JP2003108213A - 自動管理システム - Google Patents

自動管理システム

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JP2003108213A
JP2003108213A JP2001297666A JP2001297666A JP2003108213A JP 2003108213 A JP2003108213 A JP 2003108213A JP 2001297666 A JP2001297666 A JP 2001297666A JP 2001297666 A JP2001297666 A JP 2001297666A JP 2003108213 A JP2003108213 A JP 2003108213A
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JP
Japan
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time
warehouse
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Application number
JP2001297666A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamanaka
宏之 山中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置の製造に使用されるワークの搬
送において、ワークの品質保証時間、いわいるQ-Timeの
オーバタイムを解決し、品質保証時間の維持が可能な搬
送ができる自動管理システムを提供する。 【解決手段】 従来の搬送システムのホストコンピュー
タに処理装置からのワーク情報をリンクし、適切な基準
在庫を計算させ、コンピュータが自ら搬送指示を行うこ
とで、自動的にワークの品質保証時間を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にお
けるワークを製造する工程を自動的に管理する自動管理
システム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを複数の処理工程で処理す
る場合、その複数の処理工程のうちのいずれか2つの工
程である前処理工程と次処理工程との間にワークの品質
保証時間が定められている場合がある。なお、品質保証
時間とは、前処理工程で処理が完了した時から次処理工
程で処理を開始するまでの制約時間のことである。
【0003】このような品質保証時間の例としては、次
のようなものがある。すなわち、前処理工程で処理が完
了した時点から5分以内に次処理工程でワークを処理し
なければならない場合には、5分以内というのが品質保
証時間である。また、前処理工程で処理が完了した時点
から1分以上経過してから次処理工程でワークを処理し
なければならない場合には、1分以上というのが品質保
証時間である。また、前処理工程で処理が完了した時点
から10分から15分までの間に次処理工程でワークを
処理しなければならない場合には、10分から15分ま
での間が品質保証時間である。
【0004】従来、このようなワークの品質保証時間管
理は、作業員が管理していたため、保証時間をオーバす
ることもあり、これが歩留を低下させる要因の一つであ
った。
【0005】以下に、作業員による従来の品質保証時間
の管理について図2を用いて説明する。
【0006】図2は、従来の自動搬送システムの構成を
示す図である。
【0007】図2において、自動搬送システムは、ホス
トコンピュータ1、作業者端末2、自動搬送車制御PC
3、自動倉庫制御PC4、前処理装置10、次処理装置
11、自動搬送車7、自動倉庫8、再生装置9から構成
される。
【0008】ホストコンピュータ1は、入力された搬送
指示に基づき自動搬送車制御PC3や自動倉庫制御PC
4等に制御コマンドを送ることによりワークを処理する
各工程全体を管理するコンピュータである。作業者端末
2は、作業員が搬送指示を入力するためのパーソナルコ
ンピュータであり、ホストコンピュータ1に接続された
コンピュータである。
【0009】自動搬送車制御PC3は、ホストコンピュ
ータ1に接続されており、ホストコンピュータ1から送
られてきた制御コマンドに基づき、自動搬送車7を制御
するパーソナルコンピュータである。
