JP2001105374A - 試験管搬送装置 - Google Patents
試験管搬送装置Info
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Abstract
験管搬送装置を提供する。 【解決手段】 試験管に当接する当接部14を、把持指
本体部12の下端に、回転軸13回りに回転可能に取り
付ける。把持指駆動部18で把持指本体部12を閉じて
いく際、テーパ付き試験管の側面に当接部14が接触す
ると、以降把持指本体部12の閉動作に伴い、当接部1
4が試験管の側面に追従して回転する。そして、最終的
に、当接部14の当接面が試験管の側面に密着した状態
で、試験管が把持される。試験管側面と当接部14とに
十分な接触面積が確保されるので、試験管を十分な把握
力で安定して把持することができる。
Description
げて搬送する試験管搬送装置に関する。
血液や尿などの検体(サンプル)は試験管(チューブと
も呼ばれる)に収容された状態で取り扱われる。試験管
は、通常、ラック(試験管立て)に複数本まとめてセッ
トされ、そのラック単位で装置にセットされたり、装置
内を搬送されたりする。ラックには複数の挿入部が形成
されており、1つの挿入部に1本の試験管が挿入され、
保持される。
保持された試験管にノズルを挿入し、検体を必要量だけ
吸い上げて分注するのであるが、処理の内容によって
は、ラックから試験管ごと取り出し、装置上の別の場所
に試験管をセットする必要がある場合がある。
の搬送を自動化するために試験管搬送装置が設けられる
ことがある。図9に従来の試験管搬送装置の要部を示
す。この従来装置は、把持指駆動部110により開閉駆
動される2本の把持指120を有する把持ユニット10
0を備える。把持指120の内側面には、試験管200
を挟んだときの摩擦力を確保するために、ゴムなどの材
質のパッド122が取り付けられている。把持ユニット
100は搬送機構150に取り付けられる。搬送機構1
50は、把持ユニット100(及びこれに把持された試
験管200)を、例えば直交3軸方向に搬送することが
できる。
試験管を挟み、この状態で把持ユニット100を垂直上
方に移動させることによりラック250から試験管20
0を抜き出し、把持ユニット100を所望の場所まで移
動させた後、把持指120を開いて試験管200を解放
する。
れる試験管には、図9に示した直円筒状の試験管200
だけでなく、図10に示すように先細りになったテーパ
付き試験管300がある。このようなテーパ付き試験管
を図9の従来装置の把持ユニット10で把持しようとし
た場合、パッド122と試験管側面とが斜めになるの
で、両者の接触面積が直円筒状の試験管の場合よりもは
るかに小さくなる。したがって、テーパ付き試験管を直
円筒状試験管と同じ圧力で把持したのでは、摩擦力が小
さくなるため把持の安定性が低下する。かといって、十
分な摩擦力を確保するためにテーパ付き試験管を把持す
る力を大きくしたのでは、樹脂などで形成されることの
多い試験管の過度の変形や、場合によっては破損を招く
おそれもある。
のであり、テーパ付き試験管などに対しても十分な接触
面積で把持動作が可能な試験管搬送装置を提供すること
を目的とする。
め、本発明に係る試験管把持装置は、複数の把持指と、
試験管の把持動作のためにそれら複数の把持指を駆動す
る駆動部と、を備え、前記把持指は、前記駆動部に接続
されて駆動される本体部と、試験管の側面に追従して当
接可能なよう前記本体部に対して回転可能に接続された
当接部と、を有することを特徴とする。
閉じていく際、テーパ付き試験管の側面に当接部が接触
すると、以降本体部の閉動作に伴い、当接部が試験管の
側面に追従して回転する。この結果、当接部の当接面が
試験管の側面に密着した状態で、試験管が把持されるこ
とになる。したがって、試験管側面と当接部とに十分な
接触面積が確保されるので、試験管に過度の力を加えな
くても把持に十分な摩擦力を得ることができ、試験管の
破損などを招かずに安定して把持することができる。
角を検出する回転角センサと、試験管把持動作時の前記
回転角センサの検出角度の変化に基づき、前記駆動部の
駆動動作を制御する制御部と、を有することを特徴とす
る。
度が変化し始めたことにより、当接部が試験管に当たり
始めたと判定でき、その後検出角度の変化が止まること
により、当接部が試験管側面に沿って密着したと判定で
きる。このような判定に応じて駆動部による把持指の駆
動状態を制御することにより、適切な把持が可能にな
る。
転角を検出する回転角センサと、試験管把持時の前記回
転角センサの検出角度に基づき、把持している試験管の
分類を行う分類手段と、を有することを特徴とする。
た試験管のテーパ角度に基づき試験管を分類することが
できる。そして、この分類結果に応じた種々の制御を行
うことができる。
転角を検出する回転角センサと、前記当接部の試験管に
対する接触圧力を検出する感圧センサと、試験管把持時
