JP2009150953A - 玉型形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デモレンズ等の玉型の周面形状及び屈折面の曲率を求めることにより、溝掘フレームでもハーフリムの三次元形状を特定できる玉型形状測定装置を提供すること。
【解決手段】演算制御回路52は、駆動モータ6を制御して、玉型保持手段(玉型ホルダー)に保持された玉型Lmの2つの屈折面の一方の少なくとも2点(測定ポイントP1,P2)に玉型用測定子38を当接させて、位置検出手段(リニアスケール24,40)からの検出信号に基づいて2点の座標を求め、2点の座標の差から玉型の一方の屈折面のカーブ値Cvを求めるようになっている。
【選択図】図21

Description

この発明は、メガネの玉型形状を測定する玉型形状測定装置に関するものである。
一般に、メガネフレーム(眼鏡フレーム)としては、リムフレーム(フルリム),リムレスフレーム(ツーポイントフレーム),溝掘フレーム(ハーフリム,ナイロール)等が知られている。
例えば、溝掘フレームの場合、玉型の外周面に周方向に延びる保持溝を形成しておいて、この玉型(眼鏡レンズ)の上側にハーフリムを固着すると共に、このハーフリムの両端に保持させたナイロールを玉型の下部側において保持溝内に配設し、このナイロールで玉型をハーフリムに締付固定するようにしている。
このような溝掘フレームのためには、玉型の外周面に周方向に延びる保持溝を形成する必要がある。この保持溝は、円形の未加工眼鏡レンズの周縁を玉型形状データに基づいてレンズ研削加工装置により玉型(眼鏡レンズ)の形状に研削した後、この玉型の外周面に溝掘カッター等で周方向に延びる溝を環状に形成することにより得られる。
ところで、玉型形状測定装置としては、測定装置本体にレンズ枠保持手段を設け、この測定装置本体のフレームに回転駆動モータにより回転駆動される回転ベースを設け、この回転ベース上にスライダを水平方向に直線的に進退移動可能に装着し、このスライダに上下動可能に測定軸を装着し、この測定軸の上端部にリムフレームのレンズ枠のヤゲン溝に係合させるレンズ枠用測定子を設けて、レンズ枠用測定子をヤゲン溝に沿って移動させることにより、回転ベースの回転角θiに対するレンズ枠の動径ρi(レンズ枠の幾何学中心からヤゲン溝までの距離の変化)及び上下方向の移動量Ziをレンズ枠形状データ(θi,ρi,Zi)として求めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、このような玉型形状測定装置では、玉型が保持された玉型ホルダ(玉型保持手段)を装置本体に着脱可能に設けると共に、スライダに玉型用測定子を起倒自在に設けて、玉型用測定子を起立させて玉型ホルダの玉型の外周面に沿って摺接移動させることにより、回転ベースの回転角θiに対する玉型の動径ρi(玉型の幾何学中心又は光学中心から周縁までの距離の変化)を玉型周面形状データ(θi,ρi)として求めるようにしたものも知られている。
上述した従来の玉型形状測定装置では、レンズ枠の形状データは上述したように三次元形状データとして求めているが、玉型の形状データは回転角θiに対する動径ρiとして二次元的に求めているだけである。
このため、玉型に保持溝を加工するには、レンズ研削加工装置に直列に装着したレンズ回転軸間に未加工眼鏡レンズを保持させ、この状態で未加工眼鏡レンズの周縁部を玉型周面形状データ(θi,ρi)に基づいて研削砥石により研削加工する前に、レンズ回転軸と一体に未加工眼鏡レンズを所定角度Δθずつ回転させて、未加工眼鏡レンズの動径ρiにおける前側屈折面及び後側屈折面のレンズ回転軸に沿う方向の位置データをコバ厚測定手段により測定しておく必要があった。
特開平10−166250号公報
ところで、例えば眼鏡店等においてメガネを作る場合に、装用者は展示されているサンプルメガネから好みのものを選択するのが一般的である。このようなサンプルメガネでは、通常、フレーム或いはリムレスフレームにデモレンズ(ダミーレンズ)を取り付けているのが現状である。しかも、フレーム(リム)に取り付けられたデモーレンズの周面(コバ面)は、フレーム(リム)の三次元形状に沿う形状に形成されていている。
しかし、実際の眼鏡レンズでは、屈折面の曲率がメガネの処方値によって異なり、又、コバ厚もレンズ周縁研削時のレンズ回転中心によっても異なる。このため、溝掘フレームでは、ハーフリムに実際の眼鏡レンズを装着する場合、ハーフリムを眼鏡レンズの周縁形状に沿うように曲げ加工したりしていた。
このようなハーフリムの曲げ加工をすることなく、ハーフリムに眼鏡レンズを装着できるのが望ましい。この為には、ハーフリムの三次元形状を測定できればよいが、上述した測定装置では、ハーフリムの三次元形状を測定できなかった。
そこで、この発明は、デモレンズ等の玉型の周面形状及び屈折面の曲率を求めることにより、溝掘フレームでもハーフリムの三次元形状を特定できる玉型形状測定装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明は、測定装置本体に設けられる玉型保持手段と、前記玉型保持手段に保持された玉型の周縁形状を測定する玉型用測定子と、前記玉型の外周面に沿って移動させる測定子移動手段と、前記玉型用測定子の座標を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記玉型の周面形状データを二次元情報として求める演算制御回路を備える玉型形状測定装置であって、前記演算制御回路は、前記測定子移動手段を制御して、前記玉型保持手段に保持された玉型の2つの屈折面の一方の少なくとも2点に前記玉型用測定子を当接させて、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記2点の座標を求め、前記玉型の一方の屈折面のカーブ値を求める玉型形状測定装置としたことを特徴とする。
この構成によれば、デモレンズ等の玉型の周面形状及び屈折面の曲率を求めることにより、溝掘フレームでもハーフリムの三次元形状を特定できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、玉型形状測定装置は測定装置本体1を有する。この測定装置本体1は、下部の測定機構収納用のケース部1aと、ケース部1aの上部に配設されたレンズ枠保持機構1bを有する。そして、図1のケース部1a内の底部には図2に示したベース2が設けられている。
