JP5380953B2 - 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置 - Google Patents

生産ラインのワーク搬送方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5380953B2
JP5380953B2 JP2008218985A JP2008218985A JP5380953B2 JP 5380953 B2 JP5380953 B2 JP 5380953B2 JP 2008218985 A JP2008218985 A JP 2008218985A JP 2008218985 A JP2008218985 A JP 2008218985A JP 5380953 B2 JP5380953 B2 JP 5380953B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
workpiece
transport
work
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008218985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010052088A (ja
Inventor
亨 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2008218985A priority Critical patent/JP5380953B2/ja
Publication of JP2010052088A publication Critical patent/JP2010052088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5380953B2 publication Critical patent/JP5380953B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

この発明は、生産ラインのワーク搬送方法及びその装置に関し、特に、同種類の汎用性のある工作機械を複数備え、これら工作機械に対してワークを自動搬入・自動搬出するように構成した、生産ラインのワーク搬送方法およびその装置に関する。
従来より、同種類の汎用性のある工作機械を、一つの生産ラインに複数設置して、これらの工作機械に対して、搬送装置によってワークを自動的に搬入及び搬出するものが知られている。
こうした生産ラインにおいては、生産ラインの停止を避けることで、生産ラインの稼働率をできるだけ落とさないようにすることが求められる。
例えば、下記特許文献1では、複数の工作機械のうち、故障等でワークの搬入が困難な工作機械がある際には、隣の工作機械に対してワークを搬入することで、生産ラインの稼働率の低下を防止するものが開示されている。
特開2005−1073号公報
ところで、同一の加工を行なう工作機械が、三つ以上ある場合には、一つの工作機械が故障等によりワークの搬入ができない際に、残りのれの工作機械にワークを搬入するかが問題となる。
このときには、前述の特許文献1のように、搬入できない工作機械に最も隣接した工作機械にワークを搬入することが考えられる。
しかし、このようにした場合には、隣接した工作機械の稼働率だけが高まって、他の工作機械の稼働率が低下してしまうことになり、各工作機械間における稼働率の標準化が図れないという問題が生じる。
そこで、本発明は、同一の加工を行なう工作機械を複数備える生産ラインのワーク搬送方法及びその装置において、故障等によって特定の工作機械の作動が停止した際に、他の工作機械によってワークの加工を行い生産ラインの稼働率を確保しつつも、各工作機械間の稼働率の標準化を図ることができる生産ラインのワーク搬送方法及びその装置を提供することを目的とする。
この発明による生産ラインのワーク搬送装置は、同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送装置であって、前記工作機械毎に、当該工作機械の作動停止しくは搬送不能を検出する作動状態検出手段と、前記工作機械毎のワーク加工後の待ち時間を算出する待ち時間算出手段とを備え、前記各工作機械に、各工作機械を囲むゲート部を設けており、前記作動状態検出手段は、該ゲート部の開状態を検出するように構成し、前記搬送手段は、ワークを搬送する搬送経路部を備え、該搬送経路部の下方には、作業者が移動する作業通路を設定しており、前記搬送条件設定手段は、前記作動状態検出手段により工作機械の作動停止しくは前記ゲート部が開状態であると検出された際には搬送不能と判定すると共に該搬送不能を検出した場合には、当該工作機械へのワークの搬入若しくはワークの搬出を禁止すると共に、搬送可能な工作機械のうち、ワークの機種と該機種の加工が可能な工作機械を特定し、ワークの加工が完了して待ち時間が最も長い特定工作機械に対して、ワークを搬入しくは搬出するように搬送条件を設定するものである。
