JP2002168614A - 型板保持具 - Google Patents

型板保持具

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JP2002168614A
JP2002168614A JP2001027284A JP2001027284A JP2002168614A JP 2002168614 A JP2002168614 A JP 2002168614A JP 2001027284 A JP2001027284 A JP 2001027284A JP 2001027284 A JP2001027284 A JP 2001027284A JP 2002168614 A JP2002168614 A JP 2002168614A
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Yasuo Suzuki
泰雄 鈴木
Yoshimasa Ogawa
義正 小川
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Topcon Corp
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
    • B24B9/144Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms the spectacles being used as a template

Abstract

(57)【要約】 【課題】ネジ等の型板を型板取付部材に取り付ける部品
を紛失することがない型板保持具を提供すること。 【解決手段】弾性支柱94を型板80の保持用孔81に
挿通した状態で、押圧支柱95の操作により弾性支柱9
4で型板80をベース部材91aの端面91bに対して
押圧当接させることにより、型板80が保持部材91に
取り付けられる一方、押圧支柱95の操作により保持部
材91を型板80から離反させることにより、型板80
を弾性支柱94及び保持部材91から取り外し可能にし
た型板保持具において、押圧支柱95及び弾性支柱94
は型板80の着脱操作時に保持部材91に保持されてい
ることを特徴とする型板保持具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡フレームの玉
型形状測定装置の精度等を確認するために、眼鏡フレー
ムの玉型に倣って成形された型板の形状を玉型形状測定
装置によって測定させる型板保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、眼鏡フレームをクランプピン
(保持棒)によって上下方向から挟持した状態で眼鏡フ
レームのフレーム枠形状を測定する玉型形状測定装置が
知られている。
【0003】また、このような玉型形状測定装置にあっ
ては、例えば、特開昭61−267732号公報、特開
平3−261814号公報、特開平4−93163号公
報、特開平10−328992号公報等に開示されてい
るように、眼鏡フレームの玉型形状に倣って形成された
型板を保持部材に装着してネジ止めした上で、その保持
部材を保持具本体に保持させた状態で玉型形状測定装置
に保持具本体を装着して玉型形状測定装置の測定精度等
の確認をしている。尚、確認後には、型板、保持部材、
ネジ、保持具本体の夫々を玉型形状測定装置の引き出し
等に収納している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た玉型形状測定装置では、型板を保持部材(型板取付部
材)にネジ止めしていたので、固定作業に手間が掛かる
ばかりでなく、保持部材とネジとが独立していることか
ら、特に、小さなネジを紛失しまう虞があった。また、
保持部材と保持具本体も別々に収納するため、特に、小
さな保持部材を紛失してしまう虞があった。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、上記課題
を解決するために、ネジ等の型板を型板取付部材に取り
付ける部品を紛失することがない型板保持具を提供する
ことにある。
【0006】また、この発明の第2の目的は、型板の型
板取付部材に対する着脱作業を容易に行うことができる
型板保持具を提供することにある。
【0007】更に、この発明の第3の目的は、型板を取
り付ける型板取付部材を保持具本体と一緒に保管して、
この型板取付部材の紛失を防止することができる型板保
持具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載の発明の型板保持具は、保持用
孔が設けられ且つ眼鏡レンズの玉型形状に形成された型
板を係合当接させる型板係合部が設けられた型板取付部
材と、前記型板取付部材が着脱可能に保持され且つ玉型
形状測定装置に着脱可能に装着される保持具本体とを備
えると共に、前記型板取付部材に移動可能に保持され且
つ前記保持用孔に挿通される型板係止部材と、前記型板
係止部材を移動操作させる操作部材を備え、前記操作部
材を操作することにより、前記型板係止部材により前記
型板を保持するための型板保持具において、前記操作部
材及び前記型板係止部材は前記型板の着脱操作時に前記
型板取付部材に保持されていることを特徴とする。
【0009】また、上述した第2の目的を達成するため
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の型板保持具
において、前記型板係止部材は前記型板の保持用孔に挿
通させる弾性支柱であり、前記操作部材は前記弾性支柱
を押圧してその径を拡張させることにより、前記弾性支
柱の外周面を前記保持用孔の内周面側に移動させて、前
記弾性支柱を前記保持用孔に圧接させる押圧支柱である
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の型板保持具において、前記押圧支柱は、前記弾性支柱
を軸線方向に貫通し且つ前記型板取付部材に軸線方向に
所定範囲内で進退自在に螺着されたネジ軸と、該ネジ軸
の突出端部に設けられ且つ前記弾性支柱に当接させられ
た操作ツマミを有することを特徴とする。
【0011】上述した第2の目的を達成するため請求項
4に記載の発明は、請求項1に記載の型板保持具におい
て、前記型板係止部材は前記型板係合部に当接させられ
る前記型板の保持用孔の内周縁に対して進退動可能に前
記型板取付部材に装着された移動係止部材であり、前記
操作部材は前記型板取付部材に回転自在且つ軸線方向に
移動不能に前記型板取付部材に保持されているネジ軸で
あると共に、前記ネジ軸は前記移動係止部材の進退方向
に軸線が向けられ且つ前記移動係止部材に螺着されてい
ることを特徴とする。
【0012】上述した第2の目的を達成するため請求項
5に記載の発明は、請求項1に記載の型板保持具におい
て、前記型板係止部材は前記型板係合部に当接させられ
た前記型板の保持用孔の内周縁に対して進退動可能に前
記型板取付部材に装着された移動係止部材であり、前記
操作部材は前記移動係止部材の進退方向に所定範囲内で
進退動自在に前記型板取付部材に保持され且つ前記型板
の内周縁に向けてスプリングによりバネ付勢されている
ことを特徴とする。
【0013】上述した第3の目的を達成するため、請求
項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記
載の型板保持具において、前記保持具本体は前記型板取
付部材を収納する収納部を一体に備えていることを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態1】[構成]以下、この発明にかかる
型板保持具の実施の形態を図面を基に説明する。
【0015】図1において、1は玉型形状測定装置とし
てのフレーム形状測定装置、2はフレーム形状測定装置
1からの眼鏡枠形状データに基づいて被加工レンズを眼
鏡レンズの形状に研削加工する玉摺機である。
【0016】フレーム形状測定装置1は、図2に示すよ
うに、上面10aの中央に開口10bを有する測定装置
本体10と、上面10aに設けられたスイッチ部11を
有する。このスイッチ部11には、左右の測定モード切
り換え用のモード切換スイッチ12,測定開始用のスタ
ートスイッチ13,及びデータ転送用の転送スイッチ1
4を有する。
【0017】また、フレーム形状測定装置1は、眼鏡枠
MFの左右のレンズ枠LF,RFを保持する眼鏡枠保持
機構15,15´及びその操作機構16を有する。な
お、枠保持機構15,15´は同じ構造であるので、図
3に示すように、一方の枠保持機構15についてのみ説
明する。尚、図3中、17,18は測定装置本体10内
のシャーシ(図示せず)に上下に向けて固定され且つ互
いに平行に設けられた支持枠、19は支持枠18の外面
(支持枠17とは反対側の面)に突設された係止ピン、
20は支持枠18の上端部に設けられた円弧状スリッ
ト、21,22は支持枠17,18に設けられた取付孔
である。取付孔21,22は円弧状スリット20と係止
ピン19との間に位置させられ、円弧状スリット20は
取付孔21,22と同心に設けられている。
【0018】(操作機構16)操作機構16は、支持枠
17,18の取付孔21,22に回転自在に保持された
操作軸23と、操作軸23の一端部(支持枠18側の端
部)に固定された従動ギヤ24と、支持枠18及び測定
装置本体10の正面10cを貫通する回転軸25と、回
転軸25の一端部に固定され(又は一体に設けられ)且
つ従動ギヤ24に噛合する駆動ギヤ26と、回転軸25
の他端部に装着された操作レバー27を有する。図中、
23aは操作軸23に設けた偏平部で、この偏平部23
aは操作軸23の両端部近傍まで設けられている。
【0019】尚、測定装置本体10には上面10a及び
正面10cに跨る凹部28が形成され、この凹部28の
上面には円弧状の突部29が形成され、上面10aには
突部29の左右に位置させて「開」,「閉」が付されて
いる。そして、凹部28の正面に上述した操作レバー2
7が配設され、操作レバー27の上端部に設けられた折
曲部すなわち指示部27aが突部29上を移動するよう
になっている。
【0020】また、従動ギヤ24と係止ピン19との間
には、枠保持(上述の「閉」に対応)及び枠保持解除
(上述の「開」に対応)を行わせる2位置保持機構(2
位置保持手段)30が設けられている。
【0021】この2位置保持機構30は、上述の円弧状
スリット20と、従動ギヤ24の側面に突設され且つ円
弧状スリット20を貫通する可動ピン31と、可動ピン
31と係止ピン19との間に介装されたスプリング(引
っ張りコイルバネ)32を有する。この円弧状スリット
20は、上述のように取付孔21,22と同心となって
いるので、従動ギヤ24,操作軸23とも同心となって
いる。この為に、可動ピン31は、スプリング32の引
張力により円弧状スリット20の両端部20a,20b
のいずれか一方に保持されることになる。
【0022】更に、操作機構16は、操作軸23に長手
方向に移動可能に且つ周方向には僅かに相対回転可能に
保持された一対の筒軸33,33を有する。この筒軸3
3内の切円状挿通孔33aの偏平部33bと操作軸23
の偏平部23aとの間には、図3(b),(c)に示す
ように、僅かな間隙Sが形成されている。筒軸33,3
3には自己の弾性力により伸縮可能な弾性部を有する紐
状体34(図3(a)では一方のみを図示)がそれぞれ
取り付けられている。この紐状体34は、筒軸33に一
端部が固定されたスプリング35と、スプリング35の
他端部に連設されたワイヤ36を有する。
【0023】(枠保持機構15,15´)枠保持機構1
5は、水平方向に移動可能に且つ互いに相対接近・離反
可能に測定装置本体10内に保持された一対の可動枠3
7,37を有する。この各可動枠37は、水平板部38
と、水平板部38の一端部に上下に向けて連設された鉛
直板部39とから略L字状に形成されている。そして、
鉛直板部39には筒軸33が回転自在に且つ軸方向には
移動不能に保持されている。
【0024】また、枠保持機構15は、図4に示すよう
に、水平板部38,38間に介装された引っ張りコイル
スプリング40と、水平板部38の先端縁部の中央に固
定された支持板41と、水平板部38の上方に突出する
部分と鉛直板部39との間に配設されたツメ取付板42
を有する。このツメ取付板42は、一側部42aの軸状
の支持突部42cを中心に回動可能に支持板41と鉛直
部39に保持されている。尚、ツメ取付板42の後部側
の軸状の支持突部の図示は省略してある。
【0025】ツメ取付板42の他側部42bの先端には
軸状で先細りテーパ状の保持ツメ43が第1の保持棒と
して突設され、ツメ取付板42の他側部42bの後端部
には第2の保持棒としての軸状の保持ツメ44の後端部
が支持軸45で回動可能に保持されている。この保持ツ
メ44は、基部44aが方形板状(図3(d)参照)に
形成され且つ先端部が先細りテーパ状に形成されている
と共に、支持軸45を中心に回動して、保持ツメ43に
対して相対接近・離反するようになっている。しかも、
保持ツメ44の先端部とツメ取付板42とは、支持軸4
5に捲回した図示しないトーションスプリングで常時開
く方向にバネ付勢されている。
【0026】更に、鉛直板部39には、保持ツメ44の
上方に位置させて、操作機構16と協働するL字状の係
合ツメ46が突設されている。この係合ツメ46の先端
部の下方に延びるエッジ状爪部46aは保持ツメ44に
係合させられている。これにより、ツメ保持板42の他
側部42bが一側部42aを中心に上方に回動させられ
ると、保持ツメ43,44の間隔がトーションスプリン
グのバネ力に抗して狭められるようになっている。
【0027】尚、図3(d)に示すように、係合ツメ4
6のエッジ状爪部46aは、保持ツメ44の略中央部に
係合する。また、係合ツメ46と筒軸33との間には、
鉛直板部39に回転自在に保持させたアイドルプーリ4
7が配設されている。このアイドルプーリ47には上述
したワイヤ36が支持され、ワイヤ39の端部が両側部
42a,42b間の略中央に位置されツメ取付板42に
固定されている。
【0028】また、各可動枠37,37は、その対向部
側がフレームガイド部材48でカバーされている。この
フレームガイド部材48は、水平板部38の先端に固定
された鉛直板部48aと、鉛直板部39の上端に固定さ
れた水平板部48bと、板部48a,48bが連設する
コーナに連設され且つ水平板部48b側に傾斜する傾斜
ガイド板部48cを有する。そして、鉛直板部48aに
は保持ツメ43,44に対応して開口48dが形成さ
れ、保持ツメ44は開口48dから突出させられてい
る。また、保持ツメ43の先端部は、保持ツメ44,4
3が最大に開いている状態(図4(a),(b)参照)
では、開口48d内に位置するようになっている。
【0029】なお、各可動枠37,37に設けたフレー
ムガイド部材48,48の鉛直板部48a,48aは、
互いに平行に設けられて対向する面を保持面として有す
る。この一対の鉛直板部48a,48aの保持面同士
は、可動枠37,37の相対接近・離反に伴って、相対
接近・離反させられる。
【0030】また、フレーム形状測定装置(玉型形状測
定装置)1は、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠(メガネフレー
ム)MFのリム即ち眼鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)
の形状測定を行う形状測定手段を有する。この形状測定
手段は、フィーラー50を眼鏡枠Fのヤゲン溝51に沿
って移動させることにより、フィーラー50の移動位置
を角度θiに対する動径ρiとして、即ち極座標形式の
レンズ形状情報(θi,ρi)として求めることができ
るようになっている。この構造には周知のものを採用で
きるので、その詳細な説明は省略する。
【0031】また、フレーム形状測定装置1は、型板や
モデルレンズ等の形状を測定する蒲鉾状のフィーラー5
0a(図10(c)参照)を有する。このフィーラー5
0aはフィーラー50と切り換えて使用される。このフ
ィーラー50a,フィーラー50及びその切換機構にも
本願出願人の先の出願で開示した周知のものが採用でき
るので、詳細な説明は省略する。
【0032】更に、玉摺機2は、図2に示すように、被
加工レンズの周縁を研削加工する加工部60(詳細図示
略)を有する。この加工部60には、キャリッジの一対
のレンズ回転軸間に被加工レンズを保持させて、このレ
ンズ回転軸の回動とキャリッジの上下回動を上述のレン
ズ形状情報(θi,ρi)に基づいて制御し、被加工レ
ンズの周縁を回転する研削砥石で研削加工するものであ
る。この構造は、周知であるのでその詳細な説明は省略
する。 <型板保持具>図5において、80はメガネ(眼鏡)の
レンズ枠の形状や眼鏡レンズの形状等の玉型形状に形成
した型板である。この型板80の形状は、図8に示した
型板保持具Aを用いてフレーム形状測定装置1で測定を
行うことができる。尚、予め定められた周長(例えば、
162.83mm)の型板80の周長を測定することに
より、型板80の精度等を確認できる。
【0033】この型板保持具Aは、型板80を取り付け
る保持部材90(型板取付部材)と、保持部材90を保
持させる保持具本体100(図10参照)を有する。
【0034】この型板80は、その中心に形成された軸
挿通用の保持用孔(貫通穴)81と、保持用孔81を挟
む位置に形成された位置決小孔82及び調整長孔83を
有する。
【0035】この調整長孔83は、型板80を保持部材
(型板取付部材)90に取り付ける際、型板80の孔8
2,83間の寸法と保持部材90の後述する突起97
a,97b間の寸法に成形・加工による寸法バラツキが
あっても、この寸法バラツキによる誤差を許容する様に
なっている。
【0036】型板取付手段としての保持部材90は、保
持具本体100に保持される樹脂製のベース部91を有
する。このベース部91は、側面形状が円弧状で且つ平
面形状が長方形のベース本体91aと、ベース本体91
aの円弧状外面の中央部に設けられた円柱状部96と、
このベース本体91aの円柱状部96とは反対側の平坦
な端面91bの長手方向両端から突出するフランジ部9
7,97とを一体に形成したものである。
【0037】このベース部91のフランジ97側の端面
91bが型板係合部となる。しかも、円柱状部96の端
面には、フランジ部97の突出方向と同方向に延在する
位置決溝96aが形成されている。また、円柱状部96
の外周には、環状の環状係止溝96bが形成されてい
る。更に、一方のフランジ部97には位置決小孔82の
内径と略同直径の突起97aが突設され、他方のフラン
ジ97には調整長孔83と係合させる突起97bが突設
されている。
【0038】また、保持部材90は、ベース部91のベ
ース本体91aに図6(e)の如く埋設された軸状又は
筒状の軸受金具(軸取付部材)92を有する。この軸受
金具92には、図6(e)に示したように、小径孔92
a,ネジ孔92b,大径孔92cが外側から順に形成さ
れている。
【0039】また、保持部材90は、軸受金具92に所
定周回数だけ回転可能に保持された軸93を操作部材と
して有する。即ち、軸93は、ネジ孔92bに螺着した
ネジ部93aと、ネジ部93aの大径孔92c内への突
出端部に一体に設けられた頭部93bを有する。この構
成により軸93は、正回転又は逆回転させると、軸93
はネジ部93aの作用によって軸線方向に所定範囲内で
進退動できる。尚、上述の各突起97a,97bは、実
質的に同一であり、軸93を中心に対称位置に且つ軸9
3と平行に設けられている。
【0040】更に、保持部材90は、軸93の軸受金具
92から突出する部分の基部側に挿入された弾性支柱9
4と、軸93の先端側に取り付けられた押圧支柱(操作
ツマミ)95とを備えている。この弾性支柱(弾性筒
体)94はゴム等の変形可能な弾性体(弾性材料)から
型板係止部材として形成され、押圧支柱95はネジ95
aにより軸93に固定されている。尚、94aは軸受金
具92の端面と弾性支柱94との間に介装されたワッシ
ャー、94bは弾性支柱94と押圧支柱95との間に介
装されたワッシャーである。このワッシャー94a,9
4bは弾性支柱94の両端部に焼き付け固着して、取り
扱い性を良くするようにしてある。また、ワッシャー9
4a,94bは滑りの良い軸受材料等から形成すること
により、軸93を回転操作する際の摩擦抵抗を小さくし
て、軸93の回転操作性が良くなるようにしている。ま
た、この軸93の回転操作に際して、弾性支柱94が摩
耗しないようにしている。
【0041】操作ツマミである押圧支柱95を摘んで軸
93を回転操作して、軸93をネジ部93aの作用によ
り埋没させると、押圧支柱95がフランジ部97側に接
近して、弾性支柱94が押圧支柱95により押され、こ
の圧力によって弾性支柱94が図6(b)の如く略樽型
に変形させられる。
【0042】しかも、型板80が図6(c)の如く弾性
支柱94の長さよりも小さく薄肉である場合において、
図6(a)のごとく樽型に変形していない弾性支柱94
を型板80の保持用孔81に挿入して、各突起97a,
97bを各孔82,83に係合させると共に、型板80
をフランジ97側の面(型板係合部)91bに密着させ
ると、弾性支柱94の一部が保持用孔81から突出す
る。この状態で、押圧支柱95を回転操作して軸93を
回転させ、押圧支柱95をネジ93aの作用によりベー
ス本体91a側に変位させることにより、弾性支柱94
の保持用孔81から突出する部分が図6(c)に示すよ
うに樽型に弾性変形して直径が大きくなる。この弾性支
柱94の保持用孔81から突出した部分を樽型に変形さ
せることにより、この弾性支柱94の保持用孔81から
突出した部分の外周面が型板80の保持用孔81の内周
縁側に移動変位させられて保持用孔81に圧接させら
れ、型板80が保持部材90に取り付けられる(保持さ
せられる)。
【0043】尚、型板80が図6(d)の如く弾性支柱
94の長さと略同じかそれ以上の肉厚である場合におい
て、押圧支柱95を回転操作して軸93を回転させ、押
圧支柱95をネジ93aの作用によりベース本体91a
側に変位させることにより、弾性支柱94が保持用孔8
1内で図6(b)に示すように樽型に弾性変形して直径
が大きくなろうとする。これにより弾性支柱94の外周
面が保持用孔81の内周面側に移動変位して保持用孔8
1の内周面(内周縁)に圧接させられ、型板80が保持
部材90に取り付けられる(保持させられる)。
【0044】この様に型板80の肉厚に関係なく型板8
0を保持部材90に容易に取り付けることができる。し
かも、弾性支柱94は、型板80の板厚の大小に拘わら
ず変形が自由であるので、型板80を一定の保持力で保
持部材90に保持可能である。
【0045】一方、この逆の操作を行うことにより、型
板80を保持部材90から取り外すことができる。
【0046】また、ベース部91、軸受金具92、軸9
3、弾性支柱94、押圧支柱95は一体に組み付けられ
ていることから、個々がバラバラにされることがない。
しかも、その一体の押圧支柱95を単に回転させるだけ
で、樽型変形・円柱型復帰とすることができ、型板80
の着脱固定を容易且つ確実に行うことができる。この型
板80の着脱作用に際しては、軸受金具92、軸93、
弾性支柱94、押圧支柱95がベース部91から取り外
されることはないので、軸受金具92、軸93、弾性支
柱94、押圧支柱95等の部品を紛失することがない。
【0047】保持具本体100は、図10及び図8に示
すように、矩形枠101の上壁102に長手方向に細長
く形成されたリブ状のツマミ部103を一体に形成した
本体部104と、ツマミ部103の中央部に回転可能に
保持された略円筒形状の固定ツマミ105とを有する。
【0048】矩形枠101の長手方向に延びる壁面に
は、後述する保持爪44を挿入するための挿入穴106
が形成されている。また、長手方向に延びる一方の壁面
中央には挿入穴106,106間が外方に突出する位置
決め用の膨出突部107が形成されている。
【0049】膨出突部107は、上面10aに形成した
切欠10dに系合して、保持具本体100の取り付け向
きを決定するようになっている。切欠10dは、開口1
0bに開放していると共に、並設したフレームガイド部
材48,48間に対応して設けられている。
【0050】また、矩形枠101の開口縁部には挿入穴
106,106に対応して開口縁部側に拡開するV字状
の切欠108,108及びW字状の切欠109,109
が形成されている。
【0051】このW字状の切欠109の内側(膨出突部
107寄り)の切欠109aは、切欠108に対向して
おり、旧型のフレーム形状測定装置1のクランプピン
(保持棒)によって保持されるようになっており、W字
状の切り欠き109の外側の切欠109bは新型のフレ
ーム形状測定装置1のクランプピン(保持棒)が係合す
るようになっている。
【0052】また、矩形枠101の短手方向に延びる壁
面には開口縁部から突出する爪片110,111が形成
されている。
【0053】上壁102の中央には、ツマミ部103に
跨り且つ固定ツマミ105の回転を許容するために露出
させる開口112が形成されている。
【0054】ツマミ部103の一側方寄りには、保持部
材90の収納凹部113が形成されている。この収納凹
部113は、図9に示すように、互いに対向すると共に
その対向幅がフランジ97の短手方向の幅と略同一幅の
保持壁113aと、互いに対向すると共にその対向幅が
各支柱94,95の直径と略同一幅か若しくは大きい幅
の収納壁113bと、各壁113a,113b間に設け
られた段差壁113cとを備えている。
【0055】一方の(図8に全体が図示されている方)
保持壁113aには、切欠113d並びにフランジ97
と係合する係合突起113eを突出させた弾性リブ11
3fとが形成されている。また、他方の保持壁113a
には、一方の保持壁113aの切欠113dと対向する
位置に弾性リブ113fと同一形状の弾性リブ(図示せ
ず)と、一方の保持壁113aの弾性リブ113fと対
向する切欠113dとが形成されている。
【0056】収納壁113b間には、底壁113gが形
成され、この底壁113gの中央には押圧支柱95が貫
通した状態で弾性支柱94を保持する保持孔113hが
形成されている。
【0057】従って、保持部材90は、保持孔113h
に押圧支柱95を貫通させるように保持壁113a間に
フランジ97を押し込むことによって、弾性リブ113
fが一旦変形した後に復帰して段差壁113cと係合突
起113eとの協働によりフランジ97を挟持すること
で保持具本体100に保持される。尚、必要に応じて単
に保持部材90を引き抜くだけで取り外すことができ
る。
【0058】固定ツマミ105は同軸上に内筒114を
有する。この内筒114には、固定ツマミ105の回転
によって直径が可変する複数の爪115aからなる保持
筒部115が形成されている。また、保持筒部115に
は、矩形枠101の長手方向に延びるリブ116が突出
されている。尚、固定ツマミ105の回転範囲は、固定
ツマミ105に設けられた突起117がツマミ部103
の内壁に当接することで規制されている。
【0059】従って、保持筒部115の直径(内径)が
最大の状態で、円柱状部96を保持筒部115に挿入す
ると共にリブ116に位置決溝96aを係合させ、この
状態から固定ツマミ105を回転させて保持筒部115
の直径を縮小方向に可変することで爪115aが環状係
止溝96bに係合して円柱状部96が抜け止め状態で保
持具本体100に締め付け保持される。
【0060】このように、型板80並びに保持部材90
を保持した保持具本体100は、図10(a),
(b),(c)に示すように、フレームガイド部材4
8,48間に図示(a),(b),(c)の順に挿入し
たときに、保持爪43,43に係合させられるようにな
っている。そして、この位置では、保持爪44が挿入穴
108から保持具本体100内に挿入され、保持具本体
100を保持爪43,44(保持棒)間で保持するよう
になっている。
【0061】保持具本体100を用いた場合には、図示
しない保持部材検知手段が検知して検知信号を図示しな
い演算制御回路に入力し、演算制御回路(演算手段)は
フィラー50の代わりに型板用フィラーを型板Tに当接
させて、型板Tの形状測定を行うようになっている。こ
の型板用フィラーの構造は特願平8−320468号と
同じ周知のものを採用しているので、詳細な説明は省略
する。なお、このような自動検知によらず、特願平2−
113840号と同じ周知の手動で起倒するタイプの型
板用フィラーを採用することもできる。 [作用]次に、このような構成のフレーム形状測定装置1
の作用を説明する。 (1)メガネフレームのレンズ枠形状測定 フレームガイド部材48,48の傾斜ガイド板部48
c,48cは、上端に向うにしたがって互いに開く方向
に傾斜している。従って、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠MF
を図4(a)の如く傾斜ガイド板部48c,48c間に
配設して、眼鏡枠MFをコイルスプリング40のバネ力
に抗して上から押し下げると、傾斜ガイド板部48c,
48cのガイド作用により、フレームガイド部材48,
48の間隔すなわち可動枠(スライダ)37,37の間
隔が広げられて、眼鏡枠MFのリム即ち眼鏡枠MFのレ
ンズ枠LF(RF)が保持ツメ43,43上まで移動さ
せられて保持ツメ43,43に係止される。
【0062】このような状態において、操作レバー27
を「開」位置から「閉」位置に回動操作すると、この回
動が回転軸25,ギヤ26,24,操作軸23を介して
筒軸33に伝達されてスプリング35の一部が筒軸33
に捲回されることにより、スプリング35に連設された
ワイヤ36を介してツメ取付板42が一側部42aを中
心に上方に回動させられ、保持ツメ43,44の間隔が
図4(c)の如く狭められて、眼鏡枠MFのリム即ち眼
鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)が図4(c)の如く保
持ツメ43,44間に保持される。この位置では、可動
ピン31が円弧状スリット20下端部20aにスプリン
グ32のバネ力により保持されることになる。
【0063】尚、眼鏡枠MFのリム即ち眼鏡枠MFのレ
ンズ枠LF(RF)を保持ツメ43,44間から取り外
す場合には、操作レバー27を上述とは逆に操作するこ
とにより、各部材が上述とは逆に動作する。 (2)型板80の形状測定 この玉型形状測定装置1で型板80の形状測定を行うに
は、まず型板80を保持部材90に取り付ける。即ち、
まず保持部材90の弾性支柱94が樽型に弾性変形して
いない状態で、押圧支柱95を型板80の保持用孔81
に挿通させると共に、各突起97a,97bを各孔8
2,83に係合させた状態で型板80をフランジ97側
の面(型板係合部)91bに密着させる。この後、図6
に示すように、押圧支柱95を回転させて弾性支柱94
を樽型に弾性変形させる。これにより弾性支柱94の直
径が大きくなって、弾性支柱94の外周面が型板80の
保持用孔81の内周縁側に移動変位して保持用孔81に
圧接され、型板80が保持部材90に取り付けられる
(保持させられる)。
【0064】そして、保持筒部115の直径(内径)が
最大の状態で、保持部材90の円柱状部96を保持筒部
115に挿入し、円柱状部96の位置決溝96aをリブ
116に係合させる。次に、この状態から固定ツマミ1
05を回転させて、保持筒部115の直径を縮小させる
ことにより、爪115aが環状係止溝96bに係合させ
られて、円柱状部96が抜け止め状態で保持具本体10
0に締め付け保持される。このようにして型板80が取
り付けられた保持部材90を保持具本体100に保持さ
せる。
【0065】そして、この保持具本体100を、図10
(a)のように可動枠37,37の傾斜ガイド板部48
c,48c間に位置させた後、図10(b)の二点鎖線
で示した傾斜ガイド板部48c,48cに当接させて、
下方に押し込む。これにより、保持具本体100が傾斜
ガイド板部48c,48cに案内されて下方に変位する
と同時に、可動枠37,37が引張りコイルスプリング
40のバネ力に抗して互いに離反する方向に移動変位さ
せられ、図10(c)に示すように、フレームガイド部
材48,48間に挿入され、保持爪43,43に係合さ
せられる。
【0066】この後、操作レバー24を「閉」方向に回
動操作して、この回動を操作軸23,駆動ギヤ26,従
動ギヤ24,回転軸25に伝達させ、紐状体34のスプ
リング35を回転軸35に巻き付けるようにすることに
より、紐状体34のワイヤ36を介してツメ取付板42
を上方に変位させる。この際、保持爪44は、係合ツメ
46により上方への移動が規制されて、保持爪44が支
持軸45を中心にツメ取付板42側に回動させられて、
先端部が挿入穴108から保持具本体100内に挿入さ
れ、保持具本体100が保持爪43,44(保持棒)間
で保持される。
【0067】この状態で、フレーム形状測定装置(玉型
形状測定装置)1のフィーラー50aを図10(c)の
如く型板80の周面に当接させて、このフィーラー50
aを型板80の周面に沿って移動させることにより、フ
ィーラー50aの移動位置を角度θiに対する動径ρi
として、即ち極座標形式のレンズ形状情報(θi,ρ
i)として求める。このフィーラー50aによる測定機
構及び測定方法も本願出願人の先の出願で開示した周知
のものが採用できるので、詳細な説明は省略する。
【0068】
【発明の実施の形態2】尚、本発明は上記実施の形態に
限定されず、図11に示すように構成してもよい。この
図11に示したものは、図1〜図4に示した構成の係合
ツメ46を省略するとともに、保持ツメ44の取付構造
を変更したものである。しかも、本実施例に於て、他の
構成は図1と同じである。
【0069】この図11において、保持ツメ43が図1
と同ようにして可動枠37に保持されている。また、可
動枠37の鉛直板部39には貫通孔39aが設けられ、
鉛直板部39の背面には上下に延びるガイドレール70
が装着され、このガイドレール70にはスライダ71が
上下動可能に保持され、スライダ71には貫通孔39a
に挿通されたラックバー72が図11中左右動可能に保
持され、ラックバー72にはスライダ71に保持された
駆動ピニオン73が噛合させられている。そして、この
ラックバー72の開口48d側の端部には保持ツメ44
が固定されている。
【0070】しかもスライダ71は図示しない駆動モー
タで上下動作せられ、駆動ピニオン73は図示しない駆
動モータで回転駆動させられるようになっている。この
駆動モータによるスライダ71の上下動及び駆動ピニオ
ン73の回転駆動は、以下のタイミングで行われるよう
になっている。
【0071】即ち、図2に示した操作レバー27が
「開」位置にある状態では、図11(a)に示すよう
に、保持ツメ44の基部が貫通孔39a内に位置すると
ともに、保持ツメ44の先端が鉛直板部38a,39間
の退避位置に位置させられて鉛直板部48a,48a間
に突出していない。
【0072】この状態で、眼鏡(メガネ)の眼鏡枠MF
を図4(a)の如く傾斜ガイド板部48c,48c間に
配設して、眼鏡枠MFをコイルスプリング40のバネ力
に抗して上から押し下げると、傾斜ガイド板部48c,
48cのガイド作用により、フレームガイド部材48,
48の間隔すなわち可動枠(スライダ)37,37の間
隔が広げられて、眼鏡枠MFのリム即ち眼鏡枠MFのレ
ンズ枠LF(RF)が保持ツメ43,43上まで移動さ
せられて保持ツメ43,43に係止される。
【0073】次に、図2に示した操作レバー27を
「開」位置から「閉」位置に回動操作すると、操作レバ
ー27によりその回動初期に図示しないスイッチがオン
させられて、駆動モータにより駆動ピニオン73が回転
駆動され、ラックバー72及び保持ツメ44が矢印で示
すように鉛直板部48aの開口48d側に移動させら
れ、保持ツメ44の先端部が図11(b)に示すように
開口48dから突出させられるとともに、保持ツメ44
の基部が貫通孔39aから抜け外れる。この後、スライ
ダ71が図示しない駆動モータで下方に移動させられ
て、保持ツメ44が図11(c)の如く破線の位置から
実線の位置まで降下させられる。
【0074】一方、上述のように操作レバー27を
「閉」位置側に回動操作すると、この回動が回転軸2
5,ギヤ26,24,操作軸23を介して筒軸33に伝
達されてスプリング35の一部が筒軸33に捲回される
ことにより、スプリング35に連設されたワイヤ36を
介してツメ取付板42が一側部42aを中心に上方に回
動させられ、保持ツメ43が図11(c)の如く破線の
位置から実線の位置まで上昇させられて、保持ツメ4
3,44の間隔が狭められて、眼鏡枠MFのリム即ち眼
鏡枠MFのレンズ枠LF(RF)が保持ツメ43,44
間に保持される。この位置では、可動ピン31が円弧状
スリット20下端部20aにスプリング32のバネ力に
より保持されることになる。
【0075】尚、眼鏡枠MFのリム即ち眼鏡枠MFのレ
ンズ枠LF(RF)を保持ツメ43,44間から取り外
す場合には、操作レバー27を上述とは逆に操作するこ
とにより、操作レバー27の回動操作でオンする第2の
スイッチ(図示せず)が作動させられて、各部材が上述
とは逆に動作する。
【0076】本実施例では、駆動モータによる保持ツメ
44の左右動(開口48dからの出没)及び保持ツメ4
4の上下動を行わせるようにしたが、この動作をソレノ
イドで行わせるようにしてもよいし、ワイヤや歯車駆動
機構を用いて操作レバー27に連動させることにより、
図11に示したのと同ような動作を行わせるようにする
こともできる。また、上述した実施例では、この発明の
要部ではないので、説明の便宜上可動枠37,37同士
をコイルスプリング40で直接接近する方向に付勢して
いる構造で説明した。しかし、実際には、可動枠37,
37の一方を中央位置に対して進退動させたときに、他
方の可動枠37が一方の可動枠37に連動して中央位置
に対して進退動して、可動枠37,37が相対接近・離
反するように、ワイヤ,プーリ等を用いた機構、或は、
歯車等を用いた機構で可動枠37,37を連動させるよ
