JPH11247917A - エンジンマウント - Google Patents

エンジンマウント

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JPH11247917A
JPH11247917A JP5212398A JP5212398A JPH11247917A JP H11247917 A JPH11247917 A JP H11247917A JP 5212398 A JP5212398 A JP 5212398A JP 5212398 A JP5212398 A JP 5212398A JP H11247917 A JPH11247917 A JP H11247917A
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JP
Japan
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engine
vehicle
engine mount
side connecting
vibration
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JP5212398A
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Inventor
Sadahiko Sakaguchi
貞彦 坂口
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】設置スペースの増大を招くことなく、好適にダ
ンパ機能を持たせることのできるエンジンマウントを提
供する。 【解決手段】エンジンマウント14は、自動車の車体1
9に繋がる車体側ブラケット20と、自動車のパワーユ
ニットに繋がるエンジン側ブラケット24との間の振動
伝達を防止する。車体側ブラケット20にはマウント本
体23を支持するための支持脚20bが形成され、それ
ら支持脚20b間にエンジン側ブラケット24が配設さ
れる。エンジン側ブラケット24にはストッパゴム39
が取り付けられ、そのストッパゴム39と支持脚20b
とによって、振動に起因したパワーユニットの過度の移
動が規制される。また、ストッパゴム39内部にはウェ
イト32が設けられ、そのウェイト32及びストッパゴ
ム39によってパワーユニットの振動を減衰させるため
のダンパ機構Dが構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載内燃機関と車
両との間の振動伝達を防止するエンジンマウントに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用の内燃機関はエンジン
マウントを介して自動車のエンジンルーム内に支持さ
れ、そのエンジンマウントによって同機関と車体との間
の振動伝達が抑制される。こうしたエンジンマウントの
一例としては、例えば特開平8−145111号公報に
記載されたものが知られている。同公報に記載されたエ
ンジンマウントを図4に示す。
【0003】同図に示すように、エンジンマウント71
は、そのマウント本体72が一対の支持脚73を備えた
車体側ブラケット74によって自動車の車体75に支持
されている。マウント本体72の本体ケース76内に
は、同ケース76の内壁面に固定された防振ゴム77
と、防振ゴム77の上側に位置するダイヤフラム78と
が設けられている。これら防振ゴム77とダイヤフラム
78との間は、仕切部材79によって一対の液体室80
a,80bに区画形成されている。そして、それら液体
室80a,80bにはエチレングリコール等の液体が充
填されるとともに、それら液体室80a,80bは図示
しない小径の通路を介して互いに連通している。
【0004】また、防振ゴム77には芯金具81が連結
されている。この芯金具81は、下方へ突出して本体ケ
ース76を貫通し、一対の支持脚73間に挿入されたエ
ンジン側ブラケット82に固定されている。そして、エ
ンジン側ブラケット82は、自動車のエンジンルームに
配設された図示しない内燃機関に連結されている。更
に、エンジン側ブラケット82はストッパゴム83によ
って囲われており、そのストッパゴム83と車体側ブラ
ケット74との間には隙間が形成されている。
【0005】そして、内燃機関が振動したときには防振
ゴム77が弾性変形して両液体室80a,80b内の液
体が上記小径の通路を介して行き来し、その液体の行き
来に伴う流動抵抗や防振ゴム77のバネ定数に基づい