また、レンズ枠保持機構1bは、ケース部に固定された一対の平行なガイドロッド(ガイド部材)1c,1cを有する。しかも、このガイド部材1c,1cにはスライド枠3,3が相対接近・離反可能に保持されている。このスライド枠3,3は、図示しないコイルスプリング等で互いに接近する方向にバネ付勢されている。このスライド枠3,3は、互いに対向させられていてメガネ(眼鏡)のレンズ枠(図示せず)が当接させられる縦壁3a,3aを有すると共に、このレンズ枠を保持させるレンズ枠保持手段3bを有する。このレンズ枠保持手段3bは、縦壁3aから突出する下部側の保持棒3b1と、保持棒3b1に対して上側から開閉可能にスライド枠3に取り付けられた上側の保持棒3b2を有する。このレンズ枠保持手段3bは、図示しないメガネの左右のレンズ枠に対してそれぞれ設けられる。尚、このようなレンズ枠保持機構1bとしては、例えば特開平10−328992号公報等に開示された構成、又はその他周知の技術を採用できる。従って、レンズ枠保持機構1bの詳細な説明は省略する。
<測定機構>
また、ベース2上には図2〜図5に示したような測定機構1dが設けられている。この測定機構1dは、ベース2上に固定されたベース支持部材4を有する。このベース支持部材4には大径の従動ギヤ5が鉛直軸を中心に水平回転自在に取り付けられている。また、ベース2には、図5Aに模式的に示した駆動モータ6が従動ギヤ(タイミングギヤ)5に隣接して取り付けられている。この駆動モータ6の出力軸6aにはピニオン(タイミングギヤ)7が固定され、このピニオン7と従動ギヤ5にはタイミングベルト8が掛け渡されている。
そして、駆動モータ6を作動させると、駆動モータ6の出力軸6aの回転がピニオン7及びタイミングベルト8を介して従動ギヤ5に伝達されて、従動ギヤ5が回転させられるようになっている。尚、駆動モータ6には2相ステッピングモータが用いられている。
また、図2〜図5に示したように、従動ギヤ5上には回転ベース9が一体に固定されている。この回転ベース9には、原点検出装置(原点検出手段)としてのフォトセンサ9aが取り付けられている。この場合、例えば、ベース2上に、原点位置指示用の発光手段9bを配設しておいて、この発光手段9bから線状又は点状の光束を原点マークとして上方に向けて照射し、この原点マークとしての光束をフォトセンサ9aが検出したときに、回転ベース9の水平回転の原点位置とすることができる。
尚、原点検出装置としては、透過型のフォトセンサや反射型のフォトセンサ或いは近接センサ等の周知の技術を採用することができる。
更に、回転ベース9の長手方向両端部には、図2〜図4に示したように、上下に延び且つ互いに対向する平行なレール取付板10,11が一体に固定され、図3に示したようにレール取付板10の一側部とレール取付板11の一側部には側板12の長手方向端部がそれぞれ固定され、図4に示したようにレール取付板10の他側部とレール取付板11の他側部には側板13の長手方向端部がそれぞれ固定されている。
また、図2〜図4に示したように、対向するレール取付板10,11の上部間には互いに平行で且つ軸状の一対のガイドレール14,14が水平に配設されている。この各ガイドレール14の両端部はレール取付板10,11に固定されていて、ガイドレール14,14にはスライダ15が長手方向に進退移動可能に保持されている。
更に、側板12には、図2,図3に示したように、レール取付板10に近接させて側方に水平に突出するプーリ支持板部12aが折曲により一体に形成されていると共に、レール取付板11に近接させてモータ取付用のブラケット16が固定されている。
そして、プーリ支持板部12aには従動プーリ17が上下に延びる軸線を中心に水平回転自在に取り付けられ、ブラケット16にはスライダ移動用の駆動モータ18の上端部が固定されている。この駆動モータ18にはDCモータが用いられている。また、この駆動モータ18は出力軸18aの軸線が上下に向けられていて、この出力軸18aには図5B,図5Cに示すように駆動プーリ19が取り付けられている。
このプーリ17,19には環状のワイヤ20が掛け渡され、このワイヤ20の一端部近傍の部分は軸状のワイヤ保持部材21に保持されている。このワイヤ保持部材21はブラケット22,22′を介してスライダ15に固定されている。また、ワイヤ20の両端部はコイルスプリング23を介して連結されている。これにより、駆動モータ18を正転又は逆転させると、出力軸18a及び駆動プーリ19が正転又は逆転させられて、スライダ15が図3中左又は右に移動させられるようになっている。
また、ブラケット22′と側板12との間には、図5Dに示したように、スライダ15の移動位置(移動量)の原点を検出するための原点センサ(原点検出手段)20aが介装されている。この原点センサ20aには反射型のセンサを用いている。このセンサは、上下に延びるスリット状の反射面(図示せず)が設けられた反射板20bを有すると共に、発光素子と受光素子を備えた反射型のフォトセンサ20cを有する。そして、反射板20bはブラケット22′に設けられ、フォトセンサ20cは側板12に設けられている。
尚、原点センサ20aとしては、透過型のフォトセンサや近接センサ等の周知の技術を採用することができる。
また、図4の側板13の長手方向中央部には、図5のように側方に水平に突出する支持板部13aが一体に折曲により形成されている。この側板13とスライダ15との間には、図4に示したように、ガイドレール14の延びる方向へのスライダ15の水平方向の移動位置を検出するリニアスケール(位置測定手段)24が動径検出センサ(動径検出手段)として介装されている。
このリニアスケール24は、ガイドレール14と平行にスライダ15に保持された軸状のメインスケール25と、支持板部13aに固定されてメインスケール25の位置情報を読み取る検出ヘッド26を備えている。この検出ヘッド26は、メインスケール25の位置検出用情報(移動量検出用情報)からスライダ15の水平方向への移動位置を検出するようになっている。このリニアスケール24には、例えば周知の磁気式のものや光学式のものを用いることができる。
例えば、磁気式の場合、メインスケール25に軸線方向に磁極S,Nの磁気パターンを位置検出用情報(移動量検出用情報)として交互に微小間隔で設けておいて、この磁気パターンを検出ヘッド(磁気変化検出用ヘッド)26で検出することにより、スライダ15の移動量(移動位置)を検出できる。また、光学式の場合、メインスケール25を板状に形成し且つこのメインスケール25に長手方向に微小間隔のスリットを設け、メインスケール25を挟むように発光素子と受光素子を配設すると共に、発光素子からの光をメインスケール25のスリットを介して受光素子により検出して、スリットの数を求めることにより、スライダ15の移動量(移動位置)を検出できる。
