JPH11239954A - Nc工作機械加工システム - Google Patents

Nc工作機械加工システム

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JPH11239954A
JPH11239954A JP10046022A JP4602298A JPH11239954A JP H11239954 A JPH11239954 A JP H11239954A JP 10046022 A JP10046022 A JP 10046022A JP 4602298 A JP4602298 A JP 4602298A JP H11239954 A JPH11239954 A JP H11239954A
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JP
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machine tool
machining
machine tools
machine
state
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JP10046022A
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English (en)
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Hiroyoshi Yoko
裕義 横
Toshio Tsuchiya
俊夫 土屋
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Control By Computers (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数台のNC工作機械の各稼働率を均等にする
ことができるNC工作機械加工システムを提供する。 【解決手段】各々NC工作機械5,9,13が加工状態
であるか待機状態であるかを示す状態信号および加工が
完了したことを示す加工完了時刻情報を生産管理手段と
してのシステムコントローラ1に送出する状態信号出力
手段を有し、システムコントローラ1は、各々のNC工
作機械5,9,13から出力された状態信号および加工
完了時刻情報とから各々のNC工作機械5,9,13の
動作状態および待機時間を管理する状態管理手段として
の稼働状況管理部1bと、稼働状況管理部1bの管理情
報に基づいて、複数のNC工作機械のうち待機時間の一
番長いNC工作機械に新たな工作物を供給する制御指令
を搬送手段25に出力する供給先決定手段としての搬送
制御部1dとを有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のNC工作機
械を有するNC工作機械加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】FMS(Flexible Manufacturing Syste
m )は、多品種少量生産を経済的かつ効率的に行なう工
場の自動化技術である。機械加工におけるFMSは、複
数台のNC工作機械、工作物自動搬送装置、工作物貯蔵
装置などのハードウエア、これらの設備を有機的に制御
するコンピュータおよび運用、監視、異常処理などのソ
フトウエアから基本的に構成される。従来のFMSが適
用された機械加工ラインでは、たとえば、マシンニング
センタような複数台のNC工作機械のうち、いずれのN
C工作機械に加工待ちの工作物を搬送手段によって供給
するかの決定は、たとえば、複数のNC工作機械が稼働
状態しているか加工待ち状態にあるかを所定の順序にし
たがって検索し、加工待ち状態にあるNC工作機械に工
作物を供給することにより行なってた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
加工待ちの工作物を供給するNC工作機械を決定する方
法では、待ち状態にあるか否かの検索順が早いNC工作
機械に工作物が優先的に供給される。このため、複数台
のNC工作機械を有する機械加工ラインにおける各NC
工作機械の稼働率がアンバランスになってしまうという
不利益が存在した。各NC工作機械の稼働率がアンバラ
ンスになると、各NC工作機械で使用する工具の寿命が
それぞれ異なったり、NC工作機械の構成部品の寿命が
異なったりする結果、工作物の加工品質などにばらつき
