JP2010058188A - 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、同一の加工を行なう工作機械を複数備える生産ラインのワーク搬送方法及びその装置において、各工作機械の加工完了時間や搬送手段の搬送時間等を考慮して、工作機械の作動停止時間が最短となるようにワークの搬送を行なうことで、工作機械の稼動率を高めることができる生産ラインのワーク搬送方法及びその装置を提供することを目的とする。
【解決手段】S13で、第一工作機械への移動時間が第二工作機械への移動時間よりも短いと判定された場合(YES判断)には、S14に移行する。このS14では、第一工作機械を特定機とする。一方、S13で、第一工作機械への移動時間が第二工作機械への移動時間よりも短くないと判断された場合(NO判断)には、S15に移行する。このS15では、第二工作機械を特定機とする。
【選択図】図5

Description

この発明は、生産ラインのワーク搬送方法及びその装置に関し、特に、同種類の汎用性のある工作機械を複数備え、これら工作機械に対してワークを自動搬入・自動搬出するように構成した、生産ラインのワーク搬送方法及びその装置に関する。
従来より、同種類の汎用性のある工作機械を、一つの生産ラインに複数設置して、これらの工作機械に対して、搬送装置によってワークを自動的に搬入及び搬出するものが知られている。
こうした生産ラインにおいては、生産ラインの停止等を避けることで、生産ラインの稼働率をできるだけ落とさないようにすることが求められる。
例えば、下記特許文献1では、複数の工作機械のうち、故障等でワークの搬入が困難な工作機械がある際には、隣の工作機械に対してワークを搬入することで、生産ラインの稼働率の低下を防止するものが開示されている。
また、下記特許文献2では、ワークの加工完了時間を考慮して、搬送ローダーの搬送速度や加速後を補正して、ワークの搬送を行なうものが開示されている。
特開2005−1073号公報 特開平10−309649号公報
ところで、同一の加工を行なう工作機械が複数あり、これらの工作機械にワークを搬送する搬送手段が1つしかない場合には、この1つの搬送手段を如何に作動させることで、搬送効率を高め、生産ラインの稼働率を高めるかが問題となる。
この点、特許文献1のように、故障等があった場合には、隣接する工作機械にワークを搬入して生産ラインの稼働率を高めることが考えられる。しかし、この特許文献1のものでは、ワークの搬入口や搬出口への保管状況や、搬送手段の工作機械までの移動距離等を考慮していないため、逆に、搬送手段の移動時間が長引いてしまい、各工作機械の稼働率が低下してしまうおそれがある。
また、特許文献2のように、ワークの加工完了時間を前提にして、搬送手段の搬送速度等を補正すると、搬送手段の移動速度が低下してしまい、逆に、各工作機械の稼動率が低下してしまうという結果を招来することになる。
そこで、本発明は、同一の加工を行なう工作機械を複数備える生産ラインのワーク搬送方法及びその装置において、各工作機械の加工完了時間や搬送手段の搬送時間等を考慮して、工作機械の作動停止時間が最短となるようにワークの搬送を行なうことで、工作機械の稼動率を高めることができる生産ラインのワーク搬送方法及びその装置を提供することを目的とする。
この発明の生産ラインのワーク搬送装置は、同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入若しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送装置であって、前記工作機械毎に、ワークの加工が完了している状態を判定する加工完了判定手段と、前記工作機械毎に、当該工作機械にワークが搬入された搬入時間とワークの加工時間により、ワークの加工完了時間を予側する完了時間予側手段とを備え、前記搬送条件設定手段は、前記搬送手段の現在位置から前記完了時間予測手段で最も早くワークの加工完了時間が予側される工作機械までの第一の移動時間と、前記搬送手段の現在位置から前記加工完了判定手段でワークの加工が完了したと判定される工作機械までの第二の移動時間とを比較して、移動時間の短い工作機械に対して、搬送手段を移動させて、ワークを搬出若しくは搬入するように搬送条件を設定するものである。
上記構成によれば、搬送条件設定手段によって、ワークの加工完了時間が最も早く予測される工作機械までの第一の移動時間と、ワークの加工が完了している工作機械までの第二の移動時間とを比較して、移動時間の短い工作機械に対してワークを搬出若しくは搬入することで、複数の工作機械の中から、加工済みのワークを最も早く搬出する、若しくは未加工のワークを最も速く搬入することができる工作機械に、ワークを搬入若しくは搬出することができる。