また、スライダ15の略中央部には図2に示したように貫通孔15aが形成され、この貫通孔15aには上下に延びるガイド筒27が挿通されている。このスライダ15の下方には、図4に示したように、支持枠28が配設されている。
この支持枠28は、上端部がスライダ15に保持された縦フレーム29,30と、縦フレーム29,30の下端部に固定された横板(底板)31を備えている。
この横板(底板)31には、上下に延び且つ互いに平行に設けられた軸状の一対の支持部材32,32の下端部が固定されている(図8参照)。この支持部材32,32の上端部には保持部材(連結部材)33が固定され、この保持部材33には側面形状をL字状に形成したガイド支持部材34の縦壁34aが固定されている。このガイド支持部材34の横壁(上壁)34b上にはガイド筒27の下端部が固定されている。
そして、ガイド筒27には上下に延びる測定子軸35が上下動自在に嵌合保持され、測定子軸35の上端部には測定子取付部材36が一体に設けられている。この測定子取付部材36は、測定子軸35の上端部に垂直に取り付けられた取付部36aと、取付部36aから上方に延びる垂直部36bからL字状に形成されている。この垂直部36bの上端部には取付部36aと平行にレンズ枠用測定子37が一体に設けられている。
しかも、測定子取付部材36の上端には、図9,図10に示したように、上方に突出する玉型用測定子38が一体に設けられている。この玉型用測定子38は、測定子軸35の軸線と平行に測定子取付部材36の垂直部36bの上端に取り付けた軸状測定部38aと、軸状測定部38aの上端部に設けた先細りのテーパ部38bと、テーパ部38bの上端に連設された小径の穴係合軸部38cを有する。尚、穴係合軸部38cの上端(先端)部は半球状に形成され、その先端38c1は軸状測定部38aの軸線と一致している。
また、図6〜図8に示したように、測定子軸35の下端部にはブラケット39が固定されている。しかも、図13に示したように、ブラケット39とガイド支持部材34との間には、上下方向の移動位置を検出するリニアスケール(位置測定手段)40が高さ検出センサ(高さ検出手段)として介装されている。
このリニアスケール40は、上下に向けて測定子軸35と平行に配設された軸状のメインスケール41と、メインスケール41の上下方向への移動量から測定子37,38の上下方向への移動位置を検出する検出ヘッド42を備えている。このメインスケール41は、上端部が保持部材33に固定され且つ下端部がブラケット39に固定(又は保持)されている。また、検出ヘッド42は、保持部材33に保持されている。このリニアスケール40にも上述したリニアスケール24と同様な磁気式又は光学式のものを採用する。
尚、図6〜図8に示したように、ブラケット39と横板(底板)31との間には測定子軸35を上方にバネ付勢するコイルスプリング43が介装されている。更に、測定子軸35の下端部近傍には、ブラケット39の上方に位置し且つ測定子軸35と直交する係合軸44が取り付けられている。また、横板(底板)31上には図6に示したようにU字状に形成したブラケット45が固定され、このブラケット45の対向壁45a,45aには支持軸46の両端部が軸線周りに回動可能に保持され、この支持軸46に押さえレバー47が固定されている。この押さえレバー47は係合軸44の上部に当接させられている。しかも、この押さえレバー47と横板31との間にはレバー引き下げ用の引張りコイルスプリング48が介装されている。この引張りコイルスプリング48の引張りバネ力は、コイルスプリング43のバネ力よりも大きく設定されている。
また、支持軸46には、上昇位置規制レバー49が固定されている。この上昇位置規制レバー49は、押さえレバー47による係合軸44の上昇位置を規制して、測定子軸35及びレンズ枠用測定子37と玉型用測定子38の上昇位置を設定するのに用いられる。この上昇位置規制レバー49は押さえレバー47と同方向に延びている。
そして、この上昇位置規制レバー49の下方にはアクチュエータモータ50が配設されている。このアクチュエータモータ50は、横板31上に固定されたモータ本体50aと、このモータ本体50aから上方に向けて突出し且つ軸線が測定子軸35と平行に設けられたシャフト51を有する。このシャフト51の上端には、位置規制レバー49が引張りコイルスプリング48の引張りバネ力により当接させられている。
尚、このアクチュエータモータ50にはDCモータが用いられている。しかも、アクチュエータモータ50は、正転させることによりシャフト51が上方に進出し、逆転させることによりシャフト51が下方に移動するように成っている。
尚、コイルスプリング43,支持軸46,押さえレバー47,引張りコイルスプリング48,上昇位置規制レバー49,アクチュエータモータ50等は、測定子37,38の昇降機構を構成している。
<制御回路>
また、図10Aに示したように上述したフォトセンサ(原点検出手段)9aからの原点検出信号,フォトセンサ(原点検出手段)20cからの原点検出信号,リニアスケール24の検出ヘッド26からの移動量検出信号(位置検出信号)、及びリニアスケール40の検出ヘッド42からの移動量検出信号(位置検出信号)等は、演算制御回路(制御回路)52に入力されるようになっている。また、この演算制御回路52は、駆動モータ6,18及びアクチュエータモータ50を作動制御するようになっている。
また、スライド枠3,3の一方の側壁には、図1に示したようにホルダー検出手段53が設けられている。このホルダー検出手段53には、マイクロスイッチ等が用いられている。このホルダー検出手段53からの検出信号は、図10Aに示したように演算制御回路52に入力されるようになっている。図中、54は測定開始用のスタートスイッチである。
[作用]
以下、このような玉型形状測定装置の作用を説明する。
(a)レンズ枠形状の測定
この玉型形状測定装置でメガネのレンズ枠の形状測定、又はデモレンズ等の玉型の形状測定を行う前には、アクチュエータモータ50のシャフト51の上端が図6〜図8に示したように最下端(下死点)に位置している。この位置では押さえレバー47が、コイルスプリング43よりもバネ力の強い引張りコイルスプリング48によって、支持軸46を中心に下方に回動するよう回動付勢されている。これにより押さえレバー47は、係合軸44を介して測定子軸35を下方に押し下げている。これにより、レンズ枠用測定子37及び玉型用測定子38は最下端に位置させられている。
