JPH06194153A - 眼鏡レンズ用形状測定装置 - Google Patents

眼鏡レンズ用形状測定装置

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JPH06194153A
JPH06194153A JP15359793A JP15359793A JPH06194153A JP H06194153 A JPH06194153 A JP H06194153A JP 15359793 A JP15359793 A JP 15359793A JP 15359793 A JP15359793 A JP 15359793A JP H06194153 A JPH06194153 A JP H06194153A
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】非測定時に接触子を被測定部材への当接位置か
ら移動させておくことにより、非測定時に無理な外力が
接触子に作用して接触子やベースへの取付部が損傷する
ようなことを避けることができる眼鏡レンズ用形状測定
装置を提供することにある。 【構成】 眼鏡のレンズ形状に対応する周面(レンズ形
状部)が設けられた型板Tを保持する型板保持装置90
0と、回転駆動されるベース310と、ベース310上
の回転中心から半径方向に進退動可能にベース310に
保持されて型板Tの周面に当接する型板用接触子366
と、型板用接触子366の移動座標を測定させる計測部
300とを有し、型板用接触子366はベース310に
脱着可能(移動可能)に設けられている形状測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ加工に用いる型
板等の形状を測定させる眼鏡レンズ用形状測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の形状測定装置としては、例え
ば、本出願人が先に出願した特願昭60−287491号(特開
昭61−267732号公報)に開示したように、メガネフレー
ムのレンズフレーム(レンズ枠)及び型板の両方の形状を
測定可能としたものがある。
【0003】この形状測定装置は、駆動手段により水平
回転駆動されるベースと、ベースの回転中心から半径方
向に進退動可能に前記ベース上に装着されたスライダ
と、このスライダをベースの回転中心から半径方向にバ
ネ付勢するスプリングと、このスライダの移動量を検出
させる移動量検出手段と、レンズフレーム及び型板の形
状を測定させる測定子を有する。
【0004】この測定子は、スライダに回転自在に且つ
上下動自在に装着された回転軸と、この回転軸の中間部
に下部水平部が固定され且つ上部水平部が回転軸の上方
に位置するコ字状体を有する。そして、この上部水平部
の先端にはソロバン玉状のフレームフィラーが回転自在
に装着され、回転軸の上部には平坦な型板測定面(型板
フィラー)が設けられている。
【0005】この測定装置によりメガネフレームのレン
ズフレームを測定する場合には、まず、フレームホルダ
にレンズフレームを保持させて、このフレームホルダを
形状測定装置の所定位置に装着し、レンズフレーム内側
のV字状のレンズ嵌着溝にフレームフィラーをスプリン
グのバネ力で弾接させる。
【0006】そして、ベースを駆動手段により1回転さ
せて、フレームフィラーをレンズフレームに沿わせて移
動させることにより、フレームフィラー及びスライダが
ベースの回転中心に対して一体的に進退動させられる。
このフレームフィラーの移動量は、移動量検出手段でベ
ースの回転角に対応して検出される。この様にして得ら
れたデータを演算処理することにより、レンズフレーム
の形状が求められる様になっている。
【0007】一方、レンズ加工に用いる型板の形状を測
定する場合には、型板を型板ホルダーに保持させて、こ
の型板ホルダーを形状測定装置に装着し、型板の周面に
型板測定面をスプリングのバネ力で弾接させる。
【0008】そして、ベースを駆動手段により1回転さ
せて、型板測定面を型板の周面に沿わせて移動させるこ
とにより、測定子及びスライダがベースの回転中心に対
して一体的に進退動させられる。この測定子の移動量
は、移動量検出手段でベースの回転角に対応して検出さ
れる。この様にして得られたデータを演算処理すること
