JPH11252219A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11252219A
JPH11252219A JP4833198A JP4833198A JPH11252219A JP H11252219 A JPH11252219 A JP H11252219A JP 4833198 A JP4833198 A JP 4833198A JP 4833198 A JP4833198 A JP 4833198A JP H11252219 A JPH11252219 A JP H11252219A
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JP
Japan
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call
count value
calls
lower limit
control unit
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Withdrawn
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JP4833198A
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English (en)
Inventor
Takashi Shioura
孝 塩浦
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発呼と着呼の回数のいずれが多いかを適切に
把握する。 【解決手段】 呼回数テーブルに書き込まれたカウント
値に基づき、発呼と着呼の回数のいずれが多いかを示す
バロメータ図形を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発呼と着呼の回
数のいずれが多いかを適切に把握することの可能な電話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の相手との通話に関し、発呼
回数と着呼回数とをカウントしておき、これに基づきど
ちらからの発呼が多いのかを表示するサービスが設けら
れた通信端末が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話装置では、単に発呼回数と着呼回数とをカウントし
てしまうので、過去の履歴が大きく影響し、現状の傾向
を把握することができないという問題点があった。
【0004】本発明は上記のような従来の電話装置が有
する問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、特定の相手との通話に関し、自装置から特定相手へ
の発呼が多いのか、特定相手から自装置への発呼(自装
置からみると、特定相手からの着呼)が多いのかについ
て、現状の傾向を反映した表示を可能にする電話装置を
提供することである。また、他の目的は、特定の相手と
の通話に関し、どちらからの発呼が多いのかについて、
一目瞭然に表示を行う電話装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電話装置は、所定の電話番号の発呼と着呼とのカウン
ト値を前記電話番号に対応して記憶する記憶手段と、発
呼または着呼を検出した場合に対応して前記カウント値
を増減するカウント手段と、前記カウント手段が前記カ
ウント値を増減する場合に、当該増減するカウント値が
上限値または下限値を越えたか否かを検出する上下限検
出手段と、この上下限検出手段が、前記カウント値が前
記上限または前記下限を越えたことを検出する場合、カ
ウント値を前記上限値または前記下限値に限定し、この
限定された値を前記記憶手段に書き込むカウント値制御
手段とを具備することを特徴とする。これにより、カウ
ント値の上限と下限とが決められているから、発呼また
は着呼の一方が一時的に偏って生じた場合にも、カウン
ト値が大きく開くことなく、現状の傾向を反映させ易く
なる。
【0006】本発明の請求項2に記載の電話装置では、
カウント手段は、発呼の場合にはカウント値を減少さ
せ、着呼の場合にはカウント値を増加させることを特徴
とする。これにより、発呼回数と着呼回数の大小が明ら
かになる。
【0007】本発明の請求項3に記載の電話装置では、
所定の電話番号の発呼と着呼とのカウント値を前記電話
番号に対応して記憶する記憶手段と、発呼または着呼を
検出した場合に対応して前記カウント値を増減するカウ
ント手段と、情報を表示するための表示手段と、前記カ
