JPH10217086A - 眼鏡フレームの玉型形状測定装置 - Google Patents

眼鏡フレームの玉型形状測定装置

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JPH10217086A
JPH10217086A JP28696197A JP28696197A JPH10217086A JP H10217086 A JPH10217086 A JP H10217086A JP 28696197 A JP28696197 A JP 28696197A JP 28696197 A JP28696197 A JP 28696197A JP H10217086 A JPH10217086 A JP H10217086A
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frame
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型板保持手段が保持されたことを検知し、そ
の結果に基づいて位置制御手段により型板用測定子を測
定基準位置に配置させるように構成した眼鏡フレームの
玉型形状測定装置を提供する。 【解決手段】 眼鏡フレームのレンズ枠LFの玉型を保
持する玉型保持手段111と、保持された玉型112を
測定する玉型用測定子219とを備えた眼鏡フレームの
玉型形状測定装置において、玉型保持手段111に玉型
112が保持されたことを検知するためのマイクロスイ
ッチ223と、マイクロスイッチ223により検知され
た結果に基づいて玉型用測定子219を測定基準位置に
配置させる測定位置決手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡フレームのレンズ
枠又は型板等の玉型の形状を測定するための眼鏡フレー
ムの玉型形状測定装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来の玉型形状測定装置は、例えば特開平
6−194153号公報に開示されているように、ベー
ス上にレンズ枠測定用の測定子と型板測定用の測定子と
を所定間隔離して併置させ、型板測定時には技術者の手
動により型板測定用の測定子を起こし、測定基準位置で
ある型板測定位置に配置して型板の形状を測定するよう
に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな玉型形状測定装置では、型板測定用の測定子のセッ
ト作業が煩雑で面倒であった。
【0004】また、技術者が型板の形状を測定する際
に、型板測定用の測定子をセットし忘れていたり、型板
測定からレンズ枠測定に変更する際に、型板測定用の測
定子を収納し忘れていたりする虞があった。
【0005】そのため、誤って眼鏡フレームを型板測定
用の測定子に衝突させ、眼鏡フレームを変形あるいは損
傷させてしまう虞があった。
【0006】また、型板測定用の測定子のみならず、レ
ンズ枠測定用の測定子の位置決を十分かつ慎重に行わな
ければならない。なぜなら、型板等の玉型をレンズ枠測
定用の測定子に衝突させる虞があり、レンズ枠が保持さ
れているのか玉型保持手段が保持されているのか検知す
る必要がある。
【0007】そこで、この発明の第一の目的は、上記課
題を解決するために、玉型用測定子による玉型測定が開
始されたときに、位置制御手段により玉型用測定子を測
定基準位置に配置させるように構成した眼鏡フレームの
玉型形状測定装置を提供することにある。
【0008】また、この発明の第二の目的は、上記課題
を解決するために、玉型保持手段が保持された検知結果
及び玉型用測定子による玉型測定の開始信号に基づいて
位置制御手段により玉型用測定子を測定基準位置に配置
させるように構成した眼鏡フレームの玉型形状測定装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この第一の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、眼鏡フレームのレンズ枠
の玉型を保持する玉型保持手段と、保持された玉型を測
定する玉型用測定子とを備えた眼鏡フレームの玉型形状
測定装置において、玉型用測定子による玉型測定を開始
するための玉型測定開始手段と、玉型測定開始手段によ
る測定開始に基づいて玉型用測定子を測定基準位置に配
置させる測定子位置決手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】また、第二の目的を達成するために、請求
項2の発明は、眼鏡フレームのレンズ枠を保持するレン
ズ枠保持手段と、型板を保持する型板保持手段とを有
し、保持されたレンズ枠又は型板の形状を測定する測定
子を備えた眼鏡フレームの玉型形状測定装置において、
玉型保持手段が装置本体に装着されたことを検知する検
知手段と、検知手段の結果に基づいて玉型用測定子を測
定基準位置に配置させる測定子位置決手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる眼鏡フレ
ームの玉型形状測定装置眼鏡の実施の形態を図面を基に
説明する。
【0012】図2において、1はフレーム形状測定装
置、2はフレーム形状測定装置1からの眼鏡用形状デー
タを基に被加工レンズを眼鏡レンズの形状に研削加工す
る玉摺機(レンズ周縁加工装置)である。
【0013】(1)フレーム形状測定装置1 フレーム形状測定装置1は、図4に示した様に、上面1
0aの中央に開口10bを有する測定装置本体10と、
測定装置本体10の上面10aに設けられたスイッチ部
11を有する。このスイッチ部11には、左右の測定モ
ード切り換え用のモード切換スイッチ12,測定開始用
のスタートスイッチ13,及びデータ転送用の転送スイ
ッチ14を有する。
【0014】また、フレーム形状測定装置1は、図4に
示した様な眼鏡Mの眼鏡枠(メガネフレーム)MFの左
右のレンズ枠LF,RFを保持する眼鏡枠(メガネフレ
ーム)保持機構(保持手段)15,15´及びその操作
機構16を有すると共に、図7に示した様な測定部移動
