JPH11239739A - 自動遠心装置及びその制御方法 - Google Patents

自動遠心装置及びその制御方法

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JPH11239739A
JPH11239739A JP4265198A JP4265198A JPH11239739A JP H11239739 A JPH11239739 A JP H11239739A JP 4265198 A JP4265198 A JP 4265198A JP 4265198 A JP4265198 A JP 4265198A JP H11239739 A JPH11239739 A JP H11239739A
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fingers
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Hiroyuki Takahashi
廣之 高橋
Hiroshi Hayasaka
浩 早坂
Masanori Yoshioka
政典 吉岡
Yasuo Nishizawa
康夫 西澤
Shinji Watabe
伸二 渡部
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B11/00Feeding, charging, or discharging bowls
    • B04B11/04Periodical feeding or discharging; Control arrangements therefor
    • B04B2011/046Loading, unloading, manipulating sample containers

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  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、作業性及び安全性に優れた自動遠
心装置を提供することである。 【解決手段】 ラック5の搬入または搬出を行うハンド
機構4と、ハンド機構4にラック5の幅よりも大きく開
き且つラックの幅よりも小さく閉じることが可能なフィ
ンガ2,3とを備えた自動遠心装置において、ハンド機
構4によりラック5を載置すべき位置まで移動させ、上
記位置にてフィンガ3,4を開いた後、上記位置にてフ
ィンガ3,4を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心機のバケット
内にラックを搬入或いは搬出するためのハンド機構を備
えた自動遠心装置のハンド機構及びその制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動遠心装置には、血液等の試料を収容
する複数本の試験管を保持するラックを遠心機のロータ
に設けたバケット内に搬入或いは搬出するためのX−Y
ロボットが装備されており、このX−Yロボットにはラ
ックを挟持するためのハンド機構が設けられている。こ
のハンド機構には、ラックを挟持するため左右方向(X
方向)に移動可能な一対のフィンガが設けられている。
また、自動遠心装置には、ハンド機構により挟持可能な
位置までラックを搬送するための搬送ラインが設けられ
ており、この搬送ライン上のラックをハンド機構にて挟
持し順次にバケット内に搬入している。また、遠心分離
後におけるバケット内のラックを搬出する場合も上記ハ
ンド機構にてラックを挟持し順次に搬送ラインに搬出
し、ラックを次の工程に搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータに対して着脱自
在に設けられているバケットは、洗浄等によりロータか
ら取外される場合がある。もし、バケットがロータに装
着されていない状態のままハンド機構により搬送ライン
上のラックを挟持し、そのままラックをバケット内への
搬入位置までハンド機構により移動し、ここでフィンガ
を開きラックを離すと、ラックはそのまま遠心機のロー
タ室内に落下してしまう。この状態のままロータを回転
させてしまうと、上記ラックは、ロータや取外さなかっ
たバケットに接触するため、ロータやバケットの破損を
招くことは勿論のこと、試験管の破損により分離試料が
ロータ室内に飛散してしまうという問題を有していた。
【0004】また、ラックに粘着性物質が付着したり、
試験管のゴムキャップ等がハンド機構に貼りついてしま
った場合には、ハンド機構にラックが密着してしまい、
バケット内にラックを確実に搬入させることができない
という問題を有していた。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解消し、作業
性及び安全性に優れた自動遠心装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ラックの搬
入または搬出を行うハンド機構と、ハンド機構にラック
の幅よりも大きく開き且つラックの幅よりも小さく閉じ
ることが可能なフィンガとを備えた自動遠心装置におい
て、ハンド機構によりラックを載置すべき位置まで移動
させ、上記位置にてフィンガを開いた後、上記位置にて
フィンガを閉じるようフィンガを制御する制御装置を設
けることにより達成される。
【0007】また、上記目的は、ラックの搬入または搬
出を行うハンド機構と、ハンド機構にラックの幅よりも
大きく開き且つラックの幅よりも小さく閉じることが可
能なフィンガとを備えた自動遠心装置において、ハンド
機構によりラックを載置すべき位置まで移動させ、上記
位置にてフィンガを開いた後、上記位置にてフィンガを
閉じることにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明になる自動遠心装置を図1
〜図9を用いて説明する。図1は本実施例における自動
遠心装置のハンド機構4を示す側面図、図2はバケット
8内にラック5を正常に搬入した状態を示す側面図、図
3はロータ9からバケット8を取外した状態でハンド機
