JP4723344B2 - オーディオ制御装置 - Google Patents

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本発明は、車載オーディオ機器を制御するオーディオ制御装置に関し、詳しくは、警報を発するべき状態にある場合に警報器から警報が発せられるオートアラーム装置とともに車両に搭載されるオーディオ制御装置に関する。
特許文献1には、エンジンリモートスタートシステムが適用されている車両に対してオートアラーム装置を搭載する技術が開示されている。
特許文献1で開示されているエンジンリモートスタートシステムとは、対応する携帯機のスタートスイッチが操作されたときにエンジン始動/停止制御装置により車載エンジンの始動を許可するものである。従って、このようなエンジンリモートスタートシステムが適用されている車両によると、ユーザは、冬場のいわゆる暖機運転を目的として、車両から離れた地点から遠隔操作により車載エンジンを始動させることができる。
一方、特許文献1で開示されているオートアラーム装置とは、駐車時に傾斜センサにより検出された傾斜角度に対して所定の閾値を超えた角度変化が検出された場合に、車両が警報を発するべき状態にあるものとして警報器から警報が発せられるものである。従って、このようなオートアラーム装置が搭載されている車両によると、車両の盗難を図ろうとする第三者により所定の閾値を超える角度変化で車両が傾斜されたときに警報を発することができる。
ここで、エンジンリモートスタートシステムが適用されている車両に対してオートアラーム装置が搭載されている場合、対応する携帯機のスタートスイッチが操作されて車載エンジンが始動されたとき、エンジン駆動中に生じる車両の揺れに起因して警報器から誤って警報が発せられる虞がある。そこで、このような問題点を解消する技術が特許文献1に開示されている。
尚、オートアラーム装置の別の例として、車載ウィンドウガラスが破壊されるときの音が侵入センサにより検出された場合に不正侵入があったものとみなして警報を発するものも提案されている。
特開2005−112178号公報
しかしながら、エンジンリモートスタートシステムが適用されている車両に対して侵入センサを用いたオートアラーム装置が搭載されている場合、次のような問題がある。即ち、オーディオスイッチがONのままエンジンが停止された後、暖機運転に際してスタートスイッチが操作されたとき、暖機運転中に車載オーディオ機器が作動する。そうすると、車載ウィンドウガラスが破壊されるときの音に似た音が車載オーディオ機器から鳴ったとき、警報器から誤って警報が発せられる虞がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、オートアラーム装置による誤警報を防止することが可能なオーディオ制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、警報を発するべき状態にある旨の指標となる基準音が音センサにより検出されたときに警報器から警報が発せられるオートアラーム装置とともに車両に搭載されるオーディオ制御装置であって、車両から離れた地点から遠隔操作により車載エンジンを駆動させる暖機運転の開始を要求するために対応する通信端末から送信されてくる暖機運転開始要求信号を取得したとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器を制御する制御手段を備えていることをその要旨としている。
同構成によると、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器が制御手段により制御される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器から鳴る音が原因で警報器から誤って警報が発せられることが回避される。従って、オートアラーム装置による誤警報を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーディオ制御装置において、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する暖機運転制御手段と、車載オーディオ機器を制御するオーディオ制御手段とを備え、暖機運転制御手段は、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する旨を示す暖機運転開始信号をオーディオ制御手段に出力し、オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器を制御することをその要旨としている。
同構成によると、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転制御手段により暖機運転が開始される。そして、このとき、暖機運転制御手段からオーディオ制御手段に暖機運転開始信号が出力される。すると、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器がオーディオ制御手段により制御される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器から鳴る音が原因で警報器から誤って警報が発せられることが回避される。従って、オートアラーム装置による誤警報を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のオーディオ制御装置において、オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、車載オーディオ機器に対する給電を禁止することをその要旨としている。