機構100及びこの測定部移動機構100に支持された
フレーム形状測定部(フレーム形状測定手段)200を
有する。
【0015】この測定部移動機構100はフレーム形状
測定部100を眼鏡枠保持機構15,15´間で移動さ
せるものであり、フレーム形状測定部200は眼鏡枠M
F即ち眼鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)の形状測定を
行わせるものである。そして、これら眼鏡枠保持機構1
5,15´,操作機構16,測定部移動機構100,フ
レーム形状測定部200等は測定装置本体10内に設け
られている。
【0016】尚、図7において、101は測定装置本体
10の下部内に配設されたシャーシである。また、図5
中、17,18はシャーシ101に図示しない部分で上
下に向けて固定され且つ互いに平行に設けられた支持
枠、19は支持枠18の外面(支持枠17とは反対側の
面)に突設された係止ピン、20は支持枠18の上端部
に設けられた円弧状スリット、21,22は支持枠1
7,18に設けられた取付孔である。この取付孔22は
円弧状スリット20と係止ピン19との間に位置させら
れ、円弧状スリット20は取付孔22と同心に設けられ
ている。
【0017】<操作機構16>操作機構16は、支持枠
17,18の取付孔21,22に回転自在に保持された
操作軸23と、操作軸23の一端部(支持枠18側の端
部)に固定された従動ギヤ24と、支持枠18及び測定
装置本体10の正面10cを貫通する回転軸25と、回
転軸25の一端部に固定(され(又は一体に設けられ)
且つ従動ギヤ24に噛合する駆動ギヤ26と、回転軸2
5の他端部に取り付けられた操作レバー27を有する。
図中、23aは操作軸23に設けた偏平部で、この偏平
部23aは操作軸23の両端部近傍まで設けられてい
る。
【0018】尚、測定装置本体10には上面10a及び
正面10cに跨る凹部28が形成され、この凹部28の
上面には円弧状の突部29が形成され、上面10aには
突部29の左右に位置させて「開」,「閉」が付されて
いる。そして、凹部28の正面に上述した操作レバー2
7が配設され、操作レバー27の上端部に設けられた折
曲部すなわち指示部27aが突部29上を移動するよう
になっている。
【0019】また、従動ギヤ24と係止ピン19との間
には、枠保持(上述の「閉」に対応)及び枠保持解除
(上述の「開」に対応)を行わせる2位置保持機構(2
位置保持手段)30が設けられている。
【0020】この2位置保持機構30は、上述の円弧状
スリット20と、従動ギヤ24の側面に突設され且つ円
弧状スリット20を貫通する可動ピン31と、可動ピン
31と係止ピン19との間に介装されたスプリング(引
っ張りコイルバネ)32を有する。この円弧状スリット
20は、上述の様に取付孔22と同心となっているの
で、従動ギヤ24,操作軸23とも同心となっている。
この為に、可動ピン31は、スプリング32の引張力に
より円弧状スリット20の両端部20a,20bのいず
れか一方に保持されることになる。
【0021】更に、操作機構16は、操作軸23の長手
方向に移動可能に且つ周方向に僅かに相対回転可能に保
持された一対の筒軸33,33を有する。この筒軸33
内の切円状挿通孔33aの偏平部33bと操作軸23の
偏平部23aとの間には図5(b),(c)に示した様に僅か
な間隙Sが形成されている。この筒軸33,33には自
己の弾性力により伸縮可能な弾性部を有する紐状体34
(図5(a)では一方のみを図示)がそれぞれ取り付けら
れている。この紐状体34は、筒軸33に一端部が固定
されたスプリング(弾性部)35と、スプリング35の
他端部に連設されたワイヤ36を有する。
【0022】<枠保持機構15,15´>この枠保持機
構15,15´は同じ構造であるので、枠保持機構15
についてのみ説明する。
【0023】枠保持機構15は、水平方向に移動可能に
且つ互いに相対接近・離反可能に測定装置本体10内に
保持された一対の可動枠37,37を有する。この各可
動枠37は、水平板部38と、この水平板部38の一端
部に上下に向けて連設された鉛直板部39からL字状に
形成されている。そして、鉛直板部39には筒軸33が
回転自在に且つ軸方向には移動不能に保持されている。
【0024】また、枠保持機構15は、図6に示した様
に可動枠37,37の水平板部38,38間に介装され
た引っ張りコイルスプリング40と、水平板部38の先
端縁部の中央に固定された支持板41と、支持板41の
水平板部38上方に突出する部分と鉛直板部39との間
に配設されたツメ取付板42を有する。このツメ取付板
42は、一側部42aの軸状の支持突部42cを中心に
回動可能に支持板41と鉛直部39に保持されている。
尚、ツメ取付板42の後部側の軸状の支持突部の図示は
省略してある。
【0025】このツメ取付板42の他側部42bの先端
には軸状で先細りテーパ状の保持ツメ43が突設され、
ツメ取付板42の他側部の後端部には軸状の保持ツメ4
4の後端部が支持軸45で回動可能に保持されている。
この保持ツメ44は、基部44aが図5(d)に示した
様に方形板状に形成され且つ先端部が先細りテーパ状に
形成されていると共に、支持軸45を中心に回動して、
保持ツメ43に対して相対接近・離反するようになって
いる。しかも、保持ツメ44の先端部とツメ取付板42
とは、支持軸45に捲回した図示しないトーションスプ
リングで常時開く方向にバネ付勢されている。
【0026】更に、鉛直板部39には、保持ツメ44の
上方に位置させて、L字状の係合ツメ46が突設されて
いる。この係合ツメ46の先端部の下方に延びるエッジ
状爪部46aは保持ツメ44に係合させられている。こ
れにより、ツメ保持板42の他側部42bが一側部42
aを中心に上方に回動させられると、保持ツメ43,4
4の間隔がトーションスプリング(図示せず)にバネ力
に抗して狭められる様になっている。なお、図5(d)
に示すように、係合ツメ46のエッジ状爪部46aは、
保持ツメ44の略中央部に係合する。また、係合ツメ4
6と筒軸33との間には、鉛直板部39に回転自在に保
持させたアイドルプーリ47が配設されている。このア