構4によりラック5を搬入した状態を示す側面図、図4
はハンド機構4にラック5が密着した状態を示す側面
図、図5はハンド機構4の動作制御を示すタイミングチ
ャート、図6は自動遠心装置の外観を示す斜視図、図7
は本実施例になるハンド機構4を示す一部縦断側面図、
図8は図7のM−M線断面図、図9は本実施例になるカ
ム13が原点位置にある場合における切欠き部と原点検
出センサ18の位置関係を示す側面図である。
【0009】図6に示す自動遠心装置には、血液等の試
料を収容する複数本の試験管6を保持するラック5を遠
心機のロータ9に設けたバケット8内に搬入或いは搬出
するためのX−Yロボット22が装備されており、この
X−Yロボット22にはラック5を挟持するためのハン
ド機構4が設けられている。このハンド機構4には、ラ
ック5を挟持するため左右方向(X方向)に移動可能な
一対のフィンガ2,3が設けられている。また、自動遠
心装置には、ハンド機構4により挟持可能な位置までラ
ック5を搬送するための搬送ライン11が設けられてお
り、この搬送ライン11上のラック5をハンド機構4に
て挟持し順次にバケット8内に搬入している。また、遠
心分離後におけるバケット8内のラック5を搬出する場
合も上記ハンド機構4にてラック5を挟持し順次に搬送
ライン11に搬出し、ラック5を次の工程に搬送してい
る。
【0010】ここで、上記ハンド機構4を図7〜図9を
用いて説明する。ハンド機構4には、可動部材である各
フィンガ2,3間に2個のカムフォロア12a,12b
を有するカム13が設けられており、ステッピングモー
タ14によりカム13を回転させることで、カムフォロ
ア12a,12bと接触可能な各フィンガ2,3を開閉
方向に移動させることができる。図7及び図8は、各フ
ィンガ2,3が最大に開いている状態、即ち各フィンガ
2,3が反ラック5側に最も移動した状態を示してお
り、この時のフィンガ2,3間の間隔を幅Cとする。各
フィンガ2,3は、ベース15のレール16上を移動で
きるようになっており、各々スプリング17でカム13
の回転中心方向に引かれている。カム13が回転して図
9に示す状態になると、フィンガ2,3もこれに倣って
閉じ、図7に2点鎖線で示すフィンガ位置まで移動す
る。この時のフィンガ2,3間の間隔を幅Bとする。こ
こで、幅Bと幅Cは、B<Cの関係になっている。フィ
ンガ2,3間の間隔が幅Cから幅Bになるまでにフィン
ガ2,3によりラック5を挟持した場合には、その挟持
した位置でフィンガ2,3の移動は止まり、フィンガ
2,3の間隔が最も小さくなる幅Bになるようにカム1
3だけが図9に示す位置まで戻るように構成されてい
る。即ち、ラック5の幅をAとするとB<A<Cの関係
になる。また、図7及び図8に示すようにカム13の原
点検出用フォトセンサ18と、フィンガ位置検出フォト
センサ19(19a,19b)による計3個のセンサが
ハンドケース20に固定されている。この原点検出セン
サ18は、カム13の切欠き位置、即ち図9に示す状態
であって各フィンガ2,3間の間隔が幅Bにおける位置
(原点)を検出している。次にカム13を原点位置まで
戻しフィンガ2,3を閉じた時、右フィンガ2に固定し
てあるスリット板21により、フィンガ位置検出センサ
19(19a,19b)を用いて右フィンガ2の位置を
検出する。これらフィンガ位置検出フォトセンサ19
(19a,19b)の出力を組合わせることにより、各
フィンガ2,3の間隔を検出し、各フィンガ2,3がど
の位置にあるかを判断している。なお、構成上、右フィ
ンガ2と左フィンガ3は同量移動するようになってい
る。
【0011】上述したように上記ハンド機構4は、図1
に示すようにラック5を挟持するため、右フィンガ2と
左フィンガ3を有しており、双方が相反して左右方向に
移動すると共に、カム13の原点検出用フォトセンサ1
8及びフィンガ位置検出フォトセンサ19(19a,1
9b)から成るセンサ1により右フィンガ2の位置を検
知することで、右フィンガ2と左フィンガ3との間隔を
検出することができる。ここで、右フィンガ2と左フィ
ンガ3との間隔は、ラック5を挟持しなければ図中の破
線で示す幅、即ち幅Bになることから、ラック5幅Aよ
りも小さくなるように制御される。
【0012】なお、センサ1により左フィンガ3の位置
を検知したり、各フィンガ2,3ごとにセンサ1を設け
ることで、各フィンガ2,3の位置から上記間隔を検出
しても良い。また、センサ1に使用されるものは、フォ
トセンサに限らず、他の種々のセンサによっても同様の
機能を有することができる。
【0013】図2に示すようにバケット8内にラック5
を正常に搬入した状態において、一度右フィンガ2及び
左フィンガ3の間隔を大きくとる、即ち右フィンガ2及
び左フィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動し、再度
ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ
3を移動させると、上記間隔はラック幅Aと等しくな
り、幅Bまで狭くならないため、これにより確実にラッ
ク5がバケット8内に搬入されたと判断することができ
る。また、図3に示すようにロータ9にバケット8を取
付けずにラック5を離した場合には、回転室7内にラッ
ク5が落下してしまうため、再度ラック5を挟持する方
向に移動させた右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔
は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これに
よりラック5がバケット8内に搬入されなかったと判断
することができる。
【0014】更に、上記動作後、右フィンガ2及び左フ
ィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動しハンド機構4
をラック5の上方に上昇動作させ、再びラック5を挟持
する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させ
る。このような動作を行うことで、図4に示すようにラ