同構成によると、暖機運転制御手段からオーディオ制御手段に暖機運転開始信号が入力されたとき、オーディオ制御手段により車載オーディオ機器に対する給電が禁止される。つまり、このとき、車載オーディオ機器は作動されない。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器から鳴る音(この場合、鳴らない)が原因で警報器から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置による誤警報を確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のオーディオ制御装置において、オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、車載オーディオ機器から音が鳴らない態様で車載オーディオ機器を作動させることをその要旨としている。
同構成によると、暖機運転制御手段からオーディオ制御手段に暖機運転開始信号が入力されたとき、オーディオ制御手段により車載オーディオ機器から音が鳴らない態様で車載オーディオ機器が作動される。つまり、このとき、車載オーディオ機器は無音で作動される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器から鳴る音(この場合、車載オーディオ機器は作動しているが周囲に音は響かない)が原因で警報器から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置による誤警報を確実に防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のオーディオ制御装置において、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する暖機運転制御手段と、車載オーディオ機器を制御するオーディオ制御手段とを備え、暖機運転制御手段は、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、オーディオ制御手段に対する給電を禁止することをその要旨としている。
同構成によると、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転制御手段により暖機運転が開始される。そして、このとき、暖機運転制御手段によりオーディオ制御手段に対する給電が禁止される。そして、これにより、車載オーディオ機器は作動されない。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器から鳴る音(この場合、鳴らない)が原因で警報器から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置による誤警報を確実に防止することができる。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
本発明によれば、オートアラーム装置による誤警報を防止することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動車には、エンジンリモートスタートシステム1が適用されているとともに、オートアラーム装置2が搭載されている。
まず、エンジンリモートスタートシステム1について説明する。エンジンリモートスタートシステム1は、携帯機10と暖機運転制御装置20とを備えている。携帯機10は、自動車の所有者によって所持されるものである。暖機運転制御装置20は、自動車側に設けられるものである。
携帯機10は、無線通信による送信機能を有している。携帯機10は、暖機運転開始スイッチ11、暖機運転停止スイッチ12、マイコン13、送信回路14、送信アンテナ15を備えている。
暖機運転開始スイッチ11は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で約10m離れた地点)から遠隔操作により車載エンジンを駆動させたい場合に操作されるものである。つまり、暖機運転開始スイッチ11は、車外に居ながら暖機運転を開始させたい場合に操作されるものである。暖機運転開始スイッチ11は、携帯機10の外部から押圧操作可能なボタンを備えたプッシュスイッチである。暖機運転開始スイッチ11は、ボタンが押圧操作されたとき、暖機運転を開始させるためのトリガとなる操作が行われた旨の検出信号をマイコン13に出力する。
暖機運転停止スイッチ12は、自動車から離れた地点(本実施形態では、自動車から最長で約10m離れた地点)から遠隔操作により車載エンジンの駆動を停止させたい場合に操作されるものである。つまり、暖機運転停止スイッチ12は、車外に居ながら暖機運転を停止させたい場合に操作されるものである。暖機運転停止スイッチ12は、携帯機10の外部から押圧操作可能なボタンを備えたプッシュスイッチである。暖機運転停止スイッチ12は、ボタンが押圧操作されたとき、暖機運転を停止させるためのトリガとなる操作が行われた旨の検出信号をマイコン13に出力する。
マイコン13は、不揮発性のメモリ13aを備えている。メモリ13aには、携帯機10毎に個別に設定されているIDコード(携帯機10のIDコード)が記憶されている。マイコン13は、暖機運転開始スイッチ11から検出信号が入力されたとき、暖機運転制御装置20に対して暖機運転の開始を要求するために、暖機運転の開始を要求する旨の操作コード(暖機運転開始要求用操作コード)と携帯機10のIDコードとを含む信号(暖機運転開始要求用IDコード信号)を生成する。そして、この場合、マイコン13は、暖機運転開始要求用IDコード信号を送信回路14に出力する。
