができない。このため、電
話機101は、応答不可を選択することとなる。したが
って、電話機101は、通信種別を示す信号を出力しな
い。一方、データ端末102は、データ通信に対応した
端末装置であるため、呼び出し番号「0002」に対応
したデータ通信を行うことができる。このため、電話機
101は、応答可を選択し、通信種別(この場合、デー
タ通信)を表す情報をデータ信号変換回路105および
制御線110を順次介して制御装置106へ送信する。
【0041】また、移動機100が対応し得るデータ通
信の種別が複数ある場合には、各データ通信に対応し、
例えば「0002」、「0003」という具合に複数の
データ通信用の呼び出し番号が移動機100に付与され
る。この場合、データ端末102は、呼び出し番号「0
002」または「0003」のいずれかを受け取った場
合に応答可を選択し、受け取った呼び出し番号に対応し
た通信種別を表す情報をデータ信号変換回路105へ通
知する。この通知を受けたデータ信号変換回路105
は、当該通信種別に対応したデータ信号変換を行うべ
く、動作モードの切り換えを行う。
【0042】制御装置106は、通信種別を示す情報を
制御線110を介して受け取ると、この情報を移動通信
交換局300(図4)へ送る。以後の動作は従来技術の
項において記載したものと同様である。
【0043】2.第2実施形態 A.本実施形態の構成 図2は本実施形態に係る構成を示すブロック図である。
なお、図2において、図1に示された各部と対応する部
分には同一の符号が付されている。図2において、11
1はトーン発信回路、112および116〜118は2
線アナログケーブル、113は構内交換機、114は変
復調装置A、115は変復調装置Bである。本実施形態
は、本発明を船舶通信等の移動機に適用した場合の構成
を開示するものであり、移動機側のデータ端末等が構内
交換機113経由でアナログインタフェースにより移動
機100に接続された構成となっている。上記第1実施
形態と同様、移動機1は、複数の呼び出し番号が付与さ
れており、いずれの呼び出し番号により呼び出しがされ
ても応答するように構成されている。
【0044】制御装置106にはトーン発信回路111
が接続されている。このトーン発信回路111は、制御
装置106による制御の下、構内交換機113のスイッ
チング処理を制御するための帯域内信号を出力する。構
内交換機113は、この帯域内信号を入線側の2線アナ
ログケーブル112を介して受信し、帯域内信号の信号
パタンに応じて出線側の2線アナログケーブル116、
117または118を選択し、同ケーブルにリンガ信号
を送出し、同ケーブルに接続された端末装置を呼び出
す。本実施形態における制御装置106は、着信の際の
呼び出し番号に基づいて通信相手から要求されている通
信種別を判定し、この通信種別に対応した端末装置に接
続された2線アナログケーブルが構内交換機113によ
って選択されるように、上記帯域内信号の信号パタンを
決定する。
【0045】B.本実施形態の動作 以下、このような構成において、前掲図4に示す電話網
側の複合端末500が移動機100に対して発信を行
い、移動機100が自動着信により応答する場合の動作
を説明する。まず、複合端末500の使用者は、上記第
1実施形態と同様、移動機100との間で行おうとする
通信の通信種別に対応した呼び出し番号により発信を行
う。
【0046】移動機100がこの呼び出し番号による着
信を受けると、この呼び出し番号に基づき、通信相手か
ら要求されている通信種別を求め、その通信種別に対応
した信号パタンを有する帯域内信号をトーン発信回路1
11により発生する。この帯域内信号は2線アナログケ
ーブル112を介し構内交換機113に送られる。
【0047】そして、構内交換機113により、帯域内
信号の信号パタンに応じた出線側の2線アナログケーブ
ル、例えば2線アナログケーブル117が選択され、同
ケーブルにリンガ信号が送出される。この結果、2線ア
ナログケーブル117に接続された変復調装置B(符号
115)がリンガ信号に応答してオフフックする。この
オフフック状態が構内交換機113によって検出され、
さらに構内交換機113から制御線110を介して制御
装置106に通知される。
【0048】制御装置106は、この通知を受けること
により、切換えスイッチ109をデータ信号変換回路1
05に切換えると共に、制御線110を通じてデータ信
号変換回路105の動作モードを呼び出し番号に対応し
た通信種別、すなわち、通信相手によって要求された通
信種別に対応したモードに切換える。また、変復調装置
B(符号115)は、データ信号変換回路105とモデ
ムネゴシエーションを実行し、端末102とデータ信号
変換回路105とが論理的に接続される。
【0049】このようにして通信の準備が完了すると、
制御装置106は、通信種別を示す情報を制御線110
を介して移動通信交換局300(図4)へ送る。以後の
動作は上記第1実施形態と同様である。
【0050】3.変形例 上述した実施形態には、次のような変形が可能である。 図1に示す移動機100に接続される電話機101
は、移動機100と一体に構成してもよい。
【0051】上述した各実施形態は、移動機100と
固定側通信装置(電話網複合端末500)を用いた実施
形態であったが、この発明は、移動機同士の通信にも、
また、固定側通信装置同士の通信にも適用することがで
きる。ここで、固定側通信装置同士の通信においては、