このため、ワークの加工が完了する工作機械の中で、最も搬送手段の移動時間が短い工作機械から、加工済みワークを搬出したり、未加工のワークを搬入することにより、工作機械におけるワークの加工期間を、より増加させることができ、工作機械の稼動率をより高めることができる。
この発明の一実施態様においては、各工作機械へ搬入されるまでにワークが一時的に保管されるワーク搬入部と、各工作機械で加工されたワークが一時的に保管されるワーク搬出部と、該ワーク搬入部と該ワーク搬出部の保管状況を検出する保管状況検出手段とを備え、前記搬送条件設定手段は、該保管状況検出手段により検出された保管状況に応じて、搬入作業と搬出作業のいずれを優先するか選択するものである。
上記構成によれば、ワーク搬入部とワーク搬出部との保管状況に応じて、搬入作業と搬出作業の優先状況が選択されるため、工作機械の加工状況だけでなく、ワーク搬入部とワーク搬出部にあるワークの保管状況に応じて、搬送手段の搬送作業を設定することができる。
例えば、ワーク搬入部が空であれば搬出作業を優先して、ワーク搬出口が満杯であれば、搬入作業を優先するように、搬送作業を設定することができる。
このため、生産ライン全体で効率的にワークを搬送して加工することができ、生産ライン全体の工作機械の稼働率を高めることができる。
よって、生産ラインにおけるワークの加工効率をより高めることができる。
この発明の生産ラインのワーク搬送方法は、同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入若しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送方法であって、前記工作機械毎に、ワークの加工が完了している状態を判定する加工完了判定ステップと、前記工作機械毎に、当該工作機械にワークが搬入された搬入時間とワークの加工時間により、ワークの加工完了時間を予側する完了時間予側ステップとを備え、前記搬送手段の現在位置から前記完了時間予測手段で最も早くワークの加工完了時間が予側される工作機械までの第一の移動時間と、前記搬送手段の現在位置から前記加工完了判定手段でワークの加工が完了したと判定される工作機械までの第二の移動時間とを比較して、該第一の移動時間と該第二の移動時間との間で移動時間が短い工作機械に対して、搬送手段を移動させて、ワークを搬出若しくは搬入するように搬送条件を設定する搬送条件設定ステップとを備える方法である。
上記構成によれば、搬送条件設定ステップによって、ワークの加工完了時間が最も早く予測される工作機械までの第一の移動時間と、ワークの加工が完了している工作機械までの第二の移動時間とを比較して、移動時間の短い工作機械に対して搬送手段を移動させてワークを搬出若しくは搬入することで、複数の工作機械の中から加工済みのワークを最も早く搬出する、若しくは未加工のワークを最も速く搬入することができる工作機械に、ワークを搬入若しくは搬出することができる。
このため、ワークの加工が完了する工作機械の中で、最も移動時間が短い工作機械から、加工済みワークを搬出したり、未加工のワークを搬入することにより、工作機械におけるワークの加工期間を、より増加させることができ、工作機械の稼動率をより高めることができる。
この発明によれば、ワークの加工が完了する工作機械の中で、最も移動時間が短い工作機械から、加工済みワークを搬出したり、未加工のワークを搬入することにより、工作機械におけるワークの加工期間を、より増加させることができ、工作機械の稼動率をより高めることができる。
よって、同一の加工を行なう工作機械を複数備える生産ラインのワーク搬送方法及びその装置において、各工作機械の加工完了時間や搬送手段の搬送時間等を考慮して、工作機械の作動停止時間が最短になるようワークの搬送を行なうことで、工作機械の稼動率を高めることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳述する。
まず、図1から図3により、本発明の全体構成について説明する。図1は本発明を採用した生産ラインの全体平面図であり、図2は搬送ローダーと工作機械の側面図であり、図3は工作機械のゲート部の平面図である。
この実施形態の生産ラインLは、変速機ケースを切削加工する生産ラインであり、多種の変速機ケースを、同時期に複数切削することができる切削加工ラインである。
