JPH1124013A - レンズ研削加工装置 - Google Patents

レンズ研削加工装置

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JPH1124013A
JPH1124013A JP9199227A JP19922797A JPH1124013A JP H1124013 A JPH1124013 A JP H1124013A JP 9199227 A JP9199227 A JP 9199227A JP 19922797 A JP19922797 A JP 19922797A JP H1124013 A JPH1124013 A JP H1124013A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望する面取り加工を容易に行うことがで
き、とくに面取を均一に行う。 【解決手段】 眼鏡枠の形状データ及び眼鏡枠に対する
眼鏡レンズのレイアウトデータを入力する手段と、入力
されたデータに基づいて眼鏡レンズの前面及び後面のコ
バ位置を測定するコバ位置測定手段と、動径に対するレ
ンズ前面及び後面の位置変動情報を入力する位置変動情
報入力手段と、仕上げ加工砥石の傾斜角を記憶する傾斜
角記憶手段と、測定された前記コバ位置、入力された前
記位置変動情報及び仕上げ加工砥石の傾斜角に基づいて
仕上げ加工後のコバ位置を演算するコバ位置演算手段
と、仕上げ加工された眼鏡レンズのコバの角部を面取り
する面取り砥石を持ち該面取り砥石の軸を眼鏡レンズの
保持軸に対して相対的に移動する面取り手段と、前記コ
バ位置演算手段により得られたコバ位置に基づいて前記
面取り手段の動作を制御する面取加工制御手段と、を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼鏡レンズの周縁を
研削加工するレンズ研削加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠に嵌合するように眼鏡レンズを研
削加工する装置が知られている。眼鏡店では、客が選定
した眼鏡枠の形状に合うようにレンズの周縁を加工し、
これにヤゲンや溝を形成して眼鏡枠に取り付ける。研削
加工されたレンズはコバの両端に角部を有する。この角
部をそのままにしておくと使用者にとって危険であり、
また割れや破損の原因になりかねないので、一般に加工
者は角部の面取りを行う。
【0003】従来、このような面取り加工は、回転する
円錐斜面の砥石を持ついわゆる手摺り機により、作業者
がレンズを保持しながら面取り砥石にコバを圧接させ、
目視しながら所望する形状の面取り加工を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
手摺り機による面取り作業は熟練を要し、容易ではな
い。加工に不慣れな作業者では時間が掛かったり、所望
する形状にうまく削れないという問題があった。また、
面取は見栄え上も重要な要素となる。
【0005】本発明は、上記のような問題に鑑み、所望
する面取り加工を容易に行うことができ、とくに面取を
均一に行うことができるレンズ研削加工装置を提供する
ことを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有することを特徴として
いる。
【0007】(1) 眼鏡レンズの周縁を研削加工する
レンズ研削加工装置において、眼鏡枠の形状データ及び
眼鏡枠に対する眼鏡レンズのレイアウトデータを入力す
るデータ入力手段と、入力されたデータに基づいて眼鏡
レンズの前面及び後面のコバ位置を測定するコバ位置測
定手段と、動径に対するレンズ前面及び後面の位置変動
情報を入力する位置変動情報入力手段と、仕上げ加工砥
石の傾斜角を記憶する傾斜角記憶手段と、測定された前
記コバ位置、入力された前記位置変動情報及び仕上げ加
工砥石の傾斜角に基づいて仕上げ加工後のコバ位置を演
算するコバ位置演算手段と、仕上げ加工された眼鏡レン
ズのコバの角部を面取りする面取り砥石を持ち該面取り
砥石の軸を眼鏡レンズの保持軸に対して相対的に移動す
る面取り手段と、前記コバ位置演算手段により得られた
コバ位置に基づいて前記面取り手段の動作を制御する面
取加工制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】(2) (1)の位置変動情報は、眼鏡レ
ンズのレンズデータまたは前記コバ位置測定手段により