ウント手段がカウントし、前記記憶手段が記憶するカウ
ント値に基づき、所定の電話番号の発呼と着呼の回数の
いずれが多いかを示す情報を前記表示手段に表示する表
示制御手段とを具備することを特徴とする。これによ
り、所定の電話番号の発呼と着呼とのカウント値に基づ
き、所定の電話番号の発呼と着呼の回数のいずれが多い
かを示す情報が表示され、一目瞭然に発呼と着呼の回数
のいずれが多いかを知ることが可能となる。
【0008】本発明の請求項4に記載の電話装置では、
カウント手段は、発呼の場合にはカウント値を減少さ
せ、着呼の場合にはカウント値を増加させることを特徴
とする。これにより、発呼回数と着呼回数の大小が明ら
かになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係る電話装置を説明する。各図において、
同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を
省略する。この例では、PHS(パーソナル・ハンディ
ーホン・システム)端末装置を説明するが、本発明はこ
れに限らず、携帯電話機、有線回線に接続される電子電
話機、構内交換機のシステム等として実現可能である。
【0010】図1には、本発明の実施の形態に係るPH
S端末装置の構成図が示されている。PHS端末装置
は、無線部1、モデム部2、TDMA部3、通話部4、
制御部5、電源部6を備えている。無線部1にはアンテ
ナ11が接続され、通話部4にはマイクロホン44とゲ
インコントローラ46とが接続されている。ゲインコン
トローラ46には、増幅器45を介してスピーカ43が
接続されている。また、制御部5には、キー入力部5
1、表示部52、計時回路53、サウンダ54、バイブ
レータユニット55、RAM56、プログラムFROM
57、録再FROM58、EEPROM59が接続され
ている。
【0011】上記無線部1には、信号を受信しダウンコ
ンバートする受信部13、信号を送信の周波数へアップ
コンバートする送信部15、これら受信部13及び送信
部15に対しダウンとアップのコンバート用の周波数を
与えるシンセサイザ14、受信部13と送信部15を切
り換えてアンテナ11に接続するスイッチ12、受信電
界の強度を検出する受信電界強度検出部16が設けられ
ている。
【0012】モデム部2には、信号を復調する復調部2
1と、信号を変調する変調部22とが設けられている。
TDMA部3には、タイムスロットから信号を取り出す
TDMAデコ−ド部31と、所定のタイムスロットに信
号を挿入するTDMAエンコード部32とが備えられて
いる。また、通話部4には適応差分によるPCMコード
化及びデコードを行う適応差分PCMコーデック41、
PCMによるコード化及びデコードを行うPCMコーデ
ック42が設けられている。
【0013】制御部5は、プロセッサ等により構成さ
れ、プログラムFROM57に記憶されているプログラ
ムにより各部を制御する。キー入力部51は、ダイヤル
キーや各種の機能キーを有する。表示部52は、例え
ば、ドット表示可能なLCDにより構成されている。計
時回路53は、制御部5が参照する時間を提供する。サ
ウンダ54は、着信音を発生するために用いられる。バ
イブレータユニット55は、振動により着信を知らせ
る。RAM56は、制御部5がワーキング領域として用
いる。プログラムFROM57は書き換え可能なROM
であり、制御部5が用いるプログラムが記憶されてい
る。録再FROM58は書き換え可能なROMであり、
通話時の音声データ等が記憶される。EEPROM59
は、電話帳データや発呼と着呼のカウント値等が記憶さ
れる。
【0014】電源部6には、二次電池からなるバッテリ
61と、このバッテリ61の電圧を所定電圧Vccとして
各部に与える電源回路62とが備えられている。
【0015】以上の構成のPHS端末装置において、公
衆基地局または家庭用基地局から到来する無線周波信号
は、アンテナ11で受信される。受信信号はスイッチ1
2を介して受信部13に到り、シンセサイザ14から出
力される信号とミキシングされてダウンコンバートされ
る。このとき、シンセサイザ14の発振周波数は制御部
5からの制御により無線チャネル周波数に応じて変更さ
れている。ダウンコンバートされた信号は、復調部21
へ送られてディジタル復調されTDMAデコード部31
へ送られる。TDMAデコード部31は、制御部5の制
御下において、自装置に割り当てられたタイムスロット
から信号を取り出し、制御信号の場合は制御部5へ送
り、また、通話信号の場合には適応差分PCMコーデッ
ク41へ送る。適応差分PCMコーデック41では、通
話信号の適応差分によるPCMデコードが行われ、この
信号はPCMコーデック42においてPCMデコードが