この状態の玉型形状測定装置でメガネのレンズ枠の形状測定を行う場合には、例えば特開平10−328992号公報におけるように、図7の左右のレンズ枠LF(RF)を有するメガネフレームMFを図1のスライド枠3,3間に配設し(図1ではメガネフレームMFの図示を省略)、レンズ枠LF(RF)を図7の如く保持棒3b1,3b2間で挟持させる。この保持は特開平10−328992号公報と同様である。
また、この保持棒3b1,3b2間に保持されたレンズ枠LF(RF)は、図7に示したように測定開始前の状態ではレンズ枠用測定子37よりも上方に位置するように設定されている。即ち、レンズ枠用測定子37は、レンズ枠LF(RF)よりも下方の初期位置(イ)に位置させられている。しかも、図7に示したように、レンズ枠用測定子37及び玉型用測定子38は、保持棒3b1,3b2間に保持されたレンズ枠LF(RF)の略中央の初期位置(i)に対応するように位置させられる。
この位置では、フォトセンサ9aが発光手段9bからの光束から回転ベース9の水平回転の原点を検出し、原点センサ20aがスライダ15の移動位置の原点を検出している状態となっている。
尚、レンズ枠が三次元方向に湾曲していても、レンズ枠の保持棒3b1,3b2による保持部分は他の部分よりも最も低く設定した高さとなる。この保持部分では、レンズ枠LF(RF)のヤゲン溝Ymの高さも設定した高さとなり、レンズ枠の形状測定開始位置Bとなる。
この状態から図10Aのスタートスイッチ54をONさせると、演算制御回路52はアクチュエータモータ50を正転させて、図6〜図8の位置からシャフト51を図11〜図14の位置まで上方に所定量だけ進出(上昇)させる。この際、シャフト51は、上昇位置規制レバー49の自由端部を引張りコイルスプリング48のバネ力に抗して上方に所定量持ち上げて、上昇位置規制レバー49を支持軸46と一体に回動させる。
これに伴い、押さえレバー47は、支持軸46と一体に回動して、自由端部が上方に所定量上昇させられる。この押さえレバー47の自由端部の上昇により、係合軸44がコイルスプリング43のバネ力により押さえレバー47の自由端部に追従して上昇させられ、測定子軸35が所定量上昇させられる。
この測定子軸35の上昇量、即ちアクチュエータモータ50によるシャフト51の上方への進出(上昇)量は、レンズ枠用測定子37の先端が図7の初期位置(イ)から上述した形状測定開始位置Bのヤゲン溝Ymに臨む高さ(ロ)まで上昇する量Lとなる。
そして、演算制御回路52は、駆動モータ18を駆動制御して駆動プーリ19を回転させ、図2,図5Bのワイヤー20によりスライダ15をガイドレール14に沿って移動させる。この際、スライダ15は図7の矢印A1方向に移動させられる。この移動は、レンズ枠用測定子37の先端が形状測定開始位置Bで図12の如くヤゲン溝Ymに当接させられるまで行われる。しかも、レンズ枠用測定子37の先端がヤゲン溝Ymに当接した状態では、レンズ枠用測定子37はヤゲン溝Ymにコイルスプリング23のバネ力で弾接させられる。この状態で、駆動モータ18が停止させられる。
尚、レンズ枠用測定子37の先端がヤゲン溝Ymに当接したときには駆動モータ18にかかる負荷が増大して、駆動モータ18に流れる電流が増大するので、この電流変化を検出することで、レンズ枠用測定子37の先端がヤゲン溝Ymに当接したのを検出して、駆動モータ18を停止させることができる。
この後、演算制御回路52は、更にアクチュエータモータ50を正転させて、図11〜図14の位置からシャフト51を図15〜図17の位置まで上方に所定量だけ進出(上昇)させる。この際、シャフト51は、上昇位置規制レバー49の自由端部を引張りコイルスプリング48のバネ力に抗して上方に所定量持ち上げて、上昇位置規制レバー49を支持軸46と一体に回動させる。
これに伴い、押さえレバー47は、支持軸46と一体に回動して、自由端部が上方に所定量上昇させられ、この押さえレバー47の自由端部が係合軸44から所定量離反させられ、測定子軸35が上下変移可能となる。
次に、演算制御回路52は、駆動モータ6を駆動制御して、駆動モータ6を正転させる。この駆動モータ6の回転は、ピニオン7,タイミングベルト8を介して従動ギヤ5に伝達され、従動ギヤ5が回転ベース9と一体に水平回転させられる(図5A参照)。
この回転ベース9の回転に伴い、スライダ15及びこのスライダ15に設けられた多数の部品が回転ベース9と一体に水平回転し、レンズ枠用測定子37の先端がヤゲン溝Ymに沿って摺接移動する。この際、スライダ15がレンズ枠用測定子37と一体にガイドレール14に沿って移動するので、スライダ15の原点位置からこのスライダ15が移動したときの移動量は、レンズ枠用測定子37の先端の移動量と同じになる。この移動量は、リニアスケール24の検出ヘッド26の検出信号から演算制御回路52により求められる。
しかも、測定子軸35の中心からレンズ枠用測定子37の先端までの寸法(長さ)は既知であるので、スライダ15が原点にあるときの回転ベース9の回転中心からレンズ枠用測定子37の先端までの距離を予め設定しておけば、スライダ15がガイドレール14に沿って移動したときにおいて、回転ベース9の回転中心からレンズ枠用測定子37の先端までの距離が変化しても、この距離の変化は動径ρiとすることができる。
従って、駆動モータ6の回転による回転ベース9の回転角θiを駆動モータ6の駆動パルス数から求め、この回転角θiに対応する動径ρiを求めることで、レンズ枠LF(RF)のヤゲン溝Ymの周方向の形状(レンズ枠形状)を極座標形式のレンズ枠形状情報(θi,ρi)として求めることができる。
また、レンズ枠用測定子37の先端がヤゲン溝Ymに沿って摺接移動する際、レンズ枠LF(RF)に上下方向の湾曲がある場合、この上下方向への湾曲状態はリニアスケール40の検出ヘッド42の検出信号から演算制御回路52により上下方向の変位量として求められる。この上下方向への変位量は、上下方向の位置Ziとなる。
従って、レンズ枠LF(RF)のレンズ枠形状は、演算制御回路52により三次元のレンズ枠形状情報(θi,ρi,Zi)として求められる。
(b)デモレンズ等の玉型の測定
(b-1)デモレンズ等の玉型のセット
玉型形状測定装置でデモレンズ等の玉型の形状測定を行う場合には、例えば特開平10−328992号公報や特開平8−294855号公報等に開示された周知の玉型ホルダーを用いることができる。この特開平10−328992号公報の玉型ホルダーにデモレンズ等の玉型を保持させるためには、特開平8−294855号公報に開示されたような吸着盤及び吸着盤保持構造を採用できる。この玉型ホルダーの構造はこの発明の本質ではないので、その詳細な説明は省略する。
