JPH04315563A - レンズ研削装置 - Google Patents

レンズ研削装置

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Publication number
JPH04315563A
JPH04315563A JP3084016A JP8401691A JPH04315563A JP H04315563 A JPH04315563 A JP H04315563A JP 3084016 A JP3084016 A JP 3084016A JP 8401691 A JP8401691 A JP 8401691A JP H04315563 A JPH04315563 A JP H04315563A
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JP
Japan
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lens
grinding
grindstone
processed
head frame
Prior art date
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Application number
JP3084016A
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English (en)
Inventor
Susumu Hagiwara
進 萩原
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH04315563A publication Critical patent/JPH04315563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
    • B24B9/148Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms electrically, e.g. numerically, controlled
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡レンズなどの被加
工レンズをレンズ枠に枠入れするため、該被加工レンズ
の周縁を研削するレンズ研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば、
図13に示すようなものがある。支持部材6a,6b,
6c,6dは、本体1に固設されている。支持部材6a
,6b,6c,6dには、支持軸7a,7bが、砥石3
の回転軸(図示していない)に対して垂直方向を向き、
かつ設置面に対して傾斜するよう固設されている。 支持軸7a,7bには、砥石3を支持するヘッドフレー
ム2が摺動可能に嵌合されている。ヘッドフレーム2の
砥石3側には、図示していない駆動装置により回転可能
に配置されたレンズ受け軸5a、レンズ押え軸5bがヘ
ッドフレーム2に設けられている。被加工レンズ4は、
このレンズ受け軸5aおよびレンズ押え軸5bによって
、挟持される。一方、ヘッドフレーム2の砥石3の反対
側には、ワイヤーロープ10の一端が固設されている。 ワイヤーロープ10の他端には、ばね11が取り付けら
れており、そのばね11には、巻き取りワイヤーロープ
12が取り付けられている。巻き取りワイヤーロープ1
2は、モータ14の回転軸に設けられたプーリー13に
固設されている。
【0003】以上の構成によって、レンズを加工する場
合、レンズ4の砥石3の当接面の荷重、つまり研削荷重
の最大は、ヘッドフレーム2の自重のうち、傾斜してい
る支持軸7a,7b方向の成分力となる。また、実際に
研削する際の最適荷重は、ばね11のばね力をモータ1
4で制御して、設定している。その制御は、メガネレン
ズをはめ込むメガネ枠の内周形状を測定して得られる測
定データと、メガネレンズのレンズデータの入力値とに
よって、レンズのコバ厚とレンズカーブとを演算し、そ
の結果に基づいて、レンズ4に対して最適な研削荷重を
求め、モータ14を回転させて、レンズ4に最適な研削
荷重がかかるようヘッドフレーム2をばね11で引張る
ことで、荷重を減らして行うものである。なお、この具
体的構成は、特開昭63−174859号公報に記載さ
れているものと同じものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、レンズ加工時間
