JPH11238452A - 隔壁形成方法およびプラズマディスプレイパネルの背面板 - Google Patents
隔壁形成方法およびプラズマディスプレイパネルの背面板Info
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- JPH11238452A JPH11238452A JP10057375A JP5737598A JPH11238452A JP H11238452 A JPH11238452 A JP H11238452A JP 10057375 A JP10057375 A JP 10057375A JP 5737598 A JP5737598 A JP 5737598A JP H11238452 A JPH11238452 A JP H11238452A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガラス基板への転写においてガラスペーストが
凹部から良好に抜ける隔壁形成方法と、その形成方法に
より隔壁が形成されたプラズマディスプレイパネルの背
面板を提供する。 【解決手段】ガラス基板に隔壁を形成するため、凹部に
充填したガラスペーストを転写する転写工程を有する隔
壁形成方法において、前記凹部は、平行に配列する複数
の隔壁と、それらの隔壁を連結する連結要素とに対応す
る形状を有し、前記連結要素に対応する前記凹部に充填
した前記ガラスペーストの転写から前記転写を開始す
る、隔壁形成方法。および、平行に配列する複数の隔壁
を連結する連結要素を有するプラズマディスプレイパネ
ルの背面板。
凹部から良好に抜ける隔壁形成方法と、その形成方法に
より隔壁が形成されたプラズマディスプレイパネルの背
面板を提供する。 【解決手段】ガラス基板に隔壁を形成するため、凹部に
充填したガラスペーストを転写する転写工程を有する隔
壁形成方法において、前記凹部は、平行に配列する複数
の隔壁と、それらの隔壁を連結する連結要素とに対応す
る形状を有し、前記連結要素に対応する前記凹部に充填
した前記ガラスペーストの転写から前記転写を開始す
る、隔壁形成方法。および、平行に配列する複数の隔壁
を連結する連結要素を有するプラズマディスプレイパネ
ルの背面板。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イパネルの技術分野に属する。特に、良好な転写性を有
する形状の凹部に充填したガラスペーストを転写して隔
壁を形成する形成方法と、その形成方法により隔壁が形
成されたプラズマディスプレイパネルの背面板に関す
る。
イパネルの技術分野に属する。特に、良好な転写性を有
する形状の凹部に充填したガラスペーストを転写して隔
壁を形成する形成方法と、その形成方法により隔壁が形
成されたプラズマディスプレイパネルの背面板に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルの隔壁を形
成する方法としては、スクリーン印刷法、サンドブラス
ト法、等が知られている。スクリーン印刷法は、低融点
ガラスにアルミナ等の金属酸化物およびビヒクル等を混
ぜた隔壁材料（ガラスペースト）をガラス基板にスクリ
ーン印刷によりパターン印刷し、乾燥する工程を８〜１
０数回繰り返して隔壁パターンを約１５０μｍまで積み
上げ、最後に焼成を行うことによって隔壁を形成する。
サンドブラスト法は、ガラス基板に隔壁材料を厚さ約２
００μｍに塗布し、ドライフィルムフォトレジストを隔
壁材料の表面に貼り付け、露光現像によりレジストパタ
ーンを形成し、サンドブラストによりレジストのない隔
壁材料の部分を削り取り、その後レジストを苛性ソーダ
で溶かし去り、最後に焼成を行うことによって隔壁を形
成する。
成する方法としては、スクリーン印刷法、サンドブラス
ト法、等が知られている。スクリーン印刷法は、低融点
ガラスにアルミナ等の金属酸化物およびビヒクル等を混
ぜた隔壁材料（ガラスペースト）をガラス基板にスクリ
ーン印刷によりパターン印刷し、乾燥する工程を８〜１
０数回繰り返して隔壁パターンを約１５０μｍまで積み
上げ、最後に焼成を行うことによって隔壁を形成する。
サンドブラスト法は、ガラス基板に隔壁材料を厚さ約２
００μｍに塗布し、ドライフィルムフォトレジストを隔
壁材料の表面に貼り付け、露光現像によりレジストパタ
ーンを形成し、サンドブラストによりレジストのない隔
壁材料の部分を削り取り、その後レジストを苛性ソーダ
で溶かし去り、最後に焼成を行うことによって隔壁を形
成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷法は、
スクリーン印刷機を用いるため低コストで、隔壁パター
ン部分にだけ印刷が行われるから、材料にムダがない特
長を有する。しかし、印刷回数が多くなるため、高さを
そろえるのが難しく部分的に崩れることもある。また印
刷精度には限界があるため、ファインピッチへの対応が
困難という問題を有する。サンドブラスト法は、スクリ
ーン印刷法に比較して、高精細なパターンを形成するこ
とができる特長を有する。しかし、隔壁材料等の材料の
利用効率が低く、サンドブラストを行う際に、多量の不
要物、廃棄物を発生するという問題を有する。
スクリーン印刷機を用いるため低コストで、隔壁パター
ン部分にだけ印刷が行われるから、材料にムダがない特
長を有する。しかし、印刷回数が多くなるため、高さを
そろえるのが難しく部分的に崩れることもある。また印
刷精度には限界があるため、ファインピッチへの対応が
困難という問題を有する。サンドブラスト法は、スクリ
ーン印刷法に比較して、高精細なパターンを形成するこ
とができる特長を有する。しかし、隔壁材料等の材料の
利用効率が低く、サンドブラストを行う際に、多量の不