ック5に粘着性物質が付着しハンド機構4に密着してい
るラック5の有無を検知することができる。例えば、ハ
ンド機構4にラック5が密着した状態で、右フィンガ2
及び左フィンガ3を閉じる方向に移動させると右フィン
ガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aと等しくな
るため、これによりラック5が密着していることを確実
に判断することができる。また、ハンド機構4にラック
5が密着していない状態で、右フィンガ2及び左フィン
ガ3を閉じる方向に移動させると右フィンガ2及び左フ
ィンガ3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bにな
るため、これによりラック5が密着していないことを確
実に判断することができる。
【0015】これらの動作を行った後、右フィンガ2及
び左フィンガ3をそれぞれ開く方向に移動させた状態
で、搬送ライン11に待機している次のラック5を右フ
ィンガ2及び左フィンガ3により挟持し、上記動作を必
要なだけ繰り返し行うことにより、バケット8内へのラ
ック5の搬入作業を行う。
【0016】次に、図5を用いてハンド機構4の動作制
御を説明する。時間T=t1の時、バケット4内にラッ
ク5を搬入するため、右フィンガ2及び左フィンガ3を
反ラック5側に移動させる制御を行い、その後、T=t
2の時、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左
フィンガ3を移動させる。この時、正常な搬入動作時に
おける各フィンガ2,3間の間隔は、図中(c)に示す
ようにラック幅Aと等しくなるため、これにより確実に
ラック5がバケット8内に搬入されたと判断することが
できるが、ロータ9にバケット8を取付けなかった場合
における各フィンガ2,3間の間隔は、図中(d)に示
すようにラック幅Aよりも小さい幅Bとなるため、これ
によりラック5がバケット8内に搬入されなかったと判
断することができる。更に、T=t3の時、ハンド機構
4を上昇させた後、T=t4の時、再びラック5を挟持
する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させる
ことで、ハンド機構4にラック5が密着している場合に
おける各フィンガ2,3間の間隔は、図中(e)に示す
ようにラック幅Aと等しくなるため、これによりラック
5がバケット8内に搬入されずにハンド機構4に密着し
ていると判断することができると共に、ハンド機構4に
ラック5が密着していない場合における各フィンガ2,
3間の間隔は、ラック幅Aよりも小さい幅Bになること
から、これによりバケット8内におけるラック5の有無
を判断することができる。
【0017】また、上記搬入方法とは別の搬入方法を以
下に説明する。搬送ライン11上のラック5をハンド機
構4にて挟持し順次にバケット8内に搬入する場合にお
いて、まず、搬送ライン11上のラック5をバケット8
内に搬入するため、ラック5を載置すべき位置までハン
ド機構4によりラック5を移送した後、ラック5をフィ
ンガ2,3から離す、即ち右フィンガ2及び左フィンガ
3を反ラック5側にそれぞれ移動し、、更にハンド機構
4をラック5の上方に上昇動作させ、再度ラック5を挟
持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させ
た後、右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側に
それぞれ移動し、更にラック5を挟持する位置までハン
ド機構4を下降動作させ、ラック5を挟持する方向に右
フィンガ2及び左フィンガ3を移動させる。このような
動作を行うことで、図4に示すようにラック5に粘着性
物質が付着しハンド機構4に密着しているラック5の有
無を検知することができる。つまり、ハンド機構4を上
昇動作させた後、ラック5を挟持する方向に右フィンガ
2及び左フィンガ3を移動させることで、ハンド機構4
にラック5が密着した状態であれば、右フィンガ2及び
左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aと等しくなるため、
これによりラック5が密着していることを確実に判断す
ることができる。また、ハンド機構4にラック5が密着
していない状態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ
3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるた
め、これによりラック5が密着していないことを確実に
判断することができる。また、ハンド機構4を下降動作
させた後、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び
左フィンガ3を移動させることで、バケット8内におけ
るラック5の有無を検知することができる。つまり、ハ
ンド機構4を下降動作させた後、ラック5を挟持する方
向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させること
で、バケット8内にラック5が確実に搬入されている状
態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、
ラック幅Aと等しくなるため、これにより確実にラック
5がバケット8内に搬入されたと判断することができ
る。また、ロータ9にバケット8を装着していない状態
であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラ
ック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これによりラ
ック5がバケット8内に搬入されなかったと判断するこ
とができる。
【0018】これらの動作を行った後、右フィンガ2及
び左フィンガ3をそれぞれ開く方向に移動させた状態
で、搬送ライン11に待機している次のラック5を右フ
ィンガ2及び左フィンガ3により挟持し、上記動作を必
