JP2000177719A - 缶蓋の反転検査装置 - Google Patents

缶蓋の反転検査装置

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JP2000177719A
JP2000177719A JP10359836A JP35983698A JP2000177719A JP 2000177719 A JP2000177719 A JP 2000177719A JP 10359836 A JP10359836 A JP 10359836A JP 35983698 A JP35983698 A JP 35983698A JP 2000177719 A JP2000177719 A JP 2000177719A
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JP
Japan
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lid
bag
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posture
inverted
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JP10359836A
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English (en)
Inventor
Tadafumi Hirano
忠文 平野
Saburo Ito
三郎 伊藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋の内部に収納されている缶蓋の表裏が反転
しているか否かを検査することができる缶蓋の反転検査
装置の提供。 【解決手段】 挟持機構を構成する載置台14および押
圧部材15によって缶蓋積層体をその両側から挟持した
状態で、検出センサ40、41によって缶蓋積層体の端
部に位置する缶蓋2の状態(姿勢)を検出することによ
り、積層された多数の缶蓋2を両側から圧縮して各缶蓋
2間に隙間がない状態で缶蓋2の姿勢を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋の内部に積層し
て収納された缶蓋に反転が生じているか否かを検査する
ために用いる缶蓋の反転検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、2ピース缶などの開口部に巻
締めされる略円盤状の缶蓋を長尺の袋の内部に自動的に
積層状態で収納し、さらに袋口を折込むという技術が提
案されてきている。例えば、特公平6ー102452号
公報の明細書および図面に記載された技術は、缶蓋を多
数積層した状態で、長尺有底円筒状の袋中に収納し、こ
の袋の袋口を、いわゆる薬折りによって閉じるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した技
術においては、袋の内部に収納された缶蓋の表裏が、特
に袋の底部側において反転してしまうことがある。この
場合には、缶蓋を袋から取り出して缶胴に巻締めする作
業において、種々の支障を生じる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、袋の内部に収納されてい
る缶蓋の表裏が反転しているか否かを検査することがで
きる缶蓋の反転検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、袋
の内部に積層して収納された缶蓋の反転状態を検査する
缶蓋の反転検査装置であって、缶蓋が積層されてなる缶
蓋積層体を、その軸線に沿った方向から挟持する挟持機
構と、上記缶蓋積層体の少なくとも一方の端部に近接し
て設けられた非接触の検出センサとからなるものであ
る。本発明の請求項2は、検出センサが、缶蓋積層体の
端部に位置する缶蓋のカウンターシンク部に対向して設
けられたものである。本発明の請求項3は、検出センサ
が、缶蓋積層体の端部に位置する缶蓋の外縁部に対向し
て設けられたものである。本発明の請求項4は、挟持機
構が缶蓋積層体の両端を挟持する載置台と押圧部材とか
ら構成され、検出センサが載置台およびまたは押圧部材
に設けられたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
を示す正面図、図2は正常な姿勢の缶蓋の場合の説明
図、図3は反転した缶蓋の場合の説明図である。この反
転検出装置は、たとえば、上記従来の袋口の自動折込み
装置(特公平6ー102452号公報参照)に設置され
たものである。
【0007】図1中符号10は、取付台11上に水平方
向に移動自在に設けられた袋移送機構である。この袋移
送機構10は、袋口(袋の開口部)を上に向けかつ垂直