動径に対する異なる位置を測定することにより得られる
コバ位置情報であることを特徴とする。
【0009】(3) (1)のレンズ研削加工装置にお
いて、前記データ入力手段により入力されたデータに基
づいて、眼鏡レンズの前面及び後面の同一面のコバ位置
を測定するための少なくとも第1と第2の測定位置を演
算する測定位置演算手段を持ち、前記位置変動情報は該
測定位置演算手段による測定位置に従って前記コバ位置
測定手段の測定結果から得ることを特徴とする。
【0010】(4) (1)のレンズ研削加工装置は、
前記傾斜角記憶手段に記憶された仕上げ加工砥石の傾斜
角を、仕上げ加工砥石による加工点とレンズ回転中心と
の位置関係に基づいて補正する傾斜角補正手段を持つこ
とを特徴とする。
【0011】(5) (1)のレンズ研削加工装置にお
いて、前記データ入力手段とコバ位置測定手段による情
報に基づいて仕上げ加工砥石による仕上げ加工データを
求める仕上げ加工演算手段を持ち、前記コバ位置演算手
段は前記仕上げ加工データに基づいて仕上げ加工後のコ
バ位置を演算することを特徴とする。
【0012】(6) (5)のレンズ研削加工装置にお
いて、前記仕上げ加工砥石はヤゲン加工のためのヤゲン
砥石であり、前記仕上げ加工演算手段による加工データ
はヤゲン頂点軌跡データを含み、前記データ入力手段に
より入力された眼鏡枠の周長と前記ヤゲン頂点軌跡の周
長が略一致するように補正する周長補正演算手段を持
ち、前記コバ位置演算手段は前記周長補正演算手段の結
果に基づいて仕上げ加工後のコバ位置を演算することを
特徴とする。
【0013】(7) (1)のレンズ研削加工装置にお
いて、一定の面取量を指示する面取量指示手段と、指示
された面取量、前記コバ位置演算手段により得られたコ
バ位置情報及び前記面取砥石の傾斜角に基づいて、動径
角に対応してた取加工後の面取斜面の長さが略一致する
面取加工位置を求める面取加工位置演算手段とを備え、
前記面取加工制御手段は前記面取加工位置に基づいて前
記面取り手段の動作を制御することを特徴とする。
【0014】(8) (7)の面取加工位置演算手段
は、レンズ面が所定の傾斜角を持つとしたときの面取加
工後の面取斜面の長さを基準にして面取加工位置を求め
ることを特徴とする。
【0015】(9) 眼鏡レンズの周縁を研削加工する
レンズ研削加工装置において、眼鏡枠の形状データ及び
眼鏡枠に対する眼鏡レンズのレイアウトデータを入力す
るデータ入力手段と、入力されたデータに基づいて眼鏡
レンズの前面及び後面の同一面のコバ位置を測定するた
めの少なくとも第1と第2の測定位置を求める第1演算
手段と、該第1演算手段による第1と第2の測定位置に
従って眼鏡レンズのコバ位置を測定するコバ位置測定手
段と、該コバ位置測定手段によるコバ位置情報及び前記
データ入力手段へ入力されたデ−タに基づいて眼鏡レン
ズの仕上げ加工デ−タを求める第2演算手段と、仕上げ
加工砥石の傾斜角を記憶する傾斜角記憶手段と、測定さ
れたコバ位置情報、前記仕上げ加工デ−タ及び仕上げ加
工砥石の傾斜角に基づいて仕上げ加工後のコバ位置を求
める第3演算手段と、仕上げ加工された眼鏡レンズのコ
バの角部を面取りする面取り砥石を持ち該面取り砥石の
軸を眼鏡レンズの保持軸に対して相対的に移動する面取
り手段と、前記第3演算手段によるコバ位置に基づいて
前記面取り手段による面取加工位置を求める第4演算手
段と、該第4演算手段の演算結果に基づいて前記面取り
手段の動作を制御する面取加工制御手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】[装置全体の構成]図1において、1はメ
インベ−ス、2はメインベ−ス1に固定されたサブベ−
スである。100はレンズチャック上部、150はレン
ズチャック下部であり、加工時にはそれぞれのチャック
軸で被加工レンズを挟持する。また、レンズチャック上
部100の下方のサブベ−ス2の奥側には、レンズ厚測
定部400が収納されている。
【0018】300R,300Lはそれぞれの回転シャ
フトにレンズ研削用の砥石を持つレンズ研削部である。
各レンズ研削部300R,300Lは、後述する移動機
構によりそれぞれサブベ−ス2に対して上下方向、左右
方向に移動可能に保持されている。レンズ研削部300
Lの回転軸には、図2に示すように、粗砥石30、ヤゲ
ン溝を持つ仕上砥石31が取り付けられており、さらに
仕上砥石31の上端面には円錐面を持つ前面用の面取砥