の前記回転角センサの検出角度に基づき試験管に対する
最適把持力を求め、前記感圧センサの検出圧力がこの最
適把持力に適合するように前記駆動部の駆動動作を制御
する制御部と、を有することを特徴とする。
管のテーパ角度を求めることができ、このテーパ角度か
ら試験管を把持する際の最適な把持力を求め、その最適
把持力で試験管を把持することができる。
試験管側面に向かって二股に開いた二股部を有すること
を特徴とする。
挟み込むように試験管を押圧するので、試験管把持時の
試験管の傾斜を防止することができ、ラック孔等に対す
る試験管の抜き差しがスムーズに行える。
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
持ユニット10、搬送機構20、及びこれらを制御する
制御装置(図3に示す)から構成される。
する2本の把持指本体部12と、これら把持指本体部1
2を駆動する把持指駆動部18を含む。把持指本体部1
2は、把持指駆動部18により平行状態を維持したまま
開閉される。各把持指本体部12の下端部には、試験管
を挟むために試験管側面に当接する当接部14が、回転
軸13回りに回転可能に取り付けられている。当接部1
4は、例えば下端部に錘を内蔵するなどにより、下方が
上方より重い構造となっている。このため、試験管等に
当接していない状態では、当接部14はほぼ垂直起立状
態で回転軸13から下がっている。なお、当接部14の
内側面、すなわち試験管への当接面には、ゴム等の材質
のパッド15が設けられている。
状態を示す図である。この図に示すように、当接部14
が取り付けられた回転軸13には、所定の基準位置から
見た当接部14の回転角度を検出する回転角センサ16
が設けられる。回転角センサ16は、2つの把持指本体
部12のいずれか一方に設ければよい。また、両方に設
けてもよい。
機構20に取り付けられている。搬送機構20は、把持
ユニット10を直交座標系XYZ(垂直軸をZ軸とす
る)の3軸方向に移動させることができる。なお、搬送
機構20としては、これに限らず、水平1方向と垂直方
向の2軸制御のものや、円筒座標系制御あるいは極座標
系制御のものなど、様々なものを用いることができる。
図である。制御装置40は、把持ユニット10及び搬送
機構20を制御して試験管の搬送を実現するための制御
機構であり、例えばコンピュータを用いて構成すること
ができる。制御装置40において、制御処理部42は、
搬送機構20を駆動する搬送機構駆動部22や、把持指
本体部12を駆動する把持指駆動部18に対して駆動制
御信号を供給する。この駆動制御信号は、UI(ユーザ
インタフェース)部46によってユーザから指定された
各種制御パラメータ(例えば搬送する試験管の位置や順
番、搬送先の位置などの情報)と、把持ユニット10や
搬送機構20に設けられた各種センサからの信号(例え
ば位置情報など)とに基づいて求められる。これらセン
サの検出信号は、信号入力I/F(インタフェース)を
介して制御処理部42に入力される。なお、図3では、
これら各種センサのうち、把持指本体部12に設けられ
た回転角センサ16のみを取り上げ、他のセンサは省略
している。なお当然ながら、制御装置40は、本試験管
搬送装置が組み込まれる上位装置(自動分注装置)の制
御装置と共通のハードウエア上に構築することもでき
る。分類処理部43は、回転角センサ16の回転角検出
結果に基づき、把持している試験管の分類を行う。
明する。搬送処理が始まると、制御処理部42の制御の
下、まず把持ユニット10が、搬送機構20により搬送
対象の試験管のXY座標位置まで移動し、その後Z(垂
直)方向に試験管を挟める高さまで下降する。次に、制
御処理部42の制御信号に応じ、把持指駆動部18が把
持指本体部12を閉じる方向に駆動する。
きのものであった場合、試験管側面に対して当接部15
の当接面が斜めとなり、当接部14が試験管側面に当接
し始めるときには、その当接面の上端のみが試験管側面
に当接し、下端が試験管側面から離れている。この状態
から把持指本体部12の閉動作が続行されると、当接部
14の中央が把持指本体部12の回転軸13から加えら
れる内向きの力と、当接部14の上端が試験管側面から
受ける外向きの力とにより、把持指本体部12の閉動作
に従って当接部14が試験管側面に追従するように回転
する。そして、最終的には図4に示すように、当接部1
4の当接面が垂直方向全域にわたってテーパ付き試験管
300の側面に接触する状態となる。
16の検出角度を監視し、この検出角度の変化に応じ、
把持指駆動部18による把持指本体部12の駆動動作を
制御する。すなわち、例えば、当接部14がテーパ付き
試験管300に当接すると当接部14が回転を開始する
ことから、回転角センサ16の検出角度が変化し始めた
のを検出すると、把持指本体部12の駆動速度を小さく
などの制御が可能である。これによれば、当接部14が
試験管に接触し始めた後、微妙な制御が可能となる。そ