イドルプーリ47には上述したワイヤ36が支持され、
ワイヤ39の端部が両側部42a,42b間に位置させ
てツメ取付板42に固定されている。
【0027】また、各可動枠37,37は対向部側が図
4,図6に示したフレームガイド部材48でカバーされ
ている。このフレームガイド部材48は、水平板部38
の先端に固定された鉛直板部48aと、鉛直板部39の
上端に固定された水平板部48bと、板部48a,48
bが連設するコーナに連設され且つ水平板部48b側に
傾斜する傾斜ガイド板部48cを有する。そして、鉛直
板部48aには保持ツメ43,44に対応して開口48
dが形成され、保持ツメ44は開口48dから突出させ
られている。また、保持ツメ43の先端部は、保持ツメ
44,43が図6(a),(b)の如く最大に開いている状態
では、開口48d内に位置するようになっている。
【0028】この様な構成において、フレームガイド部
材48,48の傾斜ガイド板部48c,48cは、上端
に向うにしたがって互いに開く方向に傾斜している。従
って、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠(メガネフレーム)MF
を図6(a)の如く傾斜ガイド板部48c,48c間に配
設して、眼鏡枠MFをコイルスプリング40のバネ力に
抗して上から押し下げると、傾斜ガイド板部48c,4
8cのガイド作用により、フレームガイド部材48,4
8の間隔が広げられて、眼鏡枠MF即ち眼鏡枠MFのレ
ンズ枠LF(RF)が保持ツメ43,43上まで移動さ
せられて保持ツメ43,43に係止される。
【0029】この様な状態において、操作レバー27を
「開」位置から「閉」位置に回動操作すると、この回動
が回転軸25,ギヤ26,24,操作軸23を介して筒
軸33に伝達されてスプリング35の一部が筒軸33に
捲回されることにより、スプリング35に連設されたワ
イヤ36を介してツメ取付板42が一側部42aを中心
に上方に回動させられ、保持ツメ43,44の間隔が図
6(c)の如く狭められて、眼鏡枠MF即ち眼鏡枠MFの
レンズ枠LF(RF)が図6(c)の如く保持ツメ43,
44間に保持される。この位置では、可動ピン31が円
弧状スリット20下端部20aにスプリング32のバネ
力により保持されることになる。
【0030】尚、眼鏡枠MF即ち眼鏡枠MFのレンズ枠
LF(RF)を保持ツメ43,44間から取り外す場合
には、操作レバー27を上述とは逆に操作することによ
り、各部材が上述とは逆に動作する。
【0031】<測定部移動機構100>この測定部移動
機構100は、枠保持機構15,15´の配設方向に間
隔をおいてシャーシ101上に固定した支持板102,
103と、支持板102,103間の上部に渡架したガ
イドレール104を有する。尚、このガイドレール10
4は2本設けられているが、他方の図示は省略してい
る。また、この2本のガイドレール104,(他方図示
せず)は、紙面と直交する方向に間隔をおいて平行に配
設されている。なお、図7,8は図4の測定部移動機構
を概略的に示している。
【0032】また、測定部移動機構100は、ガイドレ
ール104の延びる方向に移動自在にガイドレール10
4,(他方図示せず)に保持されたスライドベース105
と、ガイドレール104,(他方図示せず)間の下方に位
置させて支持板102,102に回転自在に保持された
送りネジ106と、送りネジ106を回転駆動する測定
部移動用モータ107を有する。
【0033】尚、送りネジ106はガイドレール104
と平行に設けられ、測定部移動用モータ107はシャー
シ101に固定されている。しかも、スライドベース1
05には下方に延びる鉛直板部105aが一体に設けら
れていて、この鉛直板部105aの図示しない雌ネジ部
には送りネジ106が螺着されている。これにより、送
りネジ106を回転操作することにより、スライドベー
ス105が図7中左右に移動操作されるようになってい
る。
【0034】図7中、108はシャーシ101の左端上
に固定された上下に延びる支持板、109は支持板10
8の上端に左端が固着されたホルダ支持片、110はホ
ルダ支持片109の先端部側面に取り付けられたマイク
ロスイッチ(センサ)である。このマイクロスイッチ1
10は、フレーム枠形状(玉型形状)に形成された型板
あるいはデモレンズ等の玉型を保持する玉型ホルダ11
1を検出するために用いられる。なお、このマイクロス
イッチ110は図5の支持枠17あるいは18に取り付
け、保持ツメ43,44が玉型ホルダ111を保持する
際に可動枠37,37が接触することによって、玉型ホ
ルダ111を保持したことを検出してもよい。
【0035】この玉型ホルダ111は、玉型保持板部1
11aと、この玉型保持板部111aの一端部に下方に
向けて連設された玉型フィラー起立用板部111bとか
ら断面形状がL字状に形成されている。そして、玉型保
持板部111aには玉型保持ボス部111cが一体に設
けられ、玉型保持ボス部111cには玉型112が保持
されている。
【0036】図7中、113は玉型保持板部111aの
他端に保持された固定ネジで、この固定ネジ113によ
り玉型保持板部111aをホルダ支持片109の先端部
上に固定すると、玉型保持板部111aがマイクロスイ
ッチ110の感知レバー110aに当って、玉型112
の測定可能状態であることが検出される様になってい
る。
【0037】<フレーム形状測定部200>図7に示し
たフレーム形状測定部200は、スライドベース105
を貫通し且つこのスライドベース105に回転自在に保
持された回転軸201と、回転軸201の上端部に取り
付けられた回転ベース202と、回転軸201の下端部
に固定されたタイミングギヤ203と、回転軸201に
隣接してスライドベース105上に固定されたベース回
転モータ204と、ベース回転モータ204の出力軸2
04aに固定されたタイミングギヤ205と、タイミン
グギヤ203,205間に掛け渡されたタイミングベル
ト206を有する。尚、出力軸204aは、スライドベ
ース105を貫通して下方に突出している。207,2
08は回転ベース202の両端部に突設された支持板で