上述した玉型ホルダーにデモレンズ等の玉型を保持させて、玉型ホルダーをスライド枠3,3間に配設し、特開平10−328992号公報の玉型ホルダーの側壁又は特開平8−294855号公報の側部のフランジを固定保持棒3b1と可動保持棒3b2との間で挟持させる。この際、玉型ホルダーに保持された玉型は、下方に向けられることになる。
(b-2)標準の玉型への玉型用測定子38の当接動作1
この玉型ホルダー(図示せず)がホルダー検出手段53により検出されると、この検出信号が演算制御回路52に入力される。これにより、演算制御回路52は、スライダ15を原点位置からガイドレール14に沿って所定量移動させ、玉型用測定子38を玉型ホルダー(図示せず)に保持された玉型の周縁の外側下方に位置させる。
次に、演算制御回路52は、上述したようにアクチュエータモータ50を正転させて、レンズ枠用測定子37を上述した図7の初期位置(イ)から高さ(ロ)まで上昇させる。これに伴い、玉型用測定子38もレンズ枠用測定子37と一体に上昇して、玉型ホルダー(図示せず)に保持された玉型の周縁に対応する高さまで上昇する。
この後、演算制御回路52は、駆動モータ18を駆動制御して、駆動モータ18の回転をワイヤ20でスライダ15に伝達させ、図18に示したように玉型用測定子38が玉型ホルダー(図示せず)に保持された玉型Lmの周面に当接するまで移動するように、スライダ15をガイドレール14に沿って移動制御する。そして、図18に示したように玉型用測定子38が玉型Lmの周面に当接した後、駆動モータ18を停止させる。
このような制御は、予め実験等で求められた標準の玉型のデータに基づいて行うことができる。
(b-2)玉型への玉型用測定子38の当接動作2
尚、玉型用測定子38を玉型Lmの周面に当接させる手順としては、他の方法でも良い。即ち、先ずアクチュエータモータ50を正転させて、上昇位置規制レバー49の自由端部を図7の位置から引張りコイルスプリング48のバネ力に抗して上方に図15〜図17の位置まで持ち上げ、支持軸46を回動させる。この際、支持軸46は押さえレバー47を回動させて、押さえレバー47の自由端部を上昇位置規制レバー49の自由端部と同方向に上昇させる。これに伴い、係合軸44がコイルスプリング43のバネ力により測定子軸35と一体に上昇させられて、玉型用測定子38が上昇させられ、玉型Lmの後側屈折面に当接させられる。この後、駆動モータ18を駆動制御させて、スライダ15をガイドレール14に沿って所定速度で移動させ、玉型用測定子38を玉型Lmの後側屈折面に沿って周縁部側に移動させて、玉型用測定子38を玉型Lmの後側屈折面の周縁から大きく外れる位置まで移動させる。この際、玉型用測定子38が玉型Lmの後側屈折面の周縁から外れてコイルスプリング43のバネ力によりレンズ枠用測定子37と一体に上昇しても、コイルスプリング43のバネ力は弱いので、玉型用測定子38の移動速度をある程度早くしておくことで、レンズ枠用測定子37が玉型Lmに衝突するのを回避できる。
そして、玉型用測定子38が玉型Lmの後側屈折面から外れる離脱位置は、玉型用測定子38が上昇したときの位置をリニアスケール40が検出することで判断できる。この離脱位置の玉型用測定子38の水平方向の位置はリニアスケール24の検出信号から得られる。従って、離脱位置におけるリニアスケール24,40からの検出信号により、玉型用測定子38が玉型Lmの後側屈折面から外れる位置は三次元座標データとして求めることができる。また、この三次元座標データに基づいて、アクチュエータモータ50を駆動制御して上昇位置規制レバー49の自由端部の高さを調整することで、押さえレバー47の自由端部の高さを調整して、玉型用測定子38を玉型ホルダー(図示せず)に保持された玉型Lmの周縁に対応する高さに調整できる。この後、演算制御回路52は、駆動モータ18を駆動制御して、駆動モータ18の回転をワイヤ20でスライダ15に伝達させ、図18に示したように玉型用測定子38が玉型ホルダー(図示せず)に保持された玉型Lmの周面に当接するまで移動するように、スライダ15をガイドレール14に沿って移動制御する。そして、図18に示したように玉型用測定子38が玉型Lmの周面に当接した後、駆動モータ18を停止させる。
(b-3)玉型用測定子38による周縁形状測定
この後、演算制御回路52は、更にアクチュエータモータ50を正転させて、図11〜図14の位置からシャフト51を図15〜図17の位置まで上方に所定量だけ進出(上昇)させる。この際、シャフト51は、上昇位置規制レバー49の自由端部を引張りコイルスプリング48のバネ力に抗して上方に所定量持ち上げて、上昇位置規制レバー49を支持軸46と一体に回動させる。
これに伴い、押さえレバー47は、支持軸46と一体に回動して、自由端部が上方に所定量上昇させられ、この押さえレバー47の自由端部が係合軸44から所定量離反させられ、測定子軸35が上下変移可能となる。この結果、玉型用測定子38の下端周囲の段面38aがコイルスプリング43のバネ力により玉型Lmのコバ端の下端に当接させられる。
次に、演算制御回路52は、駆動モータ6を駆動制御して、駆動モータ6を正転させる。この駆動モータ6の回転は、ピニオン7,タイミングベルト8を介して従動ギヤ5に伝達され、従動ギヤ5が回転ベース9と一体に水平回転させられる。
この回転ベース9の回転に伴い、スライダ15及びこのスライダ15に設けられた多数の部品が回転ベース9と一体に水平回転し、玉型用測定子38が玉型Lmの周面(コバ端)に沿って摺接移動する。この際、スライダ15がレンズ枠用測定子37と一体にガイドレール14に沿って移動するので、スライダ15の原点位置からこのスライダ15が移動したときの移動量は、レンズ枠用測定子37の先端の移動量と同じになる。この移動量は、リニアスケール24の検出ヘッド26の検出信号から演算制御回路52により求められる。
しかも、測定子軸35の中心からレンズ枠用測定子37の先端までの寸法(長さ)は既知であるので、スライダ15が原点にあるときの回転ベース9の回転中心からレンズ枠用測定子37の先端までの距離を予め設定しておけば、スライダ15がガイドレール14に沿って移動したときにおいて、回転ベース9の回転中心から玉型用測定子38までの距離が変化しても、この距離の変化は動径ρiとすることができる。
従って、駆動モータ6の回転による回転ベース9の回転角θiを駆動モータ6の駆動パルス数から求め、この回転角θiに対応する動径ρiを求めることで、玉型Lmの周面形状(玉型形状)を極座標形式の玉型形状情報(θi,ρi)として求めることができる。