の後、回転角センサ16の検出角度が変化しなくなる
と、当接部14が試験管側面に密着したと判断できるの
で、このタイミングを基準に、駆動部18に対し把持指
本体部12の駆動停止を指示することもできる。このよ
うな制御により、テーパ付き試験管300をしっかり
と、適度な力で把持することが可能になる。
も、当接部14はその試験管の側面に合わせ、垂直状態
で試験管に密着することはいうまでもない。
と、制御処理部42は搬送機構駆動部22に対し、把持
ユニット10の持ち上げ(Z方向上向きの移動)及び搬
送を指示する。これにより、把持された試験管がラック
から抜き出され、目的の場所(例えば別のラック)まで
搬送され、把持指本体部12を開いて試験管が解放され
る。これで一連の試験管の搬送動作が完了する。
りと把持した状態での回転角センサ16の検出角度に基
づき試験管のテーパ角度を求め、このテーパ角度からそ
の試験管がどの種類のものであるか分類する。この分類
のため、分類処理部43には、予め試験管の各種類とそ
のテーパ角度の対応情報が登録されている。分類処理部
43による分類結果は、試験管の仕分けなどに応用する
ことができる。例えば1つのラックにテーパの異なる多
種類の試験管が混在しており、これらを種類ごとに別々
のラックに分別したい場合には、本実施形態によれば、
種類ごとに移動先のラックを指定しておくことにより、
後は制御処理部42が自動的に試験管の種類を判定して
その移動先を判別し、搬送機構駆動部22を制御してそ
の移動先に試験管を搬送することができる。また、検体
の種類により異なる種類の試験管を用いている場合に
は、万が一ラックに異なる種類の検体の試験管が混入し
た場合でも、それを検知してアラームを発することがで
きる。
12の先端を、試験管側面に追従できるよう回転可能な
当接部14としたことにより、テーパ付き試験管を把持
する場合でも、当接部14がその側面に密着し、直円筒
状の試験管を把持する場合と実質上等しい接触面積を確
保することができる。したがって、本実施形態によれ
ば、テーパ付きの試験管であっても、試験管に過度の力
を加えずに、十分な摩擦力でしっかりと把持することが
できる。
施形態の変形例を説明する。この変形例では、図5に示
すように、把持指本体部12の当接部14の当接面に感
圧センサ17を設け、この感圧センサ17で検出した試
験管と当接部14の接触圧に基づき、試験管把持動作を
制御する。基本的な構成は、感圧センサ17を設けた点
以外は、図1に示したものと同様でよい。感圧センサ1
7としては、例えば、圧力によって導電性が変化する加
圧導電ゴムを用いることができる。把持した試験管の重
量を検知する重量センサ19(図6)を設けることも好
適である。重量センサ19は、回転軸13の支持部など
に設けることができる。図6は、この変形例の制御機構
を示す図であり、図3に示す構成要素と同等の構成要素
には同一の符号を付してその説明を省略する。
角センサ16の検出角度が変化しなくなると、当接部1
4が試験管側面に密着したと判断し、このときの検出角
度から、試験管に対する最適把持力を求める。すなわ
ち、同じ重量の試験管であっても、試験管側面のテーパ
が異なると、安定した把持のために必要な当接部14と
試験管側面との接触圧が異なってくる。この必要な接触
圧を最適把持力として、各テーパ角度ごとに制御処理部
42に予め登録しておく。最適把持力は、この登録情報
から求める。個々の試験管の重量が比較的大幅に異なる
場合には、重量センサ19を設け、制御処理部42は、
回転角センサ16の検出角度に加えてこの重量センサ1
9で検出した試験管の重量も考慮して、最適把持力を求
める。この場合、最適把持力は、例えばテーパ角度と試
験管重量の組合せごとにテーブルとして登録しておけば
よい。
面に密着したと判断した後、感圧センサ17の検出圧力
を監視しつつ把持指駆動部18に対し把持指本体部12
の閉動作を指示する信号を送る。そして、制御処理部4
2は、感圧センサ17の検出圧力が、先ほど求めた最適
把持力に達すると、把持指駆動部18に把持指本体部1
2の駆動を停止する信号を送る。
持力で安定して把持することが可能になる。
12の当接部14は、当接面が平面であった。これに対
してこの変形例では、図7に示すように、試験管の側面
に向かって二股に開いた当接部24を用いる。図7も、
図2と同様、把持指本体部12を下から見た状態を示し
ている。当接部24は、把持指本体部12に設けられた
回転軸13に、回転可能に取り付けられている。
わち2つの二股部25のそれぞれの内面が試験管側面と
当接する当接面である。対向する2本の把持指本体部1
2の当接部24を共にこの構造とすることにより、試験
管を多方向から押さえることができ、これにより試験管
を傾斜状態のまま把持することを防ぐことができる。こ
れにより、試験管を傾斜したまま把持してラックから試
験管が抜けなかったり、搬送先のラックに試験管がうま
く挿入できなかったり、等の問題を回避することができ