上記構成によれば、搬送条件設定手段によって、搬送可能な工作機械のうち、ワーク加工後の待ち時間が最も長い工作機械に、ワークの搬送しくは搬出をするように、搬送条件が設定されるため、搬送手段がワーク加工後の待ち時間が最も長い特定工作機械に対してワークを搬送しくは搬出することになる。
このため、ワーク加工後の待ち時間の最も長い特定工作機械に対して、ワークが搬入または搬出されることになり、工作機械の搬送順番が、加工後の待ち時間によって振分けられて、各工作機械の稼働率の標準化を図ることができる。
また、前記各工作機械に、各工作機械を囲むゲート部を設けており、前記作動状態検出手段は、該ゲート部の開状態を検出するように構成し、開状態を検出した際には、搬送不能と判定するものであり、このように、ゲート部の開状態を検出した際には、搬出不能と判定することで、ゲート部が開状態の際には、ワークの搬入しくは搬出が行われないことになる。
このため、点検作業等で作業者が工作機械を囲むゲート部を開いた場合には、その工作機械に対してワークが搬入搬出が行われず、工作機械を点検作業等する作業者と、搬送手段やワークが干渉するおそれをなくすことができる。
よって、生産ラインの稼動中に、作業者が工作機械の点検を行なう場合があっても、作業者の安全性を確保することができる。
さらに、前記搬送手段は、ワークを搬送する搬送経路部を備え、該搬送経路部の下方には、作業者が移動する作業通路を設定しており、上記作動状態検出手段が、ゲート部の開状態を検出した際には、搬送不能と判定するものであり、このように、ワークを搬送する搬送経路部の下方に作業者が移動する作業通路を設けており、ゲート部が開状態の際には、ワークの搬入しくは搬出が行われないため、作業者が作業通路に立ち、ゲート部を開放して点検作業等を行なう場合に、ワークが作業者の上方を通過することがない。
よって、搬送経路部と作業通路を上下位置に設定した生産ラインにおいて、生産ラインの稼働率を高めながら、作業者の安全性を確保することができる。
この発明による生産ラインのワーク搬送方法は、同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入しくは自動搬出する搬送手段と、該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定ステップを備えた生産ラインのワークの搬送方法であって、前記工作機械毎に、当該工作機械の作動停止しくは搬送不能を検出する作動状態検出ステップと、前記工作機械毎のワーク加工後の待ち時間を算出する待ち時間算出ステップとを備え、前記各工作機械に、各工作機械を囲むゲート部を設けており、前記作動状態検出ステップは、該ゲート部の開状態を検出するように構成し、前記搬送手段は、ワークを搬送する搬送経路部を備え、該搬送経路部の下方には、作業者が移動する作業通路を設定しており、前記搬送条件設定ステップは、前記作動状態検出ステップにより工作機械の作動停止しくは前記ゲート部が開状態であると検出された際には搬送不能と判定すると共に該搬送不能を検出した場合には、当該工作機械へのワークの搬入若しくはワークの搬出を禁止すると共に、搬送可能な工作機械のうち、ワークの機種と該機種の加工が可能な工作機械を特定し、ワークの加工が完了して待ち時間が最も長い特定工作機械に対して、ワークを搬入しくは搬出するように前記搬送手段の搬送条件を設定するものである
上記構成によれば、搬送条件設定ステップによって、搬送可能な工作機械のうち、ワーク加工後の待ち時間が最も長い特定工作機械に、ワークの搬送しくは搬出をするように、搬送条件が設定されるため、搬送手段がワーク加工後の待ち時間が最も長い特定工作機械に対してワークを搬送しくは搬出することになる。
このため、ワーク加工後の待ち時間の最も長い特定工作機械に対して、ワークが搬入搬出されることになり、工作機械の搬送順番が、加工後の待ち時間によって振分けられて、各工作機械の稼働率の標準化を図ることができる。
この発明によれば、ワーク加工後の待ち時間の最も長い特定工作機械に対して、ワークが搬入または搬出されることになり、工作機械の搬送順番が、加工後の待ち時間によって振分けられて、各工作機械の稼働率の標準化を図ることができる。
よって、同一の加工を行なう工作機械を複数備える生産ラインのワーク搬送方法及びその装置において、故障等によって特定の工作機械の作動が停止した際に、他の工作機械によってワークの加工を行い、生産ラインの稼働率を確保しつつも、各工作機械間における稼働率の標準化を図ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳述する。
まず、図1から図3により、本発明の全体構成について説明する。図1は本発明を採用した生産ラインの全体平面図であり、図2は搬送ローダと工作機械の側面図であり、図3は工作機械のゲート部の平面図である。
この実施形態の生産ラインLは、変速機ケースを切削加工する生産ラインであり、多種の変速機ケースを、同時期に複数切削することができる切削加工ラインである。