て、同機関と車体75との間の振動伝達が抑制される。
また、内燃機関の振動等に起因した同機関の過度な移動
は、ストッパゴム83が車体側ブラケット74の内面に
当接することにより規制されるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造を
有するエンジンマウント71においては、液体室80
a,80bに充填された液体の粘度、液体室80a,8
0bを連通する通路の径、及び防振ゴム77のバネ定数
等を調節することにより、内燃機関と車体75との間の
振動伝達は確かに抑制されるものの、その抑制効果を更
に高めるためには、内燃機関の振動自体を抑制するダン
パ機能が同エンジンマウントに備わっていることが望ま
しい。
【0007】そこで、例えば特開平2−286428号
公報に記載されているような弾性部材及びウェイト等か
らなるダンパ機構を上記エンジンマウント71に外付け
することも考えられるが、同エンジンマウント71の上
記構造では、こうしたダンパ機構の設置スペースが制約
され、その具現も難しいものとなっている。
【0008】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、設置スペースの増大を招く
ことなく、好適にダンパ機能を持たせることのできるエ
ンジンマウントを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、内燃機関に連結された機
関側連結部材と同機関が搭載される車両に連結された車
両側連結部材とが防振部材によって互いに連結されると
ともに、前記機関側連結部に弾性部材を設けるととも
に、内燃機関の振動に基づく過度の移動を規制するスト
ッパ機構が前記機関側連結部材と車体側連結部材との間
に設けられたエンジンマウントにおいて、前記ストッパ
機構は、前記機関側連結部材の少なくとも一部を覆い囲
むように配設された弾性部材と、内燃機関の振動時に前
記弾性部材と当接して同機関の過度な移動を規制するス
トッパ部とを有してなり、前記弾性部材を兼用する形で
ウェイトを設けて前記弾性部材及び前記ウェイトからな
るダンパ機構を構成した。
【0010】同構成によれば、内燃機関の振動に基づく
移動を規制するために設けられたストッパ機構の弾性部
材を兼用するかたちでダンパ機構を構成したため、同ダ
ンパ機構によってエンジンマウントが大型化することは
ない。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記車両側連結部材は、重力荷重方向に
延びる筒状に形成されて自身の内部に前記防振部材が取
り付けられる装置本体を備え、前記機関側連結部材は、
重力荷重方向に延びた状態で前記装置本体内に挿入され
て前記防振部材に連結される芯材を備えた。
【0012】同構成によれば、重力荷重方向に延びる芯
材及び装置本体を防振部材によって連結するタイプのエ
ンジンマウントにあっても、ダンパ機構によるエンジン
マウントの大型化が防止される。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、前記車両側連結部材は前記防振部
材が取り付けられる装置本体を備え、前記ストッパ部は
前記装置本体を車両に支持する複数の支持脚であって、
前記機関側連結部材は前記複数の支持脚間に配設される
ものとした。
【0014】同構成によれば、装置本体を車両に支持す
る複数の支持脚がストッパ部を兼ねており、それら支持
脚間に機関側連結部材が配設されているため、エンジン
マウントが大型化するのを好適に防止することができる
ようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1に示すよう
に、自動車に搭載されるパワーユニット11は、エンジ
ン12と変速機13とから構成され、エンジンマウント
14〜17を介して自動車の車体19に支持されてい
る。エンジンマウント14はパワーユニット11を下に
吊り下げた状態で支持し、エンジンマウント15〜17
はパワーユニット11を上に載せた状態で支持してい
る。これらエンジンマウント14〜17によって、パワ
ーユニット11と車体19との間の振動伝達が防止され
るようになる。
【0016】ここで、本実施形態のエンジンマウント1
4について図2及び図3を参照して詳しく説明する。な
お、図2はエンジンマウント14の側面図であって、図
3はエンジンマウント14の内部構造を示す断面図であ
る。
【0017】図2に示すように、エンジンマウント14
