JPH0412215A - レンズ型板の形状計測装置 - Google Patents

レンズ型板の形状計測装置

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JPH0412215A
JPH0412215A JP11384090A JP11384090A JPH0412215A JP H0412215 A JPH0412215 A JP H0412215A JP 11384090 A JP11384090 A JP 11384090A JP 11384090 A JP11384090 A JP 11384090A JP H0412215 A JPH0412215 A JP H0412215A
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lens
frame
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Yoshiyuki Hatano
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レンズ加工に用いる型板等の形状を測定させ
るレンズ型板の形状計測装置に関するものである。
(従来の技術) この種の形状計測装置としては、例えば、本出願人が先
に出願した特願昭60−287491号(特開昭61−
267732号公報)に開示したように、メガネフレー
ムのレンズフレーム(レンズ枠)及び型板の両方の形状
を測定可能としたものがある。
この形状測定装置は、駆動手段により水平回転駆動され
るベースと、ベースの回転中心から半径方向に進退動可
能に前記ベース上に装着されたスライダと、このスライ
ダをベースの回転中心から半径方向にバネ付勢するスプ
リングと、このスライダの移動量を検出させる移動量検
出手段と、レンズフレーム及び型板の形状を測定させる
測定子を有する。
この測定子は、スライダに回転自在に且つ上下動自在に
装着された回転軸と、この回転軸の中間部に下部水平部
が固定され且つ上部水平部が回転軸の上方に位置するコ
字状体を有する。そして、この上部水平部の先端にはソ
ロパン玉状のフレームフィラーを回転自在に装着され、
回転軸の上部には平坦な型板測定面(型板フィラー)が
設けられている。
この測定装置によりメガネフレームのレンズフレームを
測定する場合には、まず、フレームホルダにレンズフレ
ームを保持させて、このフレームホルダを形状測定装置
の所定位置に装着し、レンズフレーム内側のV字状のレ
ンズ嵌着溝にソロパン玉状のフレームフィラーをスプリ
ングのバネ力で弾接させる。
そして、ベースを駆動手段により1回転させて、フレー
ムフィラーをレンズフレームに沿わせて移動させること
により、フレームフィラー及びスライダがベースの回転
中心に対して一体的に進退動させられる。このフレーム
フィラーの移動量は、移動量検出手段でベースの回転角
に対応して検出される。この様にして得られたデータを
演算処理することにより、レンズフレームの形状が求め
られる。
一方、レンズ加工に用いる型板の形状を測定する場合に
は、型板を型板ホルダーに保持させて、この型板ホルダ
ーを形状測定装置に装着し、型板の周面に型板測定面を
スプリングのバネ力で弾接させる。
そして、ベースを駆動手段により1回転させて、型板測
定面を型板の周面にに沿わせて移動させることにより、
測定子及びスライダがベースの回転中心に対して一体的
に進退動させられる。この測定子の移動量は、移動量検
出手段でベースの回転角に対応して検出される。この様
にして得られたデータを演算処理することにより、型板
の形状が求められる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の型板測定面及びフレームフィラーは同
一測定子の略同一部分に設けられている。
しかも、型板の測定時とレンズフレームの測定時とでは
、測定子の回転中心すなわちベースの回転中心に対する
測定子の初期位置が異なっていた。
その上、それぞれの測定には一定のストロークを必要と
していた。
このため、形状測定装置全体が大型化してしまうという
問題があった。従って、型板の測定とレンズフレームの
測定とを小型の型板測定装置で測定し得るようにするの
が望ましい。
また、型板ホルダーは、レンズ加工に用いる型板のみな
らず、リムレスフレームにおけるダミーレンズ等をも同
一の保持構造で簡易に保持できることが望ましい。
そこで、この発明は、これらの要望を満足し得るレンズ