図1に示すように、この生産ラインLは、大きな2つのグループA1,A2と小さな1つのグループBとに区分けされた工作機械群によって構成されている。このうち、大きな2つのグループA1,A2では、変速機ケースの六面を切削加工して、小さな1つのグループB(洗浄・リークグループ)では、切削後の変速機ケースを最終的に洗浄してリーク検査等を行なうようにしている。
この大きな2つのグループA1,A2では、上流側(図面右側)の第グループA1で、変速機ケースのワークWを二面でクランプ(チャック)して四面を切削加工して、下流側(図面左側)の第グループA2で、第グループA1で加工したワークWの四面のうち二面をクランプ(チャック)して、第グループA1でクランプした二面を切削加工するように設定しており、いわゆる「2チャックフレキシブルライン」を構成している。
そして、この大きな2つのグループA1,A2と小さな1つのグループBは、AGV(Automated Guided Vehicle:無人搬送車)100…によって、ワークWの受け渡しを行うように設定されており、工場内のライン搬送を、無人で行えるようにしている。
実施例の搬送装置および搬送方法は、このうち、第グループA1と第グループA2において採用されており、ここでは、第グループA1によって、本発明の搬送装置等を説明する。
グループA1では、左側に4台、右側に4台の全て同機種の汎用性のある工作機械1…を、対面して並設しており、これらの工作機械1…間には、作業者が自由に移動しる列方向に延びる作業通路2を設けている。
これらの工作機械1…は、全て同じ切削加工を行えるように構成しており、原則として8台全てで補完関係があるように設定している。このため、1台の工作機械1が故障や入れ替え等で停止した場合であっても、残りの工作機械1…で生産ラインLを停止させることなく、ワークWを切削加工することができる。
もっとも、この実施形態では、ワークWの種類に応じて、二種類のタイプに分けている。こうすることで、より多種のワークWに対して、生産ラインLを対応させることができる。
また、作業通路2の端部(図面下端)には、ワークWを搬入・保留する搬入口3(搬入台)を設けている。この搬入口3は、三つのワークWを積載するパレットPを、複数台置けるように前後左右に広い支持面を有している。
搬入口3の側方には、切削加工後のワークWを搬出・保留する搬出口4(搬出台)を設けている。この搬出口4も、ワークWを積載するパレットPを複数台置けるように、広い支持面を有している。また、この搬出口4の工作機械1側(図面上側)には、シュート台5を設けて、ワークWの搬出を容易に行なえるようにしている。
なお、搬出口4の工作機械1側(図面上側)には、検査ステーション6を設けており、工作機械1の始動直後や調整後などに、加工後のワークWを取り出して、加工品質を検査するようにしている。
これら8台の工作機械1…や、搬入口3、搬出口4、および検査ステーション6の上方には、これらの間でワークWの搬送を行なう搬送ローダ10が設けられている。
この搬送ローダ10は、左右一対で、各工作機械1の上方を列方向に延びるガイドレール11と、このガイドレール11上で幅方向に延びる横スライドレール12とを備え、この他にも、後述するように、上下スライドレール13と、チャックヘッド14等(図2参照)を備えている。
このように搬送ローダ10に、ガイドレール11と横スライドレール12を設けて、前後方向および左右方向の広い範囲で、自由に移動できるように構成することで、前述のように、8台の工作機械1…、搬入口3、搬出口4、および検査ステーション4の間で、ワークWを自由に搬送することができる。
なお、この搬送ローダ10は、搬入口3の側方位置に設置した搬送指示盤7によって、搬送作業が制御されるように構成している。
この搬送ローダ10の詳細構造、図2を参照して説明する。搬送ローダ10は、ガイドレール11を支持する上下方向に延びる支持柱15によって、工作機械1等よりも上方位置に設置されており、作業者Pよりも高い位置に設置されている。
そして、搬送ローダ10の搬送経路Rは、作業者Pが移動する作業通路2の上方位置に、ほぼ位置するように設定されている。
ガイドレール11の上方には、前述のように、幅方向に延びる横スライドレール12を設置しており、この横スライドレール12がガイドレール11上を、列方向(紙面鉛直方向)にスライド移動できるように構成している。
横スライドレール12の中央位置には、上下方向に延びる上下スライドレール13を設けており、この上下スライドレール13が、横スライドレール12上を、幅方向にスライド移動できるように構成している。
さらに、この上下スライドレール13は、上下方向にもスライド移動できるように構成しており、この下端に設けたチャックヘッド14の位置を、上下方向に自由に変化させるようにしている。
チャックヘッド14は、上下スライドレール13の下端に設置されており、チャック(クランプ)の向きを左右および下方向きに自由に変化できるように構成している。そして、このチャックヘッド14でワークWをチャック(クランプ)するように構成している。
