JP2770540B2 - レンズ形状測定装置及びこれを有する研削装置 - Google Patents

レンズ形状測定装置及びこれを有する研削装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメガネレンズの周縁にヤゲンを自動的に加工
する周辺加工機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置は、レンズ形状測定の一種であるコ
バ厚測定のために第1の測定子で被加工レンズの前側屈
折面を、第2の測定子で後側屈折面をそれぞれ眼鏡フレ
ームのレンズ枠の形状データから得られる仮想コバ軌跡
上をたどるように構成されており、それによって得られ
るデータから加工後のレンズコバ厚を算出することがで
きるように構成されていた。
また、通常実施される加工である、フレーム形状デー
タから未加工レンズをそのフレーム形状に基ずいてレン
ズ加工を行ない、ヤゲンを付けて、レンズ枠入れをする
作業とは別に、一度フレームに枠入れをしてあるレンズ
を例えばフレームが古くなって新規のフレームに変換す
る場合に、今迄使用いていたヤゲンの付いたレンズをそ
のまま使用し、フレームだけを旧のフレームよりも小さ
くすることによって、過去に付けたヤゲン位置をそのま
ま流用して加工する、いわゆる「枠替え」という加工作
業が、フリー加工と呼ばれる加工モードで加工されてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如き従来の技術に於いては、加工後のレンズの
予想コバ厚を測定するに際し、レンズに接触するための
測定子とその移動手段、及び測定手段がそれぞれ2つ必
要となり機構的に複雑な構成となる問題があった。また
「枠替へ」を行うためにはフリー加工ができるように玉
摺機のヘッド部が非常に軽く左右に摺動できるような機
構になっていなければならず、このために機構が複雑に
なる問題もかかえていた。
本発明はこの様な従来の課題に鑑みてなされたもの
で、レンズ加工後の予想コバ厚を測定するのにより単純
な機構で測定可能としたレンズ形状測定装置を提供する
と共に該レンズ形状測定装置を備え「枠替へ」作業を、
フリー加工によらず、デジダル制御によるレンズヤゲン
付け作業を行う、単純な機構の構成によってなるレンズ
研削装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的の為に本発明では、被加工レンズが枠入れさ
れるフレームのレンズ枠形状データ又はレンズ枠の形状
を有する型板の型板形状データから得られる仮想コバ軌
跡と所定関係にある前記被加工レンズの前側屈折面の測
定軌跡又は前記被加工レンズの後側屈折面の測定軌跡上
に当接させる測定子と、前記前側屈折面又は前記後側屈
折面の一方の測定軌跡上に当接した後、前記前側屈折面
又は前記後側屈折面の他方の測定軌跡上に当接するよう
に、前記測定子を移動させる移動手段と、前記移動手段
による前記測定子の移動量に基づいて、前記被加工レン
ズのコバ厚を求める演算手段とを有することを課題解決
の手段とする。
また、被加工レンズを保持する保持具と、前記レンズ
を研削するための砥石とを備える研削装置において、前
記被加工レンズが枠入れされるフレームのレンズ枠形状
データ又はレンズ枠の形状を有する型板の型板形状デー
タから得られる仮想コバ軌跡と所定関係にある前記被加
工レンズの前側屈折面の測定軌跡上又は前記被加工レン
ズの後側屈折面の測定軌跡上に当接される測定子と、前
記前側屈折面又は前記後側屈折面の一方の測定軌跡上に
当接した後、前記前側屈折面又は前記後側屈折面の他方
の測定軌跡上に当接するように、前記測定子を移動させ
る移動手段と、前記移動手段による前記測定子の移動量
に基づいて、前記被加工レンズのコバ厚を求める演算手
段とから構成されるレンズ形状測定装置を有することを
課題解決の手段とする。
さらに、ヤゲン付きレンズを保持する保持手段と、前
記ヤゲン付きレンズのヤゲンと係合する溝が形成された
測定子と、前記測定子と前記ヤゲンとを係合させたま
ま、前記前記保持手段と前記測定子とを相対移動させる
移動手段と、前記移動手段の相対移動量に基づいて、前
記ヤゲン付きレンズのヤゲン位置データを求める演算手
段とを有すること課題解決の手段とするものである。
〔作用〕
本発明においては、測定子を被加工レンズの一方の屈
折面の測定軌跡上から他方の屈折面の測定軌跡上に移動
するように構成にしたので、1つの測定子で被加工レン
ズの前側屈折面と後側屈折面とを順次測定が可能とな
