JP3018548B2 - レンズ面取装置およびレンズの面取方法 - Google Patents

レンズ面取装置およびレンズの面取方法

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JP3018548B2
JP3018548B2 JP3083931A JP8393191A JP3018548B2 JP 3018548 B2 JP3018548 B2 JP 3018548B2 JP 3083931 A JP3083931 A JP 3083931A JP 8393191 A JP8393191 A JP 8393191A JP 3018548 B2 JP3018548 B2 JP 3018548B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工レンズのレンズ
面と周縁研削面とにより形成される角の面取りを行なう
レンズの面取方法およびこれを実行するレンズ面取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば、図17
および図18に示したようなレンズ研削装置がある(特
開昭56−15984号公報)。
【0003】このレンズ研削装置では、本体1のレンズ
軸2,3間に被加工レンズ4を保持させて、レンズ軸
2,3を低速回転させる一方、モータ5により駆動され
る切削刃6を被加工レンズ4側に移動させて、この切削
刃6を被加工レンズ4の周面に圧接制御することによ
り、被加工レンズ4の形状を装着すべきメガネフレーム
のレンズ枠形状に荒切削している。
【0004】また、このようにして荒切削された被加工
レンズ4上にヤゲン砥石7を移動させると共に、ヤゲン
砥石7をモータ8により回転駆動させて、このヤゲン砥
石7を被加工レンズ4の周縁部に自重で軽圧接させるこ
とにより、被加工レンズ4の周縁部に第7図の如くヤゲ
ン加工部4aを形成する様にしている。尚、この加工に
際しては、被加工レンズ4はレンズ軸2,3により回転
させられるので、被加工レンズ4のヤゲン砥石7への接
触部までの長さ、すなわち動径はその回転に伴って変化
するが、この動径変化に伴ってヤゲン砥石7は揺動自在
なアーム9により上下揺動する。
【0005】このようにヤゲン加工された被加工レンズ
4は、ヤゲン部4aの両側に角部a,bを有する。
【0006】そして、この角部a,b面取をするため
に、上述のレンズ研削装置では、図13に示すように、
ヤゲン砥石7よりもV溝の角度θが小さい面取砥石10
を用いている。
【0007】この面取砥石10は、モータ11の出力軸
に取り付けられていて、このモータ11を保持する支持
板12は、支軸13に回動自在かつ軸線方向に移動可能
に装着されている。
【0008】面取の際には、作業者が、支持板12を手
で押圧して、面取砥石10を被加工レンズ4のヤゲン部
4aに圧接させることにより、角部a,bの面取を行な
っている。なお、面取砥石10の面取斜面10a,10
bの傾斜角度は一定である。
【0009】また、同種の装置としては、特開平1−2
71156号、特開平2−15960号などがあるが、
いずれも、どのような形状の被加工レンズに対しても、
面取砥石の面取斜面の傾斜角度は一定である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置では、どのような形状の被加工レンズに
対しても、角部に対する面取砥石の角度が一定であるた
め、角部に対して適切な角度の面取りを行なうことがで
きないという問題点がある。
【0011】つまり、面取り後も、例えば、レンズ面と
面取面との角度が鋭角的で、無意味な面取りが行なわれ
ることがある。
【0012】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、被加工レンズのレンズ面と
周縁研削面とにより形成される角に対して、適切な形状
の面取りを行なうことができるレンズ面取装置、レンズ
の面取方法、およびレンズ研削装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のレンズ面取装置は、被加工レンズのレンズ面と周縁研
削面とにより形成される角の面取りを行なう面取砥石
と、該被加工レンズと該面取砥石とのうち、少なくとも
一方を移動させて、互いの相対的位置関係を変える移動
機構と、該被加工レンズの形状に関する、予め与えられ
たデータおよび/または測定により得られたデータか
ら、目的の面取形状を得ることができる前記相対的位置
関係を算出し、この算出結果に基づき、前記移動機構を
制御する制御手段とを備えていることを特徴とするもの
である。ここで、前記制御手段は、予め与えられた、ま
たは測定により得られた前記角の角度から、該角を2分
