JPH11240940A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH11240940A
JPH11240940A JP4248198A JP4248198A JPH11240940A JP H11240940 A JPH11240940 A JP H11240940A JP 4248198 A JP4248198 A JP 4248198A JP 4248198 A JP4248198 A JP 4248198A JP H11240940 A JPH11240940 A JP H11240940A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin composition
curing agent
solubility
dicyandiamide
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JP4248198A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Nakamura
善彦 中村
Masahiro Matsumura
昌弘 松村
Yasuo Fukuhara
康雄 福原
Yukihiro Hatsuta
行大 八田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミーズリングの発生がなくて外観が良好な積
層板を得ることができるエポキシ樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 基材1にその片面より含浸させてプリプ
レグを形成するようにして用いられる無溶剤のエポキシ
樹脂組成物2に関する。エポキシ樹脂と、このエポキシ
樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以上の硬
化剤とを含有する。基材に含浸させる際にエポキシ樹脂
にほぼ完全に硬化剤を溶解させることによって、硬化剤
が偏在化しないように基材に均一に含浸させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷配線板等の材
料であるプリプレグを製造する際などに用いられるエポ
キシ樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリプレグを製造するにあたっては、一
般的に、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を有機溶剤に溶
解させて樹脂溶液を調製し、この溶液を基材に含浸し、
その後、樹脂溶液を含浸した基材を加熱して有機溶剤を
除去すると共に基材中の樹脂をBステージ化(半硬化)
するようにして行われている。しかし、この方法では有
機溶媒を多量に使用し、そのうえ除去した有機溶媒を処
理する必要があり、作業環境やエネルギーコストの点で
問題があった。
【0003】そこで、無溶剤のエポキシ樹脂組成物を基
材の片面に塗布し、その後、加圧・加熱することにより
基材にエポキシ樹脂組成物を含浸させる方法などでプリ
プレグを製造することが提案されている(例えば、特開
平9−263647号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、エポキシ樹脂の硬化剤としてジシアンジアミドを溶
解させずに分散させて用いているために、エポキシ樹脂
組成物を基材に浸透(含浸)させる際に、ジシアンジア
ミドが基材の表面に付着して遍在化し、このために、基
材のガラスクロス束の中心部においてエポキシ樹脂組成
物の硬化性が低くなって、ミーズリング(ガラスクロス
交点白化)を生じたりするという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、ミーズリングの発生がなくて外観が良好な積層板
を得ることができるエポキシ樹脂組成物を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のエポキシ樹脂組成物は、基材1にその片面より含浸さ
せてプリプレグを形成するようにして用いられる実質的
に無溶剤のエポキシ樹脂組成物2において、エポキシ樹
脂と、このエポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解
度が90%以上であり、エポキシ樹脂と反応性を有する
活性水素を一分子中に平均3個以上有する硬化剤とを含
有して成ることを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項2に記載のエポキシ樹
脂組成物は、請求項1の構成に加えて、エポキシ樹脂に