石32が、粗砥石30の下端面には後面用の面取砥石3
3が同軸に取り付けられている。レンズ研削部300R
の回転軸には、粗砥石30、ヤゲン溝を持つ鏡面仕上砥
石34、円錐面を持つ前面鏡面用の面取砥石35及び後
面鏡面用の面取砥石36が同軸に取り付けられている。
これらの砥石群は、その直径が60mm程の比較的小さ
なものを使用している。また、面取砥石32、33、3
5、36の砥石面の高さは4mmであり、その傾斜角度
は45度のものを使用している。
【0019】装置の筐体前面には、加工情報等を表示す
る表示部10、デ−タを入力したり装置に指示を行う入
力部11が設けられている。12は開閉可能な扉であ
る。
【0020】[主要な各部の構成] <レンズチャック部>図3はレンズチャック上部100
及びレンズチャック下部150を説明するための図であ
る。サブベ−ス2に固定された固定ブロック101の上
部には、取付け板102によりDCモ−タ103が取り
付けられている。DCモ−タ103の回転は、プ−リ1
04、タイミングベルト108、プ−リ107を介して
送りネジ105に伝達され、送りネジ105が回転する
ことにより固定ブロック101に固定されたガイドレ−
ル109にガイドされてチャック軸ホルダ120が上下
動する。チャック軸ホルダ120の上部にはパルスモ−
タ130が固定されており、その回転はギヤ131、中
継ギヤ132、ギヤ133へと伝達されてチャック軸1
21が回転するようになっている。
【0021】下側のチャック軸152はメインベ−ス1
に固定されたホルダ151に回転可能に保持され、パル
スモ−タ156の回転が伝達されて回転される。
【0022】<レンズ研削部の移動機構>図4はレンズ
研削部300Rの移動機構を説明する図である(レンズ
研削部300Lの移動機構は左右対称であるので、この
説明は省略する)。201は上下スライドベ−ス201
であり、サブベ−ス2の前面に固着された2つのガイド
レ−ル202に沿って上下に摺動可能である。上下スラ
イドベ−ス201にはナットブロック206が固定され
ており、パルスモ−タ204Rの回転軸にカップリング
されたボ−ルネジ205が回転することにより、ナット
ブロック206とともに上下スライドベ−ス201が上
下動する。
【0023】210はレンズ研削部300Rが固定され
る左右スライドベ−スであり、上下スライドベ−ス20
1の固着された2つのガイドレ−ル211に沿って左右
に摺動可能である。この左右移動は上下移動機構と同様
で、パルスモ−タ214Rの回転によりボ−ルネジ21
3が回転され、ナットブロック215に固定された左右
スライドベ−ス210がガイドレ−ル211に沿って左
右に移動する。
【0024】<レンズ研削部>図5はレンズ研削部30
0Rの構成を示す側面断面図である。左右スライドベ−
ス210にはシャフト支基301が固定されており、シ
ャフト支基301の前部には、粗砥石30等の砥石群を
下方部に取付けた上下に伸びる回転シャフト304を回
転可能に保持するハウジング305が固定されている。
シャフト支基301の上部には、取付け板311を介し
てサ−ボモ−タ310Rが固定されており、サ−ボモ−
タ310Rの回転はプ−リ312、ベルト313、プ−
リ306を介して回転シャフト304に伝達されて砥石
群が回転する。
【0025】レンズ左研削部300Lの構成は、レンズ
右研削部300Rと左右対称に同じ構成を持つので、そ
の説明は省略する。
【0026】<レンズ厚測定部>図6はレンズ厚測定部
400を説明する図である。レンズ厚測定部400は、
2つのフィ−ラ523、524を持つ測定ア−ム52
7、測定ア−ム527を回転するDCモ−タ(図示せ
ず)等の回転機構、測定ア−ム527の回転を検出して
DCモ−タの回転を制御するセンサ−板510とホトス
イッチ504,505、測定ア−ム527の回転量を検
出してレンズ前面及び後面の形状を得るためのポテンシ
ョメ−タ506等からなる検出機構等から構成される。
このレンズ厚測定部400の構成は本願発明と同一出願
人による特開平3−20603号等と基本的に同様であ
るので、詳細はこれを参照されたい。なお、図7に示し
たレンズ厚測定部400は、特開平3−20603号と
異なり、前後移動手段630により装置に対して前後方
向(矢印方向)に移動され、その移動量はコバ加工デ−
タに基づいて制御される。また、測定ア−ム527は下
方の初期位置から回転上昇し、レンズ前面屈折面及びレ
ンズ後面屈折面それぞれに対してフィ−ラ523、52