固定用の交換局が使用される。したがって、固定用の交
換局内部において、図4に示す移動通信交換局300と
同様の構成が必要である。すなわち、通信種別に応じた
複数の信号経路(信号変換回路、変復調装置等)と、こ
れらを切り換えるスイッチ回路が必要である。
【0052】上述した各実施形態においては、移動機
から通信種別を示す信号が出力され、これを受けた移動
通信交換局が信号経路(信号変換回路、変復調装置等)
の切り換えを行っていたが、移動通信交換局が自ら通信
種別を検出し、これに応じて信号経路を切り換えるよう
に構成することもできる。通信種別の検出は、例えば、
制御装置309の内部に、呼び出し番号と通信種別の対
応関係を記憶する記憶装置(半導体メモリ、ハードディ
スク等)を設け、呼び出し番号がいずれかの通信装置
(固定側の装置や移動機)から供給された場合に、記憶
装置の記憶内容を参照して行う。また、このような制御
は、固定用の交換局においても、同様に行うことができ
る。
【0053】ところで、呼び出しを受けた移動機が、通
信エリア外あるいは電源オフにあるときは、一般にその
旨を移動通信交換局が音声により案内するが、次のよう
な制御を行っても良い。すなわち、上記のように、移動
通信交換局において通信の種別を判断し得るように構成
すれば、例えば、相手側がファクシミリ通信の場合は、
これを知ることができるので、上述の音声案内に代えて
(あるいは加えて)、相手側のファクシミリ通信情報を
受け取って蓄え、当該移動機が通信可能になった時点で
蓄えた情報を転送するようにしてもよい。
【0054】上述した第1実施形態においては、移動
機に接続される端末装置(あるいはアダプタ)に、呼び
出しに応じた通信が可能である場合に、その通信の種別
を示す情報を送信する機能を設けたが、これに代えて、
当該端末装置が通信可能である旨を示す情報を送信する
ようにしてもよい。この場合にあっては、その信号を受
けた移動機が、どの端末装置からの信号であるかを判断
して通信種別を認識し、認識結果に応じた通信種別を移
動通信交換局に知らせればよい。このような制御は、固
定用の交換局と、これに接続される通信装置との間でも
勿論行うことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話網内の端末装置から移動機に着信があった場合、着
信者たる移動機側の制御により、相手端末が要求する通
信種別への切換えが自動的に行われるので、データ通
信、ファクシミリ等といった多様な通信に対し、移動機
が自動着信により対処することができるという効果があ
る。また、請求項1,4,9に係る発明によれば、着信
者たる通信装置または移動機においては、呼び出し番号
に対応した通信種別を受持つ端末装置による自動着信が
行われ、その通信種別が交換局または移動通信交換局へ
送信される。そして、交換局または移動通信交換局が通
信種別に応じた変復調装置を選択する。請求項2,5,
10に係る発明によれば、交換局または移動通信交換局
が、通信装置または移動機に対する呼び出し番号から、
自動的に通信種別に対応した変復調装置を選択する。請
求項7,8に係る発明によれば、移動機側では構内交換
機を経由した制御により、呼び出し番号に対応した通信
種別を受持つ端末装置による自動着信が行われる。請求
項11に係る発明によれば、移動機から通信種別を示す
信号が出力されるので、この信号を利用することによ
り、移動通信交換局において変復調機の選択等を自動的
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図3】移動通信システムにおける移動機の構成例を示
すブロック図である。
【図4】移動通信システムにおける無線基地局、移動通
信交換局、電話網および複合端末を例示するブロック図
である。
【符号の説明】
100……移動機、 106……制御装置、 104……音声信号変換回路、 105……データ信号変換回路、 101……電話機、 102……データ端末、 109……切換え回路、 110……制御線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−125298(JP,A) 特開 平3−10595(JP,A) 特開 平6−338962(JP,A) 特開 平2−194740(JP,A) 特開 平3−141733(JP,A) 特開 平8−70335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた交換局と、前記交換局
    に接続された通信装置とを有する通信システムにおい
    て、 前記通信装置は、 当該通信装置に接続される複数の端末装置に対応した呼
    び出し番号の全てに応答するように構成されるととも
    に、 前記交換局を経由して当該通信装置に呼び出しがあった
    場合、その呼び出し番号を当該通信装置に接続された複
    数の端末装置に通知する番号通知手段と、 前記番号通知手段による通知を受けた何れかの端末装置
    から通信可能を示す信号が供給されると、その端末装置
    を選択するとともに、その通信種別を前記交換局へ通知
    する通信種別通知手段とを有し、 前記交換局は、前記通信種別通知手段から供給される通
    知に応じた変復調装置を選択する選択手段を有している
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた交換局と、前記交換局