なお、一点鎖線で示したチャックヘッド14の位置は、チャックヘッド14が移動した位置や回動した向きを示している。
また、上下スライドレール13の側方に隣接して設けているのは、上下スライドレール13等を、上下左右方向に移動させる駆動モータ16やスライドローラ17等である。
ガイドレール11を支持する支持柱15は、列方向に所定の間隔で複数設置されており(図1参照)、下端で大きめの台座18を介して床面Gに設置している。
工作機械1は、前述のように作業通路2を挟んで左右それぞれに設置しており、それぞれの工作機械1の作業通路2側には、工作機械1の加工空間を覆うゲート部19を設けている。このゲート部19は、後述するように、列方向にスライド移動可能に構成しており、スライド移動させることで、加工空間Sを作業通路2側に開放するようにしている。
この工作機械1には、ゲート部19の反作業通路2側に、ワークWを切削加工する加工部20を設けており、この加工部20の周囲を、加工空間Sとして構成している。この加工空間Sでは、ワークWを切削加工する際に、切削工具(図示せず)等が上下左右に往来してワークWを加工するため、作業通路2との間にゲート部19を設けることで、作業者Pの安全性を確保している。
また、この加工部20では、所定の加工ステップによって、ワークWの加工面(4面)を切削加工するように構成している。
加工空間Sを覆うゲート部19は、図3に示すように、開き戸状の開閉体19aを列方向にスライド移動させることで、加工空間Sを開放するように構成している。
このようにゲート部19を、開閉自在に構成することで、作業者Pは、工作機械1の加工部20に対して、容易にアクセスすることができ、加工部20の点検や工具の交換等を、容易に行うことができる。
もっとも、このようにゲート部19が開放した際に、工作機械1にワークWが搬送されてくると、作業者PとワークWが干渉するおそれがあり、作業者Pの安全性を損なうおそれがある。そこで、後述するように、搬送ローダ10は、ゲート部19が開放状態の際には、その工作機械1にワークWを搬送しないようにしている。
次に、図4〜図6により、この実施形態の搬送ローダ10の搬送制御システムについて説明する。図4は搬送制御システムの制御ブロック図であり、図5は搬送制御システムの制御フローチャートであり、図6は各工作機械の状態マップ図である。
まず、図4に示すように、この搬送制御システムは、中央に演算手段である中央制御処理装置(CPU)30を設けている。
そして、このCPU30に対して、入力手段として、搬送指示ボタン31と、1号機センサから8号機センサ32(32a〜32h)と、1号機ゲートスイッチから8号機ゲートスイッチ33(33a〜33h)と、ローダ位置センサ34と、搬入口状態センサ35と、搬出口状態センサ36と、をそれぞれ繋いでいる。
まず、搬送指示ボタン31は、搬送指示盤7(図1参照)に設けられ、搬送ローダ10の運転状態(作動、移動、停止等)を作業者Pが操作できるように、作業者Pの操作信号をCPU30に入力するように構成している。
1号機センサから8号機センサ32(32a〜32h)は、各工作機械1(図3参照)に設置され、各工作機械1の作動状態や故障状態を検出して、各工作機械1の情報を、CPU30に入力するようにしている。また、ワークWの加工完了後の待機時間や、ワークWの受入れ情報、ワークWの加工時間等の情報も、CPU30に入力するように構成している。
1号機ゲートスイッチから8号機ゲートスイッチ33(33a〜33h)は、各工作機械1(図3参照)に設置され、各工作機械1のゲート部19の開閉状態を検出して、各ゲート部19の開閉情報をCPU30に入力するように構成している。
ローダ位置センサ34は、搬送ローダ10(チャックヘッド14)の現在位置を検出して、この位置情報をCPU30に入力するように構成している。このローダ位置センサ34では、チャックヘッド14の前後方向、左右方向、上下方向の三次元の位置情報と、チャックヘッド14の向き等の情報をCPU30に入力するように構成している。
搬入口状態センサ35は、搬入口3にワークWがどの程度(数)あるのか等を検出して、搬入口3の情報としてCPU30に入力するように構成している。また、ワークWの種類等(機種等)を検出して、ワークWの情報を入力するように構成している。
搬出口状態センサ36は、搬出口4にワークWがどの程度(数)あるのか等を検出して、搬出口4の情報としてCPU30に入力するように構成している。また、この情報に加えて、ワークWの加工情報等を入力するように構成してもよい。
一方、出力手段として、CPU30には、搬送作動ランプ37と、ローダ移動モータ38と、クランプモータ39と、AGV100と、を繋いでいる。
搬送作動ランプ37は、CPU30から出力される情報から、搬送ローダ10の作業状態を表示するように構成している。この表示により、作業者Pは、搬送ローダ10の現在の動きを認識することができる。