の短縮が要望されるようになってきているため、研削荷
重を増やす傾向になってきている。このような状況にお
いて、従来の装置で最大研削荷重を増やすには、ヘッド
フレーム2の自重を増やすか、またはヘッドフレーム2
の水平に対する傾きを大きくする方法が考えられる。し
かし、前者の方法では、一般にフリー加工と言われるヘ
ッドフレーム2を砥石に対して自由状態にして加工する
方法のとき、慣性力が大きくなり、適切な形状のヤゲン
(メガネレンズの周縁に形成する山形状)を形成するこ
とができない。また、後者の方法では、ヘッドフレーム
2を大きく傾けるため、レンズの着脱に必要な空間が狭
くなり、作業性が悪くなる。
【0005】さらに、従来の装置においては、研削荷重
の制御に、ばね11を利用しているが、この方法では、
レンズ4の半径変位(メガネフレームの形状に相当する
)の変化に対応してばね11が伸縮し、目的の研削荷重
を得ることができない。つまり、レンズ4の半径が大き
い所では、ばね11が縮み、研削荷重が所定の値より小
さくなり、反対に、レンズ4の半径が小さい所では、ば
ね11が伸び、研削荷重が所定の値より大きくなり、研
削荷重を適切な値に管理することができないという問題
点がある。
【0006】本発明はこのような従来の問題点について
着目してなされたもので、ヘッドフレームを重くするこ
となく研削荷重を増すことができると供に、研削荷重を
適切な値に管理することができるレンズ研削装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のレンズ研削装置は、被加工レンズを支持する支持機構
と、該被加工レンズの周縁を研削する砥石とを備え、該
支持機構と該砥石とのうち、少なくとも一方を移動させ
て該被加工レンズを目的の形状に研削するレンズ研削装
置において、前記被加工レンズに対する前記砥石の目的
の研削荷重に応じた駆動力を前記一方にかける駆動源を
設け、前記一方の変位に前記駆動源の駆動端の変位が追
従するよう、該一方と該駆動源の駆動端とを連結するこ
とを特徴とするものである。
【0008】具体的には、被加工レンズの周縁を研削す
る砥石と、前記被加工レンズを支持すると共に、該砥石
と支持している該被加工レンズとの相対距離が変化する
よう、所定位置を中心として揺動可能に設けられている
レンズ支持機構と、前記被加工レンズに対する前記砥石
の目的の研削荷重に応じた駆動力を発生する駆動源と、
前記所定位置を中心として前記レンズ支持機構と共に揺
動するギアと、前記駆動源の回転軸に設けられ、前記ギ
アと噛合するギアとを備えていることを特徴とするもの
である。
【0009】ここで、前記レンズ研削装置に、レンズ周
縁厚さに基づき前記駆動源の駆動力を決定し、決定した
駆動力を該駆動源に出力させる制御手段を設けることが
好ましい。この場合、レンズ周縁厚さを測定する周縁厚
さ測定手段を設けてもも良い。
【0010】
【作用】駆動源からは、砥石の目的の研削荷重に応じた
駆動力が発生する。制御手段を有しているものであれば
、この駆動力は、予め与えられた、または測定により得
られたレンズ周縁厚さに基づき、制御手段により決定さ
れたものが用いられる。この駆動力は、ギアなどを介し
て、支持機構と砥石とのうち、移動する方にかけられ、
レンズには、目的の研削荷重がかかる。したがって、ヘ
ッドフレームを重くすることなく、容易に目的の研削荷
重を確実に得ることができる。
【0011】ところで、研削状態は、レンズと砥石研削
面との面圧、つまり研削圧力により大きく影響される。 そこで、レンズ周縁厚さが大きいものであれば、研削荷
重を大きくして、レンズ周縁厚さが小さいものであれば
、研削荷重を小さくすることにより、最適な研削圧力を
得ることができる。本発明では、このような研削荷重の
設定を制御手段に実行させて、最適な研削圧力による研
削を実現している。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る各種実施例について、図
1から図12に基づき説明する。本発明に係るレンズ研
削装置の第1の実施例について、図1から図11を用い
て説明する。図1は、第1の実施例のレンズ研削装置の
全体構成を示す一部切開の斜視図である。
【0013】本体フレーム1に固設された支持軸受6a
,6bには、支持軸7が固設されている。この支持軸7
には、レンズLEを支持するヘッドフレーム2の基端部
がスラスト方向に制限を受けて揺動自在に嵌合している
と供に、ヘッドフレーム2の横移動用の部材8が嵌着し
ている。横移動用の部材8は、シャフト11によって支
