JP3624674B2 - 自動遠心装置及びその制御方法 - Google Patents
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- B04B2011/046—Loading, unloading, manipulating sample containers
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心機のバケット内にラックを搬入或いは搬出するためのハンド機構を備えた自動遠心装置のハンド機構及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動遠心装置には、血液等の試料を収容する複数本の試験管を保持するラックを遠心機のロータに設けたバケット内に搬入或いは搬出するためのX−Yロボットが装備されており、このX−Yロボットにはラックを挟持するためのハンド機構が設けられている。このハンド機構には、ラックを挟持するため左右方向(X方向)に移動可能な一対のフィンガが設けられている。また、自動遠心装置には、ハンド機構により挟持可能な位置までラックを搬送するための搬送ラインが設けられており、この搬送ライン上のラックをハンド機構にて挟持し順次にバケット内に搬入している。また、遠心分離後におけるバケット内のラックを搬出する場合も上記ハンド機構にてラックを挟持し順次に搬送ラインに搬出し、ラックを次の工程に搬送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ロータに対して着脱自在に設けられているバケットは、洗浄等によりロータから取外される場合がある。もし、バケットがロータに装着されていない状態のままハンド機構により搬送ライン上のラックを挟持し、そのままラックをバケット内への搬入位置までハンド機構により移動し、ここでフィンガを開きラックを離すと、ラックはそのまま遠心機のロータ室内に落下してしまう。この状態のままロータを回転させてしまうと、上記ラックは、ロータや取外さなかったバケットに接触するため、ロータやバケットの破損を招くことは勿論のこと、試験管の破損により分離試料がロータ室内に飛散してしまうという問題を有していた。
【0004】
また、ラックに粘着性物質が付着したり、試験管のゴムキャップ等がハンド機構に貼りついてしまった場合には、ハンド機構にラックが密着してしまい、バケット内にラックを確実に搬入させることができないという問題を有していた。
【0005】
本発明の目的は、上記問題を解消し、作業性及び安全性に優れた自動遠心装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、ロータと該ロータに設けられたバケットと、該バケットにラックの搬入または搬出を行うハンド機構を備えたロボットと、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることができるよう構成されているフィンガとを有し、該フィンガのラックの幅より大きく開いている位置と、ラックを挟持している位置と、ラックの幅より狭くなっている位置を検出する位置検出センサとを備えた自動遠心装置において、
前記ロボットにより前記ラックを前記バケットに搬入する位置まで移動させ、前記搬入する位置にてフィンガを開いた後に再度前記搬入する位置にてフィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持している位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することで達成される。
さらに上記した制御の後に、前記搬入する位置にて前記フィンガを前記ラックの幅より大きく開き、前記ハンド機構を前記ロボットにより上昇移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持していない位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することで達成される。
【0007】
さらに、ロータと該ロータに設けられたバケットと、該バケットにラックの搬入または搬出を行うハンド機構を備えたロボットと、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることができるよう構成されているフィンガとを有し、該フィンガの前記ラックの幅より大きく開いている位置と、前記ラックを挟持している位置と、前記ラックの幅より狭くなっている位置を検出する位置検出センサとを備えた自動遠心装置において、前記搬入する位置にて前記フィンガを開き、該フィンガが開いた状態のまま前記ハンド機構を前記ロボットにより上昇移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持していない位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することで達成される。
さらに、上記した制御の後に、請求項3記載の自動遠心装置において、さらに前記フィンガを再度開き、前記ハンド機構を前記ロボットにより前記ラックを前記バケットに搬入する位置まで下降移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持している位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することで達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明になる自動遠心装置を図1〜図9を用いて説明する。図1は本実施例における自動遠心装置のハンド機構4を示す側面図、図2はバケット8内にラック5を正常に搬入した状態を示す側面図、図3はロータ9からバケット8を取外した状態でハンド機構4によりラック5を搬入した状態を示す側面図、図4はハンド機構4にラック5が密着した状態を示す側面図、図5はハンド機構4の動作制御を示すタイミングチャート、図6は自動遠心装置の外観を示す斜視図、図7は本実施例になるハンド機構4を示す一部縦断側面図、図8は図7のM−M線断面図、図9は本実施例になるカム13が原点位置にある場合における切欠き部と原点検出センサ18の位置関係を示す側面図である。