ある。
【0038】また、フレーム形状測定部200は、計測
部210と、測定子位置決手段250を有する。
【0039】(計測部210)計測部210は、支持板
207,208の上部間に渡架した2本のガイドレール
211,(他方図示せず)と、このガイドレール211,
(他方図示せず)に長手方向に移動自在に保持された上ス
ライダ212と、上スライダ212の移動方向の一端部
を上下に貫通する測定軸213と、測定軸213の下端
部に保持されたローラ214と、測定軸213の上端部
に設けられたL字状部材215と、L字状部材215の
上端に設けられた測定子(フィラー)216を有する。
この測定子216の先端は測定軸213の軸線と一致さ
せられている。尚、この測定軸213は、上スライダ2
12に上下動自在且つ軸線回りに回転自在に保持されて
いる。
【0040】しかも、計測部210は、上スライダ21
2のガイドレール211に沿う移動量(動径ρi)を測
定して出力する動径測定手段217と、測定軸213の
上下方向(Z軸方向)の移動量すなわち測定子216の
上下方向の移動量Ziを測定して出力する測定手段21
8を有する。この測定手段217,218にはマグネス
ケールやリニアセンサを用いることができ、その構造は
周知であるのでその説明は省略する。また、計測部21
0は、上スライダ212の他端部上に配設され且つ水平
断面が蒲鉾状に形成された玉型用測定子219と、玉型
用測定子219を上スライダの212の移動方向に起倒
自在に上スライダ212の他端部上の突部212aに取
り付けている回動軸220を有する。
【0041】この玉型用測定子219は、回動軸220
の近傍に位置して測定面側とは反対側に突出する起立駆
動片219aと、上スライダ212の側方に突出するス
イッチ操作片219bとを有する。この上スライダ21
2の側面と起立駆動片219aの基部側面との間にはス
プリング221が介装されている。しかも、スプリング
221は、玉型用測定子219が図7(a)のごとく倒伏
している状態では、スプリング221が回動軸220の
上方に位置して、玉型用測定子219を倒伏位置に保持
すると共に、玉型用測定子219が図7(b)のごとく起
立している状態では、スプリング221が回動軸220
の下方に位置して、玉型用測定子219を起立位置に保
持する様に設定されている。
【0042】尚、この起立位置では、玉型用測定子21
9は図示しないストッパで図7中右側に倒れないように
なっている。しかも、上スライダ212の側面には、玉
型用測定子219が倒伏しているのを検出する手段とし
てのマイクロスイッチ(センサ)222と、玉型用測定
子219が起立しているのを検出する手段としてのマイ
クロスイッチ(センサ)223が設けられている。
【0043】しかも、図7(a)の状態において、測定部
移動用モータ107を作動させて、スライドベース10
5を図7中左方に移動させると、起立駆動片219aの
先端が玉型ホルダ111の玉型フィラー起立用板部11
1bに当って、スプリング221のバネ力に抗して玉型
用測定子219が回動軸220を中心に時計回り方向に
回動させられる。この回動に伴い、スプリング221が
回動軸220を越えて上方に移動すると、このスプリン
グ221のバネ力により玉型用測定子219が起立させ
られて、この玉型用測定子219が図示しないストッパ
とスプリング221の作用により起立位置に図7(b)の
如く保持される様になっている。
【0044】このマイクロスイッチ222は玉型用測定
子219の倒伏時に玉型用測定子219の測定面で直接
ONさせられ、マイクロスイッチ223は玉型用測定子2
19の起立時にスイッチ操作片219bでONさせられる
様になっている。208aは支持板208に設けられた
ストッパ、224は支持板208に取り付けられたアー
ム、225はアーム224の先端部に取り付けられたマ
イクロスイッチ(センサ)である。このマイクロスイッ
チ225は、上スライダ212がスライダストッパ20
8aに当接したときにONして、上スライダ212の初期
位置を検出する様になっている。
【0045】また、支持板207の上部側面にはプーリ
226が回転自在に保持され、上スライダ212の一端
部にワイヤ227の一端部が固定され、ワイヤ227の
他端部にスプリング228の一端部が係止され、スプリ
ング228の他端部がアーム224の先端部に取り付け
られている。尚、ワイヤ227はプーリ226に掛け渡
されている。
【0046】(測定子位置決手段250)この測定子位
置決手段250は、支持板207,208の下部間に渡
架された2本のガイドレール251,(他方図示せず)
と、ガイドレール251,(他方図示せず)に長手方向に
移動自在に保持された下スライダ252と、下スライダ
252の下方に位置させて回転ベース202に固定され
た駆動モータ253と、駆動モータ253に近接させて
回転ベース202の側面の略中央部付近に突設された係
止ピン(ストッパ)254を有する。
【0047】下スライダ252の下面にはラック歯25
5が移動方向に配列され、下スライダ252の側面には
移動方向に間隔をおいて係止ピン(ストッパ)256,
257が突設され、駆動モータ253の出力軸にはラッ
ク歯255に噛合するギヤ258が固定されている。し
かも、係止ピン256は係止ピン257よりも僅かに上
方に位置させられ、下スライダ252の側方には軸昇降
操作部材259が配設されている。
【0048】この軸昇降操作部材259は、係止ピン2
56,257間に配設された長片259aと、長辺25
9aの下端に下方斜めに向けて一体に設けられた短片2
59bからL字状に形成されている。この軸昇降操作部
材259は、折曲部の部分が回動軸260で下スライダ
252の側面の上下方向中間部に回動自在に保持されて
いる。また、短片259bの先端部と下スライダ252
の側面上部との間にはスプリング261が介装されてい
る。
【0049】このスプリング261は、長片259aが
係止ピン256に当接している位置では、回動軸260
より上方に位置して係止ピン256に長片259aを押
し付け、長片259aが係止ピン257に当接している