が生じるなどの不利益が発生する。
【0004】本発明は、上述のような不利益を解消すべ
くなされたものであって、複数台のNC工作機械を有す
るNC工作機械加工システムにおいて、各NC工作機械
の稼働率を均等にすることができるNC工作機械加工シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のNC工
作機械と、工作物を前記NC工作機械に供給し、加工さ
れた工作物を搬送する工作物搬送手段と、前記複数のN
C工作機械および工作物搬送手段に作業指令を送出して
当該複数のNC工作機械による加工を統合的に管理する
生産管理手段とを有するNC工作機械加工システムであ
って、前記各々のNC工作機械は、当該NC工作機械が
加工状態であるか待機状態であるかを示す状態信号およ
び加工が完了したことを示す加工完了時刻情報を前記前
記生産管理手段に送出する状態信号出力手段を有し、前
記生産管理手段は、前記各々のNC工作機械から出力さ
れた状態信号および加工完了時刻情報とから前記各々の
NC工作機械の動作状態および待機時間を管理する状態
管理手段と、前記状態管理手段の管理情報に基づいて、
前記複数のNC工作機械のうち待機時間の一番長いNC
工作機械に新たな工作物を供給する制御指令を前記工作
物搬送手段に出力する供給先決定手段とを有する。
【0006】本発明では、各々のNC工作機械は、加工
状態であるか待機状態であるかを示す状態信号および加
工完了時刻情報を生産管理手段に出力し、生産管理手段
の状態管理手段は、はNC工作機械からの情報に基づ
き、NC工作機械の動作状態および待機時間を管理す
る。供給先決定手段は、状態管理手段の管理する情報に
基づいて、待機時間が最も長いNC工作機械に優先的に
工作物を供給する指令を工作物搬送手段に出力する。こ
の結果、工作物の供給されるNC工作機械は、所定の順
番で検索されて決定されるのではなく、待機時間の一番
長いNC工作機械に決定されるので、複数の工作機械の
稼働率は均等化される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るNC
工作機械加工システムの一実施形態を示す構成図であ
り、図2は図1に示すNC工作機械加工システムとして
のFMSラインの一例を示す図である。図1において、
本実施形態に係るNC工作機械加工システムは、システ
ムコントローラ1と、3台のNC工作機械5,9,13
と、二つの段取ステーション21,23と、搬送装置2
5と、制御盤19と、パレットストッカ31とを有して
いる。
【0008】具体的には、図2に示すように、3台のN
C工作機械5,9,13は、搬送ライン41に沿って一
方側に設置された3台の横型マシニングセンタ5,9,
13であり、パレットストッカ31は、搬送ライン41
に沿って他方側に配列された20個のパレットP1〜P
20を収納するパレットストッカ31であり、段取ステ
ーション21,23は搬送ライン41に沿って横型マシ
ニングセンタ5,9,13の配置された一方側に配列さ
れた段取ステーション21,23である。
【0009】図1に示すように、システムコントローラ
1は、通信アダプタ3と接続されており、通信アダプタ
3は、NC工作機械5,9,13と、光モデムを介して
光ケーブルC1にって接続されている。また、通信アダ
プタ3は、RS−232C規格の通信ケーブルC2によ
って制御盤19と接続されている。これによって、シス
テムコントローラ1は、NC工作機械5,9,13およ
び制御盤19とデータの相互通信が可能となっている。
【0010】システムコントローラ1は、NC工作機械
5,9,13による機械加工を統合的に管理する制御装
置であり、たとえば、いわゆるFAコンピュータによっ
て構成される。なお、システムコントローラ1の具体的
構成については後述する。
【0011】NC工作機械5,9,13は、それぞれ、
工作機本体部5a,9a,13aとこれら工作機本体部
5a,9a,13aを駆動制御する制御部5b,9b,
13bとを有している。
【0012】制御部5b,9b,13bは、図3に示す
ように、たとえば、PLC装置61とNC装置62とか
ら構成される。PLC装置61とNC装置62とは、た
とえば、RS−232C規格の通信ケーブル63および
I/O信号線64によって接続されている。
【0013】NC装置62は、予め記憶した加工プログ
ラムにしたがって、NC工作機械5、9、13の駆動制
御を行なう。また、NC装置62は、加工中であるか、
加工が完了したかを示す信号や、非常停止信号などの各