送信回路14は、マイコン13から暖機運転開始要求用IDコード信号が入力されたとき、暖機運転開始要求用IDコード信号を所定周波数(本実施形態では300MHz)の電波に変調する。送信アンテナ15は、送信回路14により変調された暖機運転開始要求用IDコード信号を送信するための媒体である。
また、マイコン13は、暖機運転停止スイッチ12から検出信号が入力されたとき、暖機運転制御装置20に対して暖機運転の停止を要求するために、暖機運転の停止を要求する旨の操作コード(暖機運転停止要求用操作コード)と携帯機10のIDコードとを含む信号(暖機運転停止要求用IDコード信号)を生成する。そして、この場合、マイコン13は、暖機運転停止要求用IDコード信号を送信回路14に出力する。送信回路14は、マイコン13から暖機運転停止要求用IDコード信号が入力されたとき、暖機運転停止要求用IDコード信号を所定周波数(本実施形態では300MHz)の電波に変調する。送信アンテナ15は、送信回路14により変調された暖機運転停止要求用IDコード信号を送信するための媒体としても機能する。
暖機運転制御装置20は、無線通信による受信機能を有している。暖機運転制御装置20は、受信アンテナ21、受信回路22、リモートスタート電子制御ユニット(以下、リモートスタートECUと称す)23を備えている。
受信アンテナ21は、携帯機10から送信されてくる暖機運転開始要求用IDコード信号や暖機運転停止要求用IDコード信号を受信するための媒体である。受信回路22は、受信アンテナ21により暖機運転開始要求用IDコード信号が受信されたとき、暖機運転開始要求用IDコード信号を復調して第1の受信信号を生成する。そして、この場合、受信回路22は、第1の受信信号をリモートスタートECU23に出力する。尚、第1の受信信号には、暖機運転開始要求用操作コードと携帯機10のIDコードとが含まれている。
また、受信回路22は、受信アンテナ21により暖機運転停止要求用IDコード信号が受信されたとき、暖機運転停止要求用IDコード信号を復調して第2の受信信号を生成する。そして、この場合、受信回路22は、第2の受信信号をリモートスタートECU23に出力する。尚、第2の受信信号には、暖機運転停止要求用操作コードと携帯機10のIDコードとが含まれている。
リモートスタートECU23は、不揮発性のメモリ23aを備えている。メモリ23aには、対応する携帯機10のIDコードと同一のIDコード(基準IDコード)が記憶されている。リモートスタートECU23は、受信回路22から第1の受信信号が入力されたとき、対応する携帯機10が利用されて暖機運転を開始させるためのトリガとなる操作が行われた旨を認識する。そして、この場合、リモートスタートECU23は、車載エンジン30を始動させる。つまり、この場合、リモートスタートECU23は、暖機運転を開始する。
また、リモートスタートECU23は、受信回路22から第2の受信信号が入力されたとき、対応する携帯機10が利用されて暖機運転を停止させるためのトリガとなる操作が行われた旨を認識する。そして、この場合、リモートスタートECU23は、車載エンジン30の駆動を停止させる。つまり、この場合、リモートスタートECU23は、暖機運転を停止する。
次いで、オートアラーム装置2について説明する。オートアラーム装置2は、侵入センサ41、セキュリティ電子制御ユニット(以下、セキュリティECUと称す)42、警報器43を備えている。
侵入センサ41は、車載ウィンドウガラスが破壊されるときの音を検出するためのものである。侵入センサ41は、車載ウィンドウガラスが破壊されるときの音を検出したとき、車載ウィンドウガラスが破壊された旨を示す検出信号をセキュリティECU42に出力する。
セキュリティECU42は、侵入センサ41から車載ウィンドウガラスが破壊された旨を示す検出信号が入力されたとき、車載ウィンドウガラスが破壊された旨を認識する。そして、この場合、警報を発するべき状態に自動車が置かれていると言える。従って、この場合、セキュリティECU42は、警報器43に警報指令信号を出力する。車載ホーンよりなる警報器43は、セキュリティECU42から警報指令信号が入力されたとき、鳴動する。
このようにオートアラーム装置2は、車載ウィンドウガラスが破壊されるときの音(警報を発するべき状態にある旨の指標となる基準音)が侵入センサ41(音センサ)により検出されたときに警報器43から警報が発せられるものである。言い換えると、オートアラーム装置2は、警報を発するべき状態に自動車が置かれているとき、警報を発するべき状態に自動車が置かれている旨を自動車の周辺に亘って報知するものである。
次に、本実施形態の特徴点について説明する。
さて、リモートスタートECU23には、オーディオ電子制御ユニット(以下、オーディオECUと称す)50が電気的に接続されている。オーディオECU50は、車載オーディオ機器60を制御するものである。車載オーディオ機器60は、カーラジオ、カーステレオ、カーナビゲーションシステム等を含む。
そして、リモートスタートECU23は、受信回路22から第1の受信信号が入力されたとき、既に説明したように暖機運転を開始するが、同リモートスタートECU23は、このとき、暖機運転を開始する旨を示す暖機運転開始信号をオーディオECU50に出力する。オーディオECU50は、リモートスタートECU23から暖機運転開始信号が入力されたとき、車載オーディオ機器60に対する給電を禁止する。つまり、このとき、車載オーディオ機器60は作動されない。言い換えると、この場合、基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60が制御される。