する方向を算出すると共に、該方向成分を含む方向にお
いて、目的の面取量を得ることができる相対移動距離を
算出し、この算出結果に基づき、前記移動機構を制御す
るものであることが好ましい。この際、レンズ面取装置
に、前記角の角度を測定する角度測定手段を設けても良
い。
【0014】前記目的を達成するためのレンズ研削装置
は、前記レンズ面取装置と、前記被加工レンズの周縁を
研削する周縁研削砥石と、前記被加工レンズと前記周縁
砥石とのうち、少なくとも一方を移動させて、互いの相
対的位置関係を変える移動機構と、前記周縁研削砥石に
よる研削が終了すると、前記レンズ面取装置を作動させ
る制御手段を備えていることを特徴とするものである。
【0015】また、前記目的を達成するためのレンズの
面取方法は、被加工レンズの形状に関する、予め与えら
れたデータおよび/または測定により得られたデータか
ら、該被加工レンズのレンズ面と周縁研削面とにより形
成される角を2分する方向を求め、少なくとも前記方向
成分を含む方向に、面取砥石を前記被加工レンズに対し
て相対的に移動させて、前記角を研削することを特徴と
するものである。
【0016】
【作用】制御手段は、被加工レンズの形状に関する、予
め与えられたデータおよび/または測定により得られた
データから、目的の面取形状を得ることができる前記相
対的位置関係を算出する。
【0017】具体的な一例としては、予め与えられた、
または測定により得られた前記角の角度から、該角を2
分する方向を算出すると共に、該方向成分を含む方向に
おいて、目的の面取量を得ることができる相対移動距離
を算出する。
【0018】移動機構は、この算出結果に従って、被加
工レンズと面取砥石とのうち、少なくとも一方を目的の
面取形状が得られるよう移動させる。
【0019】したがって、被加工レンズのレンズ面と周
縁研削面とにより形成される角は、面取砥石により、目
的の形状に研削される。
【0020】なお、本発明に係るレンズ研削装置によれ
ば、レンズ周縁研削から面取までの一連の動作が自動化
されるので、作業者の負担を大幅に軽減することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例のレンズ研削装
置について図1から図16を用いて説明する。
【0022】図1は、本実施例のレンズ研削装置の全体
構成を示す一部切開の斜視図である。 本体フレーム2
1に固接された支持軸受26には、支持軸27が軸方向
で移動自在に嵌合させている。この支持軸27には、ヘ
ッドフレーム22の基端部がスラスト方向に制限を受け
て回転自在に嵌合している。支持軸27の端部は、ヘッ
ドフレーム22の横移動用の部材28に嵌着され一体に
なっている。横移動用の部材28は、シャフト31によ
って支持軸27の軸方向に摺動自在に支持されると供
に、ラック32が固着されている。シャフト31は、本
体フレーム21に固設された支持部材30a、30bに
よって、支持軸27と平行にその両端が嵌着されてい
る。また、横移動用の部材28の側面に固設されたラッ
ク32は、パルスモータであるヘッドフレーム横移動用
モータ33の回転軸に嵌着されたピニオン33aと噛合
している。この構成により、横移動用モータ33が駆動
すると、横移動用の部材28はシャフト31の軸方向に
移動し、横移動用の部材28と一体の支持軸27を自身
の軸方向に移動させる。よって、ヘッドフレーム22
は、支持軸27の軸方向に横移動用モータ33の回転駆
動に対応して移動する。
【0023】一方、本体フレーム21に固設された筒4
3には、上方向に摺動自在に上下動軸40が嵌合してい
る。上下動軸40の先端には、ローラー41が回転自在
に取り付けられ、ヘッドフレーム22の下部に固設され
た当て止め部材44と当接している。上下動軸40には
軸方向にラック40aが形成されており、パルスモータ
である上下動モータ42の回転軸に嵌着されたピニオン
42aと噛合している。この構成により、上下動モータ
42が回転すると、上下動軸40が上下方向に移動し、
ローラ41、当て止め部材44を介してヘッドフレーム
22が支持軸27を中心に揺動する。
【0024】ヘッドフレーム22には、被加工レンズL
Eを保持する部材を配置するための凹所が形成され、ヘ
ッドフレーム22は、この凹所の内側に、レンズ押え軸
50bとレンズ受け軸50aとを同軸かつ回動自在に軸
支している。レンズ押え軸50bは、図示しない公知の
保持機構を有し、レンズLEを軸50b,50aで挟持
する。レンズ押え軸50b、レンズ受け軸50aのそれ
ぞれには、プーリー51a,51bが取り付けられてお
り、またヘッドフレーム22内にはプーリー53a,5
3bを両端に有する回転軸56が取り付けられている。
回転軸56の一端には歯車54が取り付けられ、パルス
モータであるレンズ回転モータ55の回転軸に取り付け