要物、廃棄物を発生するという問題を有する。
【０００４】これらの問題を解決するために、凹部に充
填したガラスペーストをガラス基板に転写して隔壁を形
成する形成方法が提案されている。たとえば、特開平８
─２７３５３７号公報には、凹版を使用して型シートを
製造し、その型シートのシート凹部にガラスペーストを
充填し、その型シートをガラス基板に密着後剥離して、
ガラス基板の表面にガラスペーストを転写することが記
載されている。この方法によれば、ゴミを発生すること
もなく、材料の利用効率が高く、生産速度も早く、精度
の良い隔壁を形成することができる。ところが、このよ
うな転写による隔壁の形成方法においては、ガラスペー
ストの凹部からの抜けが良好でガラス基板に完全な形状
で転写が行われることが必須である。
填したガラスペーストをガラス基板に転写して隔壁を形
成する形成方法が提案されている。たとえば、特開平８
─２７３５３７号公報には、凹版を使用して型シートを
製造し、その型シートのシート凹部にガラスペーストを
充填し、その型シートをガラス基板に密着後剥離して、
ガラス基板の表面にガラスペーストを転写することが記
載されている。この方法によれば、ゴミを発生すること
もなく、材料の利用効率が高く、生産速度も早く、精度
の良い隔壁を形成することができる。ところが、このよ
うな転写による隔壁の形成方法においては、ガラスペー
ストの凹部からの抜けが良好でガラス基板に完全な形状
で転写が行われることが必須である。
【０００５】そこで本発明の目的は、ガラス基板への転
写においてガラスペーストが凹部から良好に抜ける隔壁
形成方法と、その形成方法により隔壁が形成されたプラ
ズマディスプレイパネルの背面板を提供することにあ
る。
写においてガラスペーストが凹部から良好に抜ける隔壁
形成方法と、その形成方法により隔壁が形成されたプラ
ズマディスプレイパネルの背面板を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「ガラス基
板に隔壁を形成するため、凹部に充填したガラスペース
トを転写する転写工程を有する隔壁形成方法において、
前記凹部は、平行に配列する複数の隔壁と、それらの隔
壁を連結する連結要素とに対応する形状を有し、前記連
結要素に対応する前記凹部に充填した前記ガラスペース
トの転写から前記転写を開始する、隔壁形成方法」であ
る。本発明によれば、平行に配列する複数の隔壁と、そ
れらの隔壁を連結する連結要素とに対応する形状を有す
る凹部において、その連結要素に対応する凹部に充填し
たガラスペーストの転写から全体の転写が開始される。
すなわち、その連結要素が転写の取り掛かりとなり、そ
の連結要素に連結された隔壁はその連結要素によって導
かれるように転写方向の力が作用し、その連結要素が連
結する全ての隔壁の転写が行われる。したがって、ガラ
ス基板への転写においてガラスペーストが凹部から良好
に抜ける隔壁形成方法が提供される。
明によって達成される。すなわち、本発明は「ガラス基
板に隔壁を形成するため、凹部に充填したガラスペース
トを転写する転写工程を有する隔壁形成方法において、
前記凹部は、平行に配列する複数の隔壁と、それらの隔
壁を連結する連結要素とに対応する形状を有し、前記連
結要素に対応する前記凹部に充填した前記ガラスペース
トの転写から前記転写を開始する、隔壁形成方法」であ
る。本発明によれば、平行に配列する複数の隔壁と、そ
れらの隔壁を連結する連結要素とに対応する形状を有す
る凹部において、その連結要素に対応する凹部に充填し
たガラスペーストの転写から全体の転写が開始される。
すなわち、その連結要素が転写の取り掛かりとなり、そ
の連結要素に連結された隔壁はその連結要素によって導
かれるように転写方向の力が作用し、その連結要素が連
結する全ての隔壁の転写が行われる。したがって、ガラ
ス基板への転写においてガラスペーストが凹部から良好
に抜ける隔壁形成方法が提供される。
【０００７】また本発明は「平行に配列する複数の隔壁
を連結する連結要素を有するプラズマディスプレイパネ
ルの背面板」である。本発明によれば、連結要素により
平行に配列する複数の隔壁が連結される。したがって、
凹部に充填したガラスペーストを転写して隔壁を形成す
る形成方法に適するプラズマディスプレイパネルの背面
板が提供される。また本発明は「前記連結要素は前記隔
壁の端部において隔壁を連結する土手状の連結要素であ
る背面板」である。本発明によれば、土手状の連結要素
により隔壁の端部において隔壁が連結される。したがっ
て、連結要素は端部だけに形成され連結要素を設ける上
での制約が小さく、しかも、良好な効果を有する。また
本発明は「前記連結要素は前記隔壁の低部において隔壁
を連結するシート状の連結要素である背面板」である。
本発明によれば、シート状の連結要素により隔壁の低部
において隔壁が連結される。したがって、その連結要素
が転写の取り掛かりとなるだけでなく、転写の工程の全
体において隔壁の転写を導くように作用する。また本発
明は「前記連結要素がアドレス電極の上に形成される誘
電体層を兼ねる背面板」である。本発明によれば、シー
ト状の連結要素によりアドレス電極の上に誘電体層が形
成される。したがって、誘電体層を設けるだけの工程を
省略することができる。
を連結する連結要素を有するプラズマディスプレイパネ
ルの背面板」である。本発明によれば、連結要素により
平行に配列する複数の隔壁が連結される。したがって、
凹部に充填したガラスペーストを転写して隔壁を形成す
る形成方法に適するプラズマディスプレイパネルの背面
板が提供される。また本発明は「前記連結要素は前記隔
壁の端部において隔壁を連結する土手状の連結要素であ
る背面板」である。本発明によれば、土手状の連結要素