図1に示すように、この生産ラインLは、大きな2つのグループA1,A2と小さな1つのグループBとに区分けされた工作機械群によって構成されている。このうち、大きな2つのグループA1,A2では、変速機ケースの六面を切削加工して、小さな1つのグループB(洗浄・リークグループ)では、切削後の変速機ケースを最終的に洗浄してリーク検査等を行なうようにしている。
この大きな2つのグループでは、上流側(図面右側)の第一グループA1で、変速機ケースのワークWを二面でクランプ(チャック)して四面を切削加工して、下流側(図面左側)の第二グループA2で、第一グループA1で加工したワークWの四面のうち二面をクランプ(チャック)して、第一グループA1でクランプした二面を切削加工するように設定しており、いわゆる「2チャックフレキシブルライン」を構成している。
そして、この大きな2つのグループA1,A2と小さな1つのグループBは、AGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)100…によって、ワークWの受け渡しを行うように設定されており、工場内のライン搬送を、無人で行えるようにしている。
本発明の搬送装置及び搬送方法は、このうち、第一グループA1と第二グループA2において採用されており、ここでは、第一グループA1によって、本発明の搬送装置等を説明する。
第一グループA1では、左側に4台、右側に4台の全て同機種の汎用性のある工作機械1…を、対面して並設しており、これらの工作機械1…間には、作業者が自由に移動しうる列方向に延びる作業通路2を設けている。
これらの工作機械1…は、全て同じ切削加工を行えるように構成しており、原則として8台全てで補完関係があるように設定している。このため、1台の工作機械1が故障や入れ替え等で停止した場合であっても、残りの工作機械1…で生産ラインLを停止させることなく、ワークWを切削加工することができる。
もっとも、この実施形態では、ワークWの種類に応じて、二種類のタイプに分けている。こうすることで、より多種のワークWに対して、生産ラインLを対応させることができる。
また、作業通路2の端部(図面下端)には、ワークWを搬入・保留する搬入口3(搬入台)を設けている。この搬入口3は、三つのワークWを積載するパレットPを、複数台置けるように前後左右に広い支持面を有している。
搬入口3の側方には、切削加工後のワークWを搬出・保留する搬出口4(搬出台)を設けている。この搬出口4も、ワークWを積載するパレットPを複数台置けるように、広い支持面を有している。また、この搬出口4の工作機械1側(図面上側)には、シュート台5を設けて、ワークWの搬出を容易に行なえるようにしている。
なお、搬出口4の工作機械1側(図面上側)には、検査ステーション6を設けており、工作機械1の始動直後や調整後などに、加工後のワークWを取り出して、加工品質を検査するようにしている。
これら8台の工作機械1…や、搬入口3、搬出口4、及び検査ステーション6の上方には、これらの間でワークWの搬送を行なう搬送ローダー10が設けられている。
この搬送ローダー10は、左右一対で、各工作機械1の上方を列方向に延びるガイドレール11と、このガイドレール11上で幅方向に延びる横スライドレール12とを備え、この他にも、後述するように、上下スライドレール13と、チャックヘッド14等(図2参照)を備えている。
このように搬送ローダー10に、ガイドレール11と横スライドレール12を設けて、前後方向及び左右方向の広い範囲で、自由に移動できるように構成することで、前述のように、8台の工作機械1…、搬入口3、搬出口4、及び検査ステーション4の間で、ワークWを自由に搬送することができる。
なお、この搬送ローダー10は、搬入口3の側方位置に設置した搬送指示盤7によって、搬送作業が制御されるように構成している。
この搬送ローダー10の詳細構造について、図2により説明する。搬送ローダー10は、ガイドレール11を支持する上下方向に延びる支持柱15によって、工作機械1等よりも上方位置に設置されており、作業者Pよりも高い位置に設置されている。
そして、搬送ローダー10の搬送経路Rは、作業者Pが移動する作業通路2の上方位置に、ほぼ位置するように設定されている。
ガイドレール11の上方には、前述のように、幅方向に延びる横スライドレール12を設置しており、この横スライドレール12がガイドレール11上を、列方向(紙面鉛直方向)にスライド移動できるように構成している。
横スライドレール12の中央位置には、上下方向に延びる上下スライドレール13を設けており、この上下スライドレール13が、横スライドレール12上を、幅方向にスライド移動するように構成している。
さらに、この上下スライドレール13は、上下方向にもスライド移動できるように構成しており、この下端に設けたチャックヘッド14の位置を、上下方向に自由に変化させるようにしている。