られたピニオン55aと噛合している。プーリー51
a,51bとプーリー53a,53bとの間には、それ
ぞれベルト52a,52bが掛け渡されている。これら
の構成により、レンズ回転モータ55が回転するとレン
ズLEが回転する。
【0025】また、本体フレーム21には、砥石23、
砥石回転モータ25が配設されており、両者にはそれぞ
れプーリー71,72が取り付けられており、ベルト7
3によって連結されている。
【0026】本体フレーム21には、レンズ形状測定装
置100およびレンズ面取機200が、所定位置に取り
付けられている。
【0027】ここで、レンズ形状測定装置100につい
て説明する。レンズ形状測定装置100は、レンズ形状
に関する各種データを検出するためのものであり、以
下、図2および図3を基に説明する。図2はレンズ形状
測定装置100の外観を示す斜視図であり、図3は図2
のA−A線断面図である。
【0028】基台フレーム101には、2本のガイドレ
ール102a,102bがY方向に互いに平行に渡され
ており、その両端は基台にフレームに固設されている。
このガイドレール102a,102bには、摺動可能に
Y方向移動テーブル103が配設されている。Y方向移
動テーブル103上には、2つの支持部材110,11
1が固設されており、この支持部材110,111の間
にはその両端を支持部材110,111に固設された平
行レール113a,113bが渡されている。この平行
レール113a,113b上に摺動可能にX方向移動テ
ーブル112が配設されている。X方向移動テーブル1
12には、Y方向にのびる測定軸121が回転自在に嵌
挿され、軸方向の動きは測定軸121に取り付けられた
リング123,127で制限されている。リング127
と移動テーブル111との間には、ウェーブワッシャ1
28が挟持されており、またX方向移動テーブル112
の下部にはスイッチ129が取り付けられている。測定
軸121が(−)Y方向に動くと、リング127がスイ
ッチ129に当接し、ON状態になるように構成してい
る。ただし、普段、リング127は、スイッチ129か
ら遠ざかる方向にウェーブワッシャ128の力を受けて
いるので、スイッチ129はOFF状態になっている。
【0029】測定軸121の先端には、測定子120が
固設されている。測定子120は、レンズ外径測定部1
20aと、レンズ面光軸方向位置測定部120bと、ヤ
ゲン測定部120cとから成っている。Y方向移動テー
ブル103と基台フレーム101の間には、Y方向移動
テーブル103を(−)Y方向に付勢する引張りバネ1
04が掛け渡されている。Y方向移動テーブル103の
X方向の一端には、ラック107が形成されており、ク
ラッチ106を介してパルスモータであるY方向移動モ
ータ105と連結されている。クラッチ106の一方の
回転軸には、ギヤ106aが嵌着され、このギヤ106
aとY方向移動モータ105の回転軸に嵌着されたピニ
オン105aとが噛合している。クラッチ106の他方
の回転軸に嵌着されたピニオン106bは、ラック10
7と噛合している。この構成により、Y方向移動テーブ
ル103は、クラッチ106がOFFの時は引張りバネ
104の力によって図面に対して左方向に引張られる。
また、クラッチ106が接続状態時は、Y方向移動モー
タ105が回転するとY方向移動テーブル103がY方
向に移動する。Y方向移動テーブル103のX方向の他
端には、ラック108が設けられており、エンコーダ1
09の回転軸に嵌着されたピニオン108aと噛合して
いる。この構成により、エンコーダ109によって、Y
方向移動テーブル103の移動量が検出される。X方向
移動テーブル112と支持部材110,111との間に
は、4本の圧縮バネ114a,114b,114c,1
14dが渡されており、X方向移動テーブル112は、
X方向の中立位置に来るような力で常に付勢されてい
る。また、支持部材110,111の間には、支持部材
110,111に両端を固設されたラック115が配設
されており、X方向移動テーブル112に取り付けられ
たエンコーダ116の回転軸に嵌着されたピニオン11
6aと噛合している。この構成により、エンコーダ11
6によってX方向移動テーブル112の移動量が検出で
きる。
【0030】測定軸121の基端部には、ギヤ126が
嵌着されており、パルスモータである測定軸回転モータ
125の回転軸に嵌着されたギヤ125aと噛合してい
る。この構成により、測定軸回転モータ125の回転に
よって測定軸121を回転させることができる。また、
測定軸121の基端部に対向してソレノイド124がY
方向移動テーブル103に固着されており、ソレノイド
124をONにすると測定軸121の基端部と合着す
る。すなわち、ソレノイド124をONすることによっ