により隔壁の端部において隔壁が連結される。したがっ
て、連結要素は端部だけに形成され連結要素を設ける上
での制約が小さく、しかも、良好な効果を有する。また
本発明は「前記連結要素は前記隔壁の低部において隔壁
を連結するシート状の連結要素である背面板」である。
本発明によれば、シート状の連結要素により隔壁の低部
において隔壁が連結される。したがって、その連結要素
が転写の取り掛かりとなるだけでなく、転写の工程の全
体において隔壁の転写を導くように作用する。また本発
明は「前記連結要素がアドレス電極の上に形成される誘
電体層を兼ねる背面板」である。本発明によれば、シー
ト状の連結要素によりアドレス電極の上に誘電体層が形
成される。したがって、誘電体層を設けるだけの工程を
省略することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明する。図１は本発明のプラズマディスプレイ
パネルの背面板の構成の一例（その１）を示す図であ
る。図１において、１はガラス基板、２はアドレス電極
の端子、３は誘電体層、４は隔壁、５は土手状の連結要
素である。ガラス基板１とアドレス電極２と誘電体層３
は、隔壁４と土手状の連結要素５を形成する前に形成さ
れており、隔壁４と土手状の連結要素５は同時に形成さ
れる（後述する）。
により説明する。図１は本発明のプラズマディスプレイ
パネルの背面板の構成の一例（その１）を示す図であ
る。図１において、１はガラス基板、２はアドレス電極
の端子、３は誘電体層、４は隔壁、５は土手状の連結要
素である。ガラス基板１とアドレス電極２と誘電体層３
は、隔壁４と土手状の連結要素５を形成する前に形成さ
れており、隔壁４と土手状の連結要素５は同時に形成さ
れる（後述する）。
【０００９】図１に示すように、平行に配列する複数の
隔壁４は、土手状の連結要素５によってそれら隔壁４の
端部において連結されている。隔壁４の高さに対して連
結要素５の高さは相対的に低い形状を有する。また連結
要素５は、隔壁４の側の高さに対し、隔壁４とは反対側
の高さは低い形状を有する。この形状を有することによ
り、連結要素５の部分からの転写を円滑かつ安定に行う
ことができる。誘電体層３はアドレス電極の端子２を被
覆しないが、誘電体層３はアドレス電極を被覆してい
る。アドレス電極は、その端子２の部分を除いて隔壁４
と土手状の連結要素５によって隠れており図１には現れ
ていない。隔壁４と土手状の連結要素５は、その誘電体
層３の表面に凹部に充填したガラスペーストを転写する
ことによって形成される。
隔壁４は、土手状の連結要素５によってそれら隔壁４の
端部において連結されている。隔壁４の高さに対して連
結要素５の高さは相対的に低い形状を有する。また連結
要素５は、隔壁４の側の高さに対し、隔壁４とは反対側
の高さは低い形状を有する。この形状を有することによ
り、連結要素５の部分からの転写を円滑かつ安定に行う
ことができる。誘電体層３はアドレス電極の端子２を被
覆しないが、誘電体層３はアドレス電極を被覆してい
る。アドレス電極は、その端子２の部分を除いて隔壁４
と土手状の連結要素５によって隠れており図１には現れ
ていない。隔壁４と土手状の連結要素５は、その誘電体
層３の表面に凹部に充填したガラスペーストを転写する
ことによって形成される。
【００１０】図２は隔壁４を形成するためのガラスペー
ストを充填する凹部の形状の一例（その１）を示す図で
ある。図２において、２１は隔壁の凹部、２２は連結要
素の凹部である。当然ながら、隔壁の凹部２１の形状は
隔壁４の形状に対して、隔壁の凹部２１の空間部分が隔
壁４の実体部分であり、隔壁の凹部２１の実体部分が隔
壁４の空間部分となる逆凹凸形状である。同様に、連結
要素の凹部２２の形状は土手状の連結要素５の形状に対
して、連結要素の凹部２２の実体部分が土手状の連結要
素５の空間部分であり、連結要素の凹部２２の空間部分
が土手状の連結要素５の実体部分となる逆凹凸形状であ
る。なお、図示しないが、連結要素５は隔壁の両端部に
あってもよい（転写開始部だけでもよいが、終了部も連
結されていてよい）。
ストを充填する凹部の形状の一例（その１）を示す図で
ある。図２において、２１は隔壁の凹部、２２は連結要
素の凹部である。当然ながら、隔壁の凹部２１の形状は
隔壁４の形状に対して、隔壁の凹部２１の空間部分が隔
壁４の実体部分であり、隔壁の凹部２１の実体部分が隔
壁４の空間部分となる逆凹凸形状である。同様に、連結
要素の凹部２２の形状は土手状の連結要素５の形状に対
して、連結要素の凹部２２の実体部分が土手状の連結要
素５の空間部分であり、連結要素の凹部２２の空間部分
が土手状の連結要素５の実体部分となる逆凹凸形状であ
る。なお、図示しないが、連結要素５は隔壁の両端部に
あってもよい（転写開始部だけでもよいが、終了部も連
結されていてよい）。
【００１１】続いて、別の一例について説明する。図３
は本発明のプラズマディスプレイパネルの背面板の構成
の一例（その２）を示す図である。図３において、３１
はガラス基板、３２はアドレス電極の端子、３４は隔
壁、３５はシート状の連結要素である。シート状の連結
要素３５は誘電体層を兼ねている。ガラス基板３１とア
ドレス電極３２は、隔壁３４とシート状の連結要素３５
を形成する前に形成されており、隔壁３４とシート状の
連結要素３５は同時に形成される。隔壁３４とシート状
の連結要素３５を形成することにより図１に示した誘電
体層３と同様の機能を有する誘電体層が形成される。す
なわち、シート状の連結要素３５が誘電体層として機能
する。
は本発明のプラズマディスプレイパネルの背面板の構成
の一例（その２）を示す図である。図３において、３１
はガラス基板、３２はアドレス電極の端子、３４は隔
壁、３５はシート状の連結要素である。シート状の連結