行われアナログ信号に変換される。アナログ化された通
話信号は、ゲインコントローラ46、増幅器45にて増
幅されスピーカ43から音声とされて出力される。
【0016】なお、無線部1に設けられている受信電界
強度検出部16は、受信に係る無線周波信号の電界強度
を検出し、検出値を制御部5に通知している。
【0017】一方、マイクロホン44から入力された音
声は、音声信号とされてPCMコーデック42及び適応
差分PCMコーデックにより順次にディジタル化され、
TDMAエンコード部32へ送られて自装置に割り当て
られたタイムスロットに挿入される。この信号は、変調
部22へ送られて変調され、送信部15へ送られてシン
セサイザ14から出力される信号とミキシングされてア
ップコンバートされる。送信部15の出力信号はスイッ
チ12を介してアンテナ11から無線送信される。
【0018】また、制御部5が送信する制御信号は、T
DMAエンコード部32へ送られて自装置が確保したチ
ャネルのタイムスロットに挿入されて、上記通話信号と
同一の経路を介して送信される。
【0019】以上のように構成されたPHS端末装置
は、発呼時に図2に示すシーケンスにより発呼動作を行
う。この図において、PSは、PHS端末装置を示し、
CSは、基地局を示す。先ず、キー入力部51のオフフ
ックボタン等が操作され、オフフックを検出すると、制
御部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチャネル
確立メッセージ101を送出する。基地局は、これを受
取り、空いているリンク(通話)チャネルを検出して、
当該リンクチャネルの割当メッセージ102を制御チャ
ネルを介して送ってくる。これに応えて、制御部5は割
当てられたリンクチャネルを使用して同期バースト10
3を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から同期バ
ースト104を送信する。
【0020】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号105により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号106により返送する。これを受けた制御部5は、呼
設定メッセージ107を送信する。この呼設定メッセー
ジ107は、基地局から網へ送信され、網が呼が正当な
ものであることを検出すると、呼設定受付メッセージ1
08を返送してくる。PHS端末装置に通知情報受信指
示が設定されている場合、制御部5は、定義情報要求メ
ッセージ109を送信する。これを受けた網は、定義情
報応答110により通知情報を返送する。RT(無線管
理)機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は
機能要求メッセージ111を送信する。それを受けた網
は、機能要求応答メッセージ112によりRT機能を返
送する。
【0021】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
113により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ114を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ115によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ116を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ117により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0022】網は、確認型情報転送動作モードの解除を
DISC信号118により通知する。これを受けた制御
部5は、解除の確認をUA信号119により返送する。
着ユーザ呼出しが開始されたことの表示を網が受信する
と、網は呼出メッセージ120により通知する。また、
リングバックトーン121が送られてくるので、これは
受信通話信号と同様にスピーカ43から出力する。網
は、着ユーザが応答したことを検出すると、応答メッセ
ージ122を通知してくる。これにより、着ユーザ側と
の通話123が開始される。
【0023】一方、着呼の場合には、図3に示すように
網から着呼メッセージ201が送られてくるので、制御
部5は制御チャネルを介して基地局へリンクチャネル確
立メッセージ202を送出する。基地局は、これを受取
り、空いているリンク(通話)チャネルを検出して、当
該リンクチャネルの割当メッセージ203を制御チャネ