により、型板の形状が求められる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズ枠形
状の非測定時には、フィラー(接触子)をベースから外
しておくことにより、無理な外力が接触子に作用して接
触子やベースへの取付部が損傷するようなことを極力避
けることが望ましい。
【0010】また、上述の型板測定面及びフレームフィ
ラーは同一測定子の略同一部分に設けられている。しか
も、型板の測定時とレンズフレームの測定時とでは、測
定子の回転中心すなわちベースの回転中心に対する測定
子の初期位置が異なっていた。その上、それぞれの測定
には一定のストロークを必要としていた。
【0011】このため、形状測定装置全体が大型化して
しまうという問題があった。従って、型板の測定とレン
ズフレームの測定とを小型の型板測定装置で測定し得る
ようにするのが望ましい。この場合、レンズ枠形状測定
時には、型板用接触子を選択的取り外しておくことによ
り、型板接触子がレンズ枠に干渉することなく高精度に
レンズ枠形状を測定できるよう構成することが望まし
い。
【0012】そこで、この発明の第1の目的は、フィラ
ー(接触子)を被測定部材への当接位置から移動させて
おくことにより、非測定時に無理な外力が接触子に作用
して接触子やベースへの取付部が損傷するようなことを
極力避けることができる眼鏡レンズ用形状測定装置を提
供することにある。
【0013】また、この発明の第2の目的は、レンズ枠
形状測定時には、型板用接触子を選択的に被測定部材へ
の当接位置から移動させておくことにより、型板接触子
がレンズ枠に干渉することなく高精度にレンズ枠形状を
測定できる眼鏡レンズ用形状測定装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、請求項1の発明は、眼鏡のレンズ形状に対応す
るレンズ形状部が設けられた被測定部材を保持する保持
手段と、回転駆動されるベースと、前記ベース上の回転
中心から半径方向に進退動可能に前記ベースに保持され
た前記レンズ形状部に当接する接触子と、前記接触子の
移動座標を測定させる移動位置測定手段とを有し、前記
接触子は被測定部材への当接位置から移動可能に設けら
れている眼鏡レンズ用形状測定装置としたことを特徴と
する。
【0015】また、第2の目的を達成するために、請求
項2の発明は、眼鏡フレームのレンズ枠と前記レンズ枠
の形状を有する型板とを選択的に保持する保持手段と、
回転駆動されるベースと、前記ベース上の回転中心から
半径方向に進退動可能に前記ベースに保持された前記レ
ンズ枠の溝に当接するレンズ枠用接触子と、前記回転中
心から前記レンズ枠用接触子とは反対方向に進退動可能
に前記ベースに保持された前記型板の周面部に当接され
る型板用接触子と、前記各接触子の移動量を測定させる
移動量測定手段とを有し、前記型板用接触子は被測定部
材への当接位置から移動可能に設けられている眼鏡レン
ズ用形状測定装置としたことを特徴とする。
【0016】
【実施例】
[第1実施例]図14は、図示しないレンズ加工用の玉摺
機に装着して用いられる眼鏡レンズ用形状測定装置を示
したものである。
【0017】この眼鏡レンズ用形状測定装置は、大きく
3つの部分、すなわち、眼鏡フレームであるレンズフレ
ーム(すなわちメガネフレーム)を保持するフレーム保
持装置100(保持手段)と、レンズ加工時の型板を保持
させる型板保持装置900(保持手段)と、このフレーム保
持装置100又は型板保持装置900との一方を選択的に支持
すると共に、この保持装置の測定面内への移送及びその
測定面内での移動を司る支持装置部200Aと、メガネフレ
ームのレンズ枠または型板の形状をディジタル計測する
計測部300とから構成されている。尚、フレーム保持装
置100には、特開昭61-274859号公報に開示されたものと
同一構造のものを用いているので、この公報に記載され
た符号と同一の符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0018】支持装置部200Aは本体としての筺体201を
有する。筺体201は足部253,254を有し、この足部253,
254はレンズ研削装置の筺体(図示せず)に取り付けられ
たレール251,252上に摺動可能に載置されている。ま
た、レンズ研削装置の筺体(図示せず)のドア10aにはレ
ール255,256が設けられ、ドア10aを開いたとき、レー