要素３５は誘電体層を兼ねている。ガラス基板３１とア
ドレス電極３２は、隔壁３４とシート状の連結要素３５
を形成する前に形成されており、隔壁３４とシート状の
連結要素３５は同時に形成される。隔壁３４とシート状
の連結要素３５を形成することにより図１に示した誘電
体層３と同様の機能を有する誘電体層が形成される。す
なわち、シート状の連結要素３５が誘電体層として機能
する。
【００１２】図３に示すように、平行に配列する複数の
隔壁３４は、シート状の連結要素３５によってそれら隔
壁３４の低部において連結されている。隔壁３４の頂上
部分はアドレス電極の端子３２の側において、アドレス
電極の端子３２に向かって傾斜する形状を有する。すな
わち、隔壁３４の高さは、アドレス電極の端子３２の側
の端部において、急速に低くなる。この形状を有するこ
とにより、連結要素５のアドレス電極の端子３２の側の
部分からの転写を円滑かつ安定に行うことができる。シ
ート状の連結要素３５はアドレス電極の端子３２を被覆
しないが、シート状の連結要素３５はアドレス電極を被
覆している。アドレス電極は、隔壁３４とシート状の連
結要素３５によって隠れており図３には現れていない。
隔壁３４とシート状の連結要素３５は、アドレス電極を
形成したガラス基板３１の表面に、凹部に充填したガラ
スペーストを転写することによって形成される。
隔壁３４は、シート状の連結要素３５によってそれら隔
壁３４の低部において連結されている。隔壁３４の頂上
部分はアドレス電極の端子３２の側において、アドレス
電極の端子３２に向かって傾斜する形状を有する。すな
わち、隔壁３４の高さは、アドレス電極の端子３２の側
の端部において、急速に低くなる。この形状を有するこ
とにより、連結要素５のアドレス電極の端子３２の側の
部分からの転写を円滑かつ安定に行うことができる。シ
ート状の連結要素３５はアドレス電極の端子３２を被覆
しないが、シート状の連結要素３５はアドレス電極を被
覆している。アドレス電極は、隔壁３４とシート状の連
結要素３５によって隠れており図３には現れていない。
隔壁３４とシート状の連結要素３５は、アドレス電極を
形成したガラス基板３１の表面に、凹部に充填したガラ
スペーストを転写することによって形成される。
【００１３】図４は隔壁３４を形成するためのガラスペ
ーストを充填する凹部の形状の一例（その２）を示す図
である。図４において、４１は隔壁の凹部、４２は連結
要素の凹部である。当然ながら、隔壁の凹部４１の形状
は隔壁３４の形状に対して、隔壁の凹部４１の空間部分
が隔壁３４の実体部分であり、隔壁の凹部４１の実体部
分が隔壁３４の空間部分となる逆凹凸形状である。同様
に、連結要素の凹部４２の形状はシート状の連結要素３
５の形状に対して、連結要素の凹部４２の実体部分がシ
ート状の連結要素３５の空間部分であり、連結要素の凹
部４２の空間部分が土手状の連結要素３５の実体部分と
なる逆凹凸形状である。
ーストを充填する凹部の形状の一例（その２）を示す図
である。図４において、４１は隔壁の凹部、４２は連結
要素の凹部である。当然ながら、隔壁の凹部４１の形状
は隔壁３４の形状に対して、隔壁の凹部４１の空間部分
が隔壁３４の実体部分であり、隔壁の凹部４１の実体部
分が隔壁３４の空間部分となる逆凹凸形状である。同様
に、連結要素の凹部４２の形状はシート状の連結要素３
５の形状に対して、連結要素の凹部４２の実体部分がシ
ート状の連結要素３５の空間部分であり、連結要素の凹
部４２の空間部分が土手状の連結要素３５の実体部分と
なる逆凹凸形状である。
【００１４】次に、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルの背面板における隔壁の製造方法について説明する。
隔壁製造方法の一例（その１）は、隔壁や連結部とは
逆凹凸形状である型シートを得る型シート製造工程と、
型シートのシート凹部にガラスペーストを充填する充
填工程と、ガラスペーストが充填された型シートをガ
ラス基板に密着後、型シートを剥離して、ガラス基板の
表面にガラスペーストを転写する転写工程と、転写さ
れたガラスペーストを焼成する焼成過程とから構成され
る。本発明においては、その転写工程において、連結要
素に対応するシート凹部に充填したガラスペーストの転
写から転写を開始する。すなわち、充填したガラスペー
ストの内において、連結要素に対応する充填したガラス
ペーストの部分から型シートの剥離を行う。
ルの背面板における隔壁の製造方法について説明する。
隔壁製造方法の一例（その１）は、隔壁や連結部とは
逆凹凸形状である型シートを得る型シート製造工程と、
型シートのシート凹部にガラスペーストを充填する充
填工程と、ガラスペーストが充填された型シートをガ
ラス基板に密着後、型シートを剥離して、ガラス基板の
表面にガラスペーストを転写する転写工程と、転写さ
れたガラスペーストを焼成する焼成過程とから構成され
る。本発明においては、その転写工程において、連結要
素に対応するシート凹部に充填したガラスペーストの転
写から転写を開始する。すなわち、充填したガラスペー
ストの内において、連結要素に対応する充填したガラス
ペーストの部分から型シートの剥離を行う。
【００１５】図５は、型シート製造装置を示す概念図で
ある。図５において、５１は隔壁や連結要素と同凹凸形
状を有するローラ凹版、５２はローラ凹版５１の凹部、
５３は塗工装置、５４は電離放射線硬化性樹脂、５５は
フィルム基材、５６は押圧ローラ、５７は電離放射線照
射装置、５８は剥離ローラ、６１は型シート、６２は型
シート６１の凹部、６３は型シート６１の凸部（硬化樹
脂）である。
ある。図５において、５１は隔壁や連結要素と同凹凸形
状を有するローラ凹版、５２はローラ凹版５１の凹部、
５３は塗工装置、５４は電離放射線硬化性樹脂、５５は