型板の形状計測装置を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、第1の発明は、形状測定器の
本体にホルダ保持部が設けられ、該ホルダー保持部に着
脱されるを板ホルダが設けられ、前記型板ホルダにレン
ズ加工用吸着盤の吸着盤保持部が設けられ、前記吸着盤
保持部に型板保持具が着脱可能に装着されるレンズ型板
の形状計測装置としたことを特徴とするものである。
そして、互いに接近・離反可能に保持され且つ互いに接
近する方向にバネ付勢された一対のハンドから前記ホル
ダー保持部が構成され、前記ハンド間にはメガネフレー
ム保持用のフレームホルダと型板ホルダが選択的に保持
される。
また、第2の発明は、回転駆動されるベースと、前記ベ
ース上の回転中心から半径方向に進退動可能に前記ベー
スに保持され且つ前記回転中心から半径方向にバネ付勢
されたフレームフィラーと、前記回転中心から前記フレ
ームフィラーとは反対方向に進退動可能に前記ベースに
保持され且つ前記回転中心に向けてバネ付勢された型板
フィラーと、前記各フィラーの移動量を測定させる移動
量測定手段とを有するレンズ壓板の形状計測装置とした
ことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例コ 第13図は、図示しないレンズ加工用の玉摺機に装着し
て用いられる形状測定器を示したものである。
この形状測定器は、大きく3つの部分、すなわち、フレ
ームを保持するフレーム保持装置100と、レンズ加工
時の型板を保持させる型板保持装置900(型板ホルダ
ンと、このフレーム保持装置100又は型板保持装置9
00との一方を選択的に支持すると共に、この保持装置
の測定面内への移送及びその測定面内での移動を司る支
持装置部200Aと、メガネフレームのレンズ枠または
型板の形状をデイジタル計測する計測部300とから構
成されている。
尚、フレーム保持装置100には、特開昭61−274
859号公報に開示されたものと同一構造のものを用い
ているので、この公報に記載された符号と同一の符号を
付して、その詳細な説明は省略する。
支持装置部20OAは本体としての筐体201を有する
。筐体201は足部253.254を有し、この足部2
53゜254はレンズ研削装置の筐体(図示せず)に取
り付けられたレール251.252上に摺動可能に載置
されている。また、レンズ研削装置の筐体(図示せず)
のドア10aにはレール255.256が設けられ、ド
ア10aを開いたとき、レール251.252の延長線
上に位置するように構成されている。この構成により作
業者は必要に応じて筐体201をスライドさせてレンズ
研削装置の筐体外へ引き出すことができる。
筐体201は、また、筐体201上に縦方向(測定座標
系のX軸方向)に平行に設置されたガイドレール202
a、 202bを有し、このガイドレール上にステージ
203が摺動自在に載置されている。移動ステージ20
3の下面には酸ネジ204が形成されており、この酸ネ
ジ204にはX軸用送りネジ205が螺合されている。
このX軸用送りネジ205はパルスモータからなるX軸
モータ206により回動される。
移動ステージ203の両側フランジ207a、 207
b間には測定座標系のY軸方向と平行にガイド軸208
が渡されており、このガイド軸208はフランジ207
aに取り付けられたガイド軸モータ209により回転で
きるよう構成されている。ガイド軸208は、その軸と
平行に外面に一条のガイド溝210が形成されている。
ガイド軸208にはホルダー保持部としてのハンド21
1.212が摺動可能に支持されている。
このハンド211.212の軸穴213.214にはそ
れぞれ突起部213a、 214aが形成されており、
この突起部213a、 214aが前述のガイド軸20
8のガイド溝210内に係合され、ハンド211.21
2のガイド軸208の回りの回転を阻止している。
ハンド211は互いに交わる二つの斜面215.216
を持ち、他方ハンド211も同様に互いに交わる二つの
斜面217.218を有している。ハンド212の画斜
面217.218が作る稜線220はハンド211の斜
面215、216の作る稜線219と平行で且つ同一平
面内に位置するように、また、斜面217.218のな
す角度と斜面215.216のなす角度は相等しいよう
に構成されている。そして、両ハンド211.212の
間には第13A図に示すようにバネ230が掛は渡され
ている。また、斜面215.217にはそれぞれ切欠部
215a。
