JPS6235087Y2 - - Google Patents

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JPS6235087Y2
JPS6235087Y2 JP14144177U JP14144177U JPS6235087Y2 JP S6235087 Y2 JPS6235087 Y2 JP S6235087Y2 JP 14144177 U JP14144177 U JP 14144177U JP 14144177 U JP14144177 U JP 14144177U JP S6235087 Y2 JPS6235087 Y2 JP S6235087Y2
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JP
Japan
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sheet
storage box
suction
suction cup
cut film
Prior art date
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Expired
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JP14144177U
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English (en)
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JPS5466852U (ja
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサイズの異なる数種類のシートを積
み重ねて収納した収納箱よりシートを1枚ずつ取
出し、つぎの搬送装置またはその他の処理装置に
供給給するシート供給装置に関するものである。
たとえばカセツテレスX線速写撮影装置の中で
サイズを異にする数種類のカツトフイルムの使用
が可能な多種フイルムサイズ方式のものにおいて
は、未撮影のカツトフイルムをサイズ別に区分し
て収納した複数個の収納箱を備えており、それら
の収納箱から必要に応じて取出されたフイルムを
使用してX線撮影が行われると、撮影済のカツト
フイルムはフイルムサイズにかかわらずすべて同
一の収納箱に収納される。つぎにこの収納箱を取
りはずして自動現像機にかける。第1図は、この
収納箱1をその遮光カバーを取りはずして、自動
現像機にセツトした場合のそのシート(カツトフ
イルム)供給装置の1対の吸着盤3と、収納され
ている撮影済カツトフイルム4,5を示す平面
図、第2図はその正面図であつて、図においては
大角判カツトフイルム4の上に六切判カツトフイ
ルム5が重ねられている。通常フイルムシートは
腰が弱いので1カ所だけの吸着盤支持によつては
取出しがむつかしいため、通常両端部附近にそれ
ぞれ共動する1個ずつの吸着盤が設けられる。こ
の1対の吸着盤3をその待機位置から降下させて
一番上の六切判カツトフイルム5を取出そうとす
ると、その下の大角判カツトフイルム4も吸着さ
れ2枚のフイルムが同時に取出され自動現像機に
送りこまれてしまい、現像ミスにつながる。
このように従来のカツトフイルム供給装置にお
いては、収納されているカツトフイルムの幅とそ
の収納部位、1対の吸着盤の間隔ならびにその取
付け位置などの相互の関係から、確実に上から順
番に1枚ずつカツトフイルムを取り出し、現像処
理部へ送りこむことができない場合が往々にして
生ずる。そのため面倒でも自動現像機に撮影済カ
ツトフイルムを収納した収納箱をセツトするのに
先立つて、撮影済カツトフイルムをサイズ別に選
別し同一サイズのものを揃えて収納箱に収納し直
すという手作業を必要としていた。
この考案は、従来の装置における前記欠点の解
消をはかり、数種類のサイズを異にしたシートた
とえばカツトフイルムがどのような順序で積み重
ね収納されていても、上にあるものから確実に1
枚ずつ取出しうるシート供給装置を提供すること
を目的とするものである。
そしてこの考案にかかるシート供給装置は、角
形の多種類のサイズのシートを、その一端を揃え
て収納箱内に積み重ね収容し、その揃えられた端
部近傍の上方に設けられた吸着盤を利用してシー