チャックヘッド14は、上下スライドレール13の下端に設置されており、チャック(クランプ)の向きを左右及び下方向きに自由に変化できるように構成している。そして、このチャックヘッド14でワークWをチャック(クランプ)するように構成している。
なお、一点鎖線で示したチャックヘッド14の位置は、チャックヘッド14が移動した位置や回動した向きを示している。
また、上下スライドレール13の側方に隣接して設けているのは、上下スライドレール13等を、上下左右方向に移動させる駆動モータ16やスライドローラ17等である。
ガイドレール11を支持する支持柱15は、列方向に所定の間隔で複数設置されており(図1参照)、下端で大きめの台座18を介して床面Gに設置している。
工作機械1は、前述のように作業通路2を挟んで左右それぞれに設置しており、それぞれの工作機械1の作業通路2側には、工作機械1の加工空間を覆うゲート部19を設けている。このゲート部19は、列方向にスライド移動可能に構成しており、スライド移動させることで、加工空間Sを作業通路2側に開放するようにしている。
この工作機械1には、ゲート部19の反作業通路2側に、ワークWを切削加工する加工機20を設けており、この加工機20の周囲を、加工空間Sとして構成している。この加工空間Sでは、ワークWを切削加工する際に、工具ヘッド部21(図3参照)等が上下左右に往来してワークWを加工するため、作業通路2との間にゲート部19を設けることで、作業者Pの安全性を確保している。
この加工空間Sには、図3に示すように、前述のように加工機20を設けており、この加工機20に、工具ヘッド部21を設置している。この工具ヘッド部21が所定の加工ステップに従って移動及び回転等することで、ワークWを切削加工する。
そして、この加工空間Sは、内部が、作業通路2側の着脱室22と、反作業通路側の加工室23に分かれており、それぞれにワークWが位置できるように構成している。
この着脱室22と加工室23の間には、両室に跨るように円盤状のターンテーブル24を設置しており、このターンテーブル24上に、ワークWを載置する台座板を二枚25,26対向するように設けている。
このうち、着脱室22の台座板25は、搬送ローダー10で搬入されるワークWを受け入れる投入部として機能して、加工室23の台座板26は、加工されるワークWの支持部として機能する。そして、1つのワークWの加工が完了すると、ターンテーブル24が時計回りに180°回転することで、これらの台座板25,26が入れ替わるように構成している。
このため、この工作機械1では、加工室23でワークWの加工中であっても、着脱室22でワークWの搬入や搬出を自由に行なうことができる。
次に、図4〜図6により、この実施形態の搬送ローダー10の搬送制御システムについて説明する。図4は搬送制御システムの制御ブロック図で、図5は搬送制御システムの制御フローチャートで、図6は各工作機械の状態マップ図である。
まず、図4に示すように、この搬送制御システムは、中央に演算手段である中央制御処理装置(CPU)30を設けている。
そして、このCPU30に対して、入力手段として、搬送指示ボタン31と、1号機センサから8号機センサ32(32a〜32h)と、ローダー位置センサ33と、搬入口状態センサ34と、搬出口状態センサ35と、をそれぞれ繋いでいる。
まず、搬送指示ボタン31は、搬送指示盤7(図1参照)に設けられ、搬送ローダー10の運転状態(作動、移動、停止等)を作業者Pが操作できるように、作業者Pからの操作信号をCPU30に入力するように構成している。
1号機センサから8号機センサ32(32a〜32h)は、各工作機械1(図3参照)に設置され、各工作機械1の作動状態等を検出して、各工作機械1の情報を、CPU30に入力するようにしている。また、ワークWの加工完了残時間や、ワークWの受入れ情報、ワークWの加工完了の情報も、CPU30に入力するように構成している。
ここで、ワークの「加工完了残時間」とは、「1回の加工サイクル時間から現時点までの加工経過時間を差し引いた時間」である。具体的には、ワークの加工開始時間から現時点の時間により経過時間を算出して、ワークの加工終了時間を予測して求めるようにしている。
ローダー位置センサ33は、搬送ローダー10(チャックヘッド14)の現在位置を検出して、この位置情報をCPU30に入力するように構成している。このローダー位置センサ33では、チャックヘッド14の前後方向、左右方向、上下方向の三次元の位置情報と、チャックヘッド14の向き等の情報をCPU30に入力するように構成している。また、このローダー位置センサの情報から、各工作機械までの移動時間もCPUで演算処理により算出するように構成している。