対する130℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤と
は別に、硬化剤としてさらにジシアンジアミドを含有し
て成ることを特徴とするものである。また本発明の請求
項3に記載のエポキシ樹脂組成物は、請求項2の構成に
加えて、エポキシ樹脂のエポキシ価1に対して、エポキ
シ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以上の
硬化剤の活性水素の数が0.7〜0.1、ジシアンジア
ミドの活性水素の数が0.7〜0.2となるように、各
硬化剤を含有して成ることを特徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項4に記載のエポキシ樹
脂組成物は、請求項1乃至3のいずれかの構成に加え
て、エポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が9
0%以上の硬化剤として、フェノールノボラック系化合
物を用いて成ることを特徴とするものである。また本発
明の請求項5に記載のエポキシ樹脂組成物は、請求項4
の構成に加えて、フェノールノボラック系化合物とし
て、クレゾールノボラックを用いて成ることを特徴とす
るものである。
【0009】また本発明の請求項6に記載のエポキシ樹
脂組成物は、請求項4の構成に加えて、フェノールノボ
ラック系化合物として、ビスフェノールAノボラックを
用いて成ることを特徴とするものである。また本発明の
請求項7に記載のエポキシ樹脂組成物は、請求項4の構
成に加えて、フェノールノボラック系化合物として、ジ
シクロペンタジエン含有フェノールノボラックを用いて
成ることを特徴とするものである。
【0010】また本発明の請求項8に記載のエポキシ樹
脂組成物は、請求項1乃至3の構成に加えて、エポキシ
樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以上の硬
化剤として、芳香族アミン系化合物を用いて成ることを
特徴とするものである。また本発明の請求項9に記載の
エポキシ樹脂組成物は、請求項1乃至3のいずれかの構
成に加えて、芳香族アミン系化合物として、下記(A)
式の化学構造を持つものを用いて成ることを特徴とする
ものである。
【0011】
【化2】
【0012】また本発明の請求項10に記載のエポキシ
樹脂組成物は、請求項2乃至9のいずれかの構成に加え
て、平均粒径が15μm以下のジシアンジアミドを用い
て成ることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明で用いるエポキシ樹脂は、その一分子内に
2個以上のエポキシ基を有しているものであって、ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂等を例示する
ことができるが、特にこれらに限定するものではない。
特に常温で液状のものまたは低融点のエポキシ樹脂を用
いると、基材への浸透、プリプレグの均一性が向上する
ので好ましい。
【0014】本発明において上記エポキシ樹脂の硬化剤
としては、130℃以下でのエポキシ樹脂に対する溶解
度が90%以上のものを一部または全部用いる。またこ
こでいう硬化剤とは、エポキシ樹脂と反応性を有する活
性水素が一分子内に平均3個以上有しているものをい
う。このようにエポキシ樹脂に対する溶解度が130℃
以下で90%以上の硬化剤を用いることによって、エポ
キシ樹脂と硬化剤を混合させる温度(130℃以下)に
おいて、エポキシ樹脂への硬化剤の溶解性(相溶性)を
高くすることができ、エポキシ樹脂組成物を基材に浸透
(含浸)させる際に、硬化剤が基材の表面に付着して遍
在化しないようにすることができる。従って、硬化剤が
エポキシ樹脂とともに基材に均一に含浸することになっ
て、エポキシ樹脂(組成物)の反応性や硬化のむらが発
生しないようにすることができ、積層板にミーズリング
が生じないようにすることができると共に積層板の強度
などの特性が低下しないようにすることができる。
【0015】エポキシ樹脂と反応性を有する硬化剤の活
性水素が一分子内に平均3個未満であれば、エポキシ樹
脂と硬化剤の反応生成物(エポキシ樹脂組成物の硬化
物)の耐熱性などが劣るために、このエポキシ樹脂組成
物を用いた積層板などの製造物の硬化むらや物性むらが
生じる恐れがある。またエポキシ樹脂と反応性を有する
硬化剤の活性水素が一分子内に平均50個を超えると、
エポキシ樹脂と硬化剤の反応生成物(エポキシ樹脂組成
物の硬化物)の物性が硬くて脆くなる恐れがあるが、こ
れは特に大きな問題にはならない。従って、硬化剤の活
性水素は一分子内に平均50個以下であることが好まし