ルを介して送ってくる。これに応えて、制御部5は割当
てられたリンクチャネルを使用して同期バースト204
を送信し、同期が確立すると、逆に基地局から同期バー
スト205を送信する。
【0024】同期が確立すると、制御部5は確認型情報
転送動作モードの設定開始をSABM信号206により
通知し、これを受けた基地局は初期設定の確認をUA信
号207により返送する。これを受けた制御部5は、着
呼応答メッセージ208を網に対して送信する。着呼応
答メッセージ208を受信した網は、呼設定メッセージ
209を送信してくる。これを受けた制御部5は、呼設
定受付メッセージ210を返送する。
【0025】PHS端末装置に通知情報受信指示が設定
されている場合、制御部5は、定義情報要求メッセージ
211を送信する。これを受けた網は、定義情報応答2
12により通知情報を返送する。RT(無線管理)機能
要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能要求
メッセージ213を送信する。それを受けた網は、機能
要求応答メッセージ214によりRT機能を返送する。
【0026】更に、制御部5は、秘匿鍵設定メッセージ
215により秘匿鍵を網に通知する。MM(移動管理)
機能要求の指示が設定されている場合、制御部5は機能
要求メッセージ216を送信する。これを受けた網は、
機能要求応答メッセージ217によりMM機能を返送す
る。次に、網は認証乱数を発生し、乱数を認証要求メッ
セージ218を通知する。制御部5はこれを受け取り、
自身が有している認証鍵を用いて乱数を暗号化し、認証
応答メッセージ219により網に送信する。この暗号を
受け取った網は、PHS端末装置と同一の認証鍵を用い
て送った乱数を暗号化し、これと受信した暗号が一致す
るかどうかを判断する。判断の結果、不一致となると、
呼切断復旧の規則に従って呼解放手順を開始する。判断
の結果、一致となると、呼接続を継続する。
【0027】制御部5はサウンダ54により呼出音を発
生して着信を表示し、呼出中を示す呼出メッセージ22
0を網に送信する。そして、制御部5はオフフックされ
るのを検出し、オフフックがあると、応答メッセージ2
21を網に対して送る。応答を確認した網は応答確認メ
ッセージ222を返送し、確認型情報転送動作モードの
解除をDISC信号223により通知する。これを受け
た制御部5は、解除の確認をUA信号224により返送
する。そして、発ユーザ側との通話225が開始され
る。
【0028】図2により説明した発呼の過程において、
制御部5は図4に示されるフローチャートに対応したプ
ログラムに基づき、発呼のカウントを行う。即ち、図2
に示すように、PHS端末装置と基地局との間において
PHS端末装置からの発呼によるシーケンスの処理が行
われ、基地局からリングバックトーン(RBT121)
がPHS端末装置に対して送信されると、制御部5はC
C応答信号(図2の122)の到来を待つ(S1(呼受
付検出手段))。CC応答信号が到来しなければ、オン
フックとなり発呼が中止されたのかを検出し(S2)、
オンフックを検出すると終話に移行し、オンフックが検
出されなければステップS1へ戻ってCC応答信号の到
来を待つ。そして、CC応答信号が到来すると、発呼の
カウントを行い(S3(カウント手段))、通話を行う
モードへ移行する。このように、本実施の形態では、着
ユーザが応答したことを網が検出したことに基づき送信
してくるCC応答信号により網による呼受付がなされた
ことを検出している。このため、相手が話中等により通
話ができない場合は、発呼のカウントがなされず適切な
呼数を得ることができる。
【0029】例えば、EEPROM59には、図6に示
されるような、氏名と電話番号と呼数とが対にされて記
憶されるテーブルが備えられている。そこで、制御部5
は、発呼の際には、キー入力部51から入力される相手
側の電話番号を受け取り、RAM56に一時記憶し、上
記のステップS3において、発呼を示すため、テーブル
の上記RAM56に一時記憶した電話番号対応の呼数の
エリアの値に「−1」を加える。勿論、発呼と着呼のエ
リアを設けて、発呼のエリアに「+1」を加えるように
しても良い。
【0030】図3により説明した着呼の過程において、
制御部5は図5に示されるフローチャートに対応したプ
ログラムに基づき、着呼のカウントを行う。即ち、図3
に示すように、PHS端末装置と基地局との間において
PHS端末装置に対する着呼によるシーケンスの処理が
行われ、PHS端末装置がCC応答信号221を基地局
に対して送信すると、制御部5は応答確認信号(図3の
222)の到来を待つ(S4(呼受付検出手段))。そ