て、測定軸121を固定することができる。
【0031】次に、レンズ面取機200の構成を図4お
よび図5を用いて説明する。なお、図4はレンズ面取機
200の外観を示す斜視図であり、図5は図4のB−B
線断面図である。
【0032】基台フレーム201には、2本のガイドレ
ール202a,202bが平行に渡されており、その両
端は基台フレームに固設されている。このガイドレール
202a,202bには摺動可能にY方向移動テーブル
203が配設されている。
【0033】Y方向移動テーブル203の一端にはガイ
ドレール202a,202bと平行にラック205が固
設され、このラック205には、基台フレーム201に
固設された面取砥石移動モーター207の軸に固設した
ピニオンギヤ206がかみ合っている。
【0034】また、Y方向移動テーブル203の中央付
近には、軸204がガイドレール202a,202bに
直交方向に埋設され、この軸204には首振りテーブル
210が揺動可能に、かみ合されている。なお、首振り
テーブル210の両側端面にはX方向に2本のばね21
7a,217bが取付けられ、このばね217a,21
7bの他端は、移動テーブル203に固設されている。
【0035】さらに、首振りテーブル210には、ブロ
ック材211が固設され、このブロック材211に、ス
ピンドル筒216がY方向に固設されている。スピンド
ル筒216には、ベアリング215a,215bが組み
込まれ、このベアリング215a,215bの内輪に回
転可能にスピンドル軸214が組み込まれている。スピ
ンドル軸214の一端は、首振りテーブル210に固設
された砥石回転モーター212の軸212aに、軸継手
213を介して、連結している。また、スピンドル軸2
14の他端には、面取砥石220が固設されている。こ
の面取砥石220は、半球状を成している。
【0036】レンズ研削装置の制御部80は、図1に示
すように、装置の前面側に設けられている。
【0037】制御部80は、図6に示すように、各種演
算等を行なうCPU81と、CPU81が演算等を行な
うためのプログラムが格納されているプログラムメモリ
82と、各種データが格納されているデータメモリ83
と、各種データの入力や作動開始等の指示に関する入力
キー84と、インタフェース回路85と、研削終了を知
らせるブザー86と、各種モータを制御するための制御
回路87とを有して構成されている。
【0038】プログラムメモリ82内には、レンズ形状
測定装置100を動作させるためのプログラムや、レン
ズ形状測定装置100から得られたデータに基づき各種
モータを駆動するためのプログラム等が格納されてい
る。
【0039】インタフェース回路85には、レンズ形状
測定装置100と、ローラー21に設けられている研削
終了センサ29と接続されている。
【0040】次に、本実施例の動作について図7から図
10に示すフローチャートに従って説明する。
【0041】すでに測定済、または予め与えられている
フレーム枠形状データ(ρn ,θ)(n=0,1,2
…n)を基に、レンズ面の外周近傍の各点の光軸方向の
位置を測定する。なお、フレーム枠形状データは、図1
1に示すように、レンズ光軸方向に対して垂直な面に関
する2次元座標データであり、ρ は、レンズLEの
中心から目的の周縁上の点までの距離、つまりレンズ半
径で、θn は、レンズLEの中心を通る基線から目的の
周縁上の点までの角度である。また、このフレーム形状
データは、制御部80のデータメモリ83に予め記憶さ
れている。
【0042】まず、レンズ形状測定装置100のクラッ
ク106を接続し、Y方向移動テーブル103を、測定
部120bがレンズR1面の第1番目のフレーム形状デ
ータ(ρo,θo)に対して、レンズLEの中心方向にヤ
ゲン高さhだけ小さい位置S10(ρo−h,θo)に対応
する位置まで、Y方向移動モータ105を駆動して、移
動させる。次に、図11(a),(b)に示すように、
モータ33,43,55を駆動してレンズR1面の所定
点S10(ρo−h,θo)が測定部120bに当接すると
ころまでレンズLEを移動させる。
【0043】そして、S10(ρo−h,θo)におけるX
方向移動テーブル112の移動量X10をエンコーダ11
6で読み取る。
【0044】次に、レンズ回転モータをθ1に対応する
分だけ駆動し、レンズLEを回転させると共に、Y方向
移動モータ105を(ρ1−h)に対応する分だけ駆動
し、測定部120bを移動させて、測定子120bをレ
ンズR1面のS11(ρ1−h,θ1)に当接させる。
【0045】そして、S11(ρ1−h,θ1)におけるX
方向移動テーブル112の移動量X11をエンコーダ11
6で読み取る。
【0046】以上の動作を繰り返し、S1n(ρn−h,
θn)まで、つまりレンズLEの全周に渡ってX方向移