持軸7の軸方向に摺動自在に支持されるとともに、ラッ
ク12が固着されている。シャフト11は、本体フレー
ム1に固設された支持部材10によって支持軸7と平行
にその一端が嵌着されている。また、横移動用の部材8
の側面に固設されたラック12は、パルスモータである
ヘッドフレーム横移動用モータ13の回転軸に嵌着され
たピニオン13aと噛合している。この構成により、横
移動用モータ13が回転すると、横移動用の部材8は、
シャフト11の軸方向に移動すると供に、横移動用の部
材8と端面を一致させているヘッドフレーム2も移動す
る。よって、ヘッドフレーム2は、横移動用モータ13
の回転方向に対応して支持軸7の軸方向に移動する。
【0014】ヘッドフレーム2の基端側の側面には、支
持軸7を中心とするセクタギヤ61が固設されており、
セクタギヤ61には、横移動用の部材8上に設置したD
Cモータ62に取り付けられたピニオン62aと、同じ
く横移動用の部材8上に設置した位置検出器70に取り
付けられたピニオン70aとが噛合している。本体フレ
ーム1に固設された筒23には、上方向に摺動自在に上
下動軸20が嵌合している。上下動軸20の上端には、
ローラー21が回転自在に取り付けられ、ヘッドフレー
ム2の先端側下部に固設された当て止め部材24と当接
している。上下動軸20には、ラック20aが形成され
ており、パルスモータである上下動モータ22の回転軸
に嵌着されたピニオン22aと噛合している。この構成
により、上下動モータ22が回転すると、上下動軸20
が上下方向に移動し、ローラ21および当て止め部材2
4を介してヘッドフレーム2が支持軸7を中心に揺動す
る。
【0015】ヘッドフレーム2は、被加工レンズLEを
保持する部材を配置するための凹所が形成されている。 この凹所の内側には、レンズ押え軸30aとレンズ受け
軸30bとが同軸上にかつ回動自在に軸支されている。 レンズ押え軸30aは、図示しない公知の保持機構を有
し、レンズLEを軸30a,30bで挟持する。レンズ
押え軸30aおよびレンズ受け軸30bには、それぞれ
プーリー31a,31bが取り付けられている。また、
ヘッドフレーム2内には、プーリー33a,33bを両
端に有する回転軸36が設けられている。回転軸36の
一端には、歯車34が取り付けられ、パルスモータであ
るレンズ回転モータ35の回転軸に取り付けられたピニ
オン35aと噛合している。プーリー31a,31bと
プーリー33a,33b間には、それぞれベルト32a
,32bが掛け渡されている。これらの構成によりレン
ズ回転モータ35が回転すると、レンズLEが回転する
。また、本体フレーム1には、砥石3および砥石回転モ
ータ5が配設されており、両者にはそれぞれプーリー5
1,52が取り付けられており、ベルト53によって連
結されている。本体フレーム1には、レンズ形状測定装
置100が、本体フレーム1の所定位置に取り付けられ
ている。
【0016】ここで、レンズ形状測定装置100につい
て説明する。レンズ形状測定装置100は、レンズLE
の中心に対する周縁の位置や、コバ厚、ヤゲン等を検出
するためのものであり、以下、図3および図4を基に説
明する。図2は、レンズ形状測定装置100の外観を示
す斜視図であり、図3は、図2のA−A線断面図である
。図3に示すように、基台フレーム101には、2本の
ガイドレール102a,102bがY方向に互いに平行
に渡されており、その両端は基台フレーム101に固設
されている。このガイドレール102a,102bには
、摺動可能にY方向移動テーブル103が配設されてい
る。Y方向移動テーブル103上には、2つの支持部材
110,111が固設されており、この支持部材110
,111の間には、その両端を支持部材110,111
に固設された平行レール113a,113bが渡されて
いる。この平行レール113a,113b上に摺動可能
にX方向移動テーブル112が配設されている。移動テ
ーブル112には、Y方向にのびる測定軸121が回転
自在に嵌挿され、軸方向の動きは測定軸121に取り付
けられたリング123,127で制限されている。リン
グ127とX方向移動テーブル111との間には、ウェ
ーブワッシャ128が挟持されており、またX方向移動
テーブル112の下部には、スイッチ129が取り付け
られている。測定軸121が(−)Y方向に動くと、リ
ング127がスイッチ129に当接し、ON状態になる
よう構成されている。ただし、普段はリング127がス
イッチ129から遠ざかる方向にウェーブワッシャ12
8の力を受けているので、スイッチ129はOFF状態
になっている。