位置では、回動軸260より下方に位置して係止ピン2
57に長片259aを押し付ける様になっている。
【0050】また、下スライダ252の一端部には上方
に延びる支持板262が設けられ、この支持板262に
は上端部を貫通する押圧軸263が下スライダ252の
移動方向に進退動可能に保持されている。この押圧軸2
63の一端部には抜け止め用のリテーナ264が取り付
けられ、押圧軸263の他端部には上スライダ212の
一端部端面212bに臨む大径の押圧部263aが一体
に設けられ、この大径部263aと支持板262との間
には押圧軸263に捲回したスプリング265が介装さ
れている。そして、この押圧部263aは上スライダ2
52の一端部端面212bに、スプリング228,26
5のバネ力(付勢力)で当接させられている。
【0051】この様な構造のフレーム形状測定装置い1
は、後述するように、眼鏡枠Fまたは玉型形状を角度θ
iに対する動径ρiとして求めて、即ち極座標形式のレン
ズ形状情報(θi,ρi)として求めることができるよう
になっている。
【0052】(2)玉摺機2 玉摺機2は、図2に示した様に、被加工レンズの周縁を
研削加工する加工部60(詳細図示略)を有する。この
加工部60には、キャリッジの一対のレンズ回転軸間に
被加工レンズを保持させて、このレンズ回転軸の回動と
キャリッジの上下回動をレンズ形状情報(θi,ρi)に
基づいて制御し、被加工レンズの周縁を回転する研削砥
石で研削加工するものである。この構造は、周知である
のでその詳細な説明は省略する。
【0053】この玉摺機2は、操作パネル部(キーボー
ド)61をデータ入力手段として有し、液晶表示パネル
(表示装置)62を表示手段として有すると共に、加工
部60,液晶表示パネル62を制御する制御回路(制御
手段)63(図1参照)を有する。
【0054】また、玉摺機2は、図9に示した様に、フ
レーム形状測定装置1により測定された玉型形状情報す
なわちレンズ形状情報(θi,ρi)に基づいて被加工レ
ンズのコバ厚を測定する、レンズ厚測定装置(レンズ厚
測定手段)300を有する。このレンズ厚測定装置30
0の構成・作用は特願平1-9468号に詳述したもの
と同じである。
【0055】<レンズ厚測定手段>このレンズ厚測定装
置はパルスモータ336の駆動により前後動されるステ
ージ331を有し、このステージ331には被加工レン
ズLを挟持するフィラー332,334が設けられてい
る。このフィラー332,334は、バネ338,33
8で互いに接近する方向に付勢されて、常にレンズLに
前面(前屈折面)及び後面(後屈折面)に当接するよう
になっている。また、フィラー332,334は図10
(A)に示すように回転自在に軸支された半径rの円板
332a,334aを有している。
【0056】一方、図示しないキャリッジのレンズ回転
軸304,304はパルスモータ337により回転駆動
可能に設けられていて、このレンズ回転軸304,30
4にレンズLが挟持されている。この結果、レンズLは
パルスモータ337により回転駆動される。尚、レンズ
Lの光軸OLは回転軸304,304の軸線と一致させ
られている。
【0057】パルスモータ337にはメモリ90からの
動径情報(ρi,θi)の内,角度情報θi´が入力され、
その角度に応じてレンズLを基準位置から角度θi回転
させる。他方、パルスモータ336には動径長ρiが入
力され、ステージ331を介してフィラー332,33
4の円板332a,334aを前後移動させて、図9に
示すように光軸OLから動径長ρiの位置に位置づける。
そして、この位置でのフィラー332,334の図10
(A)の移動量ai,biをエンコーダ333,335が
検出し、このエンコーダ333,335からの検出信号
が演算/判定回路91に入力される。
【0058】演算/判定回路91は、bi−ai=Di,D
i−2r=Δiを計算して、レンズ厚Δiを算出する。
【0059】<制御手段等>操作パネル部61には、図
3に示した様に、レンズ周縁及びレンズ周縁のヤゲン研
削加工のための「オート」モードとマニュアル操作用の
「モニター」モード等の切換を行う加工コース用のスイ
ッチ64、眼鏡枠(フレーム)材質選択のための「フレ
ーム」モード用のスイッチ65、旧レンズを活かして新
しいフレームに入れ替える加工のための「枠替え」モー
ド用のスイッチ66、鏡面加工のための「鏡面」モード
用のスイッチ67が設けられている。
【0060】また、操作パネル部61には、瞳孔間距離
PD,フレーム幾何学中心間距離FPD,上寄せ量「U
P」等の「入力変更」モード用のスイッチ68,「+」
入力設定用のスイッチ69,「−」入力設定用のスイッ
チ70,カーソル枠71aの移動操作用のカーソルキー
71,レンズ材質がガラスを選択するためのスイッチ7
2、レンズ材質がプラスチックを選択するためのスイッ
チ73、レンズ材質がポリカーボネイトを選択するため
のスイッチ74,レンズ材質がアクリル樹脂を選択する
ためのスイッチ75が設けられている。
【0061】更に、操作パネル部61には、「左」レン
ズ研削加工用のスイッチ76,「右」レンズ研削加工用
のスイッチ77等のスタートスイッチ、「再仕上/試」
モード用のスイッチ78,「砥石回転」用のスイッチ7
9、ストップ用のスイッチ80,データ要求用のスイッ
チ81、画面用のスイッチ82,加工部60における一
対のレンズ回転軸間の開閉用のスイッチ83,84及び
レンズ厚さ測定開始用のスイッチ85,設定スイッチ8
6等が設けられている。
【0062】制御回路63は、図1に示した様に、フレ
ーム形状測定装置1からのレンズ形状情報(θi,ρi)
を記憶するレンズ枠形状メモリ90と、このレンズ枠形
状メモリ90からのレンズ形状情報(θi,ρi)が入力
される演算/判定回路91と、吸着盤形状メモリ92
と、演算/判定回路91からのデータや吸着盤形状メモ
リ92からのデータを基に画像データを構築して液晶表
示パネル62に画像及びデータを表示させる画像形成回
路93と、画像形成回路93,操作パネル部61,警告
ブザー62等を演算/判定回路93からの制御指令によ
り制御する制御回路94と、演算/判定回路91により
