JPH11238371A - 車両用キーレスエントリ送信機 - Google Patents

車両用キーレスエントリ送信機

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Publication number
JPH11238371A
JPH11238371A JP5577398A JP5577398A JPH11238371A JP H11238371 A JPH11238371 A JP H11238371A JP 5577398 A JP5577398 A JP 5577398A JP 5577398 A JP5577398 A JP 5577398A JP H11238371 A JPH11238371 A JP H11238371A
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JP
Japan
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keyless
signal
audio
vehicle
main body
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Application number
JP5577398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
博志 大村
Nagahisa Fujita
永久 藤田
Kunihiko Matsumura
邦彦 松村
Yoshinori Otsubo
善徳 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用オーディオ本体部に対して着脱可能に構
成されたオーディオの操作部と、キーレスエントリ送信
機とを一体構成することで、乗員が車両から離れる時に
確実に操作部を持出すことができ、充分な盗難防止性を
確保することができる車両用キーレスエントリ送信機の
提供を目的とする。 【解決手段】車両用オーディオ本体部1に対して着脱可
能に構成されたオーディオの操作部3と、車両にキーレ
スロック信号およびキーレスアンロック信号を送信する
キーレスエントリ送信機4とが一体構成されたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に対してキ
ーレスロック信号およびキーレスアンロック信号を送信
するような車両用キーレスエントリ送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の車両用キーレスエントリ
送信機としては、例えば特開平7−305546号公報
に記載のものがある。
【0003】すなわち、キーレスエントリ送信機からロ
ック信号を送信した時、車両のドアをハンドフリーにて
施錠し、キーレスエントリ送信機からアンロック信号を
送信した時、車両のドアをハンドフリーにて解錠すべく
構成した装置である。
【0004】一方、特開平8−260794号公報に記
載のように乗員が車両から離れた時に音響機器のような
制御機器本体の盗難を防止する目的で、制御機器本体に
対してその操作部を着脱可能に構成し、乗員が車両から
離れる時に該操作部を携帯することで、制御機器本体の
盗難防止を図った装置がある。
【0005】しかし、上述の操作部を車室内に置き忘れ
た際には、上述の効果を望むことができず、充分な盗難
防止性が確保できない問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、車両用オーディオ本体部に対して着脱可能
に構成されたオーディオの操作部と、キーレスエントリ
送信機とを一体構成することで、乗員が車両から離れる
時に確実に操作部を持出すことができ、充分な盗難防止
性を確保することができる車両用キーレスエントリ送信
機の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の操作部が車両
用オーディオ本体部の情報媒体(例えば、CD,MDや
カセットテープなど)の挿入口を覆わないように該本体
部に装着されることで、この操作部の小型化を図ること
ができ、この操作部の携帯性およびキーレス操作性の向
上を図ることができる車両用キーレスエントリ送信機の
提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の目的と併せて、上述の操作
部に設けられたオーディオ用表示部を、キーレス用の確
認情報表示部と共用することで、コストダウンを達成す
ることができる車両用キーレスエントリ送信機の提供を
目的とする。
【0009】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2または3記載の発明の目的と併せて、上述の
