JPH11241833A - 冷暖房用パネル - Google Patents

冷暖房用パネル

Info

Publication number
JPH11241833A
JPH11241833A JP5881198A JP5881198A JPH11241833A JP H11241833 A JPH11241833 A JP H11241833A JP 5881198 A JP5881198 A JP 5881198A JP 5881198 A JP5881198 A JP 5881198A JP H11241833 A JPH11241833 A JP H11241833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
guide groove
heating
cooling
joist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5881198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Murakami
秀一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyox Co Ltd
Original Assignee
Toyox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyox Co Ltd filed Critical Toyox Co Ltd
Priority to JP5881198A priority Critical patent/JPH11241833A/ja
Publication of JPH11241833A publication Critical patent/JPH11241833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に冷暖房装置を完成させることのできる
冷暖房用パネルを提供することである。 【解決手段】 少なくとも一対の根太材6と、これら根
太材6間にはさみ込んで固定した断熱プレート7と、断
熱プレート7に組み付けたパイプユニットと、根太材6
に形成したガイド溝11、12とを備え、上記パイプユ
ニットを、ガイド溝11、12を介して、給排システム
やパイプユニット等の被接続側に接続する構成にしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷暖房装置に用
いられる冷暖房用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】冷暖房装置としては、例えば、図7に示
すものが従来から知られている。図7に示すように、大
引き101の上に固定した根太102間に、断熱プレー
ト103を置いている。この断熱プレート103の表面
にはパイプ溝104を形成し、さらに放熱板105を貼
りつけている。そして、パイプ溝104にパイプ106
をはめ込んで、このパイプ106に流体を流すようにし
ている。このようにして断熱プレート103を設置した
ら、根太102上をかけわたすように床板107を敷設
して、冷暖房装置を完成させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、あらかじめ固定した根太間102に、断熱プレート
103を置くようにしたので、断熱プレート103が大
きすぎると、根太102間に設置できなかったり、逆
に、断熱プレート103が小さすぎると、根太102と
の間に隙間ができてしまったりする。特に、施工現場で
断熱プレート103を切って使うような場合、その寸法
管理を正確にしなければならず、施工が非常に面倒なも
のとなってしまう。
【0004】また、ある断熱プレート102のパイプ1
06を、例えば、その隣の断熱プレートにかけわたすよ
うな場合、根太102が邪魔になるので、パイプ106
を根太102の下に通したり、根太102の一部を切り
取ったりしなければならなかった。この発明の目的は、
簡単に冷暖房装置を完成させることのできる冷暖房用パ
ネルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、冷暖房用
パネルに係り、少なくとも一対の根太材と、これら根太
材間にはさみ込んで固定した断熱プレートと、断熱プレ
ートに組み付けたパイプユニットと、根太材に形成した
ガイド溝とを備え、上記パイプユニットを、ガイド溝を
介して、給排システムや他のパイプユニット等の被接続
側に接続する構成にした点に特徴を有する。第2の発明
は、第1の発明において、パイプユニットは、一対のメ
インパイプと、これらメインパイプ間を接続する複数の
熱交換パイプとからなり、断熱プレートの表面には、メ
インパイプを収納するメインパイプ収納溝を形成し、こ
のメインパイプ収納溝を、根太材に形成したガイド溝に
連通させた点に特徴を有する。第3の発明は、第1、2
の発明において、ガイド溝は、根太材の両側面に開放す
る第1ガイド溝と、第1ガイド溝を根太材の端面に開放