り、従来の如き2つの測定子を使用するための複数の機
構を備える不都合はない。
また、測定子にヤゲン付きレンズのヤゲンと係合する
溝を設けたことにより、すでにヤゲンが加工されている
被加工レンズのヤゲン位置の測定が可能となった。しか
るに、従来はフリー加工が出来る機構のレンズ加工機で
ないと「枠替へ」のためのレンズ加工が不可能であった
が、この測定データを使用して、デジタル制御でレンズ
加工をする加工機でも「枠替へ」作業の対応が出来る。
〔実施例〕
第1図は、本発明における実施例であってレンズ周縁
加工機の全体構成を示す一部切開の斜視図である。本体
フレーム1に固接された支持軸受6は支持軸7を軸方向
で移動自在に嵌合させている。この支持軸7にはヘッド
フレーム2の端部がスラスト方向に制限を受けて回転自
在に嵌合している。支持軸7の端部はヘッドフレーム2
の移動用の部材8に嵌着され一体になっている。部材8
は、シャフト11によって前記支持軸の軸方向に摺動自在
に支持されるとともに、ラック12が固着されている。シ
ャフト11は本体フレーム1に固設された支持部材10a、1
0bによって支持軸7と平行にその両端が嵌着されてい
る。また、部材8の側面に固設されたラック12は、パル
スモータであるヘッドフレーム横移動用モータ13の回転
軸に嵌着されたピニオン13aと噛合している。この構成
により、モータ13が回転すると、部材8はシャフト11と
の嵌合部でシャフトの軸方向に移動され、部材8と一体
の支持軸7を移動させる。よってヘッドフレーム2が支
持軸の軸方向でモータ13の回転方向に対応して移動され
る。
一方、本体フレームに固設された筒23には、上限方向
に摺動自在に上下動軸20が嵌合している。上下動軸20の
先端にはローラー21が回転自在に取り付けられ、ヘッド
フレーム2の下部に固設された当て止め部材24と当接し
ている。上下動軸にはラック20aが形成されており、パ
ルスモータである上下動モータ22の回転軸に嵌着された
ピニオン22aと噛合している。この構成により、モータ2
2が回転すると上下動軸20が上下方向に移動させられ、
ローラ21、当て止め部材24を介してヘッドフレーム2が
支持軸7を中心に回動する。
ヘッドフレーム2は、被加工レンズLEを保持する部材
を配置するための凹所で形成され、この凹所の内側に配
置し、その部材であるレンズ押え軸30aとレンズ受け軸3
0bを同軸かつ回動自在に軸支している。レンズ押え軸30
aは図示しない公知の保持機構を有し、レンズLEを軸30
a、30bで挟持する。レンズ押え軸30a、レンズ受け軸30b
のそれぞれにはプーリー31a、31bが取り付けられてお
り、またヘッドフレーム2内にはプーリー33a、33bを両
端に有する回転軸36が取り付けられている。回転軸36の
一端には歯車34が取り付けられ、パルスモータであるレ
ンズ回転モータ35の回転軸に取り付けられたピニオン35
aと噛合している。プーリー31a、31bとプーリー33a、33
b間にはそれぞれベルト32a、32bが掛け渡されている。
これらの構成によりレンズ回転モータ35が回転するレン
ズLEが回転する。
また本体フレーム1には砥石3、砥石回転モータ5が
配設されており、両者にはそれぞれプーリー51、52が取
り付けられておりベルト53によって連結されている。
本体フレーム1にはレンズ形状測定装置100が、ヘッ
ドフレーム2の上方に位置する所定位置に取り付けられ
ている。
ここでレンズ形状測定装置について説明する。
レンズ形状測定装置はレンズの外径、コバ厚、ヤゲン
位置等を検出するためのものであり以下、第2図及び第
3図をもとに説明する。第2図はレンズ形状測定装置の
外観を示す斜視図であり、第3図は第2図のA−A′矢
視断面図である。
基台フレーム101には2本のガイドレール102a、102b
が平行に渡されており、その両端は基台フレーム1010に
固設されている。このガイドレール102a、102bには摺動
可能にY方向移動テーブル103が配設されている、移動
テーブル103上には2つの支持部材110、111が固設され
ており、この支持部材110、111の間にはその両端を支持
部材110、111に固設された平行レール113a、113bが渡さ
れている。この平行レール上に摺動可能にX方向移動テ
ーブル112が配設されている。移動テーブル112には測定
軸121が回転自在に嵌挿され軸方向の動きは測定軸121に
取り付けられたリング123及び127で制限されている。リ
ング127と移動テーブル111の間にはウェーブワッシャ12
8が挟持されており、また移動テーブル112の下部にはス