ローダ移動モータ38は、CPU30から出力される信号から、搬送ローダ10に前後、左右、上下方向の動きを生じさせて、搬送作業を行なうように構成している。具体的には、このローダ移動モータ38の回転数等を制御することで、搬送ローダ10の移動位置を制御するように構成している。
クランプモータ39は、CPU30から出力される信号から、チャックヘッド14のチャック状態を切換えて、ワークWのチャック作業を行なうように構成している。
AGV100は、前述したように、無人でワークWの搬送を行なう無人搬送車であり、このAGV100に対して、CPU30からワークWの搬送要求信号を出力するように構成している。
次に、図5により、この搬送装置の制御フローについて説明する。
まず、S1で、各入力手段(31〜36)等から各種信号を読取る。このときの情報により、図6に示すような各工作機械の状態マップ情報を作成する。
次に、S2で、品質検査要求があるかを判定する。ここで、品質検査要求がある場合(YES判断)には、S3に移行して、検査ステーション6に空きがあるかを判断する。ここで、空きがある場合(YES判断)には、そのまま、S4に移行して、検査ステーション6へワークWを搬送する搬送作業を行なう。一方、S2で品質検査要求がない場合(NO判断)、または、S3で検査ステーション6に空きがない場合(NO判断)には、S5に移行する。
このように、品質検査要求がある場合には、まず、検査ステーション6にワークWを搬送して、加工後のワークWの品質をチェックするようにすることで、後工程に加工不良のワークWが流れないようにしている。なお、この品質加工要求は、前述したように、工作機械1の始動直後や工具を交換した場合等に行われるようにしている。
次に、S5で、ゲート部19が開状態の工作機械1をデータ上で排除する。例えば、図6に示す状態マップでは、3号機がゲート開であるため、3号機を工作機械のデータから排除する。また、図示はしないが、工作機械1が故障や停止の場合にも、その工作機械1をデータを排除するようにしている。
このように、ゲート部19が開状態の工作機械1をデータ上で排除することで、ゲート部19が開いている工作機械1には、ワークWが搬送(搬入及び搬出)されないため、ゲート部19を開いて加工部20の点検作業等を行っている作業者Pと、ワークWや搬送ローダ10との干渉を防ぐことができる。
そして、その後、S6で、データベースにより作業優先順位を確認する。このデータベースの確認では、現在稼動している工作機械1に対して、搬入作業と搬出作業の何れを優先的に行なうのかを確認する。
そして、S7で、第一工程(搬入口3)にワークWがあるかを判定する。ここでは、搬入作業が第一の優先作業であるため、搬入口3にワークWがあるかを、まず判定する。
S7で、ワークWがあると判定した場合(YES判断)には、S8に移行して、第二工程(工作機械1)に受入可能機(空)があるかを判定する。ここで、第二工程に受入可能機がある場合(YES判断)には、さらに、S9に移行して、その工作機械1とワークWが一致するかを判断する。
すなわち、ワークWの受入れが可能な工作機械1があった場合には、ワークWの機種と対応機種とが一致するか否かを確認するのである。例えば、図6の状態マップでは、空の工作機械1のうち2号機がC機種とD機種に対応して、5号機と7号機がA機種とB機種に対応するため、ワークWがC機種かD機種であれば、2号機が一致することになり、ワークWがA機種かB機種であれば、5号機と7号機が一致することになる。
S9で、工作機械1とワークWが一致する場合(YES判断)には、S10に移行して待機時間をチェックする。例えば、図6の状態マップから、ワークWがA機種であれば、5号機の待機時間と7号機の待機時間をチェックする。ここで、「待機時間」とは、ワークWの加工完了後から現在までの積算された経過時間のことをいう。
そして、S11で、待機時間が最も長い工作機械1を特定機とする。例えば、ワークWがA機種である場合には、図6の状態マップに示すように、5号機の待機時間が70secで、7号機の待機時間が300secなので、待機時間の長い7号機を特定機して特定する。
その後、S12で、特定機へ、ワークWを搬入する搬入作業を行なう。例えば、S11で、特定機を7号機とした場合には、7号機にワークWを搬入する。
一方、S7で、第一工程(搬入口3)にワークWがないと判定した場合(NO判断)には、S18に移行する。S18では、AGV100に対して、ワークWの供給信号を出力して、ワークWが第一工程(搬入口3)に搬送されるようにして、第一工程にワークWが存在するようにしている。
また、S8で、第二工程(工作機械1)に受入可能機(空)がないと判定した場合(NO判断)や、S9で、工作機械1とワークWが一致しない判定した場合(NO判断)には、S13に移行する。
S13では、第二工程(工作機械1)にワークWがあるかを判定する。このS13では、搬出作業が第二の優先作業であることから、工作機械1に、加工完了のワークWがあるかを判定する。