搬入口状態センサ34は、搬入口3にワークWがどの程度(数)あるのか等を検出して、搬入口3の情報としてCPU30に入力するように構成している。また、ワークWの種類等(機種等)を検出して、ワークWの情報を入力するように構成している。
搬出口状態センサ35は、搬出口4にワークWがどの程度(数)あるのか、又、搬出口に空きがその程度(数)あるのか等を検出して、搬出口4の情報としてCPU30に入力するように構成している。また、この情報に加えて、ワークWの加工情報等を入力するように構成してもよい。
一方、出力手段として、CPU30には、搬送作動ランプ36と、ローダー移動モータ37と、クランプモータ38と、を繋いでいる。
搬送作動ランプ36は、CPU30から出力される情報から、搬送ローダー10の作業状態を表示するように構成している。この表示により、作業者Pは、搬送ローダー10の現在の動きを認識することができる。
ローダー移動モータ37は、CPU30から出力される信号から、搬送ローダー10に前後、左右、上下方向の動きを生じさせて、搬送作業を行なうように構成している。具体的には、このローダー移動モータ37の回転数等を制御することで、搬送ローダー10の移動位置を制御するように構成している。
クランプモータ38は、CPU30から出力される信号から、チャックヘッド14のチャック状態を切換えて、ワークWのチャック作業を行なうように構成している。
次に、図5により、この搬送装置の制御フローについて説明する。
まず、S1で、各入力手段(31〜35)等から各種信号を読取る。このときの情報により、図6に示すような各工作機械の状態マップ情報を作成する。
次に、S2で、品質検査要求があるかを判定する。ここで、品質検査要求がある場合(YES判断)には、S3に移行して、検査ステーション6に空きがあるかを判断する。ここで、空きがある場合(YES判断)には、そのまま、S4に移行して、検査ステーション6へワークWを搬送する搬送作業を行なう。一方、S2で品質検査要求がない場合(NO判断)、又は、S3で検査ステーション6に空きがない場合(NO判断)には、S5に移行する。
このように、品質検査要求がある場合には、まず、検査ステーション6にワークWを搬送して、加工後のワークWの品質をチェックするようにすることで、後工程に加工不良のワークWが流れないようにしている。なお、この品質加工要求は、前述したように、工作機械1の始動直後や工具を交換した場合等に行われる。
次に、S5で、前工程又は後工程から生産機種の要求がある場合には、優先的に加工を行なう加工優先機種を特定する。例えば、後工程からA機種の生産を増加してほしいとの要求がある場合には、A機種の加工を優先的に行なうように搬送制御を行なう。
そして、S6で、搬入口3に保留されているワークWの数が搬出口4の空きの数よりも多いかを判定する。ここでは、搬入口3のワークWの数と搬出口4の空きの数を比較することで、搬出作業を優先的に行なうか、搬入作業を優先的に行なうかを選択する。このように搬送作業の優先状況を変えることで、搬入口3及び搬出口4の状況に応じて、生産ラインLのワークWの搬送効率を高めることができる。
S6で、搬入口3のワークWの数の方が多いと判定した場合(YES判断)には、S7に移行して、搬入作業を優先的に行うようにしている。すなわち、搬入口3にワークWが多くあり、搬出口4に空きが少ない場合には、工作機械1…に対して、より多くのワークWを搬入することで、搬入口3でのAGV100の搬入作業及び搬出口4での搬送ローダー10の搬出作業の渋滞を防いでいるのである。
一方、S6で、搬入口3のワークWの数の方が少ないと判定した場合(NO判断)には、S17に移行して、搬出作業を優先的に行うようにしている。すなわち、搬入口3にワークWが少なく、搬出口4に空きが多い場合には、搬出口4により多くのワークWを搬出することで、搬出口4でのAGVの搬出作業及び搬入口3での搬送ローダー10の搬入作業が空振りになるのを防いでいるのである。
搬入作業優先のS7の後、S8に移行して、搬入可能な工作機械1…があるかを判断する。これは、S7で搬入作業優先としても、工作機械1側がワークWを受け入れることができない場合には、搬入作業を行うことができないからである。
ここで、搬入可能な工作機械1があると判定した場合(YES判断)には、そのままS10に移行するが、搬入可能な工作機械1がないと判定した場合(NO判断)には、S9に移行して、搬出可能な工作機械1…があるかを判断する。
そして、搬出可能な工作機械1があると判断した場合(YES判断)には、(1)から搬出作業優先のS17のフロー(S20)に移行する。一方、搬出可能な工作機械1がないと判断した場合(NO判断)には、(3)からリターンに移行して、次の制御に備える。