4を当接してレンズ厚を測定するので、測定ア−ム52
7の下方への荷重をキャンセルするコイルバネ等をその
回転軸に取り付けることが好ましい。
【0027】レンズ厚(コバ厚)の測定は、前後移動手
段630によりレンズ厚測定部400を前後させ、測定
ア−ム527を回転上昇させてフィ−ラ523をレンズ
前面屈折面に当接させながらレンズを回転させることに
より、レンズ前面屈折面の形状を得た後、次にフィ−ラ
524をレンズ後面屈折面に当接させてその形状を得
る。
【0028】<制御部>図7は装置の制御系を示す概略
ブロック図である。600は装置全体の制御を行う制御
部であり、表示部10、入力部11、マイクロスイッチ
110、各フォトセンサが接続されている。また、ドラ
イバ620〜628を介して移動用、回転用の各モ−タ
が接続されている。レンズ研削部300R用のサ−ボモ
−タ310R及びレンズ研削部300L用のサ−ボモ−
タ310Lに接続されたドライバ622、625は、加
工時のサ−ボモ−タ310R,310Lの回転トルク量
をそれぞれ検出して制御部600にフィ−ドバックす
る。制御部600はこの情報をレンズ研削部300R,
300Lの移動制御や、レンズ回転の制御に利用する。
【0029】601はデ−タの送受信に使用されるイン
タ−フェイス回路であり、レンズ枠形状測定装置650
(特開平4−93164号等参照)やレンズ加工情報を
管理するコンピュ−タ651、バ−コ−ドスキャナ65
2等を接続することができる。602は装置を動作する
ためのプログラムが記憶された主プログラムメモリ、6
03は入力されるデ−タやレンズ厚測定デ−タ等を記憶
するデ−タメモリである。
【0030】次に、面取加工時のその加工軌跡の算出方
法について説明する(図8のフロチャ−ト参照)。面取
加工軌跡の算出は、仕上げ加工後のコバ位置軌跡を求
め、このコバ位置軌跡に基づいて求める。
【0031】(I)コバ位置軌跡の算出 レンズ後面屈折面及びレンズ前面屈折面のそれぞれに面
取加工を施す場合は、それぞれの面でのコバ位置軌跡を
求めるが、ここではレンズ後面側を例にとって説明す
る。
【0032】まず、コバ位置軌跡の算出にあたり、レン
ズ枠形状測定装置650より得られる枠形状データと入
力部によるレイアウトデータとに基づき、レンズ回転中
心に対する2次元の加工データを得る(枠のソリ補正等
の処理を加えてもよい)。そして、レンズ厚測定部40
0を使用して、加工データに基づき異なる測定軌跡に従
ってレンズ形状を2回測定する。
【0033】レンズ形状測定の第1測定は、被加工レン
ズに形成するヤゲン頂点位置(本明細書では、これを基
準形状と言う)に従って測定を行う。この測定軌跡は枠
形状データとレイアウトデータとに基づく2次元的な加
工データから得られる。
【0034】第2測定はヤゲン底(ヤゲン斜面とヤゲン
肩が交わるところ)の形状に従って測定を行う。このと
きの測定軌跡は、次のようにして求める。
【0035】図9のように、ヤゲン頂点(基準形状)の
点aを加工するときの、レンズ回転中心と砥石回転中心
を結ぶ線を軸線L1、加工点aと砥石回転中心を結ぶ線
を法線L2、加工点aとレンズ回転中心を結ぶ線を基準
線L3とし、 δ=基準線方向のヤゲン高さ(線分ac) θ=法線と基準線の間の角度 γ=ヤゲン基準高さ(線分ab:ヤゲン溝の形状により
既知である) τ=法線と軸線の成す角度 とする。なお、加工点aの位置は、枠形状データとレイ
アウトデータとに基づくレンズの動径角と動径長の情報
から、動径角(加工時のレンズ回転角)に対応させて、
加工時のレンズ回転中心と砥石回転中心の軸間距離を算
出する加工補正計算(特開平5-212661号に記載したもの
と基本的に同じ計算)により求めることができ、加工点
aの位置が求まれば、θ及びτも既知となる。
【0036】ここで、図9の△abcの線分abと線分
bcのなす角度を近似的に直角とすると、 δ=γ/cos θ となる。このヤゲン高さδを基準線L3方向の基準形状
から減じることにより、加工点aにおけるヤゲン底のレ
ンズ径方向の距離が得られ、これを動径角に対応させて
それぞれの場所で計算することにより第2測定の測定軌
跡が求められる。
【0037】また、レンズ形状の測定ができれば、この
情報に基づいて所定のプログラムに従い、レンズコバに
施す3次元的なヤゲンカーブ軌跡デ−タを得ることがで
きる。この算出については、前面カ−ブ及び後面カ−ブ
からカ−ブ値を求める方法、コバ厚を分割する方法やこ