い。尚、エポキシ樹脂に対する溶解度は高いほど好まし
いので、130℃以下で溶解度が100%のものが最も
好ましく、また現在のところ、20℃以上で溶解度が9
0%以上のものが入手可能である。
【0016】このような条件を満たす硬化剤としてはフ
ェノールノボラック系化合物を例示することができ、さ
らに具体的には、フェノールノボラック、クレゾールノ
ボラック、ビスフェノールAノボラック、ジシクロペン
タジエン含有フェノールノボラックなどを挙げることが
できる。またフェノールノボラック系化合物の他には、
上記条件を満たす硬化剤として(A)の式で示される芳
香族アミン系化合物などを用いることができる。
【0017】特に、フェノールノボラックを硬化剤とし
て用いると、積層板の電気絶縁性や耐熱性を高くするこ
とができる。またクレゾールノボラックを硬化剤として
用いると、他のフェノールノボラックよりも反応性が低
いために、エポキシ樹脂組成物の加熱時(含浸時など)
の安定性及びBステージ化したプリプレグの保存安定性
を高くすることができる。
【0018】またビスフェノールAノボラックを硬化剤
として用いると、クレゾールノボラックと同様に他のフ
ェノールノボラックよりも反応性が低いために、エポキ
シ樹脂組成物の加熱時(含浸時など)の安定性及びBス
テージ化したプリプレグの保存安定性を高くすることが
でき、しかもフェノールノボラック、クレゾールノボラ
ックに比べて加熱時(エポキシ樹脂との混合時など)に
酸化されにくいので、エポキシ樹脂組成物及びプリプレ
グの着色や変色が少なくなって外観が良好となる。
【0019】またジシクロペンタジエン含有フェノール
ノボラックを硬化剤として用いると、クレゾールノボラ
ックと同様に他のフェノールノボラックよりも反応性が
低いために、エポキシ樹脂組成物の加熱時(含浸時な
ど)の安定性及びBステージ化したプリプレグの保存安
定性を高くすることができ、しかもフェノールノボラッ
ク、クレゾールノボラック、ビスフェノールAノボラッ
クを用いた場合に比べてエポキシ樹脂組成物の硬化物の
吸湿性が低くなると共にエポキシ樹脂組成物の硬化物の
強靱性が優れるようになるので、積層板の耐吸湿性や強
靱性を高めることができる。
【0020】さらに芳香族アミン系化合物を硬化剤とし
て用いると、積層板の電気絶縁性や耐熱性を高くするこ
とができる。また上記(A)式の芳香族アミン系化合物
を硬化剤として用いると、他の芳香族アミン系化合物よ
りも反応性が低いために、エポキシ樹脂組成物の加熱時
(含浸時など)の安定性及びBステージ化したプリプレ
グの保存安定性を高くすることができ、しかも発癌性や
毒性を低下させることができる。
【0021】本発明では、硬化剤を加熱溶融してエポキ
シ樹脂に溶解させて相溶させるので、エポキシ樹脂組成
物及びこれを用いたプリプレグの反応性が高くなり、エ
ポキシ樹脂組成物及びプリプレグの保存安定性が低下す
る恐れがあるので、上記のような反応性の低い硬化剤を
用いることによって、エポキシ樹脂組成物及びプリプレ
グの保存安定性が低下しないようにするのが好ましい。
【0022】エポキシ樹脂に対する溶解度が130℃以
下で90%以上である上記のような硬化剤の他に、硬化
剤としてジシアンジアミドを併用することができる。こ
のようにジシアンジアミドを併用することによって、エ
ポキシ樹脂組成物(積層板)の電気絶縁性能やエポキシ
樹脂組成物(プリプレグ)の接着性を向上させることが
できる。このジシアンジアミドはエポキシ樹脂に対して
非相溶あるいは相溶しにくいものであり、このため、エ
ポキシ樹脂組成物にジシアンジアミドを含有させると、
エポキシ樹脂組成物を基材の片面に塗布して含浸させる
際に、ジシアンジアミドが基材の内部や塗布側と反対側
の表面側までに浸入しにくく、基材の表面に付着して偏
在化することがあり、この結果、エポキシ樹脂組成物の
硬化性が低くなってミーズリングを生じる恐れがある。
【0023】そこで本発明ではジシアンジアミドとして
平均粒径が15μm以下のものを用いるのが好ましい。
これ以上の平均粒径のものを用いると、上記のような問
題が生じる恐れがある。尚、ジシアンジアミドは基材へ
の浸入させやすさを考慮すると、その平均粒径は小さい
ほど好ましいが、エポキシ樹脂との反応の制御しやすさ
を考慮すると、ジシアンジアミドの平均粒径は0.05
μm以上であることが好ましい。
【0024】そして上記エポキシ樹脂及び硬化剤を13
0℃程度の温度で混合することによって、本発明の無溶
剤のエポキシ樹脂組成物を調製することができる。この
際、必要に応じて難燃剤や品質向上のための添加剤や硬
化促進剤をエポキシ樹脂組成物に加えてもよい。難燃剤
としては反応性を有する難燃化フェノール、特に、エポ
キシ樹脂のエポキシ基と反応する活性水素を一分子内に
2個有するテトラブロモビスフェノールAなどを用いる