【0010】自動倉庫制御PC4は、ホストコンピュー
タ1に接続されており、ホストコンピュータ1から送ら
れてきた制御コマンドに基づき、自動倉庫8を制御する
パーソナルコンピュータである。
【0011】前処理装置10は、前処理工程でワークに
対して加工、組立、部品の実装などの予め決められた処
理を行う装置である。
【0012】次処理装置11は、前処理工程の次の工程
である次処理工程で、前処理工程で処理されたワークに
対して加工、組立、部品の実装などの予め決められた処
理を行う装置である。
【0013】自動搬送車7は、自動搬送車制御PC3の
制御に基づいて前処理装置10や次処理装置11や再生
装置9と、自動倉庫8との間でワークを運搬する手段で
ある。
【0014】自動倉庫8は、自動倉庫制御PC4の制御
に基づいて前処理装置10や次処理装置11から自動搬
送車7で搬送されてきたワークをクリーンな環境で保管
し、また保管さているワークのうち自動倉庫制御PC4
から指示されたワークを自動搬送車7に積載する手段で
ある。
【0015】次に、このような従来の自動搬送システム
の動作を説明する。
【0016】ここでは、一例としてワークが液晶表示装
置を構成するアレイ基板であるとする。このようなワー
クの処理は防塵対策が施されたクリーンルーム内で行う
必要があるので、自動搬送システムもクリーンルーム内
に設置されている。
【0017】各ワークには、各工程での処理の完了時刻
を記載するためのクリーンペーパ(無塵紙)が添付され
ている。
【0018】また、前処理工程と次処理工程との間には
品質保証時間が定められているものとする。
【0019】まず、前処理工程において、前処理装置1
0は、投入されたワークを処理する。前処理装置10で
ワークの処理が完了すると、作業員は、前処理装置10
で処理が完了したワークに添付されているクリーンペー
パに前処理装置10での処理の完了時刻を記入する。そ
して、そのワークを自動倉庫8に搬送する搬送指示を作
業者端末2に入力することによって行う。
【0020】作業車端末2は、作業員が入力した搬送指
示をホストコンピュータ1に通知する。ホストコンピュ
ータ2は、その搬送指示が通知されると、自動搬送車制
御PC3にその処理されたワークを前処理装置10から
自動倉庫8まで搬送するように指示する制御コマンドを
送る。
【0021】ホストコンピュータ1から指示されると、
自動搬送車制御PC3は、自動搬送車7がその処理され
たワークを積載し、自動倉庫8まで運送するように制御
する。自動搬送車7は、自動搬送制御PC3の制御に従
って、その処理されたワークを自動倉庫8まで運搬す
る。自動搬送車制御PC3は、自動搬送車7が自動倉庫
8に到着すると、自動搬送車7が自動倉庫8に到着した
ことをホストコンピュータ1に通知する。
【0022】ホストコンピュータ1は、自動搬送制御P
C3から自動搬送車7が自動倉庫8に到着したことが通
知されると、自動倉庫制御PC4に処理されたワークを
自動倉庫8の所定の場所に保管するよう指示するための
制御コマンドを送る。
【0023】自動倉庫制御PC4は、ホストコンピュー
タ1から指示されると、自動倉庫8の所定の場所に処理
されたワークを保管するよう自動倉庫8を制御する。
【0024】自動倉庫8は、自動倉庫制御PC4の制御
に従って、処理されたワークを所定の場所に保管する。
【0025】また、作業員は、処理されたワークの品質
保証時間を守るように自動倉庫8に保管されたワークを
次処理装置11に搬送する指示を作業者端末2に入力す
る。
【0026】作業車端末2は、自動倉庫8に保管された
ワークを次処理装置11に搬送する搬送指示が入力され
た場合、その搬送指示をホストコンピュータ1に通知す
る。
【0027】ホストコンピュータ1は、この通知を受け
取ると、自動倉庫制御PC4に自動倉庫8から搬送指示
されたワークを保管場所から自動搬送車7に積載するた
めの積載場所に移動させるよう指示する。また、自動搬
送車制御PC3に自動倉庫8に移動するよう指示するた
めの制御コマンドを送る。
【0028】自動倉庫制御PC4は、上記と同様に自動
倉庫8を制御し、自動倉庫8は、自動倉庫制御PC4の
制御に従って、移動するワークを特定し、積載場所に移
動する。
【0029】一方、自動搬送車制御PC3は、自動搬送
車7が自動倉庫8以外の場所にいる場合には、自動搬送
車7を自動倉庫8まで移動するよう制御する。この制御
に従って、自動搬送車7は、自動倉庫8に移動する。次
に、自動搬送車制御PC3は、積載場所まで移動されて