求められた加工データを記憶する加工データメモリ95
と、加工データメモリ95に記憶された加工データに基
づいて上述した加工部60の作動制御をする加工制御部
96を有する。
【0063】次に、この様な構成の装置の演算/判定回
路91による制御について説明する。
【0064】(i)眼鏡枠(眼鏡フレーム)MFのフレー
ム形状測定装置1への保持 この様な構成により、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠(眼鏡フ
レーム)MFの形状を測定する場合には、図9,10に
示した玉型ホルダ111をホルダ支持片109から取り
外しておく。尚、この様な構成において、フレームガイ
ド部材48,48の傾斜ガイド板部48c,48cは、
上端に向うにしたがって互いに開く方向に傾斜してい
る。
【0065】従って、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠(メガネ
フレーム)MFを図6(a)の如く傾斜ガイド板部48
c,48c間に配設して、眼鏡枠MFをコイルスプリン
グ40のバネ力に抗して上から押し下げると、傾斜ガイ
ド板部48c,48cのガイド作用により、フレームガ
イド部材48,48の間隔すなわち可動枠(スライダ)
37,37の間隔が広げられて、眼鏡枠MFのリム即ち
眼鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)が保持ツメ43,4
3上まで移動させられて保持ツメ43,43に係止され
る。
【0066】この様な状態において、操作レバー27を
「開」位置から「閉」位置に回動操作すると、この回動
が回転軸25,ギヤ26,24,操作軸23を介して筒
軸33に伝達されてスプリング35の一部が筒軸33に
捲回されることにより、スプリング35に連設されたワ
イヤ36を介してツメ取付板42が一側部42aを中心
に上方に回動させられ、保持ツメ43,44の間隔が図
6(c)の如く狭められて、眼鏡枠MFのリム即ち眼鏡枠
MFのレンズ枠LF(RF)が図6(c)の如く保持ツメ
43,44間に保持される。この位置では、可動ピン3
1が円弧状スリット20下端部20aにスプリング32
のバネ力により保持されることになる。尚、眼鏡枠MF
のリム即ち眼鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)を保持ツ
メ43,44間から取り外す場合には、操作レバー27
を上述とは逆に操作することにより、各部材が上述とは
逆に動作する。
【0067】(ii)玉型形状測定 <眼鏡フレームのレンズ枠(玉型)の形状測定>一方、
フレーム形状測定装置1の電源をONにすると、フレーム
形状測定装置1の図示しない演算/判断手段(演算/判
断制御回路)にマイクロスイッチ110,222,22
3,225からの信号が入力されて、演算手段によりマ
イクロスイッチ110,222,223,225の検出
状態が判断される。尚、図11(a)においては軸昇降操
作部材259の長片259aがスプリング261のバネ
力により係止ピン257に当接しており、この位置では
測定子216が待機位置(イ)に位置している。また、
測定は、例えば、眼鏡枠MFのレンズ枠LFを測定した
後にレンズ枠RFを測定するように設定しておいた状態
で説明する。
【0068】上述の様に、眼鏡枠MFのレンズ枠LF
(RF)を保持ツメ43,44間に保持させた状態で、
スタートスイッチ13をON操作すると、駆動モータ25
3が作動させられてギヤ258が矢印A1で示した様に
時計回りに回転させられて、下スライダ252が図中右
方に移動させられ、上スライダ212が押圧軸263に
より矢印A2で示した様に図中右方に移動させられて、
測定子216がレンズ枠LFの中央部側に移動させられ
る。
【0069】この際、軸昇降操作部材259が回動軸2
60を中心に矢印A3で示した様に時計回り方向に回動
させられ、測定軸213がローラ214を介して軸昇降
操作部材259により待機位置(イ)から上方に移動
(上昇)させられる。これに伴って、スプリング261
が回動軸260の上方に移動すると、軸昇降操作部材2
59がスプリング260のバネ力により急激に上方に回
動させられて、軸昇降操作部材259の短片259bが
係止ピン254に衝突し、この際の慣性力により測定軸
260が上方に移動させられて、測定子216がレンズ
枠LFの略上縁のハネアゲ位置(ロ)まで急激に上昇さ
せられる。この後に、測定軸260及び測定子216が
僅かに降下して、ローラ214が短片259bに当接
し、測定子216がレンズ枠LFのヤゲン溝の谷部に臨
む測定子挿入位置(フィラー挿入位置)(ハ)に位置さ
せられる。
【0070】この様な移動に伴って、測定子216が測
定子挿入位置(ハ)まで上昇させられると、マイクロス
イッチ225が上スライダ212によりONさせられ、駆
動モータ253が逆転させられて、ギヤ258が図11
(b)に矢印A4で示した様に反時計回り方向に回転させ
られ、下スライダ252が矢印A5で示した様に左方に
移動させられ、測定子213の先端がレンズ枠LFのヤ
ゲン溝51の谷部(中央)に係合させられる。
【0071】この後、更に下スライダ252が矢印A5
で示した様に左方に移動させられると、押圧軸263の
押圧部263aが図8(b)に示した様に上スライダ25
2から離反させられることになる。この位置では測定子
216がスプリング228のバネ力でレンズ枠LFのヤ
ゲン溝51の谷部に付勢される。
【0072】この状態で、ベース回転モータ204を回
転させることにより、測定子216の先端をレンズ枠L
Fのヤゲン溝に沿わせて移動させる。この際、上スライ
ダ212がヤゲン溝の形状に応じガイドレール211に
沿って移動させられると共に、測定軸213がヤゲン溝
の形状に応じて上下方向に移動させられる。
【0073】そして、上スライダ212の移動は動径測
定手段217で検出されて、測定軸213の上下移動は
測定手段218で検出される。尚、この動径測定手段2
17は、支持板208のストッパ208aに当接した位
置からの上スライダ212の移動量を検出する。この測