ことが好ましく、このことで、エポキシ樹脂組成物の難
燃性を向上して確保すると同時に、低融点のエポキシ樹
脂組成物を得ることができる。また硬化促進剤としては
三級アミン系促進剤、イミダゾール類、リン系促進剤な
どを例示することができるが、これらに限定されるもの
ではない。
【0025】上記のように調製されるエポキシ樹脂組成
物において、エポキシ樹脂のエポキシ価1に対して、エ
ポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以
上の硬化剤の活性水素の数が0.7〜0.1(個)、好
ましくは0.5〜0.2(個)、ジシアンジアミドの活
性水素の数が0.7〜0.2(個)、好ましくは0.5
〜0.3(個)となるように、各硬化剤の配合割合を調
節して含有させるのが好ましい。エポキシ樹脂に対する
130℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤の活性水
素の数が0.7(個)を超えると、相対的にジシアンジ
アミドの活性水素の数(ジシアンジアミドの配合量)が
少なくなって、ジシアンジアミドによるエポキシ樹脂組
成物(積層板)の電気絶縁性能の向上やエポキシ樹脂組
成物(プリプレグ)の接着性の向上などの効果を得にく
くなる恐れがある。またエポキシ樹脂に対する130℃
以下での溶解度が90%以上の硬化剤の活性水素の数が
0.1(個)未満であれば、相対的にジシアンジアミド
の活性水素の数(ジシアンジアミドの配合量)が多くな
って、ジシアンジアミドが基材の内部や塗布側と反対側
の表面側までに浸入しにくく、基材の表面に付着して偏
在化する恐れがある。
【0026】またジシアンジアミドの活性水素の数が
0.7(個)を超えると、ジシアンジアミドの活性水素
の数(ジシアンジアミドの配合量)が多くなって、ジシ
アンジアミドが基材の内部や塗布側と反対側の表面側ま
でに浸入しにくく、基材の表面に付着して偏在化する恐
れがある。またジシアンジアミドの活性水素の数が0.
1(個)未満であれば、ジシアンジアミドの活性水素の
数(ジシアンジアミドの配合量)が少なくなって、ジシ
アンジアミドによるエポキシ樹脂組成物(積層板)の電
気絶縁性能の向上やエポキシ樹脂組成物(プリプレグ)
の接着性の向上などの効果を得にくくなる恐れがある。
【0027】尚、反応性難燃剤などとして、例えば、テ
トラブロモビスフェノールAのように、一分子内に活性
水素を平均3個未満有する成分を用いた場合、このエポ
キシ樹脂組成物(エポキシ樹脂)のエポキシ価から、こ
の反応性難燃剤などの活性水素価(活性水素の量)を差
し引いて、エポキシ樹脂組成物(エポキシ樹脂)に対す
る130℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤の活性
水素の数と、ジシアンジアミドの活性水素の数を算出す
るようにする。
【0028】そして上記の無溶剤のエポキシ樹脂組成物
を用いてプリプレグを製造するにあたっては、ガラスク
ロスやガラス不織布等のように繊維からなるシート状の
補強基材に、その片面からエポキシ樹脂組成物を塗布
し、この後、基材にエポキシ樹脂組成物を加熱して浸透
(含浸)させると共に、基材に含浸したエポキシ樹脂組
成物を半硬化させてBステージ化するようにして行われ
る。エポキシ樹脂組成物を基材に塗布するにあたって
は、ダイコータやロールコータなど、基材の表面にエポ
キシ樹脂組成物を均一に塗布することができるものであ
れば良く、例えば図1に示すような塗工装置を用いるこ
とができる。
【0029】図1において、1は基材、2はエポキシ樹
脂組成物、3はエポキシ樹脂組成物を保留する容器、4
は塗工ロールである。塗工ロール4はその略下半分をエ
ポキシ樹脂組成物2に浸漬された状態で容器3内に配設
されており、矢印イの方向に回転駆動されている。そし
て塗工ロール4の上側を基材1が矢印ロの方向に通過す
る際に、基材1の下面に塗工ロール4の外周面が接触
し、この接触により基材1の下面にエポキシ樹脂組成物
3が塗布されるのである。
【0030】またダイコータとは、ダイ内部のエポキシ
樹脂組成物をリップ部から吐出する構造を備えるコータ
であって、このようなダイコータにて基材の片面に上記
無溶剤のエポキシ樹脂組成物を塗布することによって、
エポキシ樹脂組成物を基材に均一に一定量塗布すること
が可能となる。すなわち、ダイコータを用いた塗布方法
では、一定量のエポキシ樹脂組成物をリップ部から吐出
するので、ロールコータ法や浸漬法に比べて塗布量を一
定化することを容易に行うことができる。
【0031】尚、本発明では基材の一方の片面にエポキ
シ樹脂組成物を塗布して含浸させるようにするが、必要
に応じて、基材のもう一方の片面にもエポキシ樹脂組成