トを1枚ずつ取出すシート供給装置において、シ
ート端が揃えられている前記収納箱の取出し側の
中央位置および同じく取出し側で前記中央位置を
はさんで、最も小さいサイズのシートの幅寸法よ
り若干内側に位置する左、右位置にそれぞれ吸着
盤を設置するとともに、前記左、右位置の吸着盤
の上方作動位置のそれぞれ近傍にシート存在検出
器を備えてなり、これら各シート存在検出器の信
号によつて、前記シートの存在を検出した検出器
側に位置する吸着盤が前記中央位置の吸着盤とと
もに前記収納箱内において最上位のシートに対し
てシート吸着動作を行うようにしてなるものであ
る。
以下、この考案の一実施例装置について図面に
もとづいて詳細に説明する。第3図は数種類のサ
イズの撮影済カツトフイルムが収納された収納箱
1をこの考案にかかるシート(カツトフイルム)
供給装置が取付けられた自動現像機にセツトした
状態を示す平面図であり、第4図はその正面図、
第5図は第3図のV−V断面を矢視方向にみた側
断面図である。撮影済カツトフイルムの収納され
た収納箱1をその把手2を手で提げて自動現像機
にセツトすることから収納されているカツトフイ
ルム4,5は図示のとおり、収納箱1の右側内壁
に押し付けられ端部が揃えられる。3A,3B,
3Cは待機位置にある吸着盤、6,6′は収納さ
れたカツトフイルムのサイズを検出するための検
出用マイクロスイツチ、7,7′はその接触子
で、カツトフイルムの矢印で示した送給方向に対
し邪魔にならぬよう、吸盤3B,3Cのすぐ後方
に設けられる。
いまこの収納箱1は大角判(14″×14″)、四切
判(10″×12″)および六切判(8″×10″)の3種
類サイズのカツトフイルム収納用のものとする
と、収納箱1に対し、その幅方向の中央に位置す
る吸着部の直径が約1″の吸着盤3Aは前記の3種
類のカツトフイルムが収納箱1の幅方向において
どのように収納されていようとも必ず吸着して持
ち上げることができる。吸着盤3B,3Cは吸着
盤3Aの両側に等間隔にて配設されており、その
間隔はこの場合カツトフイルムの最小サイズ六切
判の幅寸法8″より小さくとることが必要である
が、収納箱1が最大の大角判にあわせてあればこ
の条件は十分に満たされる。
つぎにこの装置における動作について説明す
る。
第6図は第5図と同一の側断面図にて吸着取出
し動作を順に追い模式的に示している。(イ)は吸着
盤3A,3B,3Cの待機状態、(ロ)は中央に位置
する吸着盤3Aがまず降下し、収納されたカツト
フイルム(たとえば六切判)5に接触した状態を
示す。(ハ)はカツトフイルム5を吸着したまま吸着
盤3Aがもとの待機位置に復帰した状態を示す
が、持ち上げられたカツトフイルム5がカツトフ
イルムのサイズ検出用マイクロスイツチ6の接触
子7に接触しているこをも示している。この接触
によつて動作する検出用マイクロスイツチ6から
の信号をうけて吸着盤3Bが吸着盤3Aとともに
降下し、カツトフイルム5の吸着動作を行う状態
が(ニ)に示されている。吸着盤3A,3Bがカツト
フイルム5を持ちあげ、収納箱1から取出して
(ホ)、自動現像機の現像部へ送りこむ(ヘ)。以上にて
カツトフイルム供給動作の1サイクルが完了す
る。
以上の動作説明においては吸着盤3B,3Cは
それぞれ単独に降下、上昇動作を行うとしている
が、これらの吸着盤に対応する検出用マイクロス
イツチ6,6′の作動による信号をうけて、吸着
盤3B,3Cの真空吸引回路に取付けた電磁バル
ブの開閉動作が別々に行われるようにすれば、こ
れら吸着盤3B,3Cを一緒に降下、上昇させて
も支障は生じない。
大角判、四切判および六切判の3種類のカツト
フイルムがどのような順序で、また収納箱1の幅
方向においてどのような位置をしめていようと
も、端部が揃えられておれば、吸着盤3Aは必ず
最上位のカツトフイルムを吸着し持ち上げる。こ
の持ち上げられたカツトフイルムに検出用マイク
ロスイツチ6,6′のいずれかの、もしくは両者
の接触子7,7′が接触し、カツトフイルムそれ
自体の存在を検出用スイツチ6,6′の設定位置
において検出確認することとなる。したがつて作
動した検出用マイクロスイツチ6,6′に対応し
て配設される吸着盤33C,3Cの吸着動作は必
ず最上位のカツトフイルムに対して行われ、サイ
ズを異にするカツトフイルムが2枚同時に吸着さ
れ持ち上げられることは全く生じない。
この装置においては3個の吸着盤を有するが最
小サイズのシート幅が大きい場合に、より搬送動