いるワークを積載し、次処理装置11まで搬送するよう
自動搬送車7を制御する。自動搬送車7は、自動搬送車
制御PC3の制御に従って、積載場所に移動されている
ワークを積載し、次処理装置11に搬送する。そして、
次処理装置11は、自動搬送車7によって搬送されてき
たワークを処理する。処理されたワークは、上述した前
処理装置10の場合と同様に作業員が処理されたワーク
に添付されているクリーンペーパに次処理装置11での
処理の完了時刻を記入し、作業者端末2に自動倉庫8ま
での搬送指示を入力することによりして自動倉庫8に搬
送される。
【0030】また、作業員は、前処理装置10で処理さ
れたワークを自動倉庫8まで搬送した場合に、品質保証
時間を守ることが出来ないと判断した場合には、そのワ
ークを再生するための再生装置9に搬送する搬送指示を
作業者端末2に入力する。この場合には、処理されたワ
ークは再生装置9に搬送されて、再生装置9によって再
生処理される。
【0031】さらに、作業員は、次工程での処理待ちの
在庫が多数あり、これ以上前工程でワークを処理すると
品質保証時間を守ることが出来ないと判断した場合に
は、前処理装置10へ投入するワークの個数を所定の時
間制限する必要がある。このような場合、作業員は、前
処理装置10への投入個数を制限する指示を作業者端末
2に入力する必要がある。
【0032】このように、作業員はワーク毎に、そのワ
ークが前工程で終了した時刻をクリーンペーパに記入
し、その時刻から次工程までの品質保証時間を守ること
が出来るように、自動倉庫から処理装置までの搬送指示
をホストコンピュータに入力しなければならない。も
し、品質保証時間を守ることが出来ない場合には、再生
処理をするために、再生装置9までの搬送指示を入力す
る必要がある。さらに、作業員は次工程の処理待ちの在
庫が複数個あり、これ以上前工程で処理すると品質保証
時間をオーバすると判断した場合は、前工程への投入制
限を行う必要がある。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の構成では、1人の作業員は多くのワークを多く
の工程で管理するすることになるため、「指示忘れ」、
「投入制限忘れ」のミスがあり、容易には品質保証時間
を維持できないという課題を有していた。
【0034】本発明は、上記課題を考慮し、自動的に品
質保証時間を維持することが出来る自動管理システム、
及びプログラムを提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、一連の製
造工程のうち少なくとも2つの工程の間で品質保証時間
が定められている場合、その品質保証時間を守るように
前記少なくとも2つの工程を自動管理する自動管理手段
を備えた自動管理システムである。
【0036】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記2つの工程を前工程と次工程とする場合、前記
品質保証時間とは、所定のワークの前記前工程における
処理が完了した時からその処理されたワークが前記次工
程における処理が開始される時までの時間であって前記
所定のワークの品質を保証出来る最短時間及び/または
最長時間である第1の本発明に記載の自動管理システム
である。
【0037】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記自動管理手段は、前記次工程で処理されるべき
前記所定のワークの処理待ちの在庫が所定の個数以上で
ある場合、前記前工程で処理される前記所定のワークの
個数を所定期間制限するよう指示する第2の本発明に記
載の自動管理システムである。
【0038】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記自動管理手段は、前記前工程での処理が完了し
た前記所定のワークを、前記所定の品質保証時間を保証
出来るように前記次工程に搬送する搬送指示を行う第2
の本発明に記載の自動管理システムである。
【0039】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記自動管理手段は、前記前工程での処理が完了し
た前記所定のワークを、前記次工程に前記所定の品質保
証時間を保証出来るように搬送することが不可能である
場合、その所定のワークを再生する再生装置に搬送する
よう搬送指示を行う第2の本発明に記載の自動管理シス
テムである。