物を塗布して含浸させるようにしてもよい。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1乃至13及び比較例1乃至3)エポキシ樹脂
と硬化剤を表1乃至3に示す配合割合で混合し、さらに
硬化促進剤(2−エチル−4−メチルイミダゾール試
薬)を各実施例及び各比較例に0.05重量部ずつ配合
して混合してエポキシ樹脂組成物を調製した。この混合
の際の温度は次のように設定した。
【0033】実施例1において、硬化剤1及び硬化促進
剤との混合温度120℃ 実施例2において、硬化剤1、8、硬化促進剤との混合
温度120℃ 実施例3において、硬化剤1との混合温度100℃、硬
化促進剤との混合温度60℃ 実施例4において、硬化剤1との混合温度100℃、硬
化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例5において、硬化剤2との混合温度100℃、硬
化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例6において、硬化剤3との混合温度100℃、硬
化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例7において、硬化剤4との混合温度100℃、硬
化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例8において、硬化剤2との混合温度90℃、硬化
剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例9において、硬化剤1との混合温度100℃、硬
化剤6、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例10において、硬化剤1との混合温度100℃、
硬化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例11において、硬化剤1との混合温度100℃、
硬化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例12において、硬化剤7との混合温度90℃、硬
化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 実施例13において、硬化剤1との混合温度100℃、
硬化剤8、硬化促進剤との混合温度60℃ 比較例1において、硬化剤8及び硬化促進剤との混合温
度120℃ 比較例2において、硬化剤8、硬化促進剤との混合温度
60℃ 比較例3において、硬化剤6、硬化促進剤との混合温度
60℃ 尚、表1乃至3に示すエポキシ樹脂と硬化剤の種類は次
の通りである。
【0034】エポキシ樹脂1:エポキシ当量190のビ
スフェノール型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ
(株)製、商品名「エピコート828」) エポキシ樹脂2:エポキシ当量210のクレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)
製、商品名「EPICLON N680」) エポキシ樹脂3:エポキシ当量500の臭素化ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(ダウエポキシ(株)製、商品
名「DER511」) エポキシ樹脂4:エポキシ樹脂1を60重量部、エポキ
シ樹脂2を10重量部、臭素化フェノール(テトラブロ
モビスフェノールA(試薬を使用)、分子量544、理
論活性水素当量(エポキシ基一個との反応当量)=27
2g/eq)を30重量部配合し、130℃にて加熱混
合して相溶させて調製した。このエポキシ樹脂4のエポ
キシ当量は、臭素化フェノールの水酸基当量をエポキシ
当量から除去するため、400g/eqとなる。
【0035】硬化剤1:フェノールノボラック樹脂(大
日本インキ化学工業(株)製、商品名「フェノライトT
D2131」、活性水素当量=約105g/eq、軟化
点=約80℃、温度100℃以上での溶解度100%、
一分子中の活性水素の数は10〜3個で平均5個) 硬化剤2:クレゾールノボラック樹脂(大日本インキ化
学工業(株)製、商品名「フェノライトKA116
0」、活性水素当量=約120g/eq、軟化点=約8
5℃、温度100℃以上での溶解度100%、一分子中
の活性水素の数は10〜3個で平均5個) 硬化剤3:ビスフェノールA型ノボラック樹脂(大日本
インキ化学工業(株)製、商品名「フェノライトVH4
150」、活性水素当量=約120g/eq、軟化点=
約85℃、温度100℃以上での溶解度100%、一分
子中の活性水素の数は10〜3個で平均5個) 硬化剤4:ジシクロペンタジエン含有フェノールノボラ