れらを組み合わせる方法等が提案されている(操作者の
入力により移動または選択させるようにしてもよい)。
例えば、本願発明と同一出願人による特開平5−212
661号等に詳細に記載されているので、これを参照さ
れたい。
【0038】ヤゲンカーブ軌跡デ−タが得られれば、こ
れと前述の2回のレンズ形状測定によるコバ位置情報と
に基づいてヤゲン加工後のコバ軌跡を求める。このコバ
軌跡を求めるに当たっては、ヤゲン肩を形成するために
仕上げ砥石が持つ傾斜角度に対して、コバ位置のずれを
補正する。
【0039】まず、仕上げ砥石が持つ後面側傾斜角ρ
(この値は既知であり、主プログラムメモリに記憶され
ている)に対するレンズ後面傾斜の補正角を求める。仕
上げ砥石の後面側傾斜角ρでレンズを加工する場合、レ
ンズヤゲン肩の法線L2方向の傾斜角はそのまま傾斜角
ρとなるが、基準線L3方向のコバ軌跡を求める上で
は、基準線L3方向の断面形状としてその補正角を考え
る必要がある。このときの補正角σは、図10から、 σ=arctan(tan ρ/cos θ) として得られる。これを動径角に対応してそれぞれの場
所で求める。
【0040】次に、この後面側傾斜の補正角σにより、
図11のように、基準線L3方向の断面形状を考えて、
ヤゲン加工後のレンズ後面側のコバ位置P3 を求める。
図11において、P1 はレンズコバ位置測定の第1測定
で得られるコバ位置であり、P2 は第2測定で得られる
コバ位置である。ここで、図11のhはレンズコバ位置
測定の測定結果から得られ、εは第2測定の結果(ヤゲ
ン底での測定結果)とヤゲン計算結果から得られるの
で、後面カーブを近似的に直線として考えると、レンズ
光軸方向の補正量μ、及びレンズの径方向の補正量ζ
は、
【0041】
【数1】 となる。これを動径角に対応してそれぞれの場所で求め
ることにより、ヤゲン加工後の後面側のコバ軌跡情報が
得られる。
【0042】なお、特開平5−212661号に記載さ
れているように、眼鏡枠にヤゲン加工したレンズを入れ
る場合には、レンズ枠のカーブ軌跡とヤゲンカーブ軌跡
の周長が略一致するように、ヤゲン頂点位置を補正する
ことが好ましい。この補正(以下、周長補正という)
は、ヤゲン計算で求めたヤゲンカーブ軌跡データに基づ
き、その各データ間の距離を算出し、それを足し合わせ
ることにより近似的にヤゲンカーブ軌跡の周長を求め
る。これと眼鏡枠形状の動径情報から同様に求まる枠形
状の周長とから、その補正量を得ることができる。この
周長補正を行った場合のヤゲン加工後のコバ軌跡の算出
について説明する。上記で説明してきた補正計算は、す
べて基準軸線L3上で考えてきたが、周長補正による形
状変化は軸線L1方向に発生する(図12(a)参
照)。周長補正による形状変化を基準軸線L3に置き換
えて考える。図12(b)のように、周長補正前のヤゲ
ン底の点bが周長補正量λにより軸線L1方向に補正さ
れ、点cについても点bにおける軸線L2方向に補正さ
れていると仮定する。このときの基準線L3方向の補正
量ωは、近似的に、
【0043】
【数2】 で求められる。
【0044】周長補正によるヤゲン加工後のコバ軌跡を
求めるためには、前述と同様に、図13に示す基準線L
3方向の断面形状を考える。コバ位置P3 が周長補正に
伴いP4 に偏位したとし、そのレンズ径方向の補正量を
κ、レンズ光軸方向の補正量をηとすると、それぞれ、
【0045】
【数3】 となる。
【0046】したがって、周長補正を行った場合の最終
的なヤゲン加工後のコバ位置の補正量は、
【0047】
【数4】 となり、これを動径角に対応してそれぞれの場所で求め
ることにより、周長補正を行った場合のレンズ後面側の
コバ軌跡情報が得られる。
【0048】(II)面取加工軌跡の算出 次に、面取加工を行う際に、視覚的に面取形状を均一に
するための面取加工軌跡の算出について、図14に基づ
いて説明する。前述のようにコバ軌跡を求め、そのコバ
端(P4 )からヤゲン方向へ一定の面取量を指定しても
(一定量のオフセットをかけても)、後面カーブの影響
で面取後の面取斜面の長さ(以下、面取幅という)が変
化し、視覚的には均一に面取されていないように見え
る。そこで、一定の面取量を指定した場合に、視覚的に
面取幅を均一にするためには、面取後の斜面の長さが動
径角によらず均一になるように、その面取加工軌跡を求
める。
【0049】図14において、gは面取量のオフセット
成分、jは補正後のフフセット量、fは面取砥石の傾き
角F(既知の値であり、実施例では45度である)の基