操作部にキーレス用とオーディオ用とに共用される複数
の操作スイッチを設けることで、限られたスペース内で
スイッチ数の増大を抑制しつつ、キーレス操作性の向上
を図ることができる車両用キーレスエントリ送信機の提
供を目的とする。
【0010】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1,2,3または4記載の発明の目的と併せて、上
述の操作部から車両用オーディオ本体部への操作信号伝
送が、操作部のキーレス用送信手段を共用することで、
キーレスエントリ送信機の既存の送信手段をオーディオ
本体部への操作信号伝送に共通化することができ、コス
トダウンを図りつつ従前の端子結合構成のような端子破
損の懸念がなく、信頼性の向上を図ることができる車両
用キーレスエントリ送信機の提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の目的と併せて、上述の操作部からの
操作信号を受信する車両用オーディオ本体部の受信手段
が、キーレスロック信号、キーレスアンロック信号を受
信許容して、ドアロック制御手段に対応信号を出力する
ことで、オーディオ用の受信手段でキーレス用の受信手
段を兼用することができ、車両側受信手段の削減により
コストダウンを達成することができる車両用キーレスエ
ントリ送信機の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、車両用オーディオ本体部に対して着脱可能に
構成されたオーディオの操作部と、車両にキーレスロッ
ク信号およびキーレスアンロック信号を送信するキーレ
スエントリ送信機とが一体構成された車両用キーレスエ
ントリ送信機であることを特徴とする。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記オーディオは情
報媒体の再生装置であって、上記車両用オーディオ本体
部には上記情報媒体を挿入する挿入口が設けられ、上記
操作部は該挿入口を覆わないように上記車両用オーディ
オ本体部に装着される車両用キーレスエントリ送信機で
あることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成と併せて、上記操作部
にはオーディオ用表示部が設けられ、該表示部がドアロ
ック、ドアアンロックの確認情報表示部を共用する車両
用キーレスエントリ送信機であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2または3記載の発明の構成と併せて、上記操
作部にはキーレス用とオーディオ用とに共用される複数
の操作スイッチが設けられた車両用キーレスエントリ送
信機であることを特徴とする。
【0016】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1,2,3または4記載の発明の構成と併せて、上
記操作部から車両用オーディオ本体部への操作信号伝送
は、上記操作部のキーレス用送信手段を共用する車両用
キーレスエントリ送信機であることを特徴とする。
【0017】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項5記載の発明の構成と併せて、上記操作部からの操
作信号を受信する車両用オーディオ本体部の受信手段は
キーレスロック信号、キーレスアンロック信号を受信許
容し、ドアロック制御手段に対応信号を出力する車両用
キーレスエントリ送信機であることを特徴とする。
【0018】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、車両用オーディオ本体部に対して着脱可能に
構成されたオーディオの操作部と、キーレスエントリ送
信機とを一体構成している。乗員が降車してドアを施錠
する時にはキーレスエントリ送信機を用いるので、乗員
が車両から離れる時に上述の操作部を確実に携帯し、そ
の持出し忘れがなくなる。このため、充分な盗難防止性
を確保することができる効果がある。
【0019】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操作部
は情報媒体挿入用の挿入口を覆わないように車両用オー
ディオ本体部に装着されるので、この操作部の小型化お
よび軽量化を図ることができ、この操作部の携帯性およ
びキーレス操作性の向上、いわゆる使い勝手の向上を達
成することができる効果がある。
【0020】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1または2記載の発明の効果と併せて、上述
の操作部に設けられたオーディオ用表示部は、ドアロッ
ク、ドアアンロックの確認情報表示部を共用するので、
該操作部にオーディオ用とキーレス用との別々の表示部