する第2ガイド溝とからなる点に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜5に、この発明の冷暖房用
パネルの一実施例を示す。図1には、パイプユニットを
示す。パイプユニットは、樹脂製の供給側メインパイプ
1と、この供給側メインパイプ1とほぼ平行に並べた樹
脂製の戻り側メインパイプ2とを有する。そして、供給
側メインパイプ1の一端にコネクタ3を設けるととも
に、他端を閉塞している。また、上記供給側メインパイ
プ1とは逆に、戻り側メインパイプ2の他端にコネクタ
4を設けるとともに、一端を閉塞している。
【0007】さらに、これら両メインパイプ1、2を、
可撓性を有する熱交換パイプ5を介して接続している。
熱交換パイプ5は、上記メインパイプ1、2に比べて径
の小さなものである。そして、16本の熱交換パイプ5
を、メインパイプ1、2の長手方向にピッチhで並べ
て、メインパイプ1、2の側面にそれぞれ溶着してい
る。このようにしたパイプユニットでは、コネクタ3か
ら供給側メインパイプ1に流体が供給されると、その流
体が、各熱交換パイプ5に分配される。そして、これら
熱交換パイプ5を通過する過程で熱交換を行って、戻り
側メインパイプ2に導かれる。戻り側メインパイプ2に
戻された流体は再び合流して、コネクタ4から排出され
ることになる。
【0008】一方、図2〜4に示すように、一対の根太
材6間に断熱プレート7を挟み込んで固定している。根
太材6は、低発泡プラスチックからなり、その表面に
は、さらに低発泡させたスキン層といわれる硬い層を形
成している。そして、この根太材6の側面には、その長
手方向に沿って凹溝8を形成している。また、断熱プレ
ート7は、高発泡プラスチック、例えば、発泡スチロー
ルなどで成形されている。そして、上記一対の根太材6
間で、直接に断熱プレート7を発泡成形するようにすれ
ば、この断熱プレート7の側面が上記根太材6の凹溝8
に食い込ませることができ、これら根太材6と断熱プレ
ート7とを一体化させることができる。
【0009】上記断熱プレート7の表面には、その両端
部に、短辺に沿って形成したメインパイプ収納溝9、1
0を形成している。これらメインパイプ収納溝9、10
は、上記パイプユニットのメインパイプ1、2に合わせ
て形成したもので、断熱プレート7の両長辺側、すなわ
ち、両根太材6側に開放させている。そして、上記根太
材6の端部には、図2に示すように、これらメインパイ
プ収納溝9、10に連通する第1ガイド溝11を形成
し、各第1ガイド溝11を、根太材6の逆側の側辺に開
放させている。さらに、根太材6の長手方向には、第1
ガイド溝11を根太材6の端面に開放する第2ガイド溝
12を形成している。
【0010】また、断熱プレート7の表面には、長辺に
沿って、上記メインパイプ収納溝9、10間を連通する
16本のパイプ溝13を形成している。これらパイプ溝
13は、上記パイプユニットの熱交換パイプ5に合わせ
て、ピッチhを保つように形成したものである。そし
て、図3に示すように、これらパイプ溝13の端部に、
徐々に深くなる傾斜面14を形成して、メインパイプ収
納溝9、10にそれぞれ連通させている。
【0011】このようにした断熱プレート7には、図5
に示すように、上記パイプユニットを組み付けている。
メインパイプ収納溝9、10のそれぞれに、上記メイン
パイプ1、2をはめ込んでやる。このとき、メインパイ
プ1に設けたコネクタ3が、図面左側の根太材6のうち
上端に位置する第1ガイド溝11に対向する。また、メ
インパイプ2に設けたコネクタ4が、図面右側の根太材
6のうち下端に位置する第1ガイド溝11に対向する。
そして、パイプ溝13のそれぞれに、上記熱交換パイプ
5をはめ込んでやる。このとき、これら熱交換パイプ5
の端部を上記傾斜面14に沿わせれば、メインパイプ収
納溝9、10とパイプ溝13との深さの違いに対応する
ことができ、メインパイプ1、2と熱交換パイプ5との
連通箇所に負担がかかるのを避けることができる。
【0012】この状態では、熱交換パイプ5がパイプ溝
13に保持されて、ピッチhを保って並べられる。した
がって、熱交換パイプ13は可撓性を有するものの、隣
り合う熱交換パイプ13同士でくっついたり、離れたり
することがなく、断熱プレート7の表面で均一な熱交換
を行うことが可能となる。なお、断熱プレート7の表面
にアルミ箔などを貼りつけておけば、放熱性を高めるこ
とができる。
【0013】以上述べた一対の根太材6、断熱プレート
7、及びパイプユニットによって、冷暖房用パネルを構
成している。具体的には図示しないが、複数枚の冷暖房
用パネルを、大引の上に並べて載せる。そして、各冷暖
房用パネルの根太材6を大引に対してほぼ直角に位置さ
せた状態で、これら根太材6に釘を打って、冷暖房用パ
ネルをそれぞれ大引に固定する。
【0014】このようにして冷暖房用パネルを敷設した
ら、各冷暖房用パネルのパイプユニットを給排システム
に接続するのであるが、このとき、図5にも示すよう
に、コネクタ3、4に可撓性を有する補助パイプ15を
接続してやる。そして、この補助パイプ15を、第1ガ
イド溝11→第2ガイド溝12に沿わせながら曲げ、根