準線L3方向の補正角、eはレンズ後面がフラットの場
合の面取幅であり、後面カーブにより面取幅dの大きさ
となる。面取幅を均一にする方法としては、レンズ後面
がフラットの場合と等しい面取幅となるように、オフセ
ット補正量kを求める。このために、まず、補正角fを
求める。図10の補正角σの求め方と同様に、 f=arctan(tan F/cos θ) となる。そして、図よりオフセット補正量kは、
【0050】
【数5】 として求められる。なお、この方法は近似式であるた
め、オフセット成分gがあまり大きくなると誤差が増大
する。視覚的な均一を考慮すると、オフセット成分gが
1mmを越えている場合には、g=1としてオフセット
補正量kを求めることが好ましい。また、補正角σが十
分に小さい場合には、
【0051】
【数6】 としても差支えない(とくに、レンズ前面側の補正にお
いては影響は軽微である)。
【0052】以上のことから、図14に示すコバ位置P
4 を基準にした面取加工点Qの光軸方向の位置は、g+
kを加えて求められる。また、コバ位置P4 を基準にし
た面取加工点Qのレンズ径方向の位置は、その補正量を
mとすると、 m=j・tan σ で求められる。
【0053】なお、このようにして得られる面取加工点
Qの位置は、ヤゲン底の位置を考えない場合の情報であ
る。ヤゲン加工の場合には、面取加工がヤゲンと干渉し
ないようにする必要がある。そのためには、ヤゲン底の
位置を求め、それと面取加工点とを比較して、光軸方向
の面取加工点Qがヤゲン底の位置の内側にある場合には
面取加工点をヤゲン底位置に置き換える処理を行う。
【0054】ヤゲン底位置のレンズ径方向の値は、図1
5に示す通り、基準形状からt=δ+ωを減じて求めら
れる(これは、第2測定の軌跡からωを減じたものと等
しい)。ヤゲン底位置のレンズ光軸方向の値に関して
は、ヤゲン頂点を振り分けたq及びq´を用いて求め
る。このq及びq´は仕上げ砥石のヤゲン溝形状から得
られる。
【0055】以上のようにして面取加工点Qとヤゲン底
の位置を動径角に対応させて全周に亘って求め、面取加
工がヤゲンと干渉しないような面取加工軌跡を求めるこ
とができる。レンズ前面側の面取加工軌跡も同様な方法
により求めることができる。
【0056】また、ヤゲン加工を行わない平加工に際し
ても、基本的に同じ考えに基づいて面取加工軌跡を求め
ることができる。
【0057】次に、実際の加工動作について簡単に説明
する。作業者は、眼鏡枠(片板)の形状をレンズ枠形状
測定装置650により測定し、これを入力する。その
後、眼鏡枠デ−タに基づく玉型形状に対して装用者のP
D値や光学中心の高さ等のレイアウトデ−タを入力す
る。また、ヤゲン加工、平加工、鏡面加工等の加工モ−
ドを入力し、面取量に関する指示を入力する。面取量の
入力は、ヤゲン底からコバ位置までのヤゲン肩の幅(光
軸方向の幅)を、ある比率に基づいて全周に亘って分割
するためのその比率(面取比率という)と、図14に示
したオフセット量gによる指示ができる。面取比率とオ
フセット量による指示を併用する場合は、入力された比
率に基づいてヤゲン肩の幅分割する面取加工位置をオフ
セット量の指示分だけずらすことを意味する。コバの全
周に亘って均一な面取を行いたいときには、オフセット
量gのみを入力する。以下、ヤゲン加工と面取加工を行
う場合を説明する。
【0058】作業者は被加工レンズに所定の処置を施
し、チャック軸152に載置する。加工の準備が完了し
たら、入力部11のスタ−トスイッチを押して装置を作
動する。
【0059】スタ−ト信号により制御部600は、前後
移動手段630、レンズ厚測定部400、及びチャッキ
ングされた被加工レンズの回転の動作を制御し、レイア
ウト情報、レンズ枠形状に基づいて、レンズ後面屈折面
及び前面屈折面の同一面について、それぞれ第1測定と
第2測定の2回の測定を行う。この測定結果に基づき、
装置はヤゲン計算、周長補正計算を行い、前述のように
コバ軌跡情報、面取加工軌跡情報を得る。
【0060】これらの計算が完了したら、粗加工、ヤゲ
ン加工、面取り加工が順次自動的に行われる。粗加工
は、左右の粗砥石30が共に被加工レンズの高さ位置に
来るようにした後、レンズ研削部300R、300Lを
それぞれ被加工レンズ側にスライド移動させる。左右の
粗砥石30は回転しながら被加工レンズ側へ移動するこ
とにより、レンズを2方向から徐々に研削する。粗砥石
30のレンズ側への移動量は、加工データに基づいて左