を設ける必要がなく、コストダウンを達成することがで
きる効果がある。
【0021】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1,2または3記載の発明の効果と併せて、
上述の操作部にはキーレス用とオーディオ用とに共用さ
れる複数の操作スイッチが設けられているので、小型コ
ンパクト化を図るための限られたスペース内でスイッチ
数の増大を抑制しつつ、キーレス操作性の向上を図るこ
とができる効果がある。
【0022】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項1,2,3または4記載の発明の効果と併せ
て、上述の操作部から車両用オーディオ本体部への操作
信号伝送は、操作部のキーレス用送信手段を共用するの
で、キーレスエントリ送信機が本来備えている送信手段
をオーディオ本体部への操作信号伝送に共通化すること
ができ、この結果、コストダウンを図りつつ、従前の端
子結合構成のような接触不良や端子破損の懸念がなく、
信号伝送の信頼性向上を図ることができる効果がある。
【0023】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項5記載の発明の効果と併せて、上述の操作部
からの操作信号を受信する車両用オーディオ本体部の受
信手段が、キーレスロック信号、キーレスアンロック信
号をも受信するので、車両側かつオーディオ用の受信手
段でキーレス用の受信手段を兼用することができる。こ
のため、車両側受信手段の削減を図って、装置コストの
低減を達成することができる効果がある。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0025】図面は車両用キーレスエントリ送信機を示
し、図1、図2において、この車両用キーレスエントリ
送信機は、車両の例えばインストルメントパネル部に設
けられる車両用オーディオ本体部1に形成された凹状の
装着部2に対して着脱可能に構成されたオーディオの操
作部3と、車両に対してキーレスロック信号およびキー
レスアンロック信号を送信するトランスミッタ4とが一
体構成されている。
【0026】上述のオーディオは音楽情報媒体や音声情
報媒体(具体的にはCD,MDまたはカセットテープな
ど)を再生する音響再生装置であって、車両用オーディ
オ本体部1の前面には情報媒体をエジェクト可能に挿入
する挿入口5,6が設けられている。
【0027】この実施例では図示上側の挿入口5がCD
挿入口に設定され、図示下側の挿入口6がカセットテー
プ挿入口に設定されているが、MD挿入口等の他の媒体
の挿入口を設けてもよいことは勿論である。
【0028】しかも、これらの挿入口5,6に対して上
述の装着部2はオフセットした位置(例えば右側コーナ
部)に形成され、図1に示すようにトランスミッタ4と
一体の操作部3がその取付け状態下において挿入口5,
6を覆わないように該装着部2に装着される。この実施
例では操作部2の装着時に図1に示す如く両者1,3の
前面が面一状になるように構成されているが、斯る面一
構造に限定されるものではない。 この装着部2には図
2に示すようにコネクタ7を構成する凸状の給電端子
8,9と、赤外線ポート等からなる受信ポート10およ
び送信ポート11が設けられる一方、操作部3の対向面
つまり背面には凸状の給電端子8,9に対応する凹状の
給電端子(図示せず)と、受信ポート10に対応する送
信ポート(図示せず)と、送信ポート11に対応する受
信ポート(図示せず)とがそれぞれ設けられているが、
これらの図示は省略している。
【0029】上述のトランスミッタ4と一体の操作部3
は、図3に示すように、その前面左部にはオーディオ用
の表示部と、ドアロック、ドアアンロックの確認情報の
表示部とが共通化された表示部12を設けている。
【0030】また上述の操作部13の前面右部にはキー
レス用とオーディオ用とに共用される第1スイッチ1
3、第2スイッチ14を設けると共に、第3スイッチ1
5と、オーディオ専用のスイッチ16と、音量調整用の
ボリューム17とを設けている。 ここで、上述の第1
スイッチ13は車両にキーレスロック信号を送るための
ロックスイッチと、AM(振幅変調による放送)とFM
(周波数変調による放送)との切換えスイッチを兼用
し、上述の第2スイッチ14は車両にキーレスアンロッ
ク信号を送るためのアンロックスイッチと、カセットテ
ープ操作スイッチとを兼用する。
【0031】また、上述の第3スイッチ15はチューニ
ングレベル(同調レベル)アップスイッチに設定され、
上述のスイッチ16はチューニングレベル(同調レベ
ル)ダウンスイッチに設定されているが、必要に応じて
テープ再生、早送り、巻戻し、停止やCDの頭出し等の
他の機能に設定してもよく、或はこれらの各機能スイッ
チを必要に応じて併設してもよい。