イッチ129が取り付けられている。測定軸121がY方向に
動くとリング127がスイッチ129に当接しONするようにな
っている。ただし普段はウェーブワッシャ128の力を受
けているのでスイッチ129はOFFになっている。
測定軸の121の先端には測定子120が固設されている。
測定子120はレンズ外径又は型板測定部120a、コバ厚測
定部120b、ヤゲン測定部120cから成っている。移動テー
ブル103と基台フレーム101の間には引張りバネ104が掛
け渡されている。一方移動テーブル103の一端にはラッ
ク107が形成さており、クラッチ106を介してパルスモー
タであるY方向移動モータ105と連結されている。クラ
ッチ106の一方の回転軸にギヤ106aが嵌着され、モータ1
05の回転軸に嵌着されたピニオン105aと噛合しており、
他方の回転軸に嵌着されたピニオン106bがラック107と
噛合している。この構成により移動テーブル103はクラ
ッチ106がOFFの時は引張りバネ104の力によって図面に
対して左方向に引張られる。また、クラッチ106がONの
時はモータ105が回転するとY方向に移動する。移動テ
ーブル103の他端にはラック107が形成されておりエンコ
ーダ109の回転軸に嵌着されたピニオン108aと噛合して
いる。この構成により、エンコーダ109によって移動テ
ーブル103の移動量が検出される。X方向移動テーブル1
12と支持部材110、111の間には4本の圧縮バネ114a、11
4b、114c、114dが渡されており、移動テーブル112はX
方向の中立位置に来るような力で常に付勢されている。
一方支持部材110、111の間には、該支持部材110、111に
両端を固設されたラック115が配設されており、移動テ
ーブル112に取り付けられたエンコーダ116の回転軸に嵌
着されたピニオン116aと噛合している。この構成により
エンコーダ116によって移動テーブル112の移動量が検出
できる。
測定軸121の端部にはギヤ126が嵌着されており、パル
スモータである測定軸回転モータ125の回転軸に嵌着さ
れたギヤ125aと噛合している。この構成によりモータ12
5の回転によって測定軸121を回転させることができる。
また、測定軸121の端部に対向してソレノイド124がY方
向移動テーブルに固着されており、ソレノイド124をON
にすると測定軸121の端部と合着する。すなわちソレノ
イド124をONすることによって測定軸121を固定すること
ができる。
以上のように構成されたレンズ形状測定装置を第1図
から第6図によってその動作の説明をする。
第4図は未加工の被加工レンズの外径測定の説明図で
ある。まず、ヘッドフレーム2をモータ13、22を動かす
ことによって外径測定の所定位置へ動かす。次にクラッ
チ106をONにし、モータ105を動かして、移動テーブル10
3を測定子120aがレンズに当接するまで移動させる。
(第4図(a)(b)測定子120aがレンズに当接したこ
とをスイッチ129で検出する。スイッチ129がONされると
クラッチ106はOFFされる。移動テーブル103はバネ104に
よってレンズ方向に付勢されているのでクラッチ106がO
FFされても測定子102aはレンズに等接したままである。
ここでモータ35を回転させてレンズを360゜回転させ、
その各角度ごとの移動テーブル103の移動量をエンコー
ダ109で読み取る。これによってレンズ外径が求まる。
次に型板の形状を測定する場合を第5図によって説明
する。
通常のレンズ吸着部材に替え型板用アダプター150を
レンズ回転軸30b上で交換し、型板151を型板用アダプタ
ー150にセットする。その後は前記の通常のレンズの場
合と同様な方法で測定が行なわれる。
第6図はレンズコバ厚測定の説明図である。
すでに測定済であいるフレーム枠形状データ(ρ
θ(n=0、1、2………n)を基にレンズコバ厚を
測定する。
まずクラッチ106をONにし、移動テーブル103を測定子
102が(ρ、θ)の第1番目の情報(ρ、θ
に対応する位置までモータ105を回転させて、移動させ
る。次にヘッドフレーム2を、モータ13、22、35を動か
してレンズR1面測定の所定位置(上記(ρ、θ)に
対応しかつ測定子120bに当接している)へ移動させる。
(第6図(a)、(b))ここでモータ35の回転させて
レンズを360゜回転させる。このθに対応してモータ1
05を測定子120bの位置がρに対応するように動かし、
(ρ、θ)における移動テーブル112の移動量X1n
エンコーダ115で読み取る。R1面全周測定終了後モータ1