動テーブル112の移動量X10,X11,…X1nを測定す
る。
【0047】次に、S10,S11,…,Snから、さら
に、レンズLEの中心方向に微小長さΔγだけ小さいS
10´(ρo−h−Δγ,θo),…,S´1n(ρn−h−
Δγ,θn)についても、同様にX方向移動テーブル1
12の移動量X´10,X´11,…X´1nを測定する。
【0048】レンズR1面に関するデータをすべて測定
すると、ヘッドフレーム横移動用モータ33および上下
動モータ43を駆動し、測定子120からレンズLEが
離れる方向へヘッドフレーム22を移動させる。その
後、Y方向移動モータ105を駆動し、測定子120が
引っ込む方向へ一旦Y方向移動テーブル103を移動さ
せる。ここで、測定軸回転モータ125を駆動し、測定
子120を180°反転させる。次に、ヘッドフレーム
横移動用モータ33を駆動し、レンズLEが測定部12
0bへ近づくようヘッドフレーム22を移動させ、その
後、図11(c)に示すように、移動テーブル103を
測定部102bがレンズR2面のS20(ρo−h,θo
に対応する位置までモータ105を回転させて移動させ
る。次に、ヘッドフレーム2をR1面測定の時と同様に
R2面測定の所定位置へ移動させる。 以下、R1面測
定の時と同様にしてX方向移動テーブル112の移動量
20,…X2n、およびX´20,…X´2nを求める。ここ
で、X方向移動テーブル112の移動量X10,…X´2n
は、X方向移動テーブル112の初期位置検出センサ
(図示されていない)からの距離である。
【0049】この測定された移動量X10,…X´2nは、
CPU81によって、図12に示すように、レンズ面取
機200のスピンドル軸214からの距離x10,…x´
2nに変換される。そして、測定した各点S10,…,
1n,S´10,…,S´1n,S20,…,S2n,S´20
…,S´2nの三次元座標データを取得する(ステップ
1,ステップ2))。
【0050】この三次元座標データは、具体的には、S
1n(ρn−h,θn,x1n)、S´10(ρn−h−Δγ,
θn,x´1n)、S2n(ρn−h,θn,x2n)、S´2n
(ρ−h−Δγ,θ,x´2n)のように表され、制
御部80のデータメモリ83に記憶される。
【0051】次に、CPU81からの指示に従って、各
種モータ33,43,25が駆動を開始し、レンズLE
周縁の粗研削およびヤゲン研削を行なう。なお、砥石2
3は、図示していないが粗研削用砥石とヤゲン研削用砥
石とが一体と成っているもので、この砥石23を用い
て、粗研削もヤゲン研削も行なう(ステップ3)。
【0052】ヤゲン研削が終了すると、CPU81は、
得られた三次元座標データを基にして各種演算を行なう
(ステップ4)。この演算に関しては、図8から図10
に示すフローチャートに従って説明する。なお、以下の
説明では、重複した説明を省くため、R2面側の演算に
関して説明する。
【0053】まず、図14に示すように、先に求めたS
2n(ρn−h,θn,x2n)およびS´2n(ρn−h−Δ
γ,θn,x´2n)を通る直線L2と、レンズ周縁研削面
上でS2n(ρn−h,θn,x2n)を通る直線L1とがな
す角度α1を(数1)に従って求める(ステップ4
2)。なお、直線L1の方向は、レンズ光軸と平行で予
め判明している。
【0054】
【数1】
【0055】次に、角α1を2等分する直線L3と直線L
1とがなす角度α2を(数2)に従って求める(ステップ
43)。
【0056】
【数2】
【0057】角度α2が求まると、レンズR2面とレン
ズ周縁研削面とが交差する点であるS2n(ρn−h,
θn,x2n)と、半球状の面取砥石220とが接するた
めに、レンズLEをX方向に移動した際の点S2nの座
標、および面取砥石220をY方向に移動した際の面取
砥石220の中心点P2nの座標を求める(ステップ4
5)。
【0058】ここで、面取砥石220の半径をlとする
と、点S2nおよび中心点P2nは、 S2n(ρn−h,θn,e2n) (e2n=lcosα2) P2n(ρn−h+f2n,θn,0) (f2n=lsin
α2) と表すことができる。
【0059】次に、レンズLEをX方向に移動して、目
的の面取量を研削した際の点S2nの座標を求める。な
お、面取りを実行すると、点S2nがなくなるので、仮に
点S2nが存在するとして点S2nの座標を求める(ステッ
プ45)。
【0060】ここで、図13に示すように、X方向の予
め定められている面取量をg2とすると、点S2nは、 S2n(ρn−h,θn,e2n−g2) と表すことができる。
【0061】このとき、面取砥石220は移動しないの
で、面取砥石220の中心点P2nの座標は変化しない。
【0062】以上の演算をレンズR2面の全周に渡って
行なう。
【0063】同様に、レンズR1面の全周についても演