は、車体側ブラケット20によって自動車の車体19に
支持されたマウント本体23と、マウント本体23に連
結されたエンジン側ブラケット24とを有して構成され
ている。このエンジン側ブラケット24は、L字状に屈
曲して下方に延びるとともに、図1に示される態様でパ
ワーユニット11に連結されている。従って、パワーユ
ニット11による荷重は、エンジン側ブラケット24、
マウント本体23及び車体側ブラケット20を介して、
自動車の車体19に伝達される。
【0018】図3に示すように、エンジンマウント14
の車体側ブラケット20は、両端側に一対の支持脚20
bが形成されるように屈曲している。その一対の支持脚
20bは、自動車の車体19に固定されている。そし
て、車体側ブラケット20と車体19との間にはエンジ
ン側ブラケット24が挿入される挿入空間21が形成さ
れ、車体側ブラケット20の上側にはマウント本体23
が固定されている。
【0019】このマウント本体23にあって、円筒状を
なす本体ケース25には、同ケース25の内壁面に固定
された防振ゴム26と、防振ゴム26の上側に設けられ
たシート状のダイヤフラム27とが設けられている。こ
れら防振ゴム26とダイヤフラム27との間は、仕切部
材28によって一対の液体室29a,29bに区画され
ている。これら液体室29a,29bにはエチレングリ
コール等の液体が充填されるとともに、同液体室29
a,29bは図示しない小径の通路を介して互いに連通
している。そして、防振ゴム26が弾性変形することに
よって、一対の液体室29a,29bの間に設けられた
上記小径の通路を液体が行き来するようになる。
【0020】また、防振ゴム26には芯金具30が連結
されている。この芯金具30は、下方へ突出して本体ケ
ース25及び車体側ブラケット20に形成された孔25
a,20aを貫通している。なお、孔25a,20a
は、芯金具30よりも大径に形成されている。そして、
芯金具30の下端には、挿入空間21に挿入されたエン
ジン側ブラケット24がボルト31によって固定されて
いる。従って、パワーユニット11(図1)は、エンジ
ンマウント14の防振ゴム26を介してに吊下支持され
た状態になる。
【0021】この状態にあって、例えば自動車の走行中
に、車体19若しくはパワーユニット11(図1)が振
動した場合、図3に示すエンジンマウント14の車体側
ブラケット20及び本体ケース25とエンジン側ブラケ
ット24及び芯金具30とが相対的に振動する。この振
動により、防振ゴム26が当該振動方向に伸縮するとと
もに、一対の液体室29a,29bに充填された液体が
小径の通路を通って液体室29a,29b間を行き来す
るようになる。そして、これら防振ゴム26の弾性変形
と液体室29a,29b間での液体の移動により、車体
19、車体側ブラケット20及び本体ケース25と、芯
金具30、エンジン側ブラケット24及びパワーユニッ
ト11(図1)との間の振動伝達が抑制される。即ち、
防振ゴム26のバネ定数、上記液体の粘度、及び上記通
路の径などが、上記振動の吸収に最適な値となるよう予
め調整されている。
【0022】一方、挿入空間21に挿入されたエンジン
側ブラケット24は、所定の弾性を有するストッパゴム
39によって囲われている。即ち、エンジン側ブラケッ
ト24の外面にストッパゴム39が接着され、そのゴム
39によって同ブラケット24の外面が覆われている。
このストッパゴム39と車体側ブラケット20との間に
は隙間が形成されており、同ブラケット20の支持脚2
0b及びストッパゴム39によりストッパ機構Sが構成
されている。
【0023】また、本実施形態にあって、ストッパゴム
39の内部には、略L字状に形成された一対のウェイト
32が芯金具30を径方向(図中の左右方向)から挟む
位置に埋め込まれ、同ゴム39に対して接着されてい
る。そして、それらストッパゴム39及びウェイト32
によって、パワーユニット11自体の振動を減衰させる
ためのダンパ機構Dが構成されている。
【0024】こうした構造を有するエンジンマウント1
4にあって、パワーユニット11(図1)及び車体19
等の振動に起因した同ユニット11の過度な移動は、ス
トッパゴム39が車体側ブラケット20の内面に当接す
ることにより規制される。また、パワーユニット11自
体の振動は、上記ウェイト32を有するダンパ機構Dに
よって減衰されるようになる。ダンパ機構Dは、ストッ
パゴム39のバネ定数も含め、ウェイト32の質量や形
状などが、上記振動の減衰に最適な値となるよう予め調