本実施形態では、リモートスタートECU23とオーディオECU50とによりオーディオ制御装置3が構成されている。つまり、本実施形態の自動車には、オートアラーム装置2とともにオーディオ制御装置3が搭載されている。尚、リモートスタートECU23とオーディオECU50とにより制御手段が構成されている。そして、リモートスタートECU23により暖機運転制御手段が構成されている。一方、オーディオECU50によりオーディオ制御手段が構成されている。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)暖機運転開始要求用IDコード信号が暖機運転制御装置20により受信されたとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60が制御される。つまり、暖機運転開始要求信号(暖機運転開始要求用IDコード信号に関連する第1の受信信号)が制御手段(リモートスタートECU23、オーディオECU50)により取得されたとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60が制御手段により制御される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器60から鳴る音が原因で警報器43から誤って警報が発せられることが回避される。従って、オートアラーム装置2による誤警報を防止することができる。
(2)暖機運転開始要求信号(第1の受信信号)が制御手段(リモートスタートECU23、オーディオECU50)により取得されたとき、リモートスタートECU23により暖機運転が開始される。そして、このとき、リモートスタートECU23からオーディオECU50に暖機運転開始信号が出力される。すると、基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60がオーディオECU50により制御される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器60から鳴る音が原因で警報器43から誤って警報が発せられることが回避される。従って、オートアラーム装置2による誤警報を防止することができる。
(3)リモートスタートECU23からオーディオECU50に暖機運転開始信号が入力されたとき、オーディオECU50により車載オーディオ機器60に対する給電が禁止される。つまり、このとき、車載オーディオ機器60は作動されない。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器60から鳴る音(この場合、鳴らない)が原因で警報器43から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置2による誤警報を確実に防止することができる。
(4)携帯機10の暖機運転開始スイッチ11が操作されることに基づく暖機運転中にあっては、ユーザは車内に居ない。従って、このような状況下において車載オーディオ機器60が作動されなくても何ら不都合が生じないことは勿論である。
尚、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・リモートスタートECU23からオーディオECU50に暖機運転開始信号が入力されたときにおいて、オーディオECU50が基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60を制御する態様は、オーディオECU50が車載オーディオ機器60に対する給電を禁止する態様に限定されない。つまり、図2に示すように、リモートスタートECU23からオーディオECU50に暖機運転開始信号が入力されたときにおいて、オーディオECU50が車載オーディオ機器60から音が鳴らない態様で車載オーディオ機器60を作動させる構成を採用してもよい。
この構成によると、リモートスタートECU23からオーディオECU50に暖機運転開始信号が入力されたとき、オーディオECU50により車載オーディオ機器60から音が鳴らない態様で車載オーディオ機器60が作動される。つまり、このとき、車載オーディオ機器60は無音で作動される。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器60から鳴る音(この場合、車載オーディオ機器60は作動しているが周囲に音は響かない)が原因で警報器43から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置2による誤警報を確実に防止することができる。
・暖機運転開始要求信号(第1の受信信号)が制御手段(リモートスタートECU23、オーディオECU50)により取得されたときにおいて、制御手段が基準音と一致する音が車載オーディオ機器60から鳴らないように車載オーディオ機器60を制御する態様は、オーディオECU50が車載オーディオ機器60を制御する態様に限定されない。つまり、図3に示すように、暖機運転開始要求信号(第1の受信信号)が制御手段(リモートスタートECU23、オーディオECU50)により取得されたときにおいて、リモートスタートECU23がオーディオECU50に対する給電を禁止する構成を採用してもよい。
言い換えると、オーディオECU50が直接的に車載オーディオ機器60を制御する構成に代えて、リモートスタートECU23がオーディオECU50に対する給電を禁止することで同リモートスタートECU23が間接的に車載オーディオ機器60を制御する構成を採用してもよい。