【0009】
図6に示す自動遠心装置には、血液等の試料を収容する複数本の試験管6を保持するラック5を遠心機のロータ9に設けたバケット8内に搬入或いは搬出するためのX−Yロボット22が装備されており、このX−Yロボット22にはラック5を挟持するためのハンド機構4が設けられている。このハンド機構4には、ラック5を挟持するため左右方向(X方向)に移動可能な一対のフィンガ2,3が設けられている。また、自動遠心装置には、ハンド機構4により挟持可能な位置までラック5を搬送するための搬送ライン11が設けられており、この搬送ライン11上のラック5をハンド機構4にて挟持し順次にバケット8内に搬入している。また、遠心分離後におけるバケット8内のラック5を搬出する場合も上記ハンド機構4にてラック5を挟持し順次に搬送ライン11に搬出し、ラック5を次の工程に搬送している。
【0010】
ここで、上記ハンド機構4を図7〜図9を用いて説明する。ハンド機構4には、可動部材である各フィンガ2,3間に2個のカムフォロア12a,12bを有するカム13が設けられており、ステッピングモータ14によりカム13を回転させることで、カムフォロア12a,12bと接触可能な各フィンガ2,3を開閉方向に移動させることができる。図7及び図8は、各フィンガ2,3が最大に開いている状態、即ち各フィンガ2,3が反ラック5側に最も移動した状態を示しており、この時のフィンガ2,3間の間隔を幅Cとする。各フィンガ2,3は、ベース15のレール16上を移動できるようになっており、各々スプリング17でカム13の回転中心方向に引かれている。カム13が回転して図9に示す状態になると、フィンガ2,3もこれに倣って閉じ、図7に2点鎖線で示すフィンガ位置まで移動する。この時のフィンガ2,3間の間隔を幅Bとする。ここで、幅Bと幅Cは、B<Cの関係になっている。フィンガ2,3間の間隔が幅Cから幅Bになるまでにフィンガ2,3によりラック5を挟持した場合には、その挟持した位置でフィンガ2,3の移動は止まり、フィンガ2,3の間隔が最も小さくなる幅Bになるようにカム13だけが図9に示す位置まで戻るように構成されている。即ち、ラック5の幅をAとするとB<A<Cの関係になる。また、図7及び図8に示すようにカム13の原点検出用フォトセンサ18と、フィンガ位置検出フォトセンサ19(19a,19b)による計3個のセンサがハンドケース20に固定されている。この原点検出センサ18は、カム13の切欠き位置、即ち図9に示す状態であって各フィンガ2,3間の間隔が幅Bにおける位置(原点)を検出している。次にカム13を原点位置まで戻しフィンガ2,3を閉じた時、右フィンガ2に固定してあるスリット板21により、フィンガ位置検出センサ19(19a,19b)を用いて右フィンガ2の位置を検出する。これらフィンガ位置検出フォトセンサ19(19a,19b)の出力を組合わせることにより、各フィンガ2,3の間隔を検出し、各フィンガ2,3がどの位置にあるかを判断している。なお、構成上、右フィンガ2と左フィンガ3は同量移動するようになっている。
【0011】
上述したように上記ハンド機構4は、図1に示すようにラック5を挟持するため、右フィンガ2と左フィンガ3を有しており、双方が相反して左右方向に移動すると共に、カム13の原点検出用フォトセンサ18及びフィンガ位置検出フォトセンサ19(19a,19b)から成るセンサ1により右フィンガ2の位置を検知することで、右フィンガ2と左フィンガ3との間隔を検出することができる。ここで、右フィンガ2と左フィンガ3との間隔は、ラック5を挟持しなければ図中の破線で示す幅、即ち幅Bになることから、ラック5幅Aよりも小さくなるように制御される。
【0012】
なお、センサ1により左フィンガ3の位置を検知したり、各フィンガ2,3ごとにセンサ1を設けることで、各フィンガ2,3の位置から上記間隔を検出しても良い。また、センサ1に使用されるものは、フォトセンサに限らず、他の種々のセンサによっても同様の機能を有することができる。
【0013】
図2に示すようにバケット8内にラック5を正常に搬入した状態において、一度右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔を大きくとる、即ち右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動し、再度ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させると、上記間隔はラック幅Aと等しくなり、幅Bまで狭くならないため、これにより確実にラック5がバケット8内に搬入されたと判断することができる。また、図3に示すようにロータ9にバケット8を取付けずにラック5を離した場合には、回転室7内にラック5が落下してしまうため、再度ラック5を挟持する方向に移動させた右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これによりラック5がバケット8内に搬入されなかったと判断することができる。
【0014】
更に、上記動作後、右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動しハンド機構4をラック5の上方に上昇動作させ、再びラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させる。このような動作を行うことで、図4に示すようにラック5に粘着性物質が付着しハンド機構4に密着しているラック5の有無を検知することができる。例えば、ハンド機構4にラック5が密着した状態で、右フィンガ2及び左フィンガ3を閉じる方向に移動させると右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aと等しくなるため、これによりラック5が密着していることを確実に判断することができる。また、ハンド機構4にラック5が密着していない状態で、右フィンガ2及び左フィンガ3を閉じる方向に移動させると右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これによりラック5が密着していないことを確実に判断することができる。