ル251,252の延長線上に位置するように構成されてい
る。この構成により作業者は必要に応じて筺体201をス
ライドさせてレンズ研削装置の筺体外へ引き出すことが
できる。
【0019】筺体201は、また、筺体201上に縦方向(測
定座標系のX軸方向)に平行に設置されたガイドレール20
2a,202bを有し、このガイドレール202a,202b上にステ
ージ203が摺動自在に載置されている。移動ステージ203
の下面には雌ネジ204が形成されており、この雌ネジ204
にはX軸用送りネジ205が螺合されている。このX軸用送
りネジ205はパルスモータからなるX軸モータ206により
回動される。
【0020】移動ステージ203の両側フランジ207a,207
b間には測定座標系のY軸方向と平行にガイド軸208が渡
されており、このガイド軸208はフランジ207aに取り付
けられたガイド軸モータ209により回転できるよう構成
されている。ガイド軸208は、その軸と平行に外面に一
条のガイド溝210が形成されている。ガイド軸208にはホ
ルダー保持部としてのハンド211,212が摺動可能に支持
されている。このハンド211,212の軸穴213,214にはそ
れぞれ突起部213a,214aが形成されており、この突起部
213a,214aが前述のガイド軸208のガイド溝210内に係合
され、ハンド211,212のガイド軸208の回りの回転を阻
止している。
【0021】ハンド211は互いに交わる二つの斜面215,
216を持ち、他方ハンド211も同様に互いに交わる二つの
斜面217,218を有している。ハンド212の両斜面217,21
8が作る稜線220はハンド211の斜面215,216の作る稜線2
19と平行で且つ同一平面内に位置するように、また、斜
面217,218のなす角度と斜面215,216のなす角度は相等
しいように構成されている。そして、両ハンド211,212
の間には第13A図に示すようにバネ230が掛け渡されてい
る。また、斜面215,217にはそれぞれ切欠部215a,217a
が形成されている。
【0022】また、ハンド212には一端に接触輪242を有
するアーム241が他端を中心に回動自在に取り付けられ
ている。このアーム241はバネ243によりマイクロスイッ
チ244に常時は当接されている。これら接触輪242,アー
ム241,バネ243、マイクロスイッチ244はレンズフレー
ムの左右眼判定装置240を構成する。しかも、ハンド212
には、型板保持装置900を検出するマイクロスイッチ等
のセンサー245が取り付けられている。
【0023】移動ステージ203の後側フランジ221の一端
にはプーリー222が回転自在に軸支され、後側フランジ2
21の他端にはプーリー223を有するパルスモータから成
るY軸モータ224が取り付けられている。プーリー222,2
23にはスプリング225を介在させたミニチアベルト226の
両端はハンド211の上面に植設されたピン227に固着され
ている。他方、ハンド212の上面には、鍔228が形成され
ており、この鍔228はハンド212の移動により移動ステー
ジ203の後側フランジ221に植設されたピン229の側面に
当接するように構成されている。
【0024】計測部300(移動位置測定手段)は、筺体2
01の下面に取り付けられたパルスモータから成るセンサ
ーアーム回転モータ301と筺体201の上面に回動自在に軸
支されたセンサーアーム部302から成る。モータ301の回
転軸に取り付けられたプーリー303とセンサーアーム部
の回転軸304との間にはベルト305が掛け渡されており、
これによりモータ301の回転がセンサーアーム部302に伝
達される。
【0025】センサーアーム302はそのベース310の上方
に渡された2本のレール311,311を有し、このレール31
1,311上にはセンサーヘッド部312のスライダ350がスラ
イド自在に装着され、このセンサーヘッド部312のスラ
イダ350の一側面には磁気スケール読み取りヘッド313が
取り付けられている。この磁気スケール読み取りヘッド
313によりベース310にレール311と平行に取り付けられ
た磁気スケール314を読み取り、センサーヘッド部312の
移動量を検出するように構成されている。また、センサ
ーヘッド部312のスライダ350の他側には、このセンサヘ
ッド部312を常時アーム端側面へ引っ張るバネ装置315の