定手段217,218の出力は図示しない演算制御回路
に入力される。
【0074】この演算制御回路は、測定手段217から
の出力を基にレンズ枠LFのヤゲン溝の谷部の動径ρi
を求め、この動径ρiをベース回転モータ204の回転
角θiに対応させて動径情報(θi,ρi)とし、この動
径情報(θi,ρi)を図示しないメモリに記憶させる。
一方、演算制御回路は、測定手段218からの出力を基
に上下方向(Z軸方向)の移動量Ziを求め、この移動
量Ziを回転角θiに対応させると共に動径ρiに対応さ
せて玉型形状情報(θi,ρi,Zi)を求め、この玉型
形状情報(θi,ρi,Zi)を図示しないメモリに記憶
させる。
【0075】<型板,デモレンズ等の玉型の形状測定>
また、図7(a)の様に玉型ホルダ111を用いて型板や
デモレンズ等の玉型の形状を測定する場合には、玉型ホ
ルダ111aを本体101に装着する際に、マイクロス
イッチ110の感知レバー10aにより玉型112の測
定可能な状態であることを検知され、スタートスイッチ
13をON操作すると、制御回路63は、測定部移動用
モータ107を作動させて、スライドベース105を図
7中左方に移動させる。これにより、起立駆動片219
aの先端が玉型ホルダ111の玉型フィラー起立用板部
111bに当って、スプリング221のバネ力に抗して
玉型用測定子219が回動軸220を中心に時計回り方
向に回動させられる。これにともなって、マイクロスイ
ッチ222がOFFする。
【0076】そして、この回動に伴い、スプリング22
1が回動軸220を越えて上方に移動すると、このスプ
リング221のバネ力により玉型用測定子219が起立
させられて、この玉型用測定子219が図示しないスト
ッパとスプリング221の作用により起立位置に図7
(b)の如く保持される。この起立位置では、マイクロス
イッチ223が玉型用測定子219のスイッチ操作片2
19bによりONさせられ、この信号が図示しない演算制
御回路に入力される。
【0077】この演算制御回路は、このマイクロスイッ
チ223からのON信号を受けると、駆動モータ253を
作動させて、ギヤ258を反時計回り方向に回転させ、
下スライダ252を左方に移動させることにより、押圧
軸263の押圧部263aを図8(a)に示した様に上ス
ライダ252から離反させる。この動作にともない、上
スライダ212がスプリング228のバネ力により左方
に移動させられて、玉型用測定子219の測定面が図8
(a)に示した様に玉型112の周縁に当接させられる。
【0078】この状態で、ベース回転モータ204を回
転させることにより、玉型用測定子219を玉型112
の周縁に沿わせて移動させる。そして、上スライダ21
2の移動を動径測定手段217で検出させて、動径測定
手段217の出力を図示しない演算制御回路に入力させ
る。
【0079】この演算制御回路は、測定手段217から
の出力を基に玉型112の動径ρiを求め、この動径ρi
をベース回転モータ204の回転角θiに対応させて動
径情報(θi,ρi)とし、この玉型形状情報すなわち動
径情報(θi,ρi)を図示しないメモリに記憶させる。
【0080】(iii)玉型形状情報に基づく被加工レンズ
のレンズ厚測定 そして、玉摺機のデータ要求のスイッチ81がONされる
と、上述の様にしてフレーム形状測定装置1で求められ
た型板,デモレンズ等の玉型の玉型形状情報すなわち動
径情報(θi,ρi)、或は、レンズ枠(玉型形状)の玉
型形状情報(θi,ρi,Zi)が玉摺機2のレンズ枠形
状メモリ(玉型形状メモリ)90に転送されて記憶され
る。
【0081】一方、レンズ回転軸304,304間に被
加工レンズLを挟持させて、レンズ厚測定用のスイッチ
85をONさせる。これにより、演算/判定回路91は、
図示しない駆動手段でフィラー332,334間の間隔
を大きく広げると共に、336を作動させてフィラー3
32,335を被加工レンズLの前屈折面と後屈折面に
臨ませた後、図示しない駆動手段によるフィラー33
2,335の拡開力解除して、フィラー332,334
を被加工レンズLの前屈折面と後屈折面に当接させる。
この後、演算/判定回路91は、玉型形状情報(θi,
ρi,Zi)又は動径情報(θi,ρi)に基づいて、パル
スモータ337を作動させてレンズ回転軸304,30
4を回転させて被加工レンズLを回転させると共に、パ
ルスモータ336を作動制御する。この際、演算/判定
回路91は、エンコーダ,335からの出力を基に玉型
形状情報(θi,ρi,Zi)又は玉型形状情報である動
径情報(θi,ρi)におけるレンズ厚Δiを求めて加工
データメモリ95に記憶させる。
【0082】(iv)レンズコバ端の断面表示 次に、スイッチ64をON操作して加工コースを「モニタ
ー」のモードにし、図12示した様なヤゲンシュミレー
ション画面を液晶パネル62に表示させる。この液晶パ
ネル62の左の部分の第1の表示部G0には、玉型形状
情報(θi,ρi)に基づく眼鏡フレームの玉型形状(眼
鏡レンズ形状)400が表示される。
【0083】しかも、玉型形状400の周囲(上下左
右)の第2の表示部G1〜G4には、その上から右回り
に第1側面形状データ像401,第2側面形状データ像
402,第3側面形状データ像403,第4側面形状デ
ータ像404が表示される。尚、405はヤゲン位置を
示し、406はカーソルキー71で移動操作されるカー
ソルを示し、407,407は最小コバ厚の位置(玉型
形状400の端位置である周縁の一点)P1を示す小さ
い黒塗四角のポインタ、408,408は最大コバ厚の
位置(玉型形状400の端位置である周縁の一点)P2
を示す大きい黒塗四角のポインタである。
【0084】更に、液晶パネル62の中央には、最小コ
バ厚部の位置P1における断面のヤゲン形状Vmin,最
大コバ厚部の位置P2における断面のヤゲン形状Vma
x,任意の位置における断面のヤゲン形状V1,V2及
び位置,厚さ等が上から下方に順に表示されている。
【0085】ところで、上述のようにスイッチ64をON
操作して加工コースを「モニター」のモードにし、図1
2示した様なヤゲンシュミレーション画面を液晶パネル
62に表示させ、カーソルキー71の操作でカーソル枠