して、応答確認信号が到来すると、着呼のカウントを行
い(S5(カウント手段))、通話を行うモードへ移行
する。このように、本実施の形態では、着ユーザがオフ
フックして応答メッセージが到来したことを網が検出し
たことに基づき返送してくるCC応答確認信号により、
網による呼受付がなされたことを検出している。このた
め、通話しなかった着呼のカウントがなされず適切な呼
数を得ることができる。
【0031】前述の通り、EEPROM59には、図6
に示されるような、氏名と電話番号と呼数とが対にされ
て記憶されるテーブルが備えられている。そこで、制御
部5は、着呼の際には、呼設定メッセージ209に含ま
れる発呼側端末の電話番号を受け取り、RAM56に一
時記憶し、上記のステップS5において、着呼を示すた
め、テーブルの上記RAM56に一時記憶した電話番号
対応の呼数のエリアの値に「+1」を加える。勿論、発
呼と着呼のエリアを設けて、着呼のエリアに「−1」を
加えるようにしても良い。
【0032】以上の結果、電話番号または氏名に対応し
て、発呼と着呼のカウント値が適切に記録されて行く。
そして、このカウント値は、機能キーの操作により呼び
出して表示部52に表示させることができる。例えば、
発呼と着呼のカウント値の表示を求める機能キー(特別
のキーは必ずしも必要でなく、テンキーや#キーや*キ
ーの組み合わせでもよい)と、表示したい電話番号を入
力すると、制御部5は図6のテーブルから対応のカウン
ト値と氏名、電話番号を読み出し、これを表示データに
加工して表示部52へ送出して表示を行う。勿論、図6
のテーブルを一覧リストとして表示してもよい。
【0033】なお、以上では呼制御信号の中で、PHS
端末装置が応答したことを網が検出したことに応じて送
信される呼制御信号(応答信号、応答確認信号)を用い
たが、着呼の場合には自装置のオフフックを検出して、
着呼のカウントを行うこともできる。また、音声を検出
して、通話への移行を検出することもできる。
【0039】図8には、上記の発呼の回数をカウントす
る場合の詳細フローチャートが示されている。即ち、発
呼を検出すると制御部5は、図6に示した電話帳情報の
テーブルから、相手の電話番号に対応する登録を検出し
ておく(S11)。次に、制御部5は、プログラムFR
OM57から呼数のカウンタソフト(プログラム)を読
み出し、これを実行する(S12)。そして、EEPR
OM59に記憶された該当電話番号に対応の呼数を読み
出しRAM56に保持する(S13)。そして、発呼に
対応して値に「−1」を加える(S14)。次に制御部
5は、カウントの上限値と下限値と、実際のカウント値
を比較する(S15(上下限検出手段))。ここに、カ
ウントの上限値と下限値は、上記カウンタソフトに含ま
れており、例えば、上限値は「+3」で下限値は「−
3」とする。
【0040】そして、制御部5は、カウント値が上限値
または下限値を越えたかを判定し(S16)、越えた場
合には、カウント値を上限値または下限値を留める(S
17(カウント値制御手段))。そして、上限値または
下限値或いは、上限値または下限値を越えない場合のカ
ウント値が、RAM56へ蓄積される(S18)。そし
て、EEPROM59に記憶された図6に示すテーブル
の該当エリアに記憶される(S19)。
【0041】図9には、上記の着呼の回数をカウントす
る場合の詳細フローチャートが示されている。即ち、着
呼を検出すると制御部5は、図6に示した電話帳情報の
テーブルから、相手の電話番号に対応する登録を検出し
ておく(S21)。次に、制御部5は、プログラムFR
OM57から呼数のカウンタソフト(プログラム)を読
み出し、これを実行する(S22)。そして、EEPR
OM59に記憶された該当電話番号に対応の呼数を読み
出しRAM56に保持する(S23)。そして、着呼に
対応して値に「−1」を加える(S24)。次に制御部
5は、カウントの上限値と下限値と、実際のカウント値
を比較する(S25(上下限検出手段))。ここに、カ
ウントの上限値と下限値は、上記の通り「+3」と「−
3」である。
【0042】そして、制御部5は、カウント値が上限値
または下限値を越えたかを判定し(S26)、越えた場
合には、カウント値を上限値または下限値を留める(S
27(カウント値制御手段))。そして、上限値または
下限値或いは、上限値または下限値を越えない場合のカ
ウント値が、RAM56へ蓄積される(S28)。そし
て、EEPROM59に記憶された図6に示すテーブル
の該当エリアに記憶される(S29)。斯して、カウン
ト値が上下限値に抑制されるので、発(着)呼が多い状
況が一時的に生じても、容易に着(発)呼が多い状況に
遷移し、現状や傾向を把握することができる。
