JP4837836B2 - 切断機におけるワーク搬出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、切断機で切断されたワークを切断機の前方に配置された複数の搬出コンベアに搬出するようにした切断機におけるワーク搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、切断機としての例えば横型帯鋸盤で切断されたワークは、横型帯鋸盤の前方に配置された複数の違うタイプの搬出コンベアからなる搬出装置に搬出されるようになっている。そして、切断されたワークの長さ、形状、径、残材などによって搬出先である予め決められた搬出コンベアに搬出される。しかも、搬出先である搬出位置を決めるシーケンスは、昼間運転、夜間運転のいずれにおいても、作業効率が高くなるよう、変化しないで一定に決められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、切断されたワークのうちある形状の製品は、必ずそれ専用の搬出位置に搬出されるため、特定の搬出エリアで、特に夜間運転において、オーバフローがでて自動的に連続運転ができないという問題があった。
【0004】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、昼間運転時は、作業者の作業性が良くなるように製品を搬出し、夜間運転時は、効率を優先し、オーバフローを起こしにくく、自動的に連続運転できるようにした切断機におけるワーク搬出方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、ワーク(W)を切断する切断機(1)の前側に、切断されたワーク(W)を搬出方向である前方向へ搬出する前バイス(17)を前後方向へ移動自在に備え、前記前バイス(17)によりワーク(W)を搬出する搬出位置(A)に、左右方向に長いガイドレール(43A,43B)を備え、前記前バイス(17)からワーク(W)が受け渡される移動コンベア(45)を前記ガイドレール(43A,43B)に沿って左右方向へ移動自在に備えると共に、前記前バイス(17)からワーク(W)が搬出されるコンテナパレット(55)を、前記搬出位置(A)に左右方向に長く設け、前記ガイドレール(43A,43B)の前方に、前記移動コンベア(45)からワーク(W)が搬出されるところの前後方向に長い長尺用コンベア(63)、スラットコンベア(67)を配置して備えると共に、前後方向に長い複数のローラコンベア(69A〜69I)を左右方向へ適宜間隔に配置して備え、昼間時には前記切断機(1)で切断されたワーク(W)を予め製品と残材とに区別して予め決められた搬出コンベアに搬出し、夜間運転時には前記切断機(1)で切断されたワーク(W)を製品と残材とを区別せずに、製品の長さ、重量、形状、径および残材に応じて判別して予め決められた前記コンテナパレット(55)又は長尺用コンベア(63)又はスラットコンベア(67)又は適宜のローラコンベア(69A〜69I)に搬出する制御を行うための制御装置(5)を備えていることを特徴とするものである。
【0006】
また、前記切断機におけるワーク搬出装置において、前記制御装置は、前記切断されたワークにおける製品の長さ、重量、形状、径および残材の長さを検出するそれぞれの検出センサと、予め設定された製品の長さ、重量、形状、径および残材の長さを記憶せしめておく各メモリと、前記各検出センサで検出された実際の各検出値と各メモリに記憶された予め設定された各設定値とを比較する比較判断装置と、を備えていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1を参照するに、切断機としての例えば横型帯鋸盤1が配置されていると共に、この横型帯鋸盤1の前方図1において下側には切断されたワークWを搬出する搬出装置3が配置されている。しかも、前記横型帯鋸盤1の図1において右側には、横型帯鋸盤1と搬出装置3を制御せしめる制御装置5が設けられている。前記横型帯鋸盤1には切断位置にて走行自在な帯鋸刃BSを備えた上下動自在な鋸刃ハウジング(図示省略)が設けられている。前記帯鋸刃BSの後方側には加工すべきワークWを送材せしめるために、送材方向すなわち、図1において上下方向に延伸された送材テーブル7が設けられている。この送材テーブル7上には送材方向へ適宜な間隔で回転自在な複数の送材ローラ9が支承されている。
【0013】
また、前記帯鋸刃BSの後方側にはワークWを送材せしめるための後バイス11が送材方向(図1において上下方向)へ後バイス用駆動モータ13(図2参照)により移動自在に設けられている。しかも、送材量は後バイス用駆動モータ13に備えられたエンコーダ15(図2参照)により検出されるものである。前記後バイス11は固定後バイスジョー11Aと移動後バイスジョー11Bとからなっていて、移動後バイスジョー11Bは固定後バイスジョー11Aに対して接近、離反自在となっている。
【0014】
前記帯鋸刃BSの前方側すなわち、図1において下側には前記送材方向と同方向の搬出方向へ移動自在な前バイス17が設けられている。すなわち、前記搬出方向に適宜な間隔でフレーム19,21が立設されており、このフレーム19とフレーム21の図1において左側上には搬出方向へ延伸したガイドレール23が設けられていると共にフレーム19とフレーム21との間の図1において右側上には搬出方向へ延伸した支持フレーム25が立設して取り付けられている。