【0015】
これらの動作を行った後、右フィンガ2及び左フィンガ3をそれぞれ開く方向に移動させた状態で、搬送ライン11に待機している次のラック5を右フィンガ2及び左フィンガ3により挟持し、上記動作を必要なだけ繰り返し行うことにより、バケット8内へのラック5の搬入作業を行う。
【0016】
次に、図5を用いてハンド機構4の動作制御を説明する。時間T=t1の時、バケット4内にラック5を搬入するため、右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側に移動させる制御を行い、その後、T=t2の時、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させる。この時、正常な搬入動作時における各フィンガ2,3間の間隔は、図中(c)に示すようにラック幅Aと等しくなるため、これにより確実にラック5がバケット8内に搬入されたと判断することができるが、ロータ9にバケット8を取付けなかった場合における各フィンガ2,3間の間隔は、図中(d)に示すようにラック幅Aよりも小さい幅Bとなるため、これによりラック5がバケット8内に搬入されなかったと判断することができる。更に、T=t3の時、ハンド機構4を上昇させた後、T=t4の時、再びラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させることで、ハンド機構4にラック5が密着している場合における各フィンガ2,3間の間隔は、図中(e)に示すようにラック幅Aと等しくなるため、これによりラック5がバケット8内に搬入されずにハンド機構4に密着していると判断することができると共に、ハンド機構4にラック5が密着していない場合における各フィンガ2,3間の間隔は、ラック幅Aよりも小さい幅Bになることから、これによりバケット8内におけるラック5の有無を判断することができる。
【0017】
また、上記搬入方法とは別の搬入方法を以下に説明する。搬送ライン11上のラック5をハンド機構4にて挟持し順次にバケット8内に搬入する場合において、まず、搬送ライン11上のラック5をバケット8内に搬入するため、ラック5を載置すべき位置までハンド機構4によりラック5を移送した後、ラック5をフィンガ2,3から離す、即ち右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動し、、更にハンド機構4をラック5の上方に上昇動作させ、再度ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させた後、右フィンガ2及び左フィンガ3を反ラック5側にそれぞれ移動し、更にラック5を挟持する位置までハンド機構4を下降動作させ、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させる。このような動作を行うことで、図4に示すようにラック5に粘着性物質が付着しハンド機構4に密着しているラック5の有無を検知することができる。つまり、ハンド機構4を上昇動作させた後、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させることで、ハンド機構4にラック5が密着した状態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aと等しくなるため、これによりラック5が密着していることを確実に判断することができる。また、ハンド機構4にラック5が密着していない状態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これによりラック5が密着していないことを確実に判断することができる。また、ハンド機構4を下降動作させた後、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させることで、バケット8内におけるラック5の有無を検知することができる。つまり、ハンド機構4を下降動作させた後、ラック5を挟持する方向に右フィンガ2及び左フィンガ3を移動させることで、バケット8内にラック5が確実に搬入されている状態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aと等しくなるため、これにより確実にラック5がバケット8内に搬入されたと判断することができる。また、ロータ9にバケット8を装着していない状態であれば、右フィンガ2及び左フィンガ3の間隔は、ラック幅Aよりも小さい間隔Bになるため、これによりラック5がバケット8内に搬入されなかったと判断することができる。
【0018】
これらの動作を行った後、右フィンガ2及び左フィンガ3をそれぞれ開く方向に移動させた状態で、搬送ライン11に待機している次のラック5を右フィンガ2及び左フィンガ3により挟持し、上記動作を必要なだけ繰り返し行うことにより、バケット8内へのラック5の搬入作業を行っている。
【0019】
ここで、ラック5の有無を検出するため本実施例では、センサ1により右フィンガ2の位置を検知することで、右フィンガ2と左フィンガ3との間隔を検出しているが、他の検知手段として、ラック5を挟持する際にラック5と接触する各フィンガ2,3の挟持部に近接スイッチを設けることにより、直接的にラック5の有無を検知させても良い。
【0020】
以上のことから、バケット8内におけるラック5の有無を確実且つ容易に判断することができるため、この種における自動遠心装置の信頼性及び機能性の向上を図ることができる。即ち、ラックの搬入または搬出を行うハンド機構と、ハンド機構にラックの幅よりも大きく開き且つラックの幅よりも小さく閉じることが可能なフィンガとを備えた自動遠心装置において、ハンド機構によりラックを載置すべき位置まで移動させ、上記位置にてフィンガを開いた後、上記位置にてフィンガを閉じるようフィンガを制御する制御装置を設けることにより達成される。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、バケット内にラックを搬入する位置にてフィンガを閉じることにより、作業性及び安全性に優れた自動遠心装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる自動遠心装置のハンド機構を示す側面図。