に立った状態の袋1の外周部を一対の把持部12により
把持して、取付台11上の案内レール13に沿って水平
方向(図1において紙面に垂直方向)に移送するもので
ある。そして、袋1の内部には、多数の缶蓋2が積層さ
れた状態(缶蓋積層体と称す)で収納されている。ま
た、上記袋移送機構10の両把持部12は、左右に(水
平面内において)開閉するようになっている。
【0008】また、上記袋把持機構10によって把持さ
れて移送される袋1の移送路の下方であって、缶蓋2の
反転検査位置には、上記袋1をその下方から支える載置
台(挟持機構)14が昇降自在に設けられている。一
方、上記袋1の移送路の上方には、上記載置台14に対
向して押圧部材(挟持機構)15が昇降自在に設けられ
ている。さらに、上記取付台11には取付部材20を介
して上下一対の把持機構21がそれぞれ設置されてい
る。これらの把持機構21は、一対の把持爪22が約1
80度の範囲内で開閉自在に設けられている。
【0009】さらにまた、取付台11上に設置された支
持部材23、24には、袋口閉止の際に第1折り機構を
構成するスリーブホルダー25と、このスリーブホルダ
ー25に緩く嵌合する半円ガイド26とが、上記袋1の
袋口を挟んで互いに接近離間自在に対向配置されてい
る。また、上記両支持部材23、24および下側の把持
機構21には、移送路を移送されてくる袋1を支持案内
するガイド部材30、31、32が設置されている。
【0010】上記載置台14には非接触の検出センサ4
0が設置されている。この検出センサ40は、載置台1
4上に載置された袋1内の最下部に位置する缶蓋2のカ
ウンターシンク部3を検出するものである。このカウン
ターシンク部3は、缶蓋2の外周縁部に、該缶蓋2の厚
さ方向に屈曲して環状に形成されたものである。また、
上記載置台14上の袋1の上部側方には、上記押圧部材
15が袋1内の缶蓋2を載置台14側(下方)に押圧し
た際に、最上部に位置する缶蓋2の湾曲して形成された
外縁部を検出する非接触の検出センサ41が設置されて
いる。これらの検出センサ40、41は、たとえば、磁
気(渦電流)センサ、超音波センサから構成されてい
る。
【0011】次に、上記のように構成された反転検査装
置を用いて、多数の缶蓋2が積層された状態で収納され
た袋1内の、上下両端に位置する缶蓋2の姿勢が反転し
ているか否かを検査する場合について説明する。まず、
上記袋1が袋移送機構10の一対の把持部12によって
把持されて、移送路に沿って缶蓋2の反転検査位置まで
移送されてくる。この場合、袋1は、ガイド部材30、
31、32に支持案内されているから、垂直に立った状
態で円滑にかつ安定した状態で移送される。また、この
際、上下一対の把持機構21の各把持爪22は互いに1
80度程度開いた状態で待機しているから、各把持爪2
2が袋1の移送路内に侵入することがなく、袋1の移送
に支障をきたすことがない。
【0012】次いで、上記缶蓋2の反転検査位置におい
て、移送されてきた袋1は載置台14上に載置され、か
つ押圧部材15が、上方に開口している袋1の袋口から
内部に進入し、積層状態の缶蓋2を下方に押し付ける。
このため、積層状態の缶蓋2は、上下方向から圧縮され
て積層された缶蓋2どうしの間に隙間がない密着状態と
なる。また、上記袋移送機構10に代わって、上下一対
の把持機構21の把持爪22を閉じることによって、こ
れらの把持爪22によって袋1を挟んだ状態で支持す
る。
【0013】この状態において、載置台14に設置され
た検出センサ40によって、袋1内の最下端の缶蓋2の
姿勢を検査する。すなわち、当該缶蓋2の姿勢が図2に
示すように正常であれば、缶蓋2のカウンターシンク部
3が検出センサ40から離れているから、検出センサ4
0は缶蓋2のカウンターシンク部3を検出することがな
く、これにより、当該缶蓋2の姿勢が正常であると判定
される。一方、缶蓋2の姿勢が図3に示すように反転し
ている場合には、缶蓋2のカウンターシンク部3が検出
センサ40の直近に位置しているから、検出センサ40
が缶蓋2のカウンターシンク部3を検出することによ
り、当該缶蓋2の姿勢が反転していると判定される。
【0014】また、袋1の上部においては、袋1の内部
の最上端の缶蓋2の姿勢を検査する。すなわち、この缶
蓋2の姿勢が図2に示すように正常であれば、缶蓋2の
外縁部3が検出センサ40に接近しているから、検出セ
ンサ41は缶蓋2の外縁部を検出することにより、当該
缶蓋2の姿勢が正常であると判定される。一方、缶蓋2
の姿勢が図3に示すように反転している場合には、缶蓋
2の外縁部が検出センサ41から離れているから、検出
センサ41が缶蓋2の外縁部を検出することがなく、こ
れにより、当該缶蓋2の姿勢が反転していると判定され
る。
【0015】このようにして袋1内の上下端に位置する
缶蓋2の姿勢が正常状態か反転状態かを検査した後、正