定トルクバネ316の一端が固着されている。このセンサ
ーヘッド部312の磁気スケール読み取りヘッド313及び磁
気スケール314は移動量測定手段を構成している。図14
中、スライダ350はバネ装置315側へ常時バネ付勢されて
いる。
【0026】図17は、このバネ装置315の構成を示して
いる。センサーアーム部302のベース310に取り付けられ
たケーシング317内には電磁マグネット318が設けられ、
スライド軸319がマグネット318の軸穴内にその軸線方向
に摺動可能に構成されている。このスライド軸319は、
鍔320,321を有し、鍔320とケーシング317の壁間にはバ
ネ323が介在し、バネ323によりスライド軸319は常時図1
7の左方に移動させられている。スライド軸319の端部に
は、クラッチ板324,325が回動可能に軸支され、一方の
クラッチ板324には定トルクバネ316の一端が固着されて
いる。また、両クラッチ板324,325間にはスライド軸31
9を嵌挿されたバネ326が介在し、常時これらクラッチ板
324,325の間隔を広げ、定トルクバネ316とクラッチ板3
25との接触を妨げている。さらに、スライド軸319の端
部にはワッシャー327が取り付けられている。
【0027】図16はセンサーヘッド部312の構成を示
し、レール311に支持されたスライダー350の一端部には
鉛直方向に軸穴351が形成されており、この軸穴351にセ
ンサー軸352が挿入されている。センサー軸352と軸穴35
1との間にはセンサー軸352に保持されたボールベアリン
グ353が介在し、これによりセンサー軸352の鉛直軸線回
りの回動及び鉛直軸線方向の移動を滑らかにしている。
【0028】また、センサー軸352の中央にはアーム355
が取り付けられており、このアーム355の上部にはレン
ズ枠のヤゲン溝に当接させるソロバン玉状のヤゲンフィ
ラー356がフレームフィラー(レンズ枠用接触子)として
回動自在に軸支されている。そして、ヤゲンフィラー35
6の円周点は鉛直なセンサー軸352の中心線上に位置する
ように構成されている。
【0029】また、スライダー350の他端部には図1に
示すように一対の筒状軸360,361が植立固定され、この
筒状軸360,361上には型板測定部材362が配設されてい
る。
【0030】この型板測定部材362は、ベース363と、ベ
ース363の下面に突設され且つ筒状軸360,361に着脱自
在に嵌合された取付軸364,365(図3参照)と、ベース362
上の中央に突設された型板フィラー366(型板用接触子)
を有する。この型板フィラー366は、所定の曲率半径の
接触面を持つ。
【0031】また、型板保持装置900は、図2,図4〜図7
に示したように、側部にフランジ901,901が設けられた
チャンネル状のホルダ本体902を有する。このホルダー
本体902の一端部中央には切欠903が形成され、ホルダー
本体902の切欠903近傍には図5〜図7の如く切欠903を開
閉して型板の左右の区別をさせる左右検出板904が矢印9
05方向に回動自在に装着されている。
【0032】ホルダー本体902の中央には図5,図8,図9
に示した如く吸着盤保持部910が設けられている。この
吸着盤保持部910は、ホルダ本体902に一体に形成された
治具嵌合用筒部911と、この治具嵌合用筒部911に形成さ
れた切欠912,912と、切欠912,912に配設され且つホル
ダー本体902に一体に設けられた係止爪913,913と、治
具嵌合用筒部911内の上部付近に設けられたホルダー本
体902と一体の位置決台914と、この位置決台914に設け
られた位置決用の突条915を有する。
【0033】また、吸着盤保持部910には、図10に示し
た型板保持具920又は図11に示したレンズ保持具930が選
択的に保持される。
【0034】図10に示した型板保持具920は、軸部921
と、軸部921の一端に設けられた位置決溝922と、軸部92
1の他端に設けられたフランジ923と、フランジ923に近
接して軸部921の中間部に設けられた環状係止溝924を有
する。フランジ923上には、軸部921と同軸の雌ネジ筒92
5が一体に形成されていると共に、この雌ネジ筒925を挟
む位置に配置された位置決ピン926,926が一体に形成さ
れている。また、雌ネジ筒925には固定ネジ927が螺合さ
れるようになっている。