うに設定される。
【0077】
【発明の実施の形態3】図12〜図15は、この発明の
実施の形態3を示したもので、保持具本体100の保持
筒部115に保持させる保持部材(型板取付部材)90
aを示したものである。この型板取付手段としての保持
部材90aは、保持具本体100に保持させる樹脂製の
ベース部91を有する。
【0078】このベース部91は、図12に示したよう
に下部側が下側に先細りテーパ状に形成されたベース本
体91aと、ベース本体91aのテーパ状の先細り端部
(図12の下部)に一体に設けられた円柱状部96を有
する。
【0079】また、図12におけるベース本体91aの
上側の端面91bは図13に示したように平面形状が長
方形状に形成されている。91c,91dはベース本体
91aの長手方向の端面である。しかも、ベース本体9
1aには、端面91bの中央に開口する直方体状のガイ
ド穴200と、端面91c及びガイド穴200に開口す
る軸挿通孔201と、軸挿通孔201と同軸に設けられ
且つ端面91d及びガイド穴200に開口する軸挿通孔
202を有する。ガイド穴200の平面形状は、図13
に示したように左右に細長く形成された長方形状に形成
されている。また、軸挿通孔202は軸挿通孔201と
同径の小径孔部202aと、大径孔部202aより大径
の孔部202bを有し、孔部202a,202b間には
段差面202cが形成されている。
【0080】しかも、円柱状部96の端面には、ベース
本体91aの長手方向と同方向に延びる位置決溝96a
が形成されている。また、円柱状部96の外周には、環
状で断面がV字状の環状係止溝96bが形成されてい
る。
【0081】更に、ベース本体91aには、図15に示
したように、端面91bから突出する係合ピン203,
204の基部が埋設固定されている。
【0082】また、ガイド穴200内には、方形で板状
のスライド部材(移動係止部材)205が型板係止部材
としてガイド穴200の側面200a,200aに沿っ
て左右方向に進退移動可能に配設されている。尚、この
スライド部材205は、ガイド穴200の側面200
a,200aにより回動規制される。しかも、スライド
部材205は、端面91bから突出するアーム部206
を一体に有する。これにより、型板80が端面(型板係
合部)91bに当接させられると共に、型板80の孔8
2,83に係合ピン203,204が挿入された状態に
おいて、スライド部材(型板係止部材)205のアーム
部206が型板80の保持用孔81の内周縁に対して進
退動可能になっている。
【0083】更に、このアーム部206のガイド穴20
0からの突出端部には、スライド部材205の移動方向
で且つ係合ピン204側に突出する係合突部(型板係止
部)207が一体に形成されている。この係合突部20
7には、係合ピン204に先端側から対面する様に傾斜
する係合面207aが押圧面(押圧部)として形成され
ている。
【0084】また、軸挿通孔201,202には、ガイ
ド穴200及びスライド部材205を貫通するネジ軸
(操作軸すなわち操作部材)208の中間部及び一端部
が挿入されている。このネジ軸208の一端部には、円
形状のフランジ(大径の抜規制部)209が頭部として
一体に形成されている。このフランジ209は、大径孔
部20b内に嵌合配設されていると共に、段差面(移動
規制用段差面)202cに当接させられている。ネジ軸
208のガイド穴200に臨む部分にはネジ部208a
が形成されている。このネジ部208aはスライド部材
205の貫通部分に螺着されている。この様にしてネジ
軸208はアーム部206の進退方向に軸線が向けられ
ている。更に、ネジ軸208の端面91cからの突出端
部には操作ツマミ210がネジ211で固定されてい
る。しかも、この操作ツマミ21は、端面91cに当接
させられて、フランジ209と共にネジ軸208の軸線
方向への移動を規制している。
【0085】次に、この様な構成の保持部材90aの作
用を説明する。
【0086】この様な構成において、型板80を保持部
材90aに取り付けるには、まず図15中、スライド部
材205をガイド穴200の移動方向の略中央に位置さ
せて、係合突部207をガイド穴200に臨ませる。次
に、この状態で、型板80の保持用孔81にアーム部2
06の先端部及び係合突部207を挿入する一方、型板
80を端面(型板係合部)91bに当接させると共に、
型板80の孔82,83に係合ピン203,204を挿
入させる。
【0087】そして、操作ツマミ210を摘んでネジ軸
208を正転させることにより、ネジ部208aの作用
でスライド部材205を操作ツマミ210側に移動させ
て、アーム部206及び係合突部207を型板80の保
持用孔81の内周縁側に移動させ、係合突部207の係
合面207aが型板80を端面91bに押し付ける。こ
れにより、型板80は端面91bと係合面207aとの
間で挟持されることになる。
【0088】この様にして型板80が取り付けられた保
持部材90aは、発明の実施の形態1と同様に、円柱状
部96を保持具本体100の保持筒部115に保持させ
る。そして、この保持具本体10をレンズ枠形状測定装
置1に装着して、型板80の形状をレンズ枠形状測定装
置1により上述と同様に測定する。尚、型板80を取り
外すには、上述の取付作業と逆の操作を行う。
【0089】
【発明の実施の形態4】図16〜図19は、この発明の
実施の形態3を示したもので、保持具本体100の保持
筒部115に保持させる保持部材(型板取付部材)90
aを示したものである。この型板取付手段としての保持
部材90aは、保持具本体100に保持させる樹脂製の
ベース部91を有する。
【0090】このベース部91は、図16に示したよう
に左右に直方体状に延びるベース本体91aと、ベース
本体91aの左右方向の中央下部に一体に設けられた円
柱状部96を有する。
【0091】また、図12におけるベース本体91aの
上側の端面91bは図13に示したように平面形状が長
方形状に形成されている。91c,91dはベース本体
91aの長手方向の端面である。
【0092】しかも、ベース本体91aには、端面91
bの中央に開口する直方体状のガイド穴200と、端面
91c及びガイド穴200に開口する軸挿通孔201
と、軸挿通孔201と同軸に設けられ且つ端面91d及
びガイド穴200に開口するスプリング配設孔(保持
孔)300を有する。ガイド穴200の平面形状は、図
13に示したように左右に細長く形成された長方形状に
形成されている。また、スプリング配設孔300は、図
19に示したようにガイド穴200に開口する小径孔部
300aと、端面91d側の大径孔部300bを有す
る。
【0093】しかも、円柱状部96の端面には、ベース
本体91aの長手方向と同方向に延びる位置決溝96a
が形成されている。また、円柱状部96の外周には、環
状で断面がV字状の環状係止溝96bが形成されてい
る。
【0094】更に、ベース本体91aには、図15に示
したように、端面91bから突出する係合ピン203,
204の基部が埋設固定されている。
【0095】また、ガイド穴200内には、方形で板状
のスライド部材(移動係止部材)205が型板係止部材
としてガイド穴200の側面200a,200aに沿っ
て左右方向に進退移動可能に配設されている。尚、この
スライド部材205は、ガイド穴200の側面200
a,200aにより回動規制される。しかも、スライド
部材205は、端面91bから突出するアーム部206
を一体に有する。これにより、型板80が端面(型板係
合部)91bに当接させられると共に、型板80の孔8
2,83に係合ピン203,204が挿入された状態に