また、玉型用測定子38が玉型Lmの周面に沿って摺接移動する際、玉型Lmに上下方向の湾曲がある場合、この上下方向への湾曲状態はリニアスケール40の検出ヘッド42の検出信号から演算制御回路52により上下方向の変位量として求められる。この上下方向への変位量は、上下方向の位置Ziとなる。
従って、玉型Lmの玉型形状は、演算制御回路52により三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zi)として求められる。
そして、演算制御回路52は、この玉型形状情報(θi,ρi,Zi)からダミーレンズである玉型Lmの三次元周長を算出する。
(c)玉型Lmの後側屈折面の曲率の測定
尚、(b)では三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zi)を求めて、ダミーレンズである玉型Lmの三次元周長を算出するようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
即ち、上述した(b)の玉型Lmの周縁形状測定(外周形状測定)において二次元の玉型形状情報(θi,ρi)しか得られない場合には、図19に示した玉型Lmの後側屈折面fbの曲率を測定により算出して、この算出した曲率と玉型形状情報(θi,ρi)から玉型形状情報(θi,ρi)における玉型Lmのコバ端の上下方向の位置Ziを求めることにより、三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zi)を得ることができる。そして、この三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zi)からダミーレンズである玉型Lmの三次元周長を算出することができる。以下、玉型Lmの後側屈折面の曲率を求める手順を説明する。
ステップS1
図20に示したように、ステップS1で玉型Lmの周縁形状測定(外周形状測定)において二次元の玉型形状情報(θi,ρi)を求め、ステップS2に移行する。
ステップS2
このステップS2で演算制御回路52は、図19に示した玉型Lmの後側屈折面fbの曲率を測定する。このためには、先ず上述したようにアクチュエータモータ50を(a)のレンズ枠の測定と同様に作動制御して、図示しないレンズホルダーに保持させた玉型Lmの後側屈折面fbに玉型用測定子38の上端をコイルスプリング43のバネ力で当接させる。
ここで、玉型Lmは吸着盤に保持され、この吸着盤を図示しないレンズホルダーに着脱可能に取り付けることにより、玉型Lmはレンズホルダーに保持されている。しかも、レンズホルダーをレンズ枠3,3間に保持させた状態では、レンズホルダーの吸着盤の上下に延びる軸線(図示せず)とスライダ15が原点位置にあるときの玉型用測定子38の上下に延びる軸線(図7の軸線O)とが一致するように設定しておく。この軸線の一致位置(一致点)を、測定のX方向(玉型Lmの半径方向)の原点P0とする。
また、図7に示したように、測定子軸35が最も下方に降下させられて、レンズ枠用測定子37が初期位置(イ)にあるとき、玉型用測定子38も最も下方の初期位置に位置させられている。このときの玉型用測定子38の上端(先端)位置を初期位置(ハ)とし、この初期位置(ハ)を図21(a),図21(b)の測定のZ方向(上下方向)原点Z0とする。
このような条件において演算制御回路52は、駆動モータ18を作動制御して、この駆動モータ18に連動するワイヤ20によりスライダ15をガイドレール14に沿って移動させて、玉型用測定子38の上端(先端)を玉型Lmの半径方向(X方向)の測定ポイントP2,P1に順次移動させる。この測定ポイントP2はX方向原点X0から距離X2だけ玉型Lmの半径方向(X方向)に移動させた位置であり、測定ポイントP1はX方向原点X0から距離X1(X1>X2)だけ玉型Lmの半径方向(X方向)に移動させた位置である。
この際、演算制御回路52は、玉型Lmの後側屈折面fbの距離X2,X1におけるZ方向(上下方向)高さZ2,Z1をリニアスケール40からの移動量検出信号から演算して求め、ステップS3に移行する。尚、Z方向高さZ2,Z1は、Z方向原点Z0からの距離である。
ステップS3
このステップS3で演算制御回路52は、玉型Lmの後側屈折面fbの曲率からカーブ値を求める。ここで、玉型Lmの後側屈折面fbの曲率中心O1からZ方向原点Z0までの距離をΔZとすると、曲率中心O1から測定ポイントP2までの高さはZ1+ΔZとなり、曲率中心O1から測定ポイントP1までの高さはZ1+ΔZとなる。従って、測定ポイントP2の座標は(X2,Z2+ΔZ)、測定ポイントP1の座標は(X1,Z1+ΔZ)となる。
そして、このような測定ポイントP2の座標(X2,Z2+ΔZ)と、測定ポイントP1の座標(X1,Z1+ΔZ)から曲率を求めるために円の方程式を用いて、演算制御回路52により演算させる。この円の方程式は、玉型Lmの曲率半径をRとすると、
2+Z2=R2
となる。この方程式から測定ポイントP1を通る式は、
(X1)2+(Z1+ΔZ)2=R2 ・・・(1)
となる。また、測定ポイントP2を通る式は、
(X2)2+(Z2+ΔZ)2=R2 ・・・(2)
となる。この式(1)−(2)を行うと、
(X1)2−(X2)2+(Z1+ΔZ)2−(Z2+ΔZ)2=0
となる。これを展開すると、
(X1)2−(X2)2+(Z1)2+2(Z1)・ΔZ+ΔZ2−(Z2)2−2(Z2)・ΔZ−ΔZ2=0
となる。そして、この式は、
(X1)2−(X2)2+(Z1)2+2(Z1)・ΔZ−(Z2)2−2(Z2)・ΔZ=0
となる。この式をΔZについてまとめると
[2(Z1)−2(Z2)]ΔZ=(X2)2−(X1)2+(Z2)2−(Z1)2
となり、この式からΔZを求めることができる。即ち、ΔZは、
Figure 2009150953
として得られる。
ところで、眼鏡レンズのカーブ値は、図22に示したような1カーブから8カーブまでの範囲で設定されている。この1カーブから8カーブの曲率半径R1〜R8は、表1に示したように、
Figure 2009150953
となっている。そして、上述したX1,X2を、
X1=10mm、X2=5mm
とすると、表1に示したように1カーブから8カーブに対応して測定ポイントP1,P2のZ方向差ΔL(ΔL1〜ΔL8)が得られる。換言すれば、測定ポイントP1,P2のZ方向差(図21のΔL)が例えばΔL1の0.287程度の場合、デモレンズである玉型Lmの曲率半径は1カーブ(カーブ値1)に対応するR1の523mmであると判断できる。