【0032】図4は車両用キーレスエントリ送信機の制
御回路ブロック図を示し、まず車両用オーディオ本体部
1の構成について述べると、オーディオCPU20は受
信部18からの信号入力に基づいて、ROM19に格納
されたプログラムに従って、送信部21、ドアロック制
御装置22、オーディオ制御装置23を駆動制御し、ま
たRAM24は必要なデータやフラグを記憶し、さらに
コネクタ7は操作部3が装着部2に装着された時、操作
部3側の放電防止を図るために、操作部3側のコネクタ
25を介して同側のバッテリ26に対して給電を実行す
る。
【0033】トランスミッタ4と一体の操作部3側にあ
っては、CPU30は第1スイッチ13、第2スイッチ
14、第3スイッチ15、チューニングレベルダウンス
イッチ16、ボリューム17、受信部27からの必要な
各種信号入力に基づいてROM28に格納されたプログ
ラムに従って、送信部29、表示部12(報知手段)、
ブザー31(報知手段)を駆動制御し、またRAM32
は必要なデータやフラグを記憶する。
【0034】ここで、操作部3のキーレス用の送信手段
(送信部29、受信部27参照)は、キーレスロック信
号およびキーレスアンロック信号を送信することは勿
論、操作部3から車両用オーディオ本体部1に対してオ
ーディオ用の各種操作信号をも伝送する。
【0035】また上述の操作部3からのオーディオ用の
各種操作信号を受信する車両用オーディオ本体部1の受
信手段(受信部18参照)は、オーディオ用の各種操作
信号を受信することはもとより、キーレスロック信号お
よびキーレスアンロック信号を受信許容し、これらキー
レス信号に対応してCPU20を介してドアロック制御
装置22に対応信号を出力する。
【0036】このドアロック制御装置22はキーレス信
号に対応してドアロック用のアクチュエータを施錠作動
または解錠作動し、施錠完了時または解錠完了時にキー
レスモニタ用の送信データを形成する。
【0037】さらに、上述のオーディオ制御装置23は
各スイッチ13,14,15,16およびボリューム1
7の操作に対応して、対応音響装置を作動すると共に、
オーディオモニタ用の送信データを形成する。
【0038】ここで、上述の操作部3側のCPU30は
コネクタ25,7の接続有無判定に基づいて、キーレス
用とオーディオ用とに共用されるスイッチ13,14を
キーレス用もしくはオーディオ用の何れか一方に設定す
るための判定手段(図5に示すフローチャートの第1ス
テップS1参照)を兼ねる。
【0039】同様に、上述のオーディオ本体部1側のC
PU20は、コネクタ7,25の接続有無判定に基づい
て、キーレス用とオーディオ用とに共用されるスイッチ
13,14をキーレス用もしくはオーディオ用の何れか
一方に設定するための判定手段(図8に示すフローチャ
ートの第1ステップU1参照)を兼ねる。
【0040】このように構成した車両用キーレスエント
リ送信機の作用を、図5に示す操作部3側のフローチャ
ート、並びに図8に示すオーディオ本体部1側のフロー
チャートを参照して、以下に詳述する。
【0041】まず、図5に示す操作部3側のフローチャ
ートを参照して、その作用を説明する。
【0042】第1ステップS1で、CPU30はコネク
タ25からの電力供給の有無に基づいて、コネクタ7,
25が接続されているか否かを判定し、NO判定時(非
給電時)には次の第2ステップS2に移行し、YES判
定時(給電時)には別の第7ステップS7に移行する。
【0043】上述の第2ステップS2で、CPU30は
オーディオ本体部1と操作部3とが離反した図2の条件
下にあることに対応して、第1スイッチ13、第2スイ
ッチ14をキーレス用に設定する。つまり、第1スイッ
チ13をキーレスロックスイッチに設定し、第2スイッ
チ14をキーレスアンロックスイッチに設定する。
【0044】次に第3ステップS3で、CPU30はス
イッチ13,14が操作されたか否かを判定し、NO判
定時には第5ステップS5にスキップする一方、YES
判定時には次の第4ステップS4に移行する。
【0045】この第4ステップS4で、CPU30は送
信部29を駆動して、スイッチ操作に対応する信号(キ
ーレスロック信号またはキーレスアンロック信号)を車
両側へ送信する。
【0046】次に第5ステップS5で、CPU30は受
信部27に受信信号があるか否かを判定する。キーレス
ロック信号の送信時にはドアロックアクチュエータがド
ア施錠方向に作動して、ドアをハンドフリーにて施錠
し、前述のドアロック制御装置22はドアロックに対応
したキーレスモニタ信号を、CPU20、送信部21を
介して受信部27に送信し、キーレスアンロック信号の
送信時にはドアロックアクチュエータがドア解錠方向に
作動して、ドアをハンドフリーにて解錠し、前述のドア
ロック制御装置22はドアアンロックに対応したキーレ
スモニタ信号を、CPU20、送信部21を介して受信