【0035】この型板保持具920に取り付ける型板Tに
は、雌ネジ筒925及び位置決ピン926,926に係合する中
心孔928及びピン孔929,929が形成されている。そし
て、型板Tの中心孔928及びピン孔929,929を型板保持具
920の雌ネジ筒925及び位置決ピン926,926に挿入して、
固定ネジ927を雌ネジ筒925螺合することにより、型板T
は固定ネジ927により型板保持具920に固定される。
【0036】図11に示したレンズ保持具930は、軸部931
と、軸部931の一端に設けられた位置決溝932と、軸部93
1の他端に設けられたフランジ933と、フランジ933に近
接して軸部931の中間部に設けられた環状係止溝934を有
する。
【0037】そして、フランジ933上には、両面粘着テ
ープ934を介してダミーレンズLが固着されるようになっ
ている。
【0038】尚、上述以外の構成は、特開昭61-274859
号公報に開示されたものを採用している。
【0039】次に、この様な構成のレンズ型板の形状計
測装置の作用を説明する。
【0040】(1)眼鏡フレーム(被測定部材)のレンズ
枠形状測定 レンズ枠(レンズフレーム)501の形状を測定する場合に
は、メガネフレーム(眼鏡フレーム)における左右の測
定したい側のレンズ枠たとえばレンズ枠501をフレーム
保持装置100のスライダ156,156間に保持させる。
【0041】一方、レンズ研削装置(図示せず)の筺体内
から筺体201を引き出して、この筺体201側のハンド21
1,212を斜め上方に傾斜させ、型板測定部材362を図13
の如くスライダー350から取り外すと共に、このハンド2
11,212をバネ230のバネ力に抗して開き、メガネフレー
ムが保持されたフレーム保持装置100をハンド211,212
間に配設して、フレーム保持装置100をバネ230のバネ力
でハンド211,212間に挟持させる。
【0042】この状態ではセンサー245はONさせられな
いので、図示しないCPU(演算制御回路)は、ハンド211,
212間に型板保持装置900が装着されておらずフレーム保
持装置100が保持されていることを検知する。
【0043】この後、スライダー350を定トルクバネ316
のバネ力に抗してレール311の中央側に移動させると共
に、ハンド211,212を下方に水平になるまで回動させた
後、ヤゲンフィラー356を定トルクバネ316のバネ力でレ
ンズ枠501のヤゲン溝501a(レンズ形状部)に図13,図1
5の如く当接させる。この状態で、モータ301を作動させ
て回転軸304を回転させることにより、ベース310を一回
転させ。このときのヤゲンフィラー356の移動量を磁気
スケール読み取りヘッド313により検出する。この際、
ヤゲンフィラー356移動量をベース310の回動角に対応さ
せて記録して、レンズ枠501の形状をCPU等により演算し
て求める。この様な演算のための回路構成及び演算方法
等は特開昭61-274859号公報に開示されたものを採用す
る。
【0044】(2)型板の形状測定 一方、レンズ加工用の型板T(被測定部材)の形状を測
定する場合には、型板Tを型板保持具920に上述したよう
にして取り付けて、この型板保持具920の軸部931を吸着
盤保持部910の治具嵌合筒部911に嵌合する。この際、型
板保持具920の位置決溝922を治具嵌合筒部911内の突条9
14に係合させると、係止爪913,913が型板保持具920の
係止溝924に係合して、型板保持具930を吸着盤保持部91
0に保持させることができる。
【0045】一方、レンズ研削装置(図示せず)の筺体内
から筺体201を引き出して、この筺体201側のハンド21
1,212を斜め上方に傾斜させると共に、このハンド21
1,212の間隔をバネ230のバネ力に抗して開き、このハ
ンド211,212間に型板Tが保持された型板保持装置900を
配設して、型板保持装置900をバネ230のバネ力でハンド
211,212間に挟持させる。
【0046】この状態ではセンサー245が型板保持装置9
00のホルダー本体902によりONさせられ、このON信号は
図示しないCPU(演算制御回路)に入力される。このCPU
は、ハンド211,212間に型板保持装置900が装着されて
いることをセンサー245のON信号から判断する。
【0047】また、ホルダー本体902の左右検出板904を
回動させて、切欠903を開いた状態にした場合には、型