尚、測定ポイントP1,P2のZ方向差(図21のΔL)とカーブ値Cvは線形近似で表すことができ、その方程式は、
カーブ値=3.3695×Z方向差ΔL+0.0809
となる。そして、このカーブ値とCvとZ方向差ΔL(ΔL1〜ΔL8)との関係は、図22(b)に示したように直線的に比例する。
このように演算制御回路52は、玉型Lmの後側屈折面fbのカーブ値を求めて、ステップS4に移行する。
ステップS4
このステップS4で演算制御回路52は、Z方向差ΔL(ΔL1〜ΔL8)に基づいて求めたカーブ値Cvと玉型形状情報(θi,ρi)とから、玉型Lmの後側屈折面fbの周縁のZ方向の位置情報Zbiを求め、ステップS5に移行する。
ステップS5
このステップS5で演算制御回路52は、二次元の玉型形状情報(θi,ρi)とステップS4で求めた玉型Lmの後側屈折面fbの周縁のZ方向の位置情報Zbiとから、三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)を求めて終了する。尚、図示は省略したが、この三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)はメモリに記憶させられる。
(d)リムレスフレームのナイロール等のための係合溝の情報(データ)の周長演算及び係合溝の加工
また、演算制御回路52は、玉型Lmの三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)が得られると、玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)からナイロール等のリムレスフレームのための係合溝の周長を演算により求める。
一方、メガネ装用者の被検眼の屈折情報に基づく眼鏡レンズの処方値から円形の未加工眼鏡レンズを選択して、この未加工眼鏡レンズをレンズ研削加工装置(図示せず)の一対のレンズ回転軸間に保持させ、この未加工眼鏡レンズの二次元の玉型形状情報(θi,ρi)に対応する位置のコバ厚Wiをレンズ研削加工装置のコバ厚測定手段で測定する。このレンズ研削加工装置の構成には周知のものを採用できるので、図面を用いての説明は省略する。尚、コバ厚Wiの測定に際しては、未加工眼鏡レンズの前側屈折面のレンズ回転軸と平行な方向の位置Zciと、未加工眼鏡レンズの後側屈折面のレンズ回転軸と平行な方向の位置Zdiが求められる。この位置Zci,Zdiの求め方も周知の方法を採用できる。
そして、この未加工眼鏡レンズの周縁を二次元の玉型形状情報(θi,ρi)に基づいてレンズ研削加工装置(図示せず)により平研削加工して、玉型形状情報(θi,ρi,Wi)の眼鏡レンズを形成する。この後、レンズ研削加工装置に設けられる溝掘砥石(図示せず)を用いて、ナイロール等のリムレスフレームのための係合溝を玉型形状情報(θi,ρi,Wi)の眼鏡レンズの周面に形成する。
この際、係合溝は、玉型形状情報(θi,ρi,Wi)の眼鏡レンズの周面に玉型形状情報(θi,ρi,Zci)又は玉型形状情報(θi,ρi,Zdi)に基づいて、三次元の玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)の形状に形成する。従って、この玉型形状情報(θi,ρi,Wi)の眼鏡レンズの周面に形成される係合溝はデモレンズ等の玉型Lmに設けられる係合溝と同じに形成されるので、溝掘フレームのハーフリムを眼鏡レンズの周面に装着する際、このハーフリムの曲げ加工等を行う必要がなくなる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の玉型形状測定装置は、測定装置本体1に設けられる玉型保持手段(図示しない玉型ホルダー)と、前記玉型保持手段(玉型ホルダー)に保持された玉型Lmの周縁形状を測定する玉型用測定子38と、前記玉型Lmの外周面に沿って移動させる測定子移動手段(駆動モータ6)と、前記玉型用測定子38の座標を検出する位置検出手段(リニアスケール24,40)と、前記位置検出手段(リニアスケール24,40)からの検出信号に基づいて前記玉型Lmの周面形状データを二次元情報として求める演算制御回路52を備えている。しかも、前記演算制御回路52は、前記測定子移動手段(駆動モータ6)を制御して、前記玉型保持手段(玉型ホルダー)に保持された玉型Lmの2つの屈折面の一方の少なくとも2点(測定ポイントP1,P2)に前記玉型用測定子38を当接させて、前記位置検出手段(リニアスケール24,40)からの検出信号に基づいて前記2点の座標を求め、前記玉型の一方の屈折面のカーブ値Cvを求めるようになっている。
この構成によれば、デモレンズ等の玉型の周面形状及び屈折面の曲率を求めることにより、溝掘フレームでもハーフリムの三次元形状を特定できる。この結果、この玉型形状情報(θi,ρi,Wi)の眼鏡レンズの周面に形成される係合溝はデモレンズ等の玉型Lmに設けられる係合溝と同じに形成できるので、溝掘フレームのハーフリムを眼鏡レンズの周面に装着する際、このハーフリムの曲げ加工等を行う必要がなくなる。
また、この発明の実施の形態のレンズ枠形状測定装置において、前記装置本体1はレンズ枠保持手段(レンズホルダー)及び該レンズ枠保持手段(レンズホルダー)に保持されるレンズ枠LF(RF)のヤゲン溝Ymの周方向の三次元形状を測定させるレンズ枠用測定子37を備え、前記玉型用測定子38は前記レンズ枠用測定子37に設けられている。
この構成によれば、玉型用測定子38はレンズ枠用測定子37に設けられているので、測定手段の構造を簡単にできる。
更に、この発明の実施の形態のレンズ枠形状測定装置において、前記演算制御回路52は、前記玉型Lmのカーブ値Cv及び周面形状データ[玉型形状情報(θi,ρi)]から前記玉型Lmのコバ角の三次元コバ角形状データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]を求めて、前記三次元コバ角形状データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]に基づいて前記玉型Lmの外周面へのコバ方向及び周方向への三次元溝掘位置データを求めるように成っている。
この構成によれば、リムレスフレームのためのナイロール等の係合溝を形成する位置を正確に求めることができる。