【0017】測定軸121の先端には、測定子120が
固設されている。測定子120は、レンズ周縁測定部1
20a、コバ厚測定部120b、ヤゲン測定部120c
とから構成されている。Y方向移動テーブル103と基
台フレーム101との間には、Y方向移動テーブル10
3を(−)Y方向に付勢する引張りバネ104が掛け渡
されている。Y方向移動テーブル103のX方向の一端
には、ラック107が形成されており、クラッチ106
を介してパルスモータであるY方向移動モータ105と
連結されている。クラッチ106の一方の回転軸には、
ギヤ106aが嵌着され、モータ105の回転軸に嵌着
されたピニオン105aと噛合している。クラッチ10
6の他方の回転軸に嵌着されたピニオン106bは、ラ
ック107と噛合している。この構成により、Y方向移
動テーブル103は、クラッチ106が遮断状態の時に
、引張りバネ104の力によって図面に対して左方向に
引張られる。また、クラッチ106が接続状態時は、Y
方向移動モータ105が駆動すると、Y方向移動テーブ
ル103はY方向に移動する。
【0018】Y方向移動テーブル103のX方向の他端
には、ラック108が設けられており、エンコーダ10
9の回転軸に嵌着されたピニオン108aと噛合してい
る。この構成により、エンコーダ109によって、Y方
向移動テーブル103の移動量が検出される。X方向移
動テーブル112と支持部材110,111との間には
、4本の圧縮バネ114a,114b,114c,11
4dが渡されており、X方向移動テーブル112は、X
方向の中立位置に来るような力で常に付勢されている。 また、支持部材110,111との間には、支持部材1
10,111に両端を固設されたラック115が配設さ
れており、X方向移動テーブル112に取り付けられた
エンコーダ116の回転軸に嵌着されたピニオン116
aと噛合している。この構成により、X方向移動テーブ
ル112の移動量がエンコーダ116によって検出でき
る。
【0019】測定軸121の基端部には、ギヤ126が
嵌着されており、パルスモータである測定軸回転モータ
125の回転軸に嵌着されたギヤ125aと噛合してい
る。この構成により、モータ125の回転によって測定
軸121を回転させることができる。また、測定軸12
1の基端部に対向してソレノイド124がY方向移動テ
ーブル103に固着されており、ソレノイド124をO
Nにすると測定軸121の基端部と合着する。すなわち
、ソレノイド124をONすることによって、測定軸1
21を固定することができる。
【0020】レンズ研削装置の制御部80は、図1に示
すように、装置の前面側に設けられている。制御部80
は、図4に示すように、各種演算等を行なうCPU81
と、CPU81が演算等を行なうためのプログラムが格
納されているプログラムメモリ82と、各種データが格
納されているデータメモリ83と、各種データの入力や
作動開始等の指示に関する入力キー84と、インタフェ
ース回路85と、研削終了を知らせるブザー86と、各
種モータを制御するための制御回路87とを有して構成
されている。インタフェース回路85には、レンズ形状
測定装置100と、ローラー21に設けられている研削
終了センサ29と接続されている。
【0021】制御回路87内には、各種モータ用の駆動
回路が設けられており、図5に示すように、DCモータ
62の駆動回路は、研削時用の駆動回路87aと、研削
開始・終了時用の駆動回路87bがある。この駆動回路
87a,87bからの出力は、切り換えスイッチ88に
より切り換えることができるようになっている。なお、
研削開始・終了時用の駆動回路87bは、CPU81か
らの指示の他に、位置検出器70からの信号に基づいて
動作する。
【0022】次に、本実施例の動作について図6から図
8に示すフローチャートに従って説明する。まず、すで
に測定済、または予め与えられているフレーム枠形状デ
ータ(ρn,θn )(n=0,1,2…n)を基にレ
ンズコバ厚を測定する。なお、ρn は、レンズLEの
中心から目的の周縁上の点までの距離、つまりレンズ半
径で、θn は、レンズLEの中心を通る基線から目的
の周縁上の点までの角度である。また、このフレーム形
状データは、制御部80のデータメモリ83に予め記憶
されている。
【0023】図9(a),(b)に示すように、クラッ
チ106を接続し、Y方向移動テーブル103をコバ厚
測定部120bがレンズR1面の第1番目のフレーム枠
形状データ(ρ0 ,θ0 )に対応する位置までY方
向移動モータ105を回転させて、移動させる。次に、