217aが形成されている。
また、ハンド212には一端に接触幅242を有するア
ーム241が他端を中心に回動自在に取り付けられてい
る。このアーム241はバネ243によりマイクロスイ
ッチ244に常時は当接されている。これら接触幅24
2.アーム241.バネ243、マイクロスイッチ24
4はフレームの左右眼判定装置240を構成する。しか
も、ハンド212には、型板保持装置900を検出する
マイクロスイッチ等のセンサー245が取り付けられて
いる。
移動ステージ203の後側フランジ221の一端にはプ
ーリー222が回転自在に軸支され、後側フランジ22
1の他端にはプーリー223を有するパルスモータから
成るY軸モータ224が取り付けられている。
プーリー223.224にはスプリング225を介在さ
せたミニチアベルト226の両端はハンド211の上面
に植設されたビン227に固着されている。他方、ハン
ド212の上面には、鍔228が形成されており、この
鍔228はハンド212の移動により移動ステージ20
3の後側フランジ221に植設されたビン229の側面
に当接するように構成されている。
計測部300は、筐体201の下面に取り付けられたパ
ルスモータから成るセンサーアーム回転モータ301と
筐体201の上面に回動自在に軸支されたセンサーアー
ム部302から成る。モータ301の回転軸に取り付け
られたプーリー303とセンサーアーム部の回転軸30
4との間にはベルト305が掛は渡されており、これに
よりモータ301の回転がセンサーアーム部302に伝
達される。
センサーアーム302はそのベース310の上方に渡さ
れた2本のレール311.311を有すし、このレール
311.311上にはセンサーヘッド部312のスライ
ダ350がスライド自在に装着され、このセンサーヘッ
ド部312のスライダ350の一側面には磁気スケール
読み取りヘッド313が取り付けられている。
この磁気スケール読み取りヘッド313によりベース3
10にレール311と平行に取り付けられた磁気スケー
ル314を読み取り、センサーヘッド部312の移動量
を検出するように構成されている。また、センサーヘッ
ド部312のスライダ350他側には、このヘッド部3
12を常時アーム端側面へ引っ張るバネ装置315の定
トルクバネ316の一端が固着されている。このセンサ
ーヘッド部312の磁気スケール読み取りヘッド313
及び磁気スケール314は移動量測定手段を構成してい
る。第13図中、スライダ350はバネ装置315側へ
常時バネ付勢されている。
第13c図は、このバネ装置315の構成を示している
。センサーアーム部302のベース310に取り付けら
れたケーシング317内には電磁マグネット318が設
けられ、スライド軸319がマグネット318の細大内
にその軸線方向に摺動可能に構成されている。
このスライド軸319は、鍔320.321を有し、鍔
320とケーシング317の壁間にはバネ323が介在
し、バネ323によりスライド軸319は常時第6図の
左方に移動させられている。スライド軸319の端部に
は、クラッチ板324.325が回動可能に軸支され、
一方のクラッチ板324には定トルクバネ316の一端
が固着されている。また、両クラッチ板324.325
間にはスライド軸319を嵌挿されたバネ326が介在
し、常時これらクラッチ板324.325の間隔を広げ
、定トルクバネ316とクラッチ板325との接触を妨
げている。さらに、スライド軸319の端部にはワッシ
ャー327が取り付けられている。
第13B図はセンサーヘッド部312の構成を示し、レ
ール311に支持されたスライダー350の一端部には
鉛直方向に軸穴351が形成されており、この軸穴35
1にセンサー軸352が挿入されている。センサー軸3
52と軸穴351との間にはセンサー軸352に保持さ
れたボールベアリング353が介在し、これによりセン
サー軸352の鉛直軸線回りの回動及び鉛直軸線方向の
移動を滑らかにしている。
また、センサー軸352の中央にはアーム355が取り
付けられており、このアーム355の上部にはレンズ枠
のヤゲン溝に当接させるソロパン玉状のヤゲンフィラ−
356がフレームフィラー(フレーム測定手段)として
回動自在に軸支されている。そして、ヤゲンフィラ−3
56の円周点は鉛直なセンサー軸352の中心線上に位
置するように構成されている。
また、スライダー350の他端部には一対の筒状軸36
0.361が植立固定され、この筒状軸360.361
上には型板測定部材362が配設されている。
この型板測定部材362は、ベース363と、ベース3