部27に送信するので、この第5ステップS5では受信
部27が斯るキーレスモニタ信号を受信したか否かを判
定する。
【0047】而して、第5ステップS5でのYES判定
時(キーレスモニタ信号の受信時)には次の第6ステッ
プS6に移行する一方、NO判定時には第1ステップS
1にリターンする。
【0048】上述の第6ステップS6で、CPU30は
受信した信号(キーレスモニタ信号)の内容を報知す
る。この報知は報知手段としての表示部12およびブザ
ー31の少なくとも一方を駆動して実行されるが、キー
レスモニタ信号がドアロック完了信号である場合には、
例えば図6に示すようにその旨が文字表示される。
【0049】ところで、前述の第1ステップS1で、コ
ネクタ7,25の接続であるとYES判定された場合に
は、第7ステップS7に移行する。
【0050】この第7ステップS7で、CPU30はオ
ーディオ本体部1と操作部3とが接合された図1の条件
下にあることに対応して、第1スイッチ13、第2スイ
ッチ14をオーディオ用に設定する。つまり、第1スイ
ッチ13をAM/FM切換えスイッチに設定し、第2ス
イッチ14をカセットテープ操作スイッチに設定する。
次に第8ステップS8で、CPU30はスイッチ13〜
16操作、ボリューム17操作の有無を判定し、YES
判定時には次の第9ステップS9に移行し、NO判定時
には第10ステップS10にスキップする。
【0051】上述の第9ステップS9で、CPU30は
対応するオーディオ操作用の信号を送信部29からオー
ディオ本体部1の受信部18に送信する。上述のオーデ
ィオ操作用の信号としては、例えばAM/FM切換え信
号、テープ操作信号、チューニングレベルアップ信号、
チューニングレベルダウン信号、音量調整信号などがあ
り、スイッチ操作に対応した信号が送信される。
【0052】次に第10ステップS10で、CPU30
は受信部27がオーディオモニタ用の受信信号を受信し
たか否かを判定する。
【0053】オーディオ操作用の信号を送信部29から
送信すると、受信部18、CPU20を介してオーディ
オ制御装置23が駆動され、駆動内容に応じたオーディ
オモニタ信号がCPU20、送信部21を介して受信部
18に返信されるので、上述の第10ステップS10で
は、このようなオーディオモニタ信号を受信したか否か
を判定する。而して、この第10ステップS10でのN
O判定時には第1ステップS1にリターンする一方、Y
ES判定時(オーディオモニタ信号の受信時)には次の
第11ステップS11に移行する。
【0054】上述の第11ステップS11で、CPU3
0は受信した信号(オーディオモニタ信号)の内容を報
知する。この報知は報知手段としての表示部12および
ブザー31の少なくとも一方を駆動して実行されるが、
オーディオモニタ信号がFM放送受信中である場合に
は、例えば図7に示すようにその旨が文字表示される。
【0055】以上が操作部3側の処理であるが、次に図
8を参照して、オーディオ本体部1側の作用について説
明する。
【0056】第1ステップU1で、CPU20はコネク
タ7からの給電(送電)の有無に基づいて、両コネクタ
7,25が接続されているか否かを判定し値NO判定時
(コネクタ非接続時)には次の第2ステップU2に移行
する一方、YES判定時(コネクタ接続時)には別の第
7ステップU7に移行する。
【0057】上述の第2ステップU2で、CPU20は
オーディオ本体部1と操作部3とが離反した図2の条件
下にあることに対応して、第1スイッチ13、第2スイ
ッチ14をキーレス用に設定するが、この第2ステップ
U2は省略することも可能である。
【0058】次に第3ステップU3で、CPU20は受
信部18への受信信号つまりキーレスロック信号または
キーレスアンロック信号があるか否かを判定し、NO判
定時には第5ステップU5にスキップする一方、YES
判定時には次の第4ステップU4に移行する。
【0059】この第4ステップU4で、CPU20は受
信した信号内容(キーレスロック信号またはキーレスア
ンロック信号)に対応してロックまたはアンロック作動
を行なう。すなわち、キーレスロック信号を受信した場
合には、CPU20はドアロック制御装置22を駆動し
て、ドアロック用のアクチュエータを施錠方向に駆動し
て、ドアロックを実行し、ドアロック完了時にはドアロ
ック制御装置22がモニタ用の送信データを形成する。
【0060】同様に、キーレスアンロック信号を受信し
た場合には、CPU20はドアロック制御装置22を駆
動して、ドアロック用のアクチュエータを解錠方向に駆
動して、ドアアンロックを実行し、ドアアンロック完了
時にはドアロック制御装置22がモニタ用の送信データ
を形成する。
【0061】次に第5ステップU5で、CPU20はモ
ニタ用の送信データが形成されたか否かを判定し、NO
判定時には第1ステップU1にリターンする一方、YE