【0040】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、第1の本発明に記載の自動管理システムの、一連の
製造工程のうち少なくとも2つの工程の間で品質保証時
間が定められている場合、その品質保証時間を守るよう
に前記少なくとも2つの工程を自動管理する自動管理手
段の全部または一部としてコンピュータを機能させるた
めのプログラムである。
【0041】例えば、本発明は、作業員が実施している
品質保証時間の管理手法をホストコンピュータにプログ
ラミングすることにより、自動的に搬送指示する機能を
組み込んだ自動管理システムの構成を有するQ-Time Con
trol Systemである。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0043】図1に、本実施の形態の自動管理システム
を示す。
【0044】本実施の形態の自動管理システムは、ホス
トコンピュータ1、自動搬送車制御PC3、自動倉庫制
御PC4、装置状態収集PC12、前処理装置5、次処
理装置6、自動搬送車7、自動倉庫8、再生装置9から
構成される。
【0045】ホストコンピュータ1は、装置状態収集P
C10から送られてくる前処理装置5の状態に関する情
報や次処理装置6の状態に関する情報に基づき自動搬送
車制御PC3や自動倉庫制御PC4等に制御コマンドを
送ることによりワークを処理する各工程全体を管理する
コンピュータであり、ワーク処理タイムテーブル、倉庫
8の基準在庫数、ワークの処理状態、倉庫8の在庫数な
どの情報に基づいてこのような管理を行うコンピュータ
である。なお、ワーク処理タイムテーブル、倉庫8の基
準在庫数、及びワークの処理状態については後述する。
【0046】自動搬送車制御PC3は、ホストコンピュ
ータ1に接続されており、ホストコンピュータ1から送
られてきた制御コマンドに基づき、自動搬送車7を制御
するパーソナルコンピュータである。
【0047】自動倉庫制御PC4は、ホストコンピュー
タ1に接続されており、ホストコンピュータ1から送ら
れてきた制御コマンドに基づき、自動倉庫8を制御する
パーソナルコンピュータである。
【0048】装置状態収集PC12は、前処理装置5の
状態に関する情報や次処理装置6の状態に関する情報を
自動的に収集してホストコンピュータ1に通知するパー
ソナルコンピュータである。
【0049】前処理装置5は、前処理工程でワークに対
して加工、組立、部品の実装などの予め決められた処理
を行う装置である。
【0050】次処理装置6は、前処理工程の次の工程で
ある次処理工程で、前処理工程で処理されたワークに対
して加工、組立、部品の実装などの予め決められた処理
を行う装置である。
【0051】自動搬送車7は、自動搬送車制御PC3の
制御に基づいて前処理装置5や次処理装置6や再生装置
9と、自動倉庫8との間でワークを運搬する手段であ
る。
【0052】自動倉庫8は、自動倉庫制御PC4の制御
に基づいて前処理装置5や次処理装置6から自動搬送車
7で搬送されてきたワークをクリーンな環境で保管し、
また保管さているワークのうち自動倉庫制御PC4から
指示されたワークを自動搬送車7に積載する手段であ
る。自動倉庫8は、図3に示すように前処理装置5で処
理されたワークを回収して保管する回収倉庫8aと、次
処理装置6で処理されるワークを保管する最寄り倉庫8
bとから構成される。
【0053】上述したように図4の(a)に、ワーク処
理タイムテーブル13の一例を示す。ワーク処理タイム
テーブル13は、ワークの品質保証時間と、本実施の形
態の自動管理システムでワークを処理搬送するのに要す
る時間が記載されたテーブルである。すなわち、図4の
(a)では、品質保証時間がt分であることを示してい
る。すなわち、前処理装置5処理が完了したワークはそ
の時点からt分以内に次処理装置6で処理を開始しなけ
ればならない。また、前処理装置5から回収倉庫8aま
でワークを搬送し、回収倉庫8aへの入庫が完了するま
での時間はu分を必要とすることを示している。また、
回収倉庫8aから最寄り倉庫8bまでワークを搬送し、
最寄り倉庫8bへの入庫が完了するまでの時間はv分を
必要とすることを示している。また、最寄り倉庫8bか
ら次処理装置6までワークを搬送する時間はw分を必要
とすることを示している。これらの時間は予め実際に自
動搬送システムの運用を開始する前に試験運転し、各所
用時間を計測することにより求められた時間である。
【0054】図4の(b)に倉庫8の基準在庫数14を