【0015】
前記ガイドレール23に沿って搬出方向へ移動自在なスライダ27が設けられていると共に、このスライダ27には上下方向図1において紙面に対して直交する方向へ移動自在な前バイス本体29が設けられている。この前バイス本体29には固定前バイスジョー31Aと移動前バイスジョー31Bとからなっていて、移動前バイスジョー31Bは固定前バイスジョー31Aに対して接近、離反自在となっている。前記スライダ27は前バイス用駆動モータ33により搬出方向(図において上下方向)へ移動されると共にその移動量は前バイス用駆動モータ33に備えられたエンコーダ35(図2参照)により検出されるものである。
【0016】
前記移動前バイスジョー31Bの移動量は、ラックアンドピニオン、エンコーダなどからなる移動前バイスジョー移動量検出センサ37(図2参照)が設けられており、この移動前バイスジョー移動量検出センサ37によりワークWの径が検出されるものである。
【0017】
上記構成により、加工すべきワークWが送材テーブル7における複数の送材ローラ9上に載置されて、固定後バイスジョー11Aと移動後バイスジョー11Bとによりクランプされる。この状態で後バイス11が後バイス用駆動モータ13により前方へ移動され、ワークWの所望位置が帯鋸刃BSの下方位置に位置決めされる。そして、帯鋸刃BSを下降せしめることにより、ワークWに切断加工が行われる。
【0018】
こうして、切断されたワークWは、横型帯鋸盤1に備えられた前バイス17における前バイス本体29に備えられて固定前バイスジョー31Aに対して移動前バイスジョー31Bを固定前バイスジョー31A側へ移動せしめて固定前バイスジョー31Aと移動前バイスジョー31Bとでクランプせしめる。そして、スライダ27を前バイス用駆動モータ33によりガイドレール23に沿って図1において下側へ移動せしめることにより、前バイス17における前バイス本体29が図1において下側へ移動されて、搬出位置AにワークWが搬出方向されることになる。
【0019】
前記帯鋸刃BSの前方側には切断されたワークWの重量を検出するロードセルなどの重量検出センサ39(図2参照)や、切断されたワークWの例えば丸、丸パイプかどうかを検出する発光・受光センサと別の受光センサなどからなる形状検出センサ41(図2参照)が設けられている。なお、前記発光・受光センサは例えば固定前バイスジョー31A側へ設けられ、また、別の受光センサは切断されたワークWが搬出される上方の位置に設けられる。そして、発光・受光センサから発光された光がワークWにより反射されて発光・受光センサのみで受光されるときは、ワークWが矩形と判断され、発光・受光センサから発光された光がワークWにより反射されて別の受光センサで受光されるときは、ワークWが丸、丸パイプと判断されるものである。
【0020】
前記搬出装置3としては、搬出方向すなわち、図1において上下方向に対してほぼ直交する方向すなわち図1において左右方向へ適宜な間隔で複数のガイドレール43A、43Bが延伸して敷設されている。このガイドレール43A、43Bに沿って図1において左右方向へ移動される移動自在な移動コンベア45が設けられている。この移動コンベア45は移動コンベア用駆動モータ47(図2参照)により移動されるものである。その移動量は移動コンベア用駆動モータ47に備えられたエンコーダ49(図2参照)によって検出されるものである。また、移動コンベア45には搬出方向へ適宜な間隔で複数の回転自在なローラ51が支承されていると共に、移動コンベア45の図1において左側にはこの移動コンベア45におけるローラ51上に載置されたワークWを右方向へ押しつけるプッシャ53が一体的に設けられている。
【0021】
前記ガイドレール43Aとガイドレール43Bとの間のおける搬出位置Aの下方の図1における左右方向には、コンテナパレット55が図1において上下方向へ2列配置されている。この各コンテナパレット55は図1における左右方向へ適宜な間隔で複数の回転自在なローラ57が支承されており、このローラ57上には複数のコンテナ59が載置されている。
【0022】
前記搬出位置Aにおける図1における下側には、図1において上下方向へ適宜な間隔で複数の回転自在なローラ61を備えた長尺用コンベア63が配置されていると共に、前記ガイドレール43Bの右端における前方すなわち、図1における下側には、図1において上下方向へ適宜な間隔で複数の回転自在なローラ65を備えたスラットコンベア67が配置されている。
【0023】
前記ガイドレール43Bの前方すなわち、図1における下側には、図1において左右方向へ適宜な間隔で搬出方向へ延伸された複数例えば9つのローラコンベア69A〜69Iが配置されている。しかも、このローラコンベア69A〜69Iには、搬出方向へ適宜な間隔で複数の回転自在なローラ71が支承されている。
【0024】
したがって、前記搬出装置3は、コンテナパレット55、長尺用コンベア63、スラットコンベア67および9つのローラコンベア69A〜69Iを備えていることとなる。
【0025】