ック樹脂(日本石油(株)製、商品名「DPP−600
−L」、活性水素当量=約170g/eq、軟化点=9
0℃、温度100℃以上での溶解度100%、一分子中
の活性水素の数は10〜3個で平均5個) 硬化剤5:下記(B)式を有する芳香族アミン系硬化剤
(活性水素当量=約70g/eq、軟化点=約85℃、
温度100℃以上での溶解度100%、一分子中の活性
水素の数は4個)
【0036】
【化3】
【0037】硬化剤6:平均粒径7μmに微細化したジ
シアンジアミド硬化剤(油化シェルエポキシ(株)製、
商品名「エピキュアDICY7」、分子量84、理論活
性水素当量=21g/eq、温度130℃での溶解度1
0%以下、一分子中の活性水素の数は4個) 硬化剤7:一般的な芳香族アミン系化合物であるジアミ
ノジフェニルメタン(試薬)(活性水素当量=約50g
/eq、軟化点=約80℃、温度100℃以上での溶解
度100%、一分子中の活性水素の数は4個) 硬化剤8:平均粒径40〜300μmのジシアンジアミ
ド(試薬)(分子量84、理論活性水素当量=21g/
eq、温度130℃での溶解度10%以下、一分子中の
活性水素の数は4個) 尚、表1乃至3の「配合したエポキシ基の数」の欄に
は、エポキシ樹脂の配合した重量部当たりのエポキシ基
の数が示されており、重量部/エポキシ当量の式で計算
される。また「エポキシ価」の欄には、全エポキシ樹脂
100重量部当たりのエポキシ基の数が示されており、
配合したエポキシ基の数の合計で計算される。また「配
合した活性水素の数」の欄には、硬化剤の配合した重量
部当たりの活性水素の数が示されており、重量部/活性
水素当量の式で計算される。
【0038】上記実施例1乃至13及び比較例1乃至3
と、基材として厚さ0.18mmのガラスクロス(旭シ
ュエーベル(株)製、商品名「7628」)を用いてプ
リプレグを製造した。プリプレグを製造するにあたって
は、まず、加熱溶融させた上記無溶剤のエポキシ樹脂組
成物(実施例1乃至13及び比較例1乃至3)をダイコ
ータで基材の片面より塗工し、この後、非接触タイプの
加熱ユニットにより約130℃で加熱することにより、
エポキシ樹脂組成物を基材の内部に含浸(浸透)させ、
その後、基材の上記塗工面と反対側の面より少量の不足
分の樹脂(上記片面に塗布したものと同じ樹脂)を塗工
し、これを非接触タイプの加熱ユニットにより約180
℃で加熱することにより、成形に適する硬化レベルにま
でBステージ化させ、プリプレグとした。
【0039】このように製造されたプリプレグを用いて
積層板を製造した。積層板を製造するにあたっては、内
層板の両側の表面に上記プリプレグを一枚ずつ重ねて、
170℃、90分の条件で加熱しながら、約30kgf
/cm2 で加熱して成形した。上記内層板としては、厚
さ0.8mmの内層コア両面銅張り板(松下電工(株)
製、商品名「CR1766」、銅箔厚35μm)に黒化
処理を施したものを用いた。黒化処理は、処理液として
亜塩素酸ナトリウム50g/リットルと、水酸化ナトリ
ウム10g/リットルと、リン酸三ナトリウム10g/
リットルとを含む水溶液を用い、この処理液で95℃、
60秒の条件で内層コア両面銅張り板の銅箔を酸化銅に
処理するようにして行った。
【0040】上記積層板及びエポキシ樹脂組成物及びプ
リプレグの性能を次の項目で評価した。 (成形後の白化)上記積層板のミーズリング(交点白
化)を外観検査により目視確認した。この場合、内層板
が黒化処理されているため、プリプレグを形成して得ら
れる積層板のミーズリングは明確に観察される。このレ
ベルを4ランクに分けて次のような評価を付した。
【0041】◎:ミーズリングが全く見られないもの ○:ミーズリングがほとんど見られないもの △:ミーズリングが少し見られるもの ×:ミーズリングが目立つもの (対黒化処理接着力)上記積層板のプリプレグから形成
された層と、黒化処理された内層板の銅箔の接着力を9
0度ピール試験方法により温度25℃で評価した(JI
S C 6481に準拠)。
【0042】(エポキシ樹脂組成物の硬化物の強靱性)
上記プリプレグを揉みほぐしてエポキシ樹脂組成物の粉
を落とし、その粉を所定の金型に入れて直圧成形し、断
面10×4mm、長さ80mmの曲げ物性評価用の樹脂
棒を成形した。この成形は170℃、90分の加熱条件
で行った。次に、樹脂棒を圧縮試験機により曲げ試験を
行った(支点間距離64mm、圧縮ヘッド速度2mm/
分)。この試験において樹脂棒の破断までの歪み量(m
m)を測定し、エポキシ樹脂組成物の強靱性を評価し
た。
【0043】(プリプレグの保存安定性)上記プリプレ
グを40℃の乾燥機内に放置し、プリプレグに含浸され
たエポキシ樹脂組成物の130℃における溶融粘度が、