フィルム基材、５６は押圧ローラ、５７は電離放射線照
射装置、５８は剥離ローラ、６１は型シート、６２は型
シート６１の凹部、６３は型シート６１の凸部（硬化樹
脂）である。
【００１６】塗工装置５３によって電離放射線硬化性樹
脂５４がローラ凹版５１の版面に供給され、電離放射線
硬化性樹脂５４が凹部５２に充填される。一方、フィル
ム基材５５が供給され、押圧ローラ５６によってローラ
凹版５１に密着する。このとき、すくなくともローラ凹
版５１の凹部５２には電離放射線硬化性樹脂５４が残存
する。ローラ凹版５１は矢印の方向に回転しており、そ
の密着したままの状態で電離放射線照射装置５７の下方
を通過する際に、凹部５２の電離放射線硬化性樹脂５４
は硬化する。さらにローラ凹版５１が回転し、剥離ロー
ラ５８によってフィルム基材５５がローラ凹版５１から
剥離される。このとき、硬化した凹部５２の電離放射線
硬化性樹脂５４はフィルム基材５５の側に接着して型シ
ート６１が得られる。
脂５４がローラ凹版５１の版面に供給され、電離放射線
硬化性樹脂５４が凹部５２に充填される。一方、フィル
ム基材５５が供給され、押圧ローラ５６によってローラ
凹版５１に密着する。このとき、すくなくともローラ凹
版５１の凹部５２には電離放射線硬化性樹脂５４が残存
する。ローラ凹版５１は矢印の方向に回転しており、そ
の密着したままの状態で電離放射線照射装置５７の下方
を通過する際に、凹部５２の電離放射線硬化性樹脂５４
は硬化する。さらにローラ凹版５１が回転し、剥離ロー
ラ５８によってフィルム基材５５がローラ凹版５１から
剥離される。このとき、硬化した凹部５２の電離放射線
硬化性樹脂５４はフィルム基材５５の側に接着して型シ
ート６１が得られる。
【００１７】このようにして得られた型シートは鋳型と
して用いられる。すなわち、ＰｂＯ等からなるガラスフ
リット、耐熱顔料等を有機ビヒクルに分散してなるガラ
スペーストを、ブレードコート法等の方法で型シート６
１の凹部６２に充填する。そして、充填されたガラスペ
ーストが乾燥する前に、型シート６１を凹部６２の側を
ガラス基板の面に向けて当接し密着させる。凹部６２に
充填されたガラスペーストは、ビヒクルの溶剤の湿りに
よるぬれにより、ガラス基板に湿着させる。その後、型
シート６１を剥離するとガラス基板にガラスペーストが
転写される。
して用いられる。すなわち、ＰｂＯ等からなるガラスフ
リット、耐熱顔料等を有機ビヒクルに分散してなるガラ
スペーストを、ブレードコート法等の方法で型シート６
１の凹部６２に充填する。そして、充填されたガラスペ
ーストが乾燥する前に、型シート６１を凹部６２の側を
ガラス基板の面に向けて当接し密着させる。凹部６２に
充填されたガラスペーストは、ビヒクルの溶剤の湿りに
よるぬれにより、ガラス基板に湿着させる。その後、型
シート６１を剥離するとガラス基板にガラスペーストが
転写される。
【００１８】図６は、図１に示す形状の隔壁と連結要素
の剥離の最初の段階を示す図である。また、図７は、図
３に示す形状の隔壁と連結要素の剥離の最初の段階を示
す図である。図６、図７に示すように、充填したガラス
ペーストの内において、連結要素に対応する充填したガ
ラスペーストの部分から型シート６１の剥離を行う。こ
のとき、連結要素はガラス基板に全面で湿着しているた
め隔壁に比較して相対的に強固にガラス基板に湿着して
おり、連結要素が転写の取り掛かりとなる。この連結要
素に連結された隔壁は、この連結要素によって導かれる
ように転写方向の力が作用し、その連結要素が連結する
全ての隔壁の転写が行われる。
の剥離の最初の段階を示す図である。また、図７は、図
３に示す形状の隔壁と連結要素の剥離の最初の段階を示
す図である。図６、図７に示すように、充填したガラス
ペーストの内において、連結要素に対応する充填したガ
ラスペーストの部分から型シート６１の剥離を行う。こ
のとき、連結要素はガラス基板に全面で湿着しているた
め隔壁に比較して相対的に強固にガラス基板に湿着して
おり、連結要素が転写の取り掛かりとなる。この連結要
素に連結された隔壁は、この連結要素によって導かれる
ように転写方向の力が作用し、その連結要素が連結する
全ての隔壁の転写が行われる。
【００１９】次に、隔壁製造方法の別の一例（その２）
について説明する（図示せず）。隔壁製造方法の一例
（その２）は、型シートを使用せず、ガラスペーストを
充填したローラ凹版からガラス基板に直接転写を行う方
法である。すなわち、隔壁や連結部とは逆凹凸形状で
ある可撓性を有するローラ凹版を用いる。そのローラ
凹版を回転させながら、その版凹部にガラスペーストを
充填する。その際、スキージ等をローラ凹版の表面に宛
てて余分なガラスペーストは掻き取る。ガラスペース
トが充填され回転するローラ凹版を移送されるガラス基
板に位置合わせして押圧して密着し、ガラス基板の表
面にガラスペーストを転写する。このガラスペースト
が転写されたガラス基板を焼成炉等において焼成する。
本発明においては、その転写において、連結要素に対応
する版凹版に充填したガラスペーストの転写から転写を
開始する。
について説明する（図示せず）。隔壁製造方法の一例
（その２）は、型シートを使用せず、ガラスペーストを
充填したローラ凹版からガラス基板に直接転写を行う方
法である。すなわち、隔壁や連結部とは逆凹凸形状で
ある可撓性を有するローラ凹版を用いる。そのローラ
凹版を回転させながら、その版凹部にガラスペーストを
充填する。その際、スキージ等をローラ凹版の表面に宛
てて余分なガラスペーストは掻き取る。ガラスペース
トが充填され回転するローラ凹版を移送されるガラス基
板に位置合わせして押圧して密着し、ガラス基板の表
面にガラスペーストを転写する。このガラスペースト
が転写されたガラス基板を焼成炉等において焼成する。