右それぞれ独立して制御する。
【0061】粗加工が終了するとヤゲン加工に移る。制
御部600はデ−タメモリ603に記憶したヤゲン加工
デ−タに基づいて、仕上砥石31(または仕上砥石3
4)のヤゲン溝の高さとレンズ方向への移動を制御して
ヤゲン加工を行う。
【0062】ヤゲン加工が終了したら、引き続き面取り
加工に移る。制御部600はデ−タメモリ603に記憶
した面取り加工デ−タに基づいて、前面用の面取砥石3
2及び後面用の面取砥石33(または面取砥石35、3
6を使用する)を面取加工デ−タにより上下方向及びレ
ンズ径方向にそれぞれ移動制御して行う。オフセット量
gのみを指定した場合は、面取斜面の長さが動径角によ
らず均一になるように補正されているので、視覚的に均
一な面取が行われているように見え、見栄えが良くな
る。
【0063】以上の実施例では、レンズのコバの測定を
全周に亘って第1測定と第2測定の2回の測定を行った
が、レンズの傾斜角は急激に変化することはないので、
コバの測定を例えば15度間隔で行いこれを滑らかに補
完することでもよいし、レンズデ−タが他から得られる
ときはこれを利用するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
面取加工を容易に行え、その面取形状を良好な形に仕上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の構成を説明する図である。
【図2】実施例の装置の砥石構成を説明する図である。
【図3】レンズチャック上部及びレンズチャック下部を
説明するための図である。
【図4】レンズ研削部300Rの移動機構を説明する図
である。
【図5】レンズ研削部300Rの構成を説明する側面断
面図である。
【図6】レンズ厚測定部を説明する図である。
【図7】実施例の装置の制御系を示す概略ブロック図で
ある。
【図8】面取加工軌跡の算出方法を説明するフロチャ−
トである。
【図9】第2測定の測定軌跡の算出を説明する図であ
る。
【図10】仕上げ砥石が持つ後面側傾斜角ρの補正角σ
の算出を説明する図である。
【図11】仕上げ加工後のコバ位置P3 の算出を説明す
る図である。
【図12】周長補正による形状変化と、基準線L3方向
の補正量ωの算出を説明する図である。
【図13】周長補正を行った場合の、仕上げ加工後のコ
バ位置の算出を説明する図である。
【図14】面取加工軌跡の算出を説明する図である。
【図15】ヤゲン底位置のレンズ径方向の値の算出を説
明する図である。
【符号の説明】
11 入力部 32、33、35、36 面取砥石 100 レンズチャック上部 150 レンズチャック下部 300R,300L レンズ研削部 400 レンズ厚測定部 600 制御部 650 レンズ枠形状測定装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡レンズの周縁を研削加工するレンズ
    研削加工装置において、眼鏡枠の形状データ及び眼鏡枠
    に対する眼鏡レンズのレイアウトデータを入力するデー
    タ入力手段と、入力されたデータに基づいて眼鏡レンズ
    の前面及び後面のコバ位置を測定するコバ位置測定手段
    と、動径に対するレンズ前面及び後面の位置変動情報を
    入力する位置変動情報入力手段と、仕上げ加工砥石の傾
    斜角を記憶する傾斜角記憶手段と、測定された前記コバ
    位置、入力された前記位置変動情報及び仕上げ加工砥石
    の傾斜角に基づいて仕上げ加工後のコバ位置を演算する
    コバ位置演算手段と、仕上げ加工された眼鏡レンズのコ
    バの角部を面取りする面取り砥石を持ち該面取り砥石の
    軸を眼鏡レンズの保持軸に対して相対的に移動する面取
    り手段と、前記コバ位置演算手段により得られたコバ位
    置に基づいて前記面取り手段の動作を制御する面取加工
    制御手段と、を有することを特徴とするレンズ研削加工
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の位置変動情報は、眼鏡レンズ
    のレンズデータまたは前記コバ位置測定手段により動径
    に対する異なる位置を測定することにより得られるコバ
    位置情報であることを特徴とするレンズ研削加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のレンズ研削加工装置におい