3、22を動かしてヘッドフレーム2を測定子から離れる
方向へ移動させる。その後モータ105を作動させ測定子
が引っ込む方向へいったん移動テーブル103を移動させ
る。ここでモータ125を回転させ、測定子120を180゜反
転させる。次にモータ13を回転させヘッドフレーム2を
測定子120b側へ移動させ、その後移動テーブル103を測
定子102bが(ρ、θ)に対応する位置までモータ10
5を回転させて移動される。次に、ヘッドフレーム2をR
1面測定の時と同様にR2面測定の所定位置へ移動させ
る。(第6図(c))以下R1面測定の時と同様にして移
動テーブル112の移動量X2nを求める。X1n及びX2nから
(ρ、θ)におけるレンズコバ厚を求めることがで
きる。
第7図はヤゲン付レンズ測定の説明図である。まずヘ
ッドフレーム2をモータ13、22を駆動させることによっ
てヤゲン付レンズ測定の所定位置へ移動させる。ここで
クラッチ106をONし、モータ105を作動させ移動テーブル
103を測定子120aが、レンズ端面に当接するまで移動さ
せる。当接したことの検出はスイッチ129で検出する。
(第7図(a))スイッチ129がONされるとクラッチ106
がOFFされ、さらにソレノイド124がONされ移動テーブル
112の動きを固定する。ここでヘッドフレーム2をレン
ズのヤゲンが測定子120cに入るまでモータ13を回転させ
ることによって移動させる。(第7図(b))ヤゲンが
測定子120cに入ったことの検出は、移動テーブル103の
動きをエンコーダ109で読み取ることによって行う。ヤ
ゲンが測定子120cに入ったらソレノイド124をOFFする。
この状態でレンズをモータ35を回転させることによって
360゜回転させる。その各角度ごとの移動テーブル112の
移動量をエンコーダ116で読み取ることによって、θ
におけるヤゲン位置がわかる。また移動テーブル103の
移動量をエンコーダ108で読み取ることによってθ
おける動径長が求まる。
次に取替え作業について説明する。
まず図示しない既知のフレーム形状測定装置によっ
て、フレーム形状データを角度ごとのデータ(ρ、θ
)として測定する。その後、再使用をする、ヤゲンの
形成されたレンズを通常の未加工レンズと同様に吸着ゴ
ムを処方通りに吸着させる。この吸着ゴムに付けられた
レンズを前述のヤゲン付レンズの測定手段に従って測定
を行うと、レンズ外形データ(ρ′、θ)とヤゲン
のX軸方向の移動データ(Xya、θ)が求まる。
この時点でフレーム形状データ(ρ、θ)よりレ
ンズ外形データ(ρ′、θ)の方が小さい角度ポイ
ントがあれば、再利用レンズでの新フレームへの枠入れ
は不可能と判断し、レンズ形状測定作業は中止する。全
周においてレンズ外径データ(ρ′、θ)の方がフ
レーム形状データ(ρ、θ)以上の大きさであれば
次の工程に進む。
次に既に求めたレンズ外径データ(ρ′、θ)か
らヤゲンの高さよりも少し大きい距離:Δρだけ内側の
ポイント列(ρ′−Δρ、θ)を求める。次に前述
のレンズコバ厚の測定手順に従って(ρ′−Δρ、θ
)におけるレンズコバ厚(X′、θ)を求める。
このコバ厚データ(X′、θ)と、既に求めたヤ
ゲンのX軸方向移動データ(Xya、θ)から、測定さ
れたレンズのヤゲンの位置が、そのコバ厚に対して比率
がいくつのところにヤゲン頂点があるかのデータ(HI、
θ)を全周分計算する。
次に前述のレンズコバ厚の測定手順に従って、すでに
求めてあるフレーム形状データ(ρ、θ)のポイン
トからΔρだけ内側のポイント(ρ−Δρ、θ)の
コバ厚を測定し、加工後の予想コバ厚データ(Xn
θ)を求める。
次に、すでに求めた再使用レンズの全周にわたるヤゲ
ン位置比率データ(HI、θ)と、加工後の予想コバ厚
データ(Xn、θ)から、再使用レンズのヤゲン位置比
率と同様になる加工後のヤゲン位置を求めることができ
る。
その後は通常のレンズの仕上げ加工のヤゲン付けと同
様に砥石回転モータ5を回転させて砥石3を回転させ、
レンズ軸回転モータ35と上下動モータ22とヘッドフレー
ム横移動モータ13の3個のモータの同期回転によってレ
ンズ外形形状およびヤゲンが形成される。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば被加工レズのコバ厚を測定
するのに測定子を1つだけで測定することができるので
レンズ形状測定部の機構を簡単にすることができる効果
がある。
また今までフリー加工ができる機構のレンズ加工機で
ないといわゆる「枠替へ」のためのレンズ加工というも
のはできなかったが、レンズヤゲン位置の測定ができる