63の下面に突設され且つ筒状軸360.361に着脱
自在に嵌合された取付軸364.365(第2A図参照
)と、ベース362上の中央に突設された型板フィラー
366(型板測定手段)を有する。この型板フィラー3
66は、所定の曲率半径の接触面を持つ。
また、型板保持装置900は、第2図、第3図〜第6図
に示したように、側部にフランジ901.901が設け
られたチャンネル状のホルダ本体902を有する。
このホルダー本体902の一端部中央には切欠903が
形成され、ホルダー本体902の切欠903近傍には第
3図〜第6図の如く切欠903を開閉して型板の左右の
区別をさせる左右検出板904が矢印905方向に回動
自在に装着されている。
ホルダー本体902の中央には第4図、第7図、第8図
に示した如く吸着盤保持部910が設けられている。こ
の吸着盤保持部910は、ホルダ本体902に一体に形
成された治具嵌合用筒部911と、この治具嵌合用筒部
911に形成された切欠912.912と、切欠912
.912に配設され且つホルダー本体902に一体に設
けられた係止爪913.913と、治具嵌合用筒部91
1内の上部付近に設けられたホルダー本体902と一体
の位置決台914と、この位置決台914に設けられた
位置決用の突条915を有する。
また、吸着盤保持部910には、第9図に示した型板保
持具920又は第10図に示したレンズ保持具930が
選択的に保持される。
第9図に示した型板保持具920は、軸部921と、軸
部921の一端に設けられた位置決溝922と、軸部9
21の他端に設けられたフランジ923と、フランジ9
23に近接して軸部921の中間部に設けられた環状係
止溝924を有する。フランジ923上には、軸部92
1と同軸の雌ネジ筒925が一体に形成されていると共
に、この雌ネジ筒925を挟む位置に配置された位置決
ビン926.926が一体に形成されている。
また、雌ネジ筒925には固定ネジ927が螺合される
ようになっている。
この型板保持具920に取り付ける型板Tには、・雌ネ
ジ筒925及び位置決ビン926.926に係合する中
心孔928及びビン孔929.929が形成されている
そして、型板Tの中心孔9銘及びビン孔929.929
を型板保持具920の雌ネジ筒925及び位置決ビン9
26゜926に挿入して、固定ネジ927を雌ネジ筒9
25螺合することにより、型板Tは固定ネジ927によ
り型板保持具920に固定される。
第10図に示したレンズ保持具930は、軸部931と
、軸部931の一端に設けられた位置決溝932と、軸
部931の他端に設けられたフランジ933と、フラン
、ジ933に近接して軸部931の中間部に設けられた
環状係止溝934を有する。
そして、フランジ933上には、両面粘着テープ934
を介してダミーレンズLが固着されるようになっている
尚、上述以外の構成は、特開昭61−274859号公
報に開示されたものを採用している。
次に、この様な構成のレンズ型板の形状計測装置の作用
を説明する。
(1)メガネフレームのレンズ枠形状測定レンズ枠(レ
ンズフレーム)501の形状を測定する場合には、メガ
ネフレームにおける左右の測定したい側のレンズ枠たと
えばレンズ枠501をフレーム保持装置100のスライ
ダ156.156間に保持させる。
一方、レンズ研削装置(図示せず)の筐体内から筐体2
01を引き出して、この筐体201側のハンド211、
211を斜め上方に傾斜させ、型板測定部材362を第
12図の如くスライダー350から取り外すと共に、こ
のハンド211.211をバネ230のバネ力に抗して
開き、メガネフレームが保持されたフレーム保持装置1
00をハンド211.211間に配設して、フレーム保
持装置100をバネ230のバネ力でハンド211、2
11間に挟持させる。
=17− この状態ではセンサー245はONさせられないので、
図示しないCPU(演算制御回路)は、ハンド211゜
211間にを板保持装置900が装着されておらずフレ
ーム保持装置100が保持されていることを検知する。
この後、スライダー350を定トルクバネ316のバネ
力に抗してレール311の中央側に移動させると共に、
ハンド211.211を下方に水平になるまで回動させ
た後、ヤゲンフィラ−356を定トルクバネ316のバ
ネ力でレンズ枠501のヤゲン溝501aに第12図、
第13A図の如く当接させる。この状態で、モータ30
1を作動させて回転軸304を回転させることにより、
ベース310を一回転させ。このとき・のヤゲンフィラ
−356の移動量を磁気スケール読み取りヘッド313