示す。倉庫8の基準在庫数14は、回収倉庫8aの基準
在庫数がn個であり、最寄り倉庫8bの基準在庫数はm
個であることを示している。回収倉庫8aの基準在庫数
n個は、回収倉庫8aにこれ以上ワークが保管されてい
る場合には前処理装置5で処理されたワークの品質保証
時間を保証することが出来なくなる数である。また、最
寄り倉庫8bの基準在庫数m個は、最寄り倉庫8bにこ
れ以上ワークが保管されている場合には前処理装置5で
処理されたワークの品質保証時間を保証することが出来
なくなる数である。
【0055】図5の(a)にワークの処理状態15を示
す。ワークの処理状態15とは自動管理システムで処理
される各ワークの処理状態を示す情報であり、装置状態
収集PC12から収集された情報である。
【0056】図5の(b)に特定のワークであるワーク
1の処理状態16を示す。ワーク1の処理状態16は、
図5の(b)から明らかなように、各処理項目における
処理状態が記載され、また、処理が完了した処理項目に
ついてはその処理終了時刻が記載される情報である。ワ
ーク2、ワーク3などについても同様の情報が収集され
る。
【0057】図5の(c)に倉庫8の在庫数17を示
す。倉庫8の在庫数は、現在自動倉庫8に保管されてい
るワークの在庫数を示す情報であり、装置状態収集PC
12によって収集された情報である。
【0058】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0059】ここでは、従来の技術と同様にワークが液
晶表示装置を構成するアレイ基板であるとする。従っ
て、従来の技術と同様に本実施の形態の自動管理システ
ムもクリーンルーム内に設置されている。
【0060】まず、前処理工程において、前処理装置5
は、投入されたワークを処理する。前処理装置5でワー
クの処理が完了すると、前処理装置5に設置されている
センサーによりワークを識別するとともに、ワークの処
理が完了したことを検知する。このような識別と検知は
例えば次のように行うことが出来る。
【0061】すなわち、ワークに予めワークを識別する
ための識別番号を示すバーコードを印刷したシーツを張
り付けておき、前処理装置5に設置されているセンサー
でこのバーコードを読み取ることにより行うことが出来
る。
【0062】また、このセンサーは検知した情報を装置
状態収集PC12に通知する。装置状態収集PC12
は、前処理装置5のセンサーからこのような情報が通知
されると、ワークを識別する識別情報と、前処理工程が
完了したことと、その完了時刻とをホストコンピュータ
1に通知する。
【0063】また、装置状態収集PC12は、自動倉庫
8に実際に保管されているワークの個数を収集し、リア
ルタイムでホストコンピュータ1に通知している。
【0064】ホストコンピュータ1は、装置状態収集P
C12からワークを識別する識別情報と、前処理工程が
完了したことと、その完了時刻とが通知されると、図5
の(a)に示すワーク処理状態15を更新する。識別情
報で特定されるワークがワーク1である場合には、図5
の(b)に示すワーク1の処理状態16の処理項目のう
ち、前処理工程完了の部分の処理状態を未処理から完了
に更新し、また、前処理工程完了の処理時刻が14時0
7分である場合には14時07分と記載する。
【0065】次に、ホストコンピュータ2は、ワーク処
理タイムテーブル13及び倉庫8の基準在庫数14及び
ワーク1の処理状態16の各情報に基づいて品質保証時
間であるt分を守るように、自動搬送車制御PC3にそ
の処理されたワークを前処理装置5から自動倉庫8の回
収倉庫8aまで搬送するように指示する制御コマンドを
送る。
【0066】ホストコンピュータ1から指示されると、
自動搬送車制御PC3は、自動搬送車7がその処理され
たワークを積載し、自動倉庫8の回収倉庫8aまで搬送
するよう制御する。自動搬送車7は、自動搬送制御PC
3の制御に従って、その処理されたワークを自動倉庫8
まで運搬する。自動搬送車制御PC3は、自動搬送車7
が回収倉庫8aに到着すると、自動搬送車7が回収倉庫
8aに到着したことをホストコンピュータ1に通知す
る。
【0067】ホストコンピュータ1は、自動搬送制御P
C3から自動搬送車7が回収倉庫8aに到着したことが
通知されると、自動倉庫制御PC4に処理されたワーク
を回収倉庫8aの所定の場所に保管するよう指示するた
めの制御コマンドを送る。
【0068】自動倉庫制御PC4は、ホストコンピュー