一方、搬出施行優先のS17でも、その後、S18に移行して、搬出可能な工作機械1があるかを判断する。これも、S17で搬出作業優先としたとしても、工作機械1側からワークWを取り出せない場合には、搬出作業を行うことができないからである。
ここで、搬出可能な工作機械1があると判定した場合(YES判断)には、そのままS20に移行するが、搬出可能な工作機械1がないと判定した場合(NO判断)には、S19に移行して、搬入可能な工作機械が1…があるかを判断する。
そして、搬入可能な工作機械1があると判断した場合(YES判断)には、(2)から搬入作業優先のS7のフロー(S10)に移行する。一方、搬入可能な工作機械1がないと判断した場合(NO判断)には、(3)からリターンに移行して、次の制御に備える。
S10では、加工完了残時間が最短の工作機械1を第一工作機械に選定する。例えば、図6に示す状態マップでは、加工残時間が最も短いものが3号機(10sec)なので(加工完了のものは除く)、3号機を第一工作機械として選定する。
次に、S11では、加工完了残時間が第一工作機械への移動時間より大きい場合には、第一工作機械としての選定を解消する。これは、加工完了残時間が最短のものを第一工作機械として選定しても、移動時間よりも残時間が長ければ、搬送ローダー11をその工作機械1の手前で待機させる必要が生じ、搬送作業にロスが生じるからである。
例えば、図6の状態マップでは、4号機において、移動時間よりも加工残時間の方が長いが、仮に4号機が第一工作機械として選定されていた場合には、この選定は解消される。もっとも、今回は、3号機が第一工作機械として選定されて、移動時間(20sec)より加工残時間(10sec)の方が短い(小さい)ため、そのまま、3号機を第一工作機械に選定しておくことになる。
その後、S12では、加工完了の工作機械1で移動時間が最短の工作機械を第二工作機械に選定する。例えば、図6の状態マップでは、加工完了の工作機械が7号機と8号機であり、移動時間の最も短いものが、7号機の35secであるため、7号機を第二工作機械に選定する。
なお、ここで、「移動時間」とは、搬送ローダー10のチャックヘッド14が現在地から各工作機械1…までに移動する際の経過時間である。これは、チャックヘッド14の現在位置等により機械的に求められる時間である。図6の状態マップの場合では、4号機や5号機にチャックヘッド14が最も近接して位置しており、1号機や8号機から離間して位置していることが分かる。
そして、S13では、第一工作機械への移動時間が第二工作機械への移動時間より短いかを判定する。例えば、図6の状態マップの場合では、第一工作機械の3号機への移動時間と、第二工作機械の7号機への移動時間とを比較する。この比較によると、20secの3号機の方が短いことが分かる。よって、この場合は、第一工作機械への移動時間が、第二移動時間への移動時間より短いことになる。
S13で、第一工作機械への移動時間が第二工作機械への移動時間よりも短いと判定された場合(YES判断)には、S14に移行する。このS14では、第一工作機械を特定機とする。一方、S13で、第一工作機械への移動時間が第二工作機械への移動時間よりも短くないと判断された場合(NO判断)には、S15に移行する。このS15では、第二工作機械を特定機とする。すなわち、移動時間が短い工作機械を、特定機とするのである。
そして、S16で、特定機へワークWを搬入する搬入作業を行なう。例えば、図6の状態マップの場合では、3号機が特定機とされるため、3号機に対してワークが搬入されることになる。
このことは、ワークWの加工が既に完了した工作機械(7号機や8号機)があるにも関わらず、移動時間等を考慮することで、最も速くワークWを搬入できる工作機械(3号機)に、ワークWを搬入するように制御することを示している。このように、最も速くワークWを搬入できる工作機械1に、ワークWを搬入することで、工作機械1の稼働率をより高めることができる。
なお、この実施形態では、図6の状態マップに示すように、工作機械1…が空きの状態の場合を示していないが、仮に、工作機械1に空きがある場合には、その空きの工作機械1に、最も速くワークWを搬入するように制御することも考えられる。
一方、S20では、加工完了残時間が最短の工作機械1を第三工作機械に選定する。例えば、図6に示す状態マップでは、加工残時間が最も短いものが3号機なので、3号機を第三工作機械として選定する。
次に、S21でも、S11と同様に、加工完了残時間が第三工作機械への移動時間より大きい場合には第三工作機械としての選定を解消する。これも、移動時間よりも加工完了残時間が長ければ、搬送ローダー10をその工作機械1の手前で待機させる必要が生じ、この待機時間が搬送作業のロスになるからである。