により検出する。この際、ヤゲンフィラー356移動量
をベース310の回動角に対応させて記録して、レンズ
枠501の形状をCPU等により演算して求める。この
様な演算のための回路構成及び演算方法等は特開昭61
−274859号公報に開示されたものを採用する。
(2)型板の形状測定 一方、レンズ加工用の型板Tの形状を測定する場合には
、型板Tを型板保持具920に上述したようにして取り
付けて、この型板保持具920の軸部931を吸着盤保
持部910の治具嵌合筒部911に嵌合する。
この際、型板保持具920の位置決溝922を治具嵌合
筒部911内の突条914に係合させると、係止爪91
3゜913が型板保持具920の係止溝924に係合し
て、型板保持具930を吸着盤保持部910に保持させ
ることができる。
一方、レンズ研削装置(図示せず)の筐体内から筐体2
01を引き出して、この筐体201側のハンド211、
211を斜め上方に傾斜させると共に、このハンド21
1.211の間隔をバネ230のバネ力に抗して開き、
このハンド211.211間に型板Tが保持された型板
保持装置900を配設して、型板保持装置900をバネ
230のバネ力でハンド211.21.1間に挟持させ
る。
この状態ではセンサー245が型板保持装置900のホ
ルダー本体902によりONさせられ、このON信号は
図示しないCPU(演算制御回路)に入力される。
このCPUは、ハンド211.211間に型板保持装置
900が装着されていることをセンサー245のON信
号から判断する。
また、ホルダー本体902の左右検出板904を回動さ
せて、切欠903を開いた状態にした場合には、型板保
持装置900をハンド211.211間に保持させたと
きに、接触輪242が切欠903内に入り込んで、マイ
クロスイッチ244がOFF状態となる。一方、ホルダ
ー本体902の左右検出板904で切欠903を閉成し
た場合には、型板保持装置900をハンド211゜21
1間に保持させたときに、接触輪242が左右検出板9
04で押圧されて、マイクロスイッチ244がON状態
となる。従って、マイクロスイッチ244のON・OF
F状態で型板Tの左右の区別をさせるように設定してお
けば、型板Tを測定したデータをレンズ加工に用いるこ
とができる。
このような操作後、スライダー350を定トルクバネ3
16のバネ力に抗してレール311の中央側に移動させ
ると共に、ハンド211.211を下方に水平になるま
で回動させた後、型板フィラー366を定トルクバネ3
16のバネ力で型板Tの周面に第2図、第11図の如く
当接させる。この状態で、モータ301を作動させる回
転軸304を回転させることにより、ベース310を一
回転させて、このときの型板フィラー366の移動量を
磁気スケール読み取りヘッド313により検出する。こ
の際、型板フィラー366の移動量をベース310の回
動角に対応させて記録して、型板Tの形状をCPU等に
より演算して求める。
この様な演算のための回路構成及び演算方法等は、特開
昭61−267732号公報(特願昭60−28749
1号)に開示されたものを採用する。
リムレスフレームメガネのダミーレンズの形状を測定す
る場合には、第】0図に示したようなレンズ保持具93
0を用いて、このレンズ保持具930を吸着盤保持部9
10に嵌着し、上述した型板Tと同様な測定を行わせる
[第2実施例] 第14図〜第16図は、上述した形状測定器の構成を玉
摺機に組み込まずに、測定器単体の構成とし2ま た例を示したものである。
本実施例では、ケース940内に上述した形状測定器の
構成が収納されている。そして、ケース940の上面に
は円形開口941が形成され、この円形開口941には
円形カバー942で閉成されている。この円形カバー9
42は、第13図に示したベース310に固定されてい
て、ベース310と一体に回転可能に設けられている。
この円形カバー942には、中心から半径方向に延びる
第1スリツト943と、第1スリツト943とは反対方
向に互いに平行に延びる一対の第2.第3スリット94
4.945が形成されている。
この第1スリツト943にはセンサー軸352が挿通さ
れ、第2.第3スリット944.945には筒状軸36
0゜361が挿通されていて、ヤゲンフイラ−356及
び型板フィラー366は円形カバー942から上方に突
出している。
尚、本実施例では、第13図に示−したアーム241及
び接触輪242に代えて、アーム241−及び接触板2
42−をハンド242に装着して、接触板242−が押
圧されたときに第13図に示したマイクロスイッチ24