    に接続された通信装置とを有する通信システムにおい
    て、 前記通信装置は、 当該通信装置に接続される複数の端末装置に対応した呼
    び出し番号の全てに応答するように構成されるととも
    に、 前記交換局を経由して当該通信装置に呼び出しがあった
    場合、当該通信装置に接続された複数の端末装置にその
    呼び出し番号を通知する番号通知手段と、 前記番号通知手段による通知を受けた何れかの端末装置
    から通信可能を示す信号が供給されると、その端末装置
    を選択する制御手段とを有し、 前記交換局は、 前記通信装置に接続される各端末装置の呼び出し番号と
    通信種別との関係が予め記憶される通信種別記憶手段
    と、 前記通信装置に対して読み出しがあったときは、前記通
    信種別記憶手段の記憶内容を参照して、当該呼び出し番
    号に対応する変復調装置を選択する選択手段とを有する
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信可能を示す信号は、当該端末装
    置の通信種別を示す信号であることを特徴とする請求項
    1または2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、前
    記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無線
    基地局に無線回線を介して接続される移動機とを有する
    移動通信システムにおいて、 前記移動機は、 当該移動機に接続される複数の端末装置に対応した呼び
    出し番号の全てに応答するように構成されるとともに、
    前記移動通信交換局および前記無線基地局を経由して当
    該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出し番号を
    当該移動機に接続された複数の端末装置に通知する番号
    通知手段と、 前記番号通知手段による通知を受けた何れかの端末装置
    から通信可能を示す信号が供給されると、その端末装置
    を選択するとともに、その通信種別を前記移動通信交換
    局へ通知する通信種別通知手段とを有し、 前記移動通信交換局は、前記通信種別通知手段から供給
    される通信種別の通知に応じた変復調装置を選択する選
    択手段を有していることを特徴とする移動通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、前
    記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無線
    基地局に無線回線を介して接続される移動機とを有する
    移動通信システムにおいて、 前記移動機は、 当該移動機に接続される複数の端末装置に対応した呼び
    出し番号の全てに応答するように構成されるとともに、
    前記移動通信交換局および前記無線基地局を経由して当
    該移動機に呼び出しがあった場合、当該移動機に接続さ
    れた複数の端末装置にその呼び出し番号を通知する番号
    通知手段と、 前記番号通知手段による通知を受けた何れかの端末装置
    から通信可能を示す信号が供給されると、その端末装置
    を選択する制御手段とを有し、 前記移動通信交換局は、 前記移動機に接続される各端末装置の呼び出し番号と通
    信種別との関係が予め記憶される通信種別記憶手段と、 前記移動機に対して読み出しがあったときは、前記通信
    種別記憶手段の記憶内容を参照して、当該番号に対応す
    る変復調装置を選択する選択手段とを有することを特徴
    とする移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記通信可能を示す信号は、当該端末装
    置の通信種別を示す信号であることを特徴とする請求項
    4または5記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、前
    記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無線
    基地局に無線回線を介して接続される移動機と、前記移
    動機に接続される構内交換機とを有する移動通信システ
    ムにおいて、 前記移動機は、 前記構内交換機に接続される複数の端末装置に対応した
    呼び出し番号の全てに応答するように構成されるととも
    に、 前記移動通信交換局および前記無線基地局を経由して当
    該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出し番号に
    対応した通信種別を求め、この通信種別に対応した端末
    装置を指定する信号パタンを前記構内交換機に供給する
    通信種別検出手段を有し、 前記構内交換機は、 前記パタン信号を受け取るとこれに対応した端末装置に
    リンガ信号を供給するとともに、当該端末装置の着信を
    検知すると前記移動機に着信応答信号を送信する着信検
    知手段を有し、さらに、前記移動機は、 前記着信応答信号を受信するとその端末装置に対応する
    通信種別を前記移動通信交換局へ通知する通信種別通知
    手段を有し、 前記移動通信交換局は、前記通信種別通知手段から供給
    される通知に応じた変復調装置を選択する選択手段を有