太材6の端面から外部に導いて、図示しない給排システ
ム側に接続してやればよい。そして、フローリング材な
どの床材を、根太材6にかけわたすように敷設すれば、
冷暖房装置の施工が完了する。
【0015】なお、この実施例では、複数枚の冷暖房用
パネルのパイプユニットを、並列に給排ユニットに接続
するようにしたが、隣り合う冷暖房用パネルのパイプユ
ニット同士を接続することもできる。つまり、ある冷暖
房用パネルのパイプユニットを、第1ガイド溝11にま
っすぐに沿わせた補助パイプ15を介して、隣の冷暖房
用パネルのパイプユニットに接続することも可能であ
る。
【0016】以上述べた実施例の冷暖房用パネルによれ
ば、あらかじめ根太材6までを含めてパネル化している
ので、それを敷設するだけで、簡単に冷暖房装置の施工
をすることができる。しかも、根太材6にガイド溝を形
成したので、パイプユニットを、そのガイド溝を介し
て、給排システムや他の冷暖房用パネルのパイプユニッ
トに接続することができる。したがって、施工現場で、
パイプ類を根太の下に通したり、根太の一部を切り取っ
たりする必要がなく、簡単に冷暖房装置の施工をするこ
とができる。
【0017】なお、パイプユニットとしては、上記実施
例のタイプに限るものではない。例えば、図6に示すタ
イプは、供給側メインパイプ1と戻り側メインパイプ2
と同軸上に並べて溶着している。そして、その溶着部分
で内部区画するとともに、各メインパイプ1、2の端部
にコネクタ3、4を設けている。また、これら連結する
メインパイプ1、2とほぼ平行に、中継パイプ16を設
けている。この中継パイプ16は、上記メインパイプ
1、2とほぼ同じ径及び長さを有するもので、その両端
部を閉塞している。そして、メインパイプ1、2と中継
パイプ16とを、16本の熱交換パイプ5で接続してい
る。
【0018】このようにしたパイプユニットでは、コネ
クタ3から供給側メインパイプ1に流体が供給される
と、その流体が、供給側メインパイプ1側の熱交換パイ
プ5に分配される。そして、熱交換パイプ5を通過する
過程で熱交換を行なって、いったん中継パイプ16で合
流する。中継パイプ16で合流した流体は、戻り側メイ
ンパイプ2側の熱交換パイプ5に分配され、その通過す
る過程で熱交換を行なうとともに、戻り側メインパイプ
2からコネクタ4を経て排出される。
【0019】また、上記実施例のように、根太材6のす
べて端部側にガイド溝を形成しておけば、コネクタ3、
4がどの位置にあっても対応できる。したがって、例え
ば、パイプユニットを図1に示すタイプから図6に示す
タイプに変更しても、根太材6及び断熱プレート7は、
そのまま使用することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、あらかじめ根太材ま
でを含めてパネル化しているので、それを敷設するだけ
で、簡単に冷暖房装置の施工をすることができる。しか
も、根太材にガイド溝を形成したので、そのガイド溝を
介して、パイプユニットを、給排システムや他の冷暖房
用パネルのパイプユニットに接続することができる。し
たがって、施工現場で、パイプ類を根太の下に通した
り、根太の一部を切り取ったりする必要もなく、簡単に
冷暖房装置の施工をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプユニットを示す正面図である。
【図2】一体化させた根太材6及び断熱プレート7を示
す正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】パイプユニットを、一体化させた根太材6及び
断熱プレート7に組み付けた状態を示す正面図である。
【図6】他のタイプのパイプユニットを示す正面図であ
る。
【図7】従来の冷暖房装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 供給側メインパイプ 2 戻り側メインパイプ 3、4 コネクタ 5 熱交換パイプ 6 根太材 7 断熱プレート 9、10 メインパイプ収納溝 11 第1ガイド溝 12 第2ガイド溝 13 パイプ溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の根太材と、これら根太
    材間にはさみ込んで固定した断熱プレートと、断熱プレ
    ートに組み付けたパイプユニットと、根太材に形成した
    ガイド溝とを備え、上記パイプユニットを、ガイド溝を
    介して、給排システムや他のパイプユニット等の被接続
    側に接続する構成にしたことを特徴とする冷暖房用パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 パイプユニットは、一対のメインパイプ
    と、これらメインパイプ間を接続する複数の熱交換パイ
    プとからなり、断熱プレートの表面には、メインパイプ
    を収納するメインパイプ収納溝を形成して、このメイン
    パイプ収納溝を、根太材に形成したガイド溝に連通させ
    たことを特徴とする請求項1記載の冷暖房用パネル。
  3. 【請求項3】 ガイド溝は、根太材の両側面に開放する