作を安定して行わせるために、吸着盤を3Aと3
Bの間と3Aと3Cの間に適宜設置個数を追加
し、それぞれ吸着盤3Bもしくは3Cと同調して
作動させることもできる。
この考案にかかる装置は1実施例であるカツト
フイルム供給装置に限定されるものでないことは
いうまでもない。腰の強い厚手の紙、ダンボー
ル、プラスチツク、金属板などにおいて、その
種々のサイズのシートが単一容器に収容されてお
り、それを1枚ずつ取出す場合、この考案のシー
ト供給装置を利用することができる。またその場
合、吸着盤を真空吸引方式とせず、金属が磁性体
であれば電磁石に置きかえることもできる。
以上の説明によつて明らかなように、この考案
にかかるシート供給装置を多種フイルムサイズ方
式のカセツテレスX線速写撮影装置に対して併用
される自動現像機の搬送装置に組み込むことによ
つて、従来のカツトフイルム供給装置によつてい
た場合にやむをえず行われていたサイズ別の選別
作業を省略することができ、異種サイズの2枚の
カツトフイルムの現像部への送りこみによる現像
ミスなどのトラブルを未然に防止できる。またこ
の考案によつて吸着盤の種類、容量を適宜選択す
ることによつて、フイルム以外のシート状の種々
材料において、各種サイズのものが同一容器に収
容されており、それを1枚ずつ確実に取出す必要
のある場合に適用できるシート供給装置を提供す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はカツトフイルム収納箱と従来のカツト
フイルム供給装置の吸着盤とを示す平面図、第2
図はその正面図、第3図はカツトフイルム収納箱
とこの考案にかかるフイルム供給装置の主要部を
示す平面図、第4図はその正面図、第5図は第3
図のV−V断面を矢視方向にみた側断面図、第6
図はこの装置の動作順序説明図である。 1……カツトフイルム収納箱、3,3A,3
B,3C……吸着盤、4,5……カツトフイル
ム、6,6′……検出用マイクロスイツチ、7,
7′……接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形の多種類のサイズのシートを、その一端を
    揃えて収納箱内に積み重ね収容し、その揃えられ
    た端部近傍の上方に設けられた吸着盤を利用して
    シートを1枚ずつ取出すシート供給装置におい
    て、シート端が揃えられている前記収納箱の取出
    し側の中央位置をはさんで、最も小さいサイズの
    シートの幅寸法より若干内側に位置する左、右位
    置にそれぞれ吸着盤を設置するとともに、前記
    左、右位置の吸着盤の上方作動位置のそれぞれ近
    傍にシート存在検出器を備えてなり、これら各シ
    ート存在検出器の信号によつて、前記シートの存
    在の検出した検出器側に位置する吸着盤が前記中
    央位置の吸着盤とともに前記収納箱内において最
    上位のシートに対してシート吸着動作を行うよう
    にしてなるシート供給装置。
JP14144177U 1977-10-20 1977-10-20 Expired JPS6235087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14144177U JPS6235087Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14144177U JPS6235087Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466852U JPS5466852U (ja) 1979-05-12
JPS6235087Y2 true JPS6235087Y2 (ja) 1987-09-07

Family

ID=29117262

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JP14144177U Expired JPS6235087Y2 (ja) 1977-10-20 1977-10-20

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JPS5466852U (ja) 1979-05-12

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