算を行なう(ステップ44)。
【0064】点Sおよび中心点Pの座標を整理すると、
以下のようになる。
【0065】面取開始直前、つまりレンズLEと面取砥
石220とが接しているときは、 S1n(ρn−h,θn,e1n)、P1n(ρn−h+f1n
θn,0) S2n(ρn−h,θn,e2n)、P2n(ρn−h+f2n
θn,0) 面取終了直後のときは、 S1n(ρn−h,θn,e1n−g1)、P1n(ρn−h+f
1n,θn,0) S2n(ρn−h,θn,e2n−g2)、P2n(ρn−h+f
2n,θn,0) なお、ステップ42からステップ45までの演算では、
周縁研削終了のレンズ周縁厚さが比較的厚く、ヤゲン山
以外に、その両側に光軸と平行な面があることを前提と
しているが、レンズ周縁厚さが薄く、周縁研削面にはヤ
ゲン山のみ形成される場合がある。以下、この場合の演
算について、図8から図10に示すフローチャートおよ
び説明する。
【0066】まず、図15に示すように、周縁研削面に
ヤゲン山以外に、その両側に光軸と平行な面があるか否
かを判断する。
【0067】この判断では、周縁厚さt=S1n2nを求
める。
【0068】ここで、S1nn−h,θn,x1n)、S
2nn−h,θn,x2n)であるから、周縁厚さは、t
=|x1n−x2n|で求められる。
【0069】そして、ヤゲン研削砥石のヤゲン巾Yが既
知であるため、tとYとを比較し(ステップ41)、t
≦Yのときは、周縁研削面にヤゲンの山しかないと判断
でき、ステップ50に進む。また、t>Yのときは、前
述したステップ42に進む。次に、実際のヤゲン高さm
を求める(ステップ50)。
【0070】図15に示すように、R1面およびR2面
と周縁研削面との交点をS”1n,S”2n、ヤゲン頂点を
Jとすると、一般的に縁厚の薄い場合には、ヤゲン頂点
Jは、周縁厚さtの中心に位置する。また、ヤゲンの山
の角度、つまり直線JS”1nと直線JS”2nとのなす角
度は、レンズLEFの半径方向に対して、角度βで振り
分けられ、2×βの値で表わすことができる。
【0071】実際のヤゲン高さmは、S”1nおよびS”
2nを通る直線L1とヤゲン頂点Jとの距離である。した
がって、 t/2m=tanβ より、実際のヤゲン高さmが(数)で求められる。
【0072】 m=t/(2・tanβ)・・・・・・・・(数3) R1面およびR2面と周縁研削面との交点である点S”
1n,S”2nの座標を求める(ステップ51)。
【0073】ここで、S1nとS”1nとの光軸方向の位置
の差は、S1nとS”1nが非常に近傍であるため、ほとん
どないと考えて良い。また、S2nとS”2nの光軸方向の
位置の差も、同様に、ほとんどないと考えて良い。
【0074】したがって、点S”1nおよび点S”2nの座
標は、次のように表わされる。
【0075】S”1n(ρn−m,θn,x1n) S”2n(ρn−m,θn,x2n) 次に、R1面およびR2面と光軸とがなす角度α1を求
める(ステップ52)。 ここでは、R1面上の点S”
2nおよび点S’2nを通る直線L2と、点S”2nを通り
光軸と平行な直線Lとの角度を用いる。
【0076】点S’2nおよび点S”2nの座標が、それぞ
れ、点S’2n(ρn−h−Δr,θn,x’2n)、点S”
2n(ρn−m,θn,x’2n)であるから、直線L2と直
線L1とがなす角度α1は、(数4)により求めることが
できる。
【0077】
【数4】
【0078】さらに、光軸と周縁研削面とがなす角度α
3を求める(ステップ53)この角度α3は、点S”2n
頂点Jとを通る直線L4と直線L1がなす角度であるか
ら、(数5)により、角度α3を求めることができる。
【0079】α3=90°−β・・・・・・・・(数5) また、直線L2と直線L4とがなす角度α4を(数6)に
より求める(ステップ54)。
【0080】α4=α1+α3・・・・・・・・(数6) そして、角度α4の2等分線をL3とし、直線L3と直線
2のなす角度α2を(数7)により、求める(ステップ
55)。
【0081】
【数7】
【0082】以下、周縁厚さが比較的厚い場合と同様
に、e2m=lcosα2,f2n=lsinα2として、面取開始
直前と面取終了直後の点S”および中心点Pの座標を求
める(ステップ56,57)。これらの点の座標を整理
すると、以下のようになる。
【0083】面取開始直前のとき、 S”1n(ρn−m,θn,e1n)、P1n(ρn−m+
1n,θn,0) S”2n(ρn−m,θn,e2n)、P2n(ρn−m+
2n,θn,0) 面取終了直後のとき、 S”1n(ρn−m,θn,e1n−g1)、P1n(ρn−m+
1n,θn,0) S”2n(ρn−m,θn,e2n
−g2)、P2n(ρn−m+f2n,θn,0) ステップ
41からステップ45、およびステップ50からステッ