おいて、スライド部材(型板係止部材)205のアーム
部206が型板80の保持用孔81の内周縁に対して進
退動可能になっている。
【0096】更に、このアーム部206のガイド穴20
0からの突出端部には、スライド部材205の移動方向
で且つ係合ピン204側に突出する係合突部(型板係止
部)207が一体に形成されている。この係合突部20
7には、係合ピン204に先端側から対面する様に傾斜
する係合面207aが押圧面(押圧部)として形成され
ている。
【0097】また、軸挿通孔201には軸受材料から外
表面を滑らかに形成した筒状のスライド軸301が軸線
方向に進退移動可能に嵌合されている。このスライド軸
301は、これに挿通されたネジ(操作部材)302に
よりスライド部材205に固定されている。また、この
スライド部材205にはスプリング配設孔300側に突
出する突部303が形成され、スプリング配設孔300
の大径孔部300bにはバネ受304が螺着されてい
る。そして、スライド部材205とバネ受304との間
にはコイルスプリング305が介装されている。コイル
スプリング305は、スライド部材205側端部がテー
パ状に形成され、小径側が突部303に嵌合させられて
いる。尚、スライド軸301及びネジ302はスライド
部材205及びアーム部206の進退方向に軸線が向け
られている。
【0098】次に、この様な構成の保持部材90aの作
用を説明する。
【0099】この様な構成において、型板80を保持部
材90aに取り付けるには、図19中、ネジ302の頭
部302aをコイルスプリング305のバネ力に抗して
左方に押して、このネジ302及びスライド軸301を
図19中左方に変位させる。このとき、型板80の保持
用孔(貫通孔)81の内側に係合突起207を押し込ん
でも良い。
【0100】この様な頭部302aの押圧操作に際し
て、図19中、スライド部材205をガイド穴200の
移動方向の略中央に位置させると共に、係合突部207
をガイド穴200に臨ませる。次に、この状態で、型板
80の保持用孔81にアーム部206の先端部及び係合
突部207を挿入する一方、型板80を端面(型板係合
部)91bに当接させると共に、型板80の孔82,8
3に係合ピン203,204を挿入させる。
【0101】この後、頭部302aへの押圧力を解除す
ることで、スライド部材205はコイルスプリング30
5のバネ力で図19中右方に移動変位させられる。この
際、アーム部206及び係合突部207が型板80の保
持用孔81の内周縁側に移動して、係合突部207の係
合面207aが型板80を端面91bに押し付けられ
る。これにより、型板80は端面91bと係合面207
aとの間で挟持されることになる。
【0102】この様にして型板80が取り付けられた保
持部材90aは、発明の実施の形態1と同様に、円柱状
部96を保持具本体100の保持筒部115に保持させ
る。そして、この保持具本体10をレンズ枠形状測定装
置1に装着して、型板80の形状をレンズ枠形状測定装
置1により上述と同様に測定する。尚、型板80を取り
外すには、上述の取付作業と逆の操作を行う。
【0103】
【発明の実施の形態5】図20,図21は、この発明の
実施の形態5を示したものである。この発明の実施の形
態5は、発明の実施の形態4のスライド軸301及びネ
ジ302を省略すると共に、スライド部材205の下端
部に半球状の突起310を設けたものである。この突起
310は、スライド部材205の軸挿通孔201側の側
面205aに突設されていると共に、ガイド穴200の
軸挿通孔201側の内壁面200bに当接している。ま
た、スライド部材205には、スライド部材205がガ
イド穴200から抜け外れるのを防止するネジ311が
螺着されている。このネジ311は、側面205aから
軸挿通孔201内に突出している。
【0104】この構成においては、アーム部206の突
出端部を手で摘んで係合ピン204から離反する方向に
引っ張ることにより、アーム部206が突起310を中
心に図20の如くコイルスプリング305のバネ力に抗
して回動して、係合突部207が係合ピン204から離
反する。この状態で、型板80の保持用孔81にアーム
部206の先端部及び係合突部207を挿入する一方、
型板80を端面(型板係合部)91bに当接させると共
に、型板80の孔82,83に係合ピン203,204
を挿入させる。
【0105】そして、アーム部206を係合ピン204
側に移動させて、係合突部207の係合面207aを型
板80の保持用孔81に内周縁に係合させ、アーム部2
06から手を離す。この状態で係合部材207は、コイ
ルスプリング305のバネ力で型板80に図21の如く
圧接させられて、型板80をベース本体91aの端面9
1bに保持させる。この実施例の場合には、ベース本体
91aに対して型板80をアーム部206の操作のみで
簡易且つ迅速に着脱できる。
【0106】この様にして型板80が取り付けられた保
持部材90aは、発明の実施の形態1と同様に、円柱状
部96を保持具本体100の保持筒部115に保持させ
る。そして、この保持具本体10をレンズ枠形状測定装
置1に装着して、型板80の形状をレンズ枠形状測定装
置1により上述と同様に測定する。尚、型板80を取り
外すには、上述の取付作業と逆の操作を行う。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明の型板保持具は、保持用孔が設けられ且つ眼鏡レン
ズの玉型形状に形成された型板を係合当接させる型板係
合部が設けられた型板取付部材と、前記型板取付部材が
着脱可能に保持され且つ玉型形状測定装置に着脱可能に
装着される保持具本体とを備えると共に、前記型板取付
部材に移動可能に保持され且つ前記保持用孔に挿通され
る型板係止部材と、前記型板係止部材を移動操作させる
操作部材を備え、前記操作部材を操作することにより、
前記型板係止部材により前記型板を保持するための型板
保持具において、前記操作部材及び前記型板係止部材は
前記型板の着脱操作時に前記型板取付部材に保持されて
いる構成としたので、ネジ等の型板を型板取付部材に取
り付ける部品を紛失することがない。
【0108】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の型板保持具において、前記型板係止部材は前記
型板の保持用孔に挿通させる弾性支柱であり、前記操作
部材は前記弾性支柱を押圧してその径を拡張させること
により、前記弾性支柱の外周面を前記保持用孔の内周面
側に移動させて、前記弾性支柱を前記保持用孔に圧接さ
せる押圧支柱である構成としたので、型板の型板取付部
材に対する着脱作業を容易に行うことができると共に、
保持用孔の寸法バラツキ等に関係なく型板を型板取付部
材に確実に固定できる。
【0109】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の型板保持具において、前記押圧支柱は、前記弾性支柱
を軸線方向に貫通し且つ前記型板取付部材に軸線方向に
所定範囲内で進退自在に螺着されたネジ軸と、該ネジ軸
の突出端部に設けられ且つ前記弾性支柱に当接させられ
た操作ツマミを有する構成としたので、弾性支柱を圧縮
操作するためのネジ軸や操作ツマミ等の部品を紛失する
のが防止できる。
【0110】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の型板保持具において、前記型板係止部材は前記型板係
合部に当接させられる前記型板の保持用孔の内周縁に対
して進退動可能に前記型板取付部材に装着された移動係
止部材であり、前記操作部材は前記型板取付部材に回転
自在且つ軸線方向に移動不能に前記型板取付部材に保持