S判定時には次の第6ステップU6に移行する。
【0062】この第6ステップU6で、CPU20は送
信部21を駆動して、上述のモニタ用の送信データつま
りドアロック状態またはドアアンロック状態をモニタす
る送信データを操作部3の受信部27へ送信する。
【0063】一方、前述の第1ステップU1でYES判
定されると、第7ステップU7に移行し、この第7ステ
ップU7で、CPU20はオーディオ本体部1と操作部
3とが接合された図1の条件下にあることに対応して、
第1スイッチ13、第2スイッチ14をオーディオ用に
設定する。すなわち、第1スイッチ13をAM/FM切
換えスイッチに設定し、第2スイッチ14をカセットテ
ープ操作スイッチに設定する。
【0064】次に第8ステップU8で、CPU20は操
作部3側から受信部18への受信信号の有無を判定し、
NO判定時には第10ステップU10にスキップする一
方、YES判定時(信号受信時)には次の第9ステップ
U9に移行する。
【0065】この第9ステップU9で、CPU20は受
信部18が受信した受信信号の内容に対してオーディオ
制御装置23を駆動する。上述の受信信号としては、例
えばAM/FM切換え信号、テープ操作信号、チューニ
ングレベルアップ信号、チューニングレベルダウン信
号、音量調整信号などがあり、これら受信信号に応じて
オーディオ制御装置23が駆動される。また、このオー
ディオ制御装置23はその制御内容に対応してモニタ用
の送信データを形成する。
【0066】次に第10ステップU10で、CPU20
は上述の送信データが形成されたか否かを判定し、NO
判定時には第1ステップU1にリターンする一方、YE
S判定時には次の第11ステップU11に移行する。
【0067】この第11ステップU11で、CPU20
は送信部21を駆動して、オーディオの作動状態をモニ
タする上述の送信データを操作部3の受信部27へ送信
する。
【0068】以上要するに上記実施例の車両用キーレス
エントリ送信機によれば、車両用オーディオ本体部1に
対して着脱可能に構成されたオーディオの操作部3と、
キーレスエントリ送信機(トランスミッタ4参照)とを
一体構成している。乗員が降車してドアを施錠する時に
はキーレスエントリ送信機(トランスミッタ4参照)を
用いるので、乗員が車両から離れる時に上述の操作部3
を確実に携帯し、その持出し忘れがなくなる。このた
め、充分な盗難防止性を確保することができる効果があ
る。
【0069】また、上述の操作部3は情報媒体(例え
ば、CD,MD、カセットテープなどの媒体)挿入用の
挿入口5,6を覆わないように車両用オーデオ本体部1
に装着されるので、この操作部3の小型化および軽量化
を図ることができ、この操作部3の携帯性およびキーレ
ス操作性の向上、いわゆる使い勝手の向上を達成するこ
とができる効果がある。
【0070】さらに、上述の操作部3に設けられたオー
ディオ用表示部12は、ドアロック、ドアアンロックの
確認情報表示部を共用するので、該操作部3にオーディ
オ用とキーレス用との別々の表示部を設ける必要がな
く、これらの共通化によりコストダウンを達成すること
ができる効果がある。
【0071】加えて、上述の操作部3にはキーレス用と
オーディオ用とに共用される複数の操作スイッチ(第1
スイッチ13、第2スイッチ14参照)が設けられてい
るので、小型コンパクト化を図るための限られたスペー
ス内でスイッチ数量(スイッチ個数)の増大を抑制しつ
つ、キーレス操作性の向上を図ることができる効果があ
る。
【0072】また、上述の操作部3から車両用オーディ
オ本体部1への操作信号伝送は、操作部3のキーレス用
送信手段(送信部29、受信部27参照)を共用するの
で、キーレスエントリ送信機(トランスミッタ4参照)
が本来備えている送信手段(送信部29、受信部27参
照)をオーディオ本体部1への操作信号伝送に共通化す
ることができ、この結果、コストダウンを図りつつ、従
前の端子結合構成のような接触不良や端子破損の懸念が
なく、信号伝送の信頼性向上を図ることができる効果が
ある。
【0073】さらに、上述の操作部3からの操作信号を
受信する車両用オーディオ本体部1の受信手段(受信部
18参照)が、キーレスロック信号、キーレスアンロッ
ク信号をも受信するので、車両側かつオーディオ用の受
信手段(受信部18参照)でキーレス用の受信手段を兼
用することができる。このため、車両側受信手段の削減
を図って、装置コストの低減を達成することができる効
果がある。
【0074】なお、実施例で示したように上述の操作部
3をオーディオ本体部1の装着部2に接合した時、両コ
ネクタ7,25を介してバッテリ26に給電(電力供
給)すべく構成すると、トランスミッタ4の離反使用時
間の長期化を図ることができる効果がある。
【0075】さらに上述のオーディオ本体部1側に凸状
の給電端子8,9を設け、これと対応させて操作部3の