タ1から指示されると、回収倉庫8aの所定の場所に処
理されたワークを保管するよう回収倉庫8aを制御す
る。
【0069】回収倉庫8aは、自動倉庫制御PC4の制
御に従って、処理されたワークを所定の場所に保管す
る。
【0070】回収倉庫8aへのワークの保管が完了する
と、回収倉庫8aに設置されているセンサーがその保管
されたワークの識別情報を読み取る。そして、読み取ら
れた識別情報は、装置状態収集PC12に送られ、装置
状態収集PC12は、その送られてきたワークの識別番
号と、回収倉庫8aへの保管が完了したことと、その完
了時刻とをホストコンピュータ1に通知する。
【0071】ホストコンピュータ1は、装置状態収集P
C12からこれらの情報が通知されると、ワークの処理
状態15を更新する。例えば、その保管が完了したワー
クがワーク1である場合には、ワーク1の処理状態16
の回収倉庫8aへの入庫という処理項目の処理状態の欄
が未処理から完了に書き換えられ、また、処理時刻が記
入される。
【0072】このように、ホストコンピュータ1は、前
処理装置5、次処理装置6、自動倉庫8などで処理や保
管される各ワークの処理状態を装置状態収集PC12か
ら送られてくる各ワークの情報に基づいてワークの処理
状態15や倉庫8の在庫数17などの情報をリアルタイ
ムで更新する。従って、ホストコンピュータ1はリアル
タイムで各ワークの状態や自動倉庫8の状態をワークの
処理状態15や倉庫8の在庫数17を参照することによ
って把握することが出来る。
【0073】一方、ホストコンピュータ1は、ワーク処
理タイムテーブル13、倉庫8の基準在庫数14、ワー
ク1の処理状態16、倉庫8の在庫数17などの情報に
基づいて、自動搬送車制御PC3にワークの搬送を指示
する制御コマンドを送り、また自動倉庫制御PC4に自
動倉庫8の入庫や出庫を指示する制御コマンドを送るこ
とによって自動管理システムを管理する。
【0074】自動搬送車制御PC3、自動倉庫制御PC
4、自動搬送車7は、従来の技術と同様にホストコンピ
ュータ1からの指示に従って制御されるので説明を省略
する。
【0075】ホストコンピュータ1は、ワークを処理す
るための制御コマンドを発行する際に、そのワークが品
質保証時間を守れるかどうかを判断する。そして、品質
保証時間が守れないと判断した場合にはそのワークを再
生装置9に搬送するよう指示する。
【0076】例えば、ホストコンピュータ1は、前処理
装置5で処理が完了したワークを回収倉庫8aに搬送し
た場合に、回収倉庫8aの在庫が回収倉庫8aの基準在
庫数を超える場合には、品質保証時間を守ることが出来
ないと判断し、そのワークを再生装置9に搬送するよう
に指示する。そして、所定の時間すなわち回収倉庫8a
の在庫が回収倉庫8aの基準在庫数より少なくなるまで
前処理装置10に投入するワークの個数を制限する。
【0077】また、上記とは別の例として、図5の
(b)のワーク1の処理状態16で説明すると、回収倉
庫8aから出庫の処理項目が完了に変更されたとする。
そして、その処理時刻が14時28分であるとする。ま
た、前処理工程完了という処理項目の処理時間が14時
7分であるとする。従って、回収倉庫8aから出庫され
た時点で前処理工程が完了してからすでに21分の時間
が経過している。
【0078】ホストコンピュータ1は、ワーク処理タイ
ムテーブル13を用いることにより、回収倉庫8aから
次処理装置6までに必要とする移動時間を予測する。す
なわち、回収倉庫8aから時処理装置6までに必要とす
る時間は、ワーク処理タイムテーブル13の回収倉庫8
aから最寄り倉庫8bまでの移動時間と最寄り倉庫8b
から次処理装置6までの移動時間との和を計算するこに
より求めることが出来る。そして、求めた時間に前処理
工程が完了した時点から回収倉庫8aを出庫するまでの
時間である27分を加算した時刻が品質保証時間を超え
ている場合には、品質保証時間を守ることが出来ないと
判断する。このような場合ホストコンピュータ1はワー
クを最寄り倉庫8bに搬送せず、再生装置9に搬送する
よう指示する制御コマンドを発行する。
【0079】このように、ホストコンピュータ1と装置
状態収集PC12は、次工程で処理されるべきワークの
処理待ちの在庫が所定の個数以上である場合、前工程で
処理される所定のワークの個数を所定期間制限するよう
指示する。さらに、前工程での処理が完了したワーク
を、品質保証時間を保証出来るように次工程に搬送する
搬送指示を行う。さらに、前工程での処理が完了したワ