る。
面)に感圧センサ27を設け、上記変形例1のような制
御を行うこともできる。感圧センサ27としては加圧導
電ゴムを用いることができる。また、このように各二股
部25の内面に感圧センサ27を設けることで、把持す
べき試験管がない場合把持指本体部12同士が閉じきっ
ても感圧センサ27の検出信号のレベルが上昇しないの
で、これをもって試験管が存在しないことを検知でき、
エラー処理を行うことができる。
指本体部12が互いに平衡状態を維持したまま開閉する
タイプのものであった。しかしながら、本発明は、この
ようなタイプの把持ユニットだけでなく、把持指が軸を
中心に回転しながら開閉するタイプの把持ユニットにも
適用可能である。
構成例を示す。この把持ユニットにおいて、2本の把持
指本体部52は、駆動部60により図中矢印の方向に開
閉駆動される。把持指本体部52の下端には、回転軸5
3を中心に回転可能な当接部54が設けられる。試験管
把持時には、この当接部54が回転軸53回りに回転し
つつ、試験管200の側面に追従し、密着する。
ットの場合、直円筒状の試験管であっても、試験管の太
さによって把持指の当接面と試験管との接触面積が変化
した。これに対してこの変形例の場合、当接部54は、
把持指本体部52の角度θによらず、常に試験管の側面
に最大限接触する。テーパ付き試験管の場合も、上記実
施形態と同様の動作で、当接部54は試験管側面に最大
限接触する。
把持時に、試験管の太さやテーパによらず常に十分な接
触面積が得られるので、過度の力を加えることなく試験
管を安定的に把持することができる。
た。以上の例では、2つの把持指で試験管を把持する把
持ユニットを例にとったが、当然ながら本発明はこれに
限らず、3以上の把持指をもつ把持ユニットを用いる装
置にも適用可能である。
くまで本発明の適用例の一例を示すに過ぎない。上記実
施形態や変形例を適宜組み合わせた構成も本発明の範囲
に含まれる。
試験管に当接する当接部を把持指の本体部に対して回転
可能としたことにより、当接部が試験管の側面の傾斜に
追従して回転するので、試験管と当接部は常に十分な接
触面積を確保することができ、この結果試験管に過度の
力を加えることなく、十分な把持力で安定して試験管を
把持することができる。
である。
る。
を示す図である。
図である。
図である。
る。
る。
軸、14 当接部、15 パッド、18 把持指駆動
部、20 搬送機構。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の把持指と、試験管の把持動作のた
めにそれら複数の把持指を駆動する駆動部と、を備え、 前記把持指は、 前記駆動部に接続されて駆動される本体部と、 試験管の側面に追従して当接可能なよう前記本体部に対
して回転可能に接続された当接部と、 を有することを特徴とする試験管搬送装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の試験管搬送装置であっ
て、 前記当接部の回転角を検出する回転角センサと、 試験管把持動作時の前記回転角センサの検出角度の変化
に基づき、前記駆動部の駆動動作を制御する制御部と、 を有することを特徴とする試験管搬送装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の試験管搬送装置であっ
て、 前記当接部の回転角を検出する回転角センサと、 試験管把持時の前記回転角センサの検出角度に基づき、
把持している試験管の分類を行う分類手段と、 を有することを特徴とする試験管搬送装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の試験管搬送装置であっ
て、 前記当接部の回転角を検出する回転角センサと、 前記当接部の試験管に対する接触圧力を検出する感圧セ
ンサと、 試験管把持時の前記回転角センサの検出角度に基づき試
験管に対する最適把持力を求め、前記感圧センサの検出
圧力がこの最適把持力に適合するように前記駆動部の駆
動動作を制御する制御部と、 を有することを特徴とする試験管搬送装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3までのいずれかに
記載の試験管搬送装置であって、 前記当接部は、試験管側面に向かって二股に開いた二股
部を有することを特徴とする試験管搬送装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27950899A JP4139016B2 (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 試験管搬送装置 |
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ID=17612023
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