整されている。
【0025】また、同エンジンマウント14にあって、
上記ダンパ機構Dを構成するウェイト32は、パワーユ
ニット11の過度の移動を規制するためのストッパ機構
Sに設けられたストッパゴム39内に埋設されている。
即ち、上記ストッパ機構Sのストッパゴム39をダンパ
機構Dに兼用しているため、そのダンパ機構Dを設ける
ことに基づきエンジンマウント14が大型化することも
なくなる。従って、設置スペースの増大を招くことな
く、好適にダンパ機構Dをエンジンマウント14に持た
せることができるようになる。
【0026】以上詳述した本実施形態によれば、以下に
示す効果が得られるようになる。 (1)両支持脚20b間に位置するストッパ機構Sのス
トッパゴム39にウェイト32を埋め込み、それらスト
ッパゴム39及びウェイト32によりダンパ機構Dを構
成したため、ストッパ機構Sのストッパゴム39がダン
パ機構Dに兼用されることとなる。従って、同ダンパ機
構Dの採用に基づくエンジンマウント14の大型化が防
止され、設置スペースの増大を招くことなく好適にダン
パ機能をエンジンマウント14に持たせることができ
る。
【0027】なお、本実施形態は、例えば以下のように
変更することもできる。 ・本実施形態では、図3におけるエンジン側ブラケット
24の左右両側にウェイト32を設けたが、それらウェ
イト32の位置を適宜変更してもよい。例えば、上記ブ
ラケット24における図3の上下両側にウェイトを設け
たり、図3の紙面と直交する方向について芯金具30を
挟む態様でウェイトを設けたりしてもよい。それらウェ
イトの設け方によって、パワーユニット11の任意の振
動を減衰させることができる。
【0028】・本実施形態では、ウェイト32をストッ
パゴム39に埋め込んだが、そのウェイト32をストッ
パゴム39から露出させ、支持脚20bの内面に前記ウ
ェイトを当接させるためのゴム等を設けてもよい。
【0029】・本実施形態では、ストッパゴム39を支
持脚20bに当接させて、振動に起因したパワーユニッ
トの過度の移動を規制するようにしたが、これに代えて
支持脚20bとは別に上記ストッパゴム39を当接させ
るためのストッパ部を設けてもよい。
【0030】・パワーユニット11を下に吊り下げるタ
イプのエンジンマウント14に本発明を適用したが、こ
れに代えてパワーユニット11を上に載せるタイプのエ
ンジンマウントに本発明を適用してもよい。
【0031】・本実施形態では、液体封入式のエンジン
マウント14を例示したが、液体封入されていないタイ
プのエンジンマウントに本発明を適用してもよい。 次に、以上の実施形態から把握することのできる請求項
以外の技術的思想を、その効果とともに以下に記載す
る。
【0032】(1)請求項2記載のエンジンマウントに
おいて、前記装置本体内には、前記防振部材の弾性変形
によって容積変化するとともに液体が充填された一対の
液体室とそれら液体室を連通する通路とが設けられ、前
記ストッパ部は前記装置本体を車両に支持する複数の支
持脚であって、前記機関側連結部材は前記複数の支持脚
間に配設されるものであることを特徴とするエンジンマ
ウント。
【0033】同構成によれば、通路を介して両液体室を
行き来する液体の流動抵抗や防振部材のバネ定数に基づ
いて、内燃機関と車体との振動を抑制することができる
ようになる。また、装置本体を車両に支持する複数の支
持脚がストッパ部を兼ねており、それら支持脚間に機関
側連結部材が配設されているため、エンジンマウントが
大型化するのを好適に防止することができる。
【0034】(2)エンジンマウントに設けられて防振
動部材によって互いに連結される機関側連結部材及び車
両側連結部材を、内燃機関及び同機関が搭載される車両
にそれぞれ連結し、内燃機関の振動に基づく過度の移動
を規制するストッパ機構を前記機関側連結部材と車体側
連結部材との間に設けたエンジンマウントのストッパ構
造において、前記ストッパ機構は、機関側連結部材の少
なくとも一部を覆い囲むように配設された弾性部材と、
内燃機関の振動時に前記弾性部材と当接して同機関の過
度な移動を規制するストッパ部とを有してなり、前記弾
性部材を兼用する形でウェイトを設けて前記弾性部材及
び前記ウェイトからなるダンパ機構を構成したことを特
徴とするエンジンマウントのストッパ構造。
【0035】同構成によれば、内燃機関の振動に基づく
移動を規制するために設けられたストッパ機構の弾性部
材を兼用するかたちでダンパ機構を構成したため、同ダ
ンパ機構によってエンジンマウントが大型化することは