S13で、ワークWがあると判定した場合(YES判断)には、S14に移行して、第三工程(搬出口4)にワークWがあるかを判定する。すなわち、搬出口4にワークWがないことを確認して、ワークWの搬出作業を行なうようにしているのである。
一方、S13で、第二工程(工作機械1)にワークWがないと判定した場合(NO判断)や、S14で、第三工程(搬出口4)にワークWがあると判定した場合(YES判断)には、S18に移行して、AGV100にワークWの供給信号を出力する。
すなわち、工作機械1にワークWがない場合には、搬出するワークWが存在しないため、また、搬出口4にワークWがある場合には、搬出先が空いていないため、無駄な搬出作業をやめる共に、次のワークWの搬入作業を行えるように、AGV100にワークWの供給信号を出力しているのである。
S14で、第三工程(搬出口4)にワークWがあると判定しなかった場合(NO判断)には、S15に移行して待機時間をチェックする。例えば、図6の状態マップから、加工完了している6号機の待機時間と8号機の待機時間をチェックする。
そして、S16で、待機時間が最も長い工作機械1を特定機とする。例えば、図6の状態マップに示すように、6号機の待機時間が15secで、8号機の待機時間が45secなので、8号機を特定機して特定する。
その後、S17で、特定機からワークWを搬出する搬出作業を行なう。例えば、S16で、特定機を8号機とした場合には、8号機からワークWを搬出する。
以上のようにして、1回の制御が終了して、リターンに移行して、次回の制御に備える。こうして、本実施形態の搬送ローダ10の制御を行なってワークの搬送作業を行っている。
次に、このように構成した本実施形態の作用効果について説明する。
この実施形態では、同一の加工を行なう工作機械1…を複数備え、これら複数の工作機械1…にワークWを自動搬入および自動搬出する搬送ローダ10と、この搬送ローダ10の搬送制御を行なう制御手段(CPU30)とを備えた生産ラインLのワークWの搬送装置および搬送方法であって、工作機械1…毎に、工作機械1の作動停止や搬送不能を検出して(S5)、工作機械1毎のワークW加工後の待機時間を算出する(S10)と共に、工作機械1の作動停止や搬送不能を検出した場合には、その工作機械1へのワークWの搬入作業および搬出作業を禁止して(S5)、搬送可能な工作機械1のうち加工完了後の待機時間が最も長い工作機械1に対して(S11,S16)、ワークWを搬入(S12)若しくは搬出(S17)するように制御を行なっている。
これにより、搬送可能な工作機械1のうち、ワークWの加工後の待機時間が最も長い工作機械1に対して、ワークWの搬送や搬出をするように、搬送制御されるため、搬送ローダ10がワークW加工後の待機時間が最も長い工作機械1に対して、ワークWを搬送や搬出することになる。
このため、工作機械1の搬送順番が、加工後の待機時間によって振分けられて、各工作機械1の稼働率の標準化を図ることができる。
よって、同一の加工を行なう工作機械1を複数備える生産ラインLのワークW搬送方法及びその装置において、故障等によってある工作機械1の作動が停止した際に、他の工作機械1によってワークWの加工を行い、生産ラインLの稼働率を確保しつつも、各工作機械1…間における稼働率の標準化を図ることができる。
また、この実施形態では、各工作機械1に、各工作機械1の加工部20を囲むゲート部19を設けており、このゲート部19の開状態を検出した際には、搬送不能として搬送可能の工作機械1のデータから排除している。
これにより、ゲート部19の開状態を検出した際には、その工作機械1には、ワークWの搬入や搬出が行われないことになる。
このため、点検作業等で作業者Pが工作機械1を囲むゲート部19を開いた場合には、その工作機械1に対して、ワークWが搬入搬出が行われず、工作機械1を点検等する作業者Pと、搬送ローダ10やワークWと干渉するおそれをなくすことができる。
よって、生産ラインLの稼動中に、作業者Pが工作機械1の点検を行なう場合があっても、作業者Pの安全性を確保することができる。
また、この実施形態では、搬送ローダ10は、上方にワークWを搬送する搬送経路Rを備え、この搬送経路Rの下方に、作業者Pが移動する作業通路2を設定しており、ゲート部19の開状態を検出した際には、その工作機械1を搬送不能として排除している。
これにより、ゲート部19が開状態の際に、ワークWの搬入や搬出が行われないため、作業者Pが作業通路2に立ち、ゲート部19を開放して、点検作業を行なう場合に、ワークWが作業者Pの上方を通過することがない。
よって、搬送経路Rと作業通路2を上下位置に設定した生産ラインLにおいて、生産ラインLの稼働率を高めながら、作業者Pの安全性を確保することができる。
この発明の構成と前述の実施形態との対応において、
この発明の搬送手段は、実施形態の搬送ローダ10に対応して、
以下、同様に、
搬送条件設定手段は、CPU30に対応し、
作動状態検出手段は、1号機センサ〜8号機センサ32(32a〜32h)、1号機ゲートスイッチ〜8号機ゲートスイッチ33(33a〜33h)に対応し、