前記制御装置5には図2に示されているように、CPU73を備えており、このCPU73にはワークWの素材長、製品長、重量、形状、径および残材の長さなどを入力するための例えばキーボードのごとき入力装置75、種々のデータを表示せしめるためのCRTのごとき表示装置77が接続されている。また、前記CPU73には上述してあるように、エンコーダ15を備えた後バイス用駆動モータ13、エンコーダ35を備えた前バイス用駆動モータ33、移動前バイスジョー移動量検出センサ37、重量検出センサ39,形状検出センサ41およびエンコーダ49を備えた移動コンベア用駆動モータ47がそれぞれ接続されている。
【0026】
前記入力装置75より入力されて予め設定された設定値である製品長例えば200mm、500mm、1500mm、重量例えば20kg、10kg、形状例えば丸、丸パイプ、径例えば160mm、残材の長さ例えば180mmを記憶せしめておくメモリ79が接続されていると共に、このメモリ79に記憶された種々の各設定値と実際に計測された種々の各検出値とをぞれぞれ比較判断する比較判断装置としての製品長比較判断装置81、重量比較判断装置83、形状比較判断装置85、径比較判断装置87が接続されている。
【0027】
上記構成により、横型帯鋸盤1の帯鋸刃BSで切断されたワークWは前バイス17における固定前バイスジョー31Aと移動前バイスジョー31Bとでクランプされた後、前バイス本体29が搬出位置Aへ搬出される。その後、移動コンベア45が搬出位置Aへ移動位置決めされてきて前バイス17から移動コンベア45へ受け渡される。ついで、移動コンベア45が搬出装置3のうちの長尺用コンベア63、スラットコンベア67および9つのローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出されることになる。また、搬出位置Aでは前バイス17からコンテナパレット55に搬出される。
【0028】
この横型帯鋸盤1の帯鋸刃BSで切断されたワークWが搬出装置へ搬出される動作を、図3、図4に示されたフローチャートに基づいて、昼間時、夜間時のそれぞれについて説明する。まず、昼間時について説明すると、図3について、切断されたワークWは残材と製品とが例えば作業者によって判別され、ワークWが残材と判別された場合には、スラットコンベア67へ搬出される。ワークWが製品と判別された場合には、ステップS1では製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmより未満(短い)であるときにはステップS2に進み、ステップS2では重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより以上(重い)であるときにはスラットコンベア67へ搬出される。
【0029】
上記ステップS2において、重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより未満(軽い)であるときには、ステップS3で重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量10kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量10kgよりより以上(重い)であるときにはステップS4に進む。そして、ステップS4で形状比較判断装置85で実際に検出された形状が丸、丸パイプであるかどうかを比較判断し、実際に検出された形状が丸、丸パイプである場合には、ステップS5に進み、径比較判断装置87で実際に検出されたワークWの径が予め設定された160mmより大きいと比較判断されると、ローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出される。
【0030】
上記ステップS1において、製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmより以上(長い)であるときにはステップS6に進み、このステップS6でさらに重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより未満(軽い)であるときには、ステップS7に進み、このステップS7で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmより未満(短い)であるときには、ステップS3で重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量10kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量10kgよりより未満(軽い)であるとき、また、ステップS4で形状比較判断装置85で実際に検出された形状が丸、丸パイプであるかどうかを比較判断し、実際に検出された形状が丸、丸パイプでない場合、さらにステップS5で径比較判断装置87で実際に検出されたワークWの径が予め設定された160mmより小さいときも含めて、コンテナパレット55へ搬出される。
【0031】
上記ステップS6において、重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより以上(重い)であるとき、また、ステップS7で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmより以上(長い)であるときには、ステップS8に進み、このステップS8で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmより未満(短い)であると比較判断されると、ローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出される。
【0032】
上記ステップS8において、製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmより以上(長い)であると比較判断されると、長尺コンベア63へ搬出される。
【0033】
次に、夜間時について説明すると、図4について、切断されたワークWは残材と製品とを判別されることなく搬出される。そして、ステップS9で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmより未満(短い)であるときにはステップS10に進み、ステップS10では重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより以上(重い)であるときにはスラットコンベア67へ搬出される。
【0034】
上記ステップS10において、重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより未満(軽い)であるときには、ステップS11で重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量10kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量10kgよりより以上(重い)であるときにはステップS12に進む。そして、ステップS12で形状比較判断装置85で実際に検出された形状が丸、丸パイプであるかどうかを比較判断し、実際に検出された形状が丸、丸パイプである場合には、ステップS13に進み、径比較判断装置87で実際に検出されたワークWの径が予め設定された160mmより大きいと比較判断されると、ローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出される。
【0035】
上記ステップS9において、製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長200mmより以上(長い)であるときにはステップS14に進み、このステップS14でさらに重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより未満(軽い)であるときには、ステップS15に進み、このステップS15で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmより未満(短い)であるときには、ステップS11で重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量10kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量10kgよりより未満(軽い)であるとき、また、ステップS12で形状比較判断装置85で実際に検出された形状が丸、丸パイプであるかどうかを比較判断し、実際に検出された形状が丸、丸パイプでない場合、さらにステップS13で形状比較判断装置87で実際に検出されたワークWの径が予め設定された160mmより小さいときには、ステップS16に進む。そして、このステップS16で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が180mmより以上(長い)かどうかが比較判断されて、実際に検出された製品長が180mmより以上(長い)と比較判断された場合には、コンテナパレット55へ搬出される。そして、ステップS16で実際に検出された製品長が180mmより未満(短い)と比較判断された場合には、ローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出される。
【0036】
上記ステップS14において、重量比較判断装置83で実際に検出された重量と予め設定された重量20kgとが比較判断されて、実際に検出された重量が予め設定された重量20kgより以上(重い)であるとき、また、ステップS15で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長500mmより以上(長い)であるときには、ステップS17に進み、このステップS17で製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmより未満(短い)であると比較判断されると、ローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアへ搬出される。
【0037】
上記ステップS17において、製品長比較判断装置81で実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmと比較判断されて、実際に検出された製品長が予め設定された製品長1500mmより以上(長い)であると比較判断されると、長尺コンベア63へ搬出される。
【0038】