また、この発明の実施の形態のレンズ枠形状測定装置において、前記玉型用測定子38は前記玉型Lmの外周面に当接させる周面測定部(軸状測定部38a)及び前記玉型Lmの一方の屈折面と外周面とのコバ角に当接させる角測定部(段面38d)を備えている。しかも、前記演算制御回路52は、測定子移動手段(駆動モータ6)を作動制御して前記周面測定部(軸状測定部38a)を前記外周面に接触させ且つ前記角測定部(段面38d)を前記コバ角に接触させながら周方向に移動させて、前記位置検出手段(リニアスケール24,40)からの検出信号に基づいて前記三次元コバ角形状データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]を求めるようになっている。
この構成によれば、三次元コバ角形状データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]を簡単に求めることができる。
また、この発明の実施の形態のレンズ枠形状測定装置は、更にレンズの材質を入力する材質入力手段を備えている。しかも、前記演算制御回路52は、前記周面形状データと前記材質入力手段により入力されるレンズの材質とから前記玉型Lmの周方向における三次元コバ厚データを求めて、前記三次元コバ角形状データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]及び前記三次元コバ厚データ[玉型形状情報(θi,ρi,Zbi)]に基づいて前記玉型の外周面へのコバ方向及び周方向への三次元溝掘位置データを求めるようになっている。
この構成によれば、三次元溝掘位置データが得られるので、三次元溝掘位置データを用いることにより眼鏡レンズの周面への溝掘加工を正確に行うことができる。
この発明にかかる玉型形状測定装置の部分概略斜視図である。 図1の玉型形状測定装置の測定機構の斜視図である。 図2の測定機構の正面図である。 図2の測定機構の背面図である。 図4の測定機構の右側面図である。 図2の測定機構の回転ベースの駆動手段を示す模式図である。 図2のスライダ駆動機構を説明するための模式図である。 図5Bの平面図である。 図2のスライダの原点検出手段の概略説明図である。 図2の測定子の昇降機構を示す斜視図である。 図6の昇降機構によるレンズ枠の測定のための説明図である。 図7の左側面図である。 図1に示した玉型用測定子の部分拡大斜視図である。 図9の側面図である。 図1に示した玉型形状測定装置の制御回路図である。 図6の測定子の昇降機構の作用を説明する斜視図である。 図11の昇降機構によるレンズ枠の測定のための説明図である。 図11の昇降機構のリニアスケールの説明図である。 図13の右側面図である。 図6の測定子の昇降機構の作用を説明する斜視図である。 図15の昇降機構によるレンズ枠の測定のための説明図である。 図16の左側面図である。 図2の昇降機構による玉型測定の説明図である。 図2の昇降機構による玉型測定の説明図である。 図1〜図5の玉型形状測定装置により玉型の屈折面の曲率を求めるためのフローチャートである。 (a)は図1〜図5の玉型形状測定装置により玉型の曲率を測定により求めるための説明図、(b)は(a)の部分拡大図である。 (a)は眼鏡レンズのカーブ値の説明図、(b)は(a)のカーブ値と玉型の屈折面の2つの測定点間の差との関係を示した特性線図である。
符号の説明
1・・・測定装置本体
6・・・駆動モータ(測定子移動手段)
24・・・リニアスケール(位置検出手段)
37・・・レンズ枠用測定子
38・・・玉型用測定子
38a・・・軸状測定部(周面測定部)
38d・・・段面(角測定部)
40・・・リニアスケール(位置検出手段)
52・・・演算制御回路
Cv・・・カーブ値
LF(RF)・・・レンズ枠
Lm・・・玉型
P1,P2・・・測定ポイントP1,P2
Ym・・・ヤゲン溝

Claims (5)

  1. 測定装置本体に設けられる玉型保持手段と、前記玉型保持手段に保持された玉型の周縁形状を測定する玉型用測定子と、前記玉型の外周面に沿って移動させる測定子移動手段と、前記玉型用測定子の座標を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記玉型の周面形状データを二次元情報として求める演算制御回路を備える玉型形状測定装置であって、
    前記演算制御回路は、前記測定子移動手段を制御して、前記玉型保持手段に保持された玉型の2つの屈折面の一方の少なくとも2点に前記玉型用測定子を当接させて、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記2点の座標を求め、前記玉型の一方の屈折面のカーブ値を求めることを特徴とする玉型形状測定装置。
  2. 請求項1に記載のレンズ枠形状測定装置において、前記装置本体はレンズ枠保持手段及び該レンズ枠保持手段に保持されるレンズ枠のヤゲン溝の周方向の三次元形状を測定させるレンズ枠用測定子を備え、前記玉型用測定子は前記レンズ枠用測定子に設けられていることを特徴とする玉型形状測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズ枠形状測定装置において、前記演算制御回路は、前記玉型のカーブ値及び周面形状データから前記玉型のコバ角の三次元コバ角形状データを求めて、前記三次元コバ角形状データに基づいて前記玉型の外周面へのコバ方向及び周方向への三次元溝掘位置データを求めることを特徴とする玉型形状測定装置。
  4. 請求項1又は2に記載のレンズ枠形状測定装置において、前記玉型用測定子は前記玉型の外周面に当接させる周面測定部及び前記玉型の一方の屈折面と外周面とのコバ角に当接させる角測定部を備えると共に、
    前記演算制御回路は、測定子移動手段を作動制御して前記周面測定部を前記外周面に接触させ且つ前記角測定部を前記コバ角に接触させながら周方向に移動させて、前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記三次元コバ角形状データを求めることを特徴とする玉型形状測定装置。
  5. 請求項3又は4に記載のレンズ枠形状測定装置において、更にレンズの材質を入力する材質入力手段を備えると共に、
    前記演算制御回路は、前記周面形状データと前記材質入力手段により入力されるレンズの材質とから前記玉型の周方向における三次元コバ厚データを求めて、
    前記三次元コバ角形状データ及び前記三次元コバ厚データに基づいて前記玉型の外周面へのコバ方向及び周方向への三次元溝掘位置データを求めることを特徴とする玉型形状測定装置。
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