    て、前記データ入力手段により入力されたデータに基づ
    いて、眼鏡レンズの前面及び後面の同一面のコバ位置を
    測定するための少なくとも第1と第2の測定位置を演算
    する測定位置演算手段を持ち、前記位置変動情報は該測
    定位置演算手段による測定位置に従って前記コバ位置測
    定手段の測定結果から得ることを特徴とするレンズ研削
    加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のレンズ研削加工装置は、前記
    傾斜角記憶手段に記憶された仕上げ加工砥石の傾斜角
    を、仕上げ加工砥石による加工点とレンズ回転中心との
    位置関係に基づいて補正する傾斜角補正手段を持つこと
    を特徴とするレンズ研削加工装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のレンズ研削加工装置におい
    て、前記データ入力手段とコバ位置測定手段による情報
    に基づいて仕上げ加工砥石による仕上げ加工データを求
    める仕上げ加工演算手段を持ち、前記コバ位置演算手段
    は前記仕上げ加工データに基づいて仕上げ加工後のコバ
    位置を演算することを特徴とするレンズ研削加工装置。
  6. 【請求項6】 請求項5のレンズ研削加工装置におい
    て、前記仕上げ加工砥石はヤゲン加工のためのヤゲン砥
    石であり、前記仕上げ加工演算手段による加工データは
    ヤゲン頂点軌跡データを含み、前記データ入力手段によ
    り入力された眼鏡枠の周長と前記ヤゲン頂点軌跡の周長
    が略一致するように補正する周長補正演算手段を持ち、
    前記コバ位置演算手段は前記周長補正演算手段の結果に
    基づいて仕上げ加工後のコバ位置を演算することを特徴
    とするレンズ研削加工装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のレンズ研削加工装置におい
    て、一定の面取量を指示する面取量指示手段と、指示さ
    れた面取量、前記コバ位置演算手段により得られたコバ
    位置情報及び前記面取砥石の傾斜角に基づいて、動径角
    に対応してた取加工後の面取斜面の長さが略一致する面
    取加工位置を求める面取加工位置演算手段とを備え、前
    記面取加工制御手段は前記面取加工位置に基づいて前記
    面取り手段の動作を制御することを特徴とするレンズ研
    削加工装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の面取加工位置演算手段は、レ
    ンズ面が所定の傾斜角を持つとしたときの面取加工後の
    面取斜面の長さを基準にして面取加工位置を求めること
    を特徴とするレンズ研削加工装置。
  9. 【請求項9】 眼鏡レンズの周縁を研削加工するレンズ
    研削加工装置において、眼鏡枠の形状データ及び眼鏡枠
    に対する眼鏡レンズのレイアウトデータを入力するデー
    タ入力手段と、入力されたデータに基づいて眼鏡レンズ
    の前面及び後面の同一面のコバ位置を測定するための少
    なくとも第1と第2の測定位置を求める第1演算手段
    と、該第1演算手段による第1と第2の測定位置に従っ
    て眼鏡レンズのコバ位置を測定するコバ位置測定手段
    と、該コバ位置測定手段によるコバ位置情報及び前記デ
    ータ入力手段へ入力されたデ−タに基づいて眼鏡レンズ
    の仕上げ加工デ−タを求める第2演算手段と、仕上げ加
    工砥石の傾斜角を記憶する傾斜角記憶手段と、測定され
    たコバ位置情報、前記仕上げ加工デ−タ及び仕上げ加工
    砥石の傾斜角に基づいて仕上げ加工後のコバ位置を求め
    る第3演算手段と、仕上げ加工された眼鏡レンズのコバ
    の角部を面取りする面取り砥石を持ち該面取り砥石の軸
    を眼鏡レンズの保持軸に対して相対的に移動する面取り
    手段と、前記第3演算手段によるコバ位置に基づいて前
    記面取り手段による面取加工位置を求める第4演算手段
    と、該第4演算手段の演算結果に基づいて前記面取り手
    段の動作を制御する面取加工制御手段と、を有すること
    を特徴とするレンズ研削加工装置。
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