待ち時間算出手段は、1号機センサ〜8号機センサ32(32a〜32h)およびCPU30に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる生産ラインのワーク搬送方法及びその装置に適用する実施形態を含むものである。
この実施形態では、変速機ケースの切削加工ラインで説明したが、その他の工作機械の生産ラインでこの発明を実施してもよい。
本発明を採用した生産ラインの全体平面図。 搬送ローダと工作機械の側面図。 工作機械のゲート部の平面図。 搬送制御システムの制御ブロック図。 搬送制御システムの制御フローチャート。 各工作機械の状態マップ図。
L…生産ライン
W…ワーク
1…工作機械
2…作業通路
3…搬入口
4…搬出口
10…搬送ローダ(搬送手段)
19…ゲート部
30…CPU(搬送条件設定手段)
32a〜32h…1号機センサ〜8号機センサ(作動状態検出手段、待ち時間算出手段)
33a〜33h…1号機ゲートスイッチ〜8号機ゲートスイッチ(作動状態検出手段)
S5…作動状態検出ステップ
S10…待ち時間算出ステップ
S11,S12,S16,S17…搬送条件設定ステップ
R…搬送経路(搬送経路部)

Claims (2)

  1. 同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入しくは自動搬出する搬送手段と、
    該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定手段とを備えた生産ラインのワークの搬送装置であって、
    前記工作機械毎に、当該工作機械の作動停止しくは搬送不能を検出する作動状態検出手段と、
    前記工作機械毎のワーク加工後の待ち時間を算出する待ち時間算出手段とを備え、
    前記各工作機械に、各工作機械を囲むゲート部を設けており、
    前記作動状態検出手段は、該ゲート部の開状態を検出するように構成し、
    前記搬送手段は、ワークを搬送する搬送経路部を備え、
    該搬送経路部の下方には、作業者が移動する作業通路を設定しており、
    前記搬送条件設定手段は、前記作動状態検出手段により工作機械の作動停止しくは前記ゲート部が開状態であると検出された際には搬送不能と判定すると共に該搬送不能を検出した場合には、当該工作機械へのワークの搬入しくはワークの搬出を禁止すると共に、
    搬送可能な工作機械のうち、ワークの機種と該機種の加工が可能な工作機械を特定し、ワークの加工が完了して待ち時間が最も長い特定工作機械に対して、ワークを搬入しくは搬出するように搬送条件を設定する
    生産ラインのワークの搬送装置。
  2. 同一の加工を行なう工作機械を複数備え、これら複数の工作機械にワークを自動搬入もしくは自動搬出する搬送手段と、
    該搬送手段による搬送条件を設定する搬送条件設定ステップを備えた生産ラインのワークの搬送方法であって、
    前記工作機械毎に、当該工作機械の作動停止もしくは搬送不能を検出する作動状態検出ステップと、
    前記工作機械毎のワーク加工後の待ち時間を算出する待ち時間算出ステップとを備え、
    前記各工作機械に、各工作機械を囲むゲート部を設けており、
    前記作動状態検出ステップは、該ゲート部の開状態を検出するように構成し、
    前記搬送手段は、ワークを搬送する搬送経路部を備え、
    該搬送経路部の下方には、作業者が移動する作業通路を設定しており、
    前記搬送条件設定ステップは、前記作動状態検出ステップにより工作機械の作動停止もしくは前記ゲート部が開状態であると検出された際には搬送不能と判定すると共に該搬送不能を検出した場合には、当該工作機械へのワークの搬入若しくはワークの搬出を禁止すると共に、
    搬送可能な工作機械のうち、ワークの機種と該機種の加工が可能な工作機械を特定し、ワークの加工が完了して待ち時間が最も長い特定工作機械に対して、ワークを搬入もしくは搬出するように前記搬送手段の搬送条件を設定する
    生産ラインのワークの搬送方法
JP2008218985A 2008-08-28 2008-08-28 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置 Expired - Fee Related JP5380953B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218985A JP5380953B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008218985A JP5380953B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010052088A JP2010052088A (ja) 2010-03-11
