JP4974629B2 - 工作機械による生産システム - Google Patents
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Description
このように単純な作業の繰返しが行なわれるが、作業者は時々間違った作業をしてワークを不良品にしたり、加工工程の手順違いから機械を壊すこともある。
そこで、例えば特開2000−5968ではワークの種類に応じて向きを変えて搬送装置上に載置する載置工程と、センサにより判別マークの有無を検出してワークの向きを判別する提案もなされていますが、ワークの加工姿勢は加工ステーションでは指定されているからむやみに変えることが出来ないし、判別マークを付けたり検出することは作業管理上容易ではなく、作業ミスを防ぐのには適切ではない。
作業者はワークを最初の加工工程の加工ステーションで加工せずにそのまま次ぎの加工ステーションへワークを搬入した場合や、一旦加工したにも係らず、再びワークを同じ加工ステーションに搬入して2度加工したりしてワークをダメにしてしまうことが想像される。また、判別マークを付けて加工すると切屑や切削液の影響を受けて判別が困難となるという問題がある。
その目的は、ワークの流れを規制するストッパーとワーク検出器を設けて、未加工ワークを次ぎの加工ステーションへ搬送さないことや、ワークの2度加工防止を行なうことにある。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の工作機械による生産システムにおいて、少なくとも一個のワークの加工後にあっては前記ワーク検出器でワークを検出した状態で次ぎのワークの加工開始が出来るようにした前記制御装置を設けたことを特徴とする工作機械による生産システム。
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも一個のワークの加工後にあっては、前記加工後のワークが第2規制手段を通過した後に前記ワーク検出器で検出後に規制手段が閉鎖されてから次ぎのワークの加工が出来るように制御されるからワークの2度加工を防止することができる。
図1は公知の工作機械Mによる生産システム全体の平面図を示している。
図2はその正面図を示している。
この場合、生産システムの左側にワークWの搬入口があり、公知の工作機械Mで構成する加工ステーションS1、S2、S3が配置されている。各工程の加工をするために作業者は加工ステーションS1へ未加工ワークWを搬入して、加工が終了すればワークWを取出して次ぎの加工ステーションS2,S3へ搬入することの繰返し行ない、最後の加工ステーションS3での加工を終了すると、生産システムの外部へ搬出するようになっている。
図3は図2の第1ストッパ11a及び第2ストッパ12a付近の詳細図を示す。
加工ステーションS1、S2、S3は同一構成になっており、ここでは加工ステーションS1について説明して、加工ステーションS2、S3は省略する。
また、図中同一数字の添え字a,b,cは同じ部材による構成を示す。
コンベア5上には各加工ステーションS1、S2、S3のワークW搬入部に対向する個所に第1ストッパ11a第2ストッパ12aを設けてワークWの搬入及び搬出を規制している。
コンベア5のフレーム6に第1シリンダ7a第2シリンダ8aを設け、その第1シリンダロッド9a第2シリンダロッド10aの先端にストッパ11a,12aを設けて、シリンダロッド9a、10aが延びるとストッパ11a,12aがコンベア5の上部に出っ張り、ワークWの流れを規制するようになっている。
シリンダロッド9a、10aが縮めばストッパ11a,12aはコンベア5の下部にへっこみコンベア5上のワークWは自在にコンベアのローラ上を容易に移動させることが可能となる。
加工ステーションS1には工作機械Mの起動を指示する起動ボタン13aを備えた操作盤14aをコンベア5の手前に設置している。工作機械Mの加工動作やストッパ11a,12a動作を制御する制御装置15aを工作機械Mの背面に設置されている。
加工ステーションS1の治具16aにワークWが搬入して起動ボタン13aが押されると制御装置15aは加工開始指令を行なう。
加工完了になると第2ストッパ12aが開放されて、加工済みワークWを払出し、次加工ステーションS2へ搬出することができる。
工作機械MにワークWが搬入されていない時は、第1ストッパ11aは下降、第2ストッパ12aは上昇した状態にある。(a)
コンベア5の上手(図の左)からワークWが搬入されて第1ストッパ11aを通過すると第1ストッパ11aは上昇して次ぎのワークWの搬入を阻止するようになっている。(b)
作業者はワークWを加工ステーションS1の治具16aに搬入して起動ボタン13aを押すと加工開始される。
加工が終了すると工作機械Mの運転は停止して第2ストッパ12aは下降してワークWの通過を可能にする。(c)
作業者は工作機械Mから加工済みワークWを取出し、コンベア5上にワークWを搬出して第2ストッパ12aを通過させ、さらに第2ワーク検出器17aでのワークWを検出すると第2ストッパ12aは上昇して次ぎのワークWの通過を阻止すると同時に第1ストッパ11aは下降して未加工ワークWの搬入が可能になる。(d)
次ぎにワーク検出器17aで検出した状態でワークが工作機械Mに搬入されると加工開始可能となる。(e)
次ぎに先の(b)の状態になり以上(b)から(e)の動作を繰返すことになる。
M 工作機械
5 コンベア
11a 第1ストッパ
12a 第2ストッパ
13a 起動ボタン
15a 制御装置
Claims (2)
- 複数の加工ステーションの手前に配置されたコンベア上に運ばれるワークを手動で順に搬送して各加工ステーションを構成する工作機械によりワークに加工を行なうようにした工作機械による生産システムにおいて、その各加工ステーションの手前側にワークを搬送するためのフリーローラが付いた前記コンベアが設けられ、そのコンベア上のワークを前記加工ステーションへ搬入する上手側と搬出する下手側にワークの流れを規制する上手側の第1規制手段と下手側の第2規制手段を設け、前記コンベアに設けられた前記規制手段は、未加工ワークの加工ステーションへの搬入時は前記第1規制手段を開放状態として、前記第2規制手段を閉鎖した状態で1個のワークの搬入を可能とし、ワークがコンベア上の上手から前記第1規制手段を通過してワークの加工ステーションへの搬入後は前記第1規制手段を閉鎖し、ワークの加工完了後は前記第1規制手段を閉鎖した状態で前記第2規制手段を開放し、ワークが第2規制手段を通過した個所に設けられ、通過するワークの有無を検出するワーク検出器でワークを検出すると第2規制手段が閉鎖すると同時に第1規制手段を開放し、未加工ワークの搬入を可能とするようにした制御装置を有することを特徴とする工作機械による生産システム。
- 請求項1記載の工作機械による生産システムにおいて、少なくとも一個のワークの加工後にあっては前記ワーク検出器でワークを検出した状態で次ぎのワークの加工開始が出来るようにした前記制御装置を設けたことを特徴とする工作機械による生産システム。
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JP2006259989A JP4974629B2 (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 工作機械による生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006259989A JP4974629B2 (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 工作機械による生産システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008080414A JP2008080414A (ja) | 2008-04-10 |
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ID=39351783
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JP2006259989A Active JP4974629B2 (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 工作機械による生産システム |
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JPH06277975A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-04 | Fujitsu Ten Ltd | ワーク移動搬送機構 |
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2006
- 2006-09-26 JP JP2006259989A patent/JP4974629B2/ja active Active
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