初期値(40℃の乾燥機内に放置する前)に対して50
%増加する時間を評価した。 (プリプレグの色調)上記プリプレグの外観色調を目視
で評価した。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】表1乃至3から明らかなように、実施例1
乃至13のものは比較例1乃至3のものよりも、成形後
の白化が少なくなった。またエポキシ樹脂に対する13
0℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤とジシアンジ
アミドを併用した実施例2及び実施例4乃至13は、エ
ポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以
上の硬化剤だけを用いた実施例1、3のものよりも対黒
化処理接着力が向上した。さらに硬化剤としてクレゾー
ルノボラック樹脂を用いた実施例5や、ビスフェノール
Aノボラック樹脂を用いた実施例6や、ジシクロペンタ
ジエン含有フェノールノボラック樹脂を用いた実施例7
や、上記(B)式の芳香族アミノ系化合物を用いた実施
例8は、フェノールノボラック樹脂を硬化剤として用い
た実施例1などよりもプリプレグの保存安定性が向上し
た。
【0048】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、基材にその片面より含浸させてプリプレグを形
成するようにして用いられる無溶剤のエポキシ樹脂組成
物において、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂に対す
る130℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤とを含
有したので、基材に含浸させる際にエポキシ樹脂にほぼ
完全に硬化剤を溶解させることによって、硬化剤が偏在
化しないように基材に均一に含浸させることができ、ミ
ーズリングの発生がなくて外観が良好な積層板を得るこ
とができるものである。
【0049】また本発明の請求項2に記載の発明は、硬
化剤としてさらにジシアンジアミドを含有したので、黒
化処理した金属箔との接着力を高めることができるもの
である。また本発明の請求項3に記載の発明は、エポキ
シ樹脂のエポキシ価1に対して、エポキシ樹脂に対する
130℃以下での溶解度が90%以上の硬化剤の活性水
素の数が0.7〜0.1、ジシアンジアミドの活性水素
の数が0.7〜0.2となるように、各硬化剤を含有し
たので、各硬化剤を過不足なく含有させることができ、
ミーズリングの発生がなくて外観が良好な積層板を確実
に得ることができるものである。
【0050】また本発明の請求項4に記載の発明は、エ
ポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以
上の硬化剤として、フェノールノボラック系化合物を用
いたので、基材に含浸させる際にエポキシ樹脂にほぼ完
全に硬化剤を溶解させることによって、硬化剤が偏在化
しないように基材に均一に含浸させることができ、ミー
ズリングの発生がなくて外観が良好な積層板を得ること
ができるものである。
【0051】また本発明の請求項5、6、7、8、9に
記載の発明は、硬化剤のフェノールノボラック系化合物
として、クレゾールノボラック、ビスフェノールAノボ
ラック、ジシクロペンタジエン含有フェノールノボラッ
クをいずれかを用いたり、硬化剤として芳香族アミン系
化合物を用いたり、あるいは芳香族アミン系化合物とし
て上記(A)式のもの用いたりしたので、エポキシ樹脂
と硬化剤の反応性を低くすることができ、プリプレグの
保存安定性を高くすることができるものである。
【0052】また本発明の請求項10に記載の発明は、
平均粒径が15μm以下のジシアンジアミドを用いたの
で、ジシアンジアミドが基材の表面に付着しないように
して硬化剤の偏在化を防止することができ、ミーズリン
グの発生がなくて外観が良好な積層板を得ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗工装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基材 2 エポキシ樹脂組成物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八田 行大 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材にその片面より含浸させてプリプレ
    グを形成するようにして用いられる実質的に無溶剤のエ
    ポキシ樹脂組成物において、エポキシ樹脂と、このエポ
    キシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%以上