JP5380953B2 true JP5380953B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=42068556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008218985A Expired - Fee Related JP5380953B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5380953B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605703B2 (ja) * 2010-12-22 2014-10-15 三菱自動車工業株式会社 ワーク加工設備
KR101575141B1 (ko) 2014-07-23 2015-12-08 한국전기연구원 이중화 공작 기계 장치 및 제어 방법
JP2016060033A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 シャープ株式会社 搬送方法、搬送制御装置、搬送制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
DE102015215625A1 (de) * 2015-08-17 2017-02-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Montage- und/oder Bearbeitungsmaschine, damit gebildete Fertigungsstraße sowie Fertigungsanlage
WO2019186704A1 (ja) * 2018-03-27 2019-10-03 平田機工株式会社 作業装置及び作業システム
CN109813217B (zh) * 2018-12-05 2021-07-23 上海赛科利汽车模具技术应用有限公司 一种冲压线对中台检测系统及检测方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11239954A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Toshiba Mach Co Ltd Nc工作機械加工システム
JP2005001073A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Murata Mach Ltd 工作機械システムおよびそのワーク搬送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010052088A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5380953B2 (ja) 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置
CN102089102B (zh) 工件加工装置及工件加工方法
US4035904A (en) Automatic article working system
US8082643B2 (en) Machining apparatus
JP5282490B2 (ja) 生産ラインのワーク搬送方法及びその装置
JP2009178831A (ja) ローダ装置
JP5346098B2 (ja) 自動装置の動作制御システム
JP2007193747A (ja) ワーク搬送システム
JP4974629B2 (ja) 工作機械による生産システム
JP2927838B2 (ja) 自動加工システム
JPS6239166A (ja) 加工不良ワ−クの自動排出機能を備えた加工ライン
JP2005001073A (ja) 工作機械システムおよびそのワーク搬送方法
JPH1190791A (ja) フレキシブル加工装置および同装置用パレット
KR100674578B1 (ko) 용접 공정용 자동화 장치 및 그 제어방법
CN115446910A (zh) 工作台、加工设备和待加工件的到位检测方法
JP2001031219A (ja) タイヤの中間保管方法及び中間保管システム
JPH02250737A (ja) 流れ生産路における車体位置決め装置
JP4042427B2 (ja) ワーク搬送装置
JP2002205247A (ja) ワーク搬送システム
JPS5937035A (ja) ワ−ク加工装置
JP5527137B2 (ja) ワーク搬送システム
KR0171125B1 (ko) 자동 가공물 교환기의 가공물 반전이송장치
JP2014087889A (ja) ワーク加工ライン
JP2528034B2 (ja) 混流生産ラインにおけるワ―ク供給搬出システム
JP2023018287A (ja) 工作機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5380953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees