JPH11247770A - スクロール式流体機械 - Google Patents
スクロール式流体機械Info
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- JPH11247770A JPH11247770A JP6780098A JP6780098A JPH11247770A JP H11247770 A JPH11247770 A JP H11247770A JP 6780098 A JP6780098 A JP 6780098A JP 6780098 A JP6780098 A JP 6780098A JP H11247770 A JPH11247770 A JP H11247770A
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Abstract
整でき、長期間に亘って一定寸法のスラスト隙間を維持
することができると共に、生産性を向上させる。 【解決手段】 ケーシング側玉軸受23の外輪23B1
とケーシング1との間に固定スクロール10と旋回スク
ロール4との間のスラスト隙間を調整するスペーサ29
を介挿する。
Description
空ポンプに用いて好適なスクロール式流体機械に関し、
とくに、自転防止機構として補助クランクを設けるよう
にしたスクロール式流体機械に関する。
気圧縮機は、ケーシング、駆動軸、旋回スクロール、固
定スクロール及び補助クランク機構から大略構成されて
いる。ここで、駆動軸の先端側はケーシングに伸長して
クランク部となるとともに、駆動軸はケーシングの一端
側に回転可能に設けられている。また、旋回スクロール
は駆動軸のクランク部に旋回軸受を介して旋回可能に設
けられるとともに、固定スクロールは旋回スクロールに
対向して前記ケーシングの他端側に設けられ、旋回スク
ロールのラップ部と固定スクロールのラップ部との間に
は複数の圧縮室が形成されている。また、旋回スクロー
ルと固定スクロールとの間には補助クランク機構が設け
られ、この補助クランク機構は旋回スクロールの自転を
防止している。
ール側軸部とケーシング側軸部とが前記駆動軸のクラン
ク部と同一偏心距離を有する補助クランクと、前記旋回
スクロールに対して補助クランクのスクロール側軸部を
回転自在に軸支するスクロール側玉軸受と、前記ケーシ
ングに対して補助クランクのケーシング側軸部を回転自
在に軸支するケーシング側玉軸受とから構成されてい
る。
気圧縮機は、駆動軸をモータ等により回転駆動すると、
この駆動軸の回転は、クランク部から旋回側軸受を介し
て旋回スクロールに伝えられ、該旋回スクロールは、各
補助クランクによって自転運動を防止されつつ、駆動軸
の軸線を中心として旋回運動する。そして、この旋回運
動によって各スクロール間に形成される圧縮室は連続的
に縮小し、これにより、当該スクロール式空気圧縮機
は、吸込口から吸込んだ空気を各圧縮室で順次圧縮しつ
つ、この圧縮空気を吐出口から外部の空気タンク等に吐
出するようになっている。
前面とラップ部歯先との間に大きなスラスト隙間が存在
するときには、このスラスト隙間より各圧縮室内の圧縮
空気が漏れだし、この漏れ分だけ圧縮効率が低下してし
まう。このため、固定スクロールと旋回スクロールとの
間のスラスト隙間をできるだけ小さくする必要がある。
号公報、特開平2−277984号公報には、補助クラ
ンク機構にスラスト隙間を調整する隙間調整機構を設け
たスクロール式空気圧縮機が開示されている。これらの
隙間調整機構は、ボルトとナットなどからなり、ボルト
とナットを締め付けることによって補助クランクなどを
スラスト方向に微少変位させるとともに、補助クランク
と一体となった旋回スクロールを固定スクロールに近接
させ、スラスト隙間を調整している。
ール式空気圧縮機では、その製造時、組立時にボルトと
ナットとを締め付け、スラスト隙間の調整を行うもので
ある。このため、ボルトとナットとの締め付け具合が空
気圧縮機毎に異なることがあり、一定寸法のスラスト隙
間を与えることが難しいという問題がある。又、長期間
の使用によってボルト等に緩みが生じ、スラスト隙間が
変化してしまうおそれもある。
する場合には、ボルトとナットを僅かづつ締め付ける必
要があるため、スクロール式空気圧縮機の組立時に膨大
な時間を要し、生産性が低下するという問題がある。
されたもので、本発明は製造時、組立時にスラスト隙間
を適正に調整でき、長期間にわたって一定寸法のスラス
ト隙間を維持できるとともに生産性を向上できるように
したスクロール式流体機械を提供することを目的として
いる。
ために、本発明は、ケーシングと、該ケーシングの一端
側に回転可能に設けられ先端側が該ケーシング内に伸長
してクランク部となった駆動軸と、前記ケーシング内に
位置して該駆動軸のクランク部に旋回軸受を介して旋回
可能に設けられ鏡板にラップ部が立設された旋回スクロ
ールと、該旋回スクロールに対向して前記ケーシングの
他端側に設けられ鏡板に該旋回スクロールのラップ部と
の間で複数の圧縮室を形成するラップ部が立設された固
定スクロールと、前記旋回スクロールの自転運動を防止
するために前記旋回スクロールと前記ケーシングとの間
に設けられた補助クランク機構とを備え、前記補助クラ
ンク機構を、スクロール側軸部とケーシング側軸部とが
前記駆動軸のクランク部と同一偏心距離を有する補助ク
ランクと、前記旋回スクロールに対して補助クランクの
スクロール側軸部を回転自在に軸支するスクロール側玉
軸受と、前記ケーシングに対して補助クランクのケーシ
ング側軸部を回転自在に軸支するケーシング側玉軸受と
によって構成してなるスクロール式流体機械において、
前記補助クランクの軸方向における、前記ケーシング側
玉軸受の外輪と前記ケーシングとの間に前記固定スクロ
ールと旋回スクロールとの間のスラスト隙間を調整する
スペーサを介挿したことを特徴とする。
を添付図面にしたがって説明する。図1乃至図5は本発
明の実施の形態によるスクロール流体機械としての空気
圧縮機を示している。
ロール式空気圧縮機のケーシングを示し、該ケーシング
は、大径筒部1Aと、該大径筒部1Aの一端側(図1中
右側)を縮径し、外側に向けて突出するように形成され
た小径な軸受筒部1Bと、該軸受筒部1Bと前記大径筒
部1Aとの間に形成された環状部1Cとからなり、該環
状部1Cの他面側には、後述する各補助クランク18の
ケーシング側軸部18Bがケーシング側玉軸受23を介
して収容される3個の軸受収容穴1D(1個のみ図示)
が周方向に所定間隔離間して複数個(例えば3個)形成
されている。
ともに、この開口側端面1Eには後述の固定スクロール
本体11が当接している。そして、開口側側面1Eは固
定スクロール10のラップ部11Bの歯先と同一平面を
なしている。2はケーシング1の軸受筒部1B内に軸受
3を介して回転可能に設けられた駆動軸を示し、該駆動
軸2はその先端側がケーシング1の大径筒部1A内へと
伸長するクランク部2Aとなり、該クランク部2Aはそ
の軸線O2−O2が前記駆動軸2の軸線O1−O1に対
して所定の偏心量だけ偏心するように配設され、該クラ
ンク部2Aは旋回軸受8を介して旋回スクロール4に連
結されている。そして、該駆動軸2の基端側は、前記軸
受筒部1Bから外部に突出し、その突出端がプーリなど
を介して駆動源となる電動モータ(何れも図示せず)に
接続され、該電動モータにより回転駆動される。
けられた旋回スクロールを示し、該旋回スクロール4は
旋回スクロール本体5と、該旋回スクロール本体5に固
着される支持プレート6とから大略構成されている。こ
こで、前記旋回スクロール本体5は円板状に形成された
旋回側の鏡板5Aと該鏡板5Aに中心側が巻き始め端と
なり、外周側が巻き終り端となって立設された渦巻状の
ラップ部5Bとから構成されている。
面側に多数のボルト7(2個のみ図示)によって固着さ
れ、中央には旋回軸受8を保持するボス部6Aが立設さ
れる。また、前記支持プレート6のボス部6Aの外周側
には後述するスクロール玉軸受19が収容される3個の
軸受収納筒部6B(一個のみ図示)が周方向に所定間隔
をもって立設され、各軸受収容筒部6Bには有底の軸受
収容穴6Cが形成されている。
レート6との間には、スクロール本体5の鏡板5Aから
支持プレート6に向けて複数本の放熱フィン9が突出形
成されている。
けられた固定スクロールを示し、該固定スクロール10
は固定スクロール本体11と、該固定スクロール本体1
1に固着される蓋体12とから大略構成されている。
その中心が駆動軸2の軸線O1−O1と一致するととも
に、旋回スクロール4の鏡板5Aに対向して配設された
鏡板11Aと、該鏡板11Aから旋回スクロール4のラ
ップ部5Bと同様に立設された渦巻状のラップ部11B
とからなる。
は、該鏡板11Aから蓋体12に向けて複数本の放熱フ
ィン13が突出形成されている。また、前記ラップ部1
1Bは、前記旋回スクロール4のラップ部5Bと所定角
度だけずらして重なりあうように配設されることによ
り、前記旋回スクロール4が旋回するときに、ラップ部
5Bとの間で連続的に縮小する複数の圧縮室14が形成
される。なお、前記固定スクロール10はボルト(図示
せず)によって、前記ケーシング1の大径筒部1Aに取
り付けられている。
ロール10のラップ部5B,11B歯先側に装着された
シール部材としてのチップシールで、該チップシール1
5,16は弾性樹脂材料によって長尺の紐状に形成さ
れ、ラップ部5B,11Bの歯先に沿って渦巻状に延び
ている。そして、チップシール15,16は、旋回動作
する間、相手方となる鏡板11A,5Aの前面11C,
5Cに摺接することにより、各圧縮室14間を気密にに
シールすることによりラップ部5B,11Bの歯先と鏡
板11A,5Aとのスラスト隙間を介して、高圧側の圧
縮室から低圧側の圧縮室側に向けて圧縮空気が漏洩する
のを防止している。
示すように、ラップ部5B,11Bの歯先から突出し、
ラップ部5B,11Bの歯先と鏡板11A,5Aの前面
11C,5Cとの間には予め決められた一定寸法のスラ
スト隙間が形成されている。そして、個のスラスト隙間
を減少させることによって、チップシール15,16と
鏡板11A,5Aとの摺接力が増加し、各圧縮室14の
密閉性は向上する。一方、スラスト隙間を増加させるこ
とによって、チップシール15,16と鏡板11A,5
Aとの摺接力が減少し、各圧縮室14の密閉性は低下す
る。
クロール4との間に周方向に離間して例えば3個配設さ
れた補助クランク機構(1個のみ図示)を示し、該補助
クランク機構17は後述する補助クランク18、スクロ
ール側玉軸受19及びケーシング側玉軸受23から大略
構成されている。
(1個のみ図示)で、該補助クランク18は、図2に示
すごとく、旋回スクロール4の支持プレート6側に回転
可能に取り付けられたスクロール側軸部18Aと、該ス
クロール側軸部18Aよりも大径の円柱状に形成され、
ケーシング1の環状部1C側に回転可能に取り付けられ
たケーシング側軸部18Bと、スクロール側軸部Aのケ
ーシング側軸部18B側に形成されたスクロール側のフ
ランジ部18Cと、ケーシング側軸部18Bのスクロー
ル側軸部18A側に形成されたケーシング側のフランジ
部18Dとから構成されている。そして、ケーシング側
玉軸受23の外輪23Aとケーシング1との間には後述
のスペーサ29が設けられている。
部18Aの軸線O3−O3に対してケーシング側軸部1
8Bの軸部O4−O4が、前記駆動軸2の偏心量と等し
い偏心量をもって形成されている。
の軸受収容穴6Cに収容されたスクロール側玉軸受を示
し、該スクロール側玉軸受19は、旋回スクロール4の
ラップ部B側を正面側としたときに、この正面側に位置
した正面側アンギュラ玉軸受19Aと、背面側に位置し
た背面側アンギュラ玉軸受19Bとを正面合わせするこ
とにより、正面組合わせアンギュラ玉軸受として構成さ
れている。
Aは、外輪19A1,内輪19A2と、該外輪19A1
と内輪19A2との間に配設された複数個の転動子とな
る鋼球19A3とから構成されている。また、背面側ア
ンギュラ玉軸受19Bは、外輪19B1,内輪19B2
と、該外輪19B1と内輪19B2との間に配設された
複数個の転動子となる鋼球19B3とから構成されてい
る。
レート6の軸受収容穴6Cの底面に当接すると共に、外
輪19B1は口述する押え板20によって軸受収容穴6
C内に予圧が与えられた状態で軸方向,周方向に変位不
能に保持されている。
り付けられ、ボルト21と共に固定部材となる押え板
で、該押え板20は中心部に補助クランク18が挿通す
る挿通穴20Aが形成され、その外周部はボルト21
(1個のみ図示)によってケーシング1に取り付けられ
ている。そして、該押え板20の挿通穴20A近傍には
背面側アンギュラ玉軸受19Bの外輪19B1が当接さ
れ、該スクロール側玉軸受19は軸受収容穴6C内で、
軸方向,周方向に変位不能に固定されている。
収容筒部6Bの開口部端面との間には、押え板20をス
クロール側玉軸受19の外輪19B1に確実に予圧を与
えるため、僅かな隙間が与えられている。
軸受収容穴6Cによって径方向に変位不能に固定され、
軸受収容穴6Cの底面と押え板20によって軸方向に変
位不能に固定されている。
り付けられたシール部材で、該シール部材22は補助ク
ランク18のフランジ部18Dに摺接すると共に、スク
ロール側玉軸受19の外輪19A1,19B1と内輪1
9A2,19B2との間の潤滑油が軸受収容穴6C内か
らケーシング1内に漏洩するのを防止している。
に収容されたケーシング側玉軸受を示し、該ケーシング
側玉軸受23は、旋回スクロール4のラップ部5B側を
正面側としたときに、この正面側に位置した正面側アン
ギュラ玉軸受23Aと、背面側に位置した背面側アンギ
ュラ玉軸受23Bとを背面合わせにすることにより、背
面組み合わせアンギュラ玉軸受として構成されている。
Aは、外輪23A1,内輪23A2と、該外輪23A1
と内輪23A2との間に配設された複数個の転動子とな
る鋼球23A3とから構成されている。又、前記背面側
アンギュラ玉軸受23Bは、外輪23B1,内輪23B
2と、該外輪23B1と内輪23B2との間に配設され
た複数個の転動子となる鋼球23B3とから構成されて
いる。
レート6の軸受収容穴1D内に軸方向には変異可能に、
周方向には変位不能に挿入されている。また、外輪23
B1は後述のスペーサ29の一側の面に当接し、スペー
サ29の他側の面は軸受収容穴1D底面側の環状段部1
Fに当接する。一方、外輪23A1は押え板20に当接
し、軸受収容穴1D内に抜止め状態で固定されている。
ルト27によって予圧が与えられると共に、補助クラン
ク18のケーシング側軸部18Bに対して軸方向,周方
向に変位不能に保持されている。
A2,23B2内には補助クランク18のケーシング側
軸部18Bが僅かな隙間を介して遊嵌されている。そし
て、ケーシング側軸部18Bにボルト27が螺着される
ことによって、補助クランク18は内輪23A2,23
B2に固定されている。
記ケーシング側玉軸受23を介してケーシング1の軸受
収容穴1D内に回転可能に挿嵌され、スクロール側軸部
18Aは前記スクロール側玉軸受19を介して旋回スク
ロール4側の軸受収容穴6Cに回転可能に挿嵌されてい
る。
クロール4が駆動軸2の回転駆動により旋回されると
き、該旋回スクロール4が自転するのを防止すると共
に、該旋回スクロール4を駆動軸2の軸線O1−O1を
中心として一定の旋回半径をもって旋回させるように案
内するものである。
た押え板で、該押え板24は、図3に示す様に中心部に
補助クランク18が挿通する挿通穴24Aが形成され、
その外周部はボルト25(1個のみ図示)によってケー
シング1に取り付けられている。そして、該押え板24
の挿通穴24A近傍には正面側アンギュラ玉軸受23A
の外輪23A1が当接され、該ケーシング側玉軸受23
は軸受収容穴1D内に抜止め状態で固定されている。
容穴1Dの開口部端面との間には、押え板24がケーシ
ング側玉軸受23の外輪23A1に確実に当接させるた
め、僅かな隙間が形成されている。
軸受収容穴1Dによって径方向に変位不能に固定され、
軸受収容穴1Dの底面側の環状段部1Fと後述のスペー
サ29と押え板24とによって軸方向に変位不能に固定
されている。
り付けられたシール部材で、該シール部材26は補助ク
ランク18のフランジ部18Dに摺接すると共に、ケー
シング側玉軸受23の外輪23A1,23B1と内輪2
3A2,23B2との間に充填された潤滑油がケーシン
グ1内に漏洩するのを防止している。
られ、ワッシャと共に固定部材となるボルトを示し、該
ボルト27は補助クランク18のケーシング側軸部18
Bに螺着されると共に、ボルト27とケーシング側軸部
18Bとの間にはワッシャ28が介挿されている。そし
て、ワッシャ28はケーシング側玉軸受23の内輪19
B2に当接している。このため、ボルト27を締め付け
ることによって、ケーシング側玉軸受23の内輪23A
2,23B2に予圧を与えつつ、内輪23A2,23B
2に補助クランク18のケーシング側軸部18Bを固定
している。
3B1と軸受収容穴1Dの環状段部1Fとの間に介挿さ
れたスペーサで、該スペーサ29の中心部にはケーシン
グ側玉軸受23の内輪23B2の外径、及び、ワッシャ
28の外径よりも大径の挿通穴29Aが設けられ、リン
グ状に形成されている。また、スペーサ29の外径寸法
は外輪23B1の外径寸法とほぼ同じか、これよりも僅
かに小さくなっている。そして、スペーサ29は、その
厚さ寸法を増減させることによって旋回スクロール4と
固定スクロール10との間のスラスト隙間を調整するも
のである。
た有蓋筒状のカバーを示し、該カバー30は、軸受収容
穴1Dの一側開口部を施蓋している。
に穿設された吸込口、32は固定スクロール10の鏡板
11A中央側に穿設された吐出口をそれぞれ示し、該吸
込口31は最外周側(最低圧側)の圧縮室14と連通
し、吐出口32は最中央側(最高圧側)の圧縮室14と
連通している。
機は、上述の如き構成を有するもので、駆動軸2をプー
リなどを介して電動モータによって回転駆動すると、こ
の駆動軸2の回転は、クランク部2Aから旋回軸受8を
介してスクロール4に伝えられ、該旋回スクロール4
は、各補助クランク機構17によって自転運動を防止し
つつ、前記駆動軸2の軸線O1−O1を中心として公転
運動する。そして、この公転運動によってラップ部5B
とラップ部11Bとの間に画成される圧縮室14は連続
的に縮小し、これにより、当該スクロール圧縮機は、吸
込口31から吸込んだ空気を該各圧縮室14で順次圧縮
しつつ、この圧縮空気を吐出口32から外部の空気タン
ク(図示せず)などに吐出するようになっている。
気圧縮機のスラスト隙間の調整方法について説明する。
収容穴1D内にケーシング側玉軸受23を挿入すると共
に、ボルト25によって押え板24をケーシング1に取
り付け、ケーシング側玉軸受23を抜け止め状態で軸受
収容穴1D内に固定する。
ト6を固着し、旋回スクロール4を組み立てる。そし
て、支持プレート6の軸受収容穴6C内にスクロール側
玉軸受19を遊嵌すると共に、押え板20を軸受収容筒
部6Bの開口部側に取り付け、スクロール側玉軸受19
を抜け止め状態で軸受収容穴6C内に固定する。
法測定工程では、3個の補助クランク18のうち、第1
の補助クランク18に対して旋回スクロール4の鏡板5
Aの前面5Cと補助クランク18のフランジ端面18E
との長さ寸法(L1A)を測定する。次に、第2,第3
の補助クランク18に対しても、同様に旋回スクロール
4の鏡板5Aの前面5Cと補助クランク18のフランジ
端面18Eとの長さ寸法(L1B,L1C)をそれぞれ
測定する。
は、3個のケーシング側玉軸受23のうち、第1のケー
シング玉軸受23に対してケーシング1の開口側端面1
Eとケーシング側玉軸受23の内輪23A2端面との長
さ寸法(L2A)を測定する。
ていないときには内輪23A2に予圧が与えられていな
いから、ケーシング側玉軸受の内輪23A2は軸方向に
僅かに変位可能になっている。そこで、長さ寸法を測定
するときには、内輪23A2をケーシング1側に付勢し
つつ測定を行うものとする。
3に対しても、同様にケーシング1の開口端面1Eとケ
ーシング側玉軸受23の内輪23A2端面との間の長さ
寸法(L2B,L2C)をそれぞれ測定する。
定工程では、例えば第1の補助クランク18に取り付け
るスペーサ29の厚さ寸法は、スクロール側の長さ寸法
測定工程による長さ寸法(L1A)と、ケーシング側の
長さ寸法測定工程による長さ寸法(L2A)との差に予
め定められた一定寸法を減算することによって決定され
る。また、第2,第3の補助クランク18に取り付ける
スペーサ29の厚さ寸法も、上述と同様の方法で決定さ
れる。
決定工程によって決定された厚さ寸法となるスペーサ2
9を選択し、ボルト25を緩めてケーシング1の軸受収
容穴1Dよりケーシング側玉軸受23を取外した後、先
程選択したスペーサ29をケーシング側玉軸受23の外
輪23B1と環状段部1Fとの間に介挿する。
定された厚さ寸法となるスペーサ29をケーシンク側玉
軸受23の外輪23B1と環状段部1Fとの間に介挿す
ることによって、補助クランク18は、スペーサ29を
介挿しないときに比べて旋回スクロール4側にスペーサ
29の厚み分だけ軸方向に変位する。
って、旋回スクロール4と固定スクロール10との間を
予め決められた一定寸法のスラスト隙間に調整すること
ができる。
の補助クランク18と同様に、旋回スクロール4の鏡板
5Aの前面5Cを固定スクロール10のラップ部11B
歯先から一定寸法だけ離間させることができる。
スペーサを介挿と、少なくとも3か所で一定寸法だけ旋
回スクロール4の鏡板5Aの前面5Cと固定スクロール
10のラップ部11B歯先との間を離間させることがで
きるから、旋回スクロール4の鏡板5A、ラップ部5B
歯先と固定スクロール10のラップ部11B歯先、鏡板
11Aとを平行に配設することができ、旋回スクロール
4が旋回運動するときに旋回スクロール4と固定スクロ
ール10とが部分的に強く摺接し、チップシール15,
16やラップ部5B,11Bの歯先に偏摩耗が生じるの
を防止することができる。これにより、チップシール1
5,16などの耐久性を向上できると共に、各圧縮室1
4を確実に密閉することができる。
グ側玉軸受23の外輪23B1とケーシングに設けられ
た軸受収容穴1Dの環状段部1Fとの間にスペーサ29
を介挿する構成としたから、旋回スクロール4をスペー
サ29の厚さ寸法だけ固定スクロール10側に変位させ
ることができる。このため、スペーサ29の厚さ寸法を
増減させることによって、旋回スクロール4と固定スク
ロール10との間のスラスト隙間を変化させることがで
き、よって、スラスト隙間を調整することができる。
縮機の様にボルトなどを徐々に締め付けてスラスト調整
をする必要がなく、スクロール式空気圧縮機の組立性、
生産性を向上できると共に、ボルトの緩みによってスラ
スト隙間が変化するのを防止し、長期間に亘って予め決
められた一定寸法のスラスト隙間を維持することができ
る。
A1,23B1に対して回転自在に取り付けられたケー
シング側玉軸受23の内輪23A2,23B2に補助ク
ランク18、スペーサ29を一体化させることができ、
補助クランク18とケーシング側玉軸受23との間をス
ペーサ29の厚さ寸法だけ離間させつつ、補助クランク
18をケーシング1に対して回転自在に支持することが
できる。
ル側の長さ寸法測定行程による長さ寸法とケーシング側
の長さ寸法測定行程による長さ寸法との差を用いること
によって決定したから、スペーサ29の厚さ寸法を短時
間で決定することができる。そして、上記厚さ寸法のス
ペーサ29を用いることによって旋回スクロール4と固
定スクロール10との間に例えば予め決められた一定寸
法のスラスト隙間を与えることができる。
ぞれスラスト隙間の調整を行い、3か所で略同一寸法の
スラスト隙間を与えることができるから、旋回スクロー
ル4の鏡板5Aに対する固定スクロール10の鏡板11
Aを平行に配設することができる。よって、旋回スクロ
ール4が旋回運動するときにチップシール15,16偏
摩耗が生じるのを防止でき、チップシール15,16の
耐久性を向上させることができる。
え板24をケーシング1に取り付けるためのボルト25
はケーシング1の内面側(旋回スクロールに対向する位
置)に設けられているが、図6に示すようにケーシング
1の外面側に設けても良い。
用いて説明する。
の形態との違いは、第1の実施の形態におけるケーシン
グ側玉軸受23の外輪23A1,23B1のケーシング
1への固定を押さえ板24及びボルト25により行って
いるのに対し、第2の実施の形態では、この押さえ板2
4及びボルト25をなくし、ケーシング側玉軸受23の
外輪23A1,23B1のケーシング1への固定は、ケ
ーシング側玉軸受23をケーシング1の軸受収容穴1D
に圧入することや、ケーシング1の軸受収容穴1Dの部
分を加熱することにより軸受収容穴1Dの径を広げ、こ
の状態でケーシング側玉軸受23を軸受収容穴1Dに挿
入することにより行っている点のみである。なお、この
場合、ケーシング側玉軸受23の外輪23A1,23B
1とケーシング1の軸受収容穴1Dとは、スクロール式
圧縮機の運転中に軸受収容穴1Dが熱膨張しても緩まな
いように固定しておく必要がある。
ロール式空気圧縮機のスラスト隙間の調整方法について
説明する。
ト6を固着し、旋回スクロール4を組み立てる。そし
て、支持プレート6の軸受収容穴6C内にスクロール側
玉軸受19を遊嵌すると共に、押え板20を軸受収容筒
部6Bの開口部側に取り付け、スクロール側玉軸受19
を抜け止め状態で軸受収容穴6C内に固定する。そし
て、スクロール側玉軸受19に補助クランク18のスク
ロール側軸部18Aを挿入するとともに補助クランク1
8のケーシング側軸部18Bにケーシング側玉軸受23
を挿入し、補助クランク18とケーシング側玉軸受23
とが軸方向に相対変位しないようにボルト27,ワッシ
ャ28により固定する。
法測定工程では、3個の補助クランク18のうち、第1
の補助クランク18に対して旋回スクロール4の鏡板5
Aの前面5Cとケーシング側玉軸受23の外輪23B1
のケーシング1側端面との間の長さ寸法(L3A)を測
定する。次に、第2,第3の補助クランク18に対して
も、同様に旋回スクロール4の鏡板5Aの前面5Cとケ
ーシング側玉軸受23の外輪23B1のケーシング1側
端面との長さ寸法(L3B,L3C)をそれぞれ測定す
る。
は、3個の軸受収容穴1Dのうち、第1の軸受収容穴1
Dに対してケーシング1の開口側端面1Eと第1の軸受
収容穴1Dの環状段部1Fとの間の長さ寸法(L4A)
を測定する。
3に対しても、同様にケーシング1の開口端面1Eと軸
受収容穴1Dの環状段部1Fとの間の長さ寸法(L4
B,L4C)をそれぞれ測定する。
定工程では、例えば第1の補助クランク18に取り付け
るスペーサ29の厚さ寸法は、スクロール側の長さ寸法
測定工程による長さ寸法(L3A)と、ケーシング側の
長さ寸法測定工程による長さ寸法(L4A)との差に予
め定められた一定寸法を減算することによって決定され
る。また、第2,第3の補助クランク18に取り付ける
スペーサ29の厚さ寸法も、上述と同様の方法で決定さ
れる。
決定工程によって決定された厚さ寸法となるスペーサ2
9を選択し、このスペーサ29を軸受収容穴1D内に挿
入した後、ケーシング側玉軸受23を軸受収容穴1D内
に組みつける。
定された厚さ寸法となるスペーサ29をケーシンク側玉
軸受23の外輪23B1と環状段部1Fとの間に介挿す
ることによって、補助クランク18は、スペーサ29を
介挿しないときに比べて旋回スクロール4側にスペーサ
29の厚み分だけ軸方向に変位する。これにより、3個
の補助クランク18によって、旋回スクロール4と固定
スクロール10との間を予め決められた一定寸法のスラ
スト隙間に調整することができる。
の第1の実施の形態と同様の効果を生じることは言うま
でもない。
ール式空気圧縮機のスラスト隙間の調整方法を前述の第
1の実施の形態に用いても良い。
用いて説明する。
の形態との違いは、第1の実施の形態におけるケーシン
グ側玉軸受23の外輪23A1,23B1のケーシング
1への固定を押さえ板24及びボルト25により行って
いるのに対し、第3の実施の形態では、この押さえ板2
4及びボルト25をなくし、これらに代えて、ケーシン
グ側玉軸受23の外輪23A1,23B1の外周側に円
筒形状のハウジング50と、このハウジング50をケー
シング1の軸受収容穴1Dに固定するためにケーシング
1に設けられたボルト51とを設けた点である。
側玉軸受23とは、ケーシング側玉軸受23をハウジン
グ50に圧入することや、ハウジング50を加熱するこ
とによりハウジング50の径を広げ、この状態でケーシ
ング側玉軸受23をハウジング50に挿入することによ
り行い、ハウジング50とケーシング1の軸受収容穴1
Dとはボルト51により固定している。これにより、結
果として、ケーシング側玉軸受23をケーシング1の軸
受収容穴1Dに固定している。
ール式圧縮機のスラスト隙間の調整方法は、前述の第
1,第2の調整方法とほぼ同様の方法でできるので、そ
の説明は省略する。
の第1の実施の形態と同様の効果を生じることは言うま
でもない。
態においては、いずれも本発明をスクロール式圧縮機に
適用した場合につき説明しているが、本発明はスクロー
ル式の真空ポンプに適用してもよく、この場合において
も、第1から第3の実施の形態の説明において述べた効
果と同様の効果を生じる。
補助クランクの軸方向における、ケーシング側玉軸受の
外輪とケーシングとの間に固定スクロールと旋回スクロ
ールとの間のスラスト隙間を調整するスペーサを介挿す
る構成としたから、ケーシング側玉軸受の外輪とケーシ
ングとの間をスペーサの厚さ寸法だけ離間させることが
でき、スペーサを介挿しないときに比べて旋回スクロー
ルをスペーサの厚さ寸法だけ固定スクロール側に向けて
軸方向に変位させることができる。このため、スペーサ
の厚さ寸法を増減させることによって、旋回スクロール
と固定スクロールとの間のスラスト隙間を調整すること
ができるとともに、スクロール式流体機械の組立性、生
産性を向上でき、かつ、長期に亘って一定寸法のスラス
ト隙間を維持することができる。
圧縮機を示す縦断面図である。
である。
軸受、補助クランクなどを分解して示す分解斜視図であ
る。
ロールのラップ部とを拡大して示す縦断面図である。
ら、旋回スクロールを取外した状態で示す縦断面図であ
る。
助クランクを拡大して示す縦断面図である。
大して示す縦断面図である。
大して示す縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシングと、 該ケーシングの一端側に回転可能に設けられ先端側が該
ケーシング内に伸長してクランク部となった駆動軸と、 前記ケーシング内に位置して該駆動軸のクランク部に旋
回軸受を介して旋回可能に設けられ鏡板にラップ部が立
設された旋回スクロールと、 該旋回スクロールに対向して前記ケーシングの他端側に
設けられ鏡板に該旋回スクロールのラップ部との間で複
数の圧縮室を形成するラップ部が立設された固定スクロ
ールと、前記旋回スクロールの自転運動を防止するため
前記旋回スクロールと前記ケーシングとの間に設けられ
た補助クランク機構とを備え、 前記補助クランク機構を、スクロール側軸部とケーシン
グ側軸部とが前記駆動軸のクランク部と同一偏心距離を
有する補助クランクと、前記旋回スクロールに対して補
助クランクのスクロール側軸部を回転自在に軸支するス
クロール側玉軸受と、前記ケーシングに対して補助クラ
ンクのケーシング側軸部を回転自在に軸支するケーシン
グ側玉軸受とによって構成してなるスクロール式流体機
械において、 前記補助クランクの軸方向における、前記ケーシング側
玉軸受の外輪と前記ケーシングとの間に前記固定スクロ
ールと旋回スクロールとの間のスラスト隙間を調整する
スペーサを介挿したことを特徴とするスクロール式流体
機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06780098A JP4365901B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | スクロール式流体機械の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06780098A JP4365901B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | スクロール式流体機械の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247770A true JPH11247770A (ja) | 1999-09-14 |
JP4365901B2 JP4365901B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=13355397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06780098A Expired - Lifetime JP4365901B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | スクロール式流体機械の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4365901B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100773337B1 (ko) | 2005-11-08 | 2007-11-05 | 아네스토 이와타 가부시키가이샤 | 스크롤 유체기계 |
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CN113250956A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-08-13 | 和氏工业技术股份有限公司 | 压缩机装配工艺 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP06780098A patent/JP4365901B2/ja not_active Expired - Lifetime
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