種状態信号をI/O信号線64を通じてPLC装置61
に出力する。
【0014】PLC装置61は、プログララマブル・ロ
ジック・コントローラであり、予め容易されたシーケン
スプログラムを保持しており、このプログラムにしたが
ってNC装置62のシーケンス制御を行なう。また、P
LC装置61は、通信手段を有しており、光モデムMと
接続されることによって、システムコントローラ1との
相互通信が可能であり、また、通信ケーブル63によっ
てNC装置62との相互通信が可能となる。PLC装置
61は、I/O信号線64を通じて、NC装置62の起
動、停止等を行ない、NC装置62からの加工中信号、
加工完了信号、非常停止信号等の各種の状態信号を受信
可能となっており、この情報を通信ケーブルを通じてシ
ステムコントローラ1に送信可能となっている。
【0015】さらに、PLC装置61は、タイマを有し
ており、NC装置62から加工完了信号を受信すると、
この時刻情報および各NC工作機械5,9,13に付与
されたID番号とともに、システムコントローラ1に送
信する。
【0016】なお、PLC装置61とNC装置62と
は、通信ケーブル63を通じて、たとえば、NCプログ
ラム等の各種データを送受信する。
【0017】制御盤19は、段取ステーション21,2
3および搬送装置25の駆動制御を行なう。搬送装置2
5は、パレットストッカ31に収容された工作物が搭載
されるパレットP1〜P20のいずれかをパレットスト
ッカ31から取り出して、2つの段取ステーション2
1,23の何れかに搬送したり、段取ステーション2
1,23にあるパレットP1〜P20を各NC工作機械
5,9,13のいずれかに搬送したり、各NC工作機械
5,9,13にある各パレットをパレットストッカ31
まで搬送したりする。搬送装置25は、制御盤19によ
って直接的に制御されるが、搬送手順については、シス
テムコントローラ1からの指令が制御盤19に出力さ
れ、制御盤19がこの指令に基づいて行なう。段取ステ
ーション21,23は、パレットに搭載された工作物の
加工のための段取り作業を行なうためのものである。
【0018】図4は、システムコントローラ1の一構成
例を示す構成図である。図4に示すように、システムコ
ントローラ1は、生産管理機能部1aと、稼働状況管理
部1bと、通信機能部1cと、搬送制御部1dと、加工
開始指令部1eとを有している。
【0019】生産管理機能部1aは、予め用意された生
産予定(スケジュール)を登録しており、この生産予定
に基づいて加工すべき工作物を順次指令する。
【0020】稼働状況管理部1bは、PLC装置61か
らのNC工作機械5,9,13の状態信号および加工完
了時刻情報に基づいて、NC工作機械5,9,13を管
理するための管理データを生成し、所定の時間間隔でこ
れを更新する。
【0021】管理データは、具体的には、たとえば、図
7に示すように、NC工作機械5,9,13にそれぞれ
付与したID番号に対して、それぞれのNC工作機械
5,9,13が加工中であるか待機中であるかを示すデ
ータと、各PLC装置61から送られてきた加工完了時
刻情報を基に算出したそれぞれのNC工作機械5,9,
13の待機時間データからなる。
【0022】通信機能部1cは、上述した各PLC装置
61および制御盤19との間のデータ通信を制御する。
【0023】搬送制御部1dは、生産管理機能部1aか
ら出力される加工すべき工作物の指令に基づいて、段取
ステーション21および23への各パレットP1〜P2
0の投入順序を段取ステーション21および23の空き
状態などから判断して決定し、これに応じた制御信号を
制御盤19に出力する。
【0024】また、稼働状況管理部1bの管理データに
基づいて、NC工作機械5,9,13への加工待ち状態
にあるパレットP1〜P20の投入順序を決定し、これ
に応じた制御指令を制御盤19に出力する。すなわち、
たとえば、図7に示した管理データにおいて、待機中の
NC工作機械を検索し、待機中のNC工作機械がある場
合には、各々の待機時間のうち一番長い時間待機状態に
あったNC工作機械を選択し、これに加工待ち状態にあ
るパレットを搬送する制御指令を制御盤19に出力す
る。
【0025】さらに、搬送制御部1dは、各NC工作機
械からPLC装置61を通じて加工完了報告があった場
合には、当該NC工作機械からパレットを搬出させる制
御指令を制御盤19に出力する。
【0026】加工開始指令部1eは、搬送制御部1dに
おいてパレットを搬出させるNC工作機械が決定され、