    することを特徴とする移動通信システム。
  8. 【請求項8】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、前
    記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無線
    基地局に無線回線を介して接続される移動機と、前記移
    動機に接続される構内交換機とを有する移動通信システ
    ムにおいて、 前記移動機は、 前記構内交換機に接続される複数の端末装置に対応した
    呼び出し番号の全てに応答するように構成されるととも
    に、 前記移動通信交換局および前記無線基地局を経由して当
    該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出し番号に
    対応した通信種別を求め、この通信種別に対応した端末
    装置を指定する信号パタンを前記構内交換機に供給する
    通信種別検出手段を有し、 前記構内交換機は、 前記パタン信号を受け取るとこれに対応した端末装置に
    リンガ信号を供給するとともに、当該端末装置の着信を
    検知すると前記移動機に着信応答信号を送信する着信検
    知手段を有し、 前記移動通信交換局は、 前記構内交換機に接続される各端末装置の呼び出し番号
    と通信種別との関係が予め記憶される通信種別記憶手段
    と、 前記移動機に対して呼び出しがあったときは、前記通信
    種別記憶手段の記憶内容を参照して、当該番号に対応す
    る変復調装置を選択する選択手段とを有することを特徴
    とする移動通信システム。
  9. 【請求項9】 網に接続されるとともに、複数の通信種
    別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、前
    記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無線
    基地局に無線回線を介して接続される移動機とを有する
    移動通信システムに用いられる自動着信方法において、 前記移動機は、当該移動機に接続される複数の端末装置
    に対応した呼び出し番号の全てに応答するように構成さ
    れるとともに、前記移動通信交換局および前記無線基地
    局を経由して当該移動機に呼び出しがあった場合、その
    呼び出し番号を当該移動機に接続された複数の端末装置
    に通知し、 呼び出し番号の通知を受けた各端末装置は、当該呼び出
    し番号に対応した通信種別が当該端末装置により対処可
    能な通信種別である場合に限り、通信可能であることを
    示す信号を前記移動機に通知し、 前記移動機は、通信可能を示す信号が供給されるとその
    端末装置を選択するとともに、その通信種別を前記移動
    通信交換局へ通知し、 前記移動通信交換局は、前記移動機から供給される通信
    種別に応じた変復調装置を選択することを特徴とする自
    動着信方法。
  10. 【請求項10】 網に接続されるとともに、複数の通信
    種別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、
    前記移動通信交換局に接続された無線基地局と、前記無
    線基地局に無線回線を介して接続される移動機と、前記
    移動機に接続される構内交換機とを有する移動通信シス
    テムに用いられる自動着信方法において、 前記移動機は、前記構内交換機に接続される複数の端末
    装置に対応した呼び出し番号の全てに応答するように構
    成されるとともに、前記移動通信交換局および前記無線
    基地局を経由して当該移動機に呼び出しがあった場合、
    その呼び出し番号に対応した通信種別を求め、この通信
    種別に対応した端末装置を指定する信号パタンを前記構
    内交換機に供給し、 前記構内交換機は、前記パタン信号を受け取るとこれに
    対応した端末装置にリンガ信号を供給するとともに、当
    該端末装置の着信を検知すると前記移動機に着信応答信
    号を送信し、 さらに、前記移動機は、 前記着信応答信号を受信するとその端末装置に対応する
    通信種別を前記移動通信交換局へ通知し、 前記移動通信交換局は、前記通信種別通知手段から供給
    される通知に応じた変復調装置を選択することを特徴と
    する自動着信方法。
  11. 【請求項11】 網に接続されるとともに、複数の通信
    種別に対応した変復調装置を備えた移動通信交換局と、
    該移動通信交換局に接続された無線基地局とを有する移
    動通信システムに用いられる移動機において、 当該移動機に接続される複数の端末装置に対応した呼び
    出し番号の全てに応答するように構成されるとともに、 前記移動通信交換局および前記無線基地局を経由して当
    該移動機に呼び出しがあった場合、その呼び出し番号を
    当該移動機に接続された複数の端末装置に通知する番号
    通知手段と、 前記番号通知手段による通知を受けた各端末装置から通
    信種別を示す信号が供給されると、その通信種別を前記
    移動通信交換局へ通知する通知手段とを具備することを
    特徴とする移動機。
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