71aを表示されている「ヤゲン」の位置に合せて、
「+」のスイッチ(キー)69,「−」のスイッチ(キ
ー)70を操作すると、図13(a)に示したディジタル
フリーヤゲンDF,後面ならいヤゲンEX,前面ならい
ヤゲンFront,直線ヤゲンOのいずれかを選択でき
る。この選択は、破線で示したヤゲン位置405を見る
ことで確認できる。尚、ディジタルフリーヤゲンDFで
はコンピュータ即ち演算/判定回路91が理想的なヤゲ
ン位置を設定し,後面ならいヤゲンEXではEXレンズ
・キャタラクトレンズに理想的なヤゲン位置を設定し,
前面ならいヤゲンFrontではオプチル・セルフレー
ムの前面にレンズ前面を合わせる理想的なヤゲン位置を
設定し,直線ヤゲンOではフラットなメガネフレームの
レンズ枠にレンズが枠入れされるような直線的なヤゲン
を設定する。
【0086】また、カーソル枠71aを表示されている
「全体」に合わせて、入力変更用のスイッチ68を操作
することにより、図13(b)に示した「全体」,
「厚」,「薄」のいずれかを選択でき、「全体」は全周
のヤゲン位置を前後に移動できるモード,「厚」は最大
コバ厚部の位置P2のヤゲンを前後に移動できるモー
ド,「薄」は最小コバ厚部の位置P1のヤゲンを前後に
移動できるモードである。このヤゲンの後((ii)側)へ
の移動操作は「+」のスイッチ(キー)69の操作で行
うことができ、ヤゲンの前((i)側)への移動操作は
「−」のスイッチ(キー)70を操作で行うことができ
る。
【0087】更に、カーソル枠71aを表示された「回
転」に合わせると、「+」のスイッチ(キー)69の操
作でカーソル線406を側面形状データ像401〜40
4の上を時計回り方向に移動させることができ、「−」
のスイッチ(キー)70の操作でカーソル線406を側
面形状データ像401〜404の上を反時計回り方向に
移動させることができる。この移動により設定スイッチ
86を操作することにより、ヤゲン形状V1,V2が得
られる。
【0088】尚、表示「モニター」の右の「メタル」
は、眼鏡枠(メガネフレーム)の種類が金属であること
を表し、このフレームモード用のスイッチ65の操作に
より変更できる。また、幾何学中心位置は
【0089】
【説明1】 で示され、PD値(眼鏡装用者の瞳間距離のデータ)、
FPD(眼鏡フレームの玉型の幾何学中心間距離のデー
タ)、UP(瞳位置の上寄せあるいは下寄せのデータ)
の眼鏡加工のための諸データにより求められた光学中心
位置は「+」で示されている。それぞれの指標は上述の
形態に限らず、
【0090】
【説明2】 してもよい。なお、本発明は上述した形態に限定され
ず、玉型形状の端位置上に重畳して任意の端位置を示す
指標、例えば
【0091】
【説明3】 を表示し、2方向からの側面形状データ像上にカーソル
(指標)を表示してもよい。また、上記形態では、第1
〜第4側面形状データ像の境界像を省略して表示してい
ないが、対応するヤゲン外形を表示してもよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、型板用測定子を自動的に配置することができる。ま
た、型板保持手段が保持された状態を十分に検知した
後、型板用測定子を配置し型板測定を開始するので、誤
ってレンズ枠用測定子を型板に接触させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる眼鏡レンズの適合判定装置の
制御回路である。
【図2】図1に示した制御回路を有する眼鏡レンズの適
合判定装置の概略斜視図である。
【図3】図1,図2に示した制御パネルの拡大説明図で
ある。
【図4】図2に示したフレーム形状測定装置の拡大斜視
図である。
【図5】(a)は図2,図4に示したフレーム形状測定装
置の要部斜視図、(b),(c)は(a)の筒軸と操作軸との関
係を説明するための断面図、(d)は保持ツメの説明図で
ある。
【図6】(a)〜(c)は図2,図4,図5に示したフレーム
形状測定装置の眼鏡枠保持の動作説明図である。
【図7】(a),(b)はフレーム形状測定装置のフレーム形
状測定部等の説明図である。
【図8】(a),(b)はフレーム形状測定装置のフレーム形
状測定部等の説明図である。
【図9】図2に示した玉摺機のレンズ厚測定部の説明図
である。
【図10】(a),(b),(c)は図9に示したフィラーの作
用説明図である。
【図11】(a)〜(c)はフレーム形状測定装置の測定部の
作用説明図である。
【図12】図2の玉摺機の液晶パネルの表示説明図であ
る。
【図13】(a),(b)は図12のヤゲン位置設定の説明図
である。
【符号の説明】
111 玉型ホルダ 112 玉型 219 玉型用測定子 223 マイクロスイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 21/20 G01B 21/20 P

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フレームのレンズ枠の玉型を保持す
    る玉型保持手段と、保持された玉型を測定する玉型用測
    定子とを備えた眼鏡フレームの玉型形状測定装置におい
    て、 玉型用測定子による玉型測定を開始するための玉型測定
    開始手段と、 玉型測定開始手段による測定開始に基づいて玉型用測定
    子を測定基準位置に配置させる測定子位置決手段とを有
    することを特徴とする眼鏡フレームの玉型形状測定装
    置。
  2. 【請求項2】 眼鏡フレームのレンズ枠を保持するレン
    ズ枠保持手段と、 型板を保持する型板保持手段とを有し、 保持されたレンズ枠又は型板の形状を測定する測定子を
    備えた眼鏡フレームの玉型形状測定装置において、 玉型保持手段が装置本体に装着されたことを検知する検
    知手段と、検知手段の結果に基づいて玉型用測定子を測
    定基準位置に配置させる測定子位置決手段とを有するこ
    とを特徴とする眼鏡フレームの玉型形状測定装置。
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