モータ13,22,35を駆動して、レンズR1面の所
定点(ρ0 ,θ0 )がコバ厚測定部120bに当接
するところまで、レンズLEを移動させる。そして、(
ρ0 ,θ0 )におけるX方向移動テーブル112の
移動量X10をエンコーダ116で読み取る。
【0024】(ρ0 ,θ0 )におけるX方向移動テ
ーブル112の移動量X10を読み取ると、レンズ回転
モータ35をθ1 に対応する分だけ駆動し、レンズL
Eを回転させると供に、Y方向移動モータ105をρ1
 に対応する分だけ駆動し、コバ厚測定部120bを移
動させて、コバ厚測定部120bをレンズR1の点(ρ
1 ,θ1)に当接させる。そして、(ρ1 ,θ1 
)におけるX方向移動テーブル112の移動量X11を
エンコーダ116で読み取る。以上の動作を(ρn ,
θn )まで繰り返し、それぞれの点でのX方向移動テ
ーブル112の移動量X12,X13,…,X1nを読
み取る。読み取ったデータは、制御部80のデータメモ
リ83に記憶される(ステップ1)。
【0025】R1面全周に関して測定が終了すると、横
移動用モータ13および上下動モータ22を駆動して、
レンズLEがコバ厚測定部120bから離れるよう、ヘ
ッドフレーム2を移動させる。そして、レンズ形状測定
装置100のY方向移動モータ105を駆動し、測定子
120が引っ込む方向へ、つまりY方向移動テーブル1
03を(+)Y方向へ移動させる。測定子120が引っ
込むと、測定軸回転モータ125を駆動し、測定子12
0を180°反転させる。次に、横移動用モータ13を
駆動し、レンズLEがコバ厚測定部120bに近づくよ
う、ヘッドフレーム2を移動させる。その後、Y方向移
動モータ105を駆動し、コバ厚測定部102bがレン
ズR2面の第1番目のフレーム枠形状データ(ρ0 ,
θ0 )に対応する位置まで、Y方向移動テーブル10
3を移動させる。そして、図9(c)に示すように、モ
ータ13,22,35を駆動して、レンズR2面の所定
点(ρ0 ,θ0 )がコバ厚測定部120bに当接す
るところまで、レンズLEを移動させて、(ρ0 ,θ
0 )におけるX方向移動テーブル112の移動量X1
0をエンコーダ116で読み取る。以下、R1面測定の
時と同様にR2面に関しても、(ρn ,θn )まで
のX方向移動テーブル112の移動量X1nを読み取り
、これを制御部80のデータメモリ83に記憶する(ス
テップ2)。
【0026】レンズR1面およびR2面のX方向移動テ
ーブル112の移動量を、すべて測定すると、制御部8
0のCPU81は、プログラムメモリ82内のプログラ
ムに基づき、レンズLEの周縁の各点(ρ0 ,θ0 
),…,(ρn ,θn )におけるコバ厚を(数1)
で算出する(ステップ3)。 Xn=|X1n−X2n|…(数1) 次に、レンズLEの全周におけるコバ厚の平均値Xを(
数2)で求める(ステップ4)。 X=(X0+X1+…+Xn)/n =(|X10−X20|+|X11−X21|+…+|
X1n−X2n|)/n…(数2)  次に、コバ厚の
平均値Xを基にして、研削荷重Jを決定する(ステップ
5,…10)。 コバ厚の平均値Xを求めた後、各種市販レンズのうち、
最大コバ厚レンズのコバ厚と最小コバ厚レンズのコバ厚
とを加算したものtの1/2、または最大中心厚レンズ
の中心厚さと最小中心厚レンズの中心厚さとを加算した
ものt′の1/2と、平均値Xとを比較して、以下のよ
うに、研削荷重Jを決定する。なお、t/2やt′/2
の値は、予めデータメモリ83に記憶されている。
【0027】X>t/2ort′/2の場合には、研削
荷重Jを約5kgと大きめに設定する。X≒t/2or
t′/2の場合には、研削荷重Jを約3.5kgと設定
する。X<t/2ort′/2の場合には、研削荷重J
を約2kgと小さめに設定する。なお、ここで設定され
た研削荷重Jは、一例を示すもので、本発明を限定する
ものではない。
【0028】次に、このように設定された研削荷重Jが
レンズLEにかかるように、DCモータ62がヘッドフ
レーム2に対して、かけなければならないトルクTを決
定する(ステップ11)。トルクTの決定は、以下の手
順で行なう。図10および図11に示すように、支持軸
7の中心をO、レンズ押え軸30aの中心をO′、OO
′間の長さをL、ヘッドフレーム2の重心位置をG、そ
の重量をG0、OGの長さをl、中心O′における垂直
方向の荷重をW、その反力をW′(W=W′)、O,O
′を結ぶ線が水平となす角をαとすると、中心Oの回り
のモーメントは、 LW′cosα=lG0 cosα…(数3)となる。
【0029】ここで、W′cosα=Wcosαであり