板保持装置900をハンド211,212間に保持させたとき
に、接触輪242が切欠903内に入り込んで、マイクロスイ
ッチ244がOFF状態となる。一方、ホルダー本体902の左
右検出板904で切欠903を閉成した場合には、型板保持装
置900をハンド211,212間に保持させたときに、接触輪2
42が左右検出板904で押圧されて、マイクロスイッチ244
がON状態となる。従って、マイクロスイッチ244のON・OF
F状態で型板Tの左右の区別をさせるように設定しておけ
ば、型板Tを測定したデータをレンズ加工に用いること
ができる。
【0048】このような操作後、スライダー350を定ト
ルクバネ316のバネ力に抗してレール311の中央側に移動
させると共に、ハンド211,212を下方に水平になるまで
回動させた後、型板フィラー366を定トルクバネ316のバ
ネ力で型板Tの周面(レンズ形状部)に図2,図12の如く
当接させる。この状態で、モータ301を作動させる回転
軸304を回転させることにより、ベース310を一回転させ
て、このときの型板フィラー366の移動量を磁気スケー
ル読み取りヘッド313により検出する。この際、型板フ
ィラー366の移動量をベース310の回動角に対応させて記
録して、型板Tの形状をCPU等により演算して求める。こ
の様な演算のための回路構成及び演算方法等は、特開昭
61-267732号公報(特願昭60-287491号)に開示されたもの
を採用する。
【0049】リムレスフレームメガネのダミーレンズの
形状を測定する場合には、図11に示したようなレンズ保
持具930を用いて、このレンズ保持具930を吸着盤保持部
910に嵌着し、上述した型板Tと同様な測定を行わせる。
【0050】[第2実施例]図18〜図20は、上述した眼
鏡レンズ用形状測定装置の構成を玉摺機に組み込まず
に、測定器単体の構成とした例を示したものである。
【0051】本実施例では、ケース940内に上述した形
状測定装置の構成が収納されている。そして、ケース94
0の上面には円形開口941が形成され、この円形開口941
は円形カバー942で閉成されている。この円形カバー942
は、図14に示したベース310に固定されていて、ベース3
10と一体に回転可能に設けられている。この円形カバー
942には、中心から半径方向に延びる第1スリット943
と、第1スリット943とは反対方向に互いに平行に延びる
一対の第2,第3スリット944,945が形成されている。こ
の第1スリット943にはセンサー軸352が挿通され、第2,
第3スリット944,945には筒状軸360,361が挿通されて
いて、ヤゲンフィラー356及び型板フィラー366は円形カ
バー942から上方に突出している。
【0052】尚、本実施例では、図14に示したアーム24
1及び接触輪242に代えて、アーム241´及び接触板242´
をハンド242に装着して、接触板242´が押圧されたとき
に図14に示したマイクロスイッチ244がアーム241´によ
りON・OFFさせられる。また、図14に示したマイクロスイ
ッチ等のセンサー245をON・OFFさせる検出レバー245aが
装着されている。この検出レバー245aの先端は、ハンド
212の基端上部付近に位置していて、図19の如く型板保
持装置900をハンド212,215間に保持させたときに、型
板保持装置900のホルダー本体902により押圧される様に
なっている。そして、この検出レバー245aの押圧により
図14のセンサー245がONして、型板保持装置900が検出さ
れる様になっている。
【0053】また、図20の如くフレーム保持装置100を
ハンド212,215間に保持させたときには、検出レバー24
5aが押圧されることはない。
【0054】本実施例でも、形状測定は第1実施例と同
様にして行われる。
【0055】
【効果】以上説明したように、請求項1の発明は、眼鏡
のレンズ形状に対応するレンズ形状部が設けられた被測
定部材を保持する保持手段と、回転駆動されるベース
と、前記ベース上の回転中心から半径方向に進退動可能
に前記ベースに保持された前記レンズ形状部に当接する
接触子と、前記接触子の移動座標を測定させる移動位置
測定手段とを有し、前記接触子は被測定部材への当接位
置から移動可能に設けられている構成としたので、非測
定時に接触子を被測定部材への当接位置から移動させて