ークを、次工程に前記品質保証時間を保証出来るように
搬送することが不可能である場合、そのワークを再生す
る再生装置に搬送するよう搬送指示を行う。そして、こ
れらに指示に基づいて自動搬送車制御PC3、自動倉庫
制御PC4、自動搬送車7等は従来の技術と同様に動作
する。このように本実施の形態の自動管理システムを用
いることにより従来作業員がクリーンペーパで管理して
いた作業を代替することが出来るようになる。
【0080】本実施の形態によれば、次処理装置11の
空き状態をホストコンピュータ1でチェックしてタイミ
ングをみて品質保証時間内にワークの搬送指示を行う。
また、次処理待ちのワークが決められた個数をオーバす
ると品質保証時間内の搬送指示は不可能になるため、自
動的に前処理の投入制限を行うことで、次処理待ちワー
ク全てのの品質保証時間の維持管理が出来る。
【0081】以上のように本発明は、従来の搬送システ
ムに新規のソフトウエアを設けることにより、液晶表示
装置の製造にあたり品質を維持することが出来る優れた
搬送形態を実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、自動的に品質保証時間を維持することが
出来る自動管理システム、及びプログラムを提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における新搬送システムの
【図2】従来の搬送システムを説明するための図
【図3】実施の形態における新搬送システムの動作説明
のための図
【図4】(a)本発明の実施の形態におけるワーク処理
タイムテーブルを示す図 (b)本発明の実施の形態における倉庫8の基準在庫数
を示す図
【図5】(a)本発明の実施の形態におけるワークの処
理状態を示す図 (b)本発明の実施の形態におけるワーク1の処理状態
を示す図 (c)本発明の実施の形態における倉庫の在庫数を示す
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 3 自動搬送車制御PC 4 自動倉庫制御PC 5 前処理装置 6 次処理装置 7 自動搬送車7 8 自動倉庫 9 再生装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の製造工程のうち少なくとも2つの
    工程の間で品質保証時間が定められている場合、その品
    質保証時間を守るように前記少なくとも2つの工程を自
    動管理する自動管理手段を備えた自動管理システム。
  2. 【請求項2】 前記2つの工程を前工程と次工程とする
    場合、前記品質保証時間とは、所定のワークの前記前工
    程における処理が完了した時からその処理されたワーク
    が前記次工程における処理が開始される時までの時間で
    あって前記所定のワークの品質を保証出来る最短時間及
    び/または最長時間である請求項1記載の自動管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記自動管理手段は、前記次工程で処理
    されるべき前記所定のワークの処理待ちの在庫が所定の
    個数以上である場合、前記前工程で処理される前記所定
    のワークの個数を所定期間制限するよう指示する請求項
    2記載の自動管理システム。
  4. 【請求項4】 前記自動管理手段は、前記前工程での処
    理が完了した前記所定のワークを、前記所定の品質保証
    時間を保証出来るように前記次工程に搬送する搬送指示
    を行う請求項2記載の自動管理システム。
  5. 【請求項5】 前記自動管理手段は、前記前工程での処
    理が完了した前記所定のワークを、前記次工程に前記所
    定の品質保証時間を保証出来るように搬送することが不
    可能である場合、その所定のワークを再生する再生装置
    に搬送するよう搬送指示を行う請求項2記載の自動管理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自動管理システムの、一
    連の製造工程のうち少なくとも2つの工程の間で品質保
    証時間が定められている場合、その品質保証時間を守る
    ように前記少なくとも2つの工程を自動管理する自動管
    理手段の全部または一部としてコンピュータを機能させ
    るためのプログラム。
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