、Wcosαは、ヘッドフレーム2の自重により、砥石
3からレンズLEが受ける荷重F1を表わしている。 F1=Wcosα=l/LG0 cosα…(数4)ま
た、DCモータ62の駆動により、レンズLEが砥石3
から受ける荷重F2は、DCモータ62のトルクをT、
セクタギヤ61の半径をR、ピニオン62aの半径をr
とすると、 F2=T/r×R/L…(数5) として表すことができる。したがって、研削荷重Jは、
J=F1±F2 =l/LG0 cosα±T/r×R/L…(数6)と
表すことができるので、この式(数6)に、先ほど決定
した研削荷重J研削荷重を代入して、DCモータ62の
トルクTを決定する。なお、(数6)は、予めプログラ
ムメモリ82内に記憶されており、研削荷重Jが決定す
ると、直ちに、CPU81は、(数6)を用いてトルク
Tを算出することになる。
【0030】算出されたトルクTは、CPU81からイ
ンターフェース回路85を介して、制御回路87に出力
され、DCモータ62は、このトルクTを発生する。こ
のとき、ほぼ同時に、CPU81からの指示に従って、
レンズ回転モータ35や砥石回転モータ5等も駆動を開
始して、レンズLEの研削が始まる(ステップ12)。   レンズLEの研削が終了に近づくと、ヘッドフレー
ム2の先端側下部に固設されている当て止め部材24と
上下動軸20の上端に設けられているローラー21とが
当接し始める。この当接が一定時間続くと、研削が終了
したことになり、これを研削終了センサ29が検知して
、CPU81に知らせる(ステップ13)。
【0031】CPU81は、これを受けて、研削終了ブ
ザー86を鳴らすと共に(ステップ14)、制御回路8
7の切り換えスイッチ88を研削時用の駆動回路87a
から研削開始・終了時用の駆動回路87bに切り換えて
、ヘッドフレーム2の退避動作をさせる(ステップ15
)。ヘッドフレーム2の退避動作は、DCモータ62の
駆動により行なわれる。DCモータ62の駆動は、CP
U81からの指示に従って開始され、位置検知信号70
からの値が予め定められた値になるまで行なわれる。 つまり、ヘッドフレーム2の先端部がある程度上昇して
、レンズLEと砥石3とが所定距離だけ離るまで退避動
作は、行なわれる。以上、本実施例によれば、レンズL
Eを、このレンズLEの平均コバ厚に基づいて定められ
た最適な研削荷重Jにより研削することができる。
【0032】次に、レンズ研削装置の他の実施例につい
て図12に基づき説明する。第1の実施例は、ロータリ
ー型のモータ62を用いてヘッドフレーム2を揺動させ
るものであるが、本実施例は、リニアモータ204を用
いてヘッドフレーム2を揺動させるものである。なお、
本実施例は、ヘッドフレーム2を揺動させる機構以外は
第1の実施例と同様なので、他の部位に関する説明を省
略する。本体フレーム1には、支持軸201が設けられ
ており、この支持軸201にガイド板203が揺動可能
に設けられている。ガイド板203には、互いに平行に
ガイドレール205と長孔203aとが設けられている
。ガイドレール205には、リニアモータ204が滑動
可能に取付けられ、長孔203には、ヘッドフレーム2
の側部に固設されているピン202が摺動可能に挿入さ
れている。このピン202は、リニアモータ204の爪
206a,206bの間に挾まっている。
【0033】次に、本実施例の動作について説明する。 リニアモータ204は、制御回路87を介してCPU8
1からの指示に従って駆動する。リニアモータ204が
ガイドレール205に沿って滑動すると、爪206a,
206bの間に挾まっているピン202が長孔203a
に沿って摺動する。このピン202の移動により、ピン
202が側部に固設されているヘッドフレーム2は、支
持軸7を中心として揺動し、レンズLEと砥石3との間
に研削荷重がかかる。このように、リニアモータ204
を用いても、レンズLEをCPU81によって定められ
た最適な研削荷重Jで研削することができる。
【0034】以上、本発明に係る各種実施例について説
明したが、モータ62,204とヘッドフレーム2との
連結は、以上説明した機構でなくとも、モータ62,2
04からの出力が確実にヘッドフレーム2に伝われば、
どのような機構でも良い。また、以上の実施例は、いず
れもヘッドフレーム2が揺動するものであるが、ヘッド
フレーム2が直線的に移動するものに適用しても良い。 また、以上の実施例は、いずれも砥石3に対してレンズ
LEが移動するものであるが、砥石3が移動するものに