常の場合には、スリーブホルダー25と半円ガイド26
とを接近させることにより、袋口閉止作業の第1折り工
程を開始する。一方、反転状態と判定された袋1につい
ては上記袋口の自動折込み装置から外部に排除する。
【0016】なお、上記実施形態においては、袋1の最
上部の缶蓋2の反転検査について、その外縁部を検出す
るように説明したが、これに限らず、最下部の缶蓋2の
反転検出と同様に、缶蓋2のカウンターシンク部3を検
出するようにしても良い。この場合には、押圧部材15
に検出センサを設置するようにすれば良い。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1は、袋の内部に積層し
て収納された缶蓋の反転状態を検査する缶蓋の反転検査
装置であって、缶蓋が積層されてなる缶蓋積層体を、そ
の軸線に沿った方向から挟持する挟持機構と、上記缶蓋
積層体の少なくとも一方の端部に近接して設けられた非
接触の検出センサとからなるものであるから、挟持機構
によって缶蓋積層体をその両側から挟持した状態で、検
出センサによって缶蓋積層体の端部に位置する缶蓋の状
態(姿勢)を検出することにより、積層された多数の缶
蓋を両側から圧縮して各缶蓋間に隙間がない状態で缶蓋
の姿勢を検出することができ、円滑にかつ確実に袋の内
部に収納されている缶蓋の表裏が反転しているか否かを
検査することができる。本発明の請求項2は、検出セン
サが、缶蓋積層体の端部に位置する缶蓋のカウンターシ
ンク部に対向して設けられたものであるから、缶蓋の厚
さ方向に屈曲されて形成されたカウンターシンク部の状
態を検出センサによって検出することにより、正常状態
と反転状態との変位が大きく、缶蓋に反転が生じている
か否かの判定を容易に行うことができる。本発明の請求
項3は、検出センサが、缶蓋積層体の端部に位置する缶
蓋の外縁部に対向して設けられたものであるから、正常
状態と反転状態との缶蓋の外縁部の位置の変化を検出セ
ンサによって捉えることにより、精度よく缶蓋の反転検
査を行うことができる。本発明の請求項4は、挟持機構
が缶蓋積層体の両端を挟持する載置台と押圧部材とから
構成され、検出センサが載置台およびまたは押圧部材に
設けられたものであるから、缶蓋積層体の両端を載置台
と押圧部材とによって挟持して、缶蓋間を圧縮し缶蓋間
の隙間をなくした状態において、載置台およびまたは押
圧部材に設けられた検出センサによって、缶蓋の反転状
態を検査することにより、検査対象の缶蓋の検査位置を
確実に割り出すことができ、精度の高い検査を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す正面図である。
【図2】 正常な姿勢の缶蓋の場合の説明図である。
【図3】 反転した缶蓋の場合の説明図である。
【符号の説明】
1 袋 2 缶蓋 3 カウンターシンク部 14 載置台(挟持機構) 15 押圧部材(挟持機構) 40、41 検出センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋の内部に積層して収納された缶蓋の反
    転状態を検査する缶蓋の反転検査装置であって、 缶蓋が積層されてなる缶蓋積層体を、その軸線に沿った
    方向から挟持する挟持機構と、 上記缶蓋積層体の少なくとも一方の端部に近接して設け
    られた非接触の検出センサとからなることを特徴とする
    缶蓋の反転検査装置。
  2. 【請求項2】 検出センサが、缶蓋積層体の端部に位置
    する缶蓋のカウンターシンク部に対向して設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載の缶蓋の反転検査装置。
  3. 【請求項3】 検出センサが、缶蓋積層体の端部に位置
    する缶蓋の外縁部に対向して設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の缶蓋の反転検査装置。
  4. 【請求項4】 挟持機構が缶蓋積層体の両端を挟持する
    載置台と押圧部材とから構成され、検出センサが載置台
    およびまたは押圧部材に設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の缶蓋の反転検査装置。
JP10359836A 1998-12-17 1998-12-17 缶蓋の反転検査装置 Withdrawn JP2000177719A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143938A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Universal Seikan Kk 缶蓋の反転検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20060307