その後、S22では、加工完了の工作機械1で移動時間が最短の工作機械1を第四工作機械に選定する。例えば、図6の状態マップで、加工完了の工作機械が7号機と8号機で、移動時間が最も短いのが7号機の35secであるため、7号機を、第四工作機械に選定する。
そして、S23では、第三工作機械への移動時間が第四工作機械への移動時間より短いかを判定する。例えば、図6の状態マップで、第三工作機械の3号機への移動時間と第四工作機械の7号機への移動時間とを比較すると、20secの3号機の方が短いため、第三工作機械への移動時間の方が短いことが分かる。
S23で、第三工作機械への移動時間が第四工作機械への移動時間よりも短いと判定された場合(YES判断)には、S24に移行する。このS24では、第三工作機械を特定機とする。一方、S23で、第三工作機械への移動時間が第四工作機械への移動時間よりも短くないと判断された場合(NO判断)には、S25に移行する。このS25では、第四工作機械を特定機とする。
そして、S26で、特定機からワークWを搬出する搬出作業を行なうようにしている。例えば、図6の状態マップの場合では、3号機が特定機とされるため、3号機からワークが搬出されることになる。
このことも、搬入作業と同様に、ワークWの加工が既に完了した工作機械(7号機や8号機)があるにも関わらず、移動時間等を考慮することで、最も速くワークWを搬出できる工作機械(3号機)から、ワークWを搬出するように制御することを示している。このように、搬出作業においても、最も速くワークを搬出できる工作機械からワークを搬出することで、より工作機械の稼働率を高めることができる。
次に、このように構成した本実施形態の作用効果について説明する。
この実施形態では、同一の加工を行なう工作機械1…を複数備え、これら複数の工作機械1…にワークWを自動搬入及び自動搬出する搬送ローダー10と、この搬送ローダー10による搬送制御を行なう制御手段30とを備えた生産ラインLのワークWの搬送装置及び搬送方法であって、工作機械1…毎に、ワークWの加工が完了している状態の工作機械1を検出すると共に、工作機械1…毎に、その工作機械1の加工完了残時間を算出して、搬送ローダー10のチャックヘッド14の現在位置から、最も早くワークWの加工完了が予側される工作機械1(第一工作機械、又は第三工作機械)までの移動時間と、ワークWの加工が完了した工作機械1(第二工作機械、又は第四工作機械)までの移動時間とを比較して(S13,S23)、移動時間の短い工作機械1に対して、搬送ローダー10を移動させて、ワークWを搬出及び搬入するように制御を行なっている(S16,S26)。
これにより、移動時間の短い工作機械1に対して、ワークWを搬出若しくは搬入することで、複数の工作機械1…の中から、加工済みのワークWを最も早く搬出する、若しくは未加工のワークWを最も速く搬入することができる工作機械1から、効率的にワークWを搬出・搬入することができる。
このため、ワークWの加工が完了する工作機械1の中で、最も搬送ローダー10の移動時間が短い工作機械1から、加工済みワークWを搬出したり、未加工のワークを搬入することができ、工作機械1におけるワークWの加工期間を、より増加させることができ、工作機械の稼動率をより高めることができる。
よって、同一の加工を行なう工作機械1を複数備える生産ラインLのワークW搬送方法及び搬送装置において、各工作機械1の加工完了時間や搬送手段の搬送時間等を考慮して、工作機械1の作動停止時間が最短になるようワークWの搬送を行なうことで、工作機械1の稼動率を高めることができる。
また、この実施形態では、各工作機械1…へ搬入されるまでにワークWが一時的に保管される搬入口3の状況と、各工作機械1…で加工されたワークWが一時的に保管される搬出口4の状況(空きの状況)とに応じて、搬送ローダー10の搬入作業と搬出作業のいずれを優先するかを選択するようにしている(S6)。
これにより、搬入口3と搬出口4との保管状況に応じて、搬入作業と搬出作業の優先状況が選択されるため、工作機械1…の加工状況だけでなく、搬入口3と搬出口4にあるワークWの保管状況に応じて、搬送ローダー10の搬送作業を制御することになる。
具体的には、搬入口3のワークWの数より搬出口4の空きの数が少なければ、搬入作業を優先して、搬入口3のワークWの数より搬出口4の空きの数が多ければ、搬出作業を優先するように、搬送作業を制御するようにしている。
このため、生産ラインL全体で効率的にワークWを搬送して加工することができ、AGV100の搬送作業も含めて、生産ラインL全体の工作機械1・・・の稼働率を高めることができる。