されているネジ軸であると共に、前記ネジ軸は前記移動
係止部材の進退方向に軸線が向けられ且つ前記移動係止
部材に螺着されている構成としたので、移動係止部材や
この移動係止部材を操作するためのネジ軸等の部品の紛
失を防止できると共に、型板の型板取付部材に対する着
脱作業を容易に行うことができる。
【0111】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の型板保持具において、前記型板係止部材は前記型板係
合部に当接させられた前記型板の保持用孔の内周縁に対
して進退動可能に前記型板取付部材に装着された移動係
止部材であり、前記操作部材は前記移動係止部材の進退
方向に所定範囲内で進退動自在に前記型板取付部材に保
持され且つ前記型板の内周縁に向けてスプリングにより
バネ付勢されている構成としたので、移動係止部材やこ
の移動係止部材を操作するための操作部材等の部品の紛
失を防止できると共に、型板の型板取付部材に対する着
脱作業を容易に行うことができる。
【0112】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜5のいずれか一つに記載の型板保持具において、前記
保持具本体は前記型板取付部材を収納する収納部を一体
に備えている構成としたので、型板を取り付ける型板取
付部材を保持具本体とを一緒に保管して、この型板取付
部材の紛失を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】眼鏡フレームの玉型形状測定装置と玉摺機との
関係を示す説明図である。
【図2】玉型形状測定装置の拡大斜視図である。
【図3】(a)は玉型形状測定装置の要部説明図、
(b),(c)は(a)の筒軸と操作軸との関係を説明
するための断面図、(d)は保持ツメの説明図である。
【図4】(a)〜(c)は図3に示した玉型形状測定装
置の眼鏡枠保持の動作説明図である。
【図5】保持部材と型板との関係を示す分解斜視図であ
る。
【図6】(a)は図5の保持部材の側面図、(b)は
(a)の弾性支柱を圧縮変形させたときの側面図、
(d),(e)は型板の板厚(肉厚)を異ならせた場合
の弾性支柱の作用説明用の断面図、(e)は保持部材の
弾性支柱の取付部の断面図である。
【図7】保持具本体の底面側の斜視図である。
【図8】保持具本体の平面側の斜視図である。
【図9】保持部材を保持具本体に収納した状態の要部の
拡大断面図である。
【図10】(a)〜(c)は図7に示した保持具本体を
用いて図2に示したフレーム形状測定装置により型板の
玉型形状を測定するときの動作説明図である。
【図11】(a)〜(c)はこの発明にかかる玉型形状
測定装置の実施の形態2の例を示す動作説明図である。
【図12】この発明の実施の形態3に係る型板保持具の
保持部材の側面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12の右側面図である。
【図15】図13のA−A線に沿う断面図である。
【図16】この発明の実施の形態4に係る型板保持具の
保持部材の側面図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】図16の右側面図である。
【図19】図17のB−B線に沿う断面図である。
【図20】この発明の実施の形態4に係る型板保持具の
保持部材の断面図である。
【図21】図20に保持部材の作用説明図である。
【符号の説明】
1…フレーム形状測定装置(玉型形状測定装置) MF…眼鏡フレーム 80…型板 81…保持用孔 90,90a…保持部材(型板取付部材) 93・・・軸(操作部材) 94…弾性支柱(型板係止部材) 95…押圧支柱 100…保持具本体 205・・・スライド部材(型板係止部材) 206・・・アーム部 207・・・係合突部 207a・・・係合面 208・・・ネジ軸(操作部材) 302・・・ネジ(操作部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA61 BB40 GG01 JJ04 LL04 MM02 2H006 DA05 3C049 AA03 AC02 BB06 CA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持用孔が設けられ且つ眼鏡レンズの玉型
    形状に形成された型板を係合当接させる型板係合部が設
    けられた型板取付部材と、前記型板取付部材が着脱可能
    に保持され且つ玉型形状測定装置に着脱可能に装着され
    る保持具本体とを備えると共に、前記型板取付部材に移
    動可能に保持され且つ前記保持用孔に挿通される型板係
    止部材と、前記型板係止部材を移動操作させる操作部材
    を備え、 前記操作部材を操作することにより、前記型板係止部材
    により前記型板を保持するための型板保持具において、 前記操作部材及び前記型板係止部材は前記型板の着脱操
    作時に前記型板取付部材に保持されていることを特徴と
    する型板保持具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の型板保持具において、前
    記型板係止部材は前記型板の保持用孔に挿通させる弾性
    支柱であり、前記操作部材は前記弾性支柱を押圧してそ
    の径を拡張させることにより、前記弾性支柱の外周面を
    前記保持用孔の内周面側に移動させて、前記弾性支柱を
    前記保持用孔に圧接させる押圧支柱であることを特徴と
    する型板保持具。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の型板保持具において、前
    記押圧支柱は、前記弾性支柱を軸線方向に貫通し且つ前
    記型板取付部材に軸線方向に所定範囲内で進退自在に螺
    着されたネジ軸と、該ネジ軸の突出端部に設けられ且つ
    前記弾性支柱に当接させられた操作ツマミを有すること
    を特徴とする型板保持具。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の型板保持具において、 前記型板係止部材は前記型板係合部に当接させられる前
    記型板の保持用孔の内周縁に対して進退動可能に前記型
    板取付部材に装着された移動係止部材であり、 前記操作部材は前記型板取付部材に回転自在且つ軸線方
    向に移動不能に前記型板取付部材に保持されているネジ
    軸であると共に、前記ネジ軸は前記移動係止部材の進退
    方向に軸線が向けられ且つ前記移動係止部材に螺着され
    ていることを特徴とする型板保持具。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の型板保持具において、 前記型板係止部材は前記型板係合部に当接させられた前
    記型板の保持用孔の内周縁に対して進退動可能に前記型
    板取付部材に装着された移動係止部材であり、 前記操作部材は前記移動係止部材の進退方向に所定範囲
    内で進退動自在に前記型板取付部材に保持され且つ前記
    型板の内周縁に向けてスプリングによりバネ付勢されて
    いることを特徴とする型板保持具。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか一つに記載の型板
    保持具において、 前記保持具本体は前記型板取付部材を収納する収納部を
    一体に備えていることを特徴とする型板保持具。
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