当該NC工作機械へのパレットの搬入が完了したら、当
該NC工作機械に対して加工開始指令を出力する。
【0027】次に、上記のように構成されるNC工作機
械加工システムの処理手順の一例について、図5および
図6に示すフローチャートに基づいて説明する。各NC
工作機械5,9,13では、図5に示すように、何れか
の段取ステーション21,23において段取りが完了し
たパレットが搬入されると(ステップS1)、PLC装
置61がシステムコントローラ1の加工開始指令部1e
から加工指令を受信する(ステップS2)。NC装置6
2には、PLC装置61からI/O信号線64を通じて
加工開始指令信号が入力され、所定のNCプログラムが
起動されて搬入されたパレットに搭載された工作物の機
械加工を行なう。
【0028】このとき、NC装置62は、PLC装置6
1にI/O信号線64を通じて加工中信号を出力する
(ステップS3)。PLC装置61は、システムコント
ローラ1に当該NC工作機械が加工中である旨の報告を
する。
【0029】NC装置62は、NC工作機械による工作
物の加工が完了すると、PLC装置61に対してI/O
信号線64を通じて加工完了信号を出力する(ステップ
S4)。PLC装置61は、当該NC工作機械における
工作物の加工が完了した旨の報告をシステムコントロー
ラ1に出力する。このとき、PLC装置61は、同時
に、加工が完了した時刻および加工が完了したNC工作
機械に付与されたID番号をシステムコントローラ1に
出力する。
【0030】NC装置62は、工作物の加工が完了する
と、パレットの搬出指令をシステムコントローラ1から
受信し、当該NC工作機械のパレットは搬出される(ス
テップS6)。この状態で、当該NC工作機械は次の工
作物(パレット)が搬入されるまで待機状態となる。各
NC工作機械5,9,13では、上述の処理を繰り返し
行なう。
【0031】一方、システムコントローラ1では、ま
ず、生産管理機能部1aにおいて、予め登録された生産
スケジュールに基づいて、段取ステーション21または
23に搬入するパレット(工作物)を決定する(ステッ
プS11)。
【0032】次いで決定されたパレットをパレットスト
ッカ31から段取ステーション21または23の何れに
搬送するかを選択する(ステップS12)。この選択
は、段取ステーション21および23の使用状況に応じ
て行なう。
【0033】システムコントローラ1は、制御盤19に
選択された段取ステーション21あるいは23に上記パ
レットを搬入する指令を出力する(ステップS13)。
これにより、上記パレットは段取ステーション21ある
いは23に搬入され、所定の段取り作業が行なわれる。
【0034】次いで、システムコントローラ1は、図7
に示したような、稼働状況管理部1bにおける管理テー
ブルを参照する(ステップS14)。そして、システム
コントローラ1は、段取ステーション21あるいは23
において段取り作業が完了したパレットを各NC工作機
械5,9,13の何れに搬入するかを決定し(ステップ
S15)、決定されたNC工作機械にパレットを搬入さ
せる指令を制御盤19に対して行なう(ステップS1
6)。
【0035】システムコントローラ1は、稼働状況管理
部1bにおいて、待機中のNC工作機械を検索し、待機
中のNC工作機械が存在しない場合は、待機するNC工
作機械が発生するまで検索を続ける。待機中のNC工作
機械が単一の場合には、当該NC工作機械にパレットを
搬入する指令を制御盤19に対して指令する。
【0036】待機中のNC工作機械が複数の場合には、
待機中の各NC工作機械の待機時間を互いに比較し、待
機時間が一番長いNC工作機械を判別し、この待機時間
が一番長いNC工作機械をパレットを搬入するNC工作
機械として決定する。
【0037】決定されたNC工作機械にパレットの搬入
が完了すると、システムコントローラ1は、PLC装置
61に対して、加工開始指令を送信する(ステップS1
7)。NC装置62は、当該加工開始指令を受けて、工
作物の加工を開始する。また、システムコントローラ1
は、PLC装置61から加工中である旨の報告を受け
る。
【0038】ここで、システムコントローラ1は、稼働
状況管理部1bにおいて、NC工作機械の稼働状況を常
に監視する状態にあり、PLC装置61から加工中であ
る旨の報告を受けた場合には、管理テーブルの内容を更
新する。稼働状況管理部1bにおける管理テーブルの内
容の更新は、例えば、所定の時間毎に行なわれ、管理テ
ーブルは各NC工作機械5,9,13の常に最新の状態