プ57の処理で座標が求められると、この値が制御部8
0のデータメモリ83に記憶される。
【0084】以上の処理がR1面およびR2面の全周に
渡って実行されると(ステップ47)、面取りに関する
演算は終了する。なお、本実施例では、面取りに関する
演算(ステップ4)をヤゲン研削終了後(ステップ3)
に実施したが、この演算は、ステップ1およびステップ
2が終了した時点で、直ちに実行しても、またレンズ周
縁研削中(ステップ3)に実施しても良い。
【0085】面取りに関する演算が終了すると、実際に
面取りが開始される(ステップ6,7)。
【0086】R2面の面取りを行うときは、図16
(b)に示すように、まず、レンズ中心Oの高さをレン
ズ面取機200のスピンドル軸214の軸中心Qの高さ
に一致させ、次に、レンズLEを面取砥石220に対し
て、光軸方向にx2n離れた位置におく。
【0087】そこで、レンズLEを回転させて、レンズ
LEのθ0の位置が線Qの延長上と一致させる。
【0088】そして、砥石回転モーター212を駆動し
て面取砥石220を回転させながら、面取砥石220の
中心PのY方向の値が演算により求められた値(ρ0
h+f2 0)になるように、面取砥石220をY方向に移
動させると供に、レンズLEの点S20のX方向の値が演
算により求められた値(x20=e20−g2)となるよう
に、レンズLEをX方向に移動させる。
【0089】このレンズLEの移動により、目的の面取
り量gを研削できるのであるが、レンズLEの角を研削
する際、ここに強い衝撃が加わると、ピリ等の破損を生
じさせるため、面取砥石220側に緩衝材としてばね2
17a,217bを設けて、衝撃を緩和している。
【0090】また、レンズLEの移動は、レンズ面とレ
ンズ周縁研削面とのなす角の二等分線L3方向に移動さ
せることが最も適切であるが、面取砥石220の形状が
半球形であるため、X方向に移動させても、ほぼ目的の
面取量でかつ目的の角度で面取を行なうことができる。
【0091】これで、点S20の面取りが終了する。
【0092】以上の動作を、レンズLEを回転させて、
R2面全周に渡り実施して、R2面側の面取りを行な
う。同様にR1面についても面取りを行なう。
【0093】R1面およびR2面側の面取りが完全に終
了すると、研削終了センサ29がこれを検知して、終了
ブザー86が鳴る(ステップ7)。
【0094】以上のように、本実施例では、レンズLE
周縁の粗削りから面取りまで、完全自動で行なうことが
できるので、人手を大幅に省くことができる。
【0095】また、R1面およびR2面とレンズ周縁研
削面との角度に基づき、R1面側およびR2面側の面取
りをそれぞれ行なっているので、それぞれ適切な角度の
面取りを行なうことができる。
【0096】さらに、終了ブザー86が鳴るので、レン
ズ研削が終了してから、完成品と未加工品との交換等、
次作業へ移る際の時間の無駄を省くことができる。
【0097】なお、本実施例においては、周縁研削およ
び面取研削の際には、レンズ側を移動させたが、レンズ
と砥石との相対間距離が変われば良く、砥石側を移動さ
せても良い。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、被加工レンズの形状に
関するデータから、目的の面取形状を得ることが可能な
砥石と被加工レンズとの相対位置関係を算出し、この算
出結果に基づき、該相対位置関係を変えているので、適
切な角度でかつ適切な面取量で面取りを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のレンズ研削装置の全体
斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例のレンズ形状測定装置の
全体斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例のレンズ面取機の全体斜
視図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明に係る一実施例の制御部のブロック回路
図である。
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】本発明に係る一実施例のレンズ研削装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図11】レンズ面の光軸方向の位置測定を説明するた
めの説明図である。
【図12】レンズ面の光軸方向の基準位置を説明するた
めの説明図である。
【図13】面取量を説明するための説明図である。
【図14】
【図15】最適な面取りを行なうための、被加工レンズ
および面取砥石の座標設定を説明するための説明図であ
る。
【図16】面取研削動作を説明するための説明図であ