【0043】本実施の形態のPHS端末装置は、例え
ば、待ち受け状態においては、図7(A)に示されるよ
うに、日付及び時刻が表示されている。そこで、ユーザ
が所定のキー操作によりメニュー表示を要求すると、制
御部5は図7(B)に示されるように「バロメータ」表
示のメニューを含むメニューが表示される。
【0044】そこで、制御部5は、図10に示されるフ
ローチャートのプログラムを実行する。即ち、図7
(B)に示されるようなメニュー表示が行われている場
合に、キー入力部51の例えば、カーソル移動キー等に
より「バロメータ表示」にカーソルを移し、選択を指示
するすると、制御部5はステップS31においてYES
へ分岐してバロメータのアニメーションを表示する(図
7(C))。具体的には、先ず、自装置からの発呼数が
大(多い)ことを示す図11(A)に示されるアニメー
ション図形を表示手段である表示部52へ1秒プレ表示
すると共にキー操作音(例えば、ピィという音)を発生
する(S32)。アニメーション図形は、自分を示す
「I」の付された星形図形と、相手を示す「Y」の付さ
れたハート形とが天秤に吊られたものである。次に、相
手装置からの発呼数が大(多い)ことを示す図11
(B)に示されるアニメーション図形を1秒プレ表示す
ると共にキー操作音(例えば、ピィという音)を発生す
る(S33)。
【0045】そして、表示対象である図6のテーブルの
1番目の呼数に基づき、実際のバロメータ表示を行う
(S34)。発呼回数と着呼回数が等しければ、例え
ば、図12に示すように、天秤が平衡した図形を表示す
る。着呼回数が発呼回数より多ければ、例えば、図13
に示すように、天秤が平衡から崩れ、相手を示す「Y」
の付されたハート形の図形が、自分を示す「I」の付さ
れた星形図形より下がった状態を表示する。逆に、発呼
回数が着呼回数より多ければ、例えば、図14に示すよ
うに、天秤が平衡から崩れ、自分を示す「I」の付され
た星形図形が、相手を示す「Y」の付されたハート形図
形より下がった状態を表示する。実際のバロメータ表示
においては、カウント値に応じて、図形の大小表示制御
がなされる(図12〜図14)。
【0046】そして、表示制御手段でもある制御部5
は、例えば、3秒間の表示時間がタイムアウトしたか、
または、切入力がなされたかを検出し(S35)、いず
れでもなければ、バロメータ表示を継続し(S36)、
タイムアウトしたか、または、切入力がなされた場合に
は、図7(A)に示した待ち受け時の表示である日付と
時刻の表示に復旧する(S37)。
【0047】本実施例によれば、発呼と着呼のいずれか
が多いかを、一目瞭然に、また、楽しく表示することが
でき、更に、プレ表示により、期待を持って実際の結果
を待つことができる。なお、上記では、電話帳情報のテ
ーブルの先頭のエントリについてバロメータ表示を行っ
たが、2番目以降のエントリに対して行うようにしても
よい。このように複数の相手について、バロメータ表示
を行う場合には、相手を特定するため、電話番号や氏名
が入力され、制御部5はこれに基づきバロメータ表示を
行う。或いは、エントリ順にバロメータ表示を行うよう
に指示する入力手法(幾つかのキー操作等による)が定
義され、制御部5は係る入力がなされるとエントリ順に
バロメータ表示を行う。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の電話装置によれば、カウント値の上限と下限と
が決められて発呼回数と着呼回数のカウントが行われる
から、発呼または着呼の一方が一時的に偏って生じた場
合にも、カウント値が大きく開くことなく、現状の傾向
を反映させ易くなる。
【0049】以上説明したように、本発明の請求項2に
記載の電話装置によれば、発呼の場合にはカウント値を
減少させ、着呼の場合にはカウント値を増加させるの
で、発呼回数と着呼回数の大小が明らかになり、表示の
ために使用する場合に加工の必要がない。
【0050】以上説明したように、本発明の請求項3に
記載の電話装置によれば、カウントの結果記憶された発
呼と着呼のカウント値に基づき、発呼と着呼の回数のい
ずれが多いかを示す情報が表示されるので、一目瞭然に
発呼と着呼の回数のいずれが多いかを知ることが可能と
なる。
【0051】以上説明したように、本発明の請求項4に
記載の電話装置によれば、発呼の場合にはカウント値を
減少させ、着呼の場合にはカウント値を増加させるの
で、発呼回数と着呼回数の大小が明らかになり、表示の
ために使用する場合に加工の必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電話装置の構成図。
【図2】PHS端末装置による発呼時のシーケンスを示
す図。