この構成によると、暖機運転開始要求信号(第1の受信信号)が制御手段(リモートスタートECU23、オーディオECU50)により取得されたとき、リモートスタートECU23により暖機運転が開始される。そして、このとき、リモートスタートECU23によりオーディオECU50に対する給電が禁止される。そして、これにより、車載オーディオ機器60は作動されない。このため、暖機運転中に車載オーディオ機器60から鳴る音(この場合、鳴らない)が原因で警報器43から誤って警報が発せられることが確実に回避される。従って、オートアラーム装置2による誤警報を確実に防止することができる。
・言うまでもなく、自動車は、携帯機10の暖機運転開始スイッチ11が操作されることで車載エンジンが駆動(暖機運転)されることのみならず、乗車後にエンジン始動操作が行われることでも車載エンジンが駆動(通常運転)される。ここに、前記実施形態のように暖機運転中にあっては車載オーディオ機器60が作動されないようにする構成において、乗車後にエンジン始動操作が行われたとき、前回の降車時における車載オーディオ機器60の作動状態を反映させる構成を採用してもよい。
例えば、前回の降車時において車載オーディオ機器60が作動されたまま車載エンジンが停止されたのであれば、今回の乗車後にエンジン始動操作が行われたとき、車載オーディオ機器60は作動される。一方、前回の降車時において車載オーディオ機器60が作動されていない状態で車載エンジンが停止されたのであれば、今回の乗車後にエンジン始動操作が行われたとき、車載オーディオ機器60は作動されない。
このように構成すると、乗車後にエンジン始動操作が行われた場合のようにユーザが車内に居ることが明らかな状況下において、前回の降車時の状況を再現することでユーザに違和感を与えないというメリットがある。
・或いは、前記実施形態のように暖機運転中にあっては車載オーディオ機器60が作動されないようにする構成において、乗車後にエンジン始動操作が行われたとき、前回の降車時における車載オーディオ機器60の作動状態に拘わらず、車載オーディオ機器60を必ず作動させる構成を採用しても差し支えない。
・或いは、前記実施形態のように暖機運転中にあっては車載オーディオ機器60が作動されないようにする構成において、乗車後にエンジン始動操作が行われたとき、前回の降車時における車載オーディオ機器60の作動状態に拘わらず、車載オーディオ機器60を必ず作動させない構成を採用しても差し支えない。
エンジンリモートスタートシステムが適用されているとともに、オートアラーム装置が搭載され、さらにオーディオ制御装置が搭載されている本実施形態の自動車の構成を示すブロック図。 エンジンリモートスタートシステムが適用されているとともに、オートアラーム装置が搭載され、さらにオーディオ制御装置が搭載されている他の実施形態の自動車の構成を示すブロック図。 エンジンリモートスタートシステムが適用されているとともに、オートアラーム装置が搭載され、さらにオーディオ制御装置が搭載されている他の実施形態の自動車の構成を示すブロック図。
符号の説明
2…オートアラーム装置、10…携帯機(通信端末)、23…リモートスタートECU(オーディオ制御装置、制御手段、暖機運転制御手段)、30…車載エンジン、41…侵入センサ(音センサ)、43…警報器、50…オーディオECU(オーディオ制御装置、制御手段、オーディオ制御手段)、60…車載オーディオ機器。

Claims (5)

  1. 警報を発するべき状態にある旨の指標となる基準音が音センサにより検出されたときに警報器から警報が発せられるオートアラーム装置とともに車両に搭載されるオーディオ制御装置であって、
    車両から離れた地点から遠隔操作により車載エンジンを駆動させる暖機運転の開始を要求するために対応する通信端末から送信されてくる暖機運転開始要求信号を取得したとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器を制御する制御手段を備えていることを特徴とするオーディオ制御装置。
  2. 請求項1に記載のオーディオ制御装置において、
    暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する暖機運転制御手段と、
    車載オーディオ機器を制御するオーディオ制御手段とを備え、
    暖機運転制御手段は、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する旨を示す暖機運転開始信号をオーディオ制御手段に出力し、
    オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、基準音と一致する音が車載オーディオ機器から鳴らないように車載オーディオ機器を制御することを特徴とするオーディオ制御装置。
  3. 請求項2に記載のオーディオ制御装置において、
    オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、車載オーディオ機器に対する給電を禁止することを特徴とするオーディオ制御装置。
  4. 請求項2に記載のオーディオ制御装置において、
    オーディオ制御手段は、暖機運転制御手段から暖機運転開始信号が入力されたとき、車載オーディオ機器から音が鳴らない態様で車載オーディオ機器を作動させることを特徴とするオーディオ制御装置。
  5. 請求項1に記載のオーディオ制御装置において、
    暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、暖機運転を開始する暖機運転制御手段と、
    車載オーディオ機器を制御するオーディオ制御手段とを備え、
    暖機運転制御手段は、暖機運転開始要求信号が制御手段により取得されたとき、オーディオ制御手段に対する給電を禁止することを特徴とするオーディオ制御装置。
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