    であり、エポキシ樹脂と反応性を有する活性水素を一分
    子中に平均3個以上有する硬化剤とを含有して成ること
    を特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 エポキシ樹脂に対する130℃以下での
    溶解度が90%以上の硬化剤とは別に、硬化剤としてさ
    らにジシアンジアミドを含有して成ることを特徴とする
    請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂のエポキシ価1に対して、
    エポキシ樹脂に対する130℃以下での溶解度が90%
    以上の硬化剤の活性水素の数が0.7〜0.1、ジシア
    ンジアミドの活性水素の数が0.7〜0.2となるよう
    に、各硬化剤を含有して成ることを特徴とする請求項2
    に記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 エポキシ樹脂に対する130℃以下での
    溶解度が90%以上の硬化剤として、フェノールノボラ
    ック系化合物を用いて成ることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 フェノールノボラック系化合物として、
    クレゾールノボラックを用いて成ることを特徴とする請
    求項4に記載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 フェノールノボラック系化合物として、
    ビスフェノールAノボラックを用いて成ることを特徴と
    する請求項4に記載のエポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 フェノールノボラック系化合物として、
    ジシクロペンタジエン含有フェノールノボラックを用い
    て成ることを特徴とする請求項4に記載のエポキシ樹脂
    組成物。
  8. 【請求項8】 エポキシ樹脂に対する130℃以下での
    溶解度が90%以上の硬化剤として、芳香族アミン系化
    合物を用いて成ることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のエポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 芳香族アミン系化合物として、下記
    (A)式の化学構造を持つものを用いて成ることを特徴
    とする請求項8に記載のエポキシ樹脂組成物。 【化1】
  10. 【請求項10】 平均粒径が15μm以下のジシアンジ
    アミドを用いて成ることを特徴とする請求項2乃至9の
    いずれかに記載のエポキシ樹脂組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064198A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Hitachi Chem Co Ltd プリント配線板用プリプレグ及び金属張り積層板
US9265145B2 (en) 2009-02-24 2016-02-16 Hitachi Chemical Company, Ltd. Varnish, prepreg, film with resin, metal foil-clad laminate, and printed circuit board

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064198A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Hitachi Chem Co Ltd プリント配線板用プリプレグ及び金属張り積層板
US9265145B2 (en) 2009-02-24 2016-02-16 Hitachi Chemical Company, Ltd. Varnish, prepreg, film with resin, metal foil-clad laminate, and printed circuit board
US10465089B2 (en) 2009-02-24 2019-11-05 Hitachi Chemical Company, Ltd. Varnish, prepreg, film with resin, metal foil-clad laminate, and printed circuit board

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