よって、生産ラインLにおけるワークWの加工効率をより高めることができる。
なお、この実施形態では、搬入口3のワークWの数と搬出口4の空きの数に着目して、搬入作業と搬出作業の優先状況を選択するようにしたが、その他、例えば、搬入口3に保管されるワークWの機種や、ワークWの搬入度合等によって切換えてもよいし、搬出口4での搬出度合等によって切換えてもよい。
以上、この発明の構成と前述の実施形態との対応において、
この発明の搬送手段は、実施形態の搬送ローダー10に対応して、
以下、同様に、
搬送条件設定手段は、CPU30に対応し、
加工完了判定手段は、1号機センサ〜8号機センサ32(32a〜32h)及びCPU30に対応し、
完了時間予側手段は、1号機センサ〜8号機センサ32(32a〜32h)及びCPU30に対応し、
ワーク搬入部は、搬入口3に対応し、
ワーク搬出部は、搬出口4に対応し、
保管状況検出手段は、搬入口状態センサ34、搬出口状態センサ35に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる生産ラインのワーク搬送方法及びその装置に適用する実施形態を含むものである。
この実施形態では、変速機ケースの切削加工ラインで説明したが、その他の工作機械の生産ラインでこの発明を実施してもよい。
本発明を採用した生産ラインの全体平面図。 搬送ローダーと工作機械の側面図。 工作機械のゲート部の平面図。 搬送制御システムの制御ブロック図。 搬送制御システムの制御フローチャート。 各工作機械の状態マップ図。
符号の説明
L…生産ライン
W…ワーク
1…工作機械
2…作業通路
3…搬入口
4…搬出口
10…搬送ローダー
30…CPU(中央制御処理装置)
32a〜32h…1号機センサ〜8号機センサ
34…搬入口状態センサ
35…搬出口状態センサ

Claims (3)

  1. 同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入若しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送装置であって、
    前記工作機械毎に、ワークの加工が完了している状態を判定する加工完了判定手段と、
    前記工作機械毎に、当該工作機械にワークが搬入された搬入時間とワークの加工時間により、ワークの加工完了時間を予側する完了時間予側手段とを備え、
    前記搬送条件設定手段は、前記搬送手段の現在位置から前記完了時間予測手段で最も早くワークの加工完了時間が予側される工作機械までの第一の移動時間と、前記搬送手段の現在位置から前記加工完了判定手段でワークの加工が完了したと判定される工作機械までの第二の移動時間とを比較して、移動時間の短い工作機械に対して、搬送手段を移動させて、ワークを搬出若しくは搬入するように搬送条件を設定する
    生産ラインのワークの搬送装置。
  2. 各工作機械へ搬入されるまでにワークが一時的に保管されるワーク搬入部と、
    各工作機械で加工されたワークが一時的に保管されるワーク搬出部と、
    該ワーク搬入部と該ワーク搬出部の保管状況を検出する保管状況検出手段とを備え、
    前記搬送条件設定手段は、該保管状況検出手段により検出された保管状況に応じて、搬入作業と搬出作業のいずれを優先するか選択する
    請求項1記載の生産ラインのワークの搬送装置。
  3. 同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入若しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送方法であって、
    前記工作機械毎に、ワークの加工が完了している状態を判定する加工完了判定ステップと、
    前記工作機械毎に、当該工作機械にワークが搬入された搬入時間とワークの加工時間により、ワークの加工完了時間を予側する完了時間予側ステップとを備え、
    前記搬送手段の現在位置から前記完了時間予測手段で最も早くワークの加工完了時間が予側される工作機械までの第一の移動時間と、前記搬送手段の現在位置から前記加工完了判定手段でワークの加工が完了したと判定される工作機械までの第二の移動時間とを比較して、該第一の移動時間と該第二の移動時間との間で移動時間が短い工作機械に対して、搬送手段を移動させて、ワークを搬出若しくは搬入するように搬送条件を設定する搬送条件設定ステップとを備える
    生産ラインのワーク搬送方法。

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