このように、横型帯鋸盤1の帯鋸刃BSにより切断されたワークWは、製品の長さ、重量、形状、径および残材に応じて制御装置5により判別して予め決められた搬出ラインにより複数の搬出コンベアに搬出される。そのときに、昼間時には前記切断されたワークWを予め製品と残材とを区別して予め決められた搬出ラインにより複数の搬出コンベアに搬出することができ、夜間運転時には切断されたワークWを製品と残材とを区別せずに予め決められた搬出ラインにより複数の搬出コンベアに搬出することができると共に、前記複数の搬出コンベアのうちの選択された特定の搬出コンベアに前記切断されたワークWを製品と残材とを長さを基に区別し、切断されたワークWが残材と判断されたときに、その残材は前記特定の搬出コンベアとしてのコンテナパレット55以外の別の搬出コンベアであるローラコンベア69A〜69Iから選択された所望のコンベアに搬出せしめることができる。
【0039】
而して、昼間運転時は、作業者の作業性が良くなるように製品を搬出でき、夜間運転時は、効率を優先し、オーバフローにて、自動運転が止まらないようにして、オーバフローを起こしにくく、自動的に連続運転されて製品を搬出できる。
【0040】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では切断機として横型帯鋸盤1を例にとって説明したが、竪型帯鋸盤などそれ以外の切断機であっても構わない。
【0041】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、本発明によれば、切断機で切断されたワークは、製品の長さ、重量、形状、径および残材に応じて判別して予め決められた搬出ラインにより複数の搬出コンベアに搬出される。そのときに、複数の搬出コンベアに搬出することができると共に、前記複数の搬出コンベアのうちの選択された特定の搬出コンベアに前記切断されたワークを製品と残材とを長さを基に区別し、切断されたワークが残材と判断されたときに、その残材は前記特定の搬出コンベア以外の別の搬出コンベアに搬出せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の切断機の横型帯鋸盤と搬出装置を示した平面図である。
【図2】制御装置における構成ブロック図である。
【図3】昼間時に切断機で切断されたワークの搬出の動作を説明するフローチャートである。
【図4】夜間時に切断機で切断されたワークの搬出の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機)
3 搬出装置
11 後バイス
11A 固定後バイスジョー
11B 移動後バイスジョー
13 後バイス用駆動モ−タ
15 エンコーダ
17 前バイス
29 前バイス本体
33A 固定前バイスジョー
33B 移動前バイスジョー
45 移動コンベア
47 移動コンベア用駆動モ−タ
49 エンコーダ
51 ローラ
53 プッシャ
55 コンテナパレット
57 ローラ
59 コンテナ
61 ローラ
63 長尺用コンベア
65 ローラ
67 スラットコンベア
69A〜69I ローラコンベア
73 CPU
75 入力装置
77 表示装置
79 各設定値・メモリ
81 製品長比較判断装置
83 重量比較判断装置
85 形状比較判断装置
87 径比較判断装置

Claims (2)

  1. ワーク(W)を切断する切断機(1)の前側に、切断されたワーク(W)を搬出方向である前方向へ搬出する前バイス(17)を前後方向へ移動自在に備え、前記前バイス(17)によりワーク(W)を搬出する搬出位置(A)に、左右方向に長いガイドレール(43A,43B)を備え、前記前バイス(17)からワーク(W)が受け渡される移動コンベア(45)を前記ガイドレール(43A,43B)に沿って左右方向へ移動自在に備えると共に、前記前バイス(17)からワーク(W)が搬出されるコンテナパレット(55)を、前記搬出位置(A)に左右方向に長く設け、前記ガイドレール(43A,43B)の前方に、前記移動コンベア(45)からワーク(W)が搬出されるところの前後方向に長い長尺用コンベア(63)、スラットコンベア(67)を配置して備えると共に、前後方向に長い複数のローラコンベア(69A〜69I)を左右方向へ適宜間隔に配置して備え、昼間時には前記切断機(1)で切断されたワーク(W)を予め製品と残材とに区別して予め決められた搬出コンベアに搬出し、夜間運転時には前記切断機(1)で切断されたワーク(W)を製品と残材とを区別せずに、製品の長さ、重量、形状、径および残材に応じて判別して予め決められた前記コンテナパレット(55)又は長尺用コンベア(63)又はスラットコンベア(67)又は適宜のローラコンベア(69A〜69I)に搬出する制御を行うための制御装置(5)を備えていることを特徴とする切断機におけるワーク搬出装置。
  2. 請求項1に記載の切断機におけるワーク搬出装置において、前記制御装置は、前記切断されたワークにおける製品の長さ、重量、形状、径および残材の長さを検出するそれぞれの検出センサと、予め設定された製品の長さ、重量、形状、径および残材の長さを記憶せしめておく各メモリと、前記各検出センサで検出された実際の各検出値と各メモリに記憶された予め設定された各設定値とを比較する比較判断装置と、を備えていることを特徴とする切断機におけるワーク搬出装置。
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