    第1ガイド溝と、第1ガイド溝を根太材の端面に開放す
    る第2ガイド溝とからなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の冷暖房用パネル。
JP5881198A 1998-02-24 1998-02-24 冷暖房用パネル Pending JPH11241833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5881198A JPH11241833A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 冷暖房用パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5881198A JPH11241833A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 冷暖房用パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11241833A true JPH11241833A (ja) 1999-09-07

Family

ID=13095004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5881198A Pending JPH11241833A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 冷暖房用パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11241833A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051460A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Toyox Co Ltd 載置部材とこの載置部材を用いた冷暖房ユニット
JP4669999B2 (ja) * 2001-06-21 2011-04-13 株式会社トヨックス 天井の冷暖房用輻射パネル
CN104990167A (zh) * 2015-06-05 2015-10-21 奉化市吉涛生活环境科技有限公司 一种室内温度调节系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4669999B2 (ja) * 2001-06-21 2011-04-13 株式会社トヨックス 天井の冷暖房用輻射パネル
JP2008051460A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Toyox Co Ltd 載置部材とこの載置部材を用いた冷暖房ユニット
CN104990167A (zh) * 2015-06-05 2015-10-21 奉化市吉涛生活环境科技有限公司 一种室内温度调节系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5847071B2 (ja) 一体型ヘッダを備えたモジュール式の既製放射パネル
US20060144578A1 (en) Radiant heating/cooling tubing substrate with in plane bus
NO310990B1 (no) Varmeoverforingssystem, fremgangsmate for a bygge et varmevekslersystem og en modulkonstruksjonsenhet
JPH11241833A (ja) 冷暖房用パネル
JP5320777B2 (ja) 温調床
JP4871053B2 (ja) 床暖房システムにおける放熱パイプ敷設用のパネル
JP3580534B2 (ja) 冷暖房用パネルユニット
JPH10219925A (ja) 熱媒体配管用断熱パネル体
JP2003278310A (ja) 成形紙管構造体とその製造方法
JPH102572A (ja) 暖房装置
JP3114586U (ja) 建築用面状構造体
JP3844576B2 (ja) 温度調整装置
JP5141409B2 (ja) 温調マット
JP3636933B2 (ja) 床または畳暖房用パネルの製造方法
JPH01291021A (ja) 木質系温水式床暖房パネルおよびその施工方法
IT201800006437A1 (it) Pannello radiante
JP2001349563A (ja) 冷暖房用パネルユニット
JP2006105477A (ja) 加熱用又は冷却用パネル
JP2535763Y2 (ja) 住宅用内装パネル
JPH11280239A (ja) フローリングパネル
JP2010019461A (ja) 温調マット
JPH11211113A (ja) 蓄熱式暖冷房パネルの施工方法及び蓄熱ボード下地
JPH0413524Y2 (ja)
JPH0320535A (ja) 部分可撓性配管材
JPH1150649A (ja) 床暖房用パネル