4がアーム241−によりON・OFFさせられる。ま
た、第13図に示したマイクロスイッチ等のセンサー2
45をON・OFFさせる検出レバー245aが装着さ
れている。この検出レバー245aの先端は、ハンド2
12の基端上部付近に位置していて、第15図の如く型
板保持装置900をハンド212.215間に保持さ[
↓だときに、型板保持装置900のホルダー本体90′
”!−Lり抑圧される様になっている。そして、この検
出レバー245aの押圧により第13図のセンサー24
5がONして、型板保持装置900が検出される様にな
っている。
また、第16図の如くフレーム保持装置100をハンド
212.215間に保持させたときには、検出レバー2
45aが押圧されることはない。
本実施例でも、形状測定は第1実施例と同様にして行わ
れる。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成したので、型板測定
面及びフレームフィラーは同一測定子に設けられていて
、測定子の回転中心すなわちベースの回転中心に対する
測定子の初期位置が異なっていても、形状測定装置全体
が大型化するのを防止できる。また、型板ホルダーは、
レンズ加工に用いる型板のみならず、リムレスフレーム
におけるダミーレンズ等をも同一の保持構造で簡易に保
持して、その形状を計測できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るレンズ型板の形状計測装置の要
部斜視図である。 第2図は、型板保持装置と形状計測装置との関係を示す
説明図である。 第2A図は、を板フィラーの取付構造を示す部分断面図
である。 第3図は、型板保持装置の斜視図である。 第4図は、第3図の裏面図である。 第5図、第6図は、第3図に示した型板保持装置の部分
拡大斜視図である。 第7図は、第4図に示した吸着盤保持部とレンズ保持具
との間第を示す分解斜視図である。 第8図は、第4図に示した吸着盤保持部の斜視図である
。 第9図は、型板と型板保持具との関係を示す分解斜視図
である。 第10図は、ダミーレンズとレンズ保持具との1.ハ1
係を示す分解斜視図である。 第11図は、型板と型板フィラーとの関係を71+、’
 1説明図である。 第12図は、レンズ枠のヤゲンフイラーによる測定状態
を示す説明図である。 第13図は、上述した構成を有する計測装置の斜視図で
ある。 第13A図は、第13図に示したヤゲンフイラーによる
測定状態を示す説明図である。 第13B図は、第13図に示したヤゲンフイラーの部分
の拡大説明図である。 第13C図は、第13図に示した定トルクバネの・5↓
゛分の拡大断面図である。 第14図〜第16図は、本発明の他の実施例を示す斜視
図である。 100・・・フレーム保持装置(フレームホルダ)20
1・・・筐体(本体) 212、215・・・ハンド(ホルダー保持部)31t
)・・・ベース 356・・ヤゲンフイラー(フレームフィラー)+l(
S S・・・型板フィラー(型板測定手段)900・・
・型板保持具(型板ホルダー)910・・・吸着盤保持

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形状測定器の本体にホルダ保持部が設けられ、該
    ホルダー保持部に着脱される型板ホルダが設けられ、前
    記型板ホルダにレンズ加工用吸着盤の吸着盤保持部が設
    けられ、前記吸着盤保持部に型板保持具が着脱可能に装
    着されるレンズ型板の形状計測装置。
  2. (2)互いに接近・離反可能に保持され且つ互いに接近
    する方向にバネ付勢された一対のハンドから前記ホルダ
    ー保持部が構成され、前記ハンド間にはメガネフレーム
    保持用のフレームホルダと型板ホルダが選択的に保持さ
    れる請求項1に記載のレンズ型板の形状計測装置。
  3. (3)回転駆動されるベースと、 前記ベース上の回転中心から半径方向に進退動可能に前
    記ベースに保持され旦つ前記回転中心から半径方向にバ
    ネ付勢されたフレームフィラーと、前記回転中心から前
    記フレームフィラーとは反対方向に進退動可能に前記ベ
    ースに保持され且つ前記回転中心に向けてバネ付勢され
    た型板フィラーと、 前記各フィラーの移動量を測定させる移動量測定手段と
    を有することを特徴とするレンズ型板の形状計測装置。
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