ように構成したことから、フリー加工の機構が無く、レ
ンズヤゲン付けをすべてデジタル制御して加工するレン
ズ加工機でも「枠替へ」作業の為のレンズ加工が可能に
なった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の実施例を示す一部切開の斜
視図、 第2図は本発明による装置のレンズ形状測定装置を示す
斜視図、 第3図は第2図のA−A′矢視断面図、 第4図は未加工の被加工レンズの外径測定を説明する図
であり、第4図(a)は平面、第4図(b)は正面を示
す説明図、 第5図は型板の形状測定を説明する図、 第6図はコバ厚測定を説明する図であり、第6図(a)
は前側屈折面と測定子との当接状態、第6図(c)は後
側屈折面と測定子との当接状態、第6図(b)はフレー
ム形状データに基ずく測定子の移動軌跡を説明する図、 第7図はヤゲン付レンズの測定を説明する図であり、第
7図(a)は測定子のセット前、第7図(b)は測定子
のセット後を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕 100……レンズ形状測定装置、 120……測定子、 120a……レンズ外径又は型板測定部、 120b……コバ厚測定部、 120c……ヤゲン測定部、 121……測定軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 孝憲 神奈川県横浜市栄区長尾台町471番地 株式会社ニコン横浜製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−274860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34 B24B 9/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工レンズが枠入れされるフレームのレ
    ンズ枠形状データ又はレンズ枠の形状を有する型板の型
    板形状データから得られる仮想コバ軌跡と所定関係にあ
    る前記被加工レンズの前側屈折面の測定軌跡上又は前記
    被加工レンズの後側屈折面の測定軌跡上に当接される測
    定子と、 前記前側屈折面又は前記後側屈折面の一方の測定軌跡上
    に当接した後、前記前側屈折面又は前記後側屈折面の他
    方の測定軌跡上に当接するように、前記測定子を移動さ
    せる移動手段と、 前記移動手段による前記測定子の移動量に基づいて、前
    記被加工レンズのコバ厚を求める演算手段とを有するこ
    とを特徴とするレンズ形状測定装置。
  2. 【請求項2】被加工レンズを保持する保持具と、前記レ
    ンズを研削するための砥石とを備える研削装置におい
    て、 前記被加工レンズが枠入れされるフレームのレンズ枠形
    状データ又はレンズ枠の形状を有する型板の型板形状デ
    ータから得られる仮想コバ軌跡と所定関係にある前記被
    加工レンズの前側屈折面の測定軌跡上又は前記被加工レ
    ンズの後側屈折率の測定軌跡上に当接される測定子と、 前記前側屈折面又は前記後側屈折面の一方の測定軌跡上
    に当接した後、前記前側屈折面又は前記後側屈折面の他
    方の測定軌跡上に当接するように、前記測定子を移動さ
    せる移動手段と、 前記移動手段による前記測定子の移動量に基づいて、前
    記被加工レンズのコバ厚を求める演算手段とから構成さ
    れるレンズ形状測定装置を有する研削装置。
  3. 【請求項3】前記測定子は、前記被加工レンズの外形形
    状を測定するためのレンズ外形測定部を有することを特
    徴とする請求項1に記載のレンズ形状測定装置又は請求
    項2に記載の研削装置。
  4. 【請求項4】ヤゲン付きレンズを保持する保持手段と、 前記ヤゲン付きレンズのヤゲンと係合する溝が形成され
    た測定子と、 前記測定子と前記ヤゲンとを係合させたまま、前記前記
    保持手段と前記測定子とを相対移動させる移動手段と、 前記移動手段の相対移動量に基づいて、前記ヤゲン付き
    レンズのヤゲン位置データを求める演算手段とを有する
    ことを特徴とするレンズ形状測定装置。
JP2058754A 1990-03-09 1990-03-09 レンズ形状測定装置及びこれを有する研削装置 Expired - Fee Related JP2770540B2 (ja)

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