本発明においては、その転写において、連結要素に対応
する版凹版に充填したガラスペーストの転写から転写を
開始する。
【００２０】
【発明の効果】以上のように、本発明の隔壁形成方法に
よれば、ガラス基板への転写においてガラスペーストが
凹部から良好に抜ける隔壁形成方法が提供される。ま
た、本発明の背面板によれば、凹部に充填したガラスペ
ーストを転写して隔壁を形成する形成方法に適するプラ
ズマディスプレイの背面板が提供される。また、連結要
素が隔壁の端部において隔壁を連結する土手状の連結要
素である本発明の背面板によれば、連結要素は端部だけ
に形成され連結要素を設ける上での制約が小さく、しか
も、良好な効果を有する。また、連結要素が隔壁の低部
において隔壁を連結するシート状の連結要素である本発
明の背面板によれば、その連結要素が転写の取り掛かり
となるだけでなく、転写の工程の全体において隔壁の転
写を導くように作用する。また、連結要素がアドレス電
極の上に形成される誘電体層を兼ねる本発明の背面板に
よれば、誘電体層を設けるだけの工程を省略することが
できる。
よれば、ガラス基板への転写においてガラスペーストが
凹部から良好に抜ける隔壁形成方法が提供される。ま
た、本発明の背面板によれば、凹部に充填したガラスペ
ーストを転写して隔壁を形成する形成方法に適するプラ
ズマディスプレイの背面板が提供される。また、連結要
素が隔壁の端部において隔壁を連結する土手状の連結要
素である本発明の背面板によれば、連結要素は端部だけ
に形成され連結要素を設ける上での制約が小さく、しか
も、良好な効果を有する。また、連結要素が隔壁の低部
において隔壁を連結するシート状の連結要素である本発
明の背面板によれば、その連結要素が転写の取り掛かり
となるだけでなく、転写の工程の全体において隔壁の転
写を導くように作用する。また、連結要素がアドレス電
極の上に形成される誘電体層を兼ねる本発明の背面板に
よれば、誘電体層を設けるだけの工程を省略することが
できる。
【図１】本発明のプラズマディスプレイパネルの背面板
の構成の一例（その１）を示す図である。
の構成の一例（その１）を示す図である。
【図２】隔壁を形成するためのガラスペーストを充填す
る凹部の形状の一例（その１）を示す図である。
る凹部の形状の一例（その１）を示す図である。
【図３】本発明のプラズマディスプレイパネルの背面板
の構成の一例（その２）を示す図である。
の構成の一例（その２）を示す図である。
【図４】隔壁を形成するためのガラスペーストを充填す
る凹部の形状の一例（その２）を示す図である。
る凹部の形状の一例（その２）を示す図である。
【図５】型シート製造装置を示す概念図である。
【図６】図１に示す形状の隔壁と連結要素の剥離の最初
の段階を示す図である。
の段階を示す図である。
【図７】図３に示す形状の隔壁と連結要素の剥離の最初
の段階を示す図である。
の段階を示す図である。
１，３１ ガラス基板 ２，３２ アドレス電極の端子 ３ 誘電体層 ４，３４ 隔壁 ５ 土手状の連結要素 ２１，４１ 隔壁の凹部 ２２，４２ 連結要素の凹部 ３５ シート状の連結要素 ５１ ローラ凹版 ５２ 版凹部 ５３ 塗工装置 ５４ 電離放射線硬化性樹脂 ５５ フィルム基材 ５６ 押圧ローラ ５７ 電離放射線照射装置 ５８ 剥離ローラ ６１ 型シート ６２ シート凹部 ６３ シート凸部
Claims (5)
- 【請求項１】ガラス基板に隔壁を形成するため、凹部に
充填したガラスペーストを転写する転写工程を有する隔
壁形成方法において、 前記凹部は、平行に配列する複数の隔壁と、それらの隔
壁を連結する連結要素とに対応する形状を有し、 前記連結要素に対応する前記凹部に充填した前記ガラス
ペーストの転写から前記転写を開始する、 ことを特徴とする隔壁形成方法。 - 【請求項２】平行に配列する複数の隔壁を連結する連結
要素を有することを特徴とするプラズマディスプレイパ
ネルの背面板。 - 【請求項３】前記連結要素は前記隔壁の端部において隔
壁を連結する土手状の連結要素であることを特徴とする
請求項２記載の背面板。 - 【請求項４】前記連結要素は前記隔壁の低部において隔
壁を連結するシート状の連結要素であることを特徴とす
る請求項２記載の背面板。 - 【請求項５】前記連結要素がアドレス電極の上に形成さ
れる誘電体層を兼ねることを特徴とする請求項４記載の
背面板。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057375A JPH11238452A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 隔壁形成方法およびプラズマディスプレイパネルの背面板 |
| US09/252,227 US6373190B1 (en) | 1998-02-24 | 1999-02-18 | Rear plate unit of plasma display panel having barrier ribs of reducing heights |
| KR10-1999-0006026A KR100379357B1 (ko) | 1998-02-24 | 1999-02-24 | 플라즈마 디스플레이 패널의 격벽 형성 방법 및 플라즈마 디스플레이 패널의 배면판 |
| US10/036,413 US6623325B2 (en) | 1998-02-24 | 2002-01-07 | Method of forming ribs of plasma display panel and rear plate unit of plasma display panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10057375A JPH11238452A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 隔壁形成方法およびプラズマディスプレイパネルの背面板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238452A true JPH11238452A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13053860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10057375A Withdrawn JPH11238452A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 隔壁形成方法およびプラズマディスプレイパネルの背面板 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6373190B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11238452A (ja) |
| KR (1) | KR100379357B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010041403A1 (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-15 | 株式会社ニコン | 可撓性基板、表示素子の製造方法及び表示素子の製造装置 |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6620370B2 (en) * | 1998-12-21 | 2003-09-16 | Corning Incorporated | Method for manufacturing opaque rib structures for display panels |
| WO2000048218A1 (fr) * | 1999-02-12 | 2000-08-17 | Toppan Printing Co., Ltd. | Ecran a plasma, procede et dispositif de production correspondants |
| KR100383093B1 (ko) * | 1999-12-02 | 2003-05-12 | 주식회사 엘지화학 | 격벽제조용 플라스틱 필름 및 이를 이용한 플라즈마디스플레이 패널용 격벽 제조 방법 |
| TW484158B (en) * | 2000-01-26 | 2002-04-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | A plasma display panel and a plasma display panel production method |
| KR100443574B1 (ko) * | 2000-08-05 | 2004-08-11 | 주식회사 키트론 | 평면램프용 교류구동형 플라즈마 소자 및 그 제조방법 |
| JP4156789B2 (ja) * | 2000-11-02 | 2008-09-24 | 三星エスディアイ株式会社 | プラズマディスプレイの製造方法 |
| TW548683B (en) * | 2001-10-23 | 2003-08-21 | Toray Industries | Dielectric paste and manufacturing method of plasma display |
| JP2004095349A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd | プラズマディスプレイパネルの製造方法 |
| JP2004209925A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-07-29 | Three M Innovative Properties Co | 可とう性成形型及びその製造方法ならびにｐｄｐ用背面板及びその製造方法 |
| JP3905492B2 (ja) * | 2003-05-09 | 2007-04-18 | 三星エスディアイ株式会社 | ガス放電表示装置及びその製造方法 |
| TW200503977A (en) * | 2003-07-18 | 2005-02-01 | Asahi Glass Co Ltd | Lead-free glass, glass powder of electrode coating, and plasma display |
| KR100542189B1 (ko) * | 2003-09-04 | 2006-01-10 | 삼성에스디아이 주식회사 | 개선된 어드레스전극구조를 갖는 플라즈마 디스플레이 패널 |
| KR100612355B1 (ko) * | 2004-04-22 | 2006-08-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널과 이의 제조 방법 |
| KR100627361B1 (ko) * | 2004-09-20 | 2006-09-21 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 이의 제조 방법 |
| WO2006068030A1 (ja) * | 2004-12-21 | 2006-06-29 | Asahi Glass Company, Limited | 電極被覆用ガラス |
| KR101141533B1 (ko) * | 2005-06-25 | 2012-05-04 | 엘지디스플레이 주식회사 | 기판 반송방법 및 이를 이용한 플렉서블 디스플레이의제조방법 |
| JP2010501108A (ja) * | 2006-08-14 | 2010-01-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 表面改質された非成形領域を有する成形型 |
| KR100820964B1 (ko) * | 2006-10-16 | 2008-04-11 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2876029B2 (ja) * | 1992-11-10 | 1999-03-31 | 株式会社住友金属エレクトロデバイス | プラズマディスプレイパネルの障壁の製造方法 |
| KR960019415A (ko) * | 1994-11-23 | 1996-06-17 | 윤종용 | 플라즈마 표시 패널 |
| JP3589500B2 (ja) * | 1995-03-30 | 2004-11-17 | 大日本印刷株式会社 | プラズマディスプレイパネルパネルのセル障壁製造方法 |
| KR100358793B1 (ko) * | 1995-12-21 | 2003-02-11 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
| KR100219273B1 (ko) * | 1996-11-30 | 1999-09-01 | 구자홍 | 플라즈마 디스플레이 제조방법 |
| JP3614592B2 (ja) * | 1996-12-27 | 2005-01-26 | 富士通株式会社 | 表示パネルの隔壁形成方法 |
| KR19980060794A (ko) * | 1996-12-31 | 1998-10-07 | 손욱 | 플라즈마 표시 패널 |
| US6008582A (en) * | 1997-01-27 | 1999-12-28 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Plasma display device with auxiliary partition walls, corrugated, tiered and pigmented walls |
| KR100499683B1 (ko) * | 1997-04-30 | 2005-09-09 | 교세라 가부시키가이샤 | 정밀 격벽을 가진 평판의 제조방법, 정밀 격벽을 가진 평판,플라즈마 디스플레이장치 기판의 제조방법 및 플라즈마 디스플레이장치 기판 |
| TW396365B (en) * | 1997-08-27 | 2000-07-01 | Toray Industries | Plasma display decive and its method of manufacture |
| JP3204319B2 (ja) * | 1999-01-22 | 2001-09-04 | 日本電気株式会社 | ディスプレイパネルの製造方法 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10057375A patent/JPH11238452A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-02-18 US US09/252,227 patent/US6373190B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-02-24 KR KR10-1999-0006026A patent/KR100379357B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2002
- 2002-01-07 US US10/036,413 patent/US6623325B2/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| WO2010041403A1 (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-15 | 株式会社ニコン | 可撓性基板、表示素子の製造方法及び表示素子の製造装置 |
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| US9178155B2 (en) | 2008-10-10 | 2015-11-03 | Nikon Corporation | Flexible substrate, manufacturing method of display element, and manufacturing apparatus of display element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6373190B1 (en) | 2002-04-16 |
| US20020067128A1 (en) | 2002-06-06 |
| KR19990072881A (ko) | 1999-09-27 |
| KR100379357B1 (ko) | 2003-04-08 |
| US6623325B2 (en) | 2003-09-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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