る。
【図17】従来のレンズ研削装置の全体斜視図である。
【図18】従来のレンズ研削装置における面取砥石と被
加工レンズとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
21…本体フレーム、22…ヘッドフレーム、23…砥
石、25…砥石回転モータ、33…横移動用モータ、4
2…上下動モータ、50a…レンズ受け軸、50b…レ
ンズ押え軸、55…レンズ回転モータ、80…制御部、
81…CPU、82…プログラムメモリ、83…データ
メモリ、86…終了ブザー、87…駆動回路、100…
レンズ形状測定装置、120…測定子、120b…レン
ズ面光軸方向位置測定部、200…レンズ面取機、20
7…面取砥石移動モータ、212…面取砥石回転モー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−238265(JP,A) 特開 平3−277458(JP,A) 特開 昭59−53143(JP,A) 特開 昭50−115390(JP,A) 特開 昭62−130180(JP,A) 実開 昭61−31646(JP,U) 実開 昭57−9459(JP,U) 実開 昭52−10694(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 9/14 B24B 9/00 601

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工レンズのレンズ面と周縁研削面と
    により形成される角の面取りを行なうレンズ面取装置に
    おいて、 前記角の面取りを行なうための、回転軸廻りに回転可能
    面取砥石と、前記被加工レンズをその両面から挟持すると共に、軸廻
    りに回転可能な挟持軸と、 前記被加工レンズを前記挟持軸の軸廻りに回転させる回
    転機構と、 前記被加工レンズを前記挟持軸の軸方向に移動させる移
    動機構と、 前記面取砥石を前記挟持軸の中心軸にほぼ直角な方向に
    移動させる砥石移動機構と、 前記被加工レンズの形状に関する、予め与えられたデー
    タおよび/または測定により得られたデータから、目的
    の面取形状を得ることができる、前記面取砥石と前記被
    加工レンズとの前記相対的位置関係を算出し、この算出
    結果に基づき、前記回転機構、前記移動機構および前記
    砥石移動機構を制御する制御手段とを備え 前記面取砥石は、球形状または球冠状を成していること
    を特徴とするレンズ面取装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記角の角度に関する
    予め与えられたデータおよび/または測定により得られ
    たデータから、該角度を2分する所定の方向で所定の面
    取量を得ることができる、前記面取砥石と前記被加工レ
    ンズとの相対的位置関係を算出し、この算出結果に基づ
    き、前記回転機構、前記移動機構および前記砥石移動機
    構を制御することを特徴とする請求項1に記載のレンズ
    面取装置。
  3. 【請求項3】 前記角の角度を測定する角度測定手段を
    備えていることを特徴とする請求項2記載のレンズ面取
    装置。
  4. 【請求項4】 前記被加工レンズの面取りが終了する
    と、面取終了を報せる出力手段を備えていることを特徴
    とする請求項に記載のレンズ面取装置。
  5. 【請求項5】 前記被加工レンズの周縁を研削する周縁
    研削砥石を備え、 前記周縁研削砥石による研削が終了すると、前記面取砥
    石による面取りを開始 する作動手段を備えていることを
    特徴とする請求項1および2のいずれか一項に記載の
    ンズ面取装置。
  6. 【請求項6】 被加工レンズのレンズ面と周縁研削面と
    により形成される角の面取りを、球形状または球冠状を
    成す面取砥石を回転軸廻りに回転させて行なうレンズの
    面取方法において、 前記被加工レンズの形状に関する、予め与えられたデー
    タおよび/または測定により得られたデータから、目的
    の面取形状を得ることができる、前記面取砥石と前記被
    加工レンズとの相対的位置関係を算出し、 この算出結果に基づき、前記被加工レンズを回転させる
    回転機構、該被加工レンズをその光軸方向に移動させる
    移動機構、および、前記面取砥石を前記光軸にほぼ直角
    な方向に移動させる砥石移動機構を制御して、前記面取
    砥石と前記被加工レンズとを相対移動させること を特徴
    とするレンズ面取方法。
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