情報、すなわち、加工中であるか待機中であるかのデー
タあるいは待機時間のデータを保持していることができ
る。
【0039】システムコントローラ1では、工作物の加
工が完了すると、加工が完了した旨の報告を受け(ステ
ップS18)、さらに、当該NC工作機械における加工
完了時刻情報を受信する(ステップS19)。ここで、
稼働状況管理部1bにおける管理テーブルの内容は更新
されることになる。
【0040】次いで、システムコントローラ1は、加工
が完了したNC工作機械のパレットを搬出する指令を制
御盤19に出力する(ステップS20)。システムコン
トローラ1は、以上のような処理を繰り返し行なう。
【0041】以上にのように、本実施形態によれば、各
NC工作機械5,9,13側からシステムコントローラ
1に状態信号が送信されるとともに、工作物の加工が完
了した際に加工完了時刻情報が送信される。これによっ
て、システムコントローラ1の稼働状況管理部1bは、
各NC工作機械5,9,13の待機時間を算出し、各N
C工作機械5,9,13の稼働状態を統合的に管理す
る。パレットを搬入するNC工作機械の決定は、稼働状
況管理部1bの管理テーブルの内容に基づいて決定さ
れ、待機時間の一番長いNC工作機械に優先的に決定さ
れる。このため、複数のNC工作機械5,9,13の稼
働率は略均一に保たれることになる。この結果、各NC
工作機械5,9,13において工具の寿命や構成部品の
寿命を均等にすることができ、工作物の加工品質を一定
に保つことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、複数台のNC工作機械
を有するNC工作機械加工システムにおいて、各NC工
作機械の稼働率を均等にすることができ、各NC工作機
械において工具の寿命や構成部品の寿命を均等にするこ
とができ、工作物の加工品質を一定に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るNC工作機械加工システムの一実
施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示すNC工作機械加工システムとしての
FMSラインの一例を示す図である。
【図3】NC工作機械の制御部の構成例を示す構成図で
ある。
【図4】本発明の実施形態に係るシステムコントローラ
の一構成を示す構成図である。
【図5】システムコントローラにおける処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図6】NC工作機械の制御部における処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係るシステムコントローラ
の稼働状態管理部における管理データの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…システムコントローラ 3…通信アダプタ 5,9,13…NC工作機械 19…制御盤 21,23…段取ステーション 25…搬送装置 31…パレットストッカ 61…PLC装置 62…NC装置 P1〜P20…パレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のNC工作機械と、工作物を前記NC
    工作機械に供給し、加工された工作物を搬送する工作物
    搬送手段と、前記複数のNC工作機械および工作物搬送
    手段に作業指令を送出して当該複数のNC工作機械によ
    る加工を統合的に管理する生産管理手段とを有するNC
    工作機械加工システムであって、 前記各々のNC工作機械は、当該NC工作機械が加工状
    態であるか待機状態であるかを示す状態信号および加工
    が完了したことを示す加工完了時刻情報を前記前記生産
    管理手段に送出する状態信号出力手段を有し、 前記生産管理手段は、前記各々のNC工作機械から出力
    された状態信号および加工完了時刻情報とから前記各々
    のNC工作機械の動作状態および待機時間を管理する状
    態管理手段と、 前記状態管理手段の管理情報に基づいて、前記複数のN
    C工作機械のうち待機時間の一番長いNC工作機械に新
    たな工作物を供給する制御指令を前記工作物搬送手段に
    出力する供給先決定手段とを有するNC工作機械加工シ
    ステム。
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