おくことにより、非測定時に無理な外力が接触子に作用
して接触子やベースへの取付部が損傷するようなことを
避けることができる。
【0056】また、請求項2の発明は、眼鏡フレームの
レンズ枠と前記レンズ枠の形状を有する型板とを選択的
に保持する保持手段と、回転駆動されるベースと、前記
ベース上の回転中心から半径方向に進退動可能に前記ベ
ースに保持された前記レンズ枠の溝に当接するレンズ枠
用接触子と、前記回転中心から前記レンズ枠用接触子と
は反対方向に進退動可能に前記ベースに保持された前記
型板の周面部に当接される型板用接触子と、前記各接触
子の移動量を測定させる移動量測定手段とを有し、前記
型板用接触子は被測定部材への当接位置から移動可能に
設けられている構成としたので、レンズ枠形状測定時に
は型板用接触子を被測定部材への当接位置から移動させ
ておくことにより、型板接触子がレンズ枠に干渉するこ
となく高精度にレンズ枠形状を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡レンズ用形状測定装置の要部
斜視図である。
【図2】型板保持装置と眼鏡レンズ用形状測定装置との
関係を示す説明図である。
【図3】型板フィラーの取付構造を示す部分断面図であ
る。
【図4】型板保持装置の斜視図である。
【図5】図4の裏面図である。
【図6】図5に示した型板保持装置の部分拡大斜視図で
ある。
【図7】図6の作用説明図である。
【図8】図5に示した吸着盤保持部とレンズ保持具との
間系を示す分解斜視図である。
【図9】図5に示した吸着盤保持部の斜視図である。
【図10】型板と型板保持具との関係を示す分解斜視図
である。
【図11】ダミーレンズとレンズ保持具との関係を示す
分解斜視図である。
【図12】型板と型板フィラーとの関係を示す説明図で
ある。
【図13】レンズ枠のヤゲンフィラーによる測定状態を
示す説明図である。
【図14】上述した構成を有する形状測定装置の斜視図
である。
【図15】図14に示したヤゲンフィラーによる測定状
態を示す説明図である。
【図16】図14に示したヤゲンフィラーの部分の拡大
説明図である。
【図17】図14に示した定トルクバネの部分の拡大断
面図である。
【図18】本発明の形状測定装置の他の実施例を示す斜
視図である。
【図19】図18の形状測定装置に図14の型板保持装
置を装着した状態を示す斜視図である。
【図20】図18の形状測定装置に図14のフレーム保
持装置を装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 100…フレーム保持装置(保持手段) 300…計測部(移動位置測定手段) 310…ベース 356…ヤゲンフィラー(レンズ枠用接触子) 366…型板フィラー(型板用接触子) 501…レンズ枠(被測定部材の一部) 501a…ヤゲン溝(レンズ形状部) 900…型板保持具(保持手段) T…型板(被測定部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡のレンズ形状に対応するレンズ形状
    部が設けられた被測定部材を保持する保持手段と、 回転駆動されるベースと、 前記ベース上の回転中心から半径方向に進退動可能に前
    記ベースに保持された前記レンズ形状部に当接する接触
    子と、 前記接触子の移動座標を測定させる移動位置測定手段と
    を有し、 前記接触子は被測定部材への当接位置から移動可能に前
    記ベースに設けられていることを特徴とする眼鏡レンズ
    用形状測定装置。
  2. 【請求項2】 眼鏡フレームのレンズ枠と前記レンズ枠
    の形状を有する型板とを選択的に保持する保持手段と、 回転駆動されるベースと、 前記ベース上の回転中心から半径方向に進退動可能に前
    記ベースに保持された前記レンズ枠の溝に当接するレン
    ズ枠用接触子と、 前記回転中心から前記レンズ枠用接触子とは反対方向に
    進退動可能に前記ベースに保持された前記型板の周面部
    に当接される型板用接触子と、 前記各接触子の移動量を測定させる移動量測定手段とを
    有し、 前記型板用接触子は被測定部材への当接位置から移動可
    能に前記ベースに設けられていることを特徴とする眼鏡
    レンズ用形状測定装置。
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