【図3】PHS端末装置による着呼時のシーケンスを示
す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る電話装置による発呼
カウント動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係る電話装置による着呼
カウント動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る電話装置に備えられ
る発呼着呼数を登録するテーブルの一例を示す図。
【図7】本発明の実施の形態に係る電話装置によるバロ
メータ表示までの表示例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態に係る電話装置による発呼
カウント動作の詳細を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の実施の形態に係る電話装置による着呼
カウント動作の詳細を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の実施の形態に係る電話装置によるバ
ロメータ表示動作を説明するためのフローチャート。
【図11】発明の実施の形態に係る電話装置により行わ
れるバロメータ表示のプレ表示例を示す図。
【図12】発明の実施の形態に係る電話装置により行わ
れるバロメータ表示の表示例を示す図。
【図13】発明の実施の形態に係る電話装置により行わ
れるバロメータ表示の表示例を示す図。
【図14】発明の実施の形態に係る電話装置により行わ
れるバロメータ表示の表示例を示す図。
【符号の説明】
1 無線部 2 モデム部 3 TDMA部 4 通話部 5 制御部 6 電源部 51 キー入力部 52 表示部 53 計時回路 54 サウンダ 55 バイブレータユニット 56 RAM 57 プログラムFROM 58 録再FR
OM 59 EEPROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電話番号の発呼と着呼とのカウン
    ト値を前記電話番号に対応して記憶する記憶手段と、 発呼または着呼を検出した場合に対応して前記カウント
    値を増減するカウント手段と、 前記カウント手段が前記カウント値を増減する場合に、
    当該増減するカウント値が上限値または下限値を越えた
    か否かを検出する上下限検出手段と、 この上下限検出手段が、前記カウント値が前記上限また
    は前記下限を越えたことを検出する場合、カウント値を
    前記上限値または前記下限値に限定し、この限定された
    値を前記記憶手段に書き込むカウント値制御手段とを具
    備することを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 カウント手段は、発呼の場合にはカウン
    ト値を減少させ、着呼の場合はカウント値を増加させる
    ことを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 所定の電話番号の発呼と着呼とのカウン
    ト値を前記電話番号に対応して記憶する記憶手段と、 発呼または着呼を検出した場合に対応して前記カウント
    値を増減するカウント手段と、 情報を表示するための表示手段と、 前記カウント手段がカウントし、前記記憶手段が記憶す
    るカウント値に基づき、所定の電話番号の発呼と着呼の
    回数のいずれが多いかを示す情報を前記表示手段に表示
    する表示制御手段とを具備することを特徴とする電話装
    置。
  4. 【請求項4】 カウント手段は、 発呼の場合にはカウント値を減少させ、着呼の場合はカ
    ウント値を増加させることを特徴とする請求項3記載の
    電話装置。
JP4833198A 1998-02-27 1998-02-27 電話装置 Withdrawn JPH11252219A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001211247A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Denso Corp 通信機器

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JP2001211247A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Denso Corp 通信機器

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