背面側に凹状の給電端子を設けると、トランスミッタ4
が一体構成された操作部3側において端子が外方へ突出
しないので、該操作部3のさらなる携帯性向上を図るこ
とができる効果がある。
【0076】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のキーレスエントリ送信機は、実施
例のトランスミッタ4に対応し、以下同様に、情報媒体
は、CD(コンパクトディスク)、MD、カセットテー
プ等の音楽情報媒体や音声情報媒体に対応し、オーディ
オ用表示部および確認情報表示部は、表示部12に対応
し、複数の操作スイッチは、第1スイッチ13、第2ス
イッチ14に対応し、キーレス用送信手段は、送信部2
9、受信部27に対応し、オーディオ本体部の受信手段
は、受信部18に対応し、ドアロック制御手段は、ドア
ロック制御装置22に対応するも、この発明は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0077】例えば上記実施例においては信号を送受信
する手段としては赤外線を例示したが、これは電波その
他の手段(媒体)であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキーレスエントリ送信機を示す斜視
図。
【図2】 操作部を取外した状態で示す斜視図。
【図3】 操作部の正面図。
【図4】 制御回路ブロック図。
【図5】 操作部側の処理を示すフローチャート。
【図6】 表示部の表示の一例を示す説明図。
【図7】 表示部の表示の一例を示す説明図。
【図8】 オーディオ本体部側の処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…オーディオ本体部 3…操作部 4…トランスミッタ 5,6…挿入口 12…表示部 13…第1スイッチ 14…第2スイッチ 18,27…受信部 22…ドアロック制御装置 29…送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 善徳 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用オーディオ本体部に対して着脱可能
    に構成されたオーディオの操作部と、車両にキーレスロ
    ック信号およびキーレスアンロック信号を送信するキー
    レスエントリ送信機とが一体構成された車両用キーレス
    エントリ送信機。
  2. 【請求項2】上記オーディオは情報媒体の再生装置であ
    って、上記車両用オーディオ本体部には上記情報媒体を
    挿入する挿入口が設けられ、上記操作部は該挿入口を覆
    わないように上記車両用オーディオ本体部に装着される
    請求項1記載の車両用キーレスエントリ送信機。
  3. 【請求項3】上記操作部にはオーディオ用表示部が設け
    られ、該表示部がドアロック、ドアアンロックの確認情
    報表示部を共用する請求項1または2記載の車両用キー
    レスエントリ送信機。
  4. 【請求項4】上記操作部にはキーレス用とオーディオ用
    とに共用される複数の操作スイッチが設けられた請求項
    1,2または3記載の車両用キーレスエントリ送信機。
  5. 【請求項5】上記操作部から車両用オーディオ本体部へ
    の操作信号伝送は、上記操作部のキーレス用送信手段を
    共用する請求項1,2,3または4記載の車両用キーレ
    スエントリ送信機。
  6. 【請求項6】上記操作部からの操作信号を受信する車両
    用オーディオ本体部の受信手段はキーレスロック信号、
    キーレスアンロック信号を受信許容し、ドアロック制御
    手段に対応信号を出力する請求項5記載の車両用キーレ
    スエントリ送信機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040042687A (ko) * 2002-11-15 2004-05-20 현대모비스 주식회사 도난방지용 카오디오
KR100435732B1 (ko) * 2001-08-23 2004-06-12 현대자동차주식회사 오디오에 내장된 키리스 시스템
KR100878741B1 (ko) * 2006-12-26 2009-03-03 주식회사 레인콤 휴대용 멀티미디어 파일 재생장치
JP2009202669A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の盗難防止装置
CN110539699A (zh) * 2019-07-30 2019-12-06 深圳市星砺达科技有限公司 一种功能扩展装置、系统以及使用该功能扩展装置的车辆

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