本発明を適用しても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、被加工レンズに対する
砥石の目的の研削荷重に応じた駆動力を発生する駆動源
を用いたので、ヘッドフレームを重くすることなく研削
荷重を増すことができると供に、容易に研削荷重を適切
な値に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のレンズ研削装置の全体
斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例のレンズ形状測定装置の
全体斜視図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る一実施例の制御部のブロック図で
ある。
【図5】本発明に係る一実施例の制御回路のブロック図
である。
【図6】
【図7】
【図8】本発明に係る一実施例の研削動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明に係る一実施例のレンズコバ厚測定の動
作を説明するための説明図である。
【図10】
【図11】本発明に係る一実施例の研削荷重設定を説明
するための説明図である。
【図12】本発明に係る他の実施例のレンズ研削装置の
要部側面図である。
【図13】従来のレンズ研削装置の全体側面図である。
【符号の説明】
1…本体フレーム、2…ヘッドフレーム、3…砥石、5
…砥石回転モータ、12…ラック、13…横移動用モー
タ、20…上下動軸、21…ローラ、22…上下動モー
タ、24…当て止め部材、30a…レンズ押え軸、30
b…レンズ受け軸、35…レンズ回転モータ、61…セ
クタギア、62…DCモータ、62a…ピニオン、80
…制御部、86…ブザー、100…レンズ形状測定装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工レンズを支持する支持機構と、該被
    加工レンズの周縁を研削する砥石とを備え、該支持機構
    と該砥石とのうち、少なくとも一方を移動させて該被加
    工レンズを目的の形状に研削するレンズ研削装置におい
    て、前記被加工レンズに対する前記砥石の目的の研削荷
    重に応じた駆動力を前記一方にかける駆動源を設け、前
    記一方の変位に前記駆動源の駆動端の変位が追従するよ
    う、該一方と該駆動源の駆動端とを連結することを特徴
    とするレンズ研削装置。
  2. 【請求項2】被加工レンズの周縁を研削する砥石と、前
    記被加工レンズを支持すると共に、該砥石と支持してい
    る該被加工レンズとの相対距離が変化するよう、所定位
    置を中心として揺動可能に設けられているレンズ支持機
    構と、前記被加工レンズに対する前記砥石の目的の研削
    荷重に応じた駆動力を発生する駆動源と、前記所定位置
    を中心として前記レンズ支持機構と共に揺動するギアと
    、前記駆動源の回転軸に設けられ、前記ギアと噛合する
    ギアとを、備えていることを特徴とするレンズ研削装置
  3. 【請求項3】予め与えられた、または測定により得られ
    たレンズ周縁厚さに基づき、前記駆動源の駆動力を決定
    し、決定した駆動力を該駆動源に出力させる制御手段を
    備えていることを特徴とする請求項1または2記載のレ
    ンズ研削装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、レンズ周縁厚さの平均値
    に基づき前記駆動源の駆動力を決定することを特徴とす
    る請求項3記載のレンズ研削装置。
  5. 【請求項5】レンズ周縁厚さを測定する周縁厚さ測定手
    段を備えていることを特徴とする請求項3または4記載
    のレンズ研削装置。
  6. 【請求項6】前記被加工レンズの研削が終了すると、研
    削終了を知らせる出力手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4または5記載のレンズ研削装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0606034A1 (fr) * 1993-01-08 1994-07-13 ESSILOR INTERNATIONAL Compagnie Générale d'Optique Machine à meuler des lentilles ophtalmiques
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