要なだけ繰り返し行うことにより、バケット8内へのラ
ック5の搬入作業を行っている。
【0019】ここで、ラック5の有無を検出するため本
実施例では、センサ1により右フィンガ2の位置を検知
することで、右フィンガ2と左フィンガ3との間隔を検
出しているが、他の検知手段として、ラック5を挟持す
る際にラック5と接触する各フィンガ2,3の挟持部に
近接スイッチを設けることにより、直接的にラック5の
有無を検知させても良い。
【0020】以上のことから、バケット8内におけるラ
ック5の有無を確実且つ容易に判断することができるた
め、この種における自動遠心装置の信頼性及び機能性の
向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、バケット内にラックを
搬入する位置にてフィンガを閉じることにより、作業性
及び安全性に優れた自動遠心装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる自動遠心装置のハンド機構を示
す側面図。
【図2】 本発明になるバケットにラックを正常に搬入
した状態を示す側面図。
【図3】 本発明になるロータからバケットを取外した
状態でハンド機構によりラックを搬入した状態を示す側
面図。
【図4】 本発明になるハンド機構にラックが密着した
状態を示す側面図。
【図5】 本発明になるハンド機構の動作制御を示すタ
イミングチャート。
【図6】 本発明になる自動遠心装置の外観を示す斜視
図。
【図7】 本発明になるハンド機構を示す一部縦断側面
図。
【図8】 図7におけるM−M線断面図。
【図9】 本発明になるカムが原点位置にある場合にお
ける切欠き部と原点検出センサの位置関係を示す側面
図。
【符号の説明】
1はセンサ、2は右フィンガ、3は左フィンガ、4はハ
ンド機構、5はラック、10は制御装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 康夫 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 渡部 伸二 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックの搬入または搬出を行うハンド機
    構と、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き
    且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることが可能なフ
    ィンガとを備えた自動遠心装置において、前記ハンド機
    構により前記ラックを載置すべき位置まで移動させ、上
    記位置にて前記フィンガを開いた後、上記位置にて前記
    フィンガを閉じるよう前記フィンガを制御する制御装置
    を設けたことを特徴とする自動遠心装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンド機構に前記フィンガの位置を
    検知するセンサを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の自動遠心装置。
  3. 【請求項3】 前記センサは、フォトセンサであること
    を特徴とする請求項2記載の自動遠心装置。
  4. 【請求項4】 前記センサは、前記ラックと接触或いは
    被接触により感知する接触型センサであることを特徴と
    する請求項2記載の自動遠心装置。
  5. 【請求項5】 ラックの搬入または搬出を行うハンド機
    構と、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き
    且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることが可能なフ
    ィンガとを備えた自動遠心装置において、前記ハンド機
    構により前記ラックを載置すべき位置まで移動させ、上
    記位置にて前記フィンガを開いた後、上記位置にて前記
    フィンガを閉じることを特徴とする自動遠心装置の制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記ラックを載置すべき位置まで前記ハ
    ンド機構に設けた前記フィンガより前記ラックを挟持し
    た状態で移動させた後、前記フィンガの開閉を行い、更
    に前記フィンガの開いた状態で前記ハンド機構を前記ラ
    ックの上方に上昇動作させた後、前記フィンガを閉ざす
    動作を行うことを特徴とする請求項5記載の自動遠心装
    置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記ラックを載置すべき位置まで、前記
    ハンド機構に設けた前記フィンガより前記ラックを挟持
    した状態で移動させた後、前記フィンガを開き前記ハン
    ド機構を前記ラックの上方に上昇動作させて前記フィン
    ガを閉じ、更に前記フィンガを開いた状態で前記フィン
    ガにより前記ラックを挟持する位置まで前記ハンド機構
    を下降動作させた後、前記フィンガの閉ざす動作を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の自動遠心装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ラックを挟持する位置まで前記ハン
    ド機構を下降動作した後、前記フィンガを閉じることに
    より、前記ラックの有無を判断することを特徴とする請
    求項5,6,7記載の自動遠心装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ハンド機構を前記ラックの上方に上
    昇動作した後、前記フィンガを閉じることにより、前記
    ラックの有無を判断することを特徴とする請求項5,
    6,7記載の自動遠心装置の制御方法。
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