【図2】本発明になるバケットにラックを正常に搬入した状態を示す側面図。
【図3】本発明になるロータからバケットを取外した状態でハンド機構によりラックを搬入した状態を示す側面図。
【図4】本発明になるハンド機構にラックが密着した状態を示す側面図。
【図5】本発明になるハンド機構の動作制御を示すタイミングチャート。
【図6】本発明になる自動遠心装置の外観を示す斜視図。
【図7】本発明になるハンド機構を示す一部縦断側面図。
【図8】図7におけるM−M線断面図。
【図9】本発明になるカムが原点位置にある場合における切欠き部と原点検出センサの位置関係を示す側面図。
【符号の説明】
1はセンサ、2は右フィンガ、3は左フィンガ、4はハンド機構、5はラック、10は制御装置である。
Claims (5)
- ロータと該ロータに設けられたバケットと、該バケットにラックの搬入または搬出を行うハンド機構を備えたロボットと、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることができるよう構成されているフィンガとを有し、該フィンガのラックの幅より大きく開いている位置と、ラックを挟持している位置と、ラックの幅より狭くなっている位置を検出する位置検出センサとを備えた自動遠心装置において、
前記ロボットにより前記ラックを前記バケットに搬入する位置まで移動させ、前記搬入する位置にてフィンガを開いた後に再度前記搬入する位置にてフィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持している位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することを特徴とする自動遠心装置。 - 請求項1記載の自動遠心装置において、さらに前記搬入する位置にて前記フィンガを前記ラックの幅より大きく開き、前記ハンド機構を前記ロボットにより上昇移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持していない位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することを特徴とする自動遠心装置。
- ロータと該ロータに設けられたバケットと、該バケットにラックの搬入または搬出を行うハンド機構を備えたロボットと、該ハンド機構に前記ラックの幅よりも大きく開き且つ前記ラックの幅よりも小さく閉じることができるよう構成されているフィンガとを有し、該フィンガの前記ラックの幅より大きく開いている位置と、前記ラックを挟持している位置と、前記ラックの幅より狭くなっている位置を検出する位置検出センサとを備えた自動遠心装置において、
前記搬入する位置にて前記フィンガを開き、該フィンガが開いた状態のまま前記ハンド機構を前記ロボットにより上昇移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持していない位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することを特徴とする自動遠心装置。 - 請求項3記載の自動遠心装置において、さらに前記フィンガを再度開き、前記ハンド機構を前記ロボットにより前記ラックを前記バケットに搬入する位置まで下降移動させた後に再度フィンガを閉じ、前記位置検出センサにより前記フィンガの位置が前記ラックを挟持している位置を検出した場合は、前記ラックが前記バケットに搬入されていると判断する制御装置を有することを特徴とする自動遠心装置。
- 前記位置検出センサは、フォトセンサであることを特徴とする請求項1乃至4記載の自動遠心装置。
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JP04265198A JP3624674B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動遠心装置及びその制御方法 |
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JP04265198A JP3624674B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動遠心装置及びその制御方法 |
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JPH11239739A JPH11239739A (ja) | 1999-09-07 |
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ID=12641924
Family Applications (1)
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JP04265198A Expired - Fee Related JP3624674B2 (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動遠心装置及びその制御方法 |
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JP (1) | JP3624674B2 (ja) |
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1998
- 1998-02-24 JP JP04265198A patent/JP3624674B2/ja not_active Expired - Fee Related
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