ない。従って、設置スペースの増大を招くことなく、好
適にエンジンマウントにダンパ機能を持たせることがで
きる。
【0036】(3)上記(2)に記載のエンジンマウン
トのストッパ構造において、前記車両側連結部材は前記
防振部材が取り付けられる装置本体を備え、前記ストッ
パ部は前記装置本体を車両に支持する複数の支持脚であ
って、前記機関側連結部材は前記複数の支持脚間に配設
されるものであることを特徴とするエンジンマウントの
ストッパ構造。
【0037】同構成によれば、装置本体を車両に支持す
る複数の支持脚がストッパ部を兼ねており、それら支持
脚間に機関側連結部材が配設されているため、エンジン
マウントが大型化するのを好適に防止することができ
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、内燃機関
の振動に基づく移動を規制するために設けられたストッ
パ機構の弾性部材を兼用するかたちでダンパ機構を構成
したため、同ダンパ機構によってエンジンマウントが大
型化することはない。従って、設置スペースの増大を招
くことなく、好適にエンジンマウントにダンパ機能を持
たせることができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、重力荷重方
向に延びる芯材及び装置本体を防振部材によって連結す
るタイプのエンジンマウントにあっても、設置スペース
の増大を招くことなく、好適にエンジンマウントにダン
パ機構を持たせることができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、装置本体を
車両に支持する複数の支持脚がストッパ部を兼ねてお
り、それら支持脚間に機関側連結部材が配設されている
ため、エンジンマウントが大型化するのを好適に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のエンジンマウントによるパワーユ
ニットの支持構造を示す平面図。
【図2】同エンジンマウントの側面構造を示す側面図。
【図3】同エンジンマウントの内部構造を示す断面図。
【図4】従来のエンジンマウントの一例を示す断面図。
【符号の説明】
11…パワーユニット、12…エンジン、14…エンジ
ンマウント、19…車体、20…車体側ブラケット、2
0a…支持脚、23…マウント本体、24…エンジン側
ブラケット、25…本体ケース、26…防振ゴム、30
…芯金具、32…ウェイト、39…ストッパゴム、D…
ダンパ機構、S…ストッパ機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に連結された機関側連結部材と同
    機関が搭載される車両に連結された車両側連結部材とが
    防振部材によって互いに連結されるとともに、前記機関
    側連結部に弾性部材を設けるとともに、内燃機関の振動
    に基づく過度の移動を規制するストッパ機構が前記機関
    側連結部材と車体側連結部材との間に設けられたエンジ
    ンマウントにおいて、 前記ストッパ機構は、前記機関側連結部材の少なくとも
    一部を覆い囲むように配設された弾性部材と、内燃機関
    の振動時に前記弾性部材と当接して同機関の過度な移動
    を規制するストッパ部とを有してなり、前記弾性部材を
    兼用する形でウェイトを設けて前記弾性部材及び前記ウ
    ェイトからなるダンパ機構を構成したことを特徴とする
    エンジンマウント。
  2. 【請求項2】請求項1又は2記載のエンジンマウントに
    おいて、 前記車両側連結部材は、重力荷重方向に延びる筒状に形
    成されて自身の内部に前記防振部材が取り付けられる装
    置本体を備え、前記機関側連結部材は、重力荷重方向に
    延びた状態で前記装置本体内に挿入されて前記防振部材
    に連結される芯材を備えることを特徴とするエンジンマ
    ウント。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のエンジンマウントに
    おいて、 前記車両側連結部材は前記防振部材が取り付けられる装
    置本体を備え、前記ストッパ部は前記装置本体を車両に
    支持する複数の支持脚であって、前記機関側連結部材は
    前記複数の支持脚